有料メルマガライブラリから(120)自分の経済状態などを把握して株式投資をするかどうかを決める

 有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を再編集して毎週掲載いたします。自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。


=「自分の経済状態などを把握して株式投資をするかどうかを決める」=
  (有料メルマガ第237回・2013/7/23配信号)

※注 2013年7月現在の内容ですので留意下さい。


 自分がどのような投資スタイルで投資しているかを把握して、自分のルールに従って投資を行っていくことは、大切です。しかし自分の健康状態、家族の状況(子供が生まれるとか、大学院に進学するとか)、収入の状態。これらは常に変っていきます。その時々にあった投資ルールを、新たに構築する能力も、自分で投資を実践していくことによって、始めて養われてくるものです。そうでなければ、生き残っていくことは出来ません。

 進化論のダーウィンは「最も強いものが生き残ったのでも、最も賢いものが生き延びたわけでもない。唯一生き残るのは変化できるものだ」ということを「種の起源」のなかで述べているそうです。その時々の環境の変化で、自分も変ることができる。それが生き残るための最大のポイントなのです。

 人は一旦手に入れたものを手放すことを嫌います。また、失ってしまったものを嘆き悲しむことも良くあります。投資でも株価が下がって金融資産が減ってしまったことを嘆きながら、文句を言いながら、つまらない人生を生きている人々が多いです。

 しかし失ったもののリスト(=不幸のリスト)を作って、更に失ってしまった原因を他人のせいにして他人を恨みながら生きている人の未来は、とても暗いです。そのことによって愛する家族を失ってしまう愚かな人もいるようです。呪いは自分に降りかかってくる。「人を呪えば、穴二つ。」その穴に自分も落ちることを経験則として昔の人は教えてくれています。

 たとえ失ったものがあったとしても、まだ持っているものもたくさんあると思います。失ったことを悲しんで、まだ持っているものさえも、更に失うのは愚かです。まだ持っているものを、いかに有効に使って将来に生かすか。

 そう考え行動することによって、未来は開かれていくのだと信じています。砂漠で遭難して水筒の水が半分になったとき、もう半分しかないと恐れて行動できなくなる人の生存率は低くて、まだ半分もあると勇気と希望を持って生き抜く努力をする人の生存率は高い。当たり前のことですが、投資家にとっても忘れてはいけない大切なことだと思います。

 株式市場は、株式会社が事業を遂行するために資金を調達するための機能を果しています。企業が事業資金を調達する方法は、株式を発行し、これを投資家に買ってもらうという方法があります。投資家が投資した資金は企業の自己資金となり、借入のように貸主に返す必要はありません。

 しかし株に一旦投資したら、そのお金を別なことに使う必要が出来たとき返してもらえないというのでは、投資家は投資に二の足を踏んでしまいます。そこで株に投資した資金を使いたくなったとき、別の投資家に株を売って、投資した資金を回収する場所が必要になります。その役目を果たしているのが株式市場です。

 株式市場では多くの株が売買されています。その売買を活発に行なわせる大切な仕組みが、株価が変動して、うまく売買すれば一攫千金を狙えるかもしれないという射幸心です。

 株価が右肩上がりに上がり続け、下がることがないならば、そんな株を売ろうという人はいないでしょう。よほどお金が必要な人意外は売りません。そうすると、その株を買いたい人がいても、買えません。

 では下がり続ける株を買う人はいるでしょうか。そんな損をすることがわかりきっている株を買おうという人も、普通はいないと思います。

 株価が上下に変動しているからこそ、変化しているからこそ、もっと上がるかもしれないから買おうという投資家。いやいやこれからは下がる可能性のほうが高いから売っておこうという投資家。つまり意見の異なる投資家がいるからこそ市場で売買が成立し、いつでも現金に換金できるという安心感を投資家に与えているわけです。

 100年に一度の危機といわれることが毎年のように起こるのが最近の日本の株式市場です。日本の株式市場では2000年以降は毎年のように大きな株価の下落が1回程度は起こります。

 確かに東日本大震災や原発事故、リーマン・ショックのような天災や人災などは、投資家に強烈な不安を引き起こし、投資家の買い意欲を根こそぎ奪い去るような痛烈なものでした。売りたい投資家ばかりが増えて株価が下落しました。

 でも、そのような危機のさなかにも株は売買されて、値段がつきました。買った投資家がいるからこそ売買が成立して、株価が下がったとも言えるのです。

 誰も売らなければ株価が下がることはないし、ひとりも買わなければ売買が成立せず株価もつきません。ほんの数単位の株の売買で株価が暴落してしまうことも、良くあることです。

 株が上がるか下がるかは、誰にも分かりません。ただその株が現在より上がると考える投資家の数が、下がると考える投資家の数より多ければ、株価は高くなっていきます。買いたい人の数が多ければ野菜市場や魚市場で、セリで価格が上がっていくのと同じことが株式市場でも起こるのです。

 魚や野菜などの商品は、誰かに消費され、無くなっていきます。ところが株は、その企業が倒産しないかぎり、基本的には存在します(自社株消却など株数が減ることはありますが、特別なことをしなければ存在し続けるわけです)。

 そして企業の業績や景気動向、地震や台風などでおきる自然災害、テロや戦争や事故などによる人災でも、投資家の株に対する上がるか下がるかの判断が、常に変化していきます。投資家の判断が変ることで、市場で売買が発生し、株価が変動していきます。

 株式市場では株価が毎日変動しています。そのために自分の資産の額が増えたり減ったりしていきます。そのためにストレスが発生し、精神的に弱い投資家はストレスに負けて、資産を減らして、市場から去っていきます。レバレッジ(借金)を利用した投資で、自己資金以上の借金を負い、負債を抱えて市場から強制退場させられる投資家も少なくありません。

 また、流動性の少ない小型株(新興市場の株ばかりでなく、東証第一部の株でも、流動性が小さい株はあります)では、資金力のある大口の投資家の投資行動によって、株価が影響を受けます。強い大口の投資家が、小口で弱い投資家から資金を簒奪しているように感じられることも、よく起こります。

 ビジネスも戦争です。それと同じような意味で株式投資も投資家間の戦争、資金の奪い合いでもあるわけです。そのような意味合いを否定しきることは出来ません。だから個人投資家は、用心に用心を重ね、精神的にも自分を鍛え、無謀な投資をしないという克己心を身につけていくべきなのです。

 そして、自分の経済状況などが株式戦争に耐えるだけの状況にあるか確認してから株式投資を行うかどうかの判断をすることが大事です。もし、いまは株式投資をすべきではないと判断して株式投資を行わなくても、2000年以降のように、ほぼ毎年のように大きな暴落がやってきてくれるなら、自分の経済状況が株式投資の耐えられる状況まで待っても遅すぎることはないと私は考えています。

 株式投資など資産運用は、水泳の短距離競争ではないので100メートルを早く全力で泳いで一番速くゴールに着けば勝ち、というものではありません。100メートル泳いだらあとは休んでいいという、いわば一発勝負ではないのです。短距離レースでは体調などあらゆるコンディションを最終戦に備えて、そこで勝てば勝利が確定する。次のレースは一からスタートとなります。

 デイトレードに代表される短期トレードは水泳の短距離レースに似ているかもしれません。もちろん短距離レースだとしても、水泳のように管理されたコースでレースの妨げになるようなものは管理者の手で排除されている。そんな恵まれた状態で競うものとは、まったく違います。

 資産を形成するという長い時間軸で考えるなら、そのような目的で行う株式投資は遠泳する能力を競うゲームのほうに似ていると考えます。

 潮流の変化。水温の変化。自分の体調。体力。あらゆる条件を勘案し、溺れないように、長時間泳いで、溺れずに目的地に無事にたどり着けるような総合力を養うゲームです。嵐の海では、泳ぐのを避ける判断力も求められるゲームです。

 自分の体力を過信したら、事故を起こします。心臓麻痺を起こしたら。足がつったら。そんな場合のセーフティー・ネットも準備しておく細心さが必要なもの。まさに大きく資産を形成するための株式投資と遠泳は似ていると思います。

 だからこそ自分の経済状態をしっかりと見極めてから株式投資に参戦するかどうかを決めることが大事です。

 株式投資は「運だけでガッポリ稼げる」ことも起こります。しかし幸運が立て続けに来るとは限らないものです。

 自分の経済状況が株式投資に耐えることができるほど万全であったとしても、常に株式市場の今の状況も把握することで、泳ぎ始めるか(=投資委を始めるかどうか)、休むかを決断することも必要です。

