市場潮流

 今週(27〜31日)の東京株式市場は、日経平均株価で477円(3.1%)下落となりました。1月月間では1376円の下落となり、リーマンショック直後の08年10月(2682円の下落)以来の下げ幅となりました。

 アルゼンチンや中国、トルコなど新興国経済への不安が高まるなか、米FRBの量的緩和縮小が継続、日本株の重荷となりました。国内企業の13年4〜12月期決算が本格化しつつあり、概ね想定通りの好決算が相次いでいますが、個別銘柄はともかく、全体を押し上げる材料とはなっていません。

 来週を展望しますと、7日(金)に米国の雇用統計(1月)の発表、9日(日)に東京都知事選の投開票を控えており、基本的に模様眺め機運が継続すると思われます。
 一方で、4日(火)にはトヨタ(7203)が3Q決算を発表します。既に発表があった新日鉄住金(5401)、アルパイン(6816)なども自動車関連事業が好調に推移しており、トヨタをはじめ大手自動車メーカーの決算への期待が高まっています。

 また、来年度(14年度)企業業績のアナリスト予想も重要です。営業利益ベースで10%超の増益が予想されていますが、円安の進行、米国など主要先進国の景気回復の恩恵により、一段の上方修正となれば、リーマンショック前の07年度の営業利益を上回る最高益更新が視野に入ってきます。
 新興国リスクが先進国経済および国際金融資本市場へ及ぼす影響は限定的でしょう。
 企業業績の好調に加え、海外発の不透明感が薄れてくれば、国内株式相場は再び中長期的な上昇基調を回復するとみています。

(水島寒月)

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億の近道2014/01/31


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             −本日の目次−
          (本日の担当:水島寒月)

        ◆コラム「市場潮流」:水島寒月

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◆コラム「市場潮流」

 今週(27〜31日)の東京株式市場は、日経平均株価で477円(3.1
%)下落となりました。1月月間では1376円の下落となり、リーマンショ
ック直後の08年10月(2682円の下落)以来の下げ幅となりました。

 アルゼンチンや中国、トルコなど新興国経済への不安が高まるなか、米FR
Bの量的緩和縮小が継続、日本株の重荷となりました。国内企業の13年4〜
12月期決算が本格化しつつあり、概ね想定通りの好決算が相次いでいますが、
個別銘柄はともかく、全体を押し上げる材料とはなっていません。

 来週を展望しますと、7日(金)に米国の雇用統計(1月)の発表、9日
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ると思われます。
 一方で、4日(火)にはトヨタ(7203)が3Q決算を発表します。既に
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関連事業が好調に推移しており、トヨタをはじめ大手自動車メーカーの決算へ
の期待が高まっています。

 また、来年度(14年度)企業業績のアナリスト予想も重要です。営業利益
ベースで10%超の増益が予想されていますが、円安の進行、米国など主要先
進国の景気回復の恩恵により、一段の上方修正となれば、リーマンショック前
の07年度の営業利益を上回る最高益更新が視野に入ってきます。
 新興国リスクが先進国経済および国際金融資本市場へ及ぼす影響は限定的で
しょう。
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後の公共投資増加による恩恵を大きく受けると同時に、海外での事業も積極化
しており、円安も味方にする戦略をもつ企業を、研究銘柄として掲載していま
す。
 また、コラムでは、「投資環境の変動に振り回されないで、これからも業績
が上向いていく企業の株に投資していきたい。」と題し、いくつかの銘柄を取
り上げながら、株価の動きに耐えられる安定的基盤を作ることを提唱していま
す。また、今後の研究銘柄候補として、世界でもトップクラスのメーカーを挙
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日差し

 間もなく1月も終わり、日一にちと明るさが増していることを実感でき、ようやく夜長の時期が過ぎようとしています。あと2ヵ月もすれば昼の方が長くなり寒さも緩む、明るい季節の始まりとなります。

 さて、昨年11月の経常収支が5,928億円の赤字に沈みました。年間の所得収支は15.6兆円と増加していますが輸入の急増で貿易収支が大幅に悪化したことによります。12月の貿易赤字も1.3兆円と前年比2倍に拡大し、昨年度1年間では11兆円強の貿易収支赤字とのことです。秋頃には80兆円近くになる輸入に対してJカーブ効果に期待する輸出の伸びがどの程度になるかが話題になっていましたが、残念ながら第三四半期も輸出は振るわず70兆円に届かない結果となりました。

