市場潮流

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 今週(6月25〜29日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で212円32銭下落し(率にして0.9%の下落)、2万2304円51銭で取引を終えました。2週連続の下落です。


 今週は、週を通じて米国と中国の貿易摩擦拡大への警戒感に覆われたと言えます。25日(月)は、米国がハイテク製品などの対中輸出や中国による対米投資の制限を検討と伝わったことなどを嫌気して、日経平均株価は前週末比178円安と下落。週末にかけては、小幅な一進一退を繰り返しました。

 外国為替市場では、日米の長期金利差拡大などを反映、円相場は1ドル=110円台で推移しています。来週は、これらが株価の下値を支えるとみられますが、一方で、貿易摩擦拡大への懸念が、一本調子の円安進行に歯止めをかけるとみられ、株価も一進一退の動きになると予想します。


(水島寒月)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)


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億の近道2018/06/29


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投資情報メールマガジン                  2018/06/29号
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             −本日の目次−
          (本日の担当:水島寒月)


        ◆コラム「市場潮流」:水島寒月


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◆コラム「市場潮流」


 今週(6月25〜29日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で212
円32銭下落し(率にして0.9%の下落)、2万2304円51銭で取引を
終えました。2週連続の下落です。


 今週は、週を通じて米国と中国の貿易摩擦拡大への警戒感に覆われたと言え
ます。25日(月)は、米国がハイテク製品などの対中輸出や中国による対米
投資の制限を検討と伝わったことなどを嫌気して、日経平均株価は前週末比1
78円安と下落。週末にかけては、小幅な一進一退を繰り返しました。

 外国為替市場では、日米の長期金利差拡大などを反映、円相場は1ドル=1
10円台で推移しています。来週は、これらが株価の下値を支えるとみられま
すが、一方で、貿易摩擦拡大への懸念が、一本調子の円安進行に歯止めをかけ
るとみられ、株価も一進一退の動きになると予想します。


(水島寒月)


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れた強い競争力を持つ事業があり、業績も好調でキャッシュリッチ、低PER
低PBRで、人気の株主優待と、増配を続けている企業を研究しています。
 優待人気から知名度アップによる再評価が期待出来ます。

 また、コラムでは、「この株価の下げは大きなチャンスだと、一歩踏み込ん
で資金を大きく投下する。ファンダメンタルズ分析を長年続けてきた成果を、
短期運用で実践して、大暴落が来た後でも、投資額を更に大きく減らして、利
益を大きく取るという技術の習得を目指しています。その上で、確実に利益を
上げ続ける資産のバリュー株に資金を再投資するための銘柄選別も続けていま
す。現状の株価の下落は、来年以降にジム・ロジャースが予想したブラック・
マンデー以上の大暴落が襲って来た時の投資銘柄選別の訓練には最適だと考え
て準備をしっかりと進めています。」と題し、この下落をチャンスと捉えてチ
ャレンジをする事や、今回億近に抜粋したほかにも逆境を糧にして経済的独立
を図るヒントを、自身の実践を通じて書いています。

 さらに、下げ止まったら投資対象としたい7銘柄の候補を取り上げるととも
に、カーボン関連のIRへの取材を含むその後フォローアップなどをしていま
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 増益修正や増配発表企業の株価が下落するのはチャンス(2017/02/28)
 安心できる企業の株でポートフォリオの再構築したい(2017/01/10)
 割安企業を選んで分散投資を行えばリバウンド相場で大きく稼げる(2016/12/27)
 現代の錬金術である株式投資を使って、老後の生活を少しでも豊かにしようとするための心得(2012/11/06)



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億の近道2018/06/28

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             −本日の目次−
        (本日の担当:街のコンサルタント)


     ◆コラム「変化のときか」:街のコンサルタント


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■【本日〆切!】山本潤の「銘柄深掘りの会」開催!!


=本日〆切ですので今すぐお申し込み下さい!=


 「億の近道」発行元イノベーターズ・フォーラム理事で株式会社リンクスリ
サーチアナリストの山本潤が、一日限りのイベントを開催します。

 題して「銘柄深掘りの会」。

 最近の山本氏のセミナーなどで発掘された有力銘柄を中心に、トーク会形式
で深掘りしていきます。山本氏のほか、名古屋で個人投資家勉強会を10年継
続しているアイル氏も登壇。

 ゆるい雰囲気で、濃い話が聞けるかも知れない90分間です。

 お時間ご都合がつけば、ぜひお出かけ下さい。


 今回は人数限定で行いますので、満席になった場合はご容赦下さい。


【開催概要】

日時:6月30日(土)
   15:00開場 15:15開始 16:45終了予定

場所:東京都渋谷区 渋谷駅より徒歩5分
    場所の詳細は、お申し込み後にご案内いたします。

参加費
 イベントのみ参加:500円(税込)
 イベント&懇親会参加者:5,500円(税込)

※終了後、懇親会を行います。講師の山本氏ももちろん参加。
 投資家同士の交流や講師との会話をお楽しみ下さい。
 投資に成功している人ほどコミュニケーションを取っています。
 時間は17時〜19時です。途中退席OKです。
 人数限定。


【申込要項】

1.こちらのフォームに必要事項を入力・送信して下さい。

  https://goo.gl/mPKueo

2.お支払のご案内が送信されます。
  お支払いはクレジットカード払いのみとなっております。

 ※申込〆切は6月28日木曜日23:59です。
  〆切前でも満席になり次第、お申し込み終了となりますのでご注意下さい。


【注意事項】

1.当日の撮影・録音等は固くお断りいたします。
2.イベント・懇親会とも途中参加、途中退出も可能ですが、参加費は返金い
  たしかねます。


※当セミナーは、特定の金融商品を斡旋・販売するようなことはありません。
 純粋に情報提供ですので、安心してご参加下さい。

主催:NPO法人イノベーターズ・フォーラム
   株式会社リンクスリサーチ



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◆コラム「変化のときか」


 ワールドカップが白熱しています。
 コロンビア、ポーランド、セネガル・・・H組チームの誰もが日本戦での勝
ち点3を読んで予選に臨んだものと思われますが、ところがどっこい、期待の
高かったコロンビアとポーランドが苦戦しています。

 イタリアが出場を逃したり、ドイツが最下位で一次リーグ敗退となるなど、
波乱含みではありますが、この変化も世の常なのでしょう。

 2試合で勝ち点4は嬉しい限りです。日本チームは頑張っています(^^)
 今夜は対ポーランド戦。世間の評価や予想など気にせず、引き分けなどと言
わずに勝ち点7での予選突破を祈っています。


 さて、今年に入ってからのトランプ劇場相場はどうなる事やら・・・。

 個別企業の行動にまで口を出す、アメリカ凋落の象徴ともいえるナルシシス
ト政権。所謂ポピュリズムでは無く、政権維持のためにアメリカ内部の白人優
越主義とも言える感情の政治利用であり、最後の盛り上がりのようにも感じま
す。
 とは言え、何時までも思い付きや、行き当たりばったりの貿易戦争(人気取
り)をしていても誰の得にもならないことが明らかになってくるはずで、次は
経済対策やバラマキ政策になるでしょうから、秋を迎える頃には落ち着いてく
ると予想しています。


 米国中間選挙の動向予想にかかわらず、既に世界が変わりつつあるものと考
えれば良いかと思います。
 このような混乱している時にこそ将来性のある国への投資や、業績向上期待
のある会社を探し出し、地道に投資を進める機会ではないでしょうか。慌てず
とも今年も何度かは投資タイミングが訪れるのでしょう。

 但し、米国の好景気も10年目、アベノミクスも6年目です。過剰流動性相
場も、もうそれほど長くは無いはずと心得ながらの投資になろうかと思います。


 加えて、最近は大手外資系証券(ファンドなど)や○ムラ・インターナショ
ナルによる空売りがあちこちの銘柄で目立ちます。相場が成熟しつつある中で、
上がった株を空売りして儲けようと大手金融が株価操縦まがいに派手に空売り
を仕掛けるのですから一般投資家は堪りません。

