足元を考察する

 昨年春4月10日のコラムに下記の記述を見つけました。

(引用)
「とは言え、昨年末が昨年からの相場の天井であると捉えない投資家であるなら、このインデックスで14,000円前後の価格は投資のタイミングと思います。日本を代表する、且つ大幅増益企業の株価がPBR1倍を割ったり配当利回りが3%以上だったりと、お金が有ったらもっと買いたいところです。」(引用終わり)


 丁度この1年前の2013年4月は黒田バズーカ第一弾と相まって、日経平均株価が年初の10,688円から4月末の13,860円辺りまで約30%も値上がりした頃と同水準になっていた訳ですから割安と感じてこのように書いたのでしょう。
 2013年はその後年末の16,291円まで1年間で約56%も上昇したのですから、翌年からの調整(4月末まで約14%の下落)によって市場心理は随分と悪化していた頃でした。

 但し幾ら心理的に悪化していた時期とは言え、企業業績は回復途上にあると認識していましたし、黒字と言うだけではなく黒字や配当も拡大しそうな企業でさえPBRが1倍を割っていた現実に、怖いながらも「昨年末が天井であると捉えない投資家であるなら」との前置きをしつつ「買ってみたい」と書いたのでしょう。


 そんな心理状態の時期と今(日経平均株価19,800円)とを比べてみるのも面白いかもしれないと考えました。今はどのように感じられるか?


1)黒字にもかかわらずPBR0.5倍などと言う割安株は随分と減りました。

2)指数採用の値がさ株は随分上がったと感じます。13年末と今年3月末を比べると、
 例えば・・・、
 HOYA2,922円→4,817円(165%)、
 富士フィルム2,981円→4,276円(143%)、
 ファーストリテイリング43,400円→46,495円(107%)、
 ソフトバンク9,200円→6,980円(76%)、
 ファナック19,250円→26,250円(136%)
 TDK5,040円→8,540円(169%)
 ローム5,120円→8,230円(161%)
 SONY1,826円→3,190円(175%)
 村田製作所9,340円→16,535円(177%)
 そしてその間の日経平均株価が16,291円→19,207円(118%)
 ・・・と言った具合です。
 つまり日経平均株価の推移に比べて、指数に影響を与える値嵩株の買われ方が凄まじかったことが分かります。

3)バリュー銘柄では、損益の伸び率の差で業種間で大きく株価に差が出ました。投資効率(例えばROE)が劣る銘柄や、若干でも減益になりそうな銘柄は放置され易くなりました。

4)小売りや食品などの内需銘柄でPER40倍〜50倍と言った銘柄が続出しています。
 解釈として、海外でもそれなりに評価されたり多少の景気持ち直しがあったとしても、利益の50年分もの価値が付くものなのか?疑問を感じる銘柄も出てきました。

5)増配や自社株買いなどの株主還元に敏感に反応するようになりました。

6)巨額な日銀や公的資金の買い需要が大きな拠り所となっています。


 こんな辺りでしょうか。

 やはり昨年の今頃とは随分と景色が違います。この辺りの違いを紐解き、これからの投資に役立てたいと感じます。時間があるときに分析し、自分なりに解析出来たらこのコラムでも取り上げたいと思います。


 余談ですが、先週末の日経夕刊に「NISAの投資家が3,500億円も儲かった!」と言う露骨な煽り記事がありました(苦笑)。わざわざ紙面トップにデカデカと掲載するものか?とも感じましたが、何としてでも個人の金を資本市場に誘導したいようです。

 3兆円の資金で3,500億円の利益ですから、途中の入金があったことを踏まえれば概ね12〜15%くらいの利益でしょうか。とは言え、投信が2/3ほどを占めるものの日経平均より劣るパフォーマンスです。
 例えば米ドル建てなども入っていれば20%も下駄を履いている勘定になるのに、それでも「これだけ?」って数字なのですが・・・、何が何でも煽りたいのでしょう。

 銀行預金のまま置かれても金融機関は収益が上がりません。少し前なら0.1%で預かって1%の国債を買っておけば幾らかでも儲かったのですが、0.2〜0.3%の国債金利では良くてトントンで下手をすればマイナスです。
 ところが投信にするだけで販売手数料2〜3%、別途、運用会社を含めたグループで毎年1.5%程の収入も加わり、ついでに投信財産の運用をすれば傘下の証券会社への発注手数料も入ります。年間平均ザックリで2%を得られるとすると1兆円を預金から移せれば200億円儲かる算段です。100兆円を動かせれば毎年2兆円の利益が(財務省管轄の)金融機関に転がり込みます。

 貯蓄から投資へとの誘導は、国としては個人の投資参加が増えれば株価や債券の下支えになりますから年金財政にも好影響です。政権与党も株高や景気回復のムードをアピール出来ますから、それこそ政官財入り乱れての大合唱と言うところでしょうか。そしていずれは最後の尻拭いを個人投資家にしてもらわねばならないことも分かっているからです。

 もちろんその国の金融市場が活性化することは良いことですが、需給に頼ってばかりの株高では限界があります。本当の意味での景気回復と財政再建の結果として株高とならなければいけません。

 政治家諸氏には与野党を問わず無味乾燥な議論や無責任な批判は止めて、本気で政治をしてもらいたいと思います。将来のために。


(街のコンサルタント)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)

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億の近道2015/04/30


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投資情報メールマガジン                  2015/04/30号
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 将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析やコラムを参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!