 そして泳ぎ始めたら、予想しなかった大きな嵐が襲ってきても、溺れないように、株式投資を休んでいる間にも、将来の株式投資への参戦を見据えて、しっかりとした準備を行っていくことが大事だと思います。

 本当の運用能力は実際に株式投資を行わないと、身に着けることができないと思っています。しかし投資対象である企業がどのような企業なのかを調べることは、株式投資を休んでいても、行うことが可能です。

 そのように投資対象の企業をじっくりと調査研究しておけば、株式投資に参戦することが可能なところまで、自分の経済状態などの準備が整ったときに、企業研究をしていない人より有利に投資対象を選ぶことができると考えています。

【後略】

経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎

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 本日配信の有料メルマガでは、業界有数のノウハウを持ち、M&Aを活用して業容を拡大しており、低PER低PBRで、保守的な業績予想を出すため上方修正が期待できる企業を、研究銘柄として掲載しています。
 また、コラムでは、「企業の業績予想の癖を知っていると利益を上げるチャンスを掴める」と題し、高配当優待利回り企業への投資戦術に加え、保守的な業績予想を出す傾向の銘柄をチェックし、有効に上方修正で稼ぐ方法を公開しています。さらに、研究銘柄対象を4銘柄ほど挙げています。
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 http://okuchika.jugem.jp/?eid=5007
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過去サンプル(コラム)
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JUGEMテーマ:株・投資



孫子の投資法 「守備」は実力である その1

 本連載を初めてお読みになる方は<孫子の投資法その1>を先にご覧ください。 
http://okuchika.net/?eid=4482


■忍耐無くして勝利無し

◎戦いの上手な人は、まず味方を固めて誰にも破られないようする。そして敵が弱点をあらわにして、誰もが簡単に勝てるようになるまで待つ。
 誰にも負けないように守りを固めるのは味方の問題である。逆に、誰もが簡単に勝てるようになるのは敵の問題である。
 だから、どのように戦いが上手な人でも、味方を固めることはできるが、敵が弱点をあらわにすることはできない。敵が弱体化するまで待つしか無いのである。

 少々長めの孫子の言葉ですが、これをバフェットの端的な言葉で表現すれば
【「守備」は実力である】となります。

 バフェットは、「きちんと備えさえしておけば問題(攻撃)を回避することはできると言います。「いつどんな問題がやってくるかはわからないが、必ず何かの問題がやってくることは予想できるし、それに備えることもできる」のです。

 たとえば、バークシャー・ハサウエィ(バフェット)の1965年〜2013年の運用成績を<「バフェットに学ぶ【永久不滅投資法】」―損を出さないで永遠に資産を増やすことは可能かー(同友館)>の4ページ以下の表で確認すると、49年間の運用成績は69万3518%です。つまり1965年にバフェットが投資した1万円が2013年には6935万円になっていたということです!

 バフェットのこの驚異的パフォーマンスの秘密を分析すると、まず過去49年間の間にマイナスになったのは2回だけで、その他の47回はすべてプラスです。その間にリーマンショックはもちろんのこと、ITバブル崩壊、ブラックマンデー、アジア通貨危機など数多くの「危機」があったことを考えると驚くべきことです。

 また、リーマンショックが起こった2008年、S&Pが37%も下げているのに対して、バークシャーは9・6%のマイナスと健闘しています。「危機や下げ相場に強い」バークシャーの面目躍如です。逆にITバブルのピークである1999年のS&P500の上昇率が21%であるのに対して、バークシャーのパフォーマンスはわずかにプラス0・5%です。

 ですから、バークシャー(バフェット)の素晴らしい成績が、「守り」によって成し遂げられたことは明らかです。「勝つ」ことでは無く、「負けない」ことが大事なのです。

 また、マイケル・ポーターの「競争戦略」も基本的にバフェットと同じです。自社が競争優位を持つ特定の分野に人材や資源を投入し、勝利を確信できない分野では戦いをしない(撤退する)ようにするべきであると説きます。

 確かに、過去のITやバイオテクノロジーなどの分野で、うまくいけば大成功するかもしれません。しかし、そのような分野では近い未来でさえ予測するのが困難(ITでは「ドッグイヤー」=7年程度の犬の寿命の感覚で物事が進むという言葉も使われました)ですし、一度成功しても次もまた成功するかどうかはわかりません。つまり、運まかせの部分が多いということです。

 孫子も、攻撃をする際に敵の実力や敵がどのような反撃をするかを予想するのは困難であるから、できる限り攻撃をしないようにするべきであると説きます。攻撃をしていいのは、勝利を確信できる時だけです。

 そして大概の場合、「勝利を確信できる」のは敵が弱体化した時です、これは相手の事情に左右されます。それまでは辛抱強く待たなければなりません。バフェットによれば「投資の利益は忍耐に対する報酬」ですし、「投資は何回見送りをしてもアウトにならない野球」です。

★10月上旬に<バフェット流で読み解く【GINZAX30社】<特選・優良企業>(2015年版)昇龍社<アマゾン・キンドル版>が発刊予定です。

(大原浩)

☆8月26日に「バフェットに学ぶ【永久不滅投資法】」−損を出さないで永
 遠に資産を増やすことは可能か−(
同友館)が発刊されました。

【大原浩の書籍】

日本株で成功する バフェット流投資術 (日本実業出版社)
企業情報を読み解け! バフェット流<日本株>必勝法=永久保有銘柄を見抜く18のポイント(日本実業出版社)
『勝ち組投資家は5年単位でマネーを動かす』(PHP研究所)
「バフェットからの手紙」に学ぶ(2014)大原浩著 昇龍社<Kindle版>
★「バフェットからの手紙」に学ぶ(2013)大原浩著 昇龍社<Kindle版>
 http://goo.gl/iz1GUV
★GINZAX30社! 大原浩著 昇龍社<Kindle版>
 上巻
 下巻
 GINZAXグローバル経済・投資研究会・代表大原浩著

*ブログ「大原浩の金融・経済地動説」http://www.actiblog.com/ohara/

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JUGEMテーマ:株・投資



億の近道2014/09/30


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投資情報メールマガジン                   2014/09/30

             イ意 の 近 道

         −プロが導く「億」資産への近道−   週5回発行
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
【ご挨拶】
 将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析やコラムを参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!

   ★当メルマガは等長フォントでの閲覧を前提にしております★

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             −本日の目次−
        (本日の担当:石川臨太郎&大原浩)

 ◆コラム「有料メルマガライブラリから(120)」:石川 臨太郎
 ◆コラム「孫子の投資法 「守備」は実力である その1」:大原浩

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※注 2013年7月現在の内容ですので留意下さい。


 自分がどのような投資スタイルで投資しているかを把握して、自分のルール
に従って投資を行っていくことは、大切です。しかし自分の健康状態、家族の
状況(子供が生まれるとか、大学院に進学するとか)、収入の状態。これらは
常に変っていきます。その時々にあった投資ルールを、新たに構築する能力も、
自分で投資を実践していくことによって、始めて養われてくるものです。そう
でなければ、生き残っていくことは出来ません。

 進化論のダーウィンは「最も強いものが生き残ったのでも、最も賢いものが
生き延びたわけでもない。唯一生き残るのは変化できるものだ」ということを
「種の起源」のなかで述べているそうです。その時々の環境の変化で、自分も
変ることができる。それが生き残るための最大のポイントなのです。

 人は一旦手に入れたものを手放すことを嫌います。また、失ってしまったも
のを嘆き悲しむことも良くあります。投資でも株価が下がって金融資産が減っ
てしまったことを嘆きながら、文句を言いながら、つまらない人生を生きてい
る人々が多いです。

 しかし失ったもののリスト(=不幸のリスト)を作って、更に失ってしまっ
た原因を他人のせいにして他人を恨みながら生きている人の未来は、とても暗
いです。そのことによって愛する家族を失ってしまう愚かな人もいるようです。
呪いは自分に降りかかってくる。「人を呪えば、穴二つ。」その穴に自分も落
ちることを経験則として昔の人は教えてくれています。

 たとえ失ったものがあったとしても、まだ持っているものもたくさんあると
思います。失ったことを悲しんで、まだ持っているものさえも、更に失うのは
愚かです。まだ持っているものを、いかに有効に使って将来に生かすか。

