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投資情報メールマガジン 2016/12/28
イ意 の 近 道
−プロが導く「億」資産への近道− 週5回発行
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【ご挨拶】
将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析やコラムを参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!
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−本日の目次−
(本日の担当:式町みどり&水島寒月&Bコミ)
◆コラム「為替市場動向〜申年から酉年へ〜」:式町みどり
◆コラム「年末挨拶」:水島寒月
◆コラム「来年の展望」:Bコミ
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【お知らせ】
本号が億の近道年内最終号となります。
本年もご愛読ありがとうございました。
よいお年をお迎えください。
なお、年始は1月5日から配信開始いたします。
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◆コラム「為替市場動向〜申年から酉年へ〜」
今年も残すところ4日、市場は2日半でクローズを迎える頃になりました。
読者の皆さまには、今年はどんな年だったでしょうか?
米国の次期大統領にトランプ氏が選ばれて以来のトランプ・ラリー相場は、
海外のクリスマス休暇入りで一服。年末と正月休みを控えてクローズ体勢に入
った日本市場。一方で、休暇明けの海外プレーヤー達が入れ替わりに参加して
きます。彼らがどう出てくるかが注目される中、市場が薄くなるので急激な動
きに要注意でにあります。
さて、今年のドル円相場。年末、このままで終われば、ほぼ『往って来い』
に近い相場になります。それにしても、今年は事前予想に反することに振り回
された一年でした。終わってみれば、長い相場の流れの中で必然的に起こった
事象とも思えます。
年初は120円台から始まり、原油安や中国株安によるリスク回避で2日後
には117円台へと。1月に日銀のマイナス金利政策が導入されるも結果とし
て相場には逆効果。
その後は、数々のチャート上の支持線を破り、極め付けは6月の英国のEU
離脱の是非を問う国民投票で大方の予想に反して離脱派勝利。ドル円は99.
02という今年の安値を示現。今年前半は、昨年までの相場を崩す相場が続き
ました。
年央に政府・日銀による『ヘリコプターマネー』政策導入か?の憶測が飛び
出しました。円安反転する場面もあるも、パワーは限定的。その後は100円
〜105円のレンジ相場を続け、11月のあの米大統領選に。
トランプ氏が大統領になる予想をしていた人たちは結構いたと思いますが、
その後のトランプ・ラリーを予想していた人は少なかったと思います。だから
こそ、これだけのエネルギーで市場が動いたとも言えます。
ところで、今年も常に注目された米国の金融政策。
年初の利上げ予想は2〜3回でした。政策当局は、米国経済指標次第で判断
すると繰り返しました。しかし、中国経済やGREXITによるリスク懸念に
も考慮して、結局年末の1回に留まりました。
12月14日のFOMCで来年の利上げペースを3回と考えていることが伝
わり、ドル金利は長期金利(直近の10年物米国債は2.57%)のみならず、
短期金利も上昇ペースを速め、直近(年末越え要因もありますが)3か月物
LIBORは1%まで上がっています。
ドル金利の上昇は、ドル相場の下支えとして働きます。対円だけでなく、ド
ル指数(貿易相手国の貿易規模等も含めた総合的なドル価値)は2003年以
来の103台をつけ強い展開ですが、スピード早過ぎでもあります。
11月からのトランプ・ラリー、政策効果の先行期待で超スピード展開。
普通ならどこかで調整が入ってもおかしくないと思います。
1月20日の就任式を経て、まず注目されるのは、2月から3月あたりに発
表される予算教書。その後、議会との協議が続き、オバマ大統領旧予算からト
ランプ大統領新予算へと移行するのは新年度入りの10月になります。
議会の多数派は共和党。共和党は、基本的に小さな政府、均衡予算を支持し
ます。共和党主流派とトランプ新大統領がどう渡り合うのか?
注目は実務に移っていくものと思います。相場もそれを見ながらの展開にな
るでしょう。
また、初のビジネスマン出身大統領。経済のみならず、外交にどうでるか?
