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投資情報メールマガジン 2014/05/27
イ意 の 近 道
−プロが導く「億」資産への近道− 週5回発行
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【ご挨拶】
将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析やコラムを参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!
★当メルマガは等長フォントでの閲覧を前提にしております★
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−本日の目次−
(本日の担当:石川臨太郎&大原浩)
◆コラム「有料メルマガライブラリから(106)」:石川 臨太郎
◆コラム「ファブレス・メーカーはブランドを売る企業である」:大原浩
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◆コラム「有料メルマガライブラリから(106)」
有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライ
ブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を再編集して毎週掲載い
たします。自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致し
ないことを予めご了承下さい。
=「日本の株式市場は株価の上昇期に入ってきたように感じられる状況です」=
(有料メルマガ第210回・2013/1/15配信号)
※注 2013年1月現在の内容ですので留意下さい。
去年の11月15日以前の日本の株式市場なら、米国市場などで株価が下が
ると、日本市場の株価が上がるようなことはほとんどありませんでした。
また、日経225や個別株でも、寄り付きから株価が下落傾向にあると、そ
のまま安くなって、大引けにかけて株価が寄り付きの株価を上回ることは、め
ったにありませんでした。
しかし最近は、前場まで株価が安くても、後場に入ると一転して高くなるよ
うなケースが頻繁に見られるようになりました。
まだまだ多くの投資家が疑心暗鬼の状況で、おそるおそる株を買っている中
で、強気で攻めの姿勢を貫いている投資家は、かなりの好成績を確保している
ことが、ネットで多くのブログをみていると、感じられるようになりました。
自分の投資している銘柄群も、寄り付きから下げていても、後場から高くな
るものも多くなり、そろそろ上げ終わって休みの期間に入ったかなどと考えて、
他の銘柄にシフトすると、手放した銘柄が翌日から大きく上昇して、ホゾを噛
むことが多くなりました。
これからの研究銘柄にしたいと考えて、いくつかの銘柄のIRに質問をして
みました。帝国電機製作所と同じように、株価が大きく下落したアルコニック
スについても質問してみました。
アルコニックスは確かに前期比減益予想ですが、株価が2000円どころか
ら1100円近くまで、半値近くも下落するような業績ではありません。
アルコニックスの出身母体の双日が、アルコニックスの株を手放しているこ
とはEDINETなどで見て知っていましたが、今回、双日とアルコニックス
の関係をIRに質問してみて、すでに資本関係がゼロになっているということ
を知りました。
つまりアルコニックスの株価が暴落した理由は、双日の売りと、株価の下落
に恐れをなした他の投資家の追随の売りによって引き起されたのだと考えまし
た。双日の出資はすでにゼロになっているとのことで、これからは株価に関係
なく売ってきた双日の売りが一切出てこないということは、アルコニックスの
株価にとっては朗報だと思います。
一旦株価が大きく下がってしまうと、その影響が薄れるまではなかなか株価
は反発しません。投資環境が悪かったことも、株価の重石となりました。
しかし、この業績で、この株価は安すぎると考えた投資家が恐る恐るアルコ
ニックスの株を買い始めると、どうしても売らなければならない双日のような
大株主以外の投資家は、もしかしたらアルコニックスの株価は業績などから考
えた適正な株価に戻り始めたのかもしれないと、やはり少しずつ資金を投下し
始めます。
『半値戻しは全値戻し』※という相場格言があるように、アルコニックスの
株価は投資環境の好転もあり、戻り続ける可能性が充分あると感じるようにな
りました。
※株価が値下がり幅の半分まで回復してきた(半値戻し)ということは相当の
上昇エネルギーを持っているはずだから、今後全値(それまでの高値)まで
戻るものだ、という考え方
【中略】
年末のテーマ型銘柄研究として取り上げたドラッグストア3社(マツモトキ
ヨシホールディングス、ココカラファイン、カワチ薬品)の株価の動きを見て
いると、ある日突然、大きく下げて、翌日は大きく反発してしまうというよう
なことが交代のように起こります。
【後略】
経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎
★有料メルマガはこのほかにも特定銘柄を挙げて詳細研究する「銘柄研究」が
あります。ご興味がある方はぜひ一度ご購読下さい。
本日配信の有料メルマガでは、世界中にニーズがある強い製品を持ち、今後
の好業績が期待でき、低PER低PBRで、人気の株主優待企業を、研究銘柄
として掲載しています。
また、コラムでは、「『善く戦うものは、不敗の地に立ち而(しか)して敵
の敗を失わざるなり(=戦上手は、自軍を絶対不敗の態勢に置いて、しかも敵
の隙は逃がさずとらえるのだ)』という孫子の兵法に学んで、60歳からの株
式投資戦略を実行するには最高の投資環境にあるのではないだろうか」と題し、
定年後における投資のあり方と考え方そして戦略を、自身の経験に基づいて示
唆しています。また、決算短信発表後に株価が上昇している今後の研究銘柄候
補5銘柄についても言及しています。
今週金曜までに購読された方には、もれなく今週配信号も差し上げます。
是非この機会にご購読下さい。
有料メルマガは週1回・火曜日配信です。
詳細は
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過去サンプル(研究銘柄)