 そう考え行動することによって、未来は開かれていくのだと信じています。
砂漠で遭難して水筒の水が半分になったとき、もう半分しかないと恐れて行動
できなくなる人の生存率は低くて、まだ半分もあると勇気と希望を持って生き
抜く努力をする人の生存率は高い。当たり前のことですが、投資家にとっても
忘れてはいけない大切なことだと思います。

 株式市場は、株式会社が事業を遂行するために資金を調達するための機能を
果しています。企業が事業資金を調達する方法は、株式を発行し、これを投資
家に買ってもらうという方法があります。投資家が投資した資金は企業の自己
資金となり、借入のように貸主に返す必要はありません。

 しかし株に一旦投資したら、そのお金を別なことに使う必要が出来たとき返
してもらえないというのでは、投資家は投資に二の足を踏んでしまいます。そ
こで株に投資した資金を使いたくなったとき、別の投資家に株を売って、投資
した資金を回収する場所が必要になります。その役目を果たしているのが株式
市場です。

 株式市場では多くの株が売買されています。その売買を活発に行なわせる大
切な仕組みが、株価が変動して、うまく売買すれば一攫千金を狙えるかもしれ
ないという射幸心です。

 株価が右肩上がりに上がり続け、下がることがないならば、そんな株を売ろ
うという人はいないでしょう。よほどお金が必要な人意外は売りません。そう
すると、その株を買いたい人がいても、買えません。

 では下がり続ける株を買う人はいるでしょうか。そんな損をすることがわか
りきっている株を買おうという人も、普通はいないと思います。

 株価が上下に変動しているからこそ、変化しているからこそ、もっと上がる
かもしれないから買おうという投資家。いやいやこれからは下がる可能性のほ
うが高いから売っておこうという投資家。つまり意見の異なる投資家がいるか
らこそ市場で売買が成立し、いつでも現金に換金できるという安心感を投資家
に与えているわけです。

 100年に一度の危機といわれることが毎年のように起こるのが最近の日本
の株式市場です。日本の株式市場では2000年以降は毎年のように大きな株
価の下落が1回程度は起こります。

 確かに東日本大震災や原発事故、リーマン・ショックのような天災や人災な
どは、投資家に強烈な不安を引き起こし、投資家の買い意欲を根こそぎ奪い去
るような痛烈なものでした。売りたい投資家ばかりが増えて株価が下落しまし
た。

 でも、そのような危機のさなかにも株は売買されて、値段がつきました。買
った投資家がいるからこそ売買が成立して、株価が下がったとも言えるのです。

 誰も売らなければ株価が下がることはないし、ひとりも買わなければ売買が
成立せず株価もつきません。ほんの数単位の株の売買で株価が暴落してしまう
ことも、良くあることです。

 株が上がるか下がるかは、誰にも分かりません。ただその株が現在より上が
ると考える投資家の数が、下がると考える投資家の数より多ければ、株価は高
くなっていきます。買いたい人の数が多ければ野菜市場や魚市場で、セリで価
格が上がっていくのと同じことが株式市場でも起こるのです。

 魚や野菜などの商品は、誰かに消費され、無くなっていきます。ところが株
は、その企業が倒産しないかぎり、基本的には存在します(自社株消却など株
数が減ることはありますが、特別なことをしなければ存在し続けるわけです)。

 そして企業の業績や景気動向、地震や台風などでおきる自然災害、テロや戦
争や事故などによる人災でも、投資家の株に対する上がるか下がるかの判断が、
常に変化していきます。投資家の判断が変ることで、市場で売買が発生し、株
価が変動していきます。

 株式市場では株価が毎日変動しています。そのために自分の資産の額が増え
たり減ったりしていきます。そのためにストレスが発生し、精神的に弱い投資
家はストレスに負けて、資産を減らして、市場から去っていきます。レバレッ
ジ(借金)を利用した投資で、自己資金以上の借金を負い、負債を抱えて市場
から強制退場させられる投資家も少なくありません。

 また、流動性の少ない小型株(新興市場の株ばかりでなく、東証第一部の株
でも、流動性が小さい株はあります)では、資金力のある大口の投資家の投資
行動によって、株価が影響を受けます。強い大口の投資家が、小口で弱い投資
家から資金を簒奪しているように感じられることも、よく起こります。

 ビジネスも戦争です。それと同じような意味で株式投資も投資家間の戦争、
資金の奪い合いでもあるわけです。そのような意味合いを否定しきることは出
来ません。だから個人投資家は、用心に用心を重ね、精神的にも自分を鍛え、
無謀な投資をしないという克己心を身につけていくべきなのです。

 そして、自分の経済状況などが株式戦争に耐えるだけの状況にあるか確認し
てから株式投資を行うかどうかの判断をすることが大事です。もし、いまは株
式投資をすべきではないと判断して株式投資を行わなくても、2000年以降
のように、ほぼ毎年のように大きな暴落がやってきてくれるなら、自分の経済
状況が株式投資の耐えられる状況まで待っても遅すぎることはないと私は考え
ています。

 株式投資など資産運用は、水泳の短距離競争ではないので100メートルを
早く全力で泳いで一番速くゴールに着けば勝ち、というものではありません。
100メートル泳いだらあとは休んでいいという、いわば一発勝負ではないの
です。短距離レースでは体調などあらゆるコンディションを最終戦に備えて、
そこで勝てば勝利が確定する。次のレースは一からスタートとなります。

 デイトレードに代表される短期トレードは水泳の短距離レースに似ているか
もしれません。もちろん短距離レースだとしても、水泳のように管理されたコ
ースでレースの妨げになるようなものは管理者の手で排除されている。そんな
恵まれた状態で競うものとは、まったく違います。

 資産を形成するという長い時間軸で考えるなら、そのような目的で行う株式
投資は遠泳する能力を競うゲームのほうに似ていると考えます。

 潮流の変化。水温の変化。自分の体調。体力。あらゆる条件を勘案し、溺れ
ないように、長時間泳いで、溺れずに目的地に無事にたどり着けるような総合
力を養うゲームです。嵐の海では、泳ぐのを避ける判断力も求められるゲーム
です。

 自分の体力を過信したら、事故を起こします。心臓麻痺を起こしたら。足が
つったら。そんな場合のセーフティー・ネットも準備しておく細心さが必要な
もの。まさに大きく資産を形成するための株式投資と遠泳は似ていると思いま
す。

 だからこそ自分の経済状態をしっかりと見極めてから株式投資に参戦するか
どうかを決めることが大事です。

 株式投資は「運だけでガッポリ稼げる」ことも起こります。しかし幸運が立
て続けに来るとは限らないものです。

 自分の経済状況が株式投資に耐えることができるほど万全であったとしても、
常に株式市場の今の状況も把握することで、泳ぎ始めるか(=投資委を始める
かどうか)、休むかを決断することも必要です。

 そして泳ぎ始めたら、予想しなかった大きな嵐が襲ってきても、溺れないよ
うに、株式投資を休んでいる間にも、将来の株式投資への参戦を見据えて、し
っかりとした準備を行っていくことが大事だと思います。

 本当の運用能力は実際に株式投資を行わないと、身に着けることができない
と思っています。しかし投資対象である企業がどのような企業なのかを調べる
ことは、株式投資を休んでいても、行うことが可能です。

 そのように投資対象の企業をじっくりと調査研究しておけば、株式投資に参
戦することが可能なところまで、自分の経済状態などの準備が整ったときに、
企業研究をしていない人より有利に投資対象を選ぶことができると考えていま
す。

【後略】

経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎

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 ています。石川臨太郎が特定銘柄を挙げて詳細研究する「銘柄研究」が好評
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て業容を拡大しており、低PER低PBRで、保守的な業績予想を出すため上
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◆コラム「孫子の投資法 「守備」は実力である その1」

 本連載を初めてお読みになる方は<孫子の投資法その1>を先にご覧くださ
い。 http://okuchika.net/?eid=4482

■忍耐無くして勝利無し

◎戦いの上手な人は、まず味方を固めて誰にも破られないようする。そして敵
 が弱点をあらわにして、誰もが簡単に勝てるようになるまで待つ。
 誰にも負けないように守りを固めるのは味方の問題である。逆に、誰もが簡
単に勝てるようになるのは敵の問題である。
 だから、どのように戦いが上手な人でも、味方を固めることはできるが、敵
が弱点をあらわにすることはできない。敵が弱体化するまで待つしか無いので
ある。

 少々長めの孫子の言葉ですが、これをバフェットの端的な言葉で表現すれば
【「守備」は実力である】となります。

 バフェットは、「きちんと備えさえしておけば問題(攻撃)を回避すること
はできると言います。「いつどんな問題がやってくるかはわからないが、必ず
何かの問題がやってくることは予想できるし、それに備えることもできる」の
です。

 たとえば、バークシャー・ハサウエィ(バフェット)の1965年〜201
3年の運用成績を<「バフェットに学ぶ【永久不滅投資法】」―損を出さない
で永遠に資産を増やすことは可能かー(同友館)>の4ページ以下の表で確認
すると、49年間の運用成績は69万3518%です。つまり1965年にバ
フェットが投資した1万円が2013年には6935万円になっていたという
ことです!