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             −本日の目次−
        (本日の担当:街のコンサルタント)

    ◆コラム 「足元を考察する」:街のコンサルタント

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◆コラム 「足元を考察する」


 昨年春4月10日のコラムに下記の記述を見つけました。

(引用)
「とは言え、昨年末が昨年からの相場の天井であると捉えない投資家であるな
ら、このインデックスで14,000円前後の価格は投資のタイミングと思い
ます。日本を代表する、且つ大幅増益企業の株価がPBR1倍を割ったり配当
利回りが3%以上だったりと、お金が有ったらもっと買いたいところです。」
(引用終わり)


 丁度この1年前の2013年4月は黒田バズーカ第一弾と相まって、日経平
均株価が年初の10,688円から4月末の13,860円辺りまで約30%
も値上がりした頃と同水準になっていた訳ですから割安と感じてこのように書
いたのでしょう。
 2013年はその後年末の16,291円まで1年間で約56%も上昇した
のですから、翌年からの調整(4月末まで約14%の下落)によって市場心理
は随分と悪化していた頃でした。

 但し幾ら心理的に悪化していた時期とは言え、企業業績は回復途上にあると
認識していましたし、黒字と言うだけではなく黒字や配当も拡大しそうな企業
でさえPBRが1倍を割っていた現実に、怖いながらも「昨年末が天井である
と捉えない投資家であるなら」との前置きをしつつ「買ってみたい」と書いた
のでしょう。


 そんな心理状態の時期と今(日経平均株価19,800円)とを比べてみる
のも面白いかもしれないと考えました。今はどのように感じられるか?


1)黒字にもかかわらずPBR0.5倍などと言う割安株は随分と減りました。

2)指数採用の値がさ株は随分上がったと感じます。13年末と今年3月末を
 比べると、
 例えば・・・、
 HOYA2,922円→4,817円(165%)、
 富士フィルム2,981円→4,276円(143%)、
 ファーストリテイリング43,400円→46,495円(107%)、
 ソフトバンク9,200円→6,980円(76%)、
 ファナック19,250円→26,250円(136%)
 TDK5,040円→8,540円(169%)
 ローム5,120円→8,230円(161%)
 SONY1,826円→3,190円(175%)
 村田製作所9,340円→16,535円(177%)
 そしてその間の日経平均株価が16,291円→19,207円(118%)
 ・・・と言った具合です。
 つまり日経平均株価の推移に比べて、指数に影響を与える値嵩株の買われ方
が凄まじかったことが分かります。

3)バリュー銘柄では、損益の伸び率の差で業種間で大きく株価に差が出まし
 た。投資効率(例えばROE)が劣る銘柄や、若干でも減益になりそうな銘
 柄は放置され易くなりました。

4)小売りや食品などの内需銘柄でPER40倍〜50倍と言った銘柄が続出
 しています。
 解釈として、海外でもそれなりに評価されたり多少の景気持ち直しがあった
としても、利益の50年分もの価値が付くものなのか?疑問を感じる銘柄も出
てきました。

5)増配や自社株買いなどの株主還元に敏感に反応するようになりました。

6)巨額な日銀や公的資金の買い需要が大きな拠り所となっています。


 こんな辺りでしょうか。

 やはり昨年の今頃とは随分と景色が違います。この辺りの違いを紐解き、こ
れからの投資に役立てたいと感じます。時間があるときに分析し、自分なりに
解析出来たらこのコラムでも取り上げたいと思います。


 余談ですが、先週末の日経夕刊に「NISAの投資家が3,500億円も儲
かった!」と言う露骨な煽り記事がありました(苦笑)。わざわざ紙面トップ
にデカデカと掲載するものか?とも感じましたが、何としてでも個人の金を資
本市場に誘導したいようです。

 3兆円の資金で3,500億円の利益ですから、途中の入金があったことを
踏まえれば概ね12〜15%くらいの利益でしょうか。とは言え、投信が2/
3ほどを占めるものの日経平均より劣るパフォーマンスです。
 例えば米ドル建てなども入っていれば20%も下駄を履いている勘定になる
のに、それでも「これだけ?」って数字なのですが・・・、何が何でも煽りた
いのでしょう。

 銀行預金のまま置かれても金融機関は収益が上がりません。少し前なら0.
1%で預かって1%の国債を買っておけば幾らかでも儲かったのですが、0.
2〜0.3%の国債金利では良くてトントンで下手をすればマイナスです。
 ところが投信にするだけで販売手数料2〜3%、別途、運用会社を含めたグ
ループで毎年1.5%程の収入も加わり、ついでに投信財産の運用をすれば傘
下の証券会社への発注手数料も入ります。年間平均ザックリで2%を得られる
とすると1兆円を預金から移せれば200億円儲かる算段です。100兆円を
動かせれば毎年2兆円の利益が(財務省管轄の)金融機関に転がり込みます。

