為替市場動向〜大きな社会変化が起きる?「壬・辰」へ〜

 本年最終号をお送りします。いつもご愛読いただきありがとうございます。
 今年は1月5日の年初号とこの最終号を担当することにご縁を感じています。

 年初の1月5日号で2011年の十干十二支(60年サイクル)「辛・卯」にふれました。「辛」は刀で刺す事を意味し「新」に通じ、「卯」は芽や葉が「茂る」に通じ、何かが壊されて新しい芽が出て茂る、と言われる話をお伝えしました。
 今年、日本では天災とその直後に起きた原発事故という人災がこれまでの想定外とされていた事象が次々に現実の恐怖となりました。

 海外では、チュニジアから始まったジャスミン革命から民衆による運動が広がり、アフリカや中東の独裁者国家を壊しました。また、ウォール街で格差是正を叫んだデモ隊は勿論のこと、ロシアでは選挙がらみで、中国でも農民による政府抗議運動はこれまで見られなかった動きです。

 金融の世界では金融の肝である「信用」問題が根底から揺らぎ、資産運用に新たな問題を提起しましたし、国債というノーリスクとされた投資対象がその投資適格度を問われるという想定外の状況がおきました。格下げ機関による先進国の高信用格付け債券の相次ぐ格下げは、自己資本比率の向上という背景もあってリスクゼロの国債を大量に保有する金融機関のバランスシートを直撃し信用度の低下から資金調達を困難にして、新たな金融危機という瀬戸際の緊迫した状況に追い込みました。その後多少緩和したと見られますが、薄氷のごとくだと思います。油断は禁物でしょう。

 ご存知のように、欧州債務問題はギリシャから始まり、いわゆるPIIGSと呼ばれる主に南欧諸国に飛び火、特にユーロ圏第三番目の大国であるイタリーに飛び火。その火種はコア国であるフランスやドイツの信用度低下にもつながりました。フランス国債の格下げも事あるごとに噂されます。この欧州債務問題が市場の大きな火種と認識されてきてから2年が経過しました。その間、様々な問題国への救済政策が打たれましたが、一枚岩でなく欧州共同体小出し対応は市場のスピード反応には遅れをとり、また、今年前半の欧州中銀によるインフレを理由にした2度の利上げもその後の景気に悪影響を及ぼした感があります。政策の遅れやミスは容赦なく市場のターゲットにされます。

 さて、今年の為替市場のベストパフォーマーは日本円であることはよく知られていますが、とにかく対主要通貨でダントツです。主要通貨中、対円で最も売られたのが南アフリカランドで年初来マイナス22%弱、ブラジル・レアルはマイナス14%強など新興国通貨の売りが目立ち、ユーロは6%強、豪ドルは5%弱ちょっとの下落です。また、6月に量的緩和第二弾を終りにし、その後は超短期金利の約2年間継続のみを決めた米国。その米ドルは夏まで売られ続けましたが、ギリシャの債務再編が言われ出した秋以降には実需のドル需要にもつながり切り返しました。とは言え、長いスパンでのドル売りトレンドには確かなピリオードは打たれた兆しは未だ見られません。
 今後は先進国の低金利政策の長期化、緊縮財政により従来の財政政策が打てない状態ですので経済は低成長、回復への道のりは長期化を余儀なくされるものと予想されます。日本を含めたどの先進国も財政問題を抱えた現在。どの国に負のスポットが浴びせられても不思議ではありません。

 10月31日に75円35銭という対ドルで戦後最安値をつけたドル・円。日本政府による大規模介入後、円は77円〜78円を往復して小康状態です。財政問題や低成長などの理由から円が買われる事に違和感を持たれる方も多いと思います。日本のデフレや海外資産の取り崩しによる円回帰が円高の背景とも考えられますが、今後日本の財政問題に本格的な負のスポットがあたり狙いうちされる可能性も否定できません。最近気になるのは、日本国債のCDS(債券保証料取引)がじわじわ上昇して来ている事です。変化はじわじわ作られ、ある日突然姿を大きく現します。

 激動の「辛・卯」の2011年の次は「壬・辰」。一説によると、社会の仕組みを変える端緒が切られる時期を意味するのだそうです。従来の思考の陳腐化、価値観の多元化などが見られるのでしょうか。市場の変化にも敏感に対応していきたいものです。

 最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。

 本年のご愛読に重ねて感謝申し上げるとともに、読者の皆さまには良いお年をお迎えください。

*本号の情報は12月27日のアジア時間の終値レベルをベースにしています。

式町 みどり拝

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。)

このコラムはいかがでしたか?面白かった・役に立ったと思った方は
是非ワンクリックをお願いいたします!
http://clap.mag2.com/phaeuounioクリックだけでも結構ですし、コメントをいただけるともっと嬉しいです!


