年末特別企画「2015年気になった銘柄・事象」

 本年は、今号が年内最終号です。
 と言うことで、年末特別企画を行います。

 みなさんは、2015年に気になった銘柄は何でしょうか?
 ここでは、2015年に気になった銘柄または事象を、それぞれの立場で億近執筆陣にコメントしてもらいます。
 ご自身の銘柄と比べるもよし、参考にするもよしです。

 是非お楽しみ下さい。


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 気になった銘柄=上がった銘柄という意味になるかと思います。

 これから上がる銘柄ともとられるのですが、アドソルは本日堂々の新高値です。

★アドソル日進(3837)

 FFRIのような情報セキュリティ関連株が人気沸騰する中でまだ目立たないけど、虎視眈々とIoT機器向けのサイバーセキュリティ事業の展開を推進しているアドソル日進は、2015年に気になった銘柄の代表です。

 本日、高値更新してきたのは2016年への期待の高まりからなのかも知れません。
 電力・ガス自由化、ビッグデータにも関係した同社が2016年も大活躍するという予感がします。


(炎のファンドマネージャー)


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 2015年も残すところ数え日となりました。
 今年のマーケットで、特に意識されたのが、世界の主要国が金融緩和を進める中での米国の金融政策の正常化と原油価格の下落でした。

 いわゆるリーマンショックと呼ばれる世界的金融危機への政策として、米国FRBは非伝統的手段である量的緩和政策を大胆に行ってきましたが、2014年の予告をスタートとして、慎重な議論検討と準備を重ねて、2015年12月に「異常」な政策を正常化に戻しました。

 経済指標次第を繰り返したイエレン議長。「利上げはいつだ?」と市場をヤキモキさせたFRBのやり方は、大きな波乱を避けて、今のところ着地したのではないかと見られますが、新しい門出が起こす影響は水面下、或は余波として2016年に向けて異なる問題の種になる可能性も考えておきたいところです。
 次の利上げがマーケットの関心事となり株や債券、為替相場に影響を及ぼしそうです。来年は、日米ともに重要な選挙の年ですので、それらのイベントとの絡みも見ていきたいところです。

 今年の原油価格は、市場予想以上の下落でした。主に新興国経済を中心に世界経済の停滞からの需要の減少で需給が緩んだことから昨年後半90ドル台から大きく下落、今年初めは50ドル台から始まったWTI原油は、秋口から投機筋によるとされる売りを中心に直近35ドル台まで売り込まれました。

 米国の40年ぶりの原油輸出解禁も原油先物市場の下落に影響しました。
 来年早々に始まる米国の原油輸出が新たな要因として、今後どのように原油価格と共に他の市場にも影響していくのか、大きな関心を持って見ていく必要がありそうです。

 今年もお読みいただきまして、ありがとうございました。
 読者の皆様には、良き新年2016年をお迎えください!
 来年が幸多き年でありますように祈念いたします。


(式町みどり)


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★トリドール(3397)

 日本発の外食企業としては珍しく積極的な海外展開を仕掛けていて、それが少しずつ形になってきている。

 今後も大きな成長が期待できる銘柄。

 来年もよろしくお願いいたします。


(小屋洋一)

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★UKCHD(3156)

 昨年6月に割安銘柄としてチョイスしましたが、将来性のある画像センサーを取り扱っている会社で、色々な場面で話題になるかもしれないと考えていたところ、本当にその通りになったことが嬉しいやらで・・・。

 来年もこんな銘柄を探したいと思っています。


(街のコンサルタント)


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 今年印象に残った銘柄を投稿します。
 他の執筆者様と被っていると思われますが、今年の銘柄はこれは外せません。

★平田機工(6258)

 低PBR、低PBRの設備投資関連として4年間注目し続けてきたが、高水準の受注が続いていること、内製化による利益の押し上げ、年始から2倍超まで上昇。投資家の評価が変わる過程を見ることができた。


(Bコミ)


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特別企画、いかがでしたでしょうか?

本年もご愛読ありがとうございました。

来年も皆様の運用成績の向上を祈念しております。
良いお年をお迎え下さい。


(億近編集部)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)

このコラムはいかがでしたか?面白かった・役に立ったと思った方は
是非ワンクリックをお願いいたします!
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億の近道2015/12/29


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投資情報メールマガジン                   2015/12/29

             イ意 の 近 道

         −プロが導く「億」資産への近道−   週5回発行
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

【ご挨拶】
 将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析やコラムを参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!

   ★当メルマガは等長フォントでの閲覧を前提にしております★

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             −本日の目次−
            (年末特別企画号)

   ◆年末特別企画「2015年気になった銘柄・事象」:億近執筆陣


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【お知らせ】

 億の近道 年末年始発行スケジュールのお知らせ

 いつもご愛読ありがとうございます。

億の近道発行につき、年末年始は以下の通りと致しますので
よろしくお願い申し上げます。

年末:12月29日(火)配信が年内最終
年始:1月6日(水)配信が新年第1号

12月30日〜1月5日は休刊とさせていただきます。
この間のお問い合わせ等には対応できませんので、
1月6日以降にお願いいたします。


 なお、【石川臨太郎有料メルマガクリスマスプレゼントキャンペーン】の
最新有料メルマガの配信は、本日14:09に完了しております。
 お申し込みの方は、メールボックスをご確認下さい。
 magazine@iforum.jpより配信しております。


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◆年末特別企画「2015年気になった銘柄・事象」


 本年は、今号が年内最終号です。
 と言うことで、年末特別企画を行います。

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 ここでは、2015年に気になった銘柄または事象を、それぞれの立場で
億近執筆陣にコメントしてもらいます。
 ご自身の銘柄と比べるもよし、参考にするもよしです。

