特許から見える企業の課題と仕事



 特許とは、特許法に基づいて出願人が権利化したい技術範囲を文書化したものであり、その実態は技術課題の課題解決方法を文書にまとめたものである。
 企業での技術開発は利益追求を目的として行われるが、具体的には世の中に受け入れられる製品の開発やサービス創出のための研究開発が行われる。


 ところで、課題とはマクロ的には企業の目標として設定されるものであり、ミクロ的には課題が細分化された上で、企業に関わる様々な人の業務として課題解決が実行されることになる。


 このように、特許とは個々の企業が利益追求を目的として課題を設定し、その解決方法をまとめたものであるから、関心のある企業や製品カテゴリーに関連する特許を調べれば、企業が利益を創出するための根拠にアクセスすることが可能となる。


 もちろん、特許を細部まで理解するには特許法が規定する「当業者」としての技術レベルが必要となるが、個々のレベルに応じた特許調査を始めることができれば大きな前進である。
 皆さんが得意とする財務分析に特許分析を多少でも加えることができれば投資判断における個々の確信度が高まり、やがては実績と自信につなげることができるだろう。

 手始めに、以下のステップで特許に触れてみるのが近道である。


1)特許明細やがどのようなものであるかをざっと理解したうえで、
2)特許調査に便利な特許分類と公的データベースを利用した特許調査について知り、
3)自分が知りたい企業や技術に関して調べてみる。


 最初の特許調査は、企業名と特許のタイトルを100件ほどリストにして眺めて見るだけでも新たな感覚を得られると思う。財務分析や企業調査が得意な人は大いなる深化への扉が開くと思う。


 9月8日の特許セミナー(午前)では、そのための第一歩となるような話と特許明細の読み方実習を行い、午後は、ロボットとAIに関する具体的な企業研究にまで一気に深化させる。

 当日をお楽しみに!


(村上次郎)


− 村上次郎氏のプロフィール −

 大手エレクトロニクスメーカーでの長年の研究開発経験をベースに現在特許技術調査業務に従事。これまでの豊富な特許出願経験とは真逆の業務を経験することで戦略的特許出願は為せば成る(高率で権利化できる)ことを確信。

 若手時代のデバイス研究開発に始まり、大学との共同研究、国家プロジェクトリーダーなどの経験豊富。工学博士。億近ゼミ一期生。


[億の近道 特許関連コラム]
 特許検索J-PlatPat活用法 http://okuchika.net/?eid=7642
 トヨタにみる開発方針の大転換 http://okuchika.net/?eid=7657
 気になる企業の特許を読んでみよう! http://okuchika.net/?eid=7658
 特許情報から投資アイデアを得よう http://okuchika.net/?eid=7674
 なぜ知財が投資家に重要か−企業は人なり http://okuchika.net/?eid=7927


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)


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クリックだけでも結構ですし、コメントをいただけるともっと嬉しいです!



■山本潤コーディネイト「第2回知財情報活用セミナー」のご案内


 本年4月に開催された特許情報を投資に活用するためのセミナー、第2回目
が開催されます。

 大好評だった前回の内容に加え、特許(知財)情報の整理や利用ツール、ま
た具体的な企業を取り上げてのケーススタディなど、より詳細に踏み込んで演
習も行いますので、参加者の皆さんが知財活用を実践できるような内容です。

 テーマはAI、ロボットです。

 ぜひご参加下さい!


【講師】

 山本潤氏(元ヘッジファンドアナリスト・特許活用投資のプロ)
 村上次郎氏(元大手メーカー研究者・特許先行調査業務従事中)
 楠浦 崇央氏(発明塾塾長)


【日時】

 9月8日(土)10:00〜16:00
※終了後、懇親会もあります。もちろん講師陣も参加します。


【場所】

 東京都・秋葉原


【参加費】

 20,000円(税込)

お申し込み・詳細はこちら

 https://peraichi.com/landing_pages/view/patent0908

主催:株式会社 リンクス リサーチ/TechnoProducer 株式会社


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市場潮流

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 今週(8月27〜31日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で263円38銭上昇し(率にして1.2%の上昇)、2万2865円16銭で取引を終えました。2週連続の上昇です。

 前週の地合いを引き継ぎ、30日(木)まで8日続伸。週末の31日(金)は小幅ながら反落しました。米国株が上昇基調を維持したことに加え、中国・上海株などアジアの株式相場も軒並み回復基調となり、28日(火)には一時、日経平均株価が2万3000円を約2カ月半ぶりに上回りました。
 31日(金)は、トランプ米大統領が来週にも2000億ドル分の中国製品に対する追加関税を発動するとの報道から安く始まりました。しかし、中国の8月の製造業PMIが51.3となり、7月実績(51.2)から0.1ポイント改善したほか、市場コンセンサス予想の51.0を上回ったことから、中国の景気に対する安心感が広がり、日経平均株価は大引けにかけ、戻り歩調となりました。


 来週は引き続き、貿易摩擦問題への警戒感が燻るものと思われます。
 日経平均株価が2万3000円を上回って上昇に向かうのは、当面難しいように思われます。

 引き続き、好業績銘柄を個別に評価したいと思います。


(水島寒月)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)


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億の近道2018/08/31


■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
投資情報メールマガジン                  2018/08/31号
              イ意 の 近 道

         −プロが導く「億」資産への近道−   週5回発行
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

【ご挨拶】
 将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析やコラムを参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!

   ★当メルマガは等長フォントでの閲覧を前提にしております★

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             −本日の目次−
       (本日の担当:水島寒月&村上次郎)


    ◆コラム「市場潮流」:水島寒月
    ◆コラム「特許から見える企業の課題と仕事」:村上次郎


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■ お知らせ ■


 億の近道月曜版執筆でおなじみの炎のファンドマネージャーが、肉声で相場
を語る炎チャンネル。
 第25回目「強い全体相場」がアップされました。

 25回目「強い全体相場」
 【YouTube】https://youtu.be/pl-JZWrY8UE
 【ニコニコ動画】http://www.nicovideo.jp/watch/1535682305

 ぜひご視聴下さい。

 相場のサマリーや個別銘柄動向などを5〜6分にまとめておりますので、
 ご登録頂ければ幸いです。
 目下は無料番組ではありますが、価値あるコンテンツ作りに努めております
ので宜しくお願いします。


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◆コラム「市場潮流」


 今週(8月27〜31日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で263
円38銭上昇し(率にして1.2%の上昇)、2万2865円16銭で取引を
終えました。2週連続の上昇です。

 前週の地合いを引き継ぎ、30日(木)まで8日続伸。週末の31日(金)
は小幅ながら反落しました。米国株が上昇基調を維持したことに加え、中国・
上海株などアジアの株式相場も軒並み回復基調となり、28日(火)には一時、
日経平均株価が2万3000円を約2カ月半ぶりに上回りました。
 31日(金)は、トランプ米大統領が来週にも2000億ドル分の中国製品
に対する追加関税を発動するとの報道から安く始まりました。しかし、中国の
8月の製造業PMIが51.3となり、7月実績(51.2)から0.1ポイ
ント改善したほか、市場コンセンサス予想の51.0を上回ったことから、中
国の景気に対する安心感が広がり、日経平均株価は大引けにかけ、戻り歩調と
なりました。


 来週は引き続き、貿易摩擦問題への警戒感が燻るものと思われます。
 日経平均株価が2万3000円を上回って上昇に向かうのは、当面難しいよ
うに思われます。

 引き続き、好業績銘柄を個別に評価したいと思います。


(水島寒月)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者
の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)


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■ お知らせ ■


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立つ内容を予定しています。

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◆コラム「特許から見える企業の課題と仕事」


 特許とは、特許法に基づいて出願人が権利化したい技術範囲を文書化したも
のであり、その実態は技術課題の課題解決方法を文書にまとめたものである。
 企業での技術開発は利益追求を目的として行われるが、具体的には世の中に
受け入れられる製品の開発やサービス創出のための研究開発が行われる。


 ところで、課題とはマクロ的には企業の目標として設定されるものであり、
ミクロ的には課題が細分化された上で、企業に関わる様々な人の業務として課
題解決が実行されることになる。


 このように、特許とは個々の企業が利益追求を目的として課題を設定し、そ
の解決方法をまとめたものであるから、関心のある企業や製品カテゴリーに関
連する特許を調べれば、企業が利益を創出するための根拠にアクセスすること
が可能となる。


 もちろん、特許を細部まで理解するには特許法が規定する「当業者」として
の技術レベルが必要となるが、個々のレベルに応じた特許調査を始めることが
できれば大きな前進である。
 皆さんが得意とする財務分析に特許分析を多少でも加えることができれば投
資判断における個々の確信度が高まり、やがては実績と自信につなげることが
できるだろう。


 手始めに、以下のステップで特許に触れてみるのが近道である。


1)特許明細やがどのようなものであるかをざっと理解したうえで、
2)特許調査に便利な特許分類と公的データベースを利用した特許調査につい
  て知り、
)自分が知りたい企業や技術に関して調べてみる。


 最初の特許調査は、企業名と特許のタイトルを100件ほどリストにして眺
めて見るだけでも新たな感覚を得られると思う。財務分析や企業調査が得意な
人は大いなる深化への扉が開くと思う。


 9月8日の特許セミナー(午前)では、そのための第一歩となるような話と
特許明細の読み方実習を行い、午後は、ロボットとAIに関する具体的な企業
研究にまで一気に深化させる。

 当日をお楽しみに!