 以前より何度も指摘されていた、まさに政策無き(既得権造り)エネルギー行政と産業の空洞化、交易条件の悪化、日本製品のコモディティー化などが重なった結果です。現状維持なら今後も徐々に経常収支の悪化が進行することでしょう。これが継続すると輸入物価が先導するインフレとなる悪い円安を招きます。高価な石化燃料を仕入れる電力会社も背に腹は代えられず、利益を出すためには節電論議を封印してでもせっせと電気を使ってもらい、並行して徐々に値上げを浸透させて原発の処理費用を捻出しようとの魂胆(produced by経産省)のようです。天下りに利用していた電力会社や関係会社社員の現在だけでなく将来までをも犠牲にし困難な仕事をさせ、且つ原発処理も発電維持も、全て失敗によるツケを国民に廻してしまう政治無策、無責任行政。こんな無能な連中が百戦錬磨の中国共産党と丁々発止とやっていくなぞ無理と落胆しているのは私くらいでしょうか。
 もちろん原発を直ぐにでも動かせと言うつもりはありませんが、代替策が無いにもかかわらず「即停止せよ!」と言うだけで戦略の無い、近視眼的、且つ有権者受けのお題目を唱えるだけの無責任政治家にはご退場いただきたいと思っています。

 いつの選挙でも、取りあえず耳触りの良い有権者向けのキャッチフレーズだけ振りまく無責任候補は洋の東西を問わず沢山おりますが、今度の都知事選はどうなるのでしょう。

 さて気分を替えて・・・。株式市場もここ数日の日差しのように一進一退(よりちょっと前向き)といった具合に考えていましたが、今月は1ヶ月かけて10%近い調整をしました。ここ最近は乱高下が激しく、まさに投機ファン
ドとデイトレのゲーム場と化しています。新興国の為替を動かし、そのついでに株式市場の市場心理を利用して儲けたい。つまり何か理由を作っては相場を動かして儲けたいのでしょう。それが彼らの本業ですから止むを得ませんが…。出来るだけ振り回されないよう気を付けましょう。
 アルゼンチンペソが13%も下落したなども株式市場に悪影響を及ぼしましたが、この原因はアルゼンチン政府によるインフレ対策(インフレ隠し?)の弱点を投機マネーが突いただけであろうと考えられます故、景気状況や資金動向を踏まえれば国内株式市場にはそれほどの影響や調整は無いだろうと思っています。
 昨年まではNISAを始めとして様々な楽観見通しが大勢を占めていましたが、企業の今後の予想や消費税増税による悪影響などがこれから織り込まれてゆく相場になるのでしょうから、今月は割安銘柄を探す良い機会を提供してくれた調整だったと捉えています。

 市場には待機資金が溢れています。政府主導のバブルが始まっている訳ですし景気動向も徐々にではありますが好転してくるでしょうから、投資をエンジョイするべく色々と研究する良い機会です。短中期的には株式市場が面白いでしょうし、中長期的には新興国の債券などを仕入れるタイミング待ちかなと考えています。
 注意するところは、2月から連休頃までの株式市場において急な上げ方をするようなら、今年に就いてはそこが当面の高値になる可能性もあると感じています。何故かと言えば、活況相場が予想外に早まってしまうとその後に続く上昇要因が見つからないからです。せいぜい「黒田バズーカ第二弾」に期待する程度でしょうか。

 オマケですが、たまには銘柄を・・・。
 東洋機械が大幅上方修正をしました。為替の影響が大きいようですが、売り上げも徐々に伸びているようですから国内もアジア圏でも設備投資は悪くないのだと感じています。為替が100円台を維持するようなら実質的には3月末(年度)でもう少し利益が伸びると思います。この観点からはOKKや油研工などの渋い銘柄も収益改善が期待できるのではと考えています。
 また石川臨太郎さん銘柄ですが、エイチワンや萩原工業など中間決算で出し惜しみをしていた会社も、少なくとも今期の数字に就いては期待できそうです。5月頃に発表される来期決算については控えめな数字が出るかもしれませんので、まずは4月頃までの方向性として。

(街のコンサルタント)

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             −本日の目次−
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       ◆コラム「日差し」:街のコンサルタント

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◆コラム「日差し」

 間もなく1月も終わり、日一にちと明るさが増していることを実感でき、よ
うやく夜長の時期が過ぎようとしています。あと2ヵ月もすれば昼の方が長く
なり寒さも緩む、明るい季節の始まりとなります。

