市場潮流

 今週(8月25〜29日)の東京株式市場は、日経平均株価で114円、率にして0.7%の下落となりました。
 21日まで9連騰した反動や、外為市場で円がやや強含んだことなどから、週末(月末)にかけ、利益確定売りが優勢となりました。テーマ銘柄の循環物色は続いており、今週は、JR東海(9022)がリニア中央新幹線の工事実施計画の認可を国土交通相に申請したことを契機に、古河機金(5715)がトンネル工事関連銘柄として買われました。

 来週は9月入りしますが、主な注目ポイントは、中国電子商取引最大手のアリババ集団のIPO、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の基本ポートフォリオの見直し、などでしょう。
 アリババ集団は9月中旬にも米NY証券取引所に上場する予定ですが、資金調達額はネット企業として過去最大規模に達するとの観測もあり、他の銘柄の換金売りが懸念されています。米国の景気および企業収益は堅調に推移しており、アリババ上場に伴う株式相場の調整は、あったにしても一時的なものにとどまると予想します。米国株の調整により、日本株もツレ安するようであれば、そこは格好の押し目買いチャンスといえるのではないでしょうか。

 なお、大和証券がいち早く公表した主な国内企業の業績見通しは、14年4〜6月期実績が前年同期比7.3%の経常増益、14年度通期の予想は前期比8.3%の経常増益(前回予想に比べ、1.7ポイントの増額修正)、15年度の予想は同11.0%の経常増益(同0.5ポイントの増額修正)となりました。企業業績は堅調であり、10月末から本格化する中間決算発表では、通期見通しの増額修正が相次ぐものと予想されます。

(水島寒月)

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)

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億の近道2014/08/29


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投資情報メールマガジン                  2014/08/29号
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したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析やコラムを参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!

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             −本日の目次−
          (本日の担当:水島寒月)

        ◆コラム「市場潮流」:水島寒月

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投資情報を毎週1回、月曜日に皆様にお届けします。

 企業の本音を引き出す取材に基づく、様々な企業情報をお届けしていきたい
と願ってきた炎氏が繰り出すメルマガには、奥の深い株式投資のエッセンスが
詰められています。

 今週は第3号を配信しております。その内容は…、

 ■炎の注目幸福銘柄 
  究極の成果向上=幸福と定義し、珠玉の1銘柄をピックアップ。

 ■炎の取材メモ
  最近のアナリストミーティング等で得た最新情報をお届け。今回は3銘柄。

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◆コラム「市場潮流」

 今週(8月25〜29日)の東京株式市場は、日経平均株価で114円、率
にして0.7%の下落となりました。
 21日まで9連騰した反動や、外為市場で円がやや強含んだことなどから、
週末(月末)にかけ、利益確定売りが優勢となりました。テーマ銘柄の循環物
色は続いており、今週は、JR東海(9022)がリニア中央新幹線の工事実
施計画の認可を国土交通相に申請したことを契機に、古河機金(5715)が
トンネル工事関連銘柄として買われました。

 来週は9月入りしますが、主な注目ポイントは、中国電子商取引最大手のア
リババ集団のIPO、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の基本ポ
ートフォリオの見直し、などでしょう。
 アリババ集団は9月中旬にも米NY証券取引所に上場する予定ですが、資金
調達額はネット企業として過去最大規模に達するとの観測もあり、他の銘柄の
換金売りが懸念されています。米国の景気および企業収益は堅調に推移してお
り、アリババ上場に伴う株式相場の調整は、あったにしても一時的なものにと
どまると予想します。米国株の調整により、日本株もツレ安するようであれば、
そこは格好の押し目買いチャンスといえるのではないでしょうか。

 なお、大和証券がいち早く公表した主な国内企業の業績見通しは、14年4
〜6月期実績が前年同期比7.3%の経常増益、14年度通期の予想は前期比
8.3%の経常増益(前回予想に比べ、1.7ポイントの増額修正)、15年
度の予想は同11.0%の経常増益(同0.5ポイントの増額修正)となりま
した。企業業績は堅調であり、10月末から本格化する中間決算発表では、通
期見通しの増額修正が相次ぐものと予想されます。

(水島寒月)

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 また、コラムでは、「投資テーマではなく業績を重視して投資銘柄を選んで
いきたい」と題し、あくまで業績を銘柄選択に置き、投資テーマで右往左往し
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投資先探し(2)

 先日は久しぶりに「年金記録問題」に関する記述を調べる機会がありましたが、未だに終息には程遠いものとなっています。
 年金記録問題検証委員会(松尾邦弘座長)を発足させ、2007年10月には同委員会が検証結果の報告書を以下の通り(抜粋です)公表したところまでは良かったのですが、残念ながらこれに沿った処分がされた形跡も無ければ、明確な業務改善方法が公表されたものも見当たりませんでした。

 報告書では下記のように結論づけています。

・総括責任を有する歴代の社会保険庁長官を始めとする幹部職員の責任は最も重い。
・事務次官を筆頭とする厚生労働省本省の関係部署の幹部職員にも重大な責任がある。
・厚生労働大臣も、組織上の統括者としての責任は免れない。
・年金記録問題発生の直接的な要因に直接または間接的に関わった職員は、その「関わり」に応じた責任がある。
・職員団体には、職員の意識や業務運営に大きな影響を与え、ひいては年金記録の適切な管理を阻害した責任がある。

 当然の指摘ですね。しかしならが、だからと言って誰かが処分されたり、納得のいく組織再編や改善が行われたなどのニュースもありません。敢えて言えば看板の名前が代わっただけ。典型的な役所仕事で、曖昧にしたまま葬り去ろう(国民が忘れるのを待とう)としているかのようです。毎度のことですが。

 随分以前に書きましたが、30年以上前に退職した、たった社員1名分の年金が何かの手違いで未納になっていた会社宛てに、日本年金機構から「30年分の延滞利息を含めて支払え」との文書が突然届いた件もそうですが、自分達の不手際を棚に上げ、30年以上も放置した挙句にその間の延滞利息まで請求し、且つ「納めなければ事業者名を公表する」と脅してくる非常識な体質も信じられません。長くなりますので割愛しますが、その後の対応も当事者意識が全く感じられない無責任なものでした。国民軽視も甚だしいと言わざるを得ません。

 まずはこのような無責任(+無能)な政治体質、役所体質が変わらねば国は良くなりません。企業ももちろん頑張らねばいけませんが、行政(一部の不遜な公務員)がこのような倫理観の無い、シロアリ根性を直さない限り日本は衰退し続けるのでしょう。

 毎度、前振りが長くて済みません。

 さて、日本が良くなる兆しが見えないものの、7月3日のメルマガでは自分なりに割安銘柄を探そうと考え、以下の記述をしました。

(以下、引用)〜
「大まかにPER10倍以下、PBR0.8倍以下、配当利回り2%以上をベースとしてROE、自己資本比率を何通りか加味し、その上でテクニカル面や会社計画なども考慮して(ご参考までに)小職なりの「割安銘柄」を選んでみました。但し自分で買っている銘柄では無いですし、はたまた上がるかどうかも分かりませんから、まずは当たるも八卦くらいのイメージでご参考にしていただければ(苦笑)。
 試算は6月末の株価を利用しています。