 是非お楽しみ下さい。


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 気になった銘柄=上がった銘柄という意味になるかと思います。

 これから上がる銘柄ともとられるのですが、アドソルは本日堂々の新高値で
す。

★アドソル日進(3837)

 FFRIのような情報セキュリティ関連株が人気沸騰する中でまだ目立たな
いけど、虎視眈々とIoT機器向けのサイバーセキュリティ事業の展開を推進
しているアドソル日進は、2015年に気になった銘柄の代表です。

 本日、高値更新してきたのは2016年への期待の高まりからなのかも知れ
ません。
 電力・ガス自由化、ビッグデータにも関係した同社が2016年も大活躍す
るという予感がします。


(炎のファンドマネージャー)


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 2015年も残すところ数え日となりました。
 今年のマーケットで、特に意識されたのが、世界の主要国が金融緩和を進め
る中での米国の金融政策の正常化と原油価格の下落でした。

 いわゆるリーマンショックと呼ばれる世界的金融危機への政策として、米国
FRBは非伝統的手段である量的緩和政策を大胆に行ってきましたが、201
4年の予告をスタートとして、慎重な議論検討と準備を重ねて、2015年1
2月に「異常」な政策を正常化に戻しました。

 経済指標次第を繰り返したイエレン議長。「利上げはいつだ?」と市場をヤ
キモキさせたFRBのやり方は、大きな波乱を避けて、今のところ着地したの
ではないかと見られますが、新しい門出が起こす影響は水面下、或は余波とし
て2016年に向けて異なる問題の種になる可能性も考えておきたいところで
す。
 次の利上げがマーケットの関心事となり株や債券、為替相場に影響を及ぼし
そうです。来年は、日米ともに重要な選挙の年ですので、それらのイベントと
の絡みも見ていきたいところです。

 今年の原油価格は、市場予想以上の下落でした。主に新興国経済を中心に世
界経済の停滞からの需要の減少で需給が緩んだことから昨年後半90ドル台か
ら大きく下落、今年初めは50ドル台から始まったWTI原油は、秋口から投
機筋によるとされる売りを中心に直近35ドル台まで売り込まれました。

 米国の40年ぶりの原油輸出解禁も原油先物市場の下落に影響しました。
 来年早々に始まる米国の原油輸出が新たな要因として、今後どのように原油
価格と共に他の市場にも影響していくのか、大きな関心を持って見ていく必要
がありそうです。

 今年もお読みいただきまして、ありがとうございました。
 読者の皆様には、良き新年2016年をお迎えください!
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有料メルマガは週1回・火曜日配信です。
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 今週配信の有料メルマガでは、年末年始合併特大号として、研究銘柄2社と
コラムを掲載しています。

 まず、今後の業績の伸長が期待でき、IoT関連で、低PERかつ低PBR
で配当利回りが高く、12月でも株価が上昇ペースを維持している企業を、第
1の研究銘柄として掲載しています。

 そして、100年を越える長い歴史を持ち、強い営業基盤をさらに拡充して
おり、安定的な取引先を確保している低PBR銘柄を第2の研究銘柄として掲
載しています。

 また、コラムでは、「リスクは思いもしなかったところから襲い掛かってく
る。そのことを心に刻んで来年も株式投資と向かい合っていきたい。」と題し、
想定外のリスクを勘案した余裕と、運用目的の再確認の重要性を示唆していま
す。

 さらに、様々な投資テーマや切り口で、有望と思われる銘柄を特別に15銘
柄も掲載しています。


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★★ 詳しくはこちらを http://okuchika.net/?eid=5421   ★★

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過去サンプル(研究銘柄)
 銘柄研究 帝国電機製作所(6333)
 銘柄研究 わらべや日洋(2918)
 銘柄研究 ミライアル(4238)

過去サンプル(コラム)
 特別掲載 バランス・シートを読むための簡単な知識(2)
 今年の3月末の状況を見る限りでは低PER銘柄が有利だと感じる
 現代の錬金術である株式投資を使って、老後の生活を少しでも豊かにしようとするための心得(2012/10/30)
 現代の錬金術である株式投資を使って、老後の生活を少しでも豊かにしようとするための心得(2012/11/06)

 
なお、この有料メールマガジンの売り上げの一部は億の近道の発行運営に活用
されます。皆様のお申し込みをお待ちしております。


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 「億の近道」のwebはバックナンバー閲覧を重点に置いた、ブログ風の作
りになっております。現在、最新〜2005年1月分まで掲載しておりますが、
順次過去分を追加していく予定です。コメントなどはつけられませんが、まと
め読みなどに是非ご利用下さい。
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 「億の近道」は特定非営利活動法人イノベーターズ・フォーラムの登録商標
です。この名称での有償のサービス等は「石川臨太郎の有料メールマガジン」
以外行っておりません。紛らわしい名称のサービスは弊社と一切関係ありませ
んのでご注意下さい。

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バフェットとポーターに学ぶナンバーワン企業戦略 第4回

産業新潮 http://homepage2.nifty.com/sancho/
1月号連載記事


■バフェットとポーターの共通項、堀(城壁)

●堀(競争優位)をどのように築くのか

 バフェット流の投資・経営、ポーターの競争戦略のどちらにおいても重要なテーマが「企業はどのように競争力を獲得し、それを永続的に維持していくのか」ということです。

 ポーターの競争戦略論は、まさにこのテーマを体系的・理論的に考察したものだと言えます。また、バフェットが投資先を選択する際に最も重要視する「堀」も、要するに「企業が競争力を獲得し、それを永続的に維持していくための道具」と表現することが出来るでしょう。