 貯蓄から投資へとの誘導は、国としては個人の投資参加が増えれば株価や債
券の下支えになりますから年金財政にも好影響です。政権与党も株高や景気回
復のムードをアピール出来ますから、それこそ政官財入り乱れての大合唱と言
うところでしょうか。そしていずれは最後の尻拭いを個人投資家にしてもらわ
ねばならないことも分かっているからです。

 もちろんその国の金融市場が活性化することは良いことですが、需給に頼っ
てばかりの株高では限界があります。本当の意味での景気回復と財政再建の結
果として株高とならなければいけません。

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以上に使用される可能性の高い製品群を持っており、過去4年連続で最高利益
の更新を続けていて、低PER低PBRで、円安による利益増が期待できる企
業を、研究銘柄として掲載しています。

 また、コラムでは、「バブルは株でも不動産でも予想以上に長く続くことを
忘れないようにして、投資判断を行っていきたい」と題し、一部でバブルと揶
揄されている株式市場の状況を俯瞰しつつ、過去の経験から心構えと対応策を
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 さらに、業績上方修正発表による株価上昇を演じた例として、過去の研究銘
柄とコラム銘柄から5社をピックアップして解説しているほか、配当性向を高
めている注目銘柄や、株価上昇力が強かったり、通期業績発表済の低PER銘
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 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。


==「投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか」==
  (有料メルマガ第57回・2010/1/26配信号)


【前略】

 景気循環には長短4つのサイクルがあるといわれていますが、一番短い短期のサイクル、在庫循環が3〜4年と言われているので、その一サイクル以上の長きにわたって、継続的に増収増益を続けている企業を第一次投資候補として選択します。

 企業が増収増益を続けていると、多くの投資家が株価の上昇に期待して、その企業に投資してきます。株価は投資家の需給によって決まります。買いたい投資家が売りたい投資家より多ければ、すなわち需要が供給を上回れば、株価は上がっていきます。株価が右肩上がりで上がっていくと、更に多くの投資家が投資してきます。

 そのためにその企業に投資家の人気が集中し、株価が業績の伸び以上に高くなっていきます。いわゆるバブル化が起こります。そうすると何かのきっかけで、その人気プレミアムが剥げるようなことが起こると、増収増益が続いているのに、株価が大きく下げてしまうことが起こります。

 例えば、2007年の大阪チタニュウムの株価チャートと業績の推移や、SUMCOの株価チャートと業績の推移を眺めていただくと、そのバブル化と崩壊の過程を見ることができます。

 多くの企業の業績を、同じような基準で比較する手段として、多くの指標が考案されています。同じ企業の指標の変化を数期比べることにより、バブル化しているかどうかの予測がつきます。しかしバブル化したといって、直ぐに株価が暴落するわけではありません。

 バブルの崩壊時期を正確に当てられる人はいません。しかし、バブルは必ずいつかは破裂するということが、過去の経験則からわかっています。またマイナスのバブル(=株価の資産価値をはるかに下回る大きな下落)も、時間がたてば回復していきます。

 いまの株価が10年単位の長期トレンドで、どのへんの位置にいるのかを確認する手段としても月足チャートは大変役に立ってくれます。

 決算短信や有価証券報告書の見方等については、いろいろな専門書が出ています。もちろん決算短信や有価証券報告書は企業を理解するうえで、とても大切な情報源です。私も投資する企業の決算短信や有価証券報告書はよく読みます。

 しかし、ほとんどの投資家が余り気にしていない企業のホームページには、有価証券報告書や決算短信では知ることの出来ない、貴重な情報が沢山開示されています。私は、ホームページを調べてから投資を決断するようになって2年程度になりました。いまではホームページを調べないで株を買うことは、とても怖くてできなくなってしまいました。

【後略】

経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎


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 また、コラムでは、「バブルは株でも不動産でも予想以上に長く続くことを忘れないようにして、投資判断を行っていきたい」と題し、一部でバブルと揶揄されている株式市場の状況を俯瞰しつつ、過去の経験から心構えと対応策を提案しています。

 さらに、業績上方修正発表による株価上昇を演じた例として、過去の研究銘柄とコラム銘柄から5社をピックアップして解説しているほか、配当性向を高めている注目銘柄や、株価上昇力が強かったり、通期業績発表済の低PER銘柄をあわせて3銘柄ピックアップしています。

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賢人バフェットに学ぶ投資と経営の成功法則 第14回

■孫子とバフェット


●「戦略」とは戦争のやり方である

 ビジネスの世界では「戦略」という言葉が当たり前のように使われていますが、これは元々軍事用語です。もちろん「戦争において【どのように勝利するのか】という方法論」を意味します。

 ビジネスの「競争戦略」においては、マイケル・ポーターの著作が大変読み応えのある存在((どれも大著・・・)ですが、それを遡ること数千年前に書かれたのが「孫子」の戦略論(兵法書)です(ちなみに「孫子」は、著者の名前としても書物の名前としても使われます)。