 一昨日(26日)引け後に、大和証券が昭和電工を2から1へ変更したため、
昨日(27日)は買われて始まりましたが、間もなく売られ気味になり、高値
から4.2%も下げて引けました。
 この銘柄も外資系大手各社の売り手口が急増しています。彼らは儲けるため
には力づくで株価を動かしてきますが、大手金融なら相場操縦をしても良いの
か?森金融庁長官に聴いてみたいです(^^)


 先日は読者の方から、「東海カーボンを持ち中間決算を楽しみにしている」
とのコメントをいただきましたが、このように個人投資家が好業績を評価して
株式投資をしても、大手金融がそれを逆手にとって売り崩すような市場では危
なくて投資など出来ません。

 もっとも、足元の企業業績を調べてみても、今のところ製造業は全体的に4
〜6月の四半期で悪い決算は出そうもありません。為替も円安気味に推移して
いますし、各種製品の値上げも進んでいます。

 カーボン各社にしても7月からの黒鉛電極の値上げ分はそっくり利益になり
そうな様子ですし、来期の注文まで積み上げていると言うのに下期の利益予想
は上期以上に相当に控え目です。大型償却が済んでしまった前期からは利益を
抑えられなくなっていますから、通期では物凄い増益になりそうです。幾ら保
守的企業とは言え、こんな時こそ大型の株主還元策を採って欲しいですね。


 いずれにしても資金力の無い我々は、くれぐれも気を付けて、ファンドなど
の違法行動に注意しつつ投資をして行かねばなりません。

 当局は大手金融には寛容な(仲間の)ようですから、貯蓄から投資へ、NI
SAで・・・などの宣伝を鵜呑みにせず、資産を防衛せねばなりません(苦笑)


 まあ、余りお金の事ばかり考えてもキリが無いですから、今夜はマーケット
よりWC日本戦を楽しみたいと考えています(^^)


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益を大きく取るという技術の習得を目指しています。その上で、確実に利益を
上げ続ける資産のバリュー株に資金を再投資するための銘柄選別も続けていま
す。現状の株価の下落は、来年以降にジム・ロジャースが予想したブラック・
マンデー以上の大暴落が襲って来た時の投資銘柄選別の訓練には最適だと考え
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ャレンジをする事や、今回億近に抜粋したほかにも逆境を糧にして経済的独立
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 増益修正や増配発表企業の株価が下落するのはチャンス(2017/02/28)
 安心できる企業の株でポートフォリオの再構築したい(2017/01/10)
 割安企業を選んで分散投資を行えばリバウンド相場で大きく稼げる(2016/12/27)
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変化のときか

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 ワールドカップが白熱しています。
 コロンビア、ポーランド、セネガル・・・H組チームの誰もが日本戦での勝ち点3を読んで予選に臨んだものと思われますが、ところがどっこい、期待の高かったコロンビアとポーランドが苦戦しています。

 イタリアが出場を逃したり、ドイツが最下位で一次リーグ敗退となるなど、波乱含みではありますが、この変化も世の常なのでしょう。

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為替市場動向〜半期末、テーマは再び政治に〜

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 エスカレートしていく米国発「貿易戦争」進行の中、6月FOMCでは予想通り利上げが決定されました。
 その後、6月20日には、パウエルFRB議長は「FF金利(政策金利)の漸進的な引き上げ継続の論拠は強い」と発言。マーケットでは、2018年は合計4回(残り2回は9月と12月?)の利上げを織り込みつつあります。

 米国2年債は、2.53%まで上昇。貿易戦争や移民問題などのリスク要因で利回りが低下(質への逃避)気味の10年債との利回りギャップは約0.338%にまで縮小。2007年以来の小さなスプレッド。気になる動きではあります。


 米国トランプ大統領による貿易戦争を拡大は、止まるところを知らないように見えます。3月に始まった輸入関税引き上げ発表、6月初めにはEU,カナダにも。日本以外の多くの国は報復関税の導入を検討もしています。対中国への関税措置は、中国からの報復措置行使で、追加関税も検討されると言う、報復への報復も。また、自動車関税引き上げ検討も、日欧には大きな問題になりそうです。
 さらに、イラン制裁のための、日本にイラン原油輸入停止措置を求めたり、と様々な分野に及びます。トランプ氏の意向に振り回される展開は、マーケットに不透明感を投げかけています。


 そんな中で迎える今年の半期末は6月29日(金)。半期末・月末・週末でもあります。

 今週は、28日に米第1四半期のGDP確報値、個人消費デフレーターも発表されますが、「末」の節目が重なること、来週には6月の米の雇用統計発表も控えていることから大きな動きはなかろうかと思います。


 ドル・円は、上記した米国発の貿易戦争拡大への懸念にも拘わらず、概ねレンジ相場で動いています。3月に初めて輸入関税引き上げの話が出たときは、リスクオフ反応で104円台まで円高に振れたわけですが、貿易摩擦問題が益々ひどくなる中でも109円〜110円での推移に終始しているところを見ると、影響を計りかね、大きく動かないとしているのかもしれず、取り敢えず、日米の金融政策の差がドル円相場を支えているのかもしれません。
 つぎつぎ出される米国の貿易政策が、世界経済全体へどう影響していくか、引き続き見ていく必要があります。


 欧州に目を向けてみると、米国との関税問題もさることながら、移民問題や難民問題が懸念材料として浮かびます。
 先般、イタリア政府が難民の救助船を差し押さえ入国を拒否したニュースが話題になりましたが、ドイツでも移民・難民政策を巡ってドイツ政権内で意見が分かれ、メルケル政権崩壊のリスクも囁かれます。また、EU各国の政策の違いから、対立が広がるリスクが強まるとも言われ出しました。中でもイタリアの政治リスクを懸念する向きは、未だに大きく、春以降、イタリア国債の売りが未だ目立ちます。

 通貨ユーロは年初の金融正常化期待による買い戻し意欲での上昇の動きから、春からは期待後退による反落を経て、6月には1.15〜1.18のレンジ内の上下に終始する動きが続いています。方向感がはっきりしない、動きにくい相場です。


 今年上半期の主要通貨の為替相場は、対米ドルで日本円の約2%の円高推移以外は、ドル高各通貨安でした。

 米国の金利上昇が主なる背景になったと思いますが、特に新興国通貨の下落が顕著でした。新興国通貨安は、物価高インフレ加速を通じて、経済悪化に繋がります。巡り巡って、、先進国経済にも悪影響をもたらすリスクがあります。

 貿易摩擦問題も含めて、このあたりの影響も心に留めておいた方が良さそうです。


 明日は、西野ジャパンの対ポーランド戦試合。
 日本からもエール送って行きましょう!

 最後までお読みいただき、ありがとうございます。

※6月27日東京時間13時執筆
 本号の情報は6月26日のニューヨーク市場終値ベースを参照しています。
 なお、記載内容および筆者見解は参考情報として記しています。


式町 みどり拝


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             −本日の目次−
          (本日の担当:式町みどり)


 ◆コラム「為替市場動向〜半期末、テーマは再び政治に〜」:式町みどり


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■【緊急告知】山本潤の「銘柄深掘りの会」開催!!