 日本の戦国武将に限らず、欧州を始めとする世界中の王族・貴族などは、戦いに備えるため競って堅牢な城を建てました。そして、その城の優劣を決める重要な要素が、防御の要である堀(城壁)です。徳川家康が大阪城の攻略に苦しんだのは有名な話ですが、落日の豊臣一族を既に巨大な権力と軍事力を手にした徳川家康から守ったのも、歴史上稀に見る巨大な外堀と内堀でした。

 しかし、その無敵の堀も家康の計略によりその多くが埋め立てられてしまい、丸裸同然となった大阪城もついに陥落。豊臣一族は滅亡しました。


 企業経営でも一緒です。自社のビジネスを守る「堀」が埋め立てられてしまえば、敵(競争相手)の猛攻撃に対抗することが出来ず、いずれは降伏・陥落という運命が待っています。

 もちろん、堀(城壁)は、目に見えるものに限りません。名将武田信玄は、「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、あだは敵」と、400年以上も前に看破しています。軍隊でも企業でも、究極の競争力=堀は、人間そのものと言えるでしょう。


●社風こそが最強の堀(城壁)

 日本では「家風」という言葉がしばしば使われ、老舗の商いでは「家風」を受け継ぐことが重要とされます。そして「家訓」などが、その家風を受けつぐための象徴として重要視されます。

 例えば、近江商人中村治兵衛の、「三方よし」と称される家訓、住友政友の「確実を旨とし浮利に走らず」という家訓など数えきれないほどあります。 日本に資本主義が浸透する以前から、商い(ビジネス)の世界では、家訓=
社風を尊び実践するのがごく普通のことであり、それこそが現在の日本企業の競争力=堀の源流になっているのです。


 海外でも家風=社風は当然存在したのですが、それを商い=ビジネスの中核として意識し有効に活用し始めたのは比較的最近になってからだと考えます。
 米国で「社風」を競争力の源泉と意識し、有効に活用し始めたのはIBM以降でしょう。


<続く>

続きは、産業新潮
http://homepage2.nifty.com/sancho/
1月号をご参照ください。


(大原浩)


【大原浩の書籍】

★『投資の神様』(バフェット流投資で、勝ち組投資家になる)<総合法令>が発刊されました。ストーリー仕立てで、バフェットの投資の本質を直感的にわかりやすく描いています。
 http://goo.gl/MKtnf6

★「客家大富豪の教え」18の金言」に学ぶ、真の幸せをつかむ方法
 著者:甘粕正 <アマゾンキンドル版>
 http://goo.gl/rKIvhB

★「賢人バフェットに学ぶ・投資と経営の成功法則」
 昇龍社(アマゾン・キンドル版)
 http://goo.gl/UMxBYs

★<バフェット流で読み解くGINZAX30社!>−厳選・優良企業
GINZAXグローバル経済投資研究会<昇龍社・アマゾンキンドル版>
 http://goo.gl/5y7ScN

★「バフェットからの手紙」に学ぶ(2014)大原浩著 昇龍社<Kindle版>
 http://goo.gl/Blo6KT

★「バフェットからの手紙」に学ぶ(2013)大原浩著 昇龍社<Kindle版>
 http://goo.gl/iz1GUV

★GINZAX30社! 大原浩著 昇龍社<Kindle版>
(上巻)+(下巻)
 GINZAXグローバル経済・投資研究会・代表大原浩著
 http://goo.gl/4KKYjG
 http://goo.gl/ePeowm

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IPO銘柄雑感

 12月に入って18社もIPOしてきたのでいささか消化難になっているように見られますが、IPO銘柄は中身を吟味をすれば結構面白い銘柄もありますので皆様も多少は関心をもって見て頂きたいと思います。


 市場での人気は需給の良し悪しで決まりがちです。今後の成長性を加味した評価が本当は必要なのですが、情報不足の中では限界です。
 逆に言うとそうした展開では銘柄の選定をしっかりすればリターンもあげやすいと思われます。


 上場後に早くも調整傾向に入った銘柄もあり、中には公開価格をも下回ってきた銘柄も出ております。

 業績内容は良いのに需給悪で売られた銘柄の代表は12月21日に上場したグローバルWiFi事業を展開するビジョン(9416)です。
 公開価格2000円に対して初値は2213円。高値は2390円ですが、その後、1741円まで売られるなど換金売りに押される展開となっています。

 外国人観光客向けにWiFiルーターレンタルサービスを開始しており、訪日外国人が増加する中、オリンピックに向け今後の成長が注目されます。本来は人気化が予想されるセクターながら需給悪で株価は停滞気味ですが、いずれは見直されるかと思われます。

 特に12月決算で第3四半期までの経常利益の進捗率は93%に達しており、上場費用を差し引いてもかなりの上方修正が期待されます。
 時価総額は既に147億円余りになっていますが、来期以降の成長を加味すると極端な割高感はないと見られます。


 12月のIPO銘柄では極端に人気を集めたアークン(3419)の株価が異色です。公開価格1360円に対して初値は2日目の4925円、そこを安値に連日のストップ高で株価は本日は9000円台に乗せてきています。

 情報セキュリティ関連ということでFFRIの連想買いが入っているのかと推察されますが、事業規模や内容を吟味する限りではやや過熱していると感じられます。


 2015年にIPOした銘柄で公開価格を下回っていて割安感のある銘柄はどこかで見直し買いが入ると期待されます。

 例えば公開価格1600円だったデクセリアルズ(4980東証1部)は、1200円台に株価低迷。PERは11倍台の水準となっています。配当利回りは4%台となっており、そろそろ注目したいところです。


