師走相場に突入し名前の通り先生が先走る株式相場展望

〜女性エコノミストの驚きの2016年株式相場見通し〜


 私の母校である京都の名門私立大学のOB会が11月22日に都内のホテルで開かれ学長の講演を聞くことができました。御歳84歳ともなる私の出身ゼミの恩師である名誉教授も招聘され、そのお顔を拝顔しようと集まったゼミOB17名と旧交を温めることができました。


 その大学の大学院H教授でユニークな議論を投げかけておられる女性エコノミストが先々週土曜日の経済番組に久々にテレビ出演され、アベノミクスを批判し、また2016年の株式相場について日経平均1万円割れとなると語っていました。

 相変わらず為替は1ドル=50円だと言うし、この見通しについてはOBとしてはもちろん、一般の方々にも???となってしまいます。あくまで来年の見通しなので意見を述べるのは良いとしてもテレビメディアでの根拠のない一方的な話は多くの国民には迷惑な話ではあります。


 明日からは師走に入りますが、やや先走った驚くべき先生の発言に聞く耳をもたない投資家が圧倒的なのか全体相場は2万円台を目前にした堅調な戻り相場となっています。相場の潮流は上向きになっていますが、どこかで問題を生じるのか否かになります。
 地銀への不動産融資がバブル状態にあるといった話題が飛び込んできましたが、一方で株式相場は企業の実態の集大成でもあり、現状の株価水準が絶対的に割高だという根拠もなく日経平均1万台割れなどと根拠のない話を持出すエコノミストの存在がやや気になるところですが無視しておくことにします。
 この説だときっと株価の下落で恩恵を受けるヘッジファンドが喜ぶのかも知れません。

 円高=株安、円安=株高の構図からして為替の議論ではこれ以上の円安を問題視する声も聞こえてきます。そうであれば円安をベースに構築されてきた株高構図が崩れますので株安の意見もうなずけますが、果たしてそうなるのかは疑問です。


 先生の言う来年の見通しの根拠は一体どこにあるかはここでは敢えて触れませんが、新島譲が設立したわが母校の教授である以上は誠心誠意、エコノミストという立場でものを言う場合はもう少しその見通しの根拠を示してほしいと思います。


 さて、株価はアベノミクス前に比べ3倍近くにまで上昇してきた実績があります。

 株価依存型のアベノミクスという主張はある意味正しいのですが、富めるものと貧しい者の格差が広がり日本が良くならない(確かに心情的にはそうですが)という単純な根拠が理解できないので、突拍子もなく来年の日経平均が1万円を割れるという意見に至った根拠は示して頂きたいと思います。

 皆さんのご意見はいかがですか。


 2015年もあと残りわずかとなり2016年の景気や経済を展望するテレビ企画が増えて参りますが、これまでの潮流を踏まえて皆さんご自身の株式相場に対する展望もしっかりと持って頂ければ幸いです。

 景気の停滞をアベノミクスのせいにするのではなく、そうした状況の中でどう対応して景気、経済の発展にどうつなげていくかをそれぞれの立場で考えていく必要がありそうです。


(炎)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)

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JUGEMテーマ:社会の出来事



外国人が注目するアサンテ(6073)株の動向

 8月10日高値1970円から1週間余りで1307円の安値まで急落した同社株はこのところ1500円台に乗せるなど比較的堅調な値動きに変わってきました。

 11月17日に開催された決算説明会では意外にも不需要期となる下期に入っての月次(10月)売上が大きく回復したとの話もあり、そうした前年と比べた伸びの背景を聞くことができました。

 為替に影響されない内需型サービス企業で今後の業績は着実に伸びる可能性があり、こうした株価の大幅な下落があった後の局面で、月次の伸びを確認しながらの投資には賛成です。

 今期の業績は書き入れ時の4−6月がやや停滞しました(株価の下落の背景がこれです。)が、その後は徐々に戻り、後半の10月がいきなり14%の月次売上の伸びとなってきた点でなおも期待を残す展開となっています。

 通常は新規の顧客を伸ばしながら既存客への更新防除を加えて売上を確保していくパターンですが、今期は新規が消費税増税の影響がなおも尾を引いて、やや伸びが鈍化。その分既存客向けの更新防除や家屋の基礎・補強が堅調に伸びている状況です。

 ですから後半は不需要期ということから例年売上が落ちるのですが、今年は昨年後半に落ちた反動もあって、10月が14%増と大幅に伸び、このまま11月−3月と伸び率が確保されるとなれば巻き返しは可能と見られます。
 寒い時期はシロアリも活動が鈍くなって表に出なくなってしまい、ニーズは低下しますが、その分は震災後のニーズが高まりつつある家屋の基礎・補修への需要の取り込みが期待されます。
 これが前年下期の落ち込みの反動と既存のクライアント向けサービスの伸びにつながり14%もの大幅な伸びにつながったと見る必要があります。


 中間期業績は売上高73億49百万円(+3.3%)、経常利益16億53百万円(▲2.2%)。通期は売上高139億円(+9.7%)、経常利益26億6百万円(+10.9%)を見込んでおり、不需要期の下期が売上高は65億51百万円、経常利益9億53百万円となるには下期の月次売上高平均が10.9億円となる必要があり、これは多少厳しいのではと思われましたが、10月の売上が11億80百万円となったことで大いに望みは出て参りました。

 また、利益も効率性の向上から今期計画業績の達成は可能ではないかと見られます。今期の予想EPS134.6円が達成されるとなれば時価1520円前後の株価水準はPER11倍台に留まっていますので東証1部上場企業としては割安感が強まります。
 配当金も40円配当を予定しており、利益成長に応じて増配の予定です。
 既に上場後の財務内容はキャッシュリッチな状態となりつつあり、事業モデルからは新規採用増に伴う人件費の増加に備えた戦略とともに更に高い配当性向を打ち出す可能性があります。

 同社株には多くの外国人投資家が上場直後から注目しており、上場後の株価上昇につながっています。9月末現在の外国法人持株比率は18%を超えている点が特徴的です。米国の住宅メンテナンスサービスでは当たり前のようになっているシロアリ駆除サービスですのでそれも頷けます。