(村上次郎)


− 村上次郎氏のプロフィール −

 大手エレクトロニクスメーカーでの長年の研究開発経験をベースに現在特許
技術調査業務に従事。これまでの豊富な特許出願経験とは真逆の業務を経験す
ることで戦略的特許出願は為せば成る(高率で権利化できる)ことを確信。

 若手時代のデバイス研究開発に始まり、大学との共同研究、国家プロジェク
トリーダーなどの経験豊富。工学博士。億近ゼミ一期生。


[億の近道 特許関連コラム]
 特許検索J-PlatPat活用法 http://okuchika.net/?eid=7642
 トヨタにみる開発方針の大転換 http://okuchika.net/?eid=7657
 気になる企業の特許を読んでみよう! http://okuchika.net/?eid=7658
 特許情報から投資アイデアを得よう http://okuchika.net/?eid=7674
 なぜ知財が投資家に重要か−企業は人なり http://okuchika.net/?eid=7927


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者
の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)


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 本年4月に開催された特許情報を投資に活用するためのセミナー、第2回目
が開催されます。

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た具体的な企業を取り上げてのケーススタディなど、より詳細に踏み込んで演
習も行いますので、参加者の皆さんが知財活用を実践できるような内容です。

 テーマはAI、ロボットです。

 ぜひご参加下さい!


【講師】

 山本潤氏(元ヘッジファンドアナリスト・特許活用投資のプロ)
 村上次郎氏(元大手メーカー研究者・特許先行調査業務従事中)
 楠浦 崇央氏(発明塾塾長)


【日時】

 9月8日(土)10:00〜16:00
※終了後、懇親会もあります。もちろん講師陣も参加します。


【場所】

 東京都・秋葉原


【参加費】

 20,000円(税込)

お申し込み・詳細はこちら

 https://peraichi.com/landing_pages/view/patent0908

主催:株式会社 リンクス リサーチ/TechnoProducer 株式会社


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【石川臨太郎の有料メルマガ、好評配信中!】


有料メルマガは週1回・火曜日配信です。
詳細は http://www.iforum.jp/magazine.htm をご参照下さい。


【どんな経済状況でも黒字キープ!強い事業力と保有資産がある安定配当・優
 待の低PBRストック型ビジネスモデル企業を研究!!】


 今週配信の有料メルマガでは、約1世紀の歴史があり、リーマンショックで
も大震災でも黒字を維持する強い事業を持ち、キャッシュリッチで低PBR高
自己資本比率の、グローバル展開にも積極的な、安定配当が期待出来るストッ
ク型ビジネス企業を研究しています。


 また、コラムでは、「一時的な流行(=相場テーマ)で株価が大きく上がる
企業に投資して、一獲千金で大きな利益を狙うより、過去の業績の推移をしっ
かりと確認して、普通に黒字を出し続ける企業にこそ、投資すべき時だと実感
しています。地味でも中期経営計画に基づいて、着実な経営努力を積み重ね、
ますます強いビジネスを作り、資産を積み上げている企業にこそ、投資すべき
だと考えて、投資対象を見直しています。」と題し、一部億の近道に掲載した
ほかに、決算短信発表後の暴落した銘柄のうち、安く投資するチャンスと考え
られる9銘柄をピックアップ。そのうち3銘柄については詳細コメントも掲載
しています。

 さらに、最近のヘッジファンドによる市場への影響について考察すると同時
に、報道による株価下落などについても、参考銘柄を挙げながらチェックして
います。

 金曜までにお申し込みの方には、本号も差し上げます。ぜひご購読を。


有料メルマガは週1回・火曜日配信です。
詳細は http://www.iforum.jp/magazine.htm をご参照下さい。


 過去サンプル(研究銘柄)
 銘柄研究 帝国電機製作所(6333)http://okuchika.jugem.jp/?eid=5007
 銘柄研究 わらべや日洋(2918) http://okuchika.jugem.jp/?eid=4234
 銘柄研究 ミライアル(4238)  http://okuchika.jugem.jp/?eid=4244

過去サンプル(コラム)

 増益修正や増配発表企業の株価が下落するのはチャンス(2017/02/28)
 http://okuchika.net/?eid=6894

 安心できる企業の株でポートフォリオの再構築したい(2017/01/10)
 http://okuchika.net/?eid=6789

 割安企業を選んで分散投資を行えばリバウンド相場で大きく稼げる
 (2016/12/27)
 http://okuchika.net/?eid=6776

 現代の錬金術である株式投資を使って、老後の生活を少しでも豊かにしよう
 とするための心得(2012/11/06)
 http://okuchika.jugem.jp/?eid=4235


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 「億の近道」のwebはバックナンバー閲覧を重点に置いた、ブログ風の作
りになっております。現在、2005年1月分まで掲載しておりますが、順次
過去分を追加していく予定です。コメントなどはつけられませんが、まとめ読
みなどに是非ご利用下さい。
 http://okuchika.net/


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 「億の近道」での有償のサービス等は「石川臨太郎の有料メールマガジン」
以外行っておりません。紛らわしい名称のサービスは弊社と一切関係ありませ
んのでご注意下さい。

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編集者:億の近道発行プロジェクト
発行者:NPO法人イノベーターズ・フォーラム
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知財セミナーにかける想い



 財務セミナーはすぐに定員が埋まるのに対して、数学教室や知財セミナーは人気が正直ありません。9月8日もまだ15名ほど定員に空きがあります。

 これはわたしたちのアピールの仕方が悪いからでしょう。

 つまり、「なぜ特許なの? 投資とどう関係があるの?」について、その重要性が伝わっていないからでしょう。


 特許分析は投資に必要不可欠です。

 わたしが特許を読むのは、それが企業の開発の現場の社員が直接書いたものですから、読めば多くの新しい情報が得られるからです。

 それらが投資に役立つ理由は、以下の通りです。

1)開発中心者が特定できるので取材内容が深くなる。開発者が特定できる。企業取材のときに、その方に会える。そして、その方に会えないときも、どんな方も取材することができる。

2)企業の提供する商品を深く理解することができる。特許に商品の新規性が書かれている。

3)企業の重点開発方針がわかる。企業が急いでとった技術を知ることができる。早期請求特許を読むことで時間が節約できる。

4)ビジネスモデルが理解できる。ブラックボックス化が好ましい企業かどうかを特許戦略から理解できる。

5)ライバルが特定できる。競合他社がJ−PlatPatの逆引きで特定できる。

6)共同出願などで仲間か敵かを特定できる。


 1)以外は、前回の特許セミナーでも行いました。pythonスクリプトを希望者には配布しています。

 そのスクリプトを実行するだけで、早期審査の状況、IPC技術領域における占有度合いなど、共同研究、ライバルなどが分析できます。(今回も希望者にすべて配布します)

 しかし、今回の知財セミナーは、それだけではないのです。

 わたしたちの真の狙いである、運用力の大幅な向上の仕組みつくりを担っているのです。


 知財セミナー9月8日の6時間コースですが、ぜひ、参加してください。
 かかった費用以上のことをお返しするように努力します。


[セミナー参加者への特権について]

===コミュニティの創設===

 知財コミュニティーの創出と意見交換の場をつくります。
 FaceBook上、あるいは、スレッドを作成できる掲示板か、検討中ですが知財・技術力評価のコミュニティをつくるのです。
 FBはログが流れてしまうので、掲示板になる公算が高いです。
 そこに、発明家の楠浦さん、知財専門家の村上さん、エンジニア出身の相川さん、そして、わたしが積極的に分析結果を公表していきます。

 そのコミュニティは永続化を目指します。
 つまり、これから、知財セミナーは4ヶ月間隔で開催予定です。
 テーマを医療機器やバイオなど、変えていく予定です。

 質問がある人は、質問をFBで投げる。それに対する知見をみんなで投稿し合うという仕組みをつくります。
 ここに全国の研究者、エンジニア、医療関係者、長期投資家を結集させていく計画です。

 コミュニティの価値を閉鎖環境で高めていく計画です。
 毎回、50人程度の定員に対して、半数はリピートをしていただけるのかなと考えております。

 というのも、今回は、ロボットですが、次回は医療機器やバイオなど、テーマを毎回変えていくからです。


===知財・技術力評価コミュニティへの定期的な情報フィードバック===

 リンクスリサーチや発明塾や村上さんの分析調査や取材内容について、コミュニティにフィードバックしていきます。
 一度、知財セミナーに参加した人は、FBのコミュニティの会員になります。
(希望者であれば)

 コミュニティは、技術評価を参考に、最終的には運用力の向上、他の運用との差別化を目標に運営します。
 運用とは、人がやらないものを中心にありとあらゆるものを持ち寄る作業です。

「この企業のこと、みなさん、どう思いますか?」という質問にもお答えします。知財面はこう。技術的にはこうと。

 ある企業については、「簡単な技術じゃないよ」という現役エンジニアの方からのフィードバックがあったりして、いまでも大変助かっています。
 なかなか、そういう機会は一般投資家の方々にはないと思います。参考になるはずですので、どしどしご質問ください。
(投資の成功への確信度合いが高まります)


===当日の疑問点、普段からの疑問点、質問にすべてお答えします===

 当日、参加者からの疑問点、質問については、持ち帰り、すべてお答えします。

 ぜひ、セミナーにご参加ください。あと15人程度、枠が空いております。



[当日のわたしのセミナー内容]


 わたしは、これからも、もっと運用がうまくなりたいと考えております。
 そのためには、よい仲間つくり、疑問をぶつけ合う環境づくりが大切になります。

 わたしの方からは、ブルーオーシャン戦略を知財面で勝ち取っている企業の例をいくつか提示する予定です。
 わたしの発表は短いですが、相川さん、村上さんが午前中。午後は楠浦さんの演習中心のセミナーとなります。


[リンクスリサーチを応援していただき、誠にありがとうございます]

 英国のマングループの日本株運用チームの仲間たちと会社をやめて1年1ヶ月が経過しました。
 わたしたちは、過去、20年に渡り、トレードの勝率8割を達成するだけではなく、リスクの1.5倍のリターンをあげるなどの、単位リスクあたりのリターンの最大化を目指してきました。
 しかしながら、まだ、われわれの運用は未熟です。
 わたしたちには運用力の向上の余地はまだまだ大きいと考えています。