 マイケル・ポーターの著書が百科事典並みの厚さとすれば、「孫子」は会社案内や映画館で売られているパンフレット並みの薄さです。

 細かく事例を挙げて細部を検証しながら学問的体系を構築する西洋的手法の典型例がマイケル・ポーターだとすれば、孫子は「暗黙知」(=言葉にならない知性・知識)を前提に、ごく限られた言葉で核心をついていく東洋的手法の典型といえるでしょう。
 ここでどちらが良い・悪いを論じるつもりはありませんが、東洋人である日本人にとって、短くて鋭い言葉の背景にある「暗黙知」を理解するのは、それほど難しいことでは無いと思います。

 バフェットはもちろん西洋人であり、その考えは論理に裏付けられていますが、東洋的思想と共通するものも感じます。少なくともマイケル・ポーターよりは「暗黙知」をよく理解し活用しているようです。
 その証拠の一つが、よく知られている「バフェットの金言」です。バフェットは短い言葉で核心をつくのがとても上手で、「なるほど」とうなずくことが多いのですが、これはもちろんバフェットが「暗黙知」をよく理解しているからです。
 そして、バフェットの金言と孫子の言葉には多くの似通った部分があります。
 今回は、孫子とバフェットの言葉から両者の共通項を探ります。


●敵を知り己を知れば百戦危うかず

 これは老子の中でも最も有名な言葉の一つでしょう。相手の戦力や弱点などを研究するだけでは無く、自らの戦力や弱点を知ってこそ「勝利」が確実になるということです。
 バフェットは同じことを「自らの範囲で投資(ビジネス)を行っていれば決して(致命的な)失敗はしない」と表現しています。

<続く>

続きは、産業新潮
http://homepage2.nifty.com/sancho/5月号をご参照ください。

(大原浩)


【大原浩の書籍】
バフェットに学ぶ【永久不滅投資法】―損を出さないで永遠に資産を増やすことは可能かー(同友館)
日本株で成功する バフェット流投資術 (日本実業出版社)
企業情報を読み解け! バフェット流<日本株>必勝法=永久保有銘柄を見抜く18のポイント(日本実業出版社)
『勝ち組投資家は5年単位でマネーを動かす』(PHP研究所)
「バフェットからの手紙」に学ぶ(2014)大原浩著 昇龍社<Kindle版>
★「バフェットからの手紙」に学ぶ(2013)大原浩著 昇龍社<Kindle版>
 http://goo.gl/iz1GUV
★GINZAX30社! 大原浩著 昇龍社<Kindle版>
 上巻
 下巻
 GINZAXグローバル経済・投資研究会・代表大原浩著

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億の近道2015/04/28


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投資情報メールマガジン                   2015/04/28

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             −本日の目次−
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◆コラム「有料メルマガライブラリから(145)」:石川 臨太郎
◆コラム「賢人バフェットに学ぶ投資と経営の成功法則 第14回」:大原浩

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◆コラム「有料メルマガライブラリから(145)」

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ないことを予めご了承下さい。


==「投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか」==
  (有料メルマガ第57回・2010/1/26配信号)


【前略】

 景気循環には長短4つのサイクルがあるといわれていますが、一番短い短期
のサイクル、在庫循環が3〜4年と言われているので、その一サイクル以上の
長きにわたって、継続的に増収増益を続けている企業を第一次投資候補として
選択します。

 企業が増収増益を続けていると、多くの投資家が株価の上昇に期待して、そ
の企業に投資してきます。株価は投資家の需給によって決まります。買いたい
投資家が売りたい投資家より多ければ、すなわち需要が供給を上回れば、株価
は上がっていきます。株価が右肩上がりで上がっていくと、更に多くの投資家
が投資してきます。

 そのためにその企業に投資家の人気が集中し、株価が業績の伸び以上に高く
なっていきます。いわゆるバブル化が起こります。そうすると何かのきっかけ
で、その人気プレミアムが剥げるようなことが起こると、増収増益が続いてい
るのに、株価が大きく下げてしまうことが起こります。

 例えば、2007年の大阪チタニュウムの株価チャートと業績の推移や、
SUMCOの株価チャートと業績の推移を眺めていただくと、そのバブル化と
崩壊の過程を見ることができます。

 多くの企業の業績を、同じような基準で比較する手段として、多くの指標が
考案されています。同じ企業の指標の変化を数期比べることにより、バブル化
しているかどうかの予測がつきます。しかしバブル化したといって、直ぐに株
価が暴落するわけではありません。

 バブルの崩壊時期を正確に当てられる人はいません。しかし、バブルは必ず
いつかは破裂するということが、過去の経験則からわかっています。またマイ
ナスのバブル(=株価の資産価値をはるかに下回る大きな下落)も、時間がた
てば回復していきます。

 いまの株価が10年単位の長期トレンドで、どのへんの位置にいるのかを確
認する手段としても月足チャートは大変役に立ってくれます。

 決算短信や有価証券報告書の見方等については、いろいろな専門書が出てい
ます。もちろん決算短信や有価証券報告書は企業を理解するうえで、とても大
切な情報源です。私も投資する企業の決算短信や有価証券報告書はよく読みま
す。