 バフェットのこの驚異的パフォーマンスの秘密を分析すると、まず過去49
年間の間にマイナスになったのは2回だけで、その他の47回はすべてプラス
です。その間にリーマンショックはもちろんのこと、ITバブル崩壊、ブラッ
クマンデー、アジア通貨危機など数多くの「危機」があったことを考えると驚
くべきことです。

 また、リーマンショックが起こった2008年、S&Pが37%も下げてい
るのに対して、バークシャーは9・6%のマイナスと健闘しています。「危機
や下げ相場に強い」バークシャーの面目躍如です。逆にITバブルのピークで
ある1999年のS&P500の上昇率が21%であるのに対して、バークシ
ャーのパフォーマンスはわずかにプラス0・5%です。

 ですから、バークシャー(バフェット)の素晴らしい成績が、「守り」によ
って成し遂げられたことは明らかです。「勝つ」ことでは無く、「負けない」
ことが大事なのです。

 また、マイケル・ポーターの「競争戦略」も基本的にバフェットと同じです。
自社が競争優位を持つ特定の分野に人材や資源を投入し、勝利を確信できない
分野では戦いをしない(撤退する)ようにするべきであると説きます。

 確かに、過去のITやバイオテクノロジーなどの分野で、うまくいけば大成
功するかもしれません。しかし、そのような分野では近い未来でさえ予測する
のが困難(ITでは「ドッグイヤー」=7年程度の犬の寿命の感覚で物事が進
むという言葉も使われました)ですし、一度成功しても次もまた成功するかど
うかはわかりません。つまり、運まかせの部分が多いということです。

 孫子も、攻撃をする際に敵の実力や敵がどのような反撃をするかを予想する
のは困難であるから、できる限り攻撃をしないようにするべきであると説きま
す。攻撃をしていいのは、勝利を確信できる時だけです。

 そして大概の場合、「勝利を確信できる」のは敵が弱体化した時です、これ
は相手の事情に左右されます。それまでは辛抱強く待たなければなりません。
バフェットによれば「投資の利益は忍耐に対する報酬」ですし、「投資は何回
見送りをしてもアウトにならない野球」です。

★10月上旬に<バフェット流で読み解く【GINZAX30社】<特選・優
 良企業>(2015年版)昇龍社<アマゾン・キンドル版>が発刊予定です。

(大原浩)

☆8月26日に「バフェットに学ぶ【永久不滅投資法】」−損を出さないで永
 遠に資産を増やすことは可能か−
(同友館)が発刊されました。

【大原浩の書籍】

日本株で成功する バフェット流投資術 (日本実業出版社)
企業情報を読み解け! バフェット流<日本株>必勝法=永久保有銘柄を見抜く18のポイント(日本実業出版社)
『勝ち組投資家は5年単位でマネーを動かす』(PHP研究所)
「バフェットからの手紙」に学ぶ(2014)大原浩著 昇龍社<Kindle版>
★「バフェットからの手紙」に学ぶ(2013)大原浩著 昇龍社<Kindle版>
 http://goo.gl/iz1GUV
★GINZAX30社! 大原浩著 昇龍社<Kindle版>
 上巻
 下巻
 GINZAXグローバル経済・投資研究会・代表大原浩著

*ブログ「大原浩の金融・経済地動説」http://www.actiblog.com/ohara/

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炎の投資情報#08 2014/09/29 サンプル

◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆
投資情報メールマガジン                   2014/09/29

         炎 の 投 資 情 報 (第8号)

        −プロが導くお金創造のための投資情報−
                              週1回発行
◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆

 株式投資には不安がつきもの。山あり谷ありの株式相場を冷静に眺めるアナ
リストが発信する情報をお楽しみ頂ければ幸いです。

 志を大きく持たれた読者各位の大いなる発展と成功を祈願しております。
 ご一緒に頑張りましょう!!

 なお、一部を「億の近道」に掲載することがありますので、あらかじめご了
承下さい。


    ★当メルマガは等幅フォントでの閲覧を前提にしております★

□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□

              −本日の目次−

    ■はじめに
    ■炎の投資戦略
    ■カバー銘柄チェック
    ■炎のポートフォリオ大作戦
    ■驚きの不動産セクター大復活銘柄 アルデプロ(8925)
    ■次号予告

         報告者:炎のファンドマネージャー

□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□


■はじめに

 御嶽山の予期せぬ噴火には驚かされました。4名の方が亡くなられたとの
報道に際し、心よりご冥福をお祈り申し上げます。

 予期せぬ出来事は火山の噴火に止まらず、地震や台風など自然災害には常に
つきものです。私たちが取り組む株式相場の世界でも予期せぬ出来事は生じま
す。火山の噴火ではその場にたまたま居合わせた人々が被害に遭ってしまうの
ですが、株式相場の世界でも業績が予期できないぐらいに急に悪化したりして、
たまたまその銘柄を持っていた人が被害に遭うこともあります。
 全体相場も予期せぬ○○ショックなどが起きた際に株式投資していた方が大
きな損失を被ってしまうこともあります。

 気象予報士は天気の予報を行うのが仕事ですが、証券アナリストは変化を先
取りしてポジティブにもネガティブにも評価していくことを使命としています。
ただ、これも気象庁の担当官のコメント同様、なかなか予期できないとして何
かあると逃げ口上を言ってしまうことになります。企業は何か不都合があると
隠ぺいしようとします。良いことは誇張して伝えがちでもあり、アナリストは
それに振り回されることが往々にしてあります。

 2008年のリーマンショックはサブプライムローン問題の深刻さを知って
いた方には自ずと予期されていたでしょう。証券市場では次に起きそうなポジ
ティブ、ネガティブなニュースを予想します。果たして次のサプライズのある
ニュースは何でしょうか。予期せぬ火山噴火を契機に証券市場で何か噴火する
かの問いかけをしておきたいと思います。

 時は2014年9月29日。10月のテーマは「株価暴落」と言うとショッ
キングなようですが、投資家たるもの常に備えだけはしておくべきでしょう。
 実は10月19日(日)にスタートするドラマ(全5話・WOWOW毎週日
曜日夜10時から放送)のタイトルがそうなのです。半沢直樹シリーズで有名
な池井戸潤の小説が原作でメガバンクと巨大スーパーの話が繰り広げられるそ
うです。

 そのWOWOW(4839)と言えば、先般のUSオープンテニスで錦織選
手の活躍で契約者が増加したとの報道で一気に株価が4880円という高値を
つけるなど話題になりましたが、その後は穏健な推移となっているようですが、
錦織選手はマレーシアオープンでも優勝(格下の選手が相手であったため)し、
今季3勝目を上げ今週は日本に戻ってきます。そして楽天オープンに出場する
ことになっていますので、またまた人気の的となりそうです。

 さて、これまでの本メルマガはお楽しみ頂けているでしょうか。

 毎週月曜日に配信されてくるのが楽しみだと言って頂ければ執筆者としてこ
の上ない喜びです。また購読料に見合う収益を確保して頂くためにも内容の濃
いメルマガをお届けしていきたいと考えておりますので引き続き宜しくお願い
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したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万
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香港中国、ベトナムへの投資「これから始める!香港株、ベトナム株:小屋洋一氏」