 また、コールセンター事業を展開するベルシステム24ホールディングス(6183)も公開価格1555円から1119円まで下落しましたが、今2月期決算が一時的な費用で大幅な減益となることを背景にしたもので、来期か
らの業績向上を踏まえて見直しのタイミングと見られます。


 このほか、新サービス業態では水回り緊急駆け付けサービスのアクアライン(6173)が公開価格1250円に対して1000円割れを演じているほか、厨房機器や空調機器のメンテナンスサービス会社の三機サービス(6044)も公開価格1540円に対して3分割実施後の510円はPER11倍台でそろそろ見直しのタイミングが接近していると見られます。


 また、7月にIPOした製造請負サービスの平山(7781)も公開価格2130円に対して安値1350円まであり(時価1390円)PERが10倍を割れてきたことと保有現預金並みの時価総額になったことなどを踏まえて投資のチャンスと見られます。


 押しなべて年内最終受け渡し前に株価は換金売りで値を消してきました。
 そうした銘柄への不信感は残りますが、冷静に見ればそうした銘柄の安値を黙って買っておくのも成果を得やすいのではと思います。


(炎)


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2015年を振り返って

 今年も残すところ泣いても笑っても4日となってしまいました。

 2015年の本コラムも今日でおしまい。

 読者の皆様には1年間のご愛読を賜り心より御礼申し上げます。


 山あり谷ありの株式相場。アベノミクスの成果が問われた2015年の景気が思ったほどではないとの批判もあったのかも知れませんが、今年も昨年末に比べて日経平均は上昇し、日本の株式市場は皆様の資産形成に資する国民のインフラとして、その役割を十分に担ってきたと言っても良いかと思います。


 日経平均は昨年末の17450.77円から1月16日の安値16592.57円をボトムに上昇トレンドを描き、6月には20952.71円の高値まで26.3%の上昇を演じました。

 この段階での強気の意見はその後の調整相場で一気に後退。ギリシャ危機に中国経済の崩壊、更には米国の利上げ観測が相場の重しとなって調整トレンドが続き9月には16901.49円という年後半の安値をつけました。

 中小型株の指標では8月25日が記憶に残る大幅下落のピークとなり、信用の投げで大変だった皆さんも多いものと思われます。

 その後は一旦は20000円台に戻った日経平均ですが、上値は重く12月25日現在、18769円で終えています。


 残すところは2日間ですが、短期的には掉尾の一振への期待感は膨らみますが、基本的には外国人を中心にした投資家不在の展開で年末のドレッシング買い、節税対策で極端に売られた銘柄への買戻しがベースとなります。

 日経平均は2015年の高値と安値の中間値である18772円を上回る水準で終えるという展開になるかと思われます。


 個別銘柄はこれまで二極化が進みましたが、そうした二極化の動きから多少は解放され、それぞれの株価の位置を鑑みながら2016年に活躍が期待できる銘柄発掘に努める展開になると考えられます。


 2015年は様々なテーマに沿った銘柄が活躍を見せました。

 ビッグデータ、IoT、ロボット、車の自動運転、水素エネルギー、サイバーセキュリテイ、再生医療などの文字がメディアで踊り、多くの投資家がこれらに関連する材料株を求めて物色の矛先を変えていったと推察されます。

 2015年の大きな流れとなった日本への観光客増加は中国人観光客の爆買いという行動に象徴され、日本の食品や医薬品などの購買につながり、それらに関連した日本株の異常なほどの値上がりにつながりました。
 中国は一方ではバブル崩壊が叫ばれ、実際のGDPは7%どころかマイナス成長じゃないかなどと言われ、世界景気にとって不安な要素が浮上した1年でしたが、中国人観光客の購買意欲は旺盛で日本株のテーマにもなった訳です。

 これが2016年も続くかと言えば、2020年の東京オリンピックに向けた観光立国化を図る日本だけにまだ続くとの期待は膨らみます。
 中国に代わってASEAN諸国の台頭もあり、日本への関心はますます高まると言っても良いかと思います。


 IPO市場には92社が新たに株式を上場させ、上場を廃止した企業とは入れ替わりで活発に売買されましたが、上場をとりやめた企業があったり上場後の業績悪化で株価が大幅な下落を見せるなど、その中身は悲喜こもごもです。

 12月も18社が新規上場を果たしましたが、上場後の急落が相次ぐなどやや消化難になっているようにも感じられます。


 2015年にIPOした最大の企業は日本郵政とその子会社2社ですが、日本郵政グループ3社の株式は上場後概ね順調な推移を辿り、官製相場の下で人気が継続しています。


 2015年にも上場が噂されたLINEやZMP(車の自動運転に取り組む企業)などは2016年に改めて引き継がれ、期待を残しています。


 株式相場で資産を形成するためには未来に向けて成長を指向する企業を見出し、いかにまだ評価されていない段階で投資し、それを中長期視点で保有することによって大きなリターンを得ることが求められます。

 言うは易く、行うは難し。

 ゴールを目指して最初の一歩を踏み出す勇気があれば自ずと道は切り開かれます。


 2015年の資産形成活動はあと2日間で終わります。あせることはありません。また2016年も株式相場は続きます。

 新たな出会いや、はらはらどきどきの体験が株式相場に足を踏み入れるとできます。私も皆さんとともにまた活躍銘柄を探していきたいと思います。


 それでは皆さん良いお年をお迎え下さい。

 そして、2016年も億の近道を宜しくお願いします。


(炎)