 わたしたちの究極の目標は運用資産規模に応じない定額制の運用会社を作ることです。
 その定額料金の運用機関が世界で一番運用が上手いということになれば、金融業界は変わらざるを得ない。
 それを狙っています。

 準備は着実に進んでいるのですが、まずやならないければならないことがありました。

 自分たちの運用力を圧倒的に向上させることです。
 これが、わたしたちの絶対に譲れない優先順位なのです。

 株式運用では、ありとあらゆるものを総合して勝負をします。
 ありとあらゆるもののといっても、他人がみんなやっているものではなく、自分たちしかやっていないものをやる。
 そのために、全国の達人、全国の専門家とのネットワークを構築するために、個人投資家層を開拓することにしたのです。

 お医者さんもいれば、エンジニアもいる。個人投資家の方々の中には、非常に熱心に投資に取り組む専業投資家さんも多数いる。
 ネットワークをつくり、彼らと協業することで、新しい付加価値が生まれる、と確信しています。

 おかげさまで、この1年で、専業投資家のみなさんやエンジニアや医療関係者との素晴らしい出会いが数多くあります。
 情報量も情報の質も向上しているのは嬉しいことです。


 さて、運用でもっとも大切なことのひとつは、計量です。
 バリューを測る、売上を予測する、という作業です。
 そのために、big dataを扱えるようになる。エンジニアを採用して、python教室を開催するのは、計量化のためです。
 システム設計には、数学の枠組みや体系が役に立ちます。数学の勉強会はベクトル解析や統計確率を中心に行っています。
 理論的な土台がしっかりしていることが計量には重要なのです。

 売上予想について。これをわたしたちの差別化要因にしたい。
 売上とは、潜在的な社会の需要の可視化です。
 そこがわかっていないファンドマネジャーが多い。
 つまり、需要ではなく供給だけを見ている。
 供給は目に見えるが、膨大な潜在需要は目に見えない。
 それを見る訓練が必要です。

 社会に横たわる膨大な潜在需要の計測の技術が必要なのです。
 社会を部品に分解して、それを再構築するためには、理系領域の知識も必要となるのです。


[理系領域に踏み込むと少数派になる]

 わたしたちは、運用には理系領域の専門性が必要であるという立場です。
 化学や物理や数学などの基礎は必要だと思っています。
(アナリストは理系大学院の学位があったほうがよいと考えています。)

 運用している人々の8割がもし文系ならば、理系は2割。
 少数派の理系が運用では有利です。

 特許が読めるとどう運用が変わるか、それについて、もう少し書かないといけないと思うのですが、わたしたちが目指しているのは、みなさんへの良質な知財情報サービスの提供です。
 それを行うことで、自分たちの運用能力も上がるのです。

 発明塾の楠浦さんや工学博士の村上さんをアドバイザーとしてお迎えできるのは、みなさんにとっても、わたしたちにとっても、ラッキーなことなのです。
 ノウハウを他人に公開するからこそ、自分に技術の基本形や型が身につくものです。

 わたしたちは、方針として、これからも、わたしたちのノウハウはすべて公開していきます。

 そのことで、むしろ、自分の技術力を時間比例で向上させていく考えです。
 どんどん公開しても、必ず、一歩先を歩き、過去の自分に追いつかれないように、今日のわたしたちが頑張る必要があります。
 日々の努力を自らに強要することで自ら成長できると思っています。


 セミナーとは面白いものです。
 セミナー受講者さんも勉強になりますが、セミナー講師にとっても相当な勉強になるものなのです。
 セミナーとはwin−winなのです。


[わからないことに取り組むのはそれが差別化になるから]

 簡単に理解できるものばかりをやっていたのでは、人間進歩がありません。
 わからないものに取り組むのはストレスです。
 そのストレスを乗り越えて、わからないものを何回も読んでみることによって、人との差別化ができると思うのです。


 それでは、みなさま、楽しい投資のため、長期の投資力の向上ため、ぜひ、知財セミナーをご活用ください。

 ぜひ、セミナーにお越しください。
 よろしくお願いします。


リンクスリサーチ
山本 潤


NPOイノベーターズフォーラム理事。
メルマガ「億の近道」執筆17年間継続。
1997−2003年年金運用の時代は1000億円の運用でフランク・ラッセル社調べ上位1%の成績を達成しました。
その後、2004年から2017年5月までの14年間、日本株ロング・ショート戦略ファンドマネジャー。
みんなの運用会議では、自分のおカネを10年100倍の資産運用を目指している。
コロンビア大学大学院修了。
法哲学・電気工学・数学の3つの修士号を持っています。


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)


このコラムはいかがでしたか?面白かった・役に立ったと思った方は
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クリックだけでも結構ですし、コメントをいただけるともっと嬉しいです!

山本潤氏の過去コラム → http://okuchika.jugem.jp/?cid=6


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 本年4月に開催された特許情報を投資に活用するためのセミナー、第2回目が開催されます。

 大好評だった前回の内容に加え、特許(知財)情報の整理や利用ツール、また具体的な企業を取り上げてのケーススタディなど、より詳細に踏み込んで演習も行いますので、参加者の皆さんが知財活用を実践できるような内容です。

 テーマはAI、ロボットです。

 ぜひご参加下さい!


【講師】

 山本潤氏(元ヘッジファンドアナリスト・特許活用投資のプロ)
 村上次郎氏(元大手メーカー研究者・特許先行調査業務従事中)
 楠浦 崇央氏(発明塾塾長)


【日時】

 9月8日(土)10:00〜16:00
※終了後、懇親会もあります。もちろん講師陣も参加します。


【場所】

 東京都・秋葉原


【参加費】

 20,000円(税込)

お申し込み・詳細はこちら

 https://peraichi.com/landing_pages/view/patent0908

主催:株式会社 リンクス リサーチ/TechnoProducer 株式会社



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宅配事情



 今週月曜日(27日)の日経社説「持続的に防衛力を・・・」とP3の「建設、外国人頼みに限界」の両記事を読んで、役に立たない族議員(=老害)の暗躍をリアルに感じてしまい、嫌な気分になりました。
 10年以上前からの(それほど難しくも無い)課題に対してさえ、まるっきり進歩が無いのですから呆れます。
 政治生命維持の為に、あらゆるところで日本の成長を阻害し、蝕むゴキブリ達。国のマネジメントがこれですから、実務の公務員までが平然と不正を働くようになりました。


 平成の30年間、日本が危機感の欠落した政治を続けながら停滞している間に、お隣の独裁国家は名目GDPが26倍にもなり、とうとう手が付けられなくなってきました。
 それに追い打ちをかけるように、知性の感じられない、乱暴な言動で世界を混乱させる米国トランプ大統領。その一方で、自国市場が大きく、海外から文句を言われ辛いことを幸いに10年以上に渡り自国産業育成のためにWTO違反を繰り返してきた中国。あらゆることに平然と嘘をつき、国際法も無視する独裁政権相手ですから、無茶な大統領の登場も止むを得ないところまで来てしまったと感じています。


 そんな中で国内株式市場はと言うと、政府と日銀がタッグを組んでインフレを目指しているものの、日銀の買い支えなどを考慮しても、どう楽観的に考えても東証一部時価総額で700兆円辺りが限界かな?と感じています。
 今の日経平均株価でみればザックリ25,000円辺りでしょうか。

 少子高齢化の進展によって将来の見通しは暗いものの、踏ん張るためにも日本が真っ先に手を付けねばならないのが、30代〜40代の主力現役世代に負担を掛けない産業構造への転換では無いでしょうか。優秀で勤勉な外国人にも多数来て欲しい。

 求人数が増え続ける宅配や介護の現場でも、ラストワンマイルや直接世話をする部分は人がやらねばなりませんが、その他の部分はIT化による自動運転や自動管理システムの導入で労働力負担を大きく減らす工夫が必要になります。それらの進展により業務の効率化と収入増へと繋げられるのが理想です。

 先進的な自動化されたモーダルシフト、介護支援業務や機器の整備など、技術と資金を集中的に投下し、高齢化が進む日本独自の産業・技術、そして人材を育てるチャンスと思います。
 技能実習生などと言うごまかしで真面目な若者たちを安く使い倒すような悪徳政策では貴重な人材は集まりません。


 既得権を守るための場当たり政策や硬直的で無駄の多い予算配分を見直し、日本の構造転換を促す政策が待たれます。議員バッチを維持する為の地元後援会への予算獲得や高齢者へのバラマキ政策しか思いつかない、貧相な脳ミソしかない政治家はふるい落とさねばいけません。


(街のコンサルタント)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)


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億の近道2018/08/30


■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
投資情報メールマガジン                  2018/08/30号
              イ意 の 近 道

         −プロが導く「億」資産への近道−   週5回発行
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

【ご挨拶】
 将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析やコラムを参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!