 日本人が気がつかないことを外国法人は先読みして投資している訳です。
 日本での評価はまだ低い状況ですが、政府の中古住宅流通促進策にも組み込まれる要素が強いサービスでもあり、今後の高品質住宅に不可欠なサービスと言えますので、改めて注目しておきたい銘柄です。


【参考】

時価1520円 時価総額187.5億円

高値1970円
安値1307円 下落幅 663円

直近の戻り上限値1557円 戻り幅250円 戻り率37.7%


(炎)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)

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戻り相場から高値突破に向けた相場状況の中で

〜中小型株、新興銘柄物色のススメ〜


 日本株は海外株高に連動して上昇傾向にあります。

 まだNYダウやNASDAQの戻りを見ながらどこまで戻るかを見ている状況ですが、今年の高値水準が射程に捉えられていますので、その高値突破のタイミングを探ろうとしているようにも感じられます。


 失業率の低下から景況観が良くなっている米国では金利の引き上げ決定が12月15日―16日のFOMC時に迫っていますが、NYダウもNASDAQも先の高値に接近中で見かけ上は堅調な推移が見られます。
 原油価格の下落効果が消費にプラスに働いてはいますが、景気指標では失業率のみの改善で、実体経済が果たして上向いているのかどうかという確証がつかめるのかを見極める段階となっています。

 とは言え自動車販売などはプラスとなっているようですしクリスマス商戦突入の米国経済の動向が当面の判断にも影響をしますので利上げありの方向で見守ることにします。

 利上げの予行演習は8月に終わっていますが、その時は上海株の暴落ということもあり、株式相場が一定期間影響を受けるなど世界経済への影響懸念ということもあって見送られました。
 今回は、中国経済の先行きが不透明になる中で上海市場は堅調な値動きとなり、IPOも再開されるとの話から8−9月に比べ環境は異なっていますので実施の確率は高いと見られます。
 今回が第1回目の利上げとなりますので、今後更に追加で利上げをするのか、するとしたらどのタイミングとなるのかがテーマになります。

 米国の利上げが世界とりわけ発展途上国の経済にどのような影響をもたらすかがポイントになりますが、利上げの背景が米国経済の好転にあるという認識であれば、大きな問題にはならないかと思われます。

 また、各国別に景気の動向は異なっており、代表的な景気指数であるPMI(購買担当者景気指数・50以上となれば上向き、下回ると下降)の動向を見ると50を下回る中国経済の停滞傾向をカバーできるかはともかく米国が製造業、非製造業いずれもまだ回復が本格化していないものの失業率が5%を切っており、この面では底堅く長期の低金利政策を解消するための利上げのチャンスとなります。

 米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した米国の10月の製造業景況指数(PMI)は50.1。4カ月続落で2013年5月以来2年5カ月ぶりの低水準になるなど代表的な景気指数の一つであるPMIは微妙な動きではあるが市場予想の50.0をわずかに上回り節目の50割れは回避しています。
 10月に続き11月がどうなるかに注目。50割れとなれば金利引き上げのタイミングを先送りする可能性もあり、まだ金利の引き上げについては断定できませんが、PMI50割れ回避の現状から確率的には12月の利上げの可能性が高いと予測しています。


 NYダウが5月16日の高値18351.36ドルまで、11月3日の高値17977.85ドルから残り373ドル余りに迫り、高値更新が視野に入っているほか、NASDAQも7月20日の高値5231.94まで同日高値5163.47から68ポイントに迫っています。

 それぞれ高値から直近安値までの押し幅の戻り率は87.5%、92.7%に達しており、まさに米国株が世界の株価のリード役を担っていると言っても良いかと思います。


 これに対して日経平均の戻り率(6,7月高値から8月安値までの押し幅に対する直近の高値までの戻り率)は76.3%、TOPIXは71.9%と米国に比べるとまだ戻りが鈍い状態です。
 これは先々週から先週にかけほとんど変化はないのです(特にTOPIXは先週は直近の高値を抜けていません)が、先週は日本株の中では戻りの鈍かった中小型株が堅調に推移し始めている点が注目されます。

 先週はJASDAQ指数が先々週の64%から74%となり、先々週43%に留まっていたマザーズ指数も55%に上昇。56%だった東証2部指数も62%に上昇しており、押し並べて中小型株や新興市場銘柄が堅調な値動きになっています。
 それでもまだ戻り率は日経平均やTOPIXに比べ鈍く、当面はこうした中小型株への物色気運が続くと見られます。

 とりわけ直近になってIPOした銘柄群の中で下降トレンドが見られた銘柄やCYBERDYNEや平田機工などのロボット関連やアップルが採用する方針を打ち出した有機EL関連、iPS細胞や幹細胞などの再生医療ベンチャー、電力・ガスの自由化に絡んだエネルギー関連などのテーマ株の上昇が期待されます。

 一億総活躍社会をテーマにしようという声もありますが、あまりに漠然としたテーマなので人気は限定されます。個別銘柄ごとにかなりホットな値動きが期待される師走相場についていくかどうかは皆さんの判断に委ねられます。


 また、12月は19社のIPO銘柄が3日から新たに登場しますが、短期勝負と割り切る投資家も多く、銘柄によっては当然のごとく乱高下が予想されます。


 明日からの師走相場が吉と出るか凶と出るかは政策の打ち出し方にもよりますが全体相場がNYなどの世界の市場動向に呼応したかたちで高値に挑戦するのかどうかとともに中小型銘柄の個別物色気運がどのように高まっていくかに注目したいと思います。


 補正予算の増額など景気刺激策がもたらされることで12月の株式相場が大いに盛り上がりを見せるのかはたまた年末の換金売りで意気消沈となるのか、2015年の師走相場での皆様の運用方針はいかがでしょうか。


 例年、12月は流動性に乏しい中小型株にとって損切りの対象となった場合は株価のトレンドが弱くなってしまうという懸念もあり、業績がいくら堅調なまともな銘柄ですら、なかなか投資家の買いが入りにくいので、まだ個別銘柄も業績の悪い銘柄から好業績が期待できる銘柄に全体的にシフトしているように見られますが、この時期に問われるのは2016年に活躍しそうな有望銘柄の発掘です。

 株価停滞を余儀なくされた銘柄と右肩上がりの銘柄の両方を睨みながらポートフォリオの構築に鋭意努めて頂きたいと思います。

 停滞気味に長期間推移してきた銘柄も時期が来れば格好の投資チャンスが到来します。ビジネスモデルや経営者の考えを吟味して成長する企業にリスクマネーを投じる億の近道の読者の皆さんが1億総活躍時代を担って頂くことの意味はとても大きいのではないかと考えます。


 ここではズバリ!!日本株全体を牽引する中長期の中堅、中小型成長期待株への投資のタイミングを図るべきです。


(炎)


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中小型株の復活に賭ける!?