 さて、昨年11月の経常収支が5,928億円の赤字に沈みました。年間の
所得収支は15.6兆円と増加していますが輸入の急増で貿易収支が大幅に悪
化したことによります。12月の貿易赤字も1.3兆円と前年比2倍に拡大し、
昨年度1年間では11兆円強の貿易収支赤字とのことです。秋頃には80兆円
近くになる輸入に対してJカーブ効果に期待する輸出の伸びがどの程度になる
かが話題になっていましたが、残念ながら第三四半期も輸出は振るわず70兆
円に届かない結果となりました。

 以前より何度も指摘されていた、まさに政策無き(既得権造り)エネルギー
行政と産業の空洞化、交易条件の悪化、日本製品のコモディティー化などが重
なった結果です。現状維持なら今後も徐々に経常収支の悪化が進行することで
しょう。これが継続すると輸入物価が先導するインフレとなる悪い円安を招き
ます。高価な石化燃料を仕入れる電力会社も背に腹は代えられず、利益を出す
ためには節電論議を封印してでもせっせと電気を使ってもらい、並行して徐々
に値上げを浸透させて原発の処理費用を捻出しようとの魂胆(produced by経産
省)のようです。天下りに利用していた電力会社や関係会社社員の現在だけで
なく将来までをも犠牲にし困難な仕事をさせ、且つ原発処理も発電維持も、全
て失敗によるツケを国民に廻してしまう政治無策、無責任行政。こんな無能な
連中が百戦錬磨の中国共産党と丁々発止とやっていくなぞ無理と落胆している
のは私くらいでしょうか。
 もちろん原発を直ぐにでも動かせと言うつもりはありませんが、代替策が無
いにもかかわらず「即停止せよ!」と言うだけで戦略の無い、近視眼的、且つ
有権者受けのお題目を唱えるだけの無責任政治家にはご退場いただきたいと思
っています。

 いつの選挙でも、取りあえず耳触りの良い有権者向けのキャッチフレーズだ
け振りまく無責任候補は洋の東西を問わず沢山おりますが、今度の都知事選は
どうなるのでしょう。

 さて気分を替えて・・・。株式市場もここ数日の日差しのように一進一退
(よりちょっと前向き)といった具合に考えていましたが、今月は1ヶ月かけ
て10%近い調整をしました。ここ最近は乱高下が激しく、まさに投機ファン
ドとデイトレのゲーム場と化しています。新興国の為替を動かし、そのついで
に株式市場の市場心理を利用して儲けたい。つまり何か理由を作っては相場を
動かして儲けたいのでしょう。それが彼らの本業ですから止むを得ませんが…。
出来るだけ振り回されないよう気を付けましょう。
 アルゼンチンペソが13%も下落したなども株式市場に悪影響を及ぼしまし
たが、この原因はアルゼンチン政府によるインフレ対策(インフレ隠し?)の
弱点を投機マネーが突いただけであろうと考えられます故、景気状況や資金動
向を踏まえれば国内株式市場にはそれほどの影響や調整は無いだろうと思って
います。
 昨年まではNISAを始めとして様々な楽観見通しが大勢を占めていました
が、企業の今後の予想や消費税増税による悪影響などがこれから織り込まれて
ゆく相場になるのでしょうから、今月は割安銘柄を探す良い機会を提供してく
れた調整だったと捉えています。

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ョイするべく色々と研究する良い機会です。短中期的には株式市場が面白いで
しょうし、中長期的には新興国の債券などを仕入れるタイミング待ちかなと考
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ます。何故かと言えば、活況相場が予想外に早まってしまうとその後に続く上
昇要因が見つからないからです。せいぜい「黒田バズーカ第二弾」に期待する
程度でしょうか。

 オマケですが、たまには銘柄を・・・。
 東洋機械が大幅上方修正をしました。為替の影響が大きいようですが、売り
上げも徐々に伸びているようですから国内もアジア圏でも設備投資は悪くない
のだと感じています。為替が100円台を維持するようなら実質的には3月末
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ドバイ現地報告〜その2〜

 前回は、ドバイ滞在中でドバイの街中の印象をお伝えしました。
 今回はドバイ視察を通じて感じた日本からのビジネス可能性についてお伝えします。

 前回少し触れましたが、ドバイではUAE国民(1割)と外国人労働者(9割)で構成される社会です。
 UAE国民は、非常に優遇されていて、所得も高くほとんど実労働することなくお金の入ってくるしくみ(原油ビジネスやその他合弁ビジネス)を構築しています。

 つまり、ドバイでは外国資本がドバイ国内でビジネスを展開しようと考えれば、現地のUAEの人と組んで合弁でビジネスを始めるしか手法が無く、実際には実労働は外国人がビジネスを展開し、UAE側は資本家としてビジネスの恩恵に預かるという形式が一般的のようです。