   ★当メルマガは等長フォントでの閲覧を前提にしております★

===================================


             −本日の目次−
      (本日の担当:街のコンサルタント&山本潤)


     ◆コラム「宅配事情」:街のコンサルタント
     ◆コラム「知財セミナーにかける想い」:山本潤


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◆コラム「宅配事情」


 今週月曜日(27日)の日経社説「持続的に防衛力を・・・」とP3の「建
設、外国人頼みに限界」の両記事を読んで、役に立たない族議員(=老害)の
暗躍をリアルに感じてしまい、嫌な気分になりました。
 10年以上前からの(それほど難しくも無い)課題に対してさえ、まるっき
り進歩が無いのですから呆れます。
 政治生命維持の為に、あらゆるところで日本の成長を阻害し、蝕むゴキブリ
達。国のマネジメントがこれですから、実務の公務員までが平然と不正を働く
ようになりました。


 平成の30年間、日本が危機感の欠落した政治を続けながら停滞している間
に、お隣の独裁国家は名目GDPが26倍にもなり、とうとう手が付けられな
くなってきました。
 それに追い打ちをかけるように、知性の感じられない、乱暴な言動で世界を
混乱させる米国トランプ大統領。その一方で、自国市場が大きく、海外から文
句を言われ辛いことを幸いに10年以上に渡り自国産業育成のためにWTO違
反を繰り返してきた中国。あらゆることに平然と嘘をつき、国際法も無視する
独裁政権相手ですから、無茶な大統領の登場も止むを得ないところまで来てし
まったと感じています。


 そんな中で国内株式市場はと言うと、政府と日銀がタッグを組んでインフレ
を目指しているものの、日銀の買い支えなどを考慮しても、どう楽観的に考え
ても東証一部時価総額で700兆円辺りが限界かな?と感じています。
 今の日経平均株価でみればザックリ25,000円辺りでしょうか。

 少子高齢化の進展によって将来の見通しは暗いものの、踏ん張るためにも日
本が真っ先に手を付けねばならないのが、30代〜40代の主力現役世代に負
担を掛けない産業構造への転換では無いでしょうか。優秀で勤勉な外国人にも
多数来て欲しい。

 求人数が増え続ける宅配や介護の現場でも、ラストワンマイルや直接世話を
する部分は人がやらねばなりませんが、その他の部分はIT化による自動運転
や自動管理システムの導入で労働力負担を大きく減らす工夫が必要になります。
それらの進展により業務の効率化と収入増へと繋げられるのが理想です。

 先進的な自動化されたモーダルシフト、介護支援業務や機器の整備など、技
術と資金を集中的に投下し、高齢化が進む日本独自の産業・技術、そして人材
を育てるチャンスと思います。
 技能実習生などと言うごまかしで真面目な若者たちを安く使い倒すような悪
徳政策では貴重な人材は集まりません。


 既得権を守るための場当たり政策や硬直的で無駄の多い予算配分を見直し、
日本の構造転換を促す政策が待たれます。議員バッチを維持する為の地元後援
会への予算獲得や高齢者へのバラマキ政策しか思いつかない、貧相な脳ミソし
かない政治家はふるい落とさねばいけません。


(街のコンサルタント)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。また、当該情報は執筆時点での取材及び
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◆コラム「知財セミナーにかける想い」


 財務セミナーはすぐに定員が埋まるのに対して、数学教室や知財セミナーは
人気が正直ありません。9月8日もまだ15名ほど定員に空きがあります。

 これはわたしたちのアピールの仕方が悪いからでしょう。

 つまり、「なぜ特許なの? 投資とどう関係があるの?」について、その重
要性が伝わっていないからでしょう。


 特許分析は投資に必要不可欠です。

 わたしが特許を読むのは、それが企業の開発の現場の社員が直接書いたもの
ですから、読めば多くの新しい情報が得られるからです。

 それらが投資に役立つ理由は、以下の通りです。

1)開発中心者が特定できるので取材内容が深くなる。開発者が特定できる。
  企業取材のときに、その方に会える。そして、その方に会えないときも、
  どんな方も取材することができる。

2)企業の提供する商品を深く理解することができる。特許に商品の新規性が
  書かれている。

3)企業の重点開発方針がわかる。企業が急いでとった技術を知ることができ
  る。早期請求特許を読むことで時間が節約できる。

4)ビジネスモデルが理解できる。ブラックボックス化が好ましい企業かどう
  かを特許戦略から理解できる。

5)ライバルが特定できる。競合他社がJ−PlatPatの逆引きで特定で
  きる。

6)共同出願などで仲間か敵かを特定できる。


 1)以外は、前回の特許セミナーでも行いました。pythonスクリプト
を希望者には配布しています。

 そのスクリプトを実行するだけで、早期審査の状況、IPC技術領域におけ
る占有度合いなど、共同研究、ライバルなどが分析できます。
(今回も希望者にすべて配布します)

 しかし、今回の知財セミナーは、それだけではないのです。

 わたしたちの真の狙いである、運用力の大幅な向上の仕組みつくりを担って
いるのです。


 知財セミナー9月8日の6時間コースですが、ぜひ、参加してください。
 かかった費用以上のことをお返しするように努力します。


[セミナー参加者への特権について]

===コミュニティの創設===

 知財コミュニティーの創出と意見交換の場をつくります。
 FaceBook上、あるいは、スレッドを作成できる掲示板か、検討中で
すが知財・技術力評価のコミュニティをつくるのです。
 FBはログが流れてしまうので、掲示板になる公算が高いです。
 そこに、発明家の楠浦さん、知財専門家の村上さん、エンジニア出身の相川
さん、そして、わたしが積極的に分析結果を公表していきます。

 そのコミュニティは永続化を目指します。
 つまり、これから、知財セミナーは4ヶ月間隔で開催予定です。
 テーマを医療機器やバイオなど、変えていく予定です。

 質問がある人は、質問をFBで投げる。それに対する知見をみんなで投稿し
合うという仕組みをつくります。
 ここに全国の研究者、エンジニア、医療関係者、長期投資家を結集させてい
く計画です。

 コミュニティの価値を閉鎖環境で高めていく計画です。
 毎回、50人程度の定員に対して、半数はリピートをしていただけるのかな
と考えております。

 というのも、今回は、ロボットですが、次回は医療機器やバイオなど、テー
マを毎回変えていくからです。


===知財・技術力評価コミュニティへの定期的な情報フィードバック===

 リンクスリサーチや発明塾や村上さんの分析調査や取材内容について、コミ
ュニティにフィードバックしていきます。
 一度、知財セミナーに参加した人は、FBのコミュニティの会員になります。
(希望者であれば)

 コミュニティは、技術評価を参考に、最終的には運用力の向上、他の運用と
の差別化を目標に運営します。
 運用とは、人がやらないものを中心にありとあらゆるものを持ち寄る作業で
す。

「この企業のこと、みなさん、どう思いますか?」という質問にもお答えしま
す。知財面はこう。技術的にはこうと。

 ある企業については、「簡単な技術じゃないよ」という現役エンジニアの方
からのフィードバックがあったりして、いまでも大変助かっています。
 なかなか、そういう機会は一般投資家の方々にはないと思います。参考にな
るはずですので、どしどしご質問ください。
(投資の成功への確信度合いが高まります)


===当日の疑問点、普段からの疑問点、質問にすべてお答えします===

 当日、参加者からの疑問点、質問については、持ち帰り、すべてお答えしま
す。

 ぜひ、セミナーにご参加ください。あと15人程度、枠が空いております。



[当日のわたしのセミナー内容]


 わたしは、これからも、もっと運用がうまくなりたいと考えております。
 そのためには、よい仲間つくり、疑問をぶつけ合う環境づくりが大切になり
ます。

 わたしの方からは、ブルーオーシャン戦略を知財面で勝ち取っている企業の
例をいくつか提示する予定です。
 わたしの発表は短いですが、相川さん、村上さんが午前中。午後は楠浦さん
の演習中心のセミナーとなります。


[リンクスリサーチを応援していただき、誠にありがとうございます]

 英国のマングループの日本株運用チームの仲間たちと会社をやめて1年1ヶ
月が経過しました。
 わたしたちは、過去、20年に渡り、トレードの勝率8割を達成するだけで
はなく、リスクの1.5倍のリターンをあげるなどの、単位リスクあたりのリ
ターンの最大化を目指してきました。
 しかしながら、まだ、われわれの運用は未熟です。
 わたしたちには運用力の向上の余地はまだまだ大きいと考えています。

 わたしたちの究極の目標は運用資産規模に応じない定額制の運用会社を作る
ことです。
 その定額料金の運用機関が世界で一番運用が上手いということになれば、金
融業界は変わらざるを得ない。
 それを狙っています。

 準備は着実に進んでいるのですが、まずやならないければならないことがあ
りました。

 自分たちの運用力を圧倒的に向上させることです。
 これが、わたしたちの絶対に譲れない優先順位なのです。

 株式運用では、ありとあらゆるものを総合して勝負をします。
 ありとあらゆるもののといっても、他人がみんなやっているものではなく、
自分たちしかやっていないものをやる。
 そのために、全国の達人、全国の専門家とのネットワークを構築するために、
個人投資家層を開拓することにしたのです。

 お医者さんもいれば、エンジニアもいる。個人投資家の方々の中には、非常
に熱心に投資に取り組む専業投資家さんも多数いる。
 ネットワークをつくり、彼らと協業することで、新しい付加価値が生まれる、
と確信しています。

 おかげさまで、この1年で、専業投資家のみなさんやエンジニアや医療関係
者との素晴らしい出会いが数多くあります。
 情報量も情報の質も向上しているのは嬉しいことです。


 さて、運用でもっとも大切なことのひとつは、計量です。
 バリューを測る、売上を予測する、という作業です。
 そのために、big dataを扱えるようになる。エンジニアを採用して、
python教室を開催するのは、計量化のためです。
 システム設計には、数学の枠組みや体系が役に立ちます。数学の勉強会はベ
クトル解析や統計確率を中心に行っています。
 理論的な土台がしっかりしていることが計量には重要なのです。

 売上予想について。これをわたしたちの差別化要因にしたい。
 売上とは、潜在的な社会の需要の可視化です。
 そこがわかっていないファンドマネジャーが多い。
 つまり、需要ではなく供給だけを見ている。
 供給は目に見えるが、膨大な潜在需要は目に見えない。
 それを見る訓練が必要です。

 社会に横たわる膨大な潜在需要の計測の技術が必要なのです。
 社会を部品に分解して、それを再構築するためには、理系領域の知識も必要
となるのです。


[理系領域に踏み込むと少数派になる]

 わたしたちは、運用には理系領域の専門性が必要であるという立場です。
 化学や物理や数学などの基礎は必要だと思っています。
(アナリストは理系大学院の学位があったほうがよいと考えています。)

