■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
投資情報メールマガジン 2016/10/31
イ意 の 近 道
−プロが導く「億」資産への近道− 週5回発行
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
【ご挨拶】
将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析やコラムを参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!
★当メルマガは等長フォントでの閲覧を前提にしております★
===================================
−本日の目次−
(本日の担当:炎のファンドマネージャー)
◆コラム「今度こそZMPは上場するのか」
◆コラム「炎の相場回顧録(その3)」
◆コラム「11月のIPO銘柄」
===================================
■ お知らせ ■
【炎のファンドマネージャー有料メルマガ本日第117号配信!
ご購読をお待ちしております!】
「炎のファンドマネージャー」の有料メルマガ「炎の投資情報」第117号
が本日配信されました。
【炎のポートフォリオ100万円コース(3ヶ月)で、+38.9%のパフォ
ーマンスを達成!】
【10/31第117号では】
■株式相場動向
■炎の相場回顧録(その4)
■厳選バリュー低PBR銘柄
■炎のポートフォリオ100万円コース(最終結果報告)
→ ご案内ページ
http://www.honohfm.com/
→ 申し込みフォーム
http://goo.gl/ikAUu3
【10/24第116号を読む】
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://okuchika.net/?eid=6643
【10/31第117号を読む】
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://okuchika.net/?eid=6660
===================================
◆コラム「今度こそZMPは上場するのか」
今年も残すところ2か月。深まりゆく秋の中で株式相場も赤く色づく銘柄が
増えたのは良いですが、興奮しすぎて思わず高値づかみにならないよう気をつ
けて頂きたいと思います。
25日に上場したJR 九州(9142)は日経平均が1万7500円に近
付く中公開価格2600円に対して初値は3100円で19%余りの上昇で取
引を開始。
公開価格で買われた多くの投資家はちょっとにっこりされたのかも知れませ
ん。
上場後は遅ればせの売り物に押されるなど頭重い展開ながら、まずは順調な
滑り出し。その後も静かな売買が見られ初値付近に戻ってきました。他のJR
株の手前、JR九州だけが突出することはないと思いますが、今後も着実な推
移を期待したいと思います。
JR九州は鉄道や不動産など旧来のビジネスですので、ある程度先行きは見
えますが その分PERなど市場での評価は低い状況となってしまいます。
一方においてまだ産業として成立すらしていない全く新たな分野でIPOす
る企業への評価は高く、投資家の期待の高まりからPERは市場平均を大きく
上回ることになります。時にPERという尺度は異常値を示し、創薬ベンチャ
ーのように研究開発費で利益が大幅な赤字か、さほど利益が上がっていない状
況でも時価総額が1,000億円以上となったりします。希少価値のある未来
志向の企業が、今後の株式相場でも活躍の中心となることは否定できません。
とりわけ産業発展の入口に立つチャレンジングな企業としてIPOを果たし
た企業への評価は高く、それをメディアによって取り上げられる頻度が高まる
こともあって一般的な評価を大きく逸脱することもあります。
例えば、ロボットスーツ「HAL」の開発企業である CYBERDYNE
(7779・マザーズ)はその典型例で先行費用から赤字が続く一方で同社へ
の期待は高く、時価総額は、一時5,000億円以上にも達しました。
また、同様にミドリムシで有名なユーグレナ(2931・東証1部)も機能
性食品からバイオエネルギーへの応用という期待の高まりから上場後に時価総
額は2,000億円を超える水準で評価されました。
それぞれに現状は時価総額が1,000億円台に落ちてきましたが、依然と
してプレミアムがついている状況にあります。
さて、そうした企業と同様に2年ほど前から上場の噂があった車の自動運転
に関連したZMP社の上場が再び市場で話題になっています。昨年末に上場す
るという話もあったのですが、1年後の今でもまだ実際に具体化していません
が、今度こそ上場するのではと期待は膨らみます。
AIやIoTも株式市場では大きなテーマとして注目されていますが、その
具体的な担い手となる企業が続々と株式市場に現れて次代を担う成長を遂げる
というのがIPO市場にとっては喜ばしいことになります。
筆者はかつてZMP社がまだベンチャーとして資金集めに奔走していた時期
に社長と面談させて頂いたことがあります。その時は学校の実験室のロボット
キットであったり音楽ロボットであったりと、自動車運転システム及び機器と
いう段階には至っていませんでした。それから10年以上の歳月が流れ開発が
進み、今や自動運転のフロントランナーとしてソニーやDeNAなどの大手企
業とビジネスを展開する時代が到来。IPOが噂されるたびに同社の株式を保
有する企業が話題になったり、提携したIT系企業の株価が連想ゲームのよう
に上がったりしています。
その上場はまだ未発表ではありますが、時代のテーマに沿った企業のIPO
が求められていますので、今後も歓迎ムードは高まると想定されます。
(炎)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者
の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)
このコラムはいかがでしたか?面白かった・役に立ったと思った方は
是非ワンクリックをお願いいたします!
http://clap.mag2.com/tainumalioクリックだけでも結構ですし、コメントをいただけるともっと嬉しいです!
