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投資情報メールマガジン 2017/04/25
イ意 の 近 道
−プロが導く「億」資産への近道− 週5回発行
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【ご挨拶】
将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析やコラムを参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!
★当メルマガは等長フォントでの閲覧を前提にしております★
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−本日の目次−
(本日の担当:石川臨太郎&大原浩)
◆コラム「有料メルマガライブラリから(219)」:石川 臨太郎
◆コラム「ドラッカー18の教え 第2回」:大原浩
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◆コラム「有料メルマガライブラリから(219)」
有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライ
ブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。
自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致し
ないことを予めご了承下さい。
=コラム「信頼できる企業の株に分散で投資しておけば大きな収益の可能性」=
(有料メルマガ第348回・2015/9/22配信号)
※注 2015年9月現在の内容ですので留意下さい。
【前略】
いま既に、自分が投資していて大きな含み損を抱えた銘柄が、これからまだ
下げそうなときに、そのままホールドを続けてリバウンドの時期を待つのも一
つの対処方法だと思っています。私は、いままで持っていた銘柄から完全に撤
退したものは少ないです。
自分がビジネス・モデルと、財務内容と資産背景を調べた上で、これからも
業績を確実に伸ばすことが出来ると考えて、投資した企業の株ばかりだからで
す。
現在のように急に投資環境が悪化した時は、自分が信頼できる企業の株しか、
持ち続けることは難しいです。
私も10年近くポートフォリオの中核として持ち続けてきた総合商社の株を、
かなり売却して持ち株数を縮小しています。
去年の住友商事の巨額なシェールガス事業への投資損失や、伊藤忠商事の中
国への集中投資。バブル崩壊の危機が現実味を帯びている時に、怖い投資だと
感じたことから信頼が薄れたので、完全撤退や、投資株数の縮小を決断しまし
た。
総合商社からシフトした銘柄も、この日本株の玉石混合の暴落の中で、総合
商社の下落率と同じくらい下落しているものが多いです。
売却した資金を、キャッシュで待機させるか、または別の銘柄へシフトする
か。またシフトするにしても、今すぐするか、もう少し投資環境が落ち着くま
で待つか。これは思案のしどころです。
これからも怖い状況は、何度も襲ってくると覚悟しています。
このメルマガをスタートした最初の頃に書いたことですが、また繰り返して
書いてみたいと思います。
『株式投資を実践していくのは、舗装されていない悪路を車で走るのと同じよ
うなリスクが伴います。アップダウンが激しく、がけ崩れや、落石もときどき
起こす株式市場という舗装されていない変化に富んだ悪路、厳しいけれど、目
的地にたどり着けば、大きなお宝の山が待っているという、素晴らしい黄金道
路でもある道を、なるべく安全に運行し、完走するための技術を身につける。
そのための努力を、ごいっしょにさせていただくことが出来たら、とてもうれ
しいです。』
私は、資産運用のインカム・ゲイン(株式では配当と優待、不動産では賃料)
だけで生活していく仕組みづくりを行って、10年間のあいだ専業投資家とし
て生きてきました。そして株式部門については、株式市場の大きな暴落がある
たびに、最大のチャンスの時が到来したと考えて、自分のポートフォリオの再
構築を繰り返し行って生きのびてきました。
株式投資で、絶対に自分の思い通りに動いてくれないのは株価です。株価の
動きにイライラしない。これが冷静さを保つ秘訣です。
投資家は常に冷静に株式市場と対面すること。冷静さを保てなくなった時は、
絶対安心だと自分が信じた株に投資をして、相場を見ないようにすること。そ
れでも心配で負担感が強すぎる場合は、株式投資を中断することです。幸せに
なるための投資で、不幸になっていては本末転倒で、意味がありません。
【中略】
株価が上下に変動しているからこそ、変化しているからこそ、もっと上がる
かもしれないから買おうという投資家。いやいやこれからは下がる可能性のほ