 運用している人々の8割がもし文系ならば、理系は2割。
 少数派の理系が運用では有利です。

 特許が読めるとどう運用が変わるか、それについて、もう少し書かないとい
けないと思うのですが、わたしたちが目指しているのは、みなさんへの良質な
知財情報サービスの提供です。
 それを行うことで、自分たちの運用能力も上がるのです。

 発明塾の楠浦さんや工学博士の村上さんをアドバイザーとしてお迎えできる
のは、みなさんにとっても、わたしたちにとっても、ラッキーなことなのです。
 ノウハウを他人に公開するからこそ、自分に技術の基本形や型が身につくも
のです。

 わたしたちは、方針として、これからも、わたしたちのノウハウはすべて公
開していきます。

 そのことで、むしろ、自分の技術力を時間比例で向上させていく考えです。
 どんどん公開しても、必ず、一歩先を歩き、過去の自分に追いつかれないよ
うに、今日のわたしたちが頑張る必要があります。
 日々の努力を自らに強要することで自ら成長できると思っています。


 セミナーとは面白いものです。
 セミナー受講者さんも勉強になりますが、セミナー講師にとっても相当な勉
強になるものなのです。
 セミナーとはwin−winなのです。


[わからないことに取り組むのはそれが差別化になるから]

 簡単に理解できるものばかりをやっていたのでは、人間進歩がありません。
 わからないものに取り組むのはストレスです。
 そのストレスを乗り越えて、わからないものを何回も読んでみることによっ
て、人との差別化ができると思うのです。


 それでは、みなさま、楽しい投資のため、長期の投資力の向上ため、ぜひ、
知財セミナーをご活用ください。

 ぜひ、セミナーにお越しください。
 よろしくお願いします。


リンクスリサーチ
山本 潤


NPOイノベーターズフォーラム理事。
メルマガ「億の近道」執筆17年間継続。
1997−2003年年金運用の時代は1000億円の運用でフランク・ラッ
セル社調べ上位1%の成績を達成しました。
その後、2004年から2017年5月までの14年間、日本株ロング・ショ
ート戦略ファンドマネジャー。
みんなの運用会議では、自分のおカネを10年100倍の資産運用を目指して
いる。
コロンビア大学大学院修了。
法哲学・電気工学・数学の3つの修士号を持っています。


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者
の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)


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山本潤氏の過去コラム → http://okuchika.jugem.jp/?cid=6


■山本潤コーディネイト「第2回知財情報活用セミナー」のご案内


 本年4月に開催された特許情報を投資に活用するためのセミナー、第2回目
が開催されます。

 大好評だった前回の内容に加え、特許(知財)情報の整理や利用ツール、ま
た具体的な企業を取り上げてのケーススタディなど、より詳細に踏み込んで演
習も行いますので、参加者の皆さんが知財活用を実践できるような内容です。

 テーマはAI、ロボットです。

 ぜひご参加下さい!


【講師】

 山本潤氏(元ヘッジファンドアナリスト・特許活用投資のプロ)
 村上次郎氏(元大手メーカー研究者・特許先行調査業務従事中)
 楠浦 崇央氏(発明塾塾長)


【日時】

 9月8日(土)10:00〜16:00
※終了後、懇親会もあります。もちろん講師陣も参加します。


【場所】

 東京都・秋葉原


【参加費】

 20,000円(税込)

お申し込み・詳細はこちら

 https://peraichi.com/landing_pages/view/patent0908

主催:株式会社 リンクス リサーチ/TechnoProducer 株式会社


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【石川臨太郎の有料メルマガ、好評配信中!】


有料メルマガは週1回・火曜日配信です。
詳細は http://www.iforum.jp/magazine.htm をご参照下さい。


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 待の低PBRストック型ビジネスモデル企業を研究!!】


 今週配信の有料メルマガでは、約1世紀の歴史があり、リーマンショックで
も大震災でも黒字を維持する強い事業を持ち、キャッシュリッチで低PBR高
自己資本比率の、グローバル展開にも積極的な、安定配当が期待出来るストッ
ク型ビジネス企業を研究しています。


 また、コラムでは、「一時的な流行(=相場テーマ)で株価が大きく上がる
企業に投資して、一獲千金で大きな利益を狙うより、過去の業績の推移をしっ
かりと確認して、普通に黒字を出し続ける企業にこそ、投資すべき時だと実感
しています。地味でも中期経営計画に基づいて、着実な経営努力を積み重ね、
ますます強いビジネスを作り、資産を積み上げている企業にこそ、投資すべき
だと考えて、投資対象を見直しています。」と題し、一部億の近道に掲載した
ほかに、決算短信発表後の暴落した銘柄のうち、安く投資するチャンスと考え
られる9銘柄をピックアップ。そのうち3銘柄については詳細コメントも掲載
しています。

 さらに、最近のヘッジファンドによる市場への影響について考察すると同時
に、報道による株価下落などについても、参考銘柄を挙げながらチェックして
います。

 金曜までにお申し込みの方には、本号も差し上げます。ぜひご購読を。



有料メルマガは週1回・火曜日配信です。
詳細は http://www.iforum.jp/magazine.htm をご参照下さい。


 過去サンプル(研究銘柄)
 銘柄研究 帝国電機製作所(6333)http://okuchika.jugem.jp/?eid=5007
 銘柄研究 わらべや日洋(2918) http://okuchika.jugem.jp/?eid=4234
 銘柄研究 ミライアル(4238)  http://okuchika.jugem.jp/?eid=4244

過去サンプル(コラム)

 増益修正や増配発表企業の株価が下落するのはチャンス(2017/02/28)
 http://okuchika.net/?eid=6894

 安心できる企業の株でポートフォリオの再構築したい(2017/01/10)
 http://okuchika.net/?eid=6789

 割安企業を選んで分散投資を行えばリバウンド相場で大きく稼げる
 (2016/12/27)
 http://okuchika.net/?eid=6776

 現代の錬金術である株式投資を使って、老後の生活を少しでも豊かにしよう
 とするための心得(2012/11/06)
 http://okuchika.jugem.jp/?eid=4235


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 「億の近道」のwebはバックナンバー閲覧を重点に置いた、ブログ風の作
りになっております。現在、2005年1月分まで掲載しておりますが、順次
過去分を追加していく予定です。コメントなどはつけられませんが、まとめ読
みなどに是非ご利用下さい。
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なぜ知財が投資家に重要か − 企業は人なり



 「発明塾」のTechnoProducer 楠浦(くすうら)と申します。
 9月8日に、第2回知財セミナーを開催することになりましたので、少し話題提供させていただいます。お時間許す範囲で、ぜひ最後までお読みいただけると嬉しいです。


[第2回知財情報活用セミナー ご案内&お申し込みページ]
 https://double-growth.com/tizai2_20180908/


 前回の知財情報活用セミナーでは、

「J−PlatPatを用いた、特許情報の調べ方」
「特許情報分析を、ストックピッキングに用いた事例(朝日インテックと日本ライフラインなど)」

を取り上げ、特許情報を活用した投資について、発明塾で実践している内容を紹介しました。

[コラム]
特許情報から投資アイデアを得よう
 〜ストックピッキングに役立つ特許情報分析
 https://edison-univ.blogspot.com/2018/04/blog-post.html

[開催報告]
「投資センスは一生の宝」
 〜4月21日開催「知財情報活用セミナー」ご報告とお礼
 https://edison-univ.blogspot.com/2018/04/421.html


●特許は「人」の情報でもある〜そして、企業は「人」なり


 前回セミナーでご説明したとおり、私は、特許情報は、権利情報であると同時に

「技術情報」
「人についての情報」

であると捉え、活用しています。

 前回は、技術情報としての側面で、調べ方や活用法をご紹介しました。


 今回は、前回の復習も兼ね、GooglePatentsを用いた特許の調べ方と、それを用いた

「人に注目した特許分析」

について、グループ演習形式で取り組んでいただきます。

 前回出席しておられない方でも、問題なく御理解いただける内容にしておりますので、ご安心下さい。


 実は、投資のために特許を読む場合、

「企業のことを理解したい」
「投資先の事業や技術を理解してから投資したい」

という気持ちがあれば、特許の知識はあまり必要ないと、私は考えています。

 また特に、

「人」(発明者、と呼びます)

に注目した分析をうまく行えば、技術開発の戦略とキーマンが見えてくることが、今回取り上げる企業についての予備調査とヒアリングからも、改めて確認できました。
(加えて、調査して行かないと絶対に聞けかなったであろう、貴重なお話を種々伺うこともできました)


 今回のセミナーでは、ヒアリング済みの企業については、事前調査の結果伺えた

「おそらく、我々しか聞けていないであろうお話」

も、演習中、および、演習後、時間の許す限り紹介いたします。


●技術の進歩は「発明の連続」〜発明の裏に「技術者」「キーマン」あり

 今回のセミナーでは、特許を読む、と考えず、ぜひ皆様に

「技術開発のドラマを見る」

と考えていただきたいなぁと、個人的には思っています。

 なぜなら、私は、そういうふうに読んでいるからです。

「なるほど、こう来たか」

という感じで、特許に書かれている発明一つ一つをじっくり読み、
それから見える

「技術進歩のドラマ」
「技術の歴史」

と、それを生み出した

「技術者」
「キーマン」

を理解する、そんなふうに考えてほしいのです。


 私が大変お世話になった、ある化学系企業の新規事業開発本部長の方は、

「技術は、発明の連続」
「一つの発明では事業も競争優位もできないが、それが途絶えることなくつながることで、事業機会が生まれ、競争優位が生まれる」

とおっしゃっていました。

 私も、自身のキャリアは、全て

「新製品開発」
「新事業開発」

でしたので、同じ印象を持っています。

 どんな良いアイデアも、一つでは良い機会も、競争優位も生まれにくいのですが、途切れることなくつながれば、それが機会になり競争優位になります。


「技術の進化が途切れていないか?」(技術の歴史と最先端動向)
「途切れることなく生み出せる人がいるか?」(キーマン)
「その人は、どう評価されているか?」(キーマンのその後)