 こうしたUAE現地人は、お金があってそれほど仕事も忙しくないので基本的には「消費」に貪欲で、お金を使う事に意識が集まっています。ショッピングモールなどでも、大きな消費を行う層はこうしたUAE現地人とその家族です。

 UAE現地人向けには主に欧州系のブランドが深く浸透しており、高級ブランドがひしめいています。

 もうひとつ、ドバイには年間5,000万人もの観光客が訪問しているという話でした。こうしたドバイ訪問の観光客もUAE現地人ほどではありませんが、高級ブランドの対象者であると言えます。

 一方で、ドバイは下級のマーケットも充実しています。ペルシア湾に面するドバイは昔から貿易の中継点として利用されていた港です。それは今も変わらずに発展を続けていて、現在では中東・アフリカ・ロシア近隣諸国などに対して貿易の中継点として大きな見本市としての市場が形成されています。

 つまり、中東・アフリカ・アジア西部の諸国のバイヤーがドバイに集まり、そこで自国で必要な商品を購入して原産国からドバイを中継して輸出すると言う構造になっています。

 ですから、ドバイの市場ではこうした発展途上国向けの商品があふれかえっており、そこで活発な商品の移動が行われています。

 こうした発展途上国向けマーケットではもちろん商品単価は安くなければ通用しません。

 高級路線と低価格路線の両極端なマーケットが並立する国、と言うのがドバイの特徴だと言えます。

 そして、最期に日本からのビジネス可能性です。結論で言うと日本のメーカー、小売り、サービスがドバイで成功する可能性は十分にあります。なぜならばドバイの市場ではほぼ全くと言ってよいほど日本メーカーの商品を見かけないからです。

 高級価格路線では欧州系のブランド品が圧倒的に強く(一部米国のブランドも存在する)、中級〜下級価格では中国・韓国メーカーが非常に力を入れて浸透している様子です。

 日本のメーカーは、自動車以外ではほぼ目にしないため、大きなチャンスがあるとも言えます。現地でヒアリングをしても日本商品に対するイメージは

「高品質」、「高価格」

というイメージがあるようです。

 ですから日本のメーカーは、高級価格路線で「高級ブランド」で押していくか、「中品質、低価格」で中国、韓国メーカーと争っていくか、どちらかに立ち位置を決めて、戦っていけば大きく成長することができる市場だと感じました。

株式会社マネーライフプランニング
代表取締役 小屋 洋一
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◆コラム「ドバイ現地報告〜その2〜」

 前回は、ドバイ滞在中でドバイの街中の印象をお伝えしました。
 今回はドバイ視察を通じて感じた日本からのビジネス可能性についてお伝え
します。

 前回少し触れましたが、ドバイではUAE国民(1割)と外国人労働者(9
割)で構成される社会です。
 UAE国民は、非常に優遇されていて、所得も高くほとんど実労働すること
なくお金の入ってくるしくみ(原油ビジネスやその他合弁ビジネス)を構築し
ています。

 つまり、ドバイでは外国資本がドバイ国内でビジネスを展開しようと考えれ
ば、現地のUAEの人と組んで合弁でビジネスを始めるしか手法が無く、実際
には実労働は外国人がビジネスを展開し、UAE側は資本家としてビジネスの
恩恵に預かるという形式が一般的のようです。

 こうしたUAE現地人は、お金があってそれほど仕事も忙しくないので基本
的には「消費」に貪欲で、お金を使う事に意識が集まっています。ショッピン
グモールなどでも、大きな消費を行う層はこうしたUAE現地人とその家族で
す。

 UAE現地人向けには主に欧州系のブランドが深く浸透しており、高級ブラ
ンドがひしめいています。

 もうひとつ、ドバイには年間5,000万人もの観光客が訪問しているとい
う話でした。こうしたドバイ訪問の観光客もUAE現地人ほどではありません
が、高級ブランドの対象者であると言えます。

 一方で、ドバイは下級のマーケットも充実しています。ペルシア湾に面する
ドバイは昔から貿易の中継点として利用されていた港です。それは今も変わら
ずに発展を続けていて、現在では中東・アフリカ・ロシア近隣諸国などに対し
て貿易の中継点として大きな見本市としての市場が形成されています。

 つまり、中東・アフリカ・アジア西部の諸国のバイヤーがドバイに集まり、
そこで自国で必要な商品を購入して原産国からドバイを中継して輸出すると言
う構造になっています。