===================================
◆コラム「炎の相場回顧録(その3)」
前回はバブル崩壊後の株式市場で中小型株が注目されたという話をご紹介し
ました。大型株主導の相場が崩壊したことから市場は真逆の銘柄群に白羽の矢
を立てたのではないかと思います。
80年代後半に店頭市場(現在のJASDAQ市場)にIPOを果たした銘
柄が1990年に急騰し振り返ってみればバブル相場の徒花になってしまいま
した。バブル崩壊後の市場の混乱は証券会社の損失補てんまがいの行為が蔓延
し、それが好需給の中小型株活用につながったのかも知れません。
特金・ファントラの運用者であった私にとってこの時代はとても大変な時代
でありました。まともな調査もせずに右から左へと銘柄を売買してリターンを
上げる異常な時代でした。証券会社も運用会社も一体となって利益を上げる時
代でしたが、私はその時代において投資対象企業を調査する部署から運用に配
属されたこともあり、ディーラー感覚の方とは一線を画そうと必死でした。
しかしながら運用成果を秘密裏に約束するような悪しき慣習もあって(これ
を俗に握りと呼んでいました)、最終的には運用者の預り知らない世界での対
応が横行していました。
当時の平均PERは20倍以上となり、個別銘柄には30倍〜50倍もざら
にあるような時代でしたので絶えずおっかなびっくりでまともな運用などでき
る訳はありません。おのずと運用者は短期売買を重ね、薄利での転売、それを
数量でカバーするという毎日が続きました。
そこで求められたものは勇気を持つことだったのかも知れません。
そうした過去最大のバブル相場形成時代から30年を経て、現在は全く真逆
の相場になっている訳です。PERは10倍以下銘柄が863銘柄もありPB
Rに至っては1倍割れが1800銘柄(上場企業の約半分)となっている状況
を私たちはどうみたら良いのでしょうか。
運用者としては一定期間で比較的高い成果を得ることのできる市場環境にな
っていると考えることができます。バブル時代より今の方が投資家にとっては
投資に適した環境が整っていると感じられますが、皆さんはどのようにお感じ
でしょうか。
(炎)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者
の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)
このコラムはいかがでしたか?面白かった・役に立ったと思った方は
是非ワンクリックをお願いいたします!
http://clap.mag2.com/tainumalioクリックだけでも結構ですし、コメントをいただけるともっと嬉しいです!
===================================
◆コラム「11月のIPO銘柄」
今年もIPO市場は昨年と同様に12月は20社前後の初々しい企業で賑や
かになりそうです。
その前の11月も7社が上場予定しています。
9月はシルバーエッグテクノロジーやチェンジといったAI関連、IT関連
銘柄が人気を集めましたが、10月はJR九州に資金は吸収?されてしまい、
10月27日に上場したアイモバイル(6535)の初値が公開価格を割り込
んでしまいました。放出株数が多かったのが原因とは言え、公開価格を割り込
んでの取引開始はネガティブな印象を持たれてしまいがちです。
11月のIPOは、1日に名証2部に上場の岐阜造園(1438・公開価格
1150円、事業内容・造園緑化工事の設計・施工・メンテナンス等)と、
バロック(3548・T1)が公開価格2000円で上場します。同社は主に
女性向けの衣料品及び服飾雑貨の企画及び販売を行う製造小売業でアダストリ
アやパルなどが比較対象となります。
このほか、フィルカンパニー(3267・M)が18日に上場する予定。
株価は11.9に決定。1階を駐車場、2階以上を店舗とする「空中店舗フィ
ル・パーク」の企画、設計、建築を行う企業です。これまでに余り見られなか
ったお仕事なので興味深いところです。
また22日にはWASHハウス(6537・M)が上場予定で、公開株価は
11日に決定予定。コインランドリー「WASHハウス」のチェーン本部とし
てフランチャイズシステムの提供等を行う企業です。これもさほど見かけなか
った業種かも知れません。
スタジオアタオ(3550・M)以下の3社が29日に上場する段取りとな
っていますが同社はオリジナルバッグ、財布等の企画・販売を行っています。
エルテス(3967・M)はリスク検知に特化したビックデータ解析による
ソリューションの提供を行っています。
JMC(5704・M)は3Dプリンター及び砂型鋳造による試作品、各種
部品・商品の製造、販売を行っており、比較的人気を集めやすいと思われます。
(炎)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者
の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)
このコラムはいかがでしたか?面白かった・役に立ったと思った方は
是非ワンクリックをお願いいたします!
http://clap.mag2.com/tainumalioクリックだけでも結構ですし、コメントをいただけるともっと嬉しいです!
===================================
「億の近道」のwebはバックナンバー閲覧を重点に置いた、ブログ風の作
りになっております。現在、最新〜2005年1月分まで掲載しておりますが、
順次過去分を追加していく予定です。コメントなどはつけられませんが、まと
め読みなどに是非ご利用下さい。
http://okuchika.net/
===================================
「億の近道」は特定非営利活動法人イノベーターズ・フォーラムの登録商標
です。この名称での有償のサービス等は「石川臨太郎の有料メールマガジン」
以外行っておりません。紛らわしい名称のサービスは弊社と一切関係ありませ
んのでご注意下さい。
===================================
当メルマガは以下のシステムを利用して発行しております。
◆まぐまぐ ID:0000020640
購読解除:http://www.kaijo.com/
◆melma! ID:m00010868
購読解除:http://www.melma.com/
編集者:億の近道発行プロジェクト
発行者:NPO法人イノベーターズ・フォーラム
email:okuchika.mail@gmail.com
http://www.iforum.jp/
このメールマガジンの無断転載・引用を禁じます。
==================================