 日経平均は2万円台乗せを目前にしていますが、先駆したのでしばしお休み。中小型株は蚊帳の外状態となっている銘柄が散見され、内容によっては年末年始に向けた好パフォーマンスが期待される銘柄もあり、ここはじっくり研究しておくことが必要です。


 日経平均に限らず、小型株指数であるJASDAQ平均やマザーズ指数もジリ高局面とはなっていますが、その戻り率は日経平均やTOPIXがやや先行しています。

 先週はそうした出遅れ感に気が付いた投資家が一気に中小型株に流れてきたようです。


 そのポイントは業績の成長性と株主への利益還元、配当利回りの高さなどです。適度の材料株を備えた銘柄も基調として長期スタンスでリターンを得ることができるかと思われます。

 中小型株は流動性の無さ、業績の不安定さで大手機関投資家からは敬遠されがちで、その結果として少しでも業績の先行きに不安のある銘柄の株価は調整傾向で推移しています。

 特に直近上場の銘柄は業績への信頼性に欠けている上、幅広い投資家への認知度不足のために上場後の株価はするすると値を下げてきています。

 こうした銘柄に投資されている皆様にはぜひ改めて見直しをお願いしたいと思います。

 11月18日に訪問しました本年7月10日に2130円の公募価格で上場した平山(7781)もその一つ。流動性の問題からなかなか投資対象にはなりにくいのですが、直近の株価下落で早くも時価総額(26億円)は保有する現預金(30億円)を下回っており、割安感が台頭していますので、8月安値1388円から1500円前後で推移する設備と土地を持たない製造業を特色としている同社株へのこの水準での投資によるリターンは高まるものと期待されます。


 こうした事例はこの他にもあちこちで見られます。


 先週は材料豊富な平田機工(6258)が一気にストップ高をつけて終えました。

 キヤノントッキが取引先でもあり、そこから韓国メーカーに流れていく可能性が高いことはすでにうすうす感じておられる読者も多いかと思います。すでにこの話は実は旧知の話です。
 有機ELの設備投資に絡んでいることは平田社長も前日に開催された説明会でほのめかしていますが、タイミング良くアップル社の有機ELディスプレイの採用の話が伝えらえてのストップ高となりました。
 加えて、ロボット関連のCYBERDYNEに好材料が出てロボット関連でもある同社にも見直し買いが入ったり、再生医療培養自動化装置にも関わるなどテーマ性が幅広く、加えて米国での自動車設備投資関連、ダイソン関連など切り口は多彩。
(とてもこの無料メルマガでは語れない話もあって、それは私の有料メルマガでお伝えしたいと思いますので、http://www.honohfm.com/ ぜひご購読申込を頂きたいと思います)

 年商550億円の企業がまだJASDAQに上場していて、時価総額が自己株135万5600株を除くと先週末の終値1455円でも136億円余りに留まっている訳でやっと投資家がこの企業の価値に気がついたと言えます。


 中小型株の復活の原動力となる成長性を秘めた銘柄への物色気運の高まりに今後も期待したいところです。


(炎)


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億の近道2015/11/30

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
投資情報メールマガジン                   2015/11/30

             イ意 の 近 道

         −プロが導く「億」資産への近道−   週5回発行
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

【ご挨拶】
 将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析やコラムを参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!

   ★当メルマガは等長フォントでの閲覧を前提にしております★

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             −本日の目次−
       (本日の担当:炎のファンドマネージャー)

  ◆コラム「師走相場に突入し名前の通り先生が先走る株式相場展望」
       :炎のファンドマネージャー
  ◆コラム「外国人が注目するアサンテ(6073)株の動向」
       :炎のファンドマネージャー
  ◆コラム「戻り相場から高値突破に向けた相場状況の中で」
       :炎のファンドマネージャー
  ◆コラム「中小型株の復活に賭ける!?」:炎のファンドマネージャー


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■ お知らせ ■

【炎のファンドマネージャー有料メルマガ本日第69号配信!

 ご購読をお待ちしております!】


 「炎のファンドマネージャー」の有料メルマガ「炎の投資情報」第69号が
本日配信されました。



★創刊号から第5号まで公開しました!ぜひお読み下さい!★
創刊号→http://okuchika.net/?eid=5177
第2号→http://okuchika.net/?eid=5362
第3号→http://okuchika.net/?eid=5361
第4号→http://okuchika.net/?eid=5360
第5号→http://okuchika.net/?eid=5359



【11/30第69号では】

■ストップ高した平田機工(6258)の決算説明会報告
■高収益、好財務内容のアイティフォー(4743)の株価評価
■夢真HDと同系統の平山(7781)株への投資視点
■IoT機器向けセキュリティ、電力・ガス自由化関連で再注目のアドソル日進

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【11/24第68号を読む】
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http://okuchika.net/?eid=5994

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◆コラム「師走相場に突入し名前の通り先生が先走る株式相場展望」


〜女性エコノミストの驚きの2016年株式相場見通し〜


 私の母校である京都の名門私立大学のOB会が11月22日に都内のホテル
で開かれ学長の講演を聞くことができました。御歳84歳ともなる私の出身ゼ
ミの恩師である名誉教授も招聘され、そのお顔を拝顔しようと集まったゼミO
B17名と旧交を温めることができました。