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株式相場の年末までのシナリオ

 私がもし株式投資するのであればまずシナリオを描きます。それはお芝居やドラマと同じ感覚です。
 かつて私は有名なテレビドラマの監修をしたことがあります。予め頂いたシナリオを持って撮影現場に出向いた記憶はまだ新しく、その際に見た有名俳優の顔が思い出されます。シナリオがあって役者の演技があり、その演技の結果の映像を視聴者が見て楽しみ、満足したり、物足らず、不満に思ったりするのです。

 投資する際のシナリオは基本的には明るいものです。投資は明るい結果を求めて行いますが、暗い場合は負の投資、つまり売りを絡めることになります。

 今、まさに明るい相場展開の中でこれから投資しようとする投資家には明るいシナリオが提供されていますが、皆さんは年末までの株式相場ではどのようなシナリオを描いておられますか。

 過去1年間の株式相場全体は基本的には日経平均で見て1万4000円から1万6000円のボックス圏で動いてきました。株式相場に影響する為替相場とほぼパラレルに動いた結果でもあります。

 株式相場は為替(ドル円相場)とほぼパラレルの関係にありますので、為替が多少でも円高に振れるとなれば全体相場は調整含みとなり、その間は個別材料株でつなぐシナリオとなります。基本的にお金が余っていて行き場のないお金が市場のどこかに回っていきます。

 円高から円安へと本来のトレンドに戻ると全体指数の上昇トレンドが復活してきます。アベノミクス相場がまだ生きていて、新たなトレンドを形成しつつある点にここでは注目しないとなりません。

 全体相場を構成する主力株や輸出関連のグローバル企業の相場は機関投資家や外国人投資家が主役です。それに加えて日経平均1万5100円を節目に公的資金も加わり、上げトレンドを形成してきたことを忘れてはなりません。

 日経平均は昨年12月末の高値水準に並んだところで、まだ先高感が残っています。ドル円相場はこの先、1ドル=110円台乗せが見込まれますが、その一方で目標達成感も考えられ、そこでは一旦の調整も考えられます。なぜなら過去の円安トレンドもそうした上げ下げのリズムを伴って推移しているためです。
 米国の景気動向が今後のポイントにはなりますが、前回の円安期間がおよそ3か月間だった点と変動幅が8.8円だった点が参考になります。


【為替動向】

1)2013年10月7日⇒12月30日
  96.6円⇒105.4円 +8.8円 (+9.1%)

2)2014年7月14日⇒10月??日
  101.1円⇒110.3円??+9.2円(+9.1%)

 前週のNYダウは調整局面を迎えましたが、すぐに反転するなど、まだまだジリ高歩調が続いています。

 日本株は日経平均が昨年高値を抜けて、一段高に向かうかと見られる中での小幅調整局面ながら配当落ちをほとんど埋めて堅調です。ここからの日本株の上昇には円安とNY株高、更には国内景気の回復といった条件が必要となります。

 短期的なトレンドは株高のシナリオを描くことが可能。つまり、株高のシナリオとして為替は円安傾向を更に辿る。その結果、日経平均は上昇傾向を辿る。

 しかしながら円安局面が一旦終焉すると、全体相場は調整場面を迎える可能性があります。つまり為替相場が円安のピークとなりそうなリクルートHDの上場後あたりまでが今回の上昇相場のちょっとしたピークになると見られます。

 全体相場の動きは止まると今度は12月上旬まで再び中小型材料株の出番となります。その局面は本年最後の相場の宴となると見られます。穏健な展開を続けてきた材料銘柄があちこちで乱舞することが想定されます。
 また、一方通行型の出遅れてきたバリュー株にも活躍の余地があります。

 こうした楽観的なシナリオの一方で株価の大幅な下落をシナリオとして見込むことも可能です。株式投資のシナリオライターはどんな小さな視点も見落とさずネタにすることでユニークなシナリオを描くことになります。

 株安のシナリオとしては為替は再び短期的な円安がピークを迎えた後、一気に円高に向かう。その結果、日経平均は急落する。といったことですが、現状の円安トレンドを打ち消す客観的な材料は考えにくいのも事実です。
 しかしながら、一旦1ドル=105円程度までの円高となるような局面があれば市場に相応に影響すると考えられます。今回は消費税の再引き上げの安倍首相の判断のタイミングが12月の上旬にあります。そのタイミングでは7−9月の景気が判断材料となりますが、消費税の上げが消費にどのように影響をもたらしたのかをデータで知ることになりますが、足下は消費に相当に影響をもたらしている可能性が個人的には感じられます。最終判断は微妙です。消費税の再引き上げ観測を前に全体相場は調整気迷い相場となると考えておきたいと思います。

 つまり年末までの株式相場については10月中旬あたりまでは強い展開、その後全体相場は12月上・中旬まで調整含みの展開、その間個別材料株にホットマネーが入り、マザーズ指数などが堅調な動きになる。消費税の再増税の方針如何に関わらず12月中旬以降は年末高に向けた相場展開が期待され、日経平均は再び堅調な展開となる。といったシナリオを描いておきたいと思います。

 皆さんはいかがでしょうか?

(炎)

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アンジェスMG(4563)の相場シナリオ

 全体相場がそうであるように個別株にもシナリオを描くことは可能です。

 前号の本メルマガで私は創薬ベンチャーを取り上げてみました。その多くは株価の下落トレンドの中にあって下値を模索しています。
 その中で典型的なアンジェスMG(4563)その他を取り上げておきましたが、その相場シナリオを本日は改めて描いてみました。

●アンジェスMG(4563)

 時価:298円 直近安値288円=新株予約権行使価格
 直近高値562円(ファイナンス換算)から47%下落した株価水準。

 遺伝子治療薬コラテジェンの開発を推進。希少薬や難病主体のR&D。
 上場後300億円近い研究開発費を投入し開発を推進してきました。
 2002年9月の上場で上場後の高値は分割換算で2003年2月の5595円。その後基調としては下落トレンドを継続。2013年5月高値は1589円。2014年5月安値280円。その後6月に562円(実際は650円台)をつけたが、再び下落トレンドを描く。
 ライツオファリングで株主割り当ての新株予約権3240万株分を発行しましたが、25日現在の行使株数は1,544万8,882株(行使率47.68%)で調達資金は約44億円となりました。29日までの実質行使期間で最終的にはもう少し行使される可能性があります。既存株主が持ち株を売却して割り当て分行使した方、持ち株を保有したまま行使も行った方、売却し放棄もした方、とが入り交じっての結果ですが、週末の株価は298円に戻り、行使価格よりも上回ってきましたので最終結果は50%を上回るものと期待されます。

 同社は日本の創薬ベンチャーの老舗であり、日本の改正薬事法による早期開発の制度的恩恵を最も受けやすい企業として今後の1,2年の開発進捗が期待されています。国内での開発進捗に続いて米国での第III相開発が進みますので、2016年以降の業績黒字化、2020年以降の大幅な業績拡大に期待がもたれています。

 創薬ベンチャーの全面高局面時(2013年前半)に37万5000円(その後2分割、100分割を実施)をつけましたが、その後の大幅な株価下落を見せ、今回9月24日の288円の安値まで売られてしまいましたが、ライツオファリングに伴う株価であり、今後は徐々に前向きな評価がなされるものと考えられます。なおも売り物に押される展開を想定する向きもあるでしょうが、既に相応の株価水準となっていますので私は以下の前向きなシナリオを描いています。

【中期想定シナリオ】

1)288円から309円での底固め期(現状)

2)300円から350円までの上昇トレンド第1期(11月末まで)
 ⇒全体相場調整の中での逆行高局面

3)320円程度までのミニ調整期(12月末まで)

4)320円から450円までの上昇トレンド第2期(3月末まで)
 ⇒国内でのコラテジェン医師主導臨床第III相試験の進捗状況の確認

(炎)

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コード番号6000番台銘柄の不思議

 皆さんはコード番号6000番台というとどのような銘柄を思い浮かばれますか?