を読み取り、自身が保有、あるいは、保有を検討している銘柄(企業)について、

「確信を持って長期保有できる」

ようにしていただくための、一つの手法をご紹介します。


 これらは全て、私、および、発明塾投資部のメンバーが日々実践していることです。

 前回、日本ライフラインのガイドワイヤー関連特許を読み解いていただいた際、重要特許の発明者の一人に注目したというお話をしました。

彼はなんと、

「ガイドワイヤーに使う金属材料」

から開発に関わっています。

 日本ライフラインの技術に対するこだわりが、ご理解いただけたと思います。

 私の製品開発の経験に基づく感想ですが、大企業であっても、製品開発にあたって、材料から開発することは、殆ど無いと思います。

「投資に値する技術、製品、事業を生み出し続けられる企業か?」

を判断するための手法一つのとして、特許情報を読み解く方法を紹介し、その場でも実践いただく、そんなふうにお考えいただいても、構わないでしょう。

 未来のことはわからないのですが、そこに優秀な人材がいる限り、多少停滞しても、必ず次の手を打ってくる、良い手が打てる、そう思える企業が見つかれば最高です。私はいつも、そう思いながら、分析をしています。


 上場株投資とは異なる世界ですが、私が以前経験した、ベンチャー投資や、特に初期のベンチャーへの

「エンジェル投資」

の世界では、事業や製品ではなく

「人に投資する」

という考え方があります。

 企業の活動を、人の側面から評価する、という考え方を、ぜひ取り入れてみていただきたい、試していただきたいというのが、今回の私のご提案です。

(私は、大企業であっても、人の側面から企業の活動を評価することにしています)


 ちなみに、企業の知財部門では、競合他社含めた企業分析を行う際

「発明者」

に注目して分析を行うことは当たり前ですので、皆様がお勤めの企業の知財部門の方に、お話を聞いてみられても良いでしょう。

 私のセミナーより、手っ取り早くて正確で安上がりかもしれませんね(笑

 各企業の知財部には、有料で、かなり高度な分析が一瞬でできる

「プロフェッショナルツール」

もあるはずですので、そういったものも、知財部の方に相談すれば、見れると思いますよ。
(私も当日、ご参考までに、そういうツールの一つをデモンストレーションします)


 繰り返しですが、当日使うのは
「無料の、GooglePatents」
ですので、ご安心下さい(笑

 WiFiにつながるPCを、忘れず持参くださいね。


●FA、IoT、AI関連の企業を事前調査しヒアリング
 〜当日の説明事例、および演習で取りあげる企


 まだ確定していませんので、具体的な企業名は挙げられませんが、今回、手法説明の際に事例として取りあげる企業、および、演習で皆様に特許を読んでいただく企業は

「FA、IoT、AI」

に関連する企業です。

 要素技術(部材)も含め、広く捉えていますが、いずれも、上記の技術トレンドが進む中で、大きく飛躍する可能性がある企業ばかりです。

(私の意見だけでなく、リンクスリサーチの山本さんに、しっかり目利きしていただきました)

 現在、ヒアリングに行っていますので、その結果を、演習時間や演習後の時間もふくめ、時間がゆるす限り皆様にフィードバックしたいと思っています。

 懇親会でも、大いに情報交換をさせて頂きたいです。


 今回取り上げる予定の企業の一つに、一見、派手さのない製造装置メーカー、しかし、圧倒的シェアを持っている、という企業があります。IRやHPを見るだけでは、何が競争優位なのか、それが持続するものなのか、よくわからないのですが、特許を調べると、

「なるほどここか」

と思うものが見えてきました。

 今回は、私も可能な限り、リンクスリサーチさんのヒアリングに同行し、特許情報と技術の視点から、ヒアリングを行いました。ちなみに私は、

「自分が投資するなら」
「自分が、周りの人に投資を勧めるなら」

という視点でヒアリングをしています。


 それでは、セミナーでお会いしましょう!


 本コラムの図表入りのものを、以下に掲載していますので、興味ある方は、
あわせてご参照下さいませ。

[投資先企業を支える「コア技術」の歴史と、「キーマン」を知る
  〜 技術系企業のファンダメンタルズ分析]
https://edison-univ.blogspot.com/2018/08/blog-post.html


楠浦 拝


− 楠浦 崇央 のプロフィール −

 川崎重工業でオートバイ開発、コマツで風力発電関連新事業を担当した後、
 ナノテク系ベンチャー企業を仲間数名と設立。
 技術もない、売り先もないという状況で一時は完全に行き詰ったが、特許情
 報を活用し顧客を探し出し、それをもとに投資家に資金提供を依頼し、事業
 を立て直す。
 その後、マイクロソフト系の発明ファンドで発明家として活動しながら、
 「発明塾」を設立し、多くの学生と「発明」に没頭。
 学生の数名が「特許情報は投資にも使えるのでは?」と提案したことをきっ
 かけに、特許情報をきっかけに投資アイデア討議を行う「発明塾投資部」を
 設立。
 TechnoProducer株式会社 代表取締役。


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者
の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)


このコラムはいかがでしたか?面白かった・役に立ったと思った方は
是非ワンクリックをお願いいたします!
http://clap.mag2.com/tiatraebud
クリックだけでも結構ですし、コメントをいただけるともっと嬉しいです!


[億の近道 特許関連コラム]
 特許検索J-PlatPat活用法 http://okuchika.net/?eid=7642
 トヨタにみる開発方針の大転換 http://okuchika.net/?eid=7657
 気になる企業の特許を読んでみよう! http://okuchika.net/?eid=7658
 特許情報から投資アイデアを得よう http://okuchika.net/?eid=7674


JUGEMテーマ:社会の出来事



JUGEMテーマ:特許




資産形成ダイナミックメカニズム



 私が親しくさせていただいている、現在早稲田大学MBAで教鞭をとっていらっしゃる米田隆先生から、先日「資産形成ダイナミックメカニズム」という資料をいただきました。


 とてもよくできていた資料でしたので、米田先生の了承をいただいて、読者の皆様にもご紹介したいと思います。


 資産形成を行う際のポイントが、示されています。


 資産形成を行うというのは、必ずしも一つのことに取り組めばよいという事ではないという事をわかりやすく示しています。


 今回は、図の紹介で解説は次回以降のメルマガでお伝えしようと思います。


キャッシュフローをプラスにするには?(≒資産を形成するには?)


【1】収入を拡大する

 1)ヒューマンキャピタルバリューの拡大

   1.より長い年月働く

     a.健康寿命の延伸
      ・正しい生活習慣
      ・最高水準の医療サービスへのアクセス
        定期健診、治療

     b.生涯学習の継続
      
     c.人的ネットワークの拡充
      ・職業上の人脈(能力の源泉)
      ・癒しの源泉(strong ties)
      ・ビジネスチャンスの源泉(weak ties)

   2.時間当たり生産性の向上

     a.1時間当たりの効率を向上
      ・稼ぐ仕組みの構築
      ・時間当たりの付加価値の高い活動に集中

     b.ネット労働時間の向上
      ・時間当たりの集中力向上
      ・移動時間削減     


 2)投資資金の運用利回りの向上

   1.借り入れの圧縮
   2.預金
   3.有価証券
     
          a.流動性のある運用資産
     b.非流動性
     c.自社株
   4.投資目的の不動産


【2】支出の抑制

 1)ライフスタイルコストの抑制
   
   1.固定資産の維持費の抑制
     
          a.固定資産取得に伴うローン元利払い
     b.損害保険料
     c.定期修繕費

   2.生活費の抑制
   3.保障性生命保険の効率的購入


株式会社マネーライフプランニング
代表取締役 小屋 洋一


無料で資産運用の相談をしてみたい方はコチラ

http://abvom.biz/brd/archives/ahwxrr.html


具体的な老後資金のプランニングをしたい方はこちら
↓(8月はあと先着2名様のみ受付可能です)
http://abvom.biz/brd/archives/oqjjbm.html


■小屋洋一の資産運用メール講座■
 資産運用についてメール講座で学びませんか?
 これまで300人以上にアドバイスしてきた資産運用のプロ、小屋洋一が、
 資産運用で成功する人と失敗する人の違いをお教えします。

詳しくは http://mlplanning.co.jp/mail/

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)

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JUGEMテーマ:株・投資



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億の近道2018/08/29

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
投資情報メールマガジン                  2018/08/29号
              イ意 の 近 道

         −プロが導く「億」資産への近道−   週5回発行
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

【ご挨拶】
 将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析やコラムを参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!

   ★当メルマガは等長フォントでの閲覧を前提にしております★

===================================


             −本日の目次−
       (本日の担当:小屋洋一&楠浦崇央)


  ◆コラム「資産形成ダイナミックメカニズム」:小屋洋一
  ◆コラム「なぜ知財が投資家に重要か−企業は人なり」:楠浦崇央


===================================


◆コラム「資産形成ダイナミックメカニズム」


 私が親しくさせていただいている、現在早稲田大学MBAで教鞭をとってい
らっしゃる米田隆先生から、先日「資産形成ダイナミックメカニズム」という
資料をいただきました。


 とてもよくできていた資料でしたので、米田先生の了承をいただいて、読者
の皆様にもご紹介したいと思います。


 資産形成を行う際のポイントが、示されています。


 資産形成を行うというのは、必ずしも一つのことに取り組めばよいという事
ではないという事をわかりやすく示しています。


 今回は、図の紹介で解説は次回以降のメルマガでお伝えしようと思います。


キャッシュフローをプラスにするには?(≒資産を形成するには?)