 その大学の大学院H教授でユニークな議論を投げかけておられる女性エコノ
ミストが先々週土曜日の経済番組に久々にテレビ出演され、アベノミクスを批
判し、また2016年の株式相場について日経平均1万円割れとなると語って
いました。

 相変わらず為替は1ドル=50円だと言うし、この見通しについてはOBと
してはもちろん、一般の方々にも???となってしまいます。あくまで来年の
見通しなので意見を述べるのは良いとしてもテレビメディアでの根拠のない一
方的な話は多くの国民には迷惑な話ではあります。


 明日からは師走に入りますが、やや先走った驚くべき先生の発言に聞く耳を
もたない投資家が圧倒的なのか全体相場は2万円台を目前にした堅調な戻り相
場となっています。相場の潮流は上向きになっていますが、どこかで問題を生
じるのか否かになります。
 地銀への不動産融資がバブル状態にあるといった話題が飛び込んできました
が、一方で株式相場は企業の実態の集大成でもあり、現状の株価水準が絶対的
に割高だという根拠もなく日経平均1万台割れなどと根拠のない話を持出すエ
コノミストの存在がやや気になるところですが無視しておくことにします。
 この説だときっと株価の下落で恩恵を受けるヘッジファンドが喜ぶのかも知
れません。

 円高=株安、円安=株高の構図からして為替の議論ではこれ以上の円安を問
題視する声も聞こえてきます。そうであれば円安をベースに構築されてきた株
高構図が崩れますので株安の意見もうなずけますが、果たしてそうなるのかは
疑問です。


 先生の言う来年の見通しの根拠は一体どこにあるかはここでは敢えて触れま
せんが、新島譲が設立したわが母校の教授である以上は誠心誠意、エコノミス
トという立場でものを言う場合はもう少しその見通しの根拠を示してほしいと
思います。


 さて、株価はアベノミクス前に比べ3倍近くにまで上昇してきた実績があり
ます。

 株価依存型のアベノミクスという主張はある意味正しいのですが、富めるも
のと貧しい者の格差が広がり日本が良くならない(確かに心情的にはそうです
が)という単純な根拠が理解できないので、突拍子もなく来年の日経平均が1
万円を割れるという意見に至った根拠は示して頂きたいと思います。

 皆さんのご意見はいかがですか。


 2015年もあと残りわずかとなり2016年の景気や経済を展望するテレ
ビ企画が増えて参りますが、これまでの潮流を踏まえて皆さんご自身の株式相
場に対する展望もしっかりと持って頂ければ幸いです。

 景気の停滞をアベノミクスのせいにするのではなく、そうした状況の中でど
う対応して景気、経済の発展にどうつなげていくかをそれぞれの立場で考えて
いく必要がありそうです。


(炎)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者
の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)

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◆コラム「外国人が注目するアサンテ(6073)株の動向」


 8月10日高値1970円から1週間余りで1307円の安値まで急落した
同社株はこのところ1500円台に乗せるなど比較的堅調な値動きに変わって
きました。

 11月17日に開催された決算説明会では意外にも不需要期となる下期に入
っての月次(10月)売上が大きく回復したとの話もあり、そうした前年と比
べた伸びの背景を聞くことができました。

 為替に影響されない内需型サービス企業で今後の業績は着実に伸びる可能性
があり、こうした株価の大幅な下落があった後の局面で、月次の伸びを確認し
ながらの投資には賛成です。

 今期の業績は書き入れ時の4−6月がやや停滞しました(株価の下落の背景
がこれです。)が、その後は徐々に戻り、後半の10月がいきなり14%の月
次売上の伸びとなってきた点でなおも期待を残す展開となっています。

 通常は新規の顧客を伸ばしながら既存客への更新防除を加えて売上を確保し
ていくパターンですが、今期は新規が消費税増税の影響がなおも尾を引いて、
やや伸びが鈍化。その分既存客向けの更新防除や家屋の基礎・補強が堅調に伸
びている状況です。

 ですから後半は不需要期ということから例年売上が落ちるのですが、今年は
昨年後半に落ちた反動もあって、10月が14%増と大幅に伸び、このまま1
1月−3月と伸び率が確保されるとなれば巻き返しは可能と見られます。
 寒い時期はシロアリも活動が鈍くなって表に出なくなってしまい、ニーズは
低下しますが、その分は震災後のニーズが高まりつつある家屋の基礎・補修へ
の需要の取り込みが期待されます。
 これが前年下期の落ち込みの反動と既存のクライアント向けサービスの伸び
につながり14%もの大幅な伸びにつながったと見る必要があります。


 中間期業績は売上高73億49百万円(+3.3%)、経常利益16億53
百万円(▲2.2%)。通期は売上高139億円(+9.7%)、経常利益2
6億6百万円(+10.9%)を見込んでおり、不需要期の下期が売上高は6
5億51百万円、経常利益9億53百万円となるには下期の月次売上高平均が
10.9億円となる必要があり、これは多少厳しいのではと思われましたが、
10月の売上が11億80百万円となったことで大いに望みは出て参りました。

 また、利益も効率性の向上から今期計画業績の達成は可能ではないかと見ら
れます。今期の予想EPS134.6円が達成されるとなれば時価1520円
前後の株価水準はPER11倍台に留まっていますので東証1部上場企業とし
ては割安感が強まります。
 配当金も40円配当を予定しており、利益成長に応じて増配の予定です。
 既に上場後の財務内容はキャッシュリッチな状態となりつつあり、事業モデ
ルからは新規採用増に伴う人件費の増加に備えた戦略とともに更に高い配当性
向を打ち出す可能性があります。

 同社株には多くの外国人投資家が上場直後から注目しており、上場後の株価
上昇につながっています。9月末現在の外国法人持株比率は18%を超えてい
る点が特徴的です。米国の住宅メンテナンスサービスでは当たり前のようにな
っているシロアリ駆除サービスですのでそれも頷けます。

 日本人が気がつかないことを外国法人は先読みして投資している訳です。
 日本での評価はまだ低い状況ですが、政府の中古住宅流通促進策にも組み込
まれる要素が強いサービスでもあり、今後の高品質住宅に不可欠なサービスと
言えますので、改めて注目しておきたい銘柄です。