=申込期間が短いので今すぐお申し込み下さい!=


 「億の近道」発行元イノベーターズ・フォーラム理事で株式会社リンクスリ
サーチアナリストの山本潤が、一日限りのイベントを開催します。

 題して「銘柄深掘りの会」。

 最近の山本氏のセミナーなどで発掘された有力銘柄を中心に、トーク会形式
で深掘りしていきます。山本氏のほか、名古屋で個人投資家勉強会を10年継
続しているアイル氏も登壇。

 ゆるい雰囲気で、濃い話が聞けるかも知れない90分間です。

 お時間ご都合がつけば、ぜひお出かけ下さい。


 今回は人数限定で行いますので、満席になった場合はご容赦下さい。


【開催概要】

日時:6月30日(土)
   15:00開場 15:15開始 16:45終了予定

場所:東京都渋谷区 渋谷駅より徒歩5分
    場所の詳細は、お申し込み後にご案内いたします。

参加費
 イベントのみ参加:500円(税込)
 イベント&懇親会参加者:5,500円(税込)

※終了後、懇親会を行います。講師の山本氏ももちろん参加。
 投資家同士の交流や講師との会話をお楽しみ下さい。
 投資に成功している人ほどコミュニケーションを取っています。
 時間は17時〜19時です。途中退席OKです。
 人数限定。


【申込要項】

1.こちらのフォームに必要事項を入力・送信して下さい。


2.お支払のご案内が送信されます。
  お支払いはクレジットカード払いのみとなっております。

 ※申込〆切は6月28日木曜日23:59です。
  〆切前でも満席になり次第、お申し込み終了となりますのでご注意下さい。


【注意事項】

1.当日の撮影・録音等は固くお断りいたします。
2.イベント・懇親会とも途中参加、途中退出も可能ですが、参加費は返金い
  たしかねます。


※当セミナーは、特定の金融商品を斡旋・販売するようなことはありません。
 純粋に情報提供ですので、安心してご参加下さい。

主催:NPO法人イノベーターズ・フォーラム
   株式会社リンクスリサーチ


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◆コラム「為替市場動向〜半期末、テーマは再び政治に〜」


 エスカレートしていく米国発「貿易戦争」進行の中、6月FOMCでは予想
通り利上げが決定されました。
 その後、6月20日には、パウエルFRB議長は「FF金利(政策金利)の
漸進的な引き上げ継続の論拠は強い」と発言。マーケットでは、2018年は
合計4回(残り2回は9月と12月?)の利上げを織り込みつつあります。

 米国2年債は、2.53%まで上昇。貿易戦争や移民問題などのリスク要因
で利回りが低下(質への逃避)気味の10年債との利回りギャップは約0.3
38%にまで縮小。2007年以来の小さなスプレッド。気になる動きではあ
ります。


 米国トランプ大統領による貿易戦争を拡大は、止まるところを知らないよう
に見えます。3月に始まった輸入関税引き上げ発表、6月初めにはEU,カナ
ダにも。日本以外の多くの国は報復関税の導入を検討もしています。対中国へ
の関税措置は、中国からの報復措置行使で、追加関税も検討されると言う、報
復への報復も。また、自動車関税引き上げ検討も、日欧には大きな問題になり
そうです。
 さらに、イラン制裁のための、日本にイラン原油輸入停止措置を求めたり、
と様々な分野に及びます。トランプ氏の意向に振り回される展開は、マーケッ
トに不透明感を投げかけています。


 そんな中で迎える今年の半期末は6月29日(金)。半期末・月末・週末で
もあります。

 今週は、28日に米第1四半期のGDP確報値、個人消費デフレーターも発
表されますが、「末」の節目が重なること、来週には6月の米の雇用統計発表
も控えていることから大きな動きはなかろうかと思います。


 ドル・円は、上記した米国発の貿易戦争拡大への懸念にも拘わらず、概ねレ
ンジ相場で動いています。3月に初めて輸入関税引き上げの話が出たときは、
リスクオフ反応で104円台まで円高に振れたわけですが、貿易摩擦問題が益々
ひどくなる中でも109円〜110円での推移に終始しているところを見ると、
影響を計りかね、大きく動かないとしているのかもしれず、取り敢えず、日米
の金融政策の差がドル円相場を支えているのかもしれません。
 つぎつぎ出される米国の貿易政策が、世界経済全体へどう影響していくか、
引き続き見ていく必要があります。


 欧州に目を向けてみると、米国との関税問題もさることながら、移民問題や
難民問題が懸念材料として浮かびます。
 先般、イタリア政府が難民の救助船を差し押さえ入国を拒否したニュースが
話題になりましたが、ドイツでも移民・難民政策を巡ってドイツ政権内で意見
が分かれ、メルケル政権崩壊のリスクも囁かれます。また、EU各国の政策の
違いから、対立が広がるリスクが強まるとも言われ出しました。中でもイタリ
アの政治リスクを懸念する向きは、未だに大きく、春以降、イタリア国債の売
りが未だ目立ちます。

 通貨ユーロは年初の金融正常化期待による買い戻し意欲での上昇の動きから、
春からは期待後退による反落を経て、6月には1.15〜1.18のレンジ内
の上下に終始する動きが続いています。方向感がはっきりしない、動きにくい
相場です。


 今年上半期の主要通貨の為替相場は、対米ドルで日本円の約2%の円高推移
以外は、ドル高各通貨安でした。

 米国の金利上昇が主なる背景になったと思いますが、特に新興国通貨の下落
が顕著でした。新興国通貨安は、物価高インフレ加速を通じて、経済悪化に繋
がります。巡り巡って、、先進国経済にも悪影響をもたらすリスクがあります。

 貿易摩擦問題も含めて、このあたりの影響も心に留めておいた方が良さそう
です。


 明日は、西野ジャパンの対ポーランド戦試合。
 日本からもエール送って行きましょう!

 最後までお読みいただき、ありがとうございます。

※6月27日東京時間13時執筆
 本号の情報は6月26日のニューヨーク市場終値ベースを参照しています。
 なお、記載内容および筆者見解は参考情報として記しています。


式町 みどり拝


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。)


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れた強い競争力を持つ事業があり、業績も好調でキャッシュリッチ、低PER
低PBRで、人気の株主優待と、増配を続けている企業を研究しています。
 優待人気から知名度アップによる再評価が期待出来ます。

 また、コラムでは、「この株価の下げは大きなチャンスだと、一歩踏み込ん
で資金を大きく投下する。ファンダメンタルズ分析を長年続けてきた成果を、
短期運用で実践して、大暴落が来た後でも、投資額を更に大きく減らして、利
益を大きく取るという技術の習得を目指しています。その上で、確実に利益を
上げ続ける資産のバリュー株に資金を再投資するための銘柄選別も続けていま
す。現状の株価の下落は、来年以降にジム・ロジャースが予想したブラック・
マンデー以上の大暴落が襲って来た時の投資銘柄選別の訓練には最適だと考え
て準備をしっかりと進めています。」と題し、この下落をチャンスと捉えてチ
ャレンジをする事や、今回億近に抜粋したほかにも逆境を糧にして経済的独立
を図るヒントを、自身の実践を通じて書いています。

 さらに、下げ止まったら投資対象としたい7銘柄の候補を取り上げるととも
に、カーボン関連のIRへの取材を含むその後フォローアップなどをしていま
す。

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 銘柄研究 わらべや日洋(2918) http://okuchika.jugem.jp/?eid=4234
 銘柄研究 ミライアル(4238)  http://okuchika.jugem.jp/?eid=4244

過去サンプル(コラム)

 増益修正や増配発表企業の株価が下落するのはチャンス(2017/02/28)
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 安心できる企業の株でポートフォリオの再構築したい(2017/01/10)
 http://okuchika.net/?eid=6789

 割安企業を選んで分散投資を行えばリバウンド相場で大きく稼げる
 (2016/12/27)
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 現代の錬金術である株式投資を使って、老後の生活を少しでも豊かにしよう
 とするための心得(2012/11/06)
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日経平均が10万円を突破するのはいつか?