 しかし、ほとんどの投資家が余り気にしていない企業のホームページには、
有価証券報告書や決算短信では知ることの出来ない、貴重な情報が沢山開示さ
れています。私は、ホームページを調べてから投資を決断するようになって2
年程度になりました。いまではホームページを調べないで株を買うことは、と
ても怖くてできなくなってしまいました。

【後略】

経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎


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業を、研究銘柄として掲載しています。

 また、コラムでは、「バブルは株でも不動産でも予想以上に長く続くことを
忘れないようにして、投資判断を行っていきたい」と題し、一部でバブルと揶
揄されている株式市場の状況を俯瞰しつつ、過去の経験から心構えと対応策を
提案しています。

 さらに、業績上方修正発表による株価上昇を演じた例として、過去の研究銘
柄とコラム銘柄から5社をピックアップして解説しているほか、配当性向を高
めている注目銘柄や、株価上昇力が強かったり、通期業績発表済の低PER銘
柄をあわせて3銘柄ピックアップしています。

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過去サンプル(コラム)
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当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が
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◆コラム「賢人バフェットに学ぶ投資と経営の成功法則 第14回」


■孫子とバフェット


●「戦略」とは戦争のやり方である

 ビジネスの世界では「戦略」という言葉が当たり前のように使われています
が、これは元々軍事用語です。もちろん「戦争において【どのように勝利する
のか】という方法論」を意味します。

 ビジネスの「競争戦略」においては、マイケル・ポーターの著作が大変読み
応えのある存在((どれも大著・・・)ですが、それを遡ること数千年前に書
かれたのが「孫子」の戦略論(兵法書)です(ちなみに「孫子」は、著者の名
前としても書物の名前としても使われます)。

 マイケル・ポーターの著書が百科事典並みの厚さとすれば、「孫子」は会社
案内や映画館で売られているパンフレット並みの薄さです。

 細かく事例を挙げて細部を検証しながら学問的体系を構築する西洋的手法の
典型例がマイケル・ポーターだとすれば、孫子は「暗黙知」(=言葉にならな
い知性・知識)を前提に、ごく限られた言葉で核心をついていく東洋的手法の
典型といえるでしょう。
 ここでどちらが良い・悪いを論じるつもりはありませんが、東洋人である日
本人にとって、短くて鋭い言葉の背景にある「暗黙知」を理解するのは、それ
ほど難しいことでは無いと思います。

 バフェットはもちろん西洋人であり、その考えは論理に裏付けられています
が、東洋的思想と共通するものも感じます。少なくともマイケル・ポーターよ
りは「暗黙知」をよく理解し活用しているようです。
 その証拠の一つが、よく知られている「バフェットの金言」です。バフェッ
トは短い言葉で核心をつくのがとても上手で、「なるほど」とうなずくことが
多いのですが、これはもちろんバフェットが「暗黙知」をよく理解しているか
らです。
 そして、バフェットの金言と孫子の言葉には多くの似通った部分があります。
 今回は、孫子とバフェットの言葉から両者の共通項を探ります。


●敵を知り己を知れば百戦危うかず

 これは老子の中でも最も有名な言葉の一つでしょう。相手の戦力や弱点など
を研究するだけでは無く、自らの戦力や弱点を知ってこそ「勝利」が確実にな
るということです。
 バフェットは同じことを「自らの範囲で投資(ビジネス)を行っていれば決
して(致命的な)失敗はしない」と表現しています。

<続く>

続きは、産業新潮
http://homepage2.nifty.com/sancho/
5月号をご参照ください。

(大原浩)


【大原浩の書籍】
バフェットに学ぶ【永久不滅投資法】―損を出さないで永遠に資産を増やすことは可能かー(同友館)
日本株で成功する バフェット流投資術 (日本実業出版社)
企業情報を読み解け! バフェット流<日本株>必勝法=永久保有銘柄を見抜く18のポイント(日本実業出版社)
『勝ち組投資家は5年単位でマネーを動かす』(PHP研究所)
「バフェットからの手紙」に学ぶ(2014)大原浩著 昇龍社<Kindle版>
★「バフェットからの手紙」に学ぶ(2013)大原浩著 昇龍社<Kindle版>
 http://goo.gl/iz1GUV
★GINZAX30社! 大原浩著 昇龍社<Kindle版>
 上巻
 下巻
 GINZAXグローバル経済・投資研究会・代表大原浩著

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株価上昇の条件

 日経平均2万円台乗せは株高の象徴。相場の中身がどうであれ印象的には株価が上がっていて景気が良いと受け取られがちですが、実際には銘柄ごとに動きが異なっていて全面高にはなっていない状況です。
 つまり、指数の上昇の一方で、まったく株価の上昇が見られないまま推移している銘柄が山ほどある訳です。決算発表前特有の個別銘柄の業績変動リスクを避けるために先物、ETFを利用した相場展開が見られます。

 指数の上昇に寄与する銘柄群の上値追いが続く昨今ですが、相場は好業績を打ち出した銘柄を中心に横に広がる可能性もある一方で、行き過ぎの状態が見られる異常高銘柄については既に修正されつつあります。