【参考】

時価1520円 時価総額187.5億円

高値1970円
安値1307円 下落幅 663円

直近の戻り上限値1557円 戻り幅250円 戻り率37.7%


(炎)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者
の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)

このコラムはいかがでしたか?面白かった・役に立ったと思った方は
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◆コラム「戻り相場から高値突破に向けた相場状況の中で」


〜中小型株、新興銘柄物色のススメ〜


 日本株は海外株高に連動して上昇傾向にあります。

 まだNYダウやNASDAQの戻りを見ながらどこまで戻るかを見ている状
況ですが、今年の高値水準が射程に捉えられていますので、その高値突破のタ
イミングを探ろうとしているようにも感じられます。


 失業率の低下から景況観が良くなっている米国では金利の引き上げ決定が1
2月15日―16日のFOMC時に迫っていますが、NYダウもNASDAQ
も先の高値に接近中で見かけ上は堅調な推移が見られます。
 原油価格の下落効果が消費にプラスに働いてはいますが、景気指標では失業
率のみの改善で、実体経済が果たして上向いているのかどうかという確証がつ
かめるのかを見極める段階となっています。

 とは言え自動車販売などはプラスとなっているようですしクリスマス商戦突
入の米国経済の動向が当面の判断にも影響をしますので利上げありの方向で見
守ることにします。

 利上げの予行演習は8月に終わっていますが、その時は上海株の暴落という
こともあり、株式相場が一定期間影響を受けるなど世界経済への影響懸念とい
うこともあって見送られました。
 今回は、中国経済の先行きが不透明になる中で上海市場は堅調な値動きとな
り、IPOも再開されるとの話から8−9月に比べ環境は異なっていますので
実施の確率は高いと見られます。
 今回が第1回目の利上げとなりますので、今後更に追加で利上げをするのか、
するとしたらどのタイミングとなるのかがテーマになります。

 米国の利上げが世界とりわけ発展途上国の経済にどのような影響をもたらす
かがポイントになりますが、利上げの背景が米国経済の好転にあるという認識
であれば、大きな問題にはならないかと思われます。

 また、各国別に景気の動向は異なっており、代表的な景気指数であるPMI
(購買担当者景気指数・50以上となれば上向き、下回ると下降)の動向を見
ると50を下回る中国経済の停滞傾向をカバーできるかはともかく米国が製造
業、非製造業いずれもまだ回復が本格化していないものの失業率が5%を切っ
ており、この面では底堅く長期の低金利政策を解消するための利上げのチャン
スとなります。

 米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した米国の10月の製造業景
況指数(PMI)は50.1。4カ月続落で2013年5月以来2年5カ月ぶ
りの低水準になるなど代表的な景気指数の一つであるPMIは微妙な動きでは
あるが市場予想の50.0をわずかに上回り節目の50割れは回避しています。
 10月に続き11月がどうなるかに注目。50割れとなれば金利引き上げの
タイミングを先送りする可能性もあり、まだ金利の引き上げについては断定で
きませんが、PMI50割れ回避の現状から確率的には12月の利上げの可能
性が高いと予測しています。


 NYダウが5月16日の高値18351.36ドルまで、11月3日の高値
17977.85ドルから残り373ドル余りに迫り、高値更新が視野に入っ
ているほか、NASDAQも7月20日の高値5231.94まで同日高値5
163.47から68ポイントに迫っています。

 それぞれ高値から直近安値までの押し幅の戻り率は87.5%、92.7%
に達しており、まさに米国株が世界の株価のリード役を担っていると言っても
良いかと思います。


 これに対して日経平均の戻り率(6,7月高値から8月安値までの押し幅に
対する直近の高値までの戻り率)は76.3%、TOPIXは71.9%と米
国に比べるとまだ戻りが鈍い状態です。
 これは先々週から先週にかけほとんど変化はないのです(特にTOPIXは
先週は直近の高値を抜けていません)が、先週は日本株の中では戻りの鈍かっ
た中小型株が堅調に推移し始めている点が注目されます。

 先週はJASDAQ指数が先々週の64%から74%となり、先々週43%
に留まっていたマザーズ指数も55%に上昇。56%だった東証2部指数も6
2%に上昇しており、押し並べて中小型株や新興市場銘柄が堅調な値動きになっ
ています。
 それでもまだ戻り率は日経平均やTOPIXに比べ鈍く、当面はこうした中
小型株への物色気運が続くと見られます。

 とりわけ直近になってIPOした銘柄群の中で下降トレンドが見られた銘柄
やCYBERDYNEや平田機工などのロボット関連やアップルが採用する方
針を打ち出した有機EL関連、iPS細胞や幹細胞などの再生医療ベンチャー、
電力・ガスの自由化に絡んだエネルギー関連などのテーマ株の上昇が期待され
ます。

 一億総活躍社会をテーマにしようという声もありますが、あまりに漠然とし
たテーマなので人気は限定されます。個別銘柄ごとにかなりホットな値動きが
期待される師走相場についていくかどうかは皆さんの判断に委ねられます。


 また、12月は19社のIPO銘柄が3日から新たに登場しますが、短期勝
負と割り切る投資家も多く、銘柄によっては当然のごとく乱高下が予想されま
す。


 明日からの師走相場が吉と出るか凶と出るかは政策の打ち出し方にもよりま
すが全体相場がNYなどの世界の市場動向に呼応したかたちで高値に挑戦する
のかどうかとともに中小型銘柄の個別物色気運がどのように高まっていくかに
注目したいと思います。


 補正予算の増額など景気刺激策がもたらされることで12月の株式相場が大
いに盛り上がりを見せるのかはたまた年末の換金売りで意気消沈となるのか、
2015年の師走相場での皆様の運用方針はいかがでしょうか。


 例年、12月は流動性に乏しい中小型株にとって損切りの対象となった場合
は株価のトレンドが弱くなってしまうという懸念もあり、業績がいくら堅調な
まともな銘柄ですら、なかなか投資家の買いが入りにくいので、まだ個別銘柄
も業績の悪い銘柄から好業績が期待できる銘柄に全体的にシフトしているよう
に見られますが、この時期に問われるのは2016年に活躍しそうな有望銘柄
の発掘です。