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億の近道2015/12/28



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投資情報メールマガジン                   2015/12/28

             イ意 の 近 道

         −プロが導く「億」資産への近道−   週5回発行
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             −本日の目次−
    (本日の担当:炎のファンドマネージャー&大原浩)

 ◆コラム「2015年を振り返って」:炎のファンドマネージャー
 ◆コラム「IPO銘柄雑感」:炎のファンドマネージャー
 ◆コラム「バフェットとポーターに学ぶナンバーワン企業戦略 第4回」
      :大原浩


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この間のお問い合わせ等には対応できませんので、
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■12月のIPO相場個別銘柄動向
■2015年IPO市場で活躍した銘柄

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◆コラム「2015年を振り返って」


 今年も残すところ泣いても笑っても4日となってしまいました。

 2015年の本コラムも今日でおしまい。

 読者の皆様には1年間のご愛読を賜り心より御礼申し上げます。


 山あり谷ありの株式相場。アベノミクスの成果が問われた2015年の景気
が思ったほどではないとの批判もあったのかも知れませんが、今年も昨年末に
比べて日経平均は上昇し、日本の株式市場は皆様の資産形成に資する国民のイ
ンフラとして、その役割を十分に担ってきたと言っても良いかと思います。


 日経平均は昨年末の17450.77円から1月16日の安値16592.
57円をボトムに上昇トレンドを描き、6月には20952.71円の高値ま
で26.3%の上昇を演じました。

 この段階での強気の意見はその後の調整相場で一気に後退。ギリシャ危機に
中国経済の崩壊、更には米国の利上げ観測が相場の重しとなって調整トレンド
が続き9月には16901.49円という年後半の安値をつけました。

 中小型株の指標では8月25日が記憶に残る大幅下落のピークとなり、信用
の投げで大変だった皆さんも多いものと思われます。

 その後は一旦は20000円台に戻った日経平均ですが、上値は重く12月
25日現在、18769円で終えています。


 残すところは2日間ですが、短期的には掉尾の一振への期待感は膨らみます
が、基本的には外国人を中心にした投資家不在の展開で年末のドレッシング買
い、節税対策で極端に売られた銘柄への買戻しがベースとなります。

 日経平均は2015年の高値と安値の中間値である18772円を上回る水
準で終えるという展開になるかと思われます。


 個別銘柄はこれまで二極化が進みましたが、そうした二極化の動きから多少
は解放され、それぞれの株価の位置を鑑みながら2016年に活躍が期待でき
る銘柄発掘に努める展開になると考えられます。


 2015年は様々なテーマに沿った銘柄が活躍を見せました。

 ビッグデータ、IoT、ロボット、車の自動運転、水素エネルギー、サイバ
ーセキュリテイ、再生医療などの文字がメディアで踊り、多くの投資家がこれ
らに関連する材料株を求めて物色の矛先を変えていったと推察されます。

 2015年の大きな流れとなった日本への観光客増加は中国人観光客の爆買
いという行動に象徴され、日本の食品や医薬品などの購買につながり、それら
に関連した日本株の異常なほどの値上がりにつながりました。
 中国は一方ではバブル崩壊が叫ばれ、実際のGDPは7%どころかマイナス
成長じゃないかなどと言われ、世界景気にとって不安な要素が浮上した1年で
したが、中国人観光客の購買意欲は旺盛で日本株のテーマにもなった訳です。

 これが2016年も続くかと言えば、2020年の東京オリンピックに向け
た観光立国化を図る日本だけにまだ続くとの期待は膨らみます。
 中国に代わってASEAN諸国の台頭もあり、日本への関心はますます高ま
ると言っても良いかと思います。


 IPO市場には92社が新たに株式を上場させ、上場を廃止した企業とは入
れ替わりで活発に売買されましたが、上場をとりやめた企業があったり上場後
の業績悪化で株価が大幅な下落を見せるなど、その中身は悲喜こもごもです。

 12月も18社が新規上場を果たしましたが、上場後の急落が相次ぐなどや
や消化難になっているようにも感じられます。


 2015年にIPOした最大の企業は日本郵政とその子会社2社ですが、日
本郵政グループ3社の株式は上場後概ね順調な推移を辿り、官製相場の下で人
気が継続しています。


 2015年にも上場が噂されたLINEやZMP(車の自動運転に取り組む
企業)などは2016年に改めて引き継がれ、期待を残しています。


 株式相場で資産を形成するためには未来に向けて成長を指向する企業を見出
し、いかにまだ評価されていない段階で投資し、それを中長期視点で保有する
ことによって大きなリターンを得ることが求められます。

 言うは易く、行うは難し。

 ゴールを目指して最初の一歩を踏み出す勇気があれば自ずと道は切り開かれ
ます。


 2015年の資産形成活動はあと2日間で終わります。あせることはありま
せん。また2016年も株式相場は続きます。

 新たな出会いや、はらはらどきどきの体験が株式相場に足を踏み入れるとで
きます。私も皆さんとともにまた活躍銘柄を探していきたいと思います。


 それでは皆さん良いお年をお迎え下さい。

 そして、2016年も億の近道を宜しくお願いします。


(炎)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者
の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)

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◆コラム「IPO銘柄雑感」


 12月に入って18社もIPOしてきたのでいささか消化難になっているよ
うに見られますが、IPO銘柄は中身を吟味をすれば結構面白い銘柄もありま
すので皆様も多少は関心をもって見て頂きたいと思います。


 市場での人気は需給の良し悪しで決まりがちです。今後の成長性を加味した
評価が本当は必要なのですが、情報不足の中では限界です。
 逆に言うとそうした展開では銘柄の選定をしっかりすればリターンもあげや
すいと思われます。