 ですから、ドバイの市場ではこうした発展途上国向けの商品があふれかえっ
ており、そこで活発な商品の移動が行われています。

 こうした発展途上国向けマーケットではもちろん商品単価は安くなければ通
用しません。

 高級路線と低価格路線の両極端なマーケットが並立する国、と言うのがドバ
イの特徴だと言えます。

 そして、最期に日本からのビジネス可能性です。結論で言うと日本のメーカ
ー、小売り、サービスがドバイで成功する可能性は十分にあります。なぜなら
ばドバイの市場ではほぼ全くと言ってよいほど日本メーカーの商品を見かけな
いからです。

 高級価格路線では欧州系のブランド品が圧倒的に強く(一部米国のブランド
も存在する)、中級〜下級価格では中国・韓国メーカーが非常に力を入れて浸
透している様子です。

 日本のメーカーは、自動車以外ではほぼ目にしないため、大きなチャンスが
あるとも言えます。現地でヒアリングをしても日本商品に対するイメージは

「高品質」、「高価格」

というイメージがあるようです。

 ですから日本のメーカーは、高級価格路線で「高級ブランド」で押していく
か、「中品質、低価格」で中国、韓国メーカーと争っていくか、どちらかに立
ち位置を決めて、戦っていけば大きく成長することができる市場だと感じまし
た。

株式会社マネーライフプランニング
代表取締役 小屋 洋一
http://www.mlplanning.co.jp/

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有料メルマガライブラリから(93)投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか

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 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。

==「投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか」==
  (有料メルマガ第46回・2009/11/10配信号)


【前略】

 本日は、株式市場というバトルフィールドで生き残るための戦闘技術的なものを書いていく前に、株式投資の普通免許の取得とはどの程度の資産を作ることを目標としたらよいのかという点について、私の考えを書かせていただこうと思います。

 普通免許としての目標額は、20年で1億程度の資産を作ることを想定しています。サラリーマンを30年続けても、定年時に3000万円から5000万円程度の資産さえ残すことは難しいといわれています。すずめの涙程度しかつかない預貯金の金利では、なかなか金融資産を増やせないからです。

 しかし20年で1億円程度の金融資産を作り出す能力を身につければ、会社生活で何が起こっても、余裕を持って対応することが可能になります。勤めている会社が倒産しても慌てることはありません。自分の精神や身体を蝕むようなストレスが発生した時には、生活のために無理をして取り返しがつかないダメージを受ける前に、「お先に失礼」とさっさと逃げ出すことも可能です。

 案外、人間というのは壊れやすい生き物です。無理を重ねれば、簡単に壊れてしまいます。壊れたままで残りの人生を生きていくのは辛いです。壊れる前に逃げ出す能力も、株式投資でダメージを最小にとどめるための、撤退作戦の場数を踏んでいれば、案外簡単に実行することが可能になるでしょう。

 私は「人生より株式投資のほうが簡単だ。株がバクチなら人生はもっとバクチだ」とよく話します。それだけ人生の方が危険も多ければ、うまく生きられたときの喜びは大きいと考えています。

 株式投資はお金を得るための手段にすぎません。お金を増やせたという満足を得ることはできますが、チームで協同して大きなことを成し遂げるという喜びを味わえるものではないのです。

 いまの若い人たちが会社を直ぐやめるのは、自分で働いた成果を他人に分けなければならない理不尽さに耐えることができない。自分の稼ぎは自分だけのものにしたい。そんな思いがあるようです。個人投資家として行なう株式投資は、まさに自分で考えて実行した成果は、自分でまる取りできる事業のようなものでしょう。

 でも、自分で働いた成果を全部自分のものできても、それほどたいしたことじゃないと考えています。会社生活で一番理不尽だと、たぶん思うことは、公平な人事が行なわれず、客観的に考えて労働成果の配分が自分に不利に行なわれている。こんな思いを抱く人は多いです。恥ずかしながら、私も、そう思っていた一人です。しかし自分で稼いだと思っていることも、実は多くの人の協力があって、初めて成り立っているということを理解することも大事なことだと思います。

 何か問題が起こりそうなとき、大事になる前に、事前にその問題を解消する。そのために多大な苦労や苦痛をしいられる。そして事故は未然に防がれた。でも、これってほとんど評価されないものだと考えています。なんにも問題が起こらなかったからです。