 「2012年に日経平均が2万円を超える15の理由」という本を講談社から出版したのは、2010年5月ですからかなり昔のことになります。

 当時はリーマンショックの生々しい記憶がまだ冷めやらぬ時期で世の中の反応は「2万円?夢物語でしょ!そうなったらうれしいでけど・・・」というものでした。人々は2万円どころか、日経平均が4000円まで急落するのではないかとびくびくしていたのです。

 その後、2012年3月に「銀座の投資家が『日本は大丈夫』と断言する理由」をPHP研究所から出版したときには、2011年3月の東日本大震災・福島原発事故の直後で世の中を沈滞ムードが覆っていました。

 確かに私は、<3.11>という大事件を事前に予想できなかったため、日経平均が2万円に到達する時期を読み間違えました。これは否定できない事実です。しかし、この2冊の本を今読み返しても、日本経済の先行きや株価の大きなトレンドに対する考察は間違ってはいません。

 『日本という国が力強い成長』を今後とも続けていくことに疑いはなく、当然(平均)株価も完全にパラレルでは無いにしても関連性を持って上昇します。

 前回の思わぬ事件による失敗やバフェットの「何がいつ起こるか予想することはできない・・・・」という金言を考慮して、時期の特定については今回行いませんが、少なくとも私が生きている間(私は間もなく還暦)には日経平均が10万円に到達すると考えます。


 なぜ、「日本経済や株価に対してそれほど強気なのか」については、これまで色々なところでコメントしてきましたし、今後もいろいろな解説を行いますが、直近の市場のムードが「株価が上昇しているのにもかかわらず弱気」であることも、私の考えを後押ししています。

 有名な相場格言に「大相場は悲嘆の中で始まり、懐疑の中で育ち、熱狂とともに終わる」というものがあります。つまり、大きな上昇相場というのはリーマンショックのような大暴落で人々がおびえている中で始まり、その後株価が上昇しても人々が懐疑的な気分の中でびくびくしている中で育つということです。そして、世の中の懐疑的気分が無くなり、人々がバブルで熱狂する中でリーマンショックのような暴落で大相場は一瞬にして終わるわけです。

 8000円近辺から考えれば、現在の株価は3倍水準であり、すでにバブル水準と考えて多くの(特にベテランの)投資家が積極的にカラ売りをしかけていることは大いに理解できます。

 しかし、私は今回の上昇相場は並みのスケールではないと考えます。3倍に株価が上昇しているのにもかかわらず、世の中のムードがまだまだ懐疑的でバブルとは程問い状態です。「株を買わないやつは馬鹿だ」という評論家も現れていませんし、むしろ「リ―マンショックから10年目だからまた大暴落がやってくる」というような話を素人のコメンテーターまでが口にするような状況です。

 現在の状況は1994年頃の米国市場に非常によく似ていると思います。
 1994年のダウ平均は、4000ドル近辺でした。1980年代においては1000ドル程度でしたから、この水準はとてつもなく高く思われ、私の周辺のプロフェッショナルのディーラたちは大規模なカラ売りを仕掛けました。

 しかし、結果は皆さんのご存じのとおりです。その直後からIT・インターネットバブルが始まり、2000年頃には1万ドルを超える水準に到達しました。その後ITバブルの崩壊によって一時的に値を下げましたが、現在のダウ平均は2万5000ドル近辺、すなわち1994年の水準の6倍以上にもなるのです。4000ドルが日経平均2万円と換算すれば約25年間で12万円以上に上昇したことになります。

 また、1980年代の1000ドルを、日経平均の安値水準8000円と考えれば、現在のダウ平均は約25倍。日経平均に換算すれば20万円。

 今後の日本の株式市場はそのぐらい大きな上昇相場を経験すると考えます。

夕刊フジに掲載された全文はこちら
 https://www.zakzak.co.jp/eco/news/180626/eco1806260006-n1.html


(大原浩)


*2018年4月に大蔵省(財務省)OBの有地浩氏と「人間経済科学研究所」
 (JKK)を設立しました。HPはこちら https://j-kk.org/


【大原浩の書籍】

★夕刊フジ(産経新聞社)にて「バフェットの先を行く投資術」)」
 <毎週木曜日掲載>
 月刊「産業新新潮」(産業新潮社:http://sangyoshincho.world.coocan.jp/
 にて「ドラッカー18の教え」を長期連載中。

★「バフェット38の教え・応用編」(昇龍社、アマゾンキンドル版)が発刊されました。
 https://amzn.to/2Lxd8sJ

★「バフェット38の教え」(昇龍社、アマゾンキンドル版)
 http://amzn.to/2f7AZkD

★終身雇用の実力主義―バフェットとポーターに学ぶナンバーワン企業戦略―
 アマゾン・キンドル版
 https://amzn.to/2GdMYx2

★バフェット流で読み解くGINZAX30社(2018年度版、上巻、下巻)
 <発行:昇龍社>(アマゾン・キンドル版)が発刊されました。
 上巻:http://amzn.to/2wtdH3m
 下巻:ttp://amzn.to/2wjJTFE

★バフェット流で読み解くGINZAX30社(2017年度版、上巻、下巻)
 <発行:昇龍社>(アマゾン・キンドル版)
 上巻:http://amzn.to/2clE4yw
 下巻:http://amzn.to/2clFbxZ

★バフェット流で読み解く、GINZAX30社<特選・優良企業>
 昇龍社、アマゾン・キンドル版<上・下巻>2016年度版
 http://goo.gl/3icB5G
 http://goo.gl/ltVLIs

★『投資の神様』(バフェット流投資で、勝ち組投資家になる)<総合法令>
  http://goo.gl/MKtnf6

★「客家大富豪の教え」18の金言」に学ぶ、真の幸せをつかむ方法
 著者:甘粕正 <アマゾンキンドル版>
 http://goo.gl/rKIvhB

★「賢人バフェットに学ぶ・投資と経営の成功法則」
 昇龍社(アマゾン・キンドル版)
 http://goo.gl/UMxBYs

★「バフェットからの手紙」に学ぶ(2014)大原浩著 昇龍社<Kindle版>
 http://goo.gl/Blo6KT

★「バフェットからの手紙」に学ぶ(2013)大原浩著 昇龍社<Kindle版>
 http://goo.gl/iz1GUV


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最新有料メルマガから「現状の株価の下落は投資銘柄選別の訓練には最適」



 今回は特別に、本日配信の有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」のコラムの一部を掲載いたします。
 自立した投資家、石川臨太郎の最新コンテンツをお楽しみ下さい。


=コラム「現状の株価の下落は投資銘柄選別の訓練には最適」=
 (有料メルマガ第487回・2018/6/26配信号)



【前略】


 私は30年以上株式投資を実践してきたことで、人生をとても良い方向に変えることができました。


【中略】


 ストレスをかけ過ぎないで株価が一時的に下落しても、確実にリバウンドして株価が下落以前の位置まで戻るという、再現性のある銘柄を選び出してリストアップしていくためにも、いまの日本株の低迷はチャンスだと捉えています。


【中略】


 今日は私が40代の後半から51歳にサラリーマンを辞めるまでの間に考えていた『自分ダントツ化計画』を少し手直しして、購読者の皆さんにご紹介しようと思います。


(1)どんな逆境にあっても能力をアップしつづける方法


【中略】


 サラリーマンを辞めて、このとき鍛えて、磨いた自分の投資能力を駆使して、この12年間でサラリーマン時代より大きなお金を作ってきました。

 自分が働かないで自分の資産に働いてもらうという方法です。
 株式投資や不動産投資などのように、資産に働いてもらう方法です。

 自分の資産に稼いでもらい養ってもらっているうちに、自分でワクワクできることを見つけて、それを仕事にしてしまえたら最高です。


【中略】


 「フランクル心理学」という概念と手法を創始されたビクター・フランクルという心理学者がいます。第二次世界大戦中アウシュビッツなどいくつかの強制収容所に収容されていた経験が基礎になっているようです。

 人にとって「意味」というものは不可欠なもの。「生きる意味」に向かう人間の力。地獄のような環境で「明日は自分たちがガス室行きか」とおびえる毎日の中で、どういう人が生き長らえたか。