【1】収入を拡大する

 1)ヒューマンキャピタルバリューの拡大

   1.より長い年月働く

     a.健康寿命の延伸
      ・正しい生活習慣
      ・最高水準の医療サービスへのアクセス
        定期健診、治療

     b.生涯学習の継続
      
     c.人的ネットワークの拡充
      ・職業上の人脈(能力の源泉)
      ・癒しの源泉(strong ties)
      ・ビジネスチャンスの源泉(weak ties)

   2.時間当たり生産性の向上

     a.1時間当たりの効率を向上
      ・稼ぐ仕組みの構築
      ・時間当たりの付加価値の高い活動に集中

     b.ネット労働時間の向上
      ・時間当たりの集中力向上
      ・移動時間削減     


 2)投資資金の運用利回りの向上

   1.借り入れの圧縮
   2.預金
   3.有価証券
     
          a.流動性のある運用資産
     b.非流動性
     c.自社株
   4.投資目的の不動産


【2】支出の抑制

 1)ライフスタイルコストの抑制
   
   1.固定資産の維持費の抑制
     
          a.固定資産取得に伴うローン元利払い
     b.損害保険料
     c.定期修繕費

   2.生活費の抑制
   3.保障性生命保険の効率的購入


株式会社マネーライフプランニング
代表取締役 小屋 洋一


無料で資産運用の相談をしてみたい方はコチラ

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具体的な老後資金のプランニングをしたい方はこちら
↓(8月はあと先着2名様のみ受付可能です)
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【石川臨太郎の有料メルマガ、好評配信中!】


有料メルマガは週1回・火曜日配信です。
詳細は http://www.iforum.jp/magazine.htm をご参照下さい。


【どんな経済状況でも黒字キープ!強い事業力と保有資産がある安定配当・優
 待の低PBRストック型ビジネスモデル企業を研究!!】


 今週配信の有料メルマガでは、約1世紀の歴史があり、リーマンショックで
も大震災でも黒字を維持する強い事業を持ち、キャッシュリッチで低PBR高
自己資本比率の、グローバル展開にも積極的な、安定配当が期待出来るストッ
ク型ビジネス企業を研究しています。


 また、コラムでは、「一時的な流行(=相場テーマ)で株価が大きく上がる
企業に投資して、一獲千金で大きな利益を狙うより、過去の業績の推移をしっ
かりと確認して、普通に黒字を出し続ける企業にこそ、投資すべき時だと実感
しています。地味でも中期経営計画に基づいて、着実な経営努力を積み重ね、
ますます強いビジネスを作り、資産を積み上げている企業にこそ、投資すべき
だと考えて、投資対象を見直しています。」と題し、一部億の近道に掲載した
ほかに、決算短信発表後の暴落した銘柄のうち、安く投資するチャンスと考え
られる9銘柄をピックアップ。そのうち3銘柄については詳細コメントも掲載
しています。

 さらに、最近のヘッジファンドによる市場への影響について考察すると同時
に、報道による株価下落などについても、参考銘柄を挙げながらチェックして
います。

 金曜までにお申し込みの方には、本号も差し上げます。ぜひご購読を。



有料メルマガは週1回・火曜日配信です。
詳細は http://www.iforum.jp/magazine.htm をご参照下さい。


 過去サンプル(研究銘柄)
 銘柄研究 帝国電機製作所(6333)http://okuchika.jugem.jp/?eid=5007
 銘柄研究 わらべや日洋(2918) http://okuchika.jugem.jp/?eid=4234
 銘柄研究 ミライアル(4238)  http://okuchika.jugem.jp/?eid=4244

過去サンプル(コラム)

 増益修正や増配発表企業の株価が下落するのはチャンス(2017/02/28)
 http://okuchika.net/?eid=6894

 安心できる企業の株でポートフォリオの再構築したい(2017/01/10)
 http://okuchika.net/?eid=6789

 割安企業を選んで分散投資を行えばリバウンド相場で大きく稼げる
 (2016/12/27)
 http://okuchika.net/?eid=6776

 現代の錬金術である株式投資を使って、老後の生活を少しでも豊かにしよう
 とするための心得(2012/11/06)
 http://okuchika.jugem.jp/?eid=4235


===================================


◆コラム「なぜ知財が投資家に重要か − 企業は人なり」


 「発明塾」のTechnoProducer 楠浦(くすうら)と申します。
 9月8日に、第2回知財セミナーを開催することになりましたので、少し話
題提供させていただいます。お時間許す範囲で、ぜひ最後までお読みいただけ
ると嬉しいです。


[第2回知財情報活用セミナー ご案内&お申し込みページ]
 https://double-growth.com/tizai2_20180908/


 前回の知財情報活用セミナーでは、

「J−PlatPatを用いた、特許情報の調べ方」
「特許情報分析を、ストックピッキングに用いた事例(朝日インテックと日本
ライフラインなど)」

を取り上げ、特許情報を活用した投資について、発明塾で実践している内容を
紹介しました。

[コラム]
特許情報から投資アイデアを得よう
 〜ストックピッキングに役立つ特許情報分析
 https://edison-univ.blogspot.com/2018/04/blog-post.html

[開催報告]
「投資センスは一生の宝」
 〜4月21日開催「知財情報活用セミナー」ご報告とお礼
 https://edison-univ.blogspot.com/2018/04/421.html


●特許は「人」の情報でもある〜そして、企業は「人」なり


 前回セミナーでご説明したとおり、私は、特許情報は、権利情報であると同
時に

「技術情報」
「人についての情報」

であると捉え、活用しています。

 前回は、技術情報としての側面で、調べ方や活用法をご紹介しました。


 今回は、前回の復習も兼ね、GooglePatentsを用いた特許の調
べ方と、それを用いた

「人に注目した特許分析」

について、グループ演習形式で取り組んでいただきます。

 前回出席しておられない方でも、問題なく御理解いただける内容にしており
ますので、ご安心下さい。


 実は、投資のために特許を読む場合、

「企業のことを理解したい」
「投資先の事業や技術を理解してから投資したい」

という気持ちがあれば、特許の知識はあまり必要ないと、私は考えています。

 また特に、

「人」(発明者、と呼びます)

に注目した分析をうまく行えば、技術開発の戦略とキーマンが見えてくること
が、今回取り上げる企業についての予備調査とヒアリングからも、改めて確認
できました。
(加えて、調査して行かないと絶対に聞けかなったであろう、貴重なお話を種々
伺うこともできました)


 今回のセミナーでは、ヒアリング済みの企業については、事前調査の結果伺
えた

「おそらく、我々しか聞けていないであろうお話」

も、演習中、および、演習後、時間の許す限り紹介いたします。


●技術の進歩は「発明の連続」〜発明の裏に「技術者」「キーマン」あり

 今回のセミナーでは、特許を読む、と考えず、ぜひ皆様に

「技術開発のドラマを見る」

と考えていただきたいなぁと、個人的には思っています。

 なぜなら、私は、そういうふうに読んでいるからです。

「なるほど、こう来たか」

という感じで、特許に書かれている発明一つ一つをじっくり読み、
それから見える

「技術進歩のドラマ」
「技術の歴史」

と、それを生み出した

「技術者」
「キーマン」

を理解する、そんなふうに考えてほしいのです。


 私が大変お世話になった、ある化学系企業の新規事業開発本部長の方は、

「技術は、発明の連続」
「一つの発明では事業も競争優位もできないが、それが途絶えることなくつな
がることで、事業機会が生まれ、競争優位が生まれる」

とおっしゃっていました。

 私も、自身のキャリアは、全て

「新製品開発」
「新事業開発」

でしたので、同じ印象を持っています。

 どんな良いアイデアも、一つでは良い機会も、競争優位も生まれにくいので
すが、途切れることなくつながれば、それが機会になり競争優位になります。


「技術の進化が途切れていないか?」(技術の歴史と最先端動向)
「途切れることなく生み出せる人がいるか?」(キーマン)
「その人は、どう評価されているか?」(キーマンのその後)

を読み取り、自身が保有、あるいは、保有を検討している銘柄(企業)につい
て、

「確信を持って長期保有できる」

ようにしていただくための、一つの手法をご紹介します。


 これらは全て、私、および、発明塾投資部のメンバーが日々実践しているこ
とです。

 前回、日本ライフラインのガイドワイヤー関連特許を読み解いていただいた
際、重要特許の発明者の一人に注目したというお話をしました。

彼はなんと、

「ガイドワイヤーに使う金属材料」

から開発に関わっています。

 日本ライフラインの技術に対するこだわりが、ご理解いただけたと思います。

 私の製品開発の経験に基づく感想ですが、大企業であっても、製品開発にあ
たって、材料から開発することは、殆ど無いと思います。

「投資に値する技術、製品、事業を生み出し続けられる企業か?」

を判断するための手法一つのとして、特許情報を読み解く方法を紹介し、その
場でも実践いただく、そんなふうにお考えいただいても、構わないでしょう。

 未来のことはわからないのですが、そこに優秀な人材がいる限り、多少停滞
しても、必ず次の手を打ってくる、良い手が打てる、そう思える企業が見つか
れば最高です。私はいつも、そう思いながら、分析をしています。


 上場株投資とは異なる世界ですが、私が以前経験した、ベンチャー投資や、
特に初期のベンチャーへの

「エンジェル投資」

の世界では、事業や製品ではなく

「人に投資する」

という考え方があります。

 企業の活動を、人の側面から評価する、という考え方を、ぜひ取り入れてみ
ていただきたい、試していただきたいというのが、今回の私のご提案です。

(私は、大企業であっても、人の側面から企業の活動を評価することにしてい
ます)


 ちなみに、企業の知財部門では、競合他社含めた企業分析を行う際

「発明者」

に注目して分析を行うことは当たり前ですので、皆様がお勤めの企業の知財部
門の方に、お話を聞いてみられても良いでしょう。

 私のセミナーより、手っ取り早くて正確で安上がりかもしれませんね(笑

 各企業の知財部には、有料で、かなり高度な分析が一瞬でできる

「プロフェッショナルツール」

もあるはずですので、そういったものも、知財部の方に相談すれば、見れると
思いますよ。
(私も当日、ご参考までに、そういうツールの一つをデモンストレーションし
ます)