 しかし、自分の手柄にならないから、評価される人事考課の対象にならないからと、この割に合わない仕事を引き受けていてくれる人がいなければ、仕事は、そして企業は存続していくことが出来ないほどのダメージを被る可能性が高くなるでしょう。自分で気づいていないところで、多くの助けを受けられているのが企業の一員として参加する仕事であり、人生でもあると思います。

 株式投資は残念ながら、みんなで協同して一つの仕事を成し遂げる、完成させるという喜びを求めるものではありません。むしろ孤独で寂しく一人信じる道を行くという厳しさが求められるものでもあります。うまくいっても得られるのは「お金」という無機質な満足にとどまります。人間が本当に充実して生きていくために必要な精神的な満足というものではありません。

 何がいいたいかというと、株式投資で少しくらい稼げるようになったからといってサラリーマンをさっさと辞めるなんてもったいない。よほど身の危険がない限り、多くの人の協力で大きなことを成し遂げること可能性にとんだサラリーマン生活を捨てるのはもったいないということです。

 しかしサラリーマン生活を続けていくために、資産運用能力、株式運用能力を高めることが邪魔になることはありません。むしろ余裕を持ってサラリーマン生活を送る助けになってくれるでしょう。お金は人生のフリー切符のようなものです。自分の夢にたどり着くために、とても役に立ってくれるものです。

 「さっさとサラリーマン生活から逃げ出すために株式投資で稼ぎたい」などという消極的な目的のためではなく、安全な無理のない株式投資普通免許を手に入れて、サラリーマン・ライフを余裕を持って大らかに満喫するための一手段として株式投資を有効活用していきたいものだと考えています。

経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎

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億の近道2014/01/28


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投資情報メールマガジン                   2014/01/28

             イ意 の 近 道

         −プロが導く「億」資産への近道−   週5回発行
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
【ご挨拶】
 将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析やコラムを参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!

   ★当メルマガは等長フォントでの閲覧を前提にしております★

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             −本日の目次−
          (本日の担当:石川臨太郎)

   ◆コラム「有料メルマガライブラリから(93)」:石川 臨太郎

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◆コラム「有料メルマガライブラリから(93)」

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==「投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか」==
  (有料メルマガ第46回・2009/11/10配信号)

【前略】

 本日は、株式市場というバトルフィールドで生き残るための戦闘技術的なも
のを書いていく前に、株式投資の普通免許の取得とはどの程度の資産を作るこ
とを目標としたらよいのかという点について、私の考えを書かせていただこう
と思います。

 普通免許としての目標額は、20年で1億程度の資産を作ることを想定して
います。サラリーマンを30年続けても、定年時に3000万円から5000
万円程度の資産さえ残すことは難しいといわれています。すずめの涙程度しか
つかない預貯金の金利では、なかなか金融資産を増やせないからです。

 しかし20年で1億円程度の金融資産を作り出す能力を身につければ、会社
生活で何が起こっても、余裕を持って対応することが可能になります。勤めて
いる会社が倒産しても慌てることはありません。自分の精神や身体を蝕むよう
なストレスが発生した時には、生活のために無理をして取り返しがつかないダ
メージを受ける前に、「お先に失礼」とさっさと逃げ出すことも可能です。

 案外、人間というのは壊れやすい生き物です。無理を重ねれば、簡単に壊れ
てしまいます。壊れたままで残りの人生を生きていくのは辛いです。壊れる前
に逃げ出す能力も、株式投資でダメージを最小にとどめるための、撤退作戦の
場数を踏んでいれば、案外簡単に実行することが可能になるでしょう。

 私は「人生より株式投資のほうが簡単だ。株がバクチなら人生はもっとバク
チだ」とよく話します。それだけ人生の方が危険も多ければ、うまく生きられ
たときの喜びは大きいと考えています。

 株式投資はお金を得るための手段にすぎません。お金を増やせたという満足
を得ることはできますが、チームで協同して大きなことを成し遂げるという喜
びを味わえるものではないのです。

 いまの若い人たちが会社を直ぐやめるのは、自分で働いた成果を他人に分け
なければならない理不尽さに耐えることができない。自分の稼ぎは自分だけの
ものにしたい。そんな思いがあるようです。個人投資家として行なう株式投資
は、まさに自分で考えて実行した成果は、自分でまる取りできる事業のような
ものでしょう。

 でも、自分で働いた成果を全部自分のものできても、それほどたいしたこと
じゃないと考えています。会社生活で一番理不尽だと、たぶん思うことは、公
平な人事が行なわれず、客観的に考えて労働成果の配分が自分に不利に行なわ
れている。こんな思いを抱く人は多いです。恥ずかしながら、私も、そう思っ
ていた一人です。しかし自分で稼いだと思っていることも、実は多くの人の協
力があって、初めて成り立っているということを理解することも大事なことだ
と思います。