 それは「生きる意味」を失わなかった人だそうです。
 ある二人の囚人が自殺を決意したときフランクルはこう問い掛けたそうです。

「人生のほうはまだあなたに対する期待を決して捨てていないはずです。貴方を必要とする何か、あなたを必要としている誰かが必ずいるはずです。そしてその誰かはあなたに発見されるのを待っているのです。」

 二人は自殺を思いとどまったそうです。
 ひとりは外国で自分を待っている愛する子供に気づき、ひとり(科学者)はあるテーマの著作シリーズを完成させていない事に気がついた。そして生きる力を得た。
 「人間は意味を求める存在」そして「意味があるということが、人間の生き
る力を発動させる。」

 これほどすごい力を使わない手はありません。
 ぜひ仕事や投資、自分の行動の意味を考えつづけることをお勧めします。

 株式投資は経済的独立を目指すためです。
 ということは損するため、自分の資産を失うためではない。
 そのことを常に忘れないでください。


【中略】


 生活費を稼ぎながら、自分がワクワクしながら仕事ができるのは最高です。
 でも日本の現状は厳しくなる一方で、仕事も職場環境も厳しく、というより嫌な暗い状況になるばかりで、楽しくなくなる一方ですから、経済的独立を目指す以外ない。私はそう思って努力を続けていました。

 でも経済的独立をはたすと、明日職場がなくなるといわれても平然としていることができる、というのも事実です。
 仕事に生活費を依存していない。これは強いです。

 こんな時代ですから、勤めている会社がいつ倒産するかわからない。
 大企業なら大丈夫ですか。

 過去においては東証第一部の企業が倒産するなんてことはまれでしたが、いまは普通に起こることになってしまいました。

 倒産だけが自分のサラリーを脅かすわけではありません。
 リストラに遭う危険だって、どんどん高まっています。

 そのときあなたはどうしますか。
 慌てますか。

 どんなに自分に自信がある人でも、自分が職を失えば慌てます。
 自信も崩れるかもしれません。

 だから経済的独立を達成しておくことが必要になるのです。
 私が経済的独立を目指した最初の発端は、サラリーマンの宿命である定年を迎えたとき、安心して暮らせる体制作りでした。
 しかしその資産運用が予想以上に早く育ち、いつ会社を辞めても生活に困らなくなりました。


【後略】


経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎


★有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」を週1回配信しています。石川臨太郎が特定銘柄を挙げて詳細研究する「銘柄研究」が好評です。ご興味がある方はぜひ一度ご購読下さい。


【地方市場ながら優待人気を期待!強い事業と好業績、キャッシュリッチで、低PER低PBRの増配企業を研究!!】


 本日配信の有料メルマガでは、地方市場上場銘柄ながら、技術力に裏打ちされた強い競争力を持つ事業があり、業績も好調でキャッシュリッチ、低PER低PBRで、人気の株主優待と、増配を続けている企業を研究しています。 優待人気から知名度アップによる再評価が期待出来ます。

 また、コラムでは、「この株価の下げは大きなチャンスだと、一歩踏み込んで資金を大きく投下する。ファンダメンタルズ分析を長年続けてきた成果を、短期運用で実践して、大暴落が来た後でも、投資額を更に大きく減らして、利益を大きく取るという技術の習得を目指しています。その上で、確実に利益を上げ続ける資産のバリュー株に資金を再投資するための銘柄選別も続けています。現状の株価の下落は、来年以降にジム・ロジャースが予想したブラック・マンデー以上の大暴落が襲って来た時の投資銘柄選別の訓練には最適だと考え
て準備をしっかりと進めています。」と題し、この下落をチャンスと捉えてチャレンジをする事や、今回億近に抜粋したほかにも逆境を糧にして経済的独立を図るヒントを、自身の実践を通じて書いています。

 さらに、下げ止まったら投資対象としたい7銘柄の候補を取り上げるとともに、カーボン関連のIRへの取材を含むその後フォローアップなどをしています。

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過去サンプル(研究銘柄)
 銘柄研究 ニチリン(5184)
 ]銘柄研究 帝国電機製作所(6333)


過去サンプル(コラム)
 増益修正や増配発表企業の株価が下落するのはチャンス(2017/02/28)
 安心できる企業の株でポートフォリオの再構築したい(2017/01/10)
 割安企業を選んで分散投資を行えばリバウンド相場で大きく稼げる(2016/12/27)
 現代の錬金術である株式投資を使って、老後の生活を少しでも豊かにしようとするための心得(2012/11/06)



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情熱投資家、相川伸夫が語る注目銘柄アバント(3836)

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<株主総会に行く人?行かない人?>


 株主総会ラッシュが続いていますが、それも今週で落ち着くことになります。


 株主総会は基本平日に開催されており、開催地も比較的東京に集中しているため誰でも参加できる訳ではありません。

 特に会社員の場合は休みが取れるかどうかが総会出席に際し重要なポイントです。

 株主総会に行ったらどんなメリットがあるのでしょうか?


【株主総会出席のメリット】

・経営陣の顏と声(話し方)から人柄や経営に対する自信などを知れる
・株主の参加人数と質疑の具合から注目度が分かる
・質疑応答では経営陣に直接質問できる
・電話では流されるきわどい質問にも答えてもらえることがある
・株主総会での発言(質疑応答含む)は公的なIRにも等しい

などが主なところでしょう。

 私が総会に参加する一番の目的は断然『社長に質疑応答をするため』です。
 逆に参加のデメリットは交通費や時間、労力ってところくらいですね。


 それでは株主総会の質疑応答では何を質疑するのが良いのでしょう??

 経営や新規事業などもあるかと思いますが、結論としては『何でもいい』んです。

 自分の心に正直に、気になることを聞いてください。

 つい、『こんな事質問したら恥ずかしいのかな??』と、怖気づく気持ちが生まれることもあるでしょう。

 しかし、何も『賢そうな』質問を意識しなくていいんです。

 あなたが気になることというのは他にも気になる人は居ます。

 そもそも、会社として事前に質疑応答のリハーサルまでやって練習したのに、質疑応答は数人&わずか10分くらいで終わってしまった時はとても空しいものです(笑)

 小型の会社では株主総会の参加人数が10人程度の時もあります。

 そんなとき、総会時間に余裕がありそうなら二回挙手をして、この機会に色々聞いてみましょう!!

 年に一度のこの時は社長にどんなことでも聞けるんです!
 総会に出席した人だけの特権です。


 自分だと、
『会社の経営戦略における前提をどうやって決めたのか?』や
『新規事業の黒字化の目処はいつであり、今後新規事業を既存売上の20%まで持っていくのに何年後を想定しているか?』
とかの展望や青写真について聞くことが多いです


 株主総会が終わった後に懇親会とかを企画している会社はとても良いですね!

 そうした機会ではぜひとも料理なんかに夢中になるのではなく、会社の営業責任者や開発者、もちろん社長や取締役などから少しでも知識(製品や技術、業界の動向やリスク)や経営に関する考え(増資や、期初予想の数字の根拠、M&Aについてや配当、今後の利益成長に関しての野望)を聞きまくるのが良いと思います。


 会社はひとりでに大きくなることはありません。

 成長企業の社長が言っていましたが、『意志無くして成長無し』です。


 株主総会は一年に一回です。
 ぜひ主力級に投資をしている会社には参加をしてみてください。



■相川伸夫ピックアップ銘柄フォロー

 ※6月22日(金)執筆時点


・山王(3441)2016年12月19日配信
 株価560円⇒1205円(+115%)

・テノックス(1905)17年2月20日配信
 株価815円⇒1030円(+26%)

・LCホールディングス(8938)17年4月3日配信
 株価894円⇒1270円(+42%)

・特殊電極(3437)17年6月12日配信
 株価2922円⇒4275円(+46%)

・東北特殊鋼(5484)17年9月4日配信
 株価1831円⇒1800円(−1%)

・新報国製鉄(5542)17年10月2日配信
 株価1577円⇒1997円(+27%)

・パウダーテック(5695)18年2月19日配信
 株価4845円⇒4050円(−16%)