 きっと機械株や電機株の銘柄を思い浮かばれるのかも知れませんが、例外があります。

 6050番から6097番までの銘柄群です。会社四季報などご覧になるとここには機械セクターでもなく電機セクターでもなく、サービス業態の銘柄が並んでいます。

 サービス業態は2000番台や4000番台、9000番台にも並んでいますが、ここにもやや行き場のないサービス業態銘柄が並んでいると言って良いのかも知れません。

 サービス業態だけにその多くは身軽な経営体質で、小規模ながら今後の成長が期待されています。そのため上場時においては需給面での良さもあり株価が急騰し、期待以上の評価がなされています。
 山高ければ谷深しの類のごとく、その後の株価は調整を余儀なくされていて人気離散傾向にありますが、改めてチェックしてみたいと思います。


1)イー・ガーディアン(6050・M)
 SNS等の目視監視や運営支援、広告審査など
 株価1770円 時価総額30億円 
 上場年月2010.12 上場時公募価格1300円
 2015.9期予想EPS106円 PER16.7倍 無借金経営
 9月決算配当落ち後の展開は11月上旬発表予定の新年度の業績次第。ゲーム問い合わせ代行順調、時流に乗ったビジネスで成長トレンド継続。東大と開発した画像自動監視システムを投入。
 基本相場変動ゾーン1400円−2000円
 直近安値1410円⇒直近高値2000円


2)アイ・アール ジャパン(6051・JQ)
 企業IRとSR(株主情報)に特化したコンサル業務
 株価902円 時価総額83.7億円
 上場年月2011.3 上場時公募価格1800円
 2015.3期予想EPS59.3円 PER15.2倍 無借金経営
 ライツオファリングの推進事業者で直近の規制強化がマイナス材料になって株価の動きが鈍い状況。2013年5月の3836円高値から長期下落トレンド。本年5月の安値716円からは多少戻るが、依然として調整局面。
 基本相場変動ゾーン830円−989円
 直近安値863円⇒直近高値989円


3)イーピーミント(6052・JQ)
 がん、糖尿病に強いSMO大手 EPSの連結子会社
 株価1765円 時価総額67.8億円 
 上場年月2011.9 上場時公募価格1500円
 2015.9期予想EPS179.5円(会社四季報秋号)PER9.8倍
 無借金経営
 上場後、ほぼ一貫して上昇傾向。業績向上に連動した株価変動。11月上旬に発表予定の新年度の業績も受注増で続伸の見込み。直近8月高値2085円から調整するも2月安値1235円からの上昇トレンドは継続。1700円接近場面は狙い目。


4)栄光HD(6053・T2)
 学習塾の最大手、小中学生向け集団塾「栄光ゼミナール」を展開、市進など他の学習塾が苦戦する中にあっては比較的業績堅調。大株主である進学会との関係悪化でその持ち株(30%)の行方が関心事に。
 株価888円 時価総額194億円
 上場年月2011.10 
 2015.3期予想EPS94.5円 PER9.4倍 実質無借金経営
 一株配当金年26円、配当利回り2.9%
 上場直後の安値364円から直近高値1000円(9月1日)まで上昇トレンド継続。直近は若干株価頭打ち。学研と業務提携。株式相互持合い。流動性に難。


5)リブセンス(6054T1)成功報酬型求人情報サイトの運営会社
 求人難で成功報酬型求人サイトの競争力急減速。今期の業績ダウンに見舞われる。
 学生ベンチャーで上場後の株価は急上昇しましたが、年初からの株価は急落。
 事業拡大、多角化の進展にはまだ時間を要すると見られ流石の若手創業・経営者も正念場を迎える。
 株価879円 時価総額246億円 
 上場年月2011.12上場時公募価格990円(その後3回の2分割実施)
 2014.12期予想EPS11.9円 PER73.9倍 無借金経営
 2013年7月1日の高値3255円(2分割2回分換算)からの調整局面が続く。2014年5月19日安値633円から6月9日高値1337円まで上昇したものの、その後再び株価低迷。
 8月11日安値744円⇒9月3日高値1086円⇒9月24日安値836円と株価低迷中。来期の業績回復がポイント。


 次号よりシリーズで以下の銘柄についてショートコメントしていく予定です。
有料メルマガでは以下の銘柄の中から選定した有望銘柄(◎)を先行してコメントする予定ですのでぜひご購読下さい。)

  銘柄名(コード)        上場年月
6)ジャパンマテリアル(6055T1)2011.12
7)ベクトル(6058M)2012.3
8)ウチヤマHD(6059T2)2012.4
9)こころネット(6060JQ)2012.4
10)◎ユニバーサル園芸社(6061JQ)2012.4 6月決算
11)チャームケアコーポレーション(6062JQ)2012.4
12)日本エマージェンシーアシスタンス(6063JQ)2012.6
13)◎アクトコール(6064M)2012.7 11月決算
14)サクセスHD(6065T1)2012.8
15)メディアフラッグ(6067M)2012.9
16)P&PHD(6068JQ)2012.10
17)トレンダーズ(6069M)2012.10
18)キャリアリンク(6070T2)2012.11
19)◎IBJ(6071JQ)2012.12 婚活サービス展開
20)地盤ネット(6072M)2012.12
21)◎アサンテ(6073T1)2013.3 シロアリ駆除最大手
22)ジェイエスエス(6074JQ)2013.6
23)フォトクリエイト(6075M)2013.7
24)アメイズ(6076F)2013.8
25)N・フィールド(6077M)2013.8
26)バリューHR(6078JQ)2013.10
27)エナリス(6079M)2013.10
28)M&Aキャピタルパートナーズ(6080M)2013.11
29)アライドアーキテクツ(6081M)2013.11
30)ライドオン・エクスプレス(6082M)2013.12
31)ERI HD(6083T1)2013.12
32)◎オウチーノ(6084M)2013.12 上場後株価下落
33)アーキテクツスタジオジャパン(6085M)2013.12
34)◎シンプロメンテ(6086M)2013.12 10月17日決算説明会開催
35)◎アビスト(6087T2)2013.12 9月期決算、設計開発のアウトソーシング
36)シグマクシス(6088M)2013.12
37)◎ウィルグループ(6089T2)2013.12 人材派遣
38)ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ(6090M)2013.12
39)ウエスコHD(6091T2)2014.2再上場
40)エンバイオHD(6092M)2014.3
41)エスクロー・エージェントジャパン(6093JQ)2014.3
42)フリークアウト(6094M)2014.6
43)メドピア(6095M)2014.6
44)レアジョブ(6096M)2014.6
45)日本ビューホテル(6097T2)2014.7


 それにしてもコード番号が不足しているのか投資家にとってはわかりにくい状況になってきました。まずもって社名から何をやっているかはほとんどわからないと思います。
 しっかり皆さんも自らチェックされてみてはいかがでしょうか。

(炎)

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億の近道2014/09/29


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投資情報メールマガジン                   2014/09/29

             イ意 の 近 道

         −プロが導く「億」資産への近道−   週5回発行
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【ご挨拶】
 将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析やコラムを参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!

   ★当メルマガは等長フォントでの閲覧を前提にしております★

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             −本日の目次−
       (本日の担当:炎のファンドマネージャー)

◆コラム「株式相場の年末までのシナリオ」:炎のファンドマネージャー
◆コラム「創薬ベンチャーの時価総額」:炎のファンドマネージャー
◆コラム「コード番号6000番台銘柄の不思議」:炎のファンドマネージャー

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■ お知らせ ■

【炎のファンドマネージャー有料メルマガ本日第8号配信!
 ご購読をお待ちしております!】

8月11日に創刊した、「炎のファンドマネージャー」の有料メルマガ
「炎の投資情報」第8号が本日配信されました。

創刊号はこちら→ http://okuchika.net/?eid=5177

【9/29第8号では】

■炎の投資戦略
 円安影響下での消費税増税判断を含めた年内までの相場展開と、各種指標の
 水準チェック。

■カバー銘柄チェック
 有料メルマガのカバーする101銘柄を再確認すると共に、そのうち証券コ
 ード番号1000〜2000番台の22銘柄へそれぞれコメント。

■炎のポートフォリオ大作戦
 9/8号提示のポートフォリオ「過去1年以内にIPOした小型好業績銘柄
 をコアにした500万円モデルポートフォリオ」の進捗をチェック。

■驚きの不動産セクター大復活銘柄
 不動産セクターA社の決算説明会出席レポート。

■次回(10/6配信号)予告
 カバー銘柄のコード番号3000番台をチェック。


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 → お申し込み http://goo.gl/ikAUu3

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◆コラム「株式相場の年末までのシナリオ」

 私がもし株式投資するのであればまずシナリオを描きます。それはお芝居や
ドラマと同じ感覚です。
 かつて私は有名なテレビドラマの監修をしたことがあります。予め頂いたシ
ナリオを持って撮影現場に出向いた記憶はまだ新しく、その際に見た有名俳優
の顔が思い出されます。シナリオがあって役者の演技があり、その演技の結果
の映像を視聴者が見て楽しみ、満足したり、物足らず、不満に思ったりするの
です。