 何か問題が起こりそうなとき、大事になる前に、事前にその問題を解消する。
そのために多大な苦労や苦痛をしいられる。そして事故は未然に防がれた。で
も、これってほとんど評価されないものだと考えています。なんにも問題が起
こらなかったからです。

 しかし、自分の手柄にならないから、評価される人事考課の対象にならない
からと、この割に合わない仕事を引き受けていてくれる人がいなければ、仕事
は、そして企業は存続していくことが出来ないほどのダメージを被る可能性が
高くなるでしょう。自分で気づいていないところで、多くの助けを受けられて
いるのが企業の一員として参加する仕事であり、人生でもあると思います。

 株式投資は残念ながら、みんなで協同して一つの仕事を成し遂げる、完成さ
せるという喜びを求めるものではありません。むしろ孤独で寂しく一人信じる
道を行くという厳しさが求められるものでもあります。うまくいっても得られ
るのは「お金」という無機質な満足にとどまります。人間が本当に充実して生
きていくために必要な精神的な満足というものではありません。

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いってサラリーマンをさっさと辞めるなんてもったいない。よほど身の危険が
ない限り、多くの人の協力で大きなことを成し遂げること可能性にとんだサラ
リーマン生活を捨てるのはもったいないということです。

 しかしサラリーマン生活を続けていくために、資産運用能力、株式運用能力
を高めることが邪魔になることはありません。むしろ余裕を持ってサラリーマ
ン生活を送る助けになってくれるでしょう。お金は人生のフリー切符のような
ものです。自分の夢にたどり着くために、とても役に立ってくれるものです。

 「さっさとサラリーマン生活から逃げ出すために株式投資で稼ぎたい」など
という消極的な目的のためではなく、安全な無理のない株式投資普通免許を手
に入れて、サラリーマン・ライフを余裕を持って大らかに満喫するための一手
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波乱相場こそ投資チャンス

 株式相場は今年に入ってやや停滞局面が続いてきましたので、先週の下げについてやや心配されている方も多いのかと思います。年初は強気の声の陰でリスクを意識しない状態が見られましたが、新興国経済など外部経済への懸念の台頭で、1ドル=105円台の円安水準から1ドル=102円台への円高局面が見られ、輸出関連への調整ムードが働く局面となってきました。

 指数的には11月の安値14026円から12月高値16320円までの上げ幅2294円の半値押し、すなわち日経平均で15173円を目途とした調整と考えていますが、相場に想定外の出来事はおきがち。週末のNYダウの大幅下落からはなおも下値を模索する可能性が考えられます。
 昨年はキャピタルゲイン課税のアップ前の利益確定売りが随所に見られましたが、この水準以下では単純に売却した株式を買い戻すチャンスが来ていると前向きに考えておきたいと思います。

 ただ、相場の内容は単純ではないと考えられます。為替動向次第では円安メリット株から内需型に物色気運が高まる可能性もあります。指数が頭重くなればこのところ堅調な中小型株、個別株へシフトする動きがますます強くなる可能性もありますが、指数が顕著に値下がりすると中小型株にも影響します。
 ここでの調整は3月決算の配当取りに向け格好のチャンスだろうと考えられます。株式相場で儲けるにはいかに全体が調整する局面で意中(年間を通じて好成果が期待できる)銘柄をしっかり仕込むかになります。

 まだ買いそびれているNISA投資家にとっても投資するチャンスが生まれます。ここでは全体相場の上げ下げに関係なく年間を通じて上昇トレンドが期待される銘柄に投資するチャンスが生まれていると前向きに考えていきたいところです。

 新興市場の通貨安、世界経済の混乱を日本は自国の経済の復興を果たしながら収拾する役割を米国とともに担っています。海外市場に比べてアベノミクスがベースになっている日本にはまだ期待できる要素があります。1年間のアベノミクス相場の進化は成長戦略の具現化で新たな局面が期待されます。

 株高の恩恵を受けた投資家はそのお金をどこに振り向けるでしょうか?
 消費にしろ投資にしろお金の潮流はとどまることを知りません。法人税の引き下げというネタも出てきました。円安で海外資本が日本市場に関心を寄せているという事実もあります。投資家は自助努力でこうした調整局面でこそ新たな投資成果が得られる銘柄を見出していくことが必要です。
 相場の潮流を見極めながらここでの投資チャンスを大いに活用したいところです。