トランプ流やりかた、これまでの知識で予想を立てない方が良さそうです。
利益優先だけは確かでしょうが。
一方、前回のコラムでも記しましたが、来年は選挙が続くEUにも注目です。
イタリアの問題金融機関への公的資金導入が当初の予想よりも多くなること
が昨日報道されました。欧州金融危機以来、さまざまなサポート体制を整えて
きたEUなので、金融危機のリスクは減少していると思います。
一方で、今月初のイタリア国民投票では、結果、改革頓挫することになりま
した。今後のEU不安は金融不安というよりも、政治に注目が集まることにな
るでしょう。難民問題やテロ事件による社会不安で閉鎖的な傾向も伝えられて
いますので尚更です。
3月のオランダ総選挙、5月はフランスの大統領選挙と6月の議会選挙、ま
た8月にはドイツの総選挙も続きます。3月末は英国のEU離脱申請期限です。
離脱にからんだ交渉も本格化しますし、動きも見えてくるでしょう。
来年は日欧の金融緩和政策の変化にも注目しておきたいと思います。更なる
緩和期待は後退して、新しい年は過去に類を見なかった金融政策の出口に注目
されるのではないでしょうか。
来年は酉年。『申・酉騒ぐ』の格言通り、予想だにしない事象でさらに騒が
しい年となるかもしれません。
冷静に見極める目を持って、チャンスを逃さず参りましょう。
今年もご愛読ありがとうございました。
皆さまにとって新しい年が素晴らしい年でありますように、
健康と幸運を祈念申し上げます。
※12月28日東京時間午後1時執筆
本号の情報は12月27日のニューヨーク市場終値ベースを参照しています。
なお、記載内容および筆者見解は参考情報として記しています。
式町 みどり拝
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。)
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◆コラム「年末挨拶」
本年一年間ご愛読いただき、ありがとうございました。
いや、とにかく波乱の年でしたね。
トランプ氏の米国大統領選での当選を契機に、世界経済はインフレ色を帯び
始めました。
よく「貯蓄から投資へ」という掛け声が聞かれますが、現在の日本人の金融
資産のポートフォリオは、インフレに対し、弱いように思います。
来年は「資産内容の再構築」を考えたいですね。
来年も何卒宜しくお願い申し上げます。
(水島寒月)
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◆コラム「来年の展望」
今年は年初からオイルマネーと思われる外国人投資家の売り越し、為替の円
高方向への推移により、大きく下落したが、7月の日銀のETF買い入れ増額、
想定ほど円高の影響を受けない企業業績を確認したことで株価は上昇。
米大統領選でトランプ氏が選出されると政策期待で為替がドル高円安方向へ
推移。
米国株高の影響も受け日経平均は一段高。このままいけば日経平均株価は陽
線となろう。
来年も今年と同様のBOX相場を想定。
トランプ氏就任から材料出尽くしの利益確定売りと欧州の選挙、中国リスク
などテールリスクが顕在化することにより為替の円高とリスク回避の売りが進
むだろう。
年後半場米利上げによる日米金利格差の拡大による円高から日経平均は復調
レンジは15500円−21000円を見込む。
戦略はBOX相場を想定することから個別株戦略と押し目買い
・低位株
・高配当株
・インバウンド&カジノ
セクターは自動車セクター、今年パフォーマンスが悪かった海運と鉄鋼に
注目。
(Bコミ)
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を行えば、その後やてくるリバウンド相場で大きく稼げる。いつも株式市場の
暴落の時にこころの拠り所にしている鉄則が2016年の日本の株式市場でも
確認できました。このことを心に刻んで来年も株式投資と向かい合っていきた
い。」と題し、過去の経験則を踏まえた上で、2016年の自身の投資行動を
振り返ると共に、節税のテクニックにも触れています。
さらに、下値が限定的な可能性の12月の優待銘柄10社や、12月本決算
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1位 エージーピー(9377)+233.33% 3月29日配信
2位 エージーピー(9377)+213.68% 8月9日配信※
3位 東京ラヂエーター製造(7235) +117.09% 7月5日配信
※この銘柄は2回配信しました。
パフォーマンス分布
+100%以上 3銘柄
+50%〜100% 2銘柄
+25%〜50% 14銘柄
+10%〜25% 15銘柄
0〜10% 8銘柄
0%以下 3銘柄
42勝3敗となりました。なお、配当・優待は加算しておりません。
コラム銘柄は、261勝9敗でした。コラム銘柄の最高パフォーマンスは、
7月26日配信メガチップス(6875)の+121.06%でした。
コラム銘柄パフォーマンス分布
+100%以上 1銘柄
+50%〜100% 31銘柄
+25%〜50% 66銘柄
+10%〜25% 98銘柄
0〜10% 65銘柄
0%以下 9銘柄
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過去サンプル(研究銘柄)
銘柄研究 ニチリン(5184)
銘柄研究 帝国電機製作所(6333)
過去サンプル(コラム)
業績に不安が無い企業に投資家が資金を投下し始めた可能性(2016/10/04)
新たな金融政策で、出遅れている日本株の見直しに期待(2016/09/27)
特別掲載 バランス・シートを読むための簡単な知識(2)
現代の錬金術である株式投資を使って、老後の生活を少しでも豊かにしようとするための心得(2012/10/30)
現代の錬金術である株式投資を使って、老後の生活を少しでも豊かにしようとするための心得(2012/11/06)
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■お知らせ
2017年1月1日より、諸般の事情により、購読料を内税から外税へ変更
することとなりました。なお、12月30日申込分までは内税での購読料で承
りますので、ご購読をご検討の皆様は、お申し込みをお急ぎください。
※12月30日12時30分よりシステム切り替えのため、
お申し込みが一時停止いたしますので、あらかじめご了承ください。
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りになっております。現在、最新〜2005年1月分まで掲載しておりますが、
順次過去分を追加していく予定です。コメントなどはつけられませんが、まと
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編集者:億の近道発行プロジェクト
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