 株価停滞を余儀なくされた銘柄と右肩上がりの銘柄の両方を睨みながらポー
トフォリオの構築に鋭意努めて頂きたいと思います。

 停滞気味に長期間推移してきた銘柄も時期が来れば格好の投資チャンスが到
来します。ビジネスモデルや経営者の考えを吟味して成長する企業にリスクマ
ネーを投じる億の近道の読者の皆さんが1億総活躍時代を担って頂くことの意
味はとても大きいのではないかと考えます。


 ここではズバリ!!日本株全体を牽引する中長期の中堅、中小型成長期待株
への投資のタイミングを図るべきです。


(炎)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者
の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)

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◆コラム「中小型株の復活に賭ける!?」


 日経平均は2万円台乗せを目前にしていますが、先駆したのでしばしお休み。
中小型株は蚊帳の外状態となっている銘柄が散見され、内容によっては年末年
始に向けた好パフォーマンスが期待される銘柄もあり、ここはじっくり研究し
ておくことが必要です。


 日経平均に限らず、小型株指数であるJASDAQ平均やマザーズ指数もジ
リ高局面とはなっていますが、その戻り率は日経平均やTOPIXがやや先行
しています。

 先週はそうした出遅れ感に気が付いた投資家が一気に中小型株に流れてきた
ようです。


 そのポイントは業績の成長性と株主への利益還元、配当利回りの高さなどで
す。適度の材料株を備えた銘柄も基調として長期スタンスでリターンを得るこ
とができるかと思われます。

 中小型株は流動性の無さ、業績の不安定さで大手機関投資家からは敬遠され
がちで、その結果として少しでも業績の先行きに不安のある銘柄の株価は調整
傾向で推移しています。

 特に直近上場の銘柄は業績への信頼性に欠けている上、幅広い投資家への認
知度不足のために上場後の株価はするすると値を下げてきています。

 こうした銘柄に投資されている皆様にはぜひ改めて見直しをお願いしたいと
思います。

 11月18日に訪問しました本年7月10日に2130円の公募価格で上場
した平山(7781)もその一つ。流動性の問題からなかなか投資対象にはな
りにくいのですが、直近の株価下落で早くも時価総額(26億円)は保有する
現預金(30億円)を下回っており、割安感が台頭していますので、8月安値
1388円から1500円前後で推移する設備と土地を持たない製造業を特色
としている同社株へのこの水準での投資によるリターンは高まるものと期待さ
れます。


 こうした事例はこの他にもあちこちで見られます。


 先週は材料豊富な平田機工(6258)が一気にストップ高をつけて終えま
した。

 キヤノントッキが取引先でもあり、そこから韓国メーカーに流れていく可能
性が高いことはすでにうすうす感じておられる読者も多いかと思います。すで
にこの話は実は旧知の話です。
 有機ELの設備投資に絡んでいることは平田社長も前日に開催された説明会
でほのめかしていますが、タイミング良くアップル社の有機ELディスプレイ
の採用の話が伝えらえてのストップ高となりました。
 加えて、ロボット関連のCYBERDYNEに好材料が出てロボット関連で
もある同社にも見直し買いが入ったり、再生医療培養自動化装置にも関わるな
どテーマ性が幅広く、加えて米国での自動車設備投資関連、ダイソン関連など
切り口は多彩。
(とてもこの無料メルマガでは語れない話もあって、それは私の有料メルマガ
でお伝えしたいと思いますので、http://www.honohfm.com/ ぜひご購読申込を
頂きたいと思います)

 年商550億円の企業がまだJASDAQに上場していて、時価総額が自己
株135万5600株を除くと先週末の終値1455円でも136億円余りに
留まっている訳でやっと投資家がこの企業の価値に気がついたと言えます。


 中小型株の復活の原動力となる成長性を秘めた銘柄への物色気運の高まりに
今後も期待したいところです。


(炎)


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炎の投資情報#69 2015/11/30 サンプル

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投資情報メールマガジン                   2015/11/30

         炎 の 投 資 情 報 (第69号)

        −プロが導くお金創造のための投資情報−
                              週1回発行
◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆

 株式投資には不安がつきもの。山あり谷ありの株式相場を冷静に眺めるアナ
リストが発信する情報をお楽しみ頂ければ幸いです。

 志を大きく持たれた読者各位の大いなる発展と成功を祈願しております。
 ご一緒に頑張りましょう!!

 なお、一部を「億の近道」に掲載することがありますので、あらかじめご了
承下さい。


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              −本日の目次−

     ■はじめに
     ■ストップ高した平田機工(6258)の決算説明会報告
     ■高収益、好財務内容のアイティフォー(4743)の株価評価
     ■夢真HDと同系統の平山(7781)株への投資視点
     ■IoT機器向けセキュリティ、電力・ガス自由化関連で
      再注目のアドソル日進
     ■次回予告


         報告者:炎のファンドマネージャー

□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□


■はじめに


 日経平均が2万円台乗せ目前にある中、中小型株がその間隙を縫うかたちで
堅調な値動きを示すなど個人投資家の皆さんにとって市場環境は明るくなって
います。そうした市場環境の下で12月相場が明日からスタートします。


 米国のクリスマス商戦の行方が関心事となり、いよいよ利上げ実施の見方が
有力となって全体相場をポジティブにみるべきかネガティブにみるべきか、意
見が分かれるところです。
 相場のことは相場に聞けと言われますが、市場の潮流は主力株がお休みする
間は出遅れてきた中小型株に向かう。投資の視点やテーマが絞られて一気に人
気化してきた銘柄に乗るべきかいや調整している銘柄を先回り買いしておくか
は意見が分かれますが、人気銘柄に乗る動きが加速する可能性があります。


 先週は有機EL関連の好材料が飛び出した平田機工(6258)がストップ
高を演じ今週に期待をつないで終わりました。ストップ高した後の報告など要
らないなどという読者もお見えかも知れませんがそこはご容赦頂き、参考まで
にお読み頂ければと存じます。