うが高いから売っておこうという投資家。つまり意見の異なる投資家がいるか
らこそ市場で売買が成立し、いつでも現金に換金できるという安心感を投資家
に与えているわけです。
100年に一度の危機といわれることが毎年のように起こるのが最近の日本
の株式市場です。日本の株式市場では2000年以降は毎年のように大きな株
価の下落が1回程度は起こります。
確かに東日本大震災や原発事故、リーマン・ショックのような天災や人災な
どは、投資家に強烈な不安を引き起こし、投資家の買い意欲を根こそぎ奪い去
るような痛烈なものでした。売りたい投資家ばかりが増えて株価が下落しまし
た。
でもそのような危機のさなかにも株は売買されて、値段がつきました。買っ
た投資家がいるからこそ売買が成立して、株価が下がったとも言えるのです。
誰も売らなければ株価が下がることはないし、ひとりも買わなければ売買が
成立せず株価もつきません。ほんの数単位の株の売買で株価が暴落してしまう
ことも、良くあることです。
株が上がるか下がるかは、誰にも分かりません。ただその株が現在より上が
ると考える投資家の数が、下がると考える投資家の数より多ければ、株価は高
くなっていきます。買いたい人の数が多ければ野菜市場や魚市場で、セリで価
格が上がっていくのと同じことが株式市場でも起こるのです。
【後略】
経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎
★有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」を週1回配信し
ています。石川臨太郎が特定銘柄を挙げて詳細研究する「銘柄研究」が好評
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低PBRの内需企業を研究銘柄として掲載しています。
また、コラムでは、「必要以上に下げる低PERかつ低PBRの自動車部品
銘柄をリバウンド狙いで買い増して行くのか、それともどんな景気状況になっ
ても利益を上げ続ける独占的な仕事を持っている企業や、内需主体で含み益の
大きな土地などを保有する資産株への投資を増やすべきなのか。迷いながら株
のポートフォリオの強化を模索しながら様子見を続けています。」と題し、調
整する投資環境の中で、どのような銘柄をピックアップして投資戦略を構築し
ていくのか、具体的な銘柄を挙げながら、ヒントが満載です。
さらに、ある切り口でスクリーニングした有望銘柄10社を挙げています。
金曜日までにご購読の方へは、もれなく最新号を差し上げます。
【2016研究銘柄パフォーマンストップ3】
1月12日〜11月22日配信分 全45銘柄 12月16日現在
1位 エージーピー(9377)+233.33% 3月29日配信
2位 エージーピー(9377)+213.68% 8月9日配信※
3位 東京ラヂエーター製造(7235) +117.09% 7月5日配信
※この銘柄は2回配信しました。
パフォーマンス分布
+100%以上 3銘柄
+50%〜100% 2銘柄
+25%〜50% 14銘柄
+10%〜25% 15銘柄
0〜10% 8銘柄
0%以下 3銘柄
42勝3敗となりました。なお、配当・優待は加算しておりません。
有料メルマガは週1回・火曜日配信です。
詳細は
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過去サンプル(研究銘柄)
銘柄研究 ニチリン(5184)
銘柄研究 帝国電機製作所(6333)
過去サンプル(コラム)
増益修正や増配発表企業の株価が下落するのはチャンス(2017/02/28)
安心できる企業の株でポートフォリオの再構築したい(2017/01/10)
割安企業を選んで分散投資を行えばリバウンド相場で大きく稼げる(2016/12/27)
現代の錬金術である株式投資を使って、老後の生活を少しでも豊かにしようとするための心得(2012/11/06)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者
の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、
当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が
変化している可能性があります。)
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◆コラム「ドラッカー18の教え 第2回」
産業新潮 http://homepage2.nifty.com/sancho/
5月号連載記事
■成功する方法は一つではない。
●経済学は科学ではない
このように申し上げると多くの反論をいただきそうですが、まず科学とはど
のように定義づけられるか検証してみましょう。
「科学」のとらえ方にも多々ありますが、「科学的・論理的」に科学を定義