(炎)

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上昇トレンド下の低PBR銘柄


 株式相場全体が調整すると個別銘柄の投資意欲も落ちてしまいがちですがそんなことはお構いなしに銘柄の研究をしていく皆さんには更なる資産増強の機会が待っています。

 読者の皆さんから私に送られてくる感想はよく個別銘柄を堂々と掲載しているなとの素直なご意見ですが私は株式市場の発想で個別銘柄を語ることもありますがあくまでも企業の投資価値を論じたいと考えています。

 投資家それぞれの投資判断は企業への投資価値が高いのかどうかが基本になります。全体相場の動向によって株価は変動を起こす面もありますが、実際には全体相場よりもその企業が置かれている状況、成長への意欲、取り組んでいる事業の内容がポイントとなります。
 市場での評価が低水準のままであれば、その企業価値に見合った株価形成がなされる必要が出てきます。

 投資信託や年金運用に関わるプロ投資家は多くはサラリーマン的なのでそうした市場評価の銘柄を見落としている場合もあります。個人投資家の皆さんはしっかりと有望銘柄を見出して自らのリスクマネーを投じることができます。

 見落とされている銘柄の多くはしっかりとしたアナリスト向けのIR(説明会など)を行っていない場合もあります。そうした銘柄を見出すための労力を惜しまずにしっかりと有望銘柄を探すことにしましょう。

 いよいよ3月期決算銘柄の第3四半期決算の発表シーズンとなります。株主の多くは持っている銘柄の動向に注目されていると思います。億の近道の読者の皆さんもここでは決算内容をしっかり吟味していくことにしてはいかがでしょうか。


【この低PBR銘柄の焦点】

 個別材料株は株価が上がっている間は良いのですが、全体相場が波乱になると買いの主体の事情で上昇が止まってしまうことがよくあります。私が現在研究中の銘柄は多くは仮に全体相場が下落しても下値が堅い低PBR銘柄です。
 低PBR銘柄と言っても1倍割れの銘柄ではなく0.5倍割れ銘柄です。しかも実質無借金経営で成長性が見い出せる銘柄、配当利回りが平均以上という銘柄です。ここではその代表的な2銘柄を提示しておきたいと思います。

1)大成温調(1904)

 400円どころの水準から先週にかけ466円の高値まで上昇。PBRは0.3倍台で万年割安銘柄としての存在。他の空調設備工事関係銘柄も含めて同セクターの銘柄はいずれも評価が低いのが背景かと見られます。中国やベトナム、インド、フィリピンといった新興国への進出が見られますので、今週はやや調整の動きに入るのかと考えられます。

 ただ、中間期の受注が31%増となるなど建設需要全般の回復から受注は好調。今後は引き続きオリンピック開催の東京での需要増や本格的な復興需要等も期待され、株価を下支えしそう。例年下期、特に第4四半期に利益が偏る点が問題で第3四半期の業績までは赤字となる可能性があるものの、今期は中間までの赤字幅が昨年に比べ小さいので下期以降の業績推移に注目。中間期段階での借入金を除いた実質現預金が73億円(前期末は100億円以上)と実質時価総額61億円を20%近く上回っている点や13円配当も魅力的。

2)テノックス(1905)

 昨年12月の380円どころから520円まで上昇した後、調整の動き。建設基礎工事の大手で復興需要やオリンピック開催に伴う建設需要、国土強靭化対応での活躍が期待されます。PBRは0.4倍で配当利回り2%台、保有現預金は実質時価総額を20%以上上回っています。
 問題は収益性がどこまで回復しているのかですが、これも中間期の業績が4.2億円となっており、通期の経常利益は単純に言うと7億円というのは堅過ぎる感があります。
 決算説明会を開催していないというIR不足気味の同社ですが、株主通信ではしっかりと自社の成長の可能性を社長が謳っています。

 同社は実は特許をたくさん保有するR&D型の企業なのです。ここから先はぜひ皆さんでご確認ください。きっと面白いことが見い出せるでしょう。


【1−3月期のポートフォリオ構築戦略】

 全体相場の波乱に耐えられる徹底した低PBR、キャッシュリッチ株への投資。有利子負債を除いた実質保有現預金以下の時価総額に甘んじている企業の株式に投資する。
 その成長性が見い出せればPER面でも平均並みの評価がなされる局面が中長期的には期待されます。短期のキャピタルゲイン狙いを避け、大きなリターンを得るためのポートフォリオ戦略を構築する。

(炎)

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)

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