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億の近道2011/12/28


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投資情報メールマガジン                  2011/12/28号
              イ意 の 近 道

         −プロが導く「億」資産への近道−   週5回発行
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
【ご挨拶】
 将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析やコラムを参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!

   ★当メルマガは等長フォントでの閲覧を前提にしております★

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             −本日の目次−
          (本日の担当:式町みどり)

  ◆コラム「為替市場動向〜大きな社会変化が起きる?「壬・辰」へ〜」
       :式町みどり

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【お知らせ】

 億の近道は、今号が年内最終号となります。
 年末年始スケジュールは以下の通りとなります。

年内最終号 :12/28(水)配信号が年内最後
年末年始休刊:12/29〜1/3
新年配信号 :1/4(水)配信号が新年最初

 本年もご愛読いただき、ありがとうございました。
 今年は震災や原発事故に加え、欧米の経済不安など、後世に振り返ればなん
と多くのことが起きた年だと思うことでしょう。
 それでも人々は前へ進まなければなりません。億の近道が、来年も読者の皆
様の前進する力の一助となれば幸いです。
 良いお年をお迎え下さい。

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◆コラム「為替市場動向〜大きな社会変化が起きる?「壬・辰」へ〜」

 本年最終号をお送りします。いつもご愛読いただきありがとうございます。
 今年は1月5日の年初号とこの最終号を担当することにご縁を感じています。

 年初の1月5日号で2011年の十干十二支(60年サイクル)「辛・卯」
にふれました。「辛」は刀で刺す事を意味し「新」に通じ、「卯」は芽や葉が
「茂る」に通じ、何かが壊されて新しい芽が出て茂る、と言われる話をお伝え
しました。
 今年、日本では天災とその直後に起きた原発事故という人災がこれまでの想
定外とされていた事象が次々に現実の恐怖となりました。

 海外では、チュニジアから始まったジャスミン革命から民衆による運動が広
がり、アフリカや中東の独裁者国家を壊しました。また、ウォール街で格差是
正を叫んだデモ隊は勿論のこと、ロシアでは選挙がらみで、中国でも農民によ
る政府抗議運動はこれまで見られなかった動きです。

 金融の世界では金融の肝である「信用」問題が根底から揺らぎ、資産運用に
新たな問題を提起しましたし、国債というノーリスクとされた投資対象がその
投資適格度を問われるという想定外の状況がおきました。格下げ機関による先
進国の高信用格付け債券の相次ぐ格下げは、自己資本比率の向上という背景も
あってリスクゼロの国債を大量に保有する金融機関のバランスシートを直撃し
信用度の低下から資金調達を困難にして、新たな金融危機という瀬戸際の緊迫
した状況に追い込みました。その後多少緩和したと見られますが、薄氷のごと
くだと思います。油断は禁物でしょう。

 ご存知のように、欧州債務問題はギリシャから始まり、いわゆるPIIGS
と呼ばれる主に南欧諸国に飛び火、特にユーロ圏第三番目の大国であるイタリ
ーに飛び火。その火種はコア国であるフランスやドイツの信用度低下にもつな
がりました。フランス国債の格下げも事あるごとに噂されます。この欧州債務
問題が市場の大きな火種と認識されてきてから2年が経過しました。その間、
様々な問題国への救済政策が打たれましたが、一枚岩でなく欧州共同体小出し
対応は市場のスピード反応には遅れをとり、また、今年前半の欧州中銀による
インフレを理由にした2度の利上げもその後の景気に悪影響を及ぼした感があ
ります。政策の遅れやミスは容赦なく市場のターゲットにされます。