 日経225銘柄の中で出遅れ気味だったみずほFG(8411)が高値挑戦の動きを見せるなど直近見られた食品株、医薬品株に代わるセクターの活躍株探しが始まっていると見られます。
 コマツやダイキンといった機械、銘柄数が29と最も多い電機セクターではファナックが先駆し、ソニーが後を追う形です。

 ROE8%以上という経営目標を掲げた企業の株価が上昇するケースが見られ、中期計画に盛り込む企業の株価上昇が今後とも期待されます。出遅れ感のある銘柄、先駆した銘柄が混在しての指数形成ですが、指数の上昇傾向が止まるまでは指数に入っている銘柄が優位で、中小型個別材料株の出番はないと見るのが普通ながら、こうした状況は225銘柄の中で先駆した銘柄の異常な評価が意識されると逆転現象を起こす可能性があります。

 既にかくたる悪材料がないまま中小型材料銘柄が逆行安を演じている点を見ていると今後はこれらに反転上昇の可能性が感じられます。


 市場に見られる二律背反の動きはどこかで修正されるかバブル崩壊まで続くかになりますが、225型コア銘柄に波乱が起きるまではこうした動きが収まることはありません。むしろますますこうした潮流はエスカレートしていくと見られます。
 そこでは超大型銘柄がまるで小型株のような値動きを示す現象が見られる可能性があります。そうした潮流はいつか来た道。
 相場を長続きさせるためには日経平均の調整が必要ながら政策主導での官製相場での株高の誘導が行き着く先は日経平均の上昇ピッチを軽くさせてきました。

 調整傾向が続いてきた銘柄の株価上昇には今期の業績向上、中期計画でROE8%以上が示されることなどがありますが、中小型株の反転には中長期的な業績展望を踏まえての株価の値頃感が醸成される必要があります。

 テーマ性をベースにした個別材料銘柄に取り組まれている投資家はここでは我慢のしどころ。もうしばらくしてそうした動きが見られることも想定されます。3月期決算企業の発表が今後相次ぎますが、前期実績がどうなったとしても問題は今期の見通し。前期はできれば若干でも上方修正され今期も業績の拡大が発表されることがベストですが、前期の業績が大幅な下方修正となったとしても株価がそれを既に折り込んだ場合は、既に次の決算への取り組みを評価したものとなる可能性があります。

(炎)


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東京優駿・株式ダービー開催

 東京優駿(とうきょうゆうしゅん)は、日本中央競馬会(JRA)が東京競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(GI)です。一般的には日本ダービーと呼ばれています。毎年5月下旬か6月上旬に開催され1着賞金が2億円というレースです。サラブレット系3歳の牝馬だけが出場資格を有し過去の名馬としてはナリタブライアンが有名。


 こんな話は競馬好きの方にだけすれば良いと言われそうですが、オクチカ月曜版では日本初の試みとして競馬に似た仕組みで株式ダービーを開催したいと思います。


 主催者である日本中央競株会(*)からは以下のメッセージが届いています。

「日本の公営市場の一つである日本競株場では現在3600もの競争株が活躍しています。その中には株価が上がる株、下がる株、重い株、軽い株、急騰株、急落株などまちまちの値動きを見せ、私たちを楽しませてくれています。
 競株ファンの皆さんは馬券ならぬ株券にお金を投じ、日々繰り広げられる競馬ならぬ競株を楽しんでおられるものと思います。そうした人気の活躍株ややる気満々の活躍期待株だけを集めた年に1回の祭典・第1回株式ダービーをオクチカ競株場で開催することになりました。ぜひ皆さんもお楽しみ頂ければ幸いです。

 これまでオクチカ競株場では数多くの名株が生まれました。今年もどんな名株が誕生しますか、今から心が躍ります。昨年末から4月までの活躍株の中から選ばれた名株がゲートインし、今か今かとゲートが開くのを待っています。

 ゲートは連休明けの5月7日にオープンし、ゴールの5月22日までの12日間競株場を駆け抜けます。皆さんはそうした株を見ているだけでもよし、実際にお金を投資しても良し、12日間の祭典を楽しむことで結果はともあれ思い出として残して頂ければと思います。」


 なお様々なジャンルから選ばれた出場株8銘柄はオクチカ指定の有料メルマガ(炎の投資情報)にて連休中の5月4日に先行公表予定です。有料メルマガではその走りぶりを5月11日、18日と2週連続してお知らせ致します。
 5月4日発行の有料メルマガには出場株の過去の戦歴や騎手名を掲載しておりますので見て頂ければと思います。
 なお、本誌でもノミネートされた8銘柄の名前を5月11日号にて公表させて頂きます。


*日本中央競株会は東京都中央区に拠点を置く競株を楽しむ個人が結成した任意団体です。活躍中の上場株やこれから活躍しそうな上場株を見つけてメルマガにて披露して一定期間競争させ、結果として競株を多くの個人に楽しんでもらおうと考えています。

(炎)


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億の近道2015/04/27


■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
投資情報メールマガジン                   2015/04/27

             イ意 の 近 道

         −プロが導く「億」資産への近道−   週5回発行
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

【ご挨拶】
 将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析やコラムを参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!