 株価が上がる背景はいろいろあるものですが、同社の場合はこれまでが安過
ぎたということもあります。平田機工のような会社はまだ市場に結構残ってい
て、今後の株価の急騰の余地がある銘柄として随時お伝えしたいと思います。


(炎)



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市場潮流

 今週(11月24〜27日)の東京株式市場は、4日間の立会いでしたが、日経平均株価が週間で4円13銭、率にして0.02%のわずかな上昇となりました。6週連続の上昇です。

 前週に続き、国内では国内総生産(GDP)600兆円の目標実現に向けた政策に対する期待感が高まりましたが、26日が感謝祭の祝日で米国株式市場となるなど、市場参加者が細ったことなどから、日経平均株価で2万円を目前にしながら伸び悩みました。


 個別銘柄で上昇が目立ったのは、パイオニア(6773)です。
 米国で後方確認カメラの自動車への搭載義務付けを前に、カーナビの需要拡大が見込めるとの思惑が上昇を後押ししました。

 一方、下落が目立ったのは、ミネベア(6479)です。
 米アップルが有機ELを新製品に採用するとの報道から、液晶向けバックライトを手掛ける同社がネガティブな影響を受けるとの見通しから下げが加速しました。


 来週の注目イベントは、3日に予定される欧州中央銀行(ECB)の政策理事会、4日の米国の11月の雇用統計の発表、石油輸出国機構(OPEC)総会です。
 ECBが追加緩和に踏み切る可能性は高いのですが、その規模も相当に大きなものになるとの観測も浮上しています。OPEC総会では、生産調整が成立することは難しそうです。原油価格が再び下落する可能性が高いと予想します。


(水島寒月)


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トレードの記憶

 銀行時代の友人と会うと、昔のトレードの話をすることが多い。

 人によってはいくらで、どれだけの金額をトレードしたか鮮明に覚えていて、細かく再現する人間もいる。

 私はそれほどでもないが、記憶に残ったトレードを挙げろといえば、30〜40トレードぐらいは覚えている。
 特に大勝ちしたトレードや大負けしたトレード、金額の大きかったトレード、マーケットを大きく動かしたトレードは覚えていることが多い。


 結局、裁量トレードというのは、ファンダメンタルズやテクニカルや需給を加味して判断をするのだが、それらを総合して相場のパターン分析をすることだと思う。

 需給や(短期ではなく)ファンダメンタルズまで含めたアルゴトレード(アルゴリズムトレード)はまだ無いが、短期のパターン分析に関してはアルゴが人間を凌駕しつつあるかもしれない。

 どんなに記憶力の良い人間もコンピューターにはかなわないだろう。


 しかしまだ人間の裁量トレードがエッジのある分野もあると思う。
 そうであるとしても、過去のトレードパターンを記録し、記憶し将来の分析に利用することは、アルゴに打ち勝つにも重要なことではないだろうか。


(YEN蔵)


*ブログ「YEN蔵のFX投資術」http://www.yenzo.net/

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億の近道2015/11/27


■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
投資情報メールマガジン                   2015/11/27
              イ意 の 近 道

         −プロが導く「億」資産への近道−   週5回発行
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

【ご挨拶】
 将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析やコラムを参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!

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             −本日の目次−
      (本日の担当:水島寒月&Bコミ&YEN蔵)

    ◆コラム「市場潮流」:水島寒月
    ◆コラム「売買手法 〜スキャルピング その2〜」:Bコミ
    ◆コラム「トレードの記憶」:YEN蔵


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◆コラム「市場潮流」


 今週(11月24〜27日)の東京株式市場は、4日間の立会いでしたが、
日経平均株価が週間で4円13銭、率にして0.02%のわずかな上昇となり
ました。6週連続の上昇です。

 前週に続き、国内では国内総生産(GDP)600兆円の目標実現に向けた
政策に対する期待感が高まりましたが、26日が感謝祭の祝日で米国株式市場
となるなど、市場参加者が細ったことなどから、日経平均株価で2万円を目前
にしながら伸び悩みました。


 個別銘柄で上昇が目立ったのは、パイオニア(6773)です。
 米国で後方確認カメラの自動車への搭載義務付けを前に、カーナビの需要拡
大が見込めるとの思惑が上昇を後押ししました。

 一方、下落が目立ったのは、ミネベア(6479)です。
 米アップルが有機ELを新製品に採用するとの報道から、液晶向けバックラ
イトを手掛ける同社がネガティブな影響を受けるとの見通しから下げが加速し
ました。


 来週の注目イベントは、3日に予定される欧州中央銀行(ECB)の政策理
事会、4日の米国の11月の雇用統計の発表、石油輸出国機構(OPEC)総
会です。
 ECBが追加緩和に踏み切る可能性は高いのですが、その規模も相当に大き
なものになるとの観測も浮上しています。OPEC総会では、生産調整が成立
することは難しそうです。原油価格が再び下落する可能性が高いと予想します。


(水島寒月)


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◆コラム「売買手法 〜スキャルピング その2〜」


●板のパターンを記憶するために


 前回はスキャルピング習得の第一歩として

「買いが優勢になりそうな板のパターンを日々の売買で多数記憶しておくこと
が大切」

と書いたが、

パターンを闇雲に記憶するのは効率が悪いため、今回は技術習得の一助となる
よう過去の経験をお伝えしたい。


 ディーラー時代に初心者〜初級者の後輩と売買した銘柄の話をする際に、売
買した価格、株数を覚えているがどのような板でエントリーしたかを覚えてお
らず、自分が買った板を再現できない人が多かった。


 これはどういう板でエントリーしたかを覚えていないのはエントリータイミ
ングがあやふや、板売買の基本が身についていないからである。

 「今の板がどういう状況か把握、今後どう動くかの予想、ロスカットライン
はどこにするか」

などトレードにおいて一番大切場部分をを踏まえてエントリーポイントを決め
るべきだ。


 板売買の記憶はエントリーポイントを精緻にすることから始めてほしい。


(Bコミ)