DCMホールディングス(3050) 732円
UKCホールディングス(3156) 1568円
大日精化工業(4116) 488円
品川リフラクトリーズ(5331) 230円
ソディック(6143) 453円
大豊工業(6470) 1092円
萩原電気(7467) 1321円

〜(引用終り)

 ここ2ヵ月間の方向性の無い相場の中でも一部の銘柄はマネーゲーム的に随分と買い上げられてしまいましたが、割安銘柄については地道に拾われているものもあると感じる市場動向です。
 現在の日経平均15,500円前後は特に安いとも感じませんが、当面は政策的にも株価が意識されるものと思いますし、金融政策による(不動産や株式などの)資産押し上げ効果くらいしか期待できません。この面からは株式投資は維持すべきと思われますので、相場が軟調なタイミングを捉えて割安と思われる銘柄を地道にポートフォリオに組み入れていく時期なのかなと考えています。

(街のコンサルタント)

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億の近道2014/08/28


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             −本日の目次−
        (本日の担当:街のコンサルタント)

     ◆コラム 「投資先探し(2)」:街のコンサルタント

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※このコンテンツは、エンジュク株式会社が提供しています。

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◆コラム 「投資先探し(2)」

 先日は久しぶりに「年金記録問題」に関する記述を調べる機会がありました
が、未だに終息には程遠いものとなっています。
 年金記録問題検証委員会(松尾邦弘座長)を発足させ、2007年10月に
は同委員会が検証結果の報告書を以下の通り(抜粋です)公表したところまで
は良かったのですが、残念ながらこれに沿った処分がされた形跡も無ければ、
明確な業務改善方法が公表されたものも見当たりませんでした。

 報告書では下記のように結論づけています。

・総括責任を有する歴代の社会保険庁長官を始めとする幹部職員の責任は最も
 重い。
・事務次官を筆頭とする厚生労働省本省の関係部署の幹部職員にも重大な責任
 がある。
・厚生労働大臣も、組織上の統括者としての責任は免れない。
・年金記録問題発生の直接的な要因に直接または間接的に関わった職員は、そ
 の「関わり」に応じた責任がある。
・職員団体には、職員の意識や業務運営に大きな影響を与え、ひいては年金記
 録の適切な管理を阻害した責任がある。

 当然の指摘ですね。しかしならが、だからと言って誰かが処分されたり、納
得のいく組織再編や改善が行われたなどのニュースもありません。敢えて言え
ば看板の名前が代わっただけ。典型的な役所仕事で、曖昧にしたまま葬り去ろ
う(国民が忘れるのを待とう)としているかのようです。毎度のことですが。

 随分以前に書きましたが、30年以上前に退職した、たった社員1名分の年
金が何かの手違いで未納になっていた会社宛てに、日本年金機構から「30年
分の延滞利息を含めて支払え」との文書が突然届いた件もそうですが、自分達
の不手際を棚に上げ、30年以上も放置した挙句にその間の延滞利息まで請求
し、且つ「納めなければ事業者名を公表する」と脅してくる非常識な体質も信
じられません。長くなりますので割愛しますが、その後の対応も当事者意識が
全く感じられない無責任なものでした。国民軽視も甚だしいと言わざるを得ま
せん。

 まずはこのような無責任(+無能)な政治体質、役所体質が変わらねば国は
良くなりません。企業ももちろん頑張らねばいけませんが、行政(一部の不遜
な公務員)がこのような倫理観の無い、シロアリ根性を直さない限り日本は衰
退し続けるのでしょう。

 毎度、前振りが長くて済みません。

 さて、日本が良くなる兆しが見えないものの、7月3日のメルマガでは自分
なりに割安銘柄を探そうと考え、以下の記述をしました。

(以下、引用)〜
「大まかにPER10倍以下、PBR0.8倍以下、配当利回り2%以上をベ
ースとしてROE、自己資本比率を何通りか加味し、その上でテクニカル面や
会社計画なども考慮して(ご参考までに)小職なりの「割安銘柄」を選んでみ
ました。但し自分で買っている銘柄では無いですし、はたまた上がるかどうか
も分かりませんから、まずは当たるも八卦くらいのイメージでご参考にしてい
ただければ(苦笑)。
 試算は6月末の株価を利用しています。

DCMホールディングス(3050) 732円
UKCホールディングス(3156) 1568円
大日精化工業(4116) 488円
品川リフラクトリーズ(5331) 230円
ソディック(6143) 453円
大豊工業(6470) 1092円
萩原電気(7467) 1321円

〜(引用終り)

 ここ2ヵ月間の方向性の無い相場の中でも一部の銘柄はマネーゲーム的に随
分と買い上げられてしまいましたが、割安銘柄については地道に拾われている
ものもあると感じる市場動向です。
 現在の日経平均15,500円前後は特に安いとも感じませんが、当面は政
策的にも株価が意識されるものと思いますし、金融政策による(不動産や株式
などの)資産押し上げ効果くらいしか期待できません。この面からは株式投資
は維持すべきと思われますので、相場が軟調なタイミングを捉えて割安と思わ
れる銘柄を地道にポートフォリオに組み入れていく時期なのかなと考えていま
す。

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不動産投資に必要なスキルとは?その2

 前回の内容は不動産オーナーが、本来身に着けるべき不動産投資のスキルを身につけていないケースが多いということを紹介しました。

 これまでの不動産オーナーは必要なスキルを考えるということも少ないですしきちんと体系的に学んできたわけではありません。

 本来であれば、不動産オーナーは、できる限り後継者には次の1)〜7)のスキルを身につけるべきです。


1)保有物件の価値がわかる(不動産評価判断)
2)不動産の賃貸需要が理解できる(賃貸マーケット判断)
3)不動産収益がわかる(不動産収益判断)
4)金融(ファイナンス)が理解できる(ファイナンス判断)
5)会社・不動産税務・資産課税が理解できる(税務判断)
6)不動産に関する法務が理解できる(法務判断)
7)保険(損害保険・生命保険)の概要がわかる(保険知識)

 従って、後継者が学校を卒業し、就職する際には、本来1)〜7)のスキルを身につけやすい企業に就職するのが望ましいはずです。

 特に不動産AM(アセットマネジメント)のビジネスは、不動産オーナーの立場と近い感覚で行う仕事が多いので、AM業界で経験を積むことは、将来自分の不動産をマネジメントしていく際にも大いに役に立つ職種です。


 例えば星野リゾートの星野佳路氏は家業がホテル、旅館業であるために、コーネル大学ホテル経営大学院を出て、JALホテルズに就職し、その後ファイナンスを学ぶためにシティバンクにも勤務しています。

 当たり前のことながら自分が将来、家業であるホテル業を継ぐときに役に立つと考えたうえで就くべきキャリアを選んでいるのです。

 その他でも、私の見ている限り中小企業の後継者は、家業を継ぐという意識がある人ほど、その就職先やキャリアは将来家業に戻った時に役に立つような、同業他社などで経験を積むことを意識しています。

