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投資情報メールマガジン 2019/10/28
イ意 の 近 道
−プロが導く「億」資産への近道− 週5回発行
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【ご挨拶】
将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析やコラムを参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!
★当メルマガは等長フォントでの閲覧を前提にしております★
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−本日の目次−
(本日の担当:炎のファンドマネージャ)
◆コラム「ほぼ同じ株価の銘柄比較」
◆コラム「来年から変わる学校教育で日本はIT先進国になれるか?」
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■ お知らせ ■
【億の近道創刊20周年記念セミナー&イベント開催】
億の近道が、本年11月で創刊満20年を迎えます。
これもひとえに執筆陣の皆さま、関係者の皆さま、そして何より読者の皆さ
まのおかげです。
誠に感謝に堪えません。ありがとうございます。
そこで、億の近道創刊満20年を記念して、セミナー&イベントを開催致し
ます。
億近の執筆陣が登壇し、ミニセミナーやアトラクションなどを行います。
美味しい料理とお飲み物をいただきながら楽しめます。
お飲み物はアルコール含む飲み放題です。
■ミニセミナー
・年末に向けての相場動向と注目銘柄(仮) 炎のファンドマネージャ氏
・個人投資家への提言(仮) 山本潤氏
ほか
■日時:11月24日(日) 17:15〜21:00
(最大15分程度の延長あり)
受付:17:15(この時間前には入場出来ません)
乾杯:17:45予定
■場所:東京都目黒区(お申込後、詳細をお知らせします)
■参加費:8,000円(お食事・飲み放題込 税込)
■登壇予定:炎のファンドマネージャ氏、山本潤氏、小屋洋一氏、楠浦崇央氏、
ぢんぢ部長氏ほか
■注意事項:
なお、通常のセミナーと会場が異なり、定員の関係で早期に募集終了になる
可能性があります。ご希望の方はお早めにお申し込み下さい。
また、お席は自由席で当日の先着順となります。あらかじめご了承下さい。
お申し込み後、ご入金頂いた参加費は当日遅刻及び欠席された場合でも原則
として返金致しませんので、重ねてご了承下さい。
お申込はこちらのフォームからお願いします。 ⇒
http://bit.ly/semi20th
皆さまのご参加をお待ちしております。
■主催:NPO法人イノベーターズ・フォーラム
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◆コラム「ほぼ同じ株価の銘柄比較」
光陰矢の如し。今年もはや11月を目前にしている。
3700もの銘柄の中から有望銘柄を皆さん流で探し出しリスクテイクして
成果を上げる。成果が上がれば本望だが、時には失敗に終わることもあり、株
式投資は楽しくもあり悲しいこともあり。悲喜こもごもの投資歴を重ねている
うちに、いつの間にか時が過ぎている。
本日は過去の株価変動はともかくほぼ同じ株価水準の銘柄同士を比べてどっ
ちが良いのかを検討してみることにする。
本日取り上げるのは堅物2銘柄。
堅物という意味は皆さんで考えて頂きたいのだが、投資家のことは意識しな
いでわが道を行く一風変わった企業と考えて頂いて良い。真面目に事業には取
り組んでいて儲かってはいるが自社のPRが下手くそ。なかなか変わろうとし
ない堅物の2銘柄は今日も市場人気が得られないまま推移している。
1.基礎工事業界のパイオニア的存在のテノックス(1905・JQ)
〜ポイント〜
1)相変わらず大人しい値動きが続くがそろそろ見直しのタイミングではな
いか
2)3月の安値780円から時価828円は6%上昇した水準+約4%の配
当金
3)11月8日に中間決算発表。見通しは未公表ではあるが、経常利益の進
捗率が50%を超えるかどうかに注目
4)今期予想EPS118円でPERは7倍の水準。今期の業績下方修正は
ないと見るが下期以降の業績は不透明。受注が端境期となることに注意
必要。
5)PBRは0.5倍以下で時価配当利回りは4%の水準
6)一昨年高値1355円から4割値下がりした水準
7)オリンピック需要に絡んだ受注の減少が株価に影響しているが指標は割
安な水準にある。
8)今期予想経常利益12億円に対して時価総額は57億円で倍率は4.8
倍
9)過去の経常利益のピークは2016.3期の19億円
10)保有する現預金は82億円で無借金経営
11)出来高は日々1万株以下で推移しており流動性に乏しいがこのところは
比較的出来高が増加傾向にある。
12)経営者は取引先で筆頭株主でもある住友商事の出身でサラリーマン社長
13)浮動株は95万株と推定
14)従業員数は連結ベースで277名
15)社員の年収は平均年齢42.7歳で650万円
16)発行済み株式数は769.4万株、自己株は89.4万株(ESOP含
む)
17)個人投資家向けのIRセミナーを開催するなどようやく注力はし始めた
がまだまだ熱心さには欠ける。アナリスト向け説明会を早期に開催すべ
きか?