 投資する際のシナリオは基本的には明るいものです。投資は明るい結果を求
めて行いますが、暗い場合は負の投資、つまり売りを絡めることになります。

 今、まさに明るい相場展開の中でこれから投資しようとする投資家には明る
いシナリオが提供されていますが、皆さんは年末までの株式相場ではどのよう
なシナリオを描いておられますか。

 過去1年間の株式相場全体は基本的には日経平均で見て1万4000円から
1万6000円のボックス圏で動いてきました。株式相場に影響する為替相場
とほぼパラレルに動いた結果でもあります。

 株式相場は為替(ドル円相場)とほぼパラレルの関係にありますので、為替
が多少でも円高に振れるとなれば全体相場は調整含みとなり、その間は個別材
料株でつなぐシナリオとなります。基本的にお金が余っていて行き場のないお
金が市場のどこかに回っていきます。

 円高から円安へと本来のトレンドに戻ると全体指数の上昇トレンドが復活し
てきます。アベノミクス相場がまだ生きていて、新たなトレンドを形成しつつ
ある点にここでは注目しないとなりません。

 全体相場を構成する主力株や輸出関連のグローバル企業の相場は機関投資家
や外国人投資家が主役です。それに加えて日経平均1万5100円を節目に公
的資金も加わり、上げトレンドを形成してきたことを忘れてはなりません。

 日経平均は昨年12月末の高値水準に並んだところで、まだ先高感が残って
います。ドル円相場はこの先、1ドル=110円台乗せが見込まれますが、そ
の一方で目標達成感も考えられ、そこでは一旦の調整も考えられます。なぜな
ら過去の円安トレンドもそうした上げ下げのリズムを伴って推移しているため
です。
 米国の景気動向が今後のポイントにはなりますが、前回の円安期間がおよそ
3か月間だった点と変動幅が8.8円だった点が参考になります。


【為替動向】

1)2013年10月7日⇒12月30日
  96.6円⇒105.4円 +8.8円 (+9.1%)

2)2014年7月14日⇒10月??日
  101.1円⇒110.3円??+9.2円(+9.1%)

 前週のNYダウは調整局面を迎えましたが、すぐに反転するなど、まだまだ
ジリ高歩調が続いています。

 日本株は日経平均が昨年高値を抜けて、一段高に向かうかと見られる中での
小幅調整局面ながら配当落ちをほとんど埋めて堅調です。ここからの日本株の
上昇には円安とNY株高、更には国内景気の回復といった条件が必要となりま
す。

 短期的なトレンドは株高のシナリオを描くことが可能。つまり、株高のシナ
リオとして為替は円安傾向を更に辿る。その結果、日経平均は上昇傾向を辿る。

 しかしながら円安局面が一旦終焉すると、全体相場は調整場面を迎える可能
性があります。つまり為替相場が円安のピークとなりそうなリクルートHDの
上場後あたりまでが今回の上昇相場のちょっとしたピークになると見られます。

 全体相場の動きは止まると今度は12月上旬まで再び中小型材料株の出番と
なります。その局面は本年最後の相場の宴となると見られます。穏健な展開を
続けてきた材料銘柄があちこちで乱舞することが想定されます。
 また、一方通行型の出遅れてきたバリュー株にも活躍の余地があります。

 こうした楽観的なシナリオの一方で株価の大幅な下落をシナリオとして見込
むことも可能です。株式投資のシナリオライターはどんな小さな視点も見落と
さずネタにすることでユニークなシナリオを描くことになります。

 株安のシナリオとしては為替は再び短期的な円安がピークを迎えた後、一気
に円高に向かう。その結果、日経平均は急落する。といったことですが、現状
の円安トレンドを打ち消す客観的な材料は考えにくいのも事実です。
 しかしながら、一旦1ドル=105円程度までの円高となるような局面があ
れば市場に相応に影響すると考えられます。今回は消費税の再引き上げの安倍
首相の判断のタイミングが12月の上旬にあります。そのタイミングでは7−
9月の景気が判断材料となりますが、消費税の上げが消費にどのように影響を
もたらしたのかをデータで知ることになりますが、足下は消費に相当に影響を
もたらしている可能性が個人的には感じられます。最終判断は微妙です。消費
税の再引き上げ観測を前に全体相場は調整気迷い相場となると考えておきたい
と思います。

 つまり年末までの株式相場については10月中旬あたりまでは強い展開、そ
の後全体相場は12月上・中旬まで調整含みの展開、その間個別材料株にホッ
トマネーが入り、マザーズ指数などが堅調な動きになる。消費税の再増税の方
針如何に関わらず12月中旬以降は年末高に向けた相場展開が期待され、日経
平均は再び堅調な展開となる。といったシナリオを描いておきたいと思います。

 皆さんはいかがでしょうか?

(炎)

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者
の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)

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◆コラム「アンジェスMG(4563)の相場シナリオ」

 全体相場がそうであるように個別株にもシナリオを描くことは可能です。

 前号の本メルマガで私は創薬ベンチャーを取り上げてみました。その多くは
株価の下落トレンドの中にあって下値を模索しています。
 その中で典型的なアンジェスMG(4563)その他を取り上げておきまし
たが、その相場シナリオを本日は改めて描いてみました。

●アンジェスMG(4563)

 時価:298円 直近安値288円=新株予約権行使価格
 直近高値562円(ファイナンス換算)から47%下落した株価水準。

 遺伝子治療薬コラテジェンの開発を推進。希少薬や難病主体のR&D。
 上場後300億円近い研究開発費を投入し開発を推進してきました。
 2002年9月の上場で上場後の高値は分割換算で2003年2月の559
5円。その後基調としては下落トレンドを継続。2013年5月高値は158
9円。2014年5月安値280円。その後6月に562円(実際は650円
台)をつけたが、再び下落トレンドを描く。
 ライツオファリングで株主割り当ての新株予約権3240万株分を発行しま
したが、25日現在の行使株数は1,544万8,882株(行使率47.6
8%)で調達資金は約44億円となりました。29日までの実質行使期間で最
終的にはもう少し行使される可能性があります。既存株主が持ち株を売却して
割り当て分行使した方、持ち株を保有したまま行使も行った方、売却し放棄も
した方、とが入り交じっての結果ですが、週末の株価は298円に戻り、行使
価格よりも上回ってきましたので最終結果は50%を上回るものと期待されま
す。

 同社は日本の創薬ベンチャーの老舗であり、日本の改正薬事法による早期開
発の制度的恩恵を最も受けやすい企業として今後の1,2年の開発進捗が期待
されています。国内での開発進捗に続いて米国での第III相開発が進みますので、
2016年以降の業績黒字化、2020年以降の大幅な業績拡大に期待がもた
れています。

 創薬ベンチャーの全面高局面時(2013年前半)に37万5000円(そ
の後2分割、100分割を実施)をつけましたが、その後の大幅な株価下落を
見せ、今回9月24日の288円の安値まで売られてしまいましたが、ライツ
オファリングに伴う株価であり、今後は徐々に前向きな評価がなされるものと
考えられます。なおも売り物に押される展開を想定する向きもあるでしょうが、
既に相応の株価水準となっていますので私は以下の前向きなシナリオを描いて
います。

【中期想定シナリオ】

1)288円から309円での底固め期(現状)

2)300円から350円までの上昇トレンド第1期(11月末まで)
 ⇒全体相場調整の中での逆行高局面

3)320円程度までのミニ調整期(12月末まで)

4)320円から450円までの上昇トレンド第2期(3月末まで)
 ⇒国内でのコラテジェン医師主導臨床第III相試験の進捗状況の確認

(炎)

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者
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◆コラム「コード番号6000番台銘柄の不思議」

 皆さんはコード番号6000番台というとどのような銘柄を思い浮かばれま
すか?