 さて、今年の為替市場のベストパフォーマーは日本円であることはよく知ら
れていますが、とにかく対主要通貨でダントツです。主要通貨中、対円で最も
売られたのが南アフリカランドで年初来マイナス22%弱、ブラジル・レアル
はマイナス14%強など新興国通貨の売りが目立ち、ユーロは6%強、豪ドル
は5%弱ちょっとの下落です。また、6月に量的緩和第二弾を終りにし、その
後は超短期金利の約2年間継続のみを決めた米国。その米ドルは夏まで売られ
続けましたが、ギリシャの債務再編が言われ出した秋以降には実需のドル需要
にもつながり切り返しました。とは言え、長いスパンでのドル売りトレンドに
は確かなピリオードは打たれた兆しは未だ見られません。
 今後は先進国の低金利政策の長期化、緊縮財政により従来の財政政策が打て
ない状態ですので経済は低成長、回復への道のりは長期化を余儀なくされるも
のと予想されます。日本を含めたどの先進国も財政問題を抱えた現在。どの国
に負のスポットが浴びせられても不思議ではありません。

 10月31日に75円35銭という対ドルで戦後最安値をつけたドル・円。
日本政府による大規模介入後、円は77円〜78円を往復して小康状態です。
財政問題や低成長などの理由から円が買われる事に違和感を持たれる方も多い
と思います。日本のデフレや海外資産の取り崩しによる円回帰が円高の背景と
も考えられますが、今後日本の財政問題に本格的な負のスポットがあたり狙い
うちされる可能性も否定できません。最近気になるのは、日本国債のCDS
(債券保証料取引)がじわじわ上昇して来ている事です。変化はじわじわ作ら
れ、ある日突然姿を大きく現します。

 激動の「辛・卯」の2011年の次は「壬・辰」。一説によると、社会の仕
組みを変える端緒が切られる時期を意味するのだそうです。従来の思考の陳腐
化、価値観の多元化などが見られるのでしょうか。市場の変化にも敏感に対応
していきたいものです。

 最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。

 本年のご愛読に重ねて感謝申し上げるとともに、読者の皆さまには良いお年
をお迎えください。

*本号の情報は12月27日のアジア時間の終値レベルをベースにしています。

式町 みどり拝

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
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【年末のご挨拶】

 金曜日執筆担当の「番頭さん」より、年末のご挨拶が届きましたので掲載い
たします。

 数十年後に過去を振り返った時に2011年は日本の転機の年だったという事に
なるでしょう。先手先手の行動を読者の皆様と取る事が出来ればと思います。
本年はありがとうございました。来年も宜しくお願い致します。
(番頭さん)

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【石川臨太郎の有料メルマガ、好評配信中!】

 億の近道(NPO法人イノベーターズ・フォーラム)では、執筆者の石川臨太郎
氏の有料メールマガジンを好評配信中です。

 昨日配信の有料メルマガでは、年末年始合併号として、銘柄研究を2つ掲載
しています。一つは得意分野の技術を極め、世界的にも評価される製品群を開
発し続ける企業と、特色ある分野で高い評価を持ち、再上場を果たした企業の
2つです。
 また、コラムでは最近動意づいている企業や、自社株買いを積極的に行って
いる銘柄などに関して言及しています。
 明日までに購読された方には、もれなく今週配信号も差し上げます。是非こ
の機会にご購読下さい。
 年内お申し込みは、12月29日まで対応させていただきます。
 新年は1月4日よりお申し込みいただけます。
 
有料メルマガは週1回・火曜日配信です。
詳細は http://www.iforum.jp/magazine.htm をご参照下さい。

過去サンプル
 http://okuchika.net/?eid=2170
昨年4/28レポートのコンテンツ
 http://okuchika.net/?eid=2392

なお、この有料メールマガジンの売り上げの一部は億の近道の発行運営に活用
されます。皆様のお申し込みをお待ちしております。

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 「億の近道」のwebはバックナンバー閲覧を重点に置いた、ブログ風の作
りになっております。現在、2005年1月分まで掲載しておりますが、順次
過去分を追加していく予定です。コメントなどはつけられませんが、まとめ読
みなどに是非ご利用下さい。
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 「億の近道」は特定非営利活動法人イノベーターズ・フォーラムの登録商標
です。この名称での有償のサービス等は「石川臨太郎の有料メールマガジン」
以外行っておりません。紛らわしい名称のサービスは弊社と一切関係ありませ
んのでご注意下さい。

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有料メルマガライブラリから(8)

 有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を再編集して毎週掲載いたします。自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。

=投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか=
 (有料メルマガ第76回・2010/06/08配信号)

 過去のコラムでは、株式投資をいろいろなものに例えて説明をしてきました。
 株式投資をドライブに例えて、株式投資は、舗装されていない山道のような悪路を車で走って宝の山に向かうのに似ているとも書きました。