・東京エレクトロンデバイス(2760)18年4月6日配信
 株価1970円⇒1999円(+1%)


・テノックスは6月28日に株主総会があり、新代表に佐藤氏が就任予定です。
 今後経営者が変わることでテノックスのバリュー銘柄というイメージが変化を起こす兆しがあるなら、これは大変面白い可能性もあるので注目しています。


・LCHDは6月27日に株主総会があり、6月29日には新代表のダヴィンチの金子氏による機関投資家向け説明会ののち、一般個人投資家向けの説明会も予定されています。
 同社は現在混迷の真っただ中にあるので、現在の投資は投機であります。
 金子さんに賭けるならここでの投資のリターンは大きくなる可能性をはらんでいますが、今後どうなるか全くわかりません。
 私も説明会には参加しますので、どんな話が聞けるのか大変興味深いです。


・東北特殊鋼に関してポジティブな話です。
 アイシン精機は今後の経営戦略としてATの積極的な増産を掲げています。
 17年3月期年間980万台の生産能力であったものを2020年には年間1320万台に設備増強をしていくと発表(前回増産予定より+220万台)されています。
 これは世界的にはエンジンを使ったAT車、HV車、PHVが増えるという業界予想になります。
 東北特殊鋼が国内大手自動車メーカー、部品メーカーの半数以上の車種に供給しているのが、吸・排気エンジンバルブ「耐熱鋼」、電子燃料噴射装置「電磁ステンレス鋼」です。その国内シェアは、耐熱鋼で約70%、電磁ステンレス鋼で約60%ですので、これは同社にとってプラスです。
 株主総会は6月28日です。


・パウダーテックの株主総会は6月28日
・特殊電極の株主総会は6月27日



■アバント(3836)連結決算システム国内シェアNO.1


 この会社は現在客員アナリストとして私が在籍しているリンクスリサーチのウェブサイト『みんなの運用会議』にて4月24日に記事を掲載しました。

 今回改めてこちらでも取り上げさせて頂くのは、ピックアップ銘柄としてアバントを取り上げたいと思ったからです。


 取材して記事を書かせていただいたあと、個人投資家主催の投資オフ会『キャッシュフローゲーム会(幹事がボランティアでオフ会を10年、100回以上続けている大変素晴らしい会)』にお招きして個人投資家向けにIRをしていただきました。

 この時には春日CFOに御登壇頂いたわけですが、ここで前回聞いたお話よりもさらにアツイ話になっていたので、今回取り上げさせて頂くことにしました。


 ここも長期での投資が資産を億に近づけてくれる大変面白い企業だと感じましたので、改めて取り上げさせて頂きます(笑)

 今回の記事ではザックリとしか書きませんので、今日の記事だけではよくわからないという方はみんなの運用会議での記事も併せてみていただければと思います。

・アバントの記事(みんなの運用会議)
https://double-growth.com/3836-abant/



■アバントって何やってる会社??


 連結決算システムを企業に売っているシステム会社です

 上場企業は投資家に対して四半期に一度決算短信を開示しますよね?
 皆さん見てると思います。

 財務諸表には

・BS(貸借対照表)
・PL(損益計算書)
・CF(キャッシュフロー計算書)

の三つがありますが、例えば単独一社での事業形態であれば決算はそんなに難しいものではないでしょう。

 しかし、連結子会社が10社以上あったらどうでしょう??

 それぞれの在庫の棚卸や売上、販管費をそれぞれ合わせて開示しないとならない。

 ましてや株式持ち分100%なら悩まずに済みますが70%の子会社であったり、30%の持ち分適用であった場合には非支配持ち分や会計基準が異なったり、海外では為替であったりといろんなことを計算しなければなりません。

 そうした煩雑な計算をシステマチックに処理できる連結会計システム+そうした連結会計情報を使ったデータを運営に使えるようにするシステムを販売している会社=アバントと理解すれば大体大丈夫です!


■アバントの魅力 ストック&成長の可能性


 ストックビジネスというのは誰もが憧れるものです。

 繁盛している行列のできるラーメン屋さんはフロービジネスです。
 繁盛しているうちは大変大きな売上と利益を生み出せるでしょうが、店の向かいに競合店が出来たり、お客が味に飽きたりすれば行列はなくなってしまいます。

 『ストック』の定義とは人によって、考え方によって様々です。
 というかどこまでの線引き(安定性)を『ストックビジネスだ!』というかで変わります。

 賃貸収入はストックなのかもしれません。
 しかし、賃貸主が引っ越しされれば収益は途絶えます。
 そうなれば次のお客を捕まえなければいけません。

 定期購入のサプリもストックかもしれません。
 しかし、定期購入はお客の意思で辞めることが可能です。

 このように一概に『ストックビジネス』と言ってもフローの継続性(リピート)が比較的高いビジネスモデルのことを指しているだけであり、『ストックだから素敵』とは単純に判断しきれません。

 同じストックビジネスの分類の中でも、どちらがそのストック性に優位性があるかは契約継続期間と解約率でおおよそ判断できると思います。


 それではアバントの話に戻ります。

 何がすごいのか?

 一つは先ほどから書いているストック性です。

 アバントのお客さんはその多くが連結子会社を抱えている上場企業です。

・子会社の数(ライセンス数)×ライセンス料+カスタマイズ費用(コンサルティング費用)

のシステム導入費用が主な収益ですが、このうち、ライセンス料のおよそ15%は保守費用として毎年収益としてストックで入ってきます。

 現在アウトソーシング事業(決算開示のためのデータ入力など)が急激に伸びています(5年平均30%以上の売上成長。当初数名だった人員は100名にまで増え、売り上げ規模も全体の10%の10億を突破したことからフィエルテとして分社化)。

 このアウトソーシング事業の収益はほぼストックとして積みあがります。

 理由は元々その財務を担当していた人員を他の仕事に従事させるためにアウトソーシング(決算データの入力など)を委託するわけで、外部に業務を委託してから「やっぱり契約辞める!」ってなると、せっかくほかの仕事を任せた人を再度呼び戻さないといけなくなります。

 しかし、それは大手になるほど簡単なことでありません。

 アバントのシステムを利用するのは連結子会社が多い比較的大手企業が多いです。
 アウトソーシングも、システム単体でもストック性はかなり高いと考えられます。


 ここまでで十分に面白いと思って記事にしましたが、ここに+アルファのシナリオがあることが先日のIRセミナーで判明しました。


■制度会計よりも管理会計の方が今後伸びる!?


 今まで話していたのは『制度会計』という株主のために開示する「義務」のある会計でした。この市場はほぼ飽和市場であり、ストック性は高いものの売上拡大には他社の顧客を奪う必要性があり、容易ではありません。

 では、『管理会計』とは何なのでしょうか?

 皆さんは決算短信を見て経営のどこまでが判断できるでしょうか??

・財務状況はどうか?
・期初の通期予想に対しての進捗はどうか?
・キャッシュは回っているか?

などは判断できます。

 しかし、それらの情報が『経営』に対し、果たして有意義な情報なのでしょ
うか??

 答えはNOです!

 連結の売上や原価がどんぶり勘定で分かったところで経営には活かせません。
 最近多くの会社の決算説明資料なんかを見るとこんな文言をよく見ます。

『機動的な経営判断をしていく』
『経営判断の迅速化により利益を向上させる』

 つまり、それは具体的にどうやって判断するのでしょうか?
 フィーリングや経験による勘なのでしょうか?

 管理会計市場のニーズがまさにここにあるのだと私は思うのです。


 つまり、管理会計とは…

・どの製品(サービス)が伸びているのか?
・計画に対してどこの会社(地域)が伸びているか?
・客層はどこが増えているか?
・営業マン別の売上進捗はどうか?