   ★当メルマガは等長フォントでの閲覧を前提にしております★

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             −本日の目次−
       (本日の担当:炎のファンドマネージャー)

 ◆コラム「株価上昇の条件」:炎のファンドマネージャー
 ◆コラム「東京優駿・株式ダービー開催」:炎のファンドマネージャー


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■ お知らせ ■

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【4/27第38号では】

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【4/20第37号を読む】
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◆コラム「株価上昇の条件」


 日経平均2万円台乗せは株高の象徴。相場の中身がどうであれ印象的には株
価が上がっていて景気が良いと受け取られがちですが、実際には銘柄ごとに動
きが異なっていて全面高にはなっていない状況です。
 つまり、指数の上昇の一方で、まったく株価の上昇が見られないまま推移し
ている銘柄が山ほどある訳です。決算発表前特有の個別銘柄の業績変動リスク
を避けるために先物、ETFを利用した相場展開が見られます。

 指数の上昇に寄与する銘柄群の上値追いが続く昨今ですが、相場は好業績を
打ち出した銘柄を中心に横に広がる可能性もある一方で、行き過ぎの状態が見
られる異常高銘柄については既に修正されつつあります。


 日経225銘柄の中で出遅れ気味だったみずほFG(8411)が高値挑戦
の動きを見せるなど直近見られた食品株、医薬品株に代わるセクターの活躍株
探しが始まっていると見られます。
 コマツやダイキンといった機械、銘柄数が29と最も多い電機セクターでは
ファナックが先駆し、ソニーが後を追う形です。

 ROE8%以上という経営目標を掲げた企業の株価が上昇するケースが見ら
れ、中期計画に盛り込む企業の株価上昇が今後とも期待されます。出遅れ感の
ある銘柄、先駆した銘柄が混在しての指数形成ですが、指数の上昇傾向が止ま
るまでは指数に入っている銘柄が優位で、中小型個別材料株の出番はないと見
るのが普通ながら、こうした状況は225銘柄の中で先駆した銘柄の異常な評
価が意識されると逆転現象を起こす可能性があります。

 既にかくたる悪材料がないまま中小型材料銘柄が逆行安を演じている点を見
ていると今後はこれらに反転上昇の可能性が感じられます。


 市場に見られる二律背反の動きはどこかで修正されるかバブル崩壊まで続く
かになりますが、225型コア銘柄に波乱が起きるまではこうした動きが収ま
ることはありません。むしろますますこうした潮流はエスカレートしていくと
見られます。
 そこでは超大型銘柄がまるで小型株のような値動きを示す現象が見られる可
能性があります。そうした潮流はいつか来た道。
 相場を長続きさせるためには日経平均の調整が必要ながら政策主導での官製
相場での株高の誘導が行き着く先は日経平均の上昇ピッチを軽くさせてきまし
た。

 調整傾向が続いてきた銘柄の株価上昇には今期の業績向上、中期計画でRO
E8%以上が示されることなどがありますが、中小型株の反転には中長期的な
業績展望を踏まえての株価の値頃感が醸成される必要があります。

 テーマ性をベースにした個別材料銘柄に取り組まれている投資家はここでは
我慢のしどころ。もうしばらくしてそうした動きが見られることも想定されま
す。3月期決算企業の発表が今後相次ぎますが、前期実績がどうなったとして
も問題は今期の見通し。前期はできれば若干でも上方修正され今期も業績の拡
大が発表されることがベストですが、前期の業績が大幅な下方修正となったと
しても株価がそれを既に折り込んだ場合は、既に次の決算への取り組みを評価
したものとなる可能性があります。

(炎)


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◆コラム「東京優駿・株式ダービー開催」


 東京優駿(とうきょうゆうしゅん)は、日本中央競馬会(JRA)が東京競
馬場で施行する中央競馬の重賞競走(GI)です。一般的には日本ダービーと
呼ばれています。毎年5月下旬か6月上旬に開催され1着賞金が2億円という
レースです。サラブレット系3歳の牝馬だけが出場資格を有し過去の名馬とし
てはナリタブライアンが有名。


 こんな話は競馬好きの方にだけすれば良いと言われそうですが、オクチカ月
曜版では日本初の試みとして競馬に似た仕組みで株式ダービーを開催したいと
思います。


 主催者である日本中央競株会(*)からは以下のメッセージが届いています。

「日本の公営市場の一つである日本競株場では現在3600もの競争株が活躍
しています。その中には株価が上がる株、下がる株、重い株、軽い株、急騰株、
急落株などまちまちの値動きを見せ、私たちを楽しませてくれています。
 競株ファンの皆さんは馬券ならぬ株券にお金を投じ、日々繰り広げられる競
馬ならぬ競株を楽しんでおられるものと思います。そうした人気の活躍株やや
る気満々の活躍期待株だけを集めた年に1回の祭典・第1回株式ダービーをオ
クチカ競株場で開催することになりました。ぜひ皆さんもお楽しみ頂ければ幸
いです。