 繰り返しですが、当日使うのは
「無料の、GooglePatents」
ですので、ご安心下さい(笑

 WiFiにつながるPCを、忘れず持参くださいね。


●FA、IoT、AI関連の企業を事前調査しヒアリング
 〜当日の説明事例、および演習で取りあげる企業

 まだ確定していませんので、具体的な企業名は挙げられませんが、今回、手
法説明の際に事例として取りあげる企業、および、演習で皆様に特許を読んで
いただく企業は

「FA、IoT、AI」

に関連する企業です。

 要素技術(部材)も含め、広く捉えていますが、いずれも、上記の技術トレ
ンドが進む中で、大きく飛躍する可能性がある企業ばかりです。

(私の意見だけでなく、リンクスリサーチの山本さんに、しっかり目利きして
いただきました)

 現在、ヒアリングに行っていますので、その結果を、演習時間や演習後の時
間もふくめ、時間がゆるす限り皆様にフィードバックしたいと思っています。

 懇親会でも、大いに情報交換をさせて頂きたいです。


 今回取り上げる予定の企業の一つに、一見、派手さのない製造装置メーカー、
しかし、圧倒的シェアを持っている、という企業があります。IRやHPを見
るだけでは、何が競争優位なのか、それが持続するものなのか、よくわからな
いのですが、特許を調べると、

「なるほどここか」

と思うものが見えてきました。

 今回は、私も可能な限り、リンクスリサーチさんのヒアリングに同行し、特
許情報と技術の視点から、ヒアリングを行いました。ちなみに私は、

「自分が投資するなら」
「自分が、周りの人に投資を勧めるなら」

という視点でヒアリングをしています。


 それでは、セミナーでお会いしましょう!


 本コラムの図表入りのものを、以下に掲載していますので、興味ある方は、
あわせてご参照下さいませ。

[投資先企業を支える「コア技術」の歴史と、「キーマン」を知る
  〜 技術系企業のファンダメンタルズ分析]
https://edison-univ.blogspot.com/2018/08/blog-post.html


楠浦 拝


− 楠浦 崇央 のプロフィール −

 川崎重工業でオートバイ開発、コマツで風力発電関連新事業を担当した後、
 ナノテク系ベンチャー企業を仲間数名と設立。
 技術もない、売り先もないという状況で一時は完全に行き詰ったが、特許情
 報を活用し顧客を探し出し、それをもとに投資家に資金提供を依頼し、事業
 を立て直す。
 その後、マイクロソフト系の発明ファンドで発明家として活動しながら、
 「発明塾」を設立し、多くの学生と「発明」に没頭。
 学生の数名が「特許情報は投資にも使えるのでは?」と提案したことをきっ
 かけに、特許情報をきっかけに投資アイデア討議を行う「発明塾投資部」を
 設立。
 TechnoProducer株式会社 代表取締役。


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
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の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)


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 特許情報から投資アイデアを得よう http://okuchika.net/?eid=7674


===================================


■ お知らせ ■


■炎のファンドマネージャーの「銘柄選択セミナー」開催!


【炎流・有望銘柄の選び方セミナー開催!!】


 本年6月開催予定だった内容に、完全復活した炎のファンドマネージャー氏
が現在の市場環境を加味し、より実践的な方法を学ぶセミナーです。

 個人投資家の一番関心がある銘柄選定のイロハを中心に、個人投資家の役に
立つ内容を予定しています。

 今回も人数限定で行いますので、質疑応答の時間も多めにお取りしています。
 ぜひ参加下さい!


【開催概要】

日時:9月22日(土)
   13:15開場 13:30開始 16:40終了予定

 1.現状の市場環境と過去炎氏が取り上げた銘柄のチェック
 2.バリュー銘柄・中小型成長株投資のポイントと注目銘柄
 3.テーマ株、材料株投資と1年以内に成果を高める有望銘柄
 4.IPO銘柄への取り組みスタンス
 5.銘柄別投資作戦
 6.モデルポートフォリオ
 7.質疑応答
  (内容・時間は変更することがあります)

場所:東京都渋谷区 渋谷駅より徒歩5分
    場所の詳細は、お申し込み後にご案内いたします。

参加費:5,000円(税込)
講師:炎のファンドマネージャー

※終了後、有志にて懇親会を行います。費用は実費(5,000円)です。
 お申し込み時に参加有無をお知らせ下さい。


【申込要項】


1.こちらのフォームに必要事項を入力・送信して下さい。

  https://goo.gl/GLdBe9

2.お支払いはクレジットカード払いのみとなっております。

 ※満席になり次第、お申し込み〆切となりますのでご注意下さい。


【注意事項】

1.当日の撮影・録音等は固くお断りいたします。
2.途中参加、途中退出も可能ですが、参加費は返金いたしかねます。

なお、参加費の一部は、億の近道運営に活用いたします。

※当セミナーは、特定の金融商品を斡旋・販売するようなことはありません。
 純粋に情報提供ですので、安心してご参加下さい。

主催:NPO法人イノベーターズ・フォーラム



■炎のファンドマネージャー有料メルマガ第205号配信中!
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が大好評配信中です。


【中小型株中心に個別銘柄情報満載!!】


【8/27 第205号では】

■相場の視点
■テノックス(1905)企業訪問報告
■日本フェンオール(6870)説明会報告
■個別銘柄動向(5銘柄)
■地方中小型銘柄の株価動向(7銘柄)


 → ご案内ページ http://www.honohfm.com/


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りになっております。現在、2005年1月分まで掲載しておりますが、順次
過去分を追加していく予定です。コメントなどはつけられませんが、まとめ読
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ドラッカー18の教え 第18回



産業新潮 http://sangyoshincho.world.coocan.jp/
9月号連載記事


■ビジネスに最も大事なのは真摯さである。お金のためだけに働く人間はいない(社風)


●人間は嘘をつく動物である


 嘘をつくというのは高度な知的活動です。例えば、ミドリムシやゾウリムシのような単純な構造の生物は、外界の刺激に対して反応するだけで、高度な思考の産物である「嘘」をつく余地などないでしょう。また、犬や猫も、見る限りでは人間に嘘をつくようには見えません(人間が騙されているだけかもしれませんが・・・)。サルも、少なくとも人間がつくような高度な嘘とは無縁のようですから、人間とサルの境界線は「嘘」をつくかどうかという点にあるのかもしれません。

 「嘘」というのは、一般的に悪いことのように考えられていますが、そんなことはありません。「嘘をついたことが無い」という人物は120%嘘つきだと言われますが、どのような人間でも毎日嘘をついています。
 例えば妻が出迎えたとき「今日、美容院に行ってきたの」と言えば「素敵な髪型だね」と必ず言わなければなりません。「ずいぶんへんてこな髪型だなあ」などと、心の中の「真実の叫び」を絶対に口にしてはいけません。
 また、上司がかんかんになって説教しているときに、「おい、君分かったのか?」と言われて、わけのわからない話だと思っていても「わからない」と言う勇気のある人はあまりいないでしょう(それが正しいこととは言えませんし・・・)。
 さらに、エコノミーシート2席分は必要な体格の人に「デブ」と言ったり、頭髪の成長力が弱まった人物に「禿げ」と面と向かって言うのは、むしろ行うべきでは無いことです。

 仏陀は「方便」という言葉を使って、良い意図を持った嘘の大切さを説明しましたが、良い意味でも悪い意味でも「人間は嘘をつく」ということは、マネジメントの大前提です。


●正直なのと真摯なのとは違う

 人間が「自分の意志で自分の行動を制御する存在である」という立場を取るかぎり(「生物機械論」のようなそれを否定する考えもあります)、それぞれの人物の行動をマネジメントするためには、それぞれの人物の「意識と無意識」に働きかけなければなりません。

 その時に重要なのは「正直であることと真摯であること」は違うということです。例えば、ドラッカーは、部下の欠点ばかりを指摘するマネージャーは即刻その任を解くべきである、と述べています。
 しかし、このマネージャーは「目につく欠点をそのまま事細かに指摘」するわけですからとても正直なはずです。しかし、人間が最も傷つくのは本当のことを指摘されたときです。
 例えばプール付きの豪邸に住んでいる大富豪に「お前は貧乏人だ」と言っても笑い飛ばされるだけでしょう。しかし、電気代や水道代さえ事欠くような人々に同じ言葉を投げつけるのは非人道的とさえいえるでしょう。

 そもそも、人間は自分の欠点はよくわかっているものです。わかっていても簡単に直せないから、欠点を直すことにエネルギーと時間を浪費するなというのがドラッカーの考えです。ですから、正直に他人の欠点を指摘することは必要無いだけではなく、モチベーションを下げる最悪の手段です。

 それに対して、長所を引き出す時には「嘘も効果的」です。例えば100%の実力だと思っている部下に「君の本当の実力は120%はあるから、もっと頑張ってみたら」と、心にも無いことを言うと、その部下が、本当に頑張って120%・130%の力を発揮することは珍しくありません。


(続く)


続きは「産業新潮」
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9月号をご参照ください。


(大原浩)


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 プルな事情」(アナログな企業と人生こそデフレの勝者)
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★大原浩の執筆記事<「衝撃分析:中国崩壊でも心配無用 世界経済好転」>
 が8月20日(月)午後発売の夕刊フジ1面に掲載されました。
 ZAKZAK (夕刊フジネット版)
 https://www.zakzak.co.jp/soc/news/180821/soc1808210003-n3.html

★2018年4月に大蔵省(財務省)OBの有地浩氏と「人間経済科学研究所」
 (JKK)を設立します。HPは< https://j-kk.org/ >です。

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(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。)


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