2.建築材料の金属加工メーカー日創プロニティ(3440・東証2部)
〜ポイント〜
1)前期業績は想定を上回ったが今期の業績見通しを売上高110億円
(▲18.4%)、経常利益14.5億円(▲26.6%)としたことで
株価急落。
2)年初来安値を更新中だが、指標面では割安感出ており、見直しのタイミ
ングを探る局面と見られる。それにしてもこの水準でよく売りが出てく
る。
3)7月16日の東証2部上場後の高値1215円から時価820円は32.
5%下落した水準。
4)今期予想EPS152.5円に対してPER5.4倍。PBRは0.5
8倍、配当利回りは3%の水準
5)過去5期間で7回の業績上方修正を行っており、期初計画は控え目な可
能性
6)但しソーラー用架台の売上増が見られた前期に対して今期はソーラー架
台を中心に受注が大きく減少した中での見通しである点には注意。
7)M&Aに積極的ではあるが収益の稼ぎ頭はまだソーラー用の架台に依存
している。M&Aは来期にかけ50億円の資金枠を用意
8)今期予想経常利益14.5億円に対して時価総額は52.7億円で倍率
は3.6倍。
9)過去の経常利益のピークは2014年8月期の28.4億円
10)前期末で保有する現預金は46.4億円。投資有価証券0.4億円。
これに対して長短借入金は30.3億円
11)決算発表以降の出来高は1日平均約6万株。
12)戻り売りも含めて売り圧力が強いが下値では買いも入っている。
13)石田会長、石田社長(親子か)によるオーナー経営で成長意欲は強い
14)浮動株は110万株程度と推定。直近の8日間で出来高は50万株あり、
約半分は入れ替わったと推察される。
15)連結従業員数278名で社員の年収は平均43.8歳で485万円
16)発行済み株式数は736万株、自己株93.5万株
17)東証2部昇格後もIRには不熱心。時価総額からは考えにくいが、機関
投資家にしか説明しない方針。個人向けもアナリスト向けも一切説明会
を実施せず。
業種は違えども堅物で似たモノ同士の株価の変動。
皆さんは果たしてどちらに興味を持たれましたか。
どっちもどっちだが、株価が同じ水準なのでここからスタートで3か月後、
半年後、1年後をチェックしていきたい。
(炎)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者
の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)
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◆コラム「来年から変わる学校教育で日本はIT先進国になれるか?」
日本の経済停滞とともに教育の在り方が問われている。
義務教育、しかも小学校から英語教育を盛んにして国際的な人材の養成に努
めようとするわが国の文科省の狙いは日本経済の復活に果たしてつながるのだ
ろうか。
私はどちらかと言うとやや懐疑的なのだが、既に制度が始まっているから、
結果は20年後ぐらいには出るということになる。
グローバルな事業展開を行う企業の経営にとっては英語教育が早期にスター
トし採用した人材が即戦力で海外とのやり取りができてビジネスにもつながる
という意味では有意義なのかも知れませんが、却って子供の頃に英語嫌いにな
ったりしてそのまま大人になってしまいやしないかと考えてしまう。
英語が好きになって実際に海外の人々と会話を楽しめるかどうかが大事なの
で、まだ道半ばの施策なのかと思われる。
さて、英語に限らず文科省は来年度からプログラミング?教育を必修化する
という。知育絵本「ルビィのぼうけん」(翔泳社)を始めとして、蔦屋などの
書店にはこのような子供向けのプラグラミングに関する本が並んでおり、来年
からの教育内容の変化を先取りした動きが始まっている。
コンピュータは大人の世界の話だと思っていたが、今や多くの子供たちがゲ
ーム機やPC、スマホ、タブレット端末に接し大人顔負けの活動をし始めてい
る。コンピュータ社会は既に情報を中心としたインターネットからモノとモノ
がつながるIoT及びAIの時代へと更に深化しつつある。
ソフトバンクGの孫社長がAI群戦略を打ち出し世界の各分野のナンバーワ
ンAI企業に投資し、成果を上げるとしているが日本は遅れていて投資対象が
ないという厳しい発言をしている。確かに日本では米国のGAFAに匹敵する
世界企業は見当たらない。
過去もAIがブームになったことはあり、今回は3回目のブームとも言われ
るが、ディープラーニングによる機械学習が進む中でその応用編は様々な分野
に広がろうとしている。決してブームだけで終わる話ではなくビジネスにAI
は不可欠になるとの認識を持つ必要がある。
ソフトバンクGに別の出来事で降りかかった困難を前にAIと言うテーマが
消えつつある昨今で直近のIPO銘柄でAIをテーマにした銘柄も一緒に評価
を下げつつある中で、筆者が改めてAI関連企業に関心を持つに至った理由は
短期的な問題よりも長期的な方向性が決して間違ってはいないことだ。
それは未来の大人になる子供たちの生活にそのタネが撒かれようとしている
からだとも言える。
小学校でのプログラミング教育は何も将来大人になった子供たちがIT専門
従事者になるという目的だけではなく、物事を順序よく組み立てて考えられる
ようになるための必須スキルにあると言える。プログラミング教育は遊びの要
素も取り入れた新たな教育カリキュラムを子供たちに提供し、未来の社会を担
う人材を当たり前のように輩出することになると期待される。
受験戦争に勝ち抜くための教育、つまり知識に重きを置く教育ではなく知っ