 しかし、家業が不動産賃貸業(オーナー)である家庭では、こうした家業を継ぐという意識が薄いのか、不動産賃貸業は特に経験が少なくても務まると思っているのか、こうした将来のキャリアを意識して就職しているケースはほとんど見かけません。

 また親の方も家業を継ぐために不動産事業に就職することを強く薦めるケースも少ない。

 これはやはり、先代オーナーとともに不動産経営には1)〜7)のスキルが必要だという認識が薄いのでしょう。

■小屋洋一の資産運用メール講座■
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 これまで300人以上にアドバイスしてきた資産運用のプロ、小屋洋一が、
 資産運用で成功する人と失敗する人の違いをお教えします。

詳しくは http://mlplanning.co.jp/mail/

株式会社マネーライフプランニング
代表取締役 小屋 洋一
http://www.mlplanning.co.jp/

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億の近道2014/08/27


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             −本日の目次−
          (本日の担当:小屋洋一)

   ◆コラム「不動産投資に必要なスキルとは?その2」:小屋洋一

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◆コラム「不動産投資に必要なスキルとは?その2」

 前回の内容は不動産オーナーが、本来身に着けるべき不動産投資のスキルを
身につけていないケースが多いということを紹介しました。

 これまでの不動産オーナーは必要なスキルを考えるということも少ないです
しきちんと体系的に学んできたわけではありません。

 本来であれば、不動産オーナーは、できる限り後継者には次の1)〜7)の
スキルを身につけるべきです。


1)保有物件の価値がわかる(不動産評価判断)
2)不動産の賃貸需要が理解できる(賃貸マーケット判断)
3)不動産収益がわかる(不動産収益判断)
4)金融(ファイナンス)が理解できる(ファイナンス判断)
5)会社・不動産税務・資産課税が理解できる(税務判断)
6)不動産に関する法務が理解できる(法務判断)
7)保険(損害保険・生命保険)の概要がわかる(保険知識)

 従って、後継者が学校を卒業し、就職する際には、本来1)〜7)のスキル
を身につけやすい企業に就職するのが望ましいはずです。

 特に不動産AM(アセットマネジメント)のビジネスは、不動産オーナーの
立場と近い感覚で行う仕事が多いので、AM業界で経験を積むことは、将来自
分の不動産をマネジメントしていく際にも大いに役に立つ職種です。


 例えば星野リゾートの星野佳路氏は家業がホテル、旅館業であるために、
コーネル大学ホテル経営大学院を出て、JALホテルズに就職し、その後ファ
イナンスを学ぶためにシティバンクにも勤務しています。

 当たり前のことながら自分が将来、家業であるホテル業を継ぐときに役に立
つと考えたうえで就くべきキャリアを選んでいるのです。

 その他でも、私の見ている限り中小企業の後継者は、家業を継ぐという意識
がある人ほど、その就職先やキャリアは将来家業に戻った時に役に立つような、
同業他社などで経験を積むことを意識しています。

 しかし、家業が不動産賃貸業(オーナー)である家庭では、こうした家業を
継ぐという意識が薄いのか、不動産賃貸業は特に経験が少なくても務まると思
っているのか、こうした将来のキャリアを意識して就職しているケースはほと
んど見かけません。

 また親の方も家業を継ぐために不動産事業に就職することを強く薦めるケー
スも少ない。

 これはやはり、先代オーナーとともに不動産経営には1)〜7)のスキルが
必要だという認識が薄いのでしょう。

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有料メルマガライブラリから(116)自分の欲望をコントロールする能力が死命を制する

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 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。


=「自分の欲望をコントロールする能力が死命を制する」=
  (有料メルマガ第241回・2013/8/20配信号)

※注 2013年8月現在の内容ですので留意下さい。

 大抵の投資家が投資で大きな損失を被る真の原因は、自分の強欲を制御しきれずに、投資を投機に変化させ、それに気付かないときに想定以上の相場の変動の大波をかぶり、損を拡大してしまうときに起こります。

 自己コントロールの出来ない投資家は、損を取り戻そうとして、より危険な投機を実行し、回復不能の損失を負ってしまうことも多いです。

 投資で回復不能な巨額の損を負わないためにリスク管理が求められますが、どのような立派なルールを作っても、そのルールを破る自分がいては、リスクを管理することは出来ません。

 これまでのコラムでは、何度も株式投資を行って、それなりの成功を収めて大過なく生きのびていくためには、自分の強欲振りや臆病ぶりを把握しておくことも大事だということを書いてきました。

 過去に株式投資を実行したことがある人なら、自分の強欲が、いかに投資の成果を低めたかを、理解することが可能だと思います。

【中略】

 全ての投資家に当てはまるわけではないでしょうが、30年以上個人投資家として株式投資を行なってきた、私の負のパターンや私の目にしてきた投資家の負のパターンを、知っているのは良いことです。このパターンについてはまた別の機会に書いてみたいと思います。

 自分で経験するのも大事ですが、人の振り見て我が振りを直すのは、より賢い方法だと考えています。私は自分を含めいろいろな投資家を見てきましたが、儲けられない投資家のパターンには似たものがあります。

 今日は、他人のアイディアを利用するときに注意すべきことにも、少し触れてみたいと思います。

 自分の決断で投資せず、他人の意見に依存して投資している投資家がけっこういます。本来ならば他人のアイデアを借りることは大事です。自分だけで考えた投資のアイデアの数は限られてしまいます。いろいろな有益な他人のアイデアを借用することは貴重なことです。
(次回に続く)

経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎

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孫子の投資法 敵を知り己を知る その7

 本連載を初めてお読みになる方は<孫子の投資法その1>を先にご覧くださ
い。 http://okuchika.jugem.jp/?eid=4482


■ものまねこそ成長の原動力である

◎敵の状況を知って、味方の事情も知っていれば100回戦っても何の危険もない。逆に敵をよく知らなく、味方の事情も知らなければ、戦うたびにとても危険だ。


 現代は、インターネットをはじめとする通信網によって瞬時に情報が飛び交う時代です。しかし、「情報」というものはどの時代においても勝負を決する極めて重要な要素であり、孫子の時代においてもその事実は変わりませんでした。

 現在、敵に関する情報収集の重要性はよく認識されていて、頻繁に行われます。大企業などでは、多額の費用をかけて調査会社やコンサル会社に、競合他社や業界の情報を集めるよう依頼します。しかし、その高価な情報が「勝利=企業の競争力を高める」ために有効活用されているかどうかはかなり疑問です。

 特に、競合他社の長所はなかなか自社の戦力に組み入れることができません。なぜなら、相手の長所を取り入れるということは、少なくともその部分においては相手が自分よりも優れているということを認めることだからです。

 よく、中国や韓国は日本の物まねをして成長したといわれます。確かに、彼らは日本の模倣をしてきましたが、それは彼らが「日本(人)は自分たちよりも優れている」ということをごく当たり前のこととして受け入れていたからです。逆に日本が中国や韓国の物まねをすることを考えてみれば(そのような必要があるかどうかは別にして・・・)、模倣することの心理的抵抗の大きさがよくわかると思います。