 きっと機械株や電機株の銘柄を思い浮かばれるのかも知れませんが、例外が
あります。

 6050番から6097番までの銘柄群です。会社四季報などご覧になると
ここには機械セクターでもなく電機セクターでもなく、サービス業態の銘柄が
並んでいます。

 サービス業態は2000番台や4000番台、9000番台にも並んでいま
すが、ここにもやや行き場のないサービス業態銘柄が並んでいると言って良い
のかも知れません。

 サービス業態だけにその多くは身軽な経営体質で、小規模ながら今後の成長
が期待されています。そのため上場時においては需給面での良さもあり株価が
急騰し、期待以上の評価がなされています。
 山高ければ谷深しの類のごとく、その後の株価は調整を余儀なくされていて
人気離散傾向にありますが、改めてチェックしてみたいと思います。


1)イー・ガーディアン(6050・M)
 SNS等の目視監視や運営支援、広告審査など
 株価1770円 時価総額30億円 
 上場年月2010.12 上場時公募価格1300円
 2015.9期予想EPS106円 PER16.7倍 無借金経営
 9月決算配当落ち後の展開は11月上旬発表予定の新年度の業績次第。ゲー
ム問い合わせ代行順調、時流に乗ったビジネスで成長トレンド継続。東大と開
発した画像自動監視システムを投入。
 基本相場変動ゾーン1400円−2000円
 直近安値1410円⇒直近高値2000円


2)アイ・アール ジャパン(6051・JQ)
 企業IRとSR(株主情報)に特化したコンサル業務
 株価902円 時価総額83.7億円
 上場年月2011.3 上場時公募価格1800円
 2015.3期予想EPS59.3円 PER15.2倍 無借金経営
 ライツオファリングの推進事業者で直近の規制強化がマイナス材料になって
株価の動きが鈍い状況。2013年5月の3836円高値から長期下落トレン
ド。本年5月の安値716円からは多少戻るが、依然として調整局面。
 基本相場変動ゾーン830円−989円
 直近安値863円⇒直近高値989円


3)イーピーミント(6052・JQ)
 がん、糖尿病に強いSMO大手 EPSの連結子会社
 株価1765円 時価総額67.8億円 
 上場年月2011.9 上場時公募価格1500円
 2015.9期予想EPS179.5円(会社四季報秋号)PER9.8倍
 無借金経営
 上場後、ほぼ一貫して上昇傾向。業績向上に連動した株価変動。11月上旬
に発表予定の新年度の業績も受注増で続伸の見込み。直近8月高値2085円
から調整するも2月安値1235円からの上昇トレンドは継続。1700円接
近場面は狙い目。


4)栄光HD(6053・T2)
 学習塾の最大手、小中学生向け集団塾「栄光ゼミナール」を展開、市進など
他の学習塾が苦戦する中にあっては比較的業績堅調。大株主である進学会との
関係悪化でその持ち株(30%)の行方が関心事に。
 株価888円 時価総額194億円
 上場年月2011.10 
 2015.3期予想EPS94.5円 PER9.4倍 実質無借金経営
 一株配当金年26円、配当利回り2.9%
 上場直後の安値364円から直近高値1000円(9月1日)まで上昇トレ
ンド継続。直近は若干株価頭打ち。学研と業務提携。株式相互持合い。流動性
に難。


5)リブセンス(6054T1)成功報酬型求人情報サイトの運営会社
 求人難で成功報酬型求人サイトの競争力急減速。今期の業績ダウンに見舞わ
 れる。
 学生ベンチャーで上場後の株価は急上昇しましたが、年初からの株価は急落。
 事業拡大、多角化の進展にはまだ時間を要すると見られ流石の若手創業・経
営者も正念場を迎える。
 株価879円 時価総額246億円 
 上場年月2011.12上場時公募価格990円(その後3回の2分割実施)
 2014.12期予想EPS11.9円 PER73.9倍 無借金経営
 2013年7月1日の高値3255円(2分割2回分換算)からの調整局面
が続く。2014年5月19日安値633円から6月9日高値1337円まで
上昇したものの、その後再び株価低迷。
 8月11日安値744円⇒9月3日高値1086円⇒9月24日安値836
円と株価低迷中。来期の業績回復がポイント。


 次号よりシリーズで以下の銘柄についてショートコメントしていく予定です。
(有料メルマガでは以下の銘柄の中から選定した有望銘柄(◎)を先行してコ
メントする予定ですのでぜひご購読下さい。)

  銘柄名(コード)        上場年月
6)ジャパンマテリアル(6055T1)2011.12
7)ベクトル(6058M)2012.3
8)ウチヤマHD(6059T2)2012.4
9)こころネット(6060JQ)2012.4
10)◎ユニバーサル園芸社(6061JQ)2012.4 6月決算
11)チャームケアコーポレーション(6062JQ)2012.4
12)日本エマージェンシーアシスタンス(6063JQ)2012.6
13)◎アクトコール(6064M)2012.7 11月決算
14)サクセスHD(6065T1)2012.8
15)メディアフラッグ(6067M)2012.9
16)P&PHD(6068JQ)2012.10
17)トレンダーズ(6069M)2012.10
18)キャリアリンク(6070T2)2012.11
19)◎IBJ(6071JQ)2012.12 婚活サービス展開
20)地盤ネット(6072M)2012.12
21)◎アサンテ(6073T1)2013.3 シロアリ駆除最大手
22)ジェイエスエス(6074JQ)2013.6
23)フォトクリエイト(6075M)2013.7
24)アメイズ(6076F)2013.8
25)N・フィールド(6077M)2013.8
26)バリューHR(6078JQ)2013.10
27)エナリス(6079M)2013.10
28)M&Aキャピタルパートナーズ(6080M)2013.11
29)アライドアーキテクツ(6081M)2013.11
30)ライドオン・エクスプレス(6082M)2013.12
31)ERI HD(6083T1)2013.12
32)◎オウチーノ(6084M)2013.12 上場後株価下落
33)アーキテクツスタジオジャパン(6085M)2013.12
34)◎シンプロメンテ(6086M)2013.12 10月17日決算説明
  会開催
35)◎アビスト(6087T2)2013.12 9月期決算、設計開発のア
  ウトソーシング
36)シグマクシス(6088M)2013.12
37)◎ウィルグループ(6089T2)2013.12 人材派遣
38)ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ(6090M)2013.
  12
39)ウエスコHD(6091T2)2014.2再上場
40)エンバイオHD(6092M)2014.3
41)エスクロー・エージェントジャパン(6093JQ)2014.3
42)フリークアウト(6094M)2014.6
43)メドピア(6095M)2014.6
44)レアジョブ(6096M)2014.6
45)日本ビューホテル(6097T2)2014.7


 それにしてもコード番号が不足しているのか投資家にとってはわかりにくい
状況になってきました。まずもって社名から何をやっているかはほとんどわか
らないと思います。
 しっかり皆さんも自らチェックされてみてはいかがでしょうか。

(炎)

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市場潮流


 今週(9月22〜26日)の東京株式市場は、前週に続き4日間の立会いでしたが、日経平均株価で91円の下落となりました。ただ、25日には米株高、円安の進行を受けて年初来高値を更新。26日は144円安となりましたが、9月期末の配当落ちに伴う90円程度の下押し要因を考慮すると底堅い相場展開であったと評価できます。

 国内の景気は回復度合いが思わしくなく、その意味でも10月1日発表の日銀短観が注目されます。ただ、米国景気の好調は持続しており、それを背景とする円安傾向も続くと思われますので、自動車、電機・精密、機械などを中心とする業績改善期待が株式相場を下支えするものと想定されます。

 なお、米連邦準備理事会(FRB)は9月のFOMC(16〜17日)で、月額250億ドルの追加証券購入額を10月から100億ドル減額して150億ドルとすることを決定しました。さらに、追加証券購入(量的緩和第3弾=QE3=)を次回10月のFOMC(28〜29日)で終了する方針を確認しています。
 イエレンFRB議長は、QE3終了後の政策金利の引き上げについて、慎重に時期を判断する姿勢を示しています。しかし、米国の順調な景気回復を背景とする早期利上げの思惑などから、米国の金利は上昇傾向を辿り、外為市場ではドルが強含む展開が続くと思われます。

 11月4日には米国で中間選挙が実施されますが、共和党が下院に続き、上院でも過半数を占める可能性が高まっています。共和党はFRBの量的緩和政策に対し、強く反対してきました。中間選挙前に量的緩和を終了することは偶然でもなさそうですが、共和党が上下院で多数を占めた場合、早期の利上げに対する圧力が強まる可能性もあります。その場合の国際金融資本市場の反応はどうでしょうか。今後の大きな注目ポイントといえます。

(水島寒月)

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