など経営に関して知りたい部分にフォーカスできるように活きた数字を計算する会計(見える化)、儲けるための会計とも言えます。

 非上場であろうが上場会社であろうが関係ありません。

 管理会計の方が制度会計よりも市場は大きく、また現在もその市場は年2桁成長しているということなので、ここがとてもアツいと私は感じました。


 また、アウトソーシングの入力はRPAなどで効率化を図るというのと、連結税務もやってほしいというニーズもあるそうです。

 アバントの業務は企業のCFO(財務担当)とのやり取りなので、そこでのスピード感のある営業力も強みだと感じます!


 この銘柄も皆さんにとっての億の近道になることを期待しています(笑)


それではまた。

『全力全開全力前進!!!』


(相川伸夫)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)


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億の近道2018/06/25


■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
投資情報メールマガジン                   2018/06/25

             イ意 の 近 道

         −プロが導く「億」資産への近道−   週5回発行
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

【ご挨拶】

 将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析やコラムを参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!

   ★当メルマガは等長フォントでの閲覧を前提にしております★

===================================


             −本日の目次−
          (本日の担当:相川伸夫)


 ◆コラム「情熱投資家、相川伸夫が語る注目銘柄アバント(3836)」


===================================


【お知らせ】


■山本潤氏の「有価証券報告書分析セミナー」開催!!


 「億の近道」発行元イノベーターズ・フォーラム理事で、リンクスリサーチ
アナリストの山本潤氏が、長期時系列データ(有価証券報告書など)を読み解
く分析セミナーを行います。

 決算短信の財務分析セミナーに続く、演習を含んだセミナーです。

 長期データの扱い方、3段階の配当割引モデルのバリューエションの考え方、
有価証券報告書におけるチェックポイントなど、個人投資家にとって関心はあ
るが、なかなか学ぶ機会のない、企業発情報を活用・分析する手法を学びます。



【開催概要】

日時:7月15日(日)
   9:45開場 10:00開始 16:40終了予定

[第一部]
・これまで開示してこなかったバリュエーションツールの使い方
・理論株価の算出方法
・エクセルでのバリュー算出のシート提供
・前提条件を立て、その前提条件で、適正な株価を算出する手法を理解する

[第二部]
・有価証券報告書チェックポイント
・株式運用において、有価証券報告書で必ずチェックするポイントを解説する
 (内容は変更することがあります)


場所:東京都渋谷区 渋谷駅より徒歩5分
    場所の詳細は、お申し込み後にご案内いたします。


参加費:20,000円(税込)

講師:山本潤
演習補助:リンクスリサーチアナリストほか

※終了後、有志にて懇親会を行います。費用は実費(5,000円程度)です。
 セミナーお申し込み時にお知らせ下さい。


【申込要項】

1.こちらのフォームに必要事項を入力・送信して下さい。



2.お支払いはクレジットカード払いのみとなっております。

 ※満席になり次第、お申し込み〆切となりますのでご注意下さい。


【ご参加条件】

 分析作業(演習)にはExcelがインストールされたパソコン(タブレット)
 が必須となります。当日は必ずお持ち下さい。
 ※今回はパソコンレンタルはありません。

 また、モバイルルータ(wifi)をお持ちの方はご持参下さい。
 ※今回もwifi環境は用意します。


【注意事項】

1.当日の撮影・録音等は固くお断りいたします。
2.途中参加、途中退出も可能ですが、参加費は返金いたしかねます。


※当セミナーは、特定の金融商品を斡旋・販売するようなことはありません。
 純粋に情報提供ですので、安心してご参加下さい。

主催:NPO法人イノベーターズ・フォーラム 株式会社リンクスリサーチ


===================================


◆コラム「情熱投資家、相川伸夫が語る注目銘柄アバント(3836)」


<株主総会に行く人?行かない人?>


 株主総会ラッシュが続いていますが、それも今週で落ち着くことになります。


 株主総会は基本平日に開催されており、開催地も比較的東京に集中している
ため誰でも参加できる訳ではありません。

 特に会社員の場合は休みが取れるかどうかが総会出席に際し重要なポイント
です。

 株主総会に行ったらどんなメリットがあるのでしょうか?


【株主総会出席のメリット】

・経営陣の顏と声(話し方)から人柄や経営に対する自信などを知れる
・株主の参加人数と質疑の具合から注目度が分かる
・質疑応答では経営陣に直接質問できる
・電話では流されるきわどい質問にも答えてもらえることがある
・株主総会での発言(質疑応答含む)は公的なIRにも等しい

などが主なところでしょう。

 私が総会に参加する一番の目的は断然『社長に質疑応答をするため』です。
 逆に参加のデメリットは交通費や時間、労力ってところくらいですね。


 それでは株主総会の質疑応答では何を質疑するのが良いのでしょう??

 経営や新規事業などもあるかと思いますが、結論としては『何でもいい』
んです。

 自分の心に正直に、気になることを聞いてください。

 つい、『こんな事質問したら恥ずかしいのかな??』と、怖気づく気持ちが
生まれることもあるでしょう。

 しかし、何も『賢そうな』質問を意識しなくていいんです。

 あなたが気になることというのは他にも気になる人は居ます。

 そもそも、会社として事前に質疑応答のリハーサルまでやって練習したのに、
質疑応答は数人&わずか10分くらいで終わってしまった時はとても空しいも
のです(笑)

 小型の会社では株主総会の参加人数が10人程度の時もあります。

 そんなとき、総会時間に余裕がありそうなら二回挙手をして、この機会に色々
聞いてみましょう!!

 年に一度のこの時は社長にどんなことでも聞けるんです!
 総会に出席した人だけの特権です。


 自分だと、
『会社の経営戦略における前提をどうやって決めたのか?』や
『新規事業の黒字化の目処はいつであり、今後新規事業を既存売上の20%ま
で持っていくのに何年後を想定しているか?』
とかの展望や青写真について聞くことが多いです


 株主総会が終わった後に懇親会とかを企画している会社はとても良いですね!

 そうした機会ではぜひとも料理なんかに夢中になるのではなく、会社の営業
責任者や開発者、もちろん社長や取締役などから少しでも知識(製品や技術、
業界の動向やリスク)や経営に関する考え(増資や、期初予想の数字の根拠、
M&Aについてや配当、今後の利益成長に関しての野望)を聞きまくるのが良
いと思います。


 会社はひとりでに大きくなることはありません。

 成長企業の社長が言っていましたが、『意志無くして成長無し』です。


 株主総会は一年に一回です。
 ぜひ主力級に投資をしている会社には参加をしてみてください。



■相川伸夫ピックアップ銘柄フォロー

 ※6月22日(金)執筆時点


・山王(3441)2016年12月19日配信
 株価560円⇒1205円(+115%)

・テノックス(1905)17年2月20日配信
 株価815円⇒1030円(+26%)

・LCホールディングス(8938)17年4月3日配信
 株価894円⇒1270円(+42%)

・特殊電極(3437)17年6月12日配信
 株価2922円⇒4275円(+46%)

・東北特殊鋼(5484)17年9月4日配信
 株価1831円⇒1800円(−1%)

・新報国製鉄(5542)17年10月2日配信
 株価1577円⇒1997円(+27%)

・パウダーテック(5695)18年2月19日配信
 株価4845円⇒4050円(−16%)

・東京エレクトロンデバイス(2760)18年4月6日配信
 株価1970円⇒1999円(+1%)


・テノックスは6月28日に株主総会があり、新代表に佐藤氏が就任予定です。
 今後経営者が変わることでテノックスのバリュー銘柄というイメージが変化
 を起こす兆しがあるなら、これは大変面白い可能性もあるので注目していま
 す。


・LCHDは6月27日に株主総会があり、6月29日には新代表のダヴィン
 チの金子氏による機関投資家向け説明会ののち、一般個人投資家向けの説明
 会も予定されています。
 同社は現在混迷の真っただ中にあるので、現在の投資は投機であります。
 金子さんに賭けるならここでの投資のリターンは大きくなる可能性をはらん
 でいますが、今後どうなるか全くわかりません。
 私も説明会には参加しますので、どんな話が聞けるのか大変興味深いです。