 バフェットの投資先の一つであるウォルマートの創業者サム・ウォルトンは、物まねの天才として有名です。米国の片田舎でたった1軒の店をスタートしてから、とにかく競合他社の店舗を徹底研究し、その内容を詳細にメモに取りました。そしてその優れた内容を、自分の店ですべて実行したことがウォルマート大躍進の原動力です。
 まだウォルマートがちっぽけな企業グループだった時に、当時の米国小売界の巨人Kマートの会長に頭を下げて、何回も教えを乞うたのですが、そのKマートの会長に「サムのウォルマートは、今は取るに足らない存在だが将来恐ろしい敵になる」と言わしめたエピソードもあります。

 また、戦後の日本の軌跡の成長=高度成長においても、欧米の模倣が重要な役割を果たしました。ところがバブル経済の頃から「ジャパン・アズ・ナンバーワン」などとおだてられたこともあって、日本の模倣する力は急速に衰えてしまいます。

 それに対して、当時経済が行き詰っていた米国は、プライドをかなぐり捨て、躍進を続ける日本企業に教えを乞いました。カイゼンやカンバン方式(ジャスト・イン・タイム)は、米国のビジネス界でも普遍的な言葉です。実際、ウォルマートのロジスティクス(物流戦略)はカンバン方式に基づいています。

 米国勢は、日本の製造業の優れたシステムを学び、それを小売り・サービス業に応用することによって復活を遂げたのです。

 ところが、日本の小売り・サービス業の大部分は、島国日本の中で(製造業が海外で稼いでくれるおかげで)潤っていたため、すぐ隣にある世界中の企業の垂涎の的である素晴らしいシステムから学ぶことはほとんどありませんでした。

 最近バフェットの投資先であり、世界・米国を代表する企業であるコカ・コーラ、IBM、アメックスなどの経営内容を検証しましたが、「素晴らしい」の一言に尽きます。大変残念なことですが、サービス・小売り、そして金融分野での米国勢に太刀打ちできる日本企業は今のところありません。

 しかし日本でも、サム・ウォルトンのようなハングリーな経営者が競争相手の米国企業にくらいついてその長所を吸収し、最終的には競争相手を蹴散らす勝者になることを期待します。


■自分を知ることが一番難しい

 「自分を知ることが一番難しい」というのは多くの方が実感するところだと思いますが、会社(企業組織)においても同じです。社長(マネージャー)は孤独な仕事だといわれますが、それは部下が社長(マネーシャー)に腹を割ってざっくばらんに話をするのが難しいからです。

 上司の機嫌を損ねたくない部下は、社長(マネーシャー)に心地の良い情報だけを伝えがちですが、それでは自ら(自分の会社)を正確に把握するのは困難です。全体像を知るためには、部下に「都合の悪い情報」も包み隠さず報告させる必要があるのです。

 バフェットは、買収先の企業運営に口を出さないことで有名ですが、何もしないわけではありません。買収先企業の社長には、定期的に詳細な報告を求め、状況はすべて把握しています。

 大事なのは、どのような悪い内容の報告を受けても、傘下企業の社長を非難したり小言を言ったりすることが無い点です。バフェットも人間ですから腹に据えかねることもあるでしょうが、もしそこで傘下企業の社長を叱ってしまったら、次から悪い内容の報告をしなくなるので、じっと耐えて「建設的な解決策」を「提案」として部下の社長に伝えます。

 バフェットは、「どのような問題にも解決策はあるが、問題そのものの存在を知らなければ解決しようが無い」と言います。<自ら(の問題)をきちんと認識してこそ、勝利できる>と理解している点で、バフェットは<孫子の教えをマスターしている>と言えるかもしれません。

(大原浩)

☆8月26日に「バフェットに学ぶ【永久不滅投資法】」−損を出さないで永遠に資産を増やすことは可能か−(同友館)が発刊されます。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4496050803/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=7399&creativeASIN=4496050803&linkCode=as2&tag=iforum-22

☆BIg tomorrow 9月号(7月25日発売)に、「バフェット流」に関するインタビュー記事が掲載されています(評判がよかったとのことで、9月18日発売の増刊号に再掲載予定です)。

☆「メビウスの資産倍増計画」に出演しました。テーマはスバリ「バフェット」です。
https://www.youtube.com/watch?v=jBqdgHgBd78&feature=youtu.be


【大原浩のバフェットの本】

日本株で成功する バフェット流投資術 (日本実業出版社)
企業情報を読み解け! バフェット流<日本株>必勝法=永久保有銘柄を見抜く18のポイント(日本実業出版社)
『勝ち組投資家は5年単位でマネーを動かす』(PHP研究所)
「バフェットからの手紙」に学ぶ(2014)大原浩著 昇龍社<Kindle版>
★「バフェットからの手紙」に学ぶ(2013)大原浩著 昇龍社<Kindle版>
 http://goo.gl/iz1GUV
★GINZAX30社! 大原浩著 昇龍社<Kindle版>
 上巻
 下巻
 GINZAXグローバル経済・投資研究会・代表大原浩著


*ブログ「大原浩の金融・経済地動説」http://www.actiblog.com/ohara/

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億の近道2014/08/26


■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
投資情報メールマガジン                   2014/08/26

             イ意 の 近 道

         −プロが導く「億」資産への近道−   週5回発行
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
【ご挨拶】
 将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
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             −本日の目次−
        (本日の担当:石川臨太郎&大原浩)

  ◆コラム「有料メルマガライブラリから(116)」:石川 臨太郎
  ◆コラム「孫子の投資法 敵を知り己を知る その7」:大原浩

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◆コラム「有料メルマガライブラリから(116)」

 有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライ
ブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を再編集して毎週掲載い
たします。自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致し
ないことを予めご了承下さい。


=「自分の欲望をコントロールする能力が死命を制する」=
  (有料メルマガ第241回・2013/8/20配信号)

※注 2013年8月現在の内容ですので留意下さい。

 大抵の投資家が投資で大きな損失を被る真の原因は、自分の強欲を制御しき
れずに、投資を投機に変化させ、それに気付かないときに想定以上の相場の変
動の大波をかぶり、損を拡大してしまうときに起こります。

 自己コントロールの出来ない投資家は、損を取り戻そうとして、より危険な
投機を実行し、回復不能の損失を負ってしまうことも多いです。

 投資で回復不能な巨額の損を負わないためにリスク管理が求められますが、
どのような立派なルールを作っても、そのルールを破る自分がいては、リスク
を管理することは出来ません。

 これまでのコラムでは、何度も株式投資を行って、それなりの成功を収めて
大過なく生きのびていくためには、自分の強欲振りや臆病ぶりを把握しておく
ことも大事だということを書いてきました。

 過去に株式投資を実行したことがある人なら、自分の強欲が、いかに投資の
成果を低めたかを、理解することが可能だと思います。

【中略】

 全ての投資家に当てはまるわけではないでしょうが、30年以上個人投資家
として株式投資を行なってきた、私の負のパターンや私の目にしてきた投資家
の負のパターンを、知っているのは良いことです。このパターンについてはま
た別の機会に書いてみたいと思います。