づければ、「論理によって説明され、その論理を実験によって繰り返し証明す
ることができるもの」といえるでしょう。つまり、論理的に説明されるだけで
はなく、その論理が実験によって証明されなければならないということです。
もちろん、生きた経済において、実験のための一定の条件を繰り返し準備す
ることなど不可能ですから、経済学は学問ではあっても科学ではないという結
論になります。
同じことは「歴史学」「社会学」など他の学問についてもいえます。
また、医学のうち、少なくとも「医療」は科学ではありません。実験室で細
胞を培養したり遺伝子を操作することは科学であるかもしれませんが、患者を
治療することはむしろ科学であってはなりません。
なぜなら、治療を求める患者をモルモット代わりにして人体実験を行うこと
など現代の文明社会では到底許されないことだからです。
企業や経済のかかりつけ医(ホームドクター)とでも呼ぶべきドラッカーも、
同じように経済学は科学ではないと述べています。「患者たる企業や経済が病
に苦しんでいるのに、個々の企業や経済の病状など顧みず、まるでアインシュ
タインの相対性理論のような普遍的な理論を求め続けているために、現在の経
済学が役に立たないのだ」と、ドラッカーは鋭く指摘しています。
●観察者(傍観者)であるべし
ドラッカーの著書の中で一冊だけを選ぶとすればどれか?という質問には多
くの答えがあるでしょうが、「現代の経営」をあげられる方が多いようです。
確かに「マネジメントの権威」というドラッカーの一般的イメージからいえば
そうなるのかもしれません。
しかし私は、「傍観者の時代」だと思います。ドラッカーの自伝的要素が強
い本ですが、この本にこそ、「いったい何によってドラッカーの経済・ビジネ
スに関する理論体系が構築されたのか?」という最も根本的かつ重要なことが
詳細に描かれています。本人が十分認識しているように、ドラッカーは科学者
でも理論家でも実業家でもありません。優れた傍観者(観察者)なのです。
ただ、傍観者といっても遠くから眺めているだけではありません。例えば生
物学でいえば、沼地に入り込んで泥だらけになりながら虫たちの動きを観察す
る、というようなフィールドワークを果敢にこなしているのです。
ドラッカーがコンサルティングを引き受けたのは、世に知られるGEやGM
などの大企業だけではありません。数多くの中堅・中小企業以外にも病院をは
じめとする非営利機関のコンサルティングも多数こなしました。その中でドラ
ッカーが感じたのは、マネジメント手法などに共通項はあるものの、それぞれ
の組織にはそれぞれの成功法があるということです。
続きは、産業新潮
http://homepage2.nifty.com/sancho/
5月号をご参照ください。
(大原浩)
【大原浩の書籍】
★バフェット流で読み解くGINZAX30社(2017年度版、上巻、下巻)
<発行:昇龍社>が発刊されました(アマゾン・キンドル版)
上巻:
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下巻:
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★バフェット流で読み解く、GINZAX30社<特選・優良企業>
昇龍社、アマゾン・キンドル版<上・下巻>2016年度版
http://goo.gl/3icB5G
http://goo.gl/ltVLIs
★『投資の神様』(バフェット流投資で、勝ち組投資家になる)<総合法令>
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★「客家大富豪の教え」18の金言」に学ぶ、真の幸せをつかむ方法
著者:甘粕正 <アマゾンキンドル版>
http://goo.gl/rKIvhB
★「賢人バフェットに学ぶ・投資と経営の成功法則」
昇龍社(アマゾン・キンドル版)
http://goo.gl/UMxBYs
★「バフェットからの手紙」に学ぶ(2014)大原浩著 昇龍社<Kindle版>
http://goo.gl/Blo6KT
★「バフェットからの手紙」に学ぶ(2013)大原浩著 昇龍社<Kindle版>
http://goo.gl/iz1GUV
★昨年10月6日木曜日より夕刊フジにて、「最強!バフェット流投資術」の連載
を開始しました(毎週木曜日連載)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。)
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【4/24第141号を読む】
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編集者:億の近道発行プロジェクト
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