 上場後に早くも調整傾向に入った銘柄もあり、中には公開価格をも下回って
きた銘柄も出ております。

 業績内容は良いのに需給悪で売られた銘柄の代表は12月21日に上場した
グローバルWiFi事業を展開するビジョン(9416)です。
 公開価格2000円に対して初値は2213円。高値は2390円ですが、
その後、1741円まで売られるなど換金売りに押される展開となっています。

 外国人観光客向けにWiFiルーターレンタルサービスを開始しており、訪
日外国人が増加する中、オリンピックに向け今後の成長が注目されます。本来
は人気化が予想されるセクターながら需給悪で株価は停滞気味ですが、いずれ
は見直されるかと思われます。

 特に12月決算で第3四半期までの経常利益の進捗率は93%に達しており、
上場費用を差し引いてもかなりの上方修正が期待されます。
 時価総額は既に147億円余りになっていますが、来期以降の成長を加味す
ると極端な割高感はないと見られます。


 12月のIPO銘柄では極端に人気を集めたアークン(3419)の株価が
異色です。公開価格1360円に対して初値は2日目の4925円、そこを安
値に連日のストップ高で株価は本日は9000円台に乗せてきています。

 情報セキュリティ関連ということでFFRIの連想買いが入っているのかと
推察されますが、事業規模や内容を吟味する限りではやや過熱していると感じ
られます。


 2015年にIPOした銘柄で公開価格を下回っていて割安感のある銘柄は
どこかで見直し買いが入ると期待されます。

 例えば公開価格1600円だったデクセリアルズ(4980東証1部)は、
1200円台に株価低迷。PERは11倍台の水準となっています。配当利回
りは4%台となっており、そろそろ注目したいところです。


 また、コールセンター事業を展開するベルシステム24ホールディングス
(6183)も公開価格1555円から1119円まで下落しましたが、今2
月期決算が一時的な費用で大幅な減益となることを背景にしたもので、来期か
らの業績向上を踏まえて見直しのタイミングと見られます。


 このほか、新サービス業態では水回り緊急駆け付けサービスのアクアライン
(6173)が公開価格1250円に対して1000円割れを演じているほか、
厨房機器や空調機器のメンテナンスサービス会社の三機サービス(6044)
も公開価格1540円に対して3分割実施後の510円はPER11倍台でそ
ろそろ見直しのタイミングが接近していると見られます。


 また、7月にIPOした製造請負サービスの平山(7781)も公開価格2
130円に対して安値1350円まであり(時価1390円)PERが10倍
を割れてきたことと保有現預金並みの時価総額になったことなどを踏まえて投
資のチャンスと見られます。


 押しなべて年内最終受け渡し前に株価は換金売りで値を消してきました。
 そうした銘柄への不信感は残りますが、冷静に見ればそうした銘柄の安値を
黙って買っておくのも成果を得やすいのではと思います。


(炎)


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◆コラム「バフェットとポーターに学ぶナンバーワン企業戦略 第4回」

産業新潮 http://homepage2.nifty.com/sancho/
1月号連載記事


■バフェットとポーターの共通項、堀(城壁)

●堀(競争優位)をどのように築くのか

 バフェット流の投資・経営、ポーターの競争戦略のどちらにおいても重要な
テーマが「企業はどのように競争力を獲得し、それを永続的に維持していくの
か」ということです。

 ポーターの競争戦略論は、まさにこのテーマを体系的・理論的に考察したも
のだと言えます。また、バフェットが投資先を選択する際に最も重要視する
「堀」も、要するに「企業が競争力を獲得し、それを永続的に維持していくた
めの道具」と表現することが出来るでしょう。


 日本の戦国武将に限らず、欧州を始めとする世界中の王族・貴族などは、戦
いに備えるため競って堅牢な城を建てました。そして、その城の優劣を決める
重要な要素が、防御の要である堀(城壁)です。徳川家康が大阪城の攻略に苦
しんだのは有名な話ですが、落日の豊臣一族を既に巨大な権力と軍事力を手に
した徳川家康から守ったのも、歴史上稀に見る巨大な外堀と内堀でした。

 しかし、その無敵の堀も家康の計略によりその多くが埋め立てられてしまい、
丸裸同然となった大阪城もついに陥落。豊臣一族は滅亡しました。


 企業経営でも一緒です。自社のビジネスを守る「堀」が埋め立てられてしま
えば、敵(競争相手)の猛攻撃に対抗することが出来ず、いずれは降伏・陥落
という運命が待っています。

 もちろん、堀(城壁)は、目に見えるものに限りません。名将武田信玄は、
「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、あだは敵」と、400年以上も前
に看破しています。軍隊でも企業でも、究極の競争力=堀は、人間そのものと
言えるでしょう。


●社風こそが最強の堀(城壁)

 日本では「家風」という言葉がしばしば使われ、老舗の商いでは「家風」を
受け継ぐことが重要とされます。そして「家訓」などが、その家風を受けつぐ
ための象徴として重要視されます。

 例えば、近江商人中村治兵衛の、「三方よし」と称される家訓、住友政友の
「確実を旨とし浮利に走らず」という家訓など数えきれないほどあります。
 日本に資本主義が浸透する以前から、商い(ビジネス)の世界では、家訓=
社風を尊び実践するのがごく普通のことであり、それこそが現在の日本企業の
競争力=堀の源流になっているのです。