 自分で経験するのも大事ですが、人の振り見て我が振りを直すのは、より賢
い方法だと考えています。私は自分を含めいろいろな投資家を見てきましたが、
儲けられない投資家のパターンには似たものがあります。

 今日は、他人のアイディアを利用するときに注意すべきことにも、少し触れ
てみたいと思います。

 自分の決断で投資せず、他人の意見に依存して投資している投資家がけっこ
ういます。本来ならば他人のアイデアを借りることは大事です。自分だけで考
えた投資のアイデアの数は限られてしまいます。いろいろな有益な他人のアイ
デアを借用することは貴重なことです。
(次回に続く)

経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎

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 ています。石川臨太郎が特定銘柄を挙げて詳細研究する「銘柄研究」が好評
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◆コラム「孫子の投資法 敵を知り己を知る その7」

 本連載を初めてお読みになる方は<孫子の投資法その1>を先にご覧くださ
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■ものまねこそ成長の原動力である

◎敵の状況を知って、味方の事情も知っていれば100回戦っても何の危険も
 ない。逆に敵をよく知らなく、味方の事情も知らなければ、戦うたびにとて
 も危険だ。


 現代は、インターネットをはじめとする通信網によって瞬時に情報が飛び交
う時代です。しかし、「情報」というものはどの時代においても勝負を決する
極めて重要な要素であり、孫子の時代においてもその事実は変わりませんでし
た。

 現在、敵に関する情報収集の重要性はよく認識されていて、頻繁に行われま
す。大企業などでは、多額の費用をかけて調査会社やコンサル会社に、競合他
社や業界の情報を集めるよう依頼します。しかし、その高価な情報が「勝利=
企業の競争力を高める」ために有効活用されているかどうかはかなり疑問です。

 特に、競合他社の長所はなかなか自社の戦力に組み入れることができません。
なぜなら、相手の長所を取り入れるということは、少なくともその部分におい
ては相手が自分よりも優れているということを認めることだからです。

 よく、中国や韓国は日本の物まねをして成長したといわれます。確かに、彼
らは日本の模倣をしてきましたが、それは彼らが「日本(人)は自分たちより
も優れている」ということをごく当たり前のこととして受け入れていたからで
す。逆に日本が中国や韓国の物まねをすることを考えてみれば(そのような必
要があるかどうかは別にして・・・)、模倣することの心理的抵抗の大きさが
よくわかると思います。

 バフェットの投資先の一つであるウォルマートの創業者サム・ウォルトンは、
物まねの天才として有名です。米国の片田舎でたった1軒の店をスタートして
から、とにかく競合他社の店舗を徹底研究し、その内容を詳細にメモに取りま
した。そしてその優れた内容を、自分の店ですべて実行したことがウォルマー
ト大躍進の原動力です。
 まだウォルマートがちっぽけな企業グループだった時に、当時の米国小売界
の巨人Kマートの会長に頭を下げて、何回も教えを乞うたのですが、そのKマ
ートの会長に「サムのウォルマートは、今は取るに足らない存在だが将来恐ろ
しい敵になる」と言わしめたエピソードもあります。

 また、戦後の日本の軌跡の成長=高度成長においても、欧米の模倣が重要な
役割を果たしました。ところがバブル経済の頃から「ジャパン・アズ・ナンバ
ーワン」などとおだてられたこともあって、日本の模倣する力は急速に衰えて
しまいます。

 それに対して、当時経済が行き詰っていた米国は、プライドをかなぐり捨て、
躍進を続ける日本企業に教えを乞いました。カイゼンやカンバン方式(ジャス
ト・イン・タイム)は、米国のビジネス界でも普遍的な言葉です。実際、ウォ
ルマートのロジスティクス(物流戦略)はカンバン方式に基づいています。

 米国勢は、日本の製造業の優れたシステムを学び、それを小売り・サービス
業に応用することによって復活を遂げたのです。

 ところが、日本の小売り・サービス業の大部分は、島国日本の中で(製造業
が海外で稼いでくれるおかげで)潤っていたため、すぐ隣にある世界中の企業
の垂涎の的である素晴らしいシステムから学ぶことはほとんどありませんでし
た。

 最近バフェットの投資先であり、世界・米国を代表する企業であるコカ・コ
ーラ、IBM、アメックスなどの経営内容を検証しましたが、「素晴らしい」
の一言に尽きます。大変残念なことですが、サービス・小売り、そして金融分
野での米国勢に太刀打ちできる日本企業は今のところありません。

 しかし日本でも、サム・ウォルトンのようなハングリーな経営者が競争相手
の米国企業にくらいついてその長所を吸収し、最終的には競争相手を蹴散らす
勝者になることを期待します。


■自分を知ることが一番難しい

 「自分を知ることが一番難しい」というのは多くの方が実感するところだと
思いますが、会社(企業組織)においても同じです。社長(マネージャー)は
孤独な仕事だといわれますが、それは部下が社長(マネーシャー)に腹を割っ
てざっくばらんに話をするのが難しいからです。

 上司の機嫌を損ねたくない部下は、社長(マネーシャー)に心地の良い情報
だけを伝えがちですが、それでは自ら(自分の会社)を正確に把握するのは困
難です。全体像を知るためには、部下に「都合の悪い情報」も包み隠さず報告
させる必要があるのです。

 バフェットは、買収先の企業運営に口を出さないことで有名ですが、何もし
ないわけではありません。買収先企業の社長には、定期的に詳細な報告を求め、
状況はすべて把握しています。

 大事なのは、どのような悪い内容の報告を受けても、傘下企業の社長を非難
したり小言を言ったりすることが無い点です。バフェットも人間ですから腹に
据えかねることもあるでしょうが、もしそこで傘下企業の社長を叱ってしまっ
たら、次から悪い内容の報告をしなくなるので、じっと耐えて「建設的な解決
策」を「提案」として部下の社長に伝えます。

 バフェットは、「どのような問題にも解決策はあるが、問題そのものの存在
を知らなければ解決しようが無い」と言います。<自ら(の問題)をきちんと
認識してこそ、勝利できる>と理解している点で、バフェットは<孫子の教え
をマスターしている>と言えるかもしれません。

(大原浩)

☆8月26日に「バフェットに学ぶ【永久不滅投資法】」−損を出さないで永
 遠に資産を増やすことは可能か−(同友館)が発刊されます。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4496050803/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=7399&creativeASIN=4496050803&linkCode=as2&tag=iforum-22

☆BIg tomorrow 9月号(7月25日発売)に、「バフェット流」
 に関するインタビュー記事が掲載されています(評判がよかったとのことで、
 9月18日発売の増刊号に再掲載予定です)。

☆「メビウスの資産倍増計画」に出演しました。テーマはスバリ「バフェット」です。
https://www.youtube.com/watch?v=jBqdgHgBd78&feature=youtu.be