 これまでオクチカ競株場では数多くの名株が生まれました。今年もどんな名
株が誕生しますか、今から心が躍ります。昨年末から4月までの活躍株の中か
ら選ばれた名株がゲートインし、今か今かとゲートが開くのを待っています。

 ゲートは連休明けの5月7日にオープンし、ゴールの5月22日までの12
日間競株場を駆け抜けます。皆さんはそうした株を見ているだけでもよし、実
際にお金を投資しても良し、12日間の祭典を楽しむことで結果はともあれ思
い出として残して頂ければと思います。」


 なお様々なジャンルから選ばれた出場株8銘柄はオクチカ指定の有料メルマ
ガ(炎の投資情報)にて連休中の5月4日に先行公表予定です。有料メルマガ
ではその走りぶりを5月11日、18日と2週連続してお知らせ致します。
 5月4日発行の有料メルマガには出場株の過去の戦歴や騎手名を掲載してお
りますので見て頂ければと思います。
 なお、本誌でもノミネートされた8銘柄の名前を5月11日号にて公表させ
て頂きます。


*日本中央競株会は東京都中央区に拠点を置く競株を楽しむ個人が結成した任
 意団体です。活躍中の上場株やこれから活躍しそうな上場株を見つけてメル
 マガにて披露して一定期間競争させ、結果として競株を多くの個人に楽しん
 でもらおうと考えています。

(炎)


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ては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者
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炎の投資情報#38 2015/04/27 サンプル

□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□
投資情報メールマガジン                   2015/04/27

         炎 の 投 資 情 報 (第38号)

        −プロが導くお金創造のための投資情報−
                              週1回発行
◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆

 株式投資には不安がつきもの。山あり谷ありの株式相場を冷静に眺めるアナ
リストが発信する情報をお楽しみ頂ければ幸いです。

 志を大きく持たれた読者各位の大いなる発展と成功を祈願しております。
 ご一緒に頑張りましょう!!

 なお、一部を「億の近道」に掲載することがありますので、あらかじめご了
承下さい。


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□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□

              −本日の目次−

  ■はじめに
  ■200円以下の注目産直銘柄
  ■IPO銘柄チェック 公開価格割れないし公開価格接近中銘柄
  ■次号予告

         報告者:炎のファンドマネージャー

□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□


■はじめに


 日経平均が2万円台に乗ったことで株高の印象が強まっていますが、既にバ
ブルが発生しはじめている可能性があります。
 バブルは崩壊するまで大きくなるのが過去の出来事からもわかります。但し、
今回は東京オリンピック開催までという期間の長さから息の長いバブル相場が
続きそうだという感触が投資家にあると考えられます。


 時代は繰り返す。ベテランの投資家であっても過去の記憶にあるバブル経済
の発生から崩壊までをきちんと思い出せないかと思いますが、世代交代によっ
て投資家も変わりますので過去のことは忘れ、新たなバブルが生まれることに
なります。


 こうした相場潮流が好きかと言われれば余り好きではありません。とは言え
株式投資は株価の上昇トレンドが続く限りは皆がハッピーになります。
 問題はいつまで上昇トレンドが続くのかという点です。コア銘柄が上がる相
場では素直にそれに乗っていく必要があります。テクニカル上では過熱相場と
なってはいてもそれ以外の銘柄では成果が上がらずそうした潮流に乗らざるを
得ないことになり、リスクマネーはますますそうした銘柄に集まります。
 現在はそうした局面にあるため、上がらない個別銘柄は無視され続ける傾向
にあります。ただ、いつまでもそうかと言うと、どこかでそうした局面は変化
してくると考えられます。


 時はもう間もなくゴールデンウィーク。相場の転機は連休後に変化するとい
う読みが働きます。コア銘柄での利益確定を図り、次の展開に備える動きがこ
こでの取り組みのポイントとなる可能性があります。


(炎)






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市場潮流

 今週(4月20日〜24日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で367円、率にして1.9%上昇。22日には約15年ぶりに終値で2万円台に乗せて取引を終えました。

 先週の当コラムでは「株価は直近の上昇ペースが速かったことで、当面は調整するものと予想します」と記述いたしましたが、今週も総じて強い動きが継続しました。
 中国人民銀行の金融緩和、欧米株の上昇などに加え、30日に予定される金融政策決定会合で日銀が追加緩和に踏み切るなどの思惑も相場の上昇を後押しました。

 ただ、週末を控えた本日(24日)は、来週から本格化する国内企業の決算発表の内容を見極めたいとのムードも広がり、利益確定売りが増加。日経平均は前日比167円安の2万20円で取引を終えました。
 もっとも、23日の米株式市場でナスダック総合株価指数が過去最高値を更新しており、来週も基本的に好地合いを引き継ぐものと思われます。
 ゴールデンウィークの大型連休に入りますので、週後半には模様眺め気運が広がるとは思いますが。


 決算発表があった個別銘柄をみますと、オービック(4684)、野村総研(4307)など株主還元の拡充、自社株買い、ROE(自己資本利益率)の目標引き上げなどを発表した銘柄が素直に好感されて買われています。
 来週以降も期待したいと思います。

(水島寒月)


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