 海外でも家風=社風は当然存在したのですが、それを商い=ビジネスの中核
として意識し有効に活用し始めたのは比較的最近になってからだと考えます。
 米国で「社風」を競争力の源泉と意識し、有効に活用し始めたのはIBM以
降でしょう。


<続く>

続きは、産業新潮
http://homepage2.nifty.com/sancho/1月号をご参照ください。


(大原浩)


【大原浩の書籍】

★『投資の神様』(バフェット流投資で、勝ち組投資家になる)<総合法令>
 が発刊されました。ストーリー仕立てで、バフェットの投資の本質を直感的
 にわかりやすく描いています。
 http://goo.gl/MKtnf6

★「客家大富豪の教え」18の金言」に学ぶ、真の幸せをつかむ方法
 著者:甘粕正 <アマゾンキンドル版>
 http://goo.gl/rKIvhB

★「賢人バフェットに学ぶ・投資と経営の成功法則」
 昇龍社(アマゾン・キンドル版)
 http://goo.gl/UMxBYs

★<バフェット流で読み解くGINZAX30社!>−厳選・優良企業
GINZAXグローバル経済投資研究会<昇龍社・アマゾンキンドル版>
 http://goo.gl/5y7ScN

★「バフェットからの手紙」に学ぶ(2014)大原浩著 昇龍社<Kindle版>
 http://goo.gl/Blo6KT

★「バフェットからの手紙」に学ぶ(2013)大原浩著 昇龍社<Kindle版>
 http://goo.gl/iz1GUV

★GINZAX30社! 大原浩著 昇龍社<Kindle版>
(上巻)+(下巻)
 GINZAXグローバル経済・投資研究会・代表大原浩著
 http://goo.gl/4KKYjG
 http://goo.gl/ePeowm

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りになっております。現在、最新〜2005年1月分まで掲載しておりますが、
順次過去分を追加していく予定です。コメントなどはつけられませんが、まと
め読みなどに是非ご利用下さい。
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炎の投資情報#73 2015/12/28 サンプル

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投資情報メールマガジン                   2015/12/28

         炎 の 投 資 情 報 (第73号)

        −プロが導くお金創造のための投資情報−
                              週1回発行
◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆

 株式投資には不安がつきもの。山あり谷ありの株式相場を冷静に眺めるアナ
リストが発信する情報をお楽しみ頂ければ幸いです。

 志を大きく持たれた読者各位の大いなる発展と成功を祈願しております。
 ご一緒に頑張りましょう!!

 なお、一部を「億の近道」に掲載することがありますので、あらかじめご了
承下さい。


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              −本日の目次−

  ■はじめに
  ■去りゆく2015年の相場を振り返って
  ■12月後半のIPO相場個別銘柄動向
  ■2016年1−3月の有望銘柄ポートフォリオ 300万円コース
  ■次回予告


         報告者:炎のファンドマネージャー

□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□


■はじめに


 光陰矢の如し。2015年も残りわずかになってきました。

 振り返ると株価は紆余曲折はありましたが、それなりに上昇し、銘柄の選定
を間違わないなら、運用成果が上がったものと推察されます。


 本メルマガも本号で第73号となり、着実に発行を重ねることができたのも
偏に読者の皆様のご支援の賜物と心より感謝申し上げます。


 さて、掉尾の一振がないとしてもほぼ日経平均株価は高値と安値の中間値付
近で終わることになりそうです。
 換金売りで値を消す銘柄も多く、銘柄の選定によっては成果を上げられずに
終わった可能性もありますが、これは一過性のものです。企業価値から極端に
かい離した評価はいずれは修正されます。
 日本株は極端な値動きに翻弄されがちですが、これも現実のことと冷静に捉
えて運用にあたる皆様の判断力を磨いていくことが必要となります。

 株価に絶対はなく、割安感があっても市場はなかなか評価してくれず、割高
に見える銘柄でも評価を高めることが頻繁に起きています。需給のなせる業な
のでしょうか、短期投資家と中長期投資家の売買が入り交じりながら形成され
ていく摩訶不思議な株価の世界に足を踏み入れた皆様との交流も2015年は
これでお開き。

 新たな2016年を迎えるにあたり本号では炎のファンドマネジャーが構築
したポートフォリオをご提案したいと存じます。

 2016年の株式相場が順風満帆に推移することを祈念し、また読者の皆様
の運用成果向上と無病息災を祈願して本メルマガの締めくくりの言葉とさせて
頂きます。

 皆様、本年はお世話になりました。良いお年をお迎え下さい。


(炎)





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マーケットの方向感

 2015年のマーケットが終了しようとしているが方向感が定まらない。


 2015年最大のテーマであった米国の利上げが12月に行われたが、その影響をマーケットは消化しきれていないと思う。

 利上げは教科書的には株価の下落、ドルの上昇だが、その傾向が顕著にでているわけではない。その意味ではFedの戦略がうまくいき市場は利上げを既に織り込んでいた可能性がある。


 2016年は利上げのペースを巡って、市場がそれを織り込みにいく動きが注目されるだろう。

 ドル円の今年のレンジは今のところ約10年で8%ほどの変動率と、非常に低い変動率に終わった。

 だいたい狭いレンジの次の年は大きく動くパターンが多いので期待したい。


(YEN蔵)


*ブログ「YEN蔵のFX投資術」http://www.yenzo.net/
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市場潮流

 今週(12月21〜25日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で217円、率にして1.1%下落しました。4週連続の下落です。

 海外投資家がクリスマス休暇を前に、持ち高調整の売りを出したほか、個人投資家の節税対策の損益通算を目的とした手仕舞い売りなども出たようです。


 年末にかけては例年、株価は上昇する傾向がありますが、今年はどうでしょうか。
 「プリウス」の発売の効果などで鉱工業生産は上向きつつあると思います。加えて、15年度の補正予算が編成・執行されることで、国内景気は回復に向かうと予想します。