【大原浩のバフェットの本】

日本株で成功する バフェット流投資術 (日本実業出版社)
企業情報を読み解け! バフェット流<日本株>必勝法=永久保有銘柄を見抜く18のポイント(日本実業出版社)
『勝ち組投資家は5年単位でマネーを動かす』(PHP研究所)
「バフェットからの手紙」に学ぶ(2014)大原浩著 昇龍社<Kindle版>
★「バフェットからの手紙」に学ぶ(2013)大原浩著 昇龍社<Kindle版>
 http://goo.gl/iz1GUV
★GINZAX30社! 大原浩著 昇龍社<Kindle版>
 上巻
 下巻
 GINZAXグローバル経済・投資研究会・代表大原浩著


*ブログ「大原浩の金融・経済地動説」http://www.actiblog.com/ohara/

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
 ては御自身の責任と判断で願います。)

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【お知らせ】

バフェットに学ぶ【永久不滅のナンバーワンになるための競争力】

 おかげさまで、12冊目(電子出版を除く)の著作となる、「バフェットに
学ぶ【永久不滅投資法】」―損を出さないで永遠に資産を増やすことは可能かー
(同友館)が無事発刊の運びとなりました。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4496050803/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=7399&creativeASIN=4496050803&linkCode=as2&tag=iforum-22

 バフェットは、世界一の投資家として有名ですが、米国ではロックフェラー、
カーネギー、JPモルガン、ビル・ゲイツ、スティーブン・ジョブズなどに匹
敵する、あるいはそれ以上の偉大な経営者として認識されています。

 本書では、そのバフェットの経営手法(トヨタを超える時価総額数十兆円の
バークシャーグループの実質的創業経営者)の核心を「ブランド力」と「仕入
れ力」という二つのキーワードで読み解きます。具体的には、バフェット(バ
ークシャー)傘下の企業が維持している【永久不滅のナンバーワンになるため
の競争力】の本質をバフェット(バークシャー)の投資先の実例を挙げて研究
し、どのような日本企業がそれに当てはまるのか具体的に解説します。

 例えば、現在バークシャー(バフェット)の投資先は多数ありますが、その
中でも重要な企業を、バフェット自身が<主要保険3社>、<ビッグ4>、
<最強5社>と名付けています。本書では、これらの主要投資先だけでは無く、
その他の主要投資先やバークシャーの連結子会社約70社もすべて網羅し解説
しています。

 そして、バークシャー傘下企業のビジネスモデルを「ブランド力」と「仕入
れ力」というキーワードで詳細に研究したうえで、そのビジネスモデルがどの
日本企業に当てはまるのかを具体的に解説しています。

 バフェットはよく、企業の競争力を「堀」に例えますが、まさに本書は「堀
の築き方」に関する解説書です。

 また、巻末には永久不滅投資を成功させるための「バフェット金言集」が掲
載されています。例えば「正しい列車に乗れば金と痛みを節約できる」という
言葉は、投資家・ビジネスマン・経営者の皆様に響くのではないでしょうか?

 何事も最初が肝心です。東京から大阪に行くつもりなのに、青森行の電車に
乗ってしまう投資家・ビジネスマン・経営者の方がたくさんいます。これでは
永遠に目的地にたどり着けません。

 最初に正しい列車に乗れば、あとは駅弁を食べながら窓からの景色を楽しん
だり、居眠りをしていれば良いのです。

 永遠に間違った列車に乗ってさまよい続けるのか、それとも最初に正しい列
車に乗って「成功」という終着駅まで連れて行ってもらえるのか?これはとて
も大きな違いです。

 本書が、「正しい列車」を探し求める皆様方のお役に立てば幸いです。

【目次】
第1章:永久不滅投資法とは?
第2章:安全余裕率―定価を見極めるー
第3章:株価を見てはいけないー他人に惑わされないー
第4章:ブランド力
第5章:仕入れ力
第6章:永久保有銘柄とは
第7章:永久保有銘柄を研究する
第8章:永久不滅投資実行のための基礎知識
第9章:永久不滅投資名言集

(大原浩)

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りになっております。現在、最新〜2005年1月分まで掲載しておりますが、
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炎の投資情報#03 2014/08/25 サンプル

◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆
投資情報メールマガジン                   2014/08/25

         炎 の 投 資 情 報 (第3号)

        −プロが導くお金創造のための投資情報−
                              週1回発行
◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆

 株式投資には不安がつきもの。山あり谷ありの株式相場を冷静に眺めるアナ
リストが発信する情報をお楽しみ頂ければ幸いです。

 志を大きく持たれた読者各位の大いなる発展と成功を祈願しております。
 ご一緒に頑張りましょう!!

    ★当メルマガは等幅フォントでの閲覧を前提にしております★

□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□

              −本日の目次−

         ■はじめに
         ■炎の注目幸福銘柄
         ■炎の取材メモ
         ■次号予告

         報告者:炎のファンドマネージャー

□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□

■はじめに

 炎の投資情報をご購読賜り心より御礼申し上げます。
 無料期間はまだ続きますが、お楽しみ頂いているでしょうか。

 ぜひこの無料の期間に本コンテンツの活用方法を習得頂き、継続的な購読を
賜りましたら幸いです。株は難しいというものではなく楽しむものという発想
を持って頂き、ご一緒に旅する感覚でおつきあい願えれば幸いです。


 創刊号ではカバー銘柄100をお知らせしましたが、その中に入っていなか
ったSOL Holdings(6636)を新たなカバー銘柄とさせて頂き
ますので宜しくお願いします。
 インドネシアでのスーパーソルガム事業を成長の中核にして投資家にアピー
ルしている企業です。同社の宮島社長とはかつてジャストシステム時代におい
て取材させて頂くなど面識を持っていますが、また新たな交流をしてみようと
考えています。(炎)


□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□


■炎の注目幸福銘柄

 上げたり下げたりしながらの上昇トレンドが続く株式相場で成果を上げるた
めには最強のポートフォリオ構築に努めることが必要です。

 指数の売り買いによって得られる利益は短期的な売買に向いていますが個別
株投資は中長期スタンスでのリターンを上げるためのオーソドックスな手法で
すが、ビジネスの動向、時流性と株価の水準に留意しながらの投資戦略が求め
られます。


 投資家はリターンを求めてリスクマネーを投じます。リスクは投資した瞬間
から発生しますが、限定的な資金を投じる個人投資家はできるだけリスクを最
小化することを心掛けないとなりません。

 投資対象の事業内容、業績、経営者、中長期ビジョン、全体相場動向、株価
水準、時価総額と経常利益水準、投資タイミングなど検討すべきテーマを経て
投資決定に至るプロセスを絶えず持つこともリスクを回避するポイントとなり
ます。


 本メルマガでは筆者の注目銘柄を報告することで読者の皆様の銘柄選定のヒ
ントとして頂ければ幸いです。結果はその他様々な要因にて左右されますが、
究極の成果向上が皆様の幸福につながるという意味を込めて「炎の注目幸福銘
柄シリーズ」とさせて頂きます。