ていることをいかに活用するかが求められる未来社会に向けた教育。AI社会
を恐れる意見もあるが、新たな教育制度の取り組みが未来を担う人々にAIに
指示を与え、AIを使いこなす能力が備わることになれば時代は今とは大きく
変わることになるだろう。
できればこうした教育制度は10年前に導入してほしかったがIT後進国と
なってしまった感がある日本社会にとって、遅まきながらも新制度の導入によ
って光明がもたらされれば幸いだ。
【参考:高値から調整中のAI関連5銘柄】
1.ソフトバンクG(9984)
時価4017円 先週の安値3958円
高値6045円(4.16)⇒安値3958円(10.25)
2.PKSHA Tech(3993)
時価4210円
高値7280円(6.17)⇒安値4070円(10.7)
3.オプティム(3694)
時価2695円
高値3825円(6.17)⇒安値2647円(8.22)
4.アクセル(6730)
時価602円
高値750円(7.8)⇒安値1)561円(8.29)
安値2)570円(10.23)
5.ニーズウェル(3992)
時価702円
高値848円(6.21)⇒安値672円(10.17)
(炎)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者
の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)
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■ お知らせ ■
億の近道月曜版執筆でおなじみの炎のファンドマネージャーが、肉声で相場
を語る炎チャンネル。
第79回「ソフトバンクGが市場資金を吸い取る」がアップされました。
第79回「ソフトバンクGが市場資金を吸い取る」
【ニコニコ動画】https://www.nicovideo.jp/watch/so35861116
【YouTube】https://youtu.be/jTMUjOMUFa0
【今回登場企業】ソフトバンクG libwork クロスフォー 日本精密
ぜひご視聴下さい。
相場のサマリーや個別銘柄動向などを5〜6分にまとめておりますので、
ご登録頂ければ幸いです。
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■ お知らせ ■
■四季報セミナー ガチャ氏×山本潤氏 四季報の裏側、全部お話しします!
四季報執筆&調査に5年間携わっていたガチャ氏が、その裏側と興味深い
トピックを全部開示。
実際に携わってきた人間だけが分かる深い話が聞けます!
また、事前にご質問を募集いたしますので、普段から疑問に思っていること、
ぜひ聞いてみたいことなどをお寄せ下さい。当日セミナー内で回答致します。
※時間の都合上、全ての質問にお答え出来ないことをご了承下さい。
また第2部では、ダイヤモンドフィナンシャルリサーチ運用者の山本潤氏を
加え、企業情報誌のポイントや活用法を含む裏側を語り合ってもらいます。
※山本氏は以前、ダイヤモンド株データブック(ダイヤモンド版四季報)を
立ち上げ、世に出したことがあります。
■セミナー第1部「四季報の裏側」
登壇者:ガチャ氏
・そもそも四季報とはどのような雑誌か
・四季報ができるプロセス(誰が、どのように作っているのか)
・四季報取材の様子
・業績予想はどのようにして作られているのか
・読者として四季報を読むコツ
ほか
■セミナー第2部「四季報など情報誌活用法とプロからの目線」
登壇者:ガチャ氏+山本潤氏
・普段から「四季報は読まない!」と公言する山本潤氏を加え、
座談会形式でお二人に語っていただきます。
・質疑応答の時間も設けます。
※内容は変更することがあります
[ガチャ氏プロフィール]
元四季報記者。
学生時代に株式投資をはじめ、新卒で東洋経済新報社に入社。
株ができなくなる代わりに四季報を書くようになる。
在職中は5年間記者として四季報執筆に携わり、製造業からエンタメ産業
まで幅広く担当。
その後機関投資家向けの調査会社に転職し、現在も企業調査を中心に活躍
している。
「山本潤氏プロフィール]
ダイヤモンドフィナンシャルリサーチ運用者。勝率80%を誇る運用のプロ。
精緻なボトムアップリサーチからの運用は他の追随を許さない。
成長株投資を目指す若いアナリストを育成するため奔走中。
■日時:12月7日(土) 18:30〜21:00(開場18:15)
(最大15分ほどの延長あり)
■場所:東京都渋谷区(詳細はお申込後ご案内いたします)
■参加費:8,000円(税込)
■懇親会
21:30〜近隣飲食店にて。90分ほどで終了予定。途中退出可能です。
参加費3,000円(税込)
申込時にフォームにて参加有無をお知らせ下さい。
お申込はこちら ⇒
http://bit.ly/shikiho01
■ご注意
申込締め切り日前でも定員に達した場合は受付終了致しますのであらかじめ
ご了承下さい。
お申し込み後、ご入金頂いた受講料は当日遅刻及び欠席された場合でも
原則として返金致しませんので、ご了承下さい。
当日の会場での録音・録画・生中継・画像撮影などは固くお断り致します。
■主催
NPO法人イノベーターズフォーラム
※「四季報」「会社四季報」は東洋経済新報社の登録商標です。
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編集者:億の近道発行プロジェクト
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