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◆コラム「トレードの記憶」


 銀行時代の友人と会うと、昔のトレードの話をすることが多い。

 人によってはいくらで、どれだけの金額をトレードしたか鮮明に覚えていて、
細かく再現する人間もいる。

 私はそれほどでもないが、記憶に残ったトレードを挙げろといえば、30〜
40トレードぐらいは覚えている。
 特に大勝ちしたトレードや大負けしたトレード、金額の大きかったトレード、
マーケットを大きく動かしたトレードは覚えていることが多い。


 結局、裁量トレードというのは、ファンダメンタルズやテクニカルや需給を
加味して判断をするのだが、それらを総合して相場のパターン分析をすること
だと思う。

 需給や(短期ではなく)ファンダメンタルズまで含めたアルゴトレード(ア
ルゴリズムトレード)はまだ無いが、短期のパターン分析に関してはアルゴが
人間を凌駕しつつあるかもしれない。

 どんなに記憶力の良い人間もコンピューターにはかなわないだろう。


 しかしまだ人間の裁量トレードがエッジのある分野もあると思う。
 そうであるとしても、過去のトレードパターンを記録し、記憶し将来の分析
に利用することは、アルゴに打ち勝つにも重要なことではないだろうか。


(YEN蔵)


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■戻り相場から高値突破に至るタイミングを探る
■中小型株の復活に賭ける
■サイバーテロ勃発で再び注目のアドソル日進(3837)
■ウェアラブル関連企業は注目されるのか
■投資メモ エスペック(6859) アサンテ(6073)


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最近の市場

 始めに。まずは「おおさか維新の会」が選挙に勝って良かったです。既得権側は変化に対する有権者の不安を煽って(要は有権者を騙して)票に結び付けようと画策しましたが、やはり良識ある府民、市民の声が勝ったことを素直に喜びたいと思います。既得権にしがみ付き嘘八百を並べ立てた「中国共産党顔負け」の府議や市議には猛省を促したい。


 ここ数カ月の国内株式市場は面白味が無いですね。中国の景気懸念や資源安、米国利上げの予想やテロなどの海外ニュースに加え、国内では杭打ち偽装や粉飾などのニュース、そして海外市場の乱高下をネタに指数ばかりが上下動している市場です。

 知り合いの証券マン氏は、日経レバや先物などで短期売買をするのがやっとで、個別株ではなかなか儲からず収入が減ったと言っていました。


 今後は郵政3社の株価も徐々に落ち着いてくるでしょうし、政策的にも足元の景気動向やこれらの株価指数水準であれば特別な対策が執られることも無さそうです。個人的にも8月末に数銘柄を仕込んだ以降は「遊び感覚」でたまに短期売買をする以外は怖くてまともに参加する気になれませんでした。

 先日お会いした元運用会社勤務の投資家さんは、日経平均が20,000円を超えたところで以前から持っていて値上がりした株を半分ほど売っただけで、それ以降は中長期で持てそうな銘柄を安い日に少しずつ仕入れる程度にしていると仰っていました。


 もっとも11月に入ってからは決算発表の内容に好感が持てるものや、増配や自己株買いを発表した会社は徐々にですが買いが入りつつある銘柄も増えているようです。


 ところで最近気になるのは、業績改善などの良い発表があっても一時的に買われるだけで長続きしない中小型銘柄の鈍い値動きです。業績向上への期待とともに割安だから買われた訳ですが、直ぐに売られる理由として、まずは市場参加者が限られているため短期の個人投資家が飛びつき、その後徐々に売られるケースが多いと思われます。

 もう一点それとは別に、中小型銘柄を借株で売って崩れたところを買い戻す方法で利益を得る手法を執っているファンドの存在です。

 十分な把握は出来ませんが全て海外籍のファンドで、ある程度上がった中小型の(目立たない)銘柄に万遍なく売りを出しているファンドもあります。保有銘柄や運用状況までを調べられないため実際の動向は不明ですが、もし意図的に売り崩しているのであれば相場操縦の疑いがあります。当局はちゃんと対処しているのでしょうか?当局の調査が及び辛い海外籍を利用すれば、ある意味「何でもアリ」の状態になります。


 最近では懐メロのような仕手本尊が逮捕されたり村上氏ファンドへの捜査が入ったりなどありますが、相当の規制緩和が進み、且つITが発達した現在に於いては、コロケーションによるプログラム売買を含め本当に悪質な運用主体は別のところにあるのではないかと考えています。


 来年からの税制改正を見ても、投資家メリットを小出しにしているだけで実際には何かにつけ個人投資家に不利であり且つ不透明な市場です。

 幾つか例を挙げれば、
何故に個人は損益通算出来る期間がたったの3年なのか?
何故にNISA口座と合算した損益通算が出来ないのか?
何故にNISA口座では年に1度の利益確定分しか非課税にならないのか?
何故に個人が出来ない借株売りがファンドでは出来るのか?
・・・などなど。

 今後とも海外ファンドの保有高やショート数の増減が株価に影響を与え易いかと思われます。投資の際には十分に気を付けて頂ければと思います。


 海外投資につきまして。

 ここ1年ほどの円/ドル120円前後の動きは居心地の良い水準と感じています。米国利上げや日銀動向の将来予測を元に「110円を超える」とか「来年は135円になる」と言った・・・、識者からは色々なご意見が出ていますが、現在の国内企業の交易条件や諸物価の動向、海外の実行為替の動きなどを見ても個人的にはこの水準は悪くないと感じるからです。


 しかも以前から予想されているイベント(米国利上げなど)は既に織り込まれていると思われますから、今分かっている事象だけでは大きく動くと判断するのは危険と思います。日銀にしても再来年の消費増税に向けた余力(秘策?)は残しておきたいでしょうから慌てて次の手を打つことも無いと考えています。

 何せ2年ちょっとで円ドルは50%も切り下がり、国内企業の総計では過去最高水準の利益を回復するまでになったのですから。


 これからは、相当ネガティブな将来予想を元に売られた新興国市場が回復するタイミングを見極める時期に入ると考えています。中国もブラジルも座して死を待つ訳もありません。アルゼンチンでは政権交代がありました。「人の行く、裏に道あり花の山」と思っています。本当かな・・・(笑)


(街のコンサルタント)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)

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