第1回目の今回はアドソル日進(3837)。

 社会インフラシステム開発に強みをもつ企業で、中期高成長期待が高まって
いる炎のファンドマネジャー一押しの銘柄です。

 第2号で報告しましたIRポートフォリオにも入っていますので、既に研究
されているかと思いますが、本日はその要点を改めてご報告致します。


【サマリー】

 1976年に設立された同社は独立系のシステム開発会社として社会システ
ム事業を中核にユビキタス事業、金融システム事業を展開。大手企業や公共向
けの情報システムの開発及びソリューションの提供並びに商品化と販売を行う
企業として着実な歩みを続けています。
 ICT産業の急速な発展が見られた2000年代に入り、事業活動が活発化。
2007年2月にはJASDAQ市場への上場を果たしました。特定のメーカ
ーやユーザーに依存し過ぎない中立的な立場を持った独立系企業としての強み
を発揮し、創業以来、顧客の特有な業務に対応するノウハウを長期間蓄積して
きた点が同社の強みです。
 また、PMP有資格者89名に代表される優秀な開発スタッフを抱え、特徴
あるコア技術を中核としたソリューションを次々と提供。社会インフラのシス
テム構築を数多く手掛け、エネルギー、鉄道、道路、通信、金融等におけるI
CT企業としての事業基盤を構築してきました。

 企業の基幹システムや鉄道、航空、道路などの公共交通機関の管理システム、
ガスや発電などのエネルギー・ライフライン、広域防災や医療ネットワークに
加えて金融機関等のサービスに至るまで暮らしに関わる普遍的な社会インフラ
の幅広い分野に同社のノウハウと技術が活用され、ユビキタス社会へ向けての
新たな技術開発や新商品開発にも結びついています。
 高度成長時代から少子高齢化時代を迎え、戦後構築された社会インフラが各
方面で老朽化。安倍政権の新成長戦略の中には社会インフラの再生復活が盛り
込まれており、同社としても今後、社会システムの再構築という大きな潮流を
チャンスと見てスマートグリッド、スマートハウス、ビッグデータ、M2M
(マシンTOマシン)、クラウド、高齢化社会(医療、介護)をキーワードと
した新たな事業領域、新たなICT需要を取り込む計画で中・長期的な成長が
期待されます。


【同社をめぐるいくつかの意外なポイント】

1)アベノミクスを推進する立役者となっている静岡県立大学教授で内閣官房
 参与である本田悦郎氏が同社の顧問となっている。

2)本田氏は上田社長と同郷で和歌山県出身である。

3)同社はインド出身者がシリコンバレーで設立したセキュリティ関連の有力
 企業と20年もの間交流してきた。上田社長は春先に米国シリコンバレーに
 出張し同社を訪れたとされる。今月は先方が日本を訪れミーティングをした
 ようだ。

4)上田社長はベテランの経営者だが、きわめてアグレッシブにアクションを
 起こしつつある。株価の上昇にポジティブ。新中期計画の策定を水面下では
 策定中だ。

5)2016年の電力自由化をビジネスチャンスとして捉えている。

6)JASDAQ上場よりも東証2部上場の方がビジネス上の信用力が高まる
 と考えている。

7)上田社長はM&Aに対しての関心が高い。同業者同士の経営統合にも関心
 がある。

8)ポスト東京オリンピックを既に念頭に入れている。


【株価動向】

 2007年のIPO時(公募価格3,150円)の最高値は5,380円で、
その際の時価総額は約40億円でした。その後、リーマンショックが起きて一
気に景気が悪化したこともあり成長期待の高かった同社の業績も2008年3
月期をピークに2010年3月期のボトムまで低迷したことで、株価は201
0年には582円まで下落し、時価総額は8.8億円まで落ち込みました。
 業績の変動による株価の変動が如実に結果として表れており、今後も業績の
変動に伴って株価は変動する可能性は否定できませんが、現状は業績も株価も
アップトレンドの中にあります。

 今期は第1四半期の経常利益が73百万円で前年同期の12百万円を大きく
上回っています。同社の業績は第1四半期と第3四半期が穏健で第2四半期と
第4四半期で稼ぐパターンが通例で今期もそうしたパターンが見込まれます。
 通期予想の経常利益375百万円を期初に出していますが、第1四半期発表
後にこの計画は変えていません。実際にはかなりの確率で経常利益400百万
円以上に上方修正されると想定されます。

 また、現在の中期計画では2016年3月期に年商100億円、営業利益5
億円を掲げており、最終年度の予想EPSは70.7円が見込まれます。
 上場後7年が経過し業績の再拡大へ向けた事業展開の流れは今後一層株価に
反映されると考えられます。配当性向は30%を目標としており、実績配当金
は2013.3期の年25円から2014.3期は年36円(3分割実施後の
下期配当金は8円、年間ベースで12円)を実施。今期は年17円、中期計画
の最終年度となる2016年3月期は年22円を予定しています。

 成長を先取りする形で昨年から本年初にかけて株価は3倍以上となりました
が、ここに来てやや調整の動きが見られます。しかしながら、基本的な成長性
と潜在能力は高いため、改めて見直されるものと期待されます。


【日本プロセス(9651)と提携】

 事業エリアや顧客基盤の重ならない同業企業として日本プロセスを選定。業
務資本提携を行うことになりました。
 同社は日本プロセス株31万1000株(5.61%)を8月8日付で92
0円買い付け、日本プロセスは同社株24万7000株を(5.41%)87
1円で買い付けしました。

 日本プロセス株は筆頭株主SBIファンドの持ち株、同社株は自己株の一部
を充当し、それぞれが持ち合う形となりました。

 最近の事例ではテノックス(1905)と太洋基礎工業(1758)の自己
株を用いた株の持ち合い及び事業提携がありましたが、両社の株価はその後、
堅調に上昇している状況が見られます。

 今回も既に日本プロセス株が堅調に上昇しています。一方で同社株はまだ大
きな株価上昇には至っていません。


【投資テーマ】

1)国土強靭化関連

社会インフラシステム開発
セキュリティシステム

2)M2M、IOT関連


【流動性も留意】

 過去の株価は流動性に乏しいという同社株の特徴から激しい株価の変動が見
られましたが、直近は株式3分割によって比較的流動性が高まってきました。
とは言え、大口の投資家が買い付けするアクションを起こした場合、値が飛び
やすいので注意が必要です。

 現状は850円前後をボトムとして950円前後までの変動が見られます。
今後も流動性の低さには留意が必要かと思われます。

 短期投資には不向きながら中長期的な視点で投資する投資家にはぜひ関心を
持って頂きたい。


□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□

■炎の取材メモ

1.メディビックG(M2369) 時価286円

 8月18日15時からのミーティングはとても面白いものとなりました。

 8月上旬の海外出張の目的はアジアを中心にした同社のグローバル展開にあ
ったようです。今回の出張は来年につながる話となります、再生医療への関心
は世界中で高まっているようで、とりわけ日本の再生医療は世界最先端という
こともあって治療費は1回300万円と高いのですが富裕層が関心を持ってい
るという話です。一般人は知らない再生医療の世界が存在していて、同社は既
にそうした海外での市場ニーズを見据えているということなのです。

 中にはそうした話を私がしても海外では騙されるのがオチだとか訝しく思わ
れる方もお見えになるのかも知れません。また、同様に同社が売上、利益とも
見るべきものがない中で株価がついている点に懸念を抱いておられる投資家が
おられるのかも知れません。