 米国の景気は個人消費主導で拡大が続く見通しです。

 これらを背景に、16年前半の株式相場は上昇を辿るとみています。これを先取り、来週は買いが優勢になるとみます。


 本年1年間ありがとうございました。
 来年が読者の皆様にとり良き年となりますよう、心より祈念申し上げます。


(水島寒月)


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億の近道2015/12/25


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      ◆コラム「市場潮流」:水島寒月
      ◆コラム「今年の相場を振り返って」:Bコミ
      ◆コラム「マーケットの方向感」:YEN蔵


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◆コラム「市場潮流」


 今週(12月21〜25日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で21
7円、率にして1.1%下落しました。4週連続の下落です。

 海外投資家がクリスマス休暇を前に、持ち高調整の売りを出したほか、個人
投資家の節税対策の損益通算を目的とした手仕舞い売りなども出たようです。


 年末にかけては例年、株価は上昇する傾向がありますが、今年はどうでしょ
うか。
 「プリウス」の発売の効果などで鉱工業生産は上向きつつあると思います。
加えて、15年度の補正予算が編成・執行されることで、国内景気は回復に向
かうと予想します。

 米国の景気は個人消費主導で拡大が続く見通しです。

 これらを背景に、16年前半の株式相場は上昇を辿るとみています。これを
先取り、来週は買いが優勢になるとみます。


 本年1年間ありがとうございました。
 来年が読者の皆様にとり良き年となりますよう、心より祈念申し上げます。


(水島寒月)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者
の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)

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◆コラム「今年の相場を振り返って」


 この号は私の年内最終のメルマガなので今年の相場と自分の売買を振り返っ
てみたい。


 今年は米国の利上げが想定されていたものの、緩和的なマネーの下支えから
先進国株価は年始から堅調に推移し、日経平均は夏に21,000円前後まで
上昇。
 夏以降はチャイナショック等で年始からの上昇を帳消しする場面も見られた
が、その後反発した。


 日本株においては今年は日銀の大きな追加緩和もなく、海外の事象に振り回
される中、円安や企業業績の改善などに支えられ、先進国でも上位のパフォー
マンスとなった。


 売買面では7年ぶりのトレード復帰となるため、いまだ手探り状態だが、
メンタルと手法については手ごたえを少し感じることができたので一部紹介し
たい。


手法面では
 ・アローヘッドのアルゴリズム対応
 ・中長期投資
この二つに成果は来年もさらに伸ばしていきたい。


 「アローヘッド導入で板読みが事実上不可能になった」
という人が多いが、私のディーラー時代と大きく変わっていない印象。

 アルゴリズムと需給を踏まえてトレードをしていたディーラー時代のスタイ
ルがほぼそのまま通用した。

 ただ、10銭刻みの銘柄についてはまだアジャストができていないので来年
の課題としたい。


 メンタル面では8月の相場下落時に減資の判断を取ったのは大きかった。

 チャイナショック時、17000円近辺で追証の売りを全力で買いに行くト
レードをしようと決めていた。
 フルポジションでの勝負は大きなリスクを伴うため、資金を減らし、ダメで
も再スタートができる体制で勝負した。

 結果、「ダメでも増資できる」という心の余裕がいい結果をもたらした。

 口座内に投資できる資金があると無駄にポジションを大きくするため、全力
勝負をする際に減資を行うことはリスク管理の上で非常に有用な手法だと思う。


 来年はリスク管理をしつつ、様々なトレードアイデアを試して読者に還元し
たい。


今年もありがとうございました。
来年もよろしくお願い致します。


(Bコミ)


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◆コラム「マーケットの方向感」


 2015年のマーケットが終了しようとしているが方向感が定まらない。


 2015年最大のテーマであった米国の利上げが12月に行われたが、その
影響をマーケットは消化しきれていないと思う。

 利上げは教科書的には株価の下落、ドルの上昇だが、その傾向が顕著にでて
いるわけではない。その意味ではFedの戦略がうまくいき市場は利上げを既
に織り込んでいた可能性がある。


 2016年は利上げのペースを巡って、市場がそれを織り込みにいく動きが
注目されるだろう。

 ドル円の今年のレンジは今のところ約10年で8%ほどの変動率と、非常に
低い変動率に終わった。

 だいたい狭いレンジの次の年は大きく動くパターンが多いので期待したい。


(YEN蔵)


*ブログ「YEN蔵のFX投資術」http://www.yenzo.net/

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る100株単元の企業を、研究銘柄として掲載しています。


 また、コラムでは、「12月のFOMCの会合が終わり、日銀の政策決定会
合も終わりました。掉尾の一振を期待できるかどうか分からない状況になって
来ました。これからは無理をしないでは、来年を見越して投資家の資金が流れ
込んでくる投資テーマのある、有望な投資対象を選び抜いていきたいと考えて
います。」と題し、最近の投資環境を分析しつつ、年末年始特有の動きを加味
しながら、来年の成果のための投資戦略と行動を提案しています。


 さらに、今回掲載の研究銘柄と最後まで選択を迷った好業績企業について言
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 今年の3月末の状況を見る限りでは低PER銘柄が有利だと感じる
 現代の錬金術である株式投資を使って、老後の生活を少しでも豊かにしようとするための心得(2012/10/30)
 現代の錬金術である株式投資を使って、老後の生活を少しでも豊かにしようとするための心得(2012/11/06)

 
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