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過去サンプル(コラム)
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http://okuchika.jugem.jp/?eid=4222
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(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者
の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、
当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が
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◆コラム「ファブレス・メーカーはブランドを売る企業である」
=【永久不滅投資法】の真髄=
「バフェット流」と大きくクロスオーバーする【永久不滅投資法】では、
「良い企業を安く買う」ことが重要なポイントです。しかし、「良い企業であ
ればいつ買っても損はしない」のも事実です。
つまり、良い企業であれば永久に稼ぎ続けるので、(よほどのバブルでない
限り)どのようなタイミングで購入しても、最終的には大きな投資収益を上げ
ることができるというわけです。
問題は株価よりも(もちろんこれも重要な要素ですが…)、その企業(ビジ
ネスモデル)が今後も高い収益を維持できるかどうかということです。それを
判断するためには、企業を様々な観点からじっくり研究しなければならないの
ですが、今回は「ファブレスメーカー」というキーワードについてお話します。
さて、最近3Dプリンターが飛躍的に発展・普及していますから、それほど
遠く無い将来にすべての家庭が「製品を製造するメーカー」になる日がやって
くるかもしれません。もちろん、それでも製鉄や原油の精製などの重工業は残
るでしょうが、デジカメ、スマホ、タブレットを自宅で「生産」するようにな
る可能性は十分あります。そうなれば、我々が現在メーカーと呼んでいる企業
は、「3Dプリンター用のデジタル設計図」を販売する「図面販売業」に変わ
るかもしれません。
もちろん、そんな将来の話をしなくても、最近の世界を見渡せば、工場を持
たないファブレス・メーカーが市場を牽引しています。
世間にもっともよく知られている代表例はアップルでしょう。商品の製造は
台湾や韓国などのメーカーに委託しているファブレス・メーカーです。同社の
製品は日本のメーカーの部品を使用しているだけでは無く、サムスンを始めと
する韓国勢、台湾や中国のメーカーなどが製造を行っているのは誰もが知って
いる事実です。しかしだからといって、アップルのブランドが傷つくことはあ
りません。ある一定以上の品質の製品を製造することは、最先端の製造装置を
輸入すれば、台湾、韓国、中国など多くの国々の数えきれないほどのメーカー
でできます。少なくとも工業製品においては「高品質の製品」というのは、競
争力を持たなくなっています。二束三文の値段で売られている製品でも、大概
の場合使うのにそれほど不便を感じない程度の品質は備えているからです。
したがって消費者は、どこでだれが製造した製品であるかということにほと
んど関心を持ちません。お金を払うのはアップルというブランドに対してなの
です。その中には、製品コンセプトの革新性、経営者のゆるぎない哲学など色々
なものが含まれます。もし、工業製品がブランド力を持たなければ、それはバ
フェットがいう「コモディティー」にしかすぎません。この場合のコモディテ
ィーとは、商品自体が特別な価値を持たずに生産すれば生産するほど価格競争
に巻き込まれて利ザヤが減少し、企業にとってメリットが無い商品のことです。
もちろん、永久不滅投資において、「コモディティー型」の企業に投資する
ことはありません。必ずしもファブレスである必要はありませんが(ただ、そ
の方が経営上ブランド価値の向上に専念できる)、永久不滅のブランドを持っ
ている企業に投資をすべきなのです。
(グルメ投資家おーちゃん改め、大原浩)
【大原浩の本】
★日本株で成功する バフェット流投資術 (日本実業出版社)
http://goo.gl/ZIzYtF
★企業情報を読み解け! バフェット流<日本株>必勝法=永久保有銘柄を見
抜く18のポイント(日本実業出版社)
http://goo.gl/nrtqVO
★『勝ち組投資家は5年単位でマネーを動かす』(PHP研究所)
http://goo.gl/1543MI
★「バフェットからの手紙」に学ぶ(2014)大原浩著 昇龍社<Kindle版>
http://goo.gl/Blo6KT
★「バフェットからの手紙」に学ぶ(2013)大原浩著 昇龍社<Kindle版>
http://goo.gl/iz1GUV
★GINZAX30社! 大原浩著 昇龍社<Kindle版>
(上巻)+(下巻)
GINZAXグローバル経済・投資研究会・代表大原浩著
http://goo.gl/4KKYjG
http://goo.gl/ePeowm
*ブログ「大原浩の金融・経済地動説」http://www.actiblog.com/ohara/
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。)
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「億の近道」のwebはバックナンバー閲覧を重点に置いた、ブログ風の作
りになっております。現在、最新〜2005年1月分まで掲載しておりますが、
順次過去分を追加していく予定です。コメントなどはつけられませんが、まと
め読みなどに是非ご利用下さい。
http://okuchika.net/
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以外行っておりません。紛らわしい名称のサービスは弊社と一切関係ありませ
んのでご注意下さい。
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編集者:億の近道発行プロジェクト
発行者:NPO法人イノベーターズ・フォーラム
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