 疑いを持ちだすと同社株などは買えないのでしょうが、再生医療の未来や遺
伝子検査、検体バンク、ビッグデータに関連した事業展開に取り込もうとして
いる点に対しての評価はまだ売上、利益がない他の高い株価がついている銘柄
と比べてみれば多少は関心を持って頂いても良いかと思います。

 それにしてもなかなか株価が上がりませんので、同社株を見ている方は長す
ぎる調整局面だとの印象を持たれているのかも知れません。

 「もうはまだなり、まだはもうなり。」の相場格言では同社の時価286円
は、もうそろそろ上がっても良いようだが、まだまだ上がらないかも・・。

 まだ上がりそうもないが、もうそろそろ上がるのでは・・。

 どっちに転んでもずばりのことは言えませんが、何も変化のない経営は考え
られません。中間期の決算は予定している3億円の収入が期ずれしてしまった
結果で喜多見社長は3Q、4Qに向けて必達との決意を私にされていたという
ことだけをお伝えしておきますが、それよりも9月から10月にかけて予定さ
れている発表リリースがあるという点を念頭に入れて今後とも注意して見守り
たいと思います。
 なお、筆頭株主であったリゾート&メディカル社の保有株はゼロになったと
いうことですので、これによる上値圧迫はなくなったと考えられます。


【再生医療のインフラ構築で活躍】

 再生医療ビジネスではそれを支えるインフラ構築が不可欠です。同社は検体
バンクなどのインフラを担う点で他の創薬ベンチャーとはまったくと言って良
いほど異なったビジネスを展開しようとしています。

 その一つが先般発表した富士フィルムイメージングシステムズと連携したI
Cタグ付きマルチジャケットです。これは案外大きな材料です。これだけで株
価は1回はストップ高してもおかしくない材料なのですが、株価はまったく反
応薄でした。

 ICタグ付きマルチジャケットは検体容器に「被せるだけ」でデジタル情報
を検体に付与することが出来る画期的な製品です。登録した情報は専用の検体
管理システムで管理することが出来、さまざまなユーザ課題を解決する製品で
す。

 今後国内外で再生医療が進展した場合、サンプルの見える化ニーズが出てき
ます。国内の大学病院等から集めて流通させるというビジネスには不可欠な製
品です。
 検体数が膨大な中国などからの引き合いもあり、単価が1個100円でも決
まれば億単位になりますのでいきなり数億円から数十億円ものビッグビジネス
となる可能性を秘めています。
 このほか、簡単にがんの発見ができるがん検査分野でも大手企業の健康福祉
の一環で数万人規模の社員の検査を担うなど保険適用ではない高単価ビジネス
の展開を企図しているもよう。
 国立がんセンターでも少量血液で13種類のがんが発見できるという新検査
システムを2018年に実用化させるということで話題になっていますが、同
社が活用しようしている、ある特許化されたがんマーカー(同社は実施権を譲
渡されています)も話題を呼ぶと考えられます。


【テーマ】

 再生医療、遺伝子検査、ビッグデータ、予防医学、セキュリティ、認知症対
策、ガン検査、再生医療インフラ、最適医療プラットフォーム、医療SNS


====

2.日本管理センター(3276) 時価1443円

 8月18日に決算説明会実施。その翌日の安値1243円から週末の145
1円まで16%余り上昇。

 オーナーから賃貸資産を一括で借上げし、収益性の向上とリスクマネジメン
トを実行するプロパティマネジメントを主力事業として展開。中間期で過去最
高決算達成、通期上方修正含み。例年下期に向けて積み上がっていくので想定
以上に堅調な決算であった。
 通期の業績計画は変えていないが、上方修正の余地がある。

◎新規申込契約戸数通期12000戸 第2四半期実績6263戸(52.2%)
◎期末サブリース数通期56000戸 第2四半期末52182戸
◎サブリース戸数純増数 7300戸 第2四半期末 3467戸 予定通り
◎期中平均入居率    88.8% 第2四半期末 89.9% かなり良い
◎新規獲得パートナー数   90社 第2四半期実績 72社 順調


・東京圏中心のビジネスから地方を見据えた展開。
・都市高齢者の地方への住み替えを支援⇒日本創成会議
・地方への分散化
・ふるさぽの展開
・賃貸住宅再生(スーパーリフォーム)ビジネスにも展開
・将来の震災発生に備えた不動産購入・売却サポート事業
・ネクスト(不動産情報サイト)
 ⇒ネット化の遅れの改善 これまでは広告のみだったが活用の幅が広がる
・利益成長率 毎期20%以上
・配当性向 40%以上を維持
・ROE 30%以上を確保
・2015年12月期経常利益17億円
・2016年12月期経常利益21億円
・直近の株価は上昇、成長性への評価


====

3.タカショー(7590) 時価493円

 中間期の業績下方修正で株価売られたが、今回の説明会では通期の業績を変
えていないことについての説明がありました。
 上期は季節商品がシェードなど中心に想定を下回り、業績は売上、利益とも
計画を下回ったが、下期は本来なら業績がダウンするはずが、案外強気の計画
に修正している点が驚きでした。

そのポイントは、

売上面では

1)プロ向けが下期伸びる(104%から108%へ)
 ⇒新商材強化、ハウスメーカーとの取り組み強化

2)ギフトカタログ市場が新規の売上貢献

3)国際事業の売上伸長⇒グローバル化の本格化


 利益面では、自社工場生産品比率のアップによる粗利の改善や生産性向上、
物流費等経費の削減による営業費用の圧縮

 通期業績の下方修正がないのであれば、時価493円水準は割安感が出てき
ますが、果たして同社の思惑通りに下期の業績が達成できるのか多少まだ不安
感があります。
 同社の業績はガーデニングの特性から上半期に売上と利益が偏重していたの
ですが、今期の下期が達成されるとなれば業績は平準化されるものと考えられ
ます。今後もそうしたトレンドが続く可能性もあり、PERがまだ8倍台とい
うこともありますので、見直しの余地があります。

時価493円
今期予想EPS55.29円 PER8.9倍
実績BPS583円 PBR0.85倍
今期予想一株配当金 17円 予想配当利回り3.45%


 グローバルな指向をしていて同社がかつて参入に失敗した米国でのビジネス
展開を積極化させようとしている点が印象的でした。また日本市場はローカル
市場だと言い切った点も印象に残りました。


□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□

■次号予告

 次号では「炎の気になる復活IPO銘柄」と題して直近1年内に上場したI
PO銘柄で上場時に比べ株価水準が大きく下落した銘柄に焦点を当てて報告す
ることにします。

 先週は気になっていたトレックスセミコンダクター(6616)がストップ
高を演じるなど株価水準が低下した有望IPO銘柄の復活が目につきます。そ
うしたことからアビスト(6087)、ムゲンエステート(3299)、ニュ
ートンFC(7169)、OATアグリ(4979)、メドピア(6095)
などの銘柄に焦点を当てたいと思いますので宜しくお願いします。


□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□

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