・東北特殊鋼に関してポジティブな話です。
 アイシン精機は今後の経営戦略としてATの積極的な増産を掲げています。
 17年3月期年間980万台の生産能力であったものを2020年には年間
 1320万台に設備増強をしていくと発表(前回増産予定より+220万台)
 されています。
 これは世界的にはエンジンを使ったAT車、HV車、PHVが増えるという
 業界予想になります。
 東北特殊鋼が国内大手自動車メーカー、部品メーカーの半数以上の車種に供
 給しているのが、吸・排気エンジンバルブ「耐熱鋼」、電子燃料噴射装置
 「電磁ステンレス鋼」です。その国内シェアは、耐熱鋼で約70%、電磁ス
 テンレス鋼で約60%ですので、これは同社にとってプラスです。
 株主総会は6月28日です。


・パウダーテックの株主総会は6月28日
・特殊電極の株主総会は6月27日



■アバント(3836)連結決算システム国内シェアNO.1


 この会社は現在客員アナリストとして私が在籍しているリンクスリサーチの
ウェブサイト『みんなの運用会議』にて4月24日に記事を掲載しました。

 今回改めてこちらでも取り上げさせて頂くのは、ピックアップ銘柄としてア
バントを取り上げたいと思ったからです。


 取材して記事を書かせていただいたあと、個人投資家主催の投資オフ会
『キャッシュフローゲーム会(幹事がボランティアでオフ会を10年、100
回以上続けている大変素晴らしい会)』にお招きして個人投資家向けにIRを
していただきました。

 この時には春日CFOに御登壇頂いたわけですが、ここで前回聞いたお話よ
りもさらにアツイ話になっていたので、今回取り上げさせて頂くことにしまし
た。


 ここも長期での投資が資産を億に近づけてくれる大変面白い企業だと感じま
したので、改めて取り上げさせて頂きます(笑)

 今回の記事ではザックリとしか書きませんので、今日の記事だけではよくわ
からないという方はみんなの運用会議での記事も併せてみていただければと思
います。

・アバントの記事(みんなの運用会議)
https://double-growth.com/3836-abant/



■アバントって何やってる会社??


 連結決算システムを企業に売っているシステム会社です

 上場企業は投資家に対して四半期に一度決算短信を開示しますよね?
 皆さん見てると思います。

 財務諸表には

・BS(貸借対照表)
・PL(損益計算書)
・CF(キャッシュフロー計算書)

の三つがありますが、例えば単独一社での事業形態であれば決算はそんなに難
しいものではないでしょう。

 しかし、連結子会社が10社以上あったらどうでしょう??

 それぞれの在庫の棚卸や売上、販管費をそれぞれ合わせて開示しないとなら
ない。

 ましてや株式持ち分100%なら悩まずに済みますが70%の子会社であっ
たり、30%の持ち分適用であった場合には非支配持ち分や会計基準が異なっ
たり、海外では為替であったりといろんなことを計算しなければなりません。

 そうした煩雑な計算をシステマチックに処理できる連結会計システム+そう
した連結会計情報を使ったデータを運営に使えるようにするシステムを販売し
ている会社=アバントと理解すれば大体大丈夫です!


■アバントの魅力 ストック&成長の可能性


 ストックビジネスというのは誰もが憧れるものです。

 繁盛している行列のできるラーメン屋さんはフロービジネスです。
 繁盛しているうちは大変大きな売上と利益を生み出せるでしょうが、店の向
かいに競合店が出来たり、お客が味に飽きたりすれば行列はなくなってしまい
ます。

 『ストック』の定義とは人によって、考え方によって様々です。
 というかどこまでの線引き(安定性)を『ストックビジネスだ!』というか
で変わります。

 賃貸収入はストックなのかもしれません。
 しかし、賃貸主が引っ越しされれば収益は途絶えます。
 そうなれば次のお客を捕まえなければいけません。

 定期購入のサプリもストックかもしれません。
 しかし、定期購入はお客の意思で辞めることが可能です。

 このように一概に『ストックビジネス』と言ってもフローの継続性(リピー
ト)が比較的高いビジネスモデルのことを指しているだけであり、『ストック
だから素敵』とは単純に判断しきれません。

 同じストックビジネスの分類の中でも、どちらがそのストック性に優位性が
あるかは契約継続期間と解約率でおおよそ判断できると思います。


 それではアバントの話に戻ります。

 何がすごいのか?

 一つは先ほどから書いているストック性です。

 アバントのお客さんはその多くが連結子会社を抱えている上場企業です。

・子会社の数(ライセンス数)×ライセンス料+カスタマイズ費用(コンサル
 ティング費用)

のシステム導入費用が主な収益ですが、このうち、ライセンス料のおよそ15
%は保守費用として毎年収益としてストックで入ってきます。

 現在アウトソーシング事業(決算開示のためのデータ入力など)が急激に伸
びています(5年平均30%以上の売上成長。当初数名だった人員は100名
にまで増え、売り上げ規模も全体の10%の10億を突破したことからフィエ
ルテとして分社化)。

 このアウトソーシング事業の収益はほぼストックとして積みあがります。

 理由は元々その財務を担当していた人員を他の仕事に従事させるためにアウ
トソーシング(決算データの入力など)を委託するわけで、外部に業務を委託
してから「やっぱり契約辞める!」ってなると、せっかくほかの仕事を任せた
人を再度呼び戻さないといけなくなります。

 しかし、それは大手になるほど簡単なことでありません。

 アバントのシステムを利用するのは連結子会社が多い比較的大手企業が多い
です。
 アウトソーシングも、システム単体でもストック性はかなり高いと考えられ
ます。


 ここまでで十分に面白いと思って記事にしましたが、ここに+アルファのシ
ナリオがあることが先日のIRセミナーで判明しました。


■制度会計よりも管理会計の方が今後伸びる!?


 今まで話していたのは『制度会計』という株主のために開示する「義務」の
ある会計でした。この市場はほぼ飽和市場であり、ストック性は高いものの売
上拡大には他社の顧客を奪う必要性があり、容易ではありません。

 では、『管理会計』とは何なのでしょうか?

 皆さんは決算短信を見て経営のどこまでが判断できるでしょうか??

・財務状況はどうか?
・期初の通期予想に対しての進捗はどうか?
・キャッシュは回っているか?

などは判断できます。

 しかし、それらの情報が『経営』に対し、果たして有意義な情報なのでしょ
うか??

 答えはNOです!

 連結の売上や原価がどんぶり勘定で分かったところで経営には活かせません。
 最近多くの会社の決算説明資料なんかを見るとこんな文言をよく見ます。

『機動的な経営判断をしていく』
『経営判断の迅速化により利益を向上させる』

 つまり、それは具体的にどうやって判断するのでしょうか?
 フィーリングや経験による勘なのでしょうか?

 管理会計市場のニーズがまさにここにあるのだと私は思うのです。


 つまり、管理会計とは…

・どの製品(サービス)が伸びているのか?
・計画に対してどこの会社(地域)が伸びているか?
・客層はどこが増えているか?
・営業マン別の売上進捗はどうか?

など経営に関して知りたい部分にフォーカスできるように活きた数字を計算す
る会計(見える化)、儲けるための会計とも言えます。

 非上場であろうが上場会社であろうが関係ありません。

 管理会計の方が制度会計よりも市場は大きく、また現在もその市場は年2桁
成長しているということなので、ここがとてもアツいと私は感じました。


 また、アウトソーシングの入力はRPAなどで効率化を図るというのと、
連結税務もやってほしいというニーズもあるそうです。

 アバントの業務は企業のCFO(財務担当)とのやり取りなので、そこでの
スピード感のある営業力も強みだと感じます!


 この銘柄も皆さんにとっての億の近道になることを期待しています(笑)


それではまた。

『全力全開全力前進!!!』


(相川伸夫)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者
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