 株式投資をしていると、今回程度のことには時々めぐり合います。古くは私が株式投資を始めて2〜3年目にブラックマンデーに遭遇しました。ちょっと株式投資に自信が出始めたときに起こったのが9.11世界同時テロ。そしてリーマンショックや今回のユーロ崩壊危機。このような思いがけないような事態(=リスク)にめぐり合います。

 私たち株式投資家は、このようにアップダウンが激しく、がけ崩れや、落石もときどき起こす株式市場という、舗装されていない変化に富んだ悪路を宝の山を目指してドライブしているわけです。

 この悪路は厳しいけれど、目的地にたどり着けば、大きなお宝の山が待っているという、素晴らしい黄金道路でもあるのだと考えているから、何度もエンストを起こしながらも走り続けているわけです。

 この危険な黄金悪路を、なるべく安全にドライブし、完走するための技術を身につけることは大事なことだと思います。

 絶対やってはいけない無茶なドライブを強行して、大きな石が崩落してきて「崖から落ちるか、それとも落石に潰されるか」どちらかしか方法がない。こんな不毛な二者択一の選択を迫られるような最悪の事態に追い込まれないことが大事です。

 株式投資というのは、基本的に、緊急事態にいかに対処するかで決着がつく(=成果が決まる)ものだと考えています。自分が想定しなかった相場環境とか、ミスター・マーケット(=市場=他の投資家の行動)の動きとか、今回のような緊急事態にいかに対処するかで勝負の決着(=一時的な短期の投資の成果、利益)がつくものだと考えています。

 しかし、自分の経済的実力を超えた株式投資をしていると、突発事故が起こったときに、選択肢が不毛なものしか残っていないようなところに追い込まれる可能性が高くなります。

 落石があっても、きちんと安全な場所で急停止できるような注意力を養って、危険なときは最初からスピードを落としておくことが重要なことだと考えています。

 普段から、このような不毛な選択に直面しなくても済むように、リスクの管理を行っていくこと(→自分の投資ルールを決めて、きちんと守っていくことなど)で、このような不毛な決断を迫られるような最悪な事態に追い込まれることを避けることが可能になります。

 株式投資でいうところのリスク管理というのは、「不毛な決断を迫られるような状況に追い込まれる可能性を普段から検討していて、そのリスクを事前に回避する」ということです。最初に書いたように「休むも相場」ということでドライブを休止する。嵐の襲ってきたときはドライブをしない。ドライブをするにしてもスピードを落として走る。このような決断をすることが大事です。

 しかし、基本的に中長期投資で株式投資に投資すると決めている。株式投資をすると決めている資金は、常に株式市場に留めたいと考えている、私のような投資家は、どのようなことがスピードを落とした状態になるのでしょうか。

 普段から、そんなことをよく考えます。私が考えついたのは投資家から忘れ去られているような状態で、安値に放置されている低PERかつ低PBRかつ高自己資本比率かつ高配当という4つの黄金条件。この4つの条件に、なるべく多く当てはまる企業で、経常利益が前期比増益になる企業に対する投資を増やしておく。そんなことがスピードを落とすということになるのではないかと考えるようになりました。割安すぎる銘柄は、株価が上がりにくいわけですから、資産の増加スピードは落ちることになるでしょう。こんな銘柄でも株価が下がってしまうかもしれません。このような銘柄でも、投資環境の悪化で耐えられなくなって、投げてくる投資家はいます。でもPBRが0.25倍程度になって、経常増益を過去4期も5期も続けているような企業には、いずれ目をつけて投資してくる投資家が必ず現れてきます。

 「不毛な決断」を迫られるというのは、それ以前の「普通レベルの決定」において繰り返し間違いを犯し続けたために、最後にその清算を迫られているにすぎない状態です。そんなはめに陥らない為に「普通レベルの決定」=自分にとってドライブを中止したり、スピードを落とすということはどのような行動をとることなのかを、普段から決めておくことが、リスク管理をきちんと行なうことになるのだと考えています。

 もちろん低PER、低PBR、高自己資本比率、高配当という4つの条件を2つも、3つも、4つも兼ね備えて持っているような企業で、前期比二桁増益を発表した企業に投資していても、愚かな質の悪い一部の投資家の合理的でない投資行動によって、株価は大きく下がったりしてしまいます。今回の株価下落でも、ポートフォリオの多くの銘柄が大きく下落して、たった1週間で年初来のプラスを失うような落ち込みになったものもありました。

 しかし企業自体に価値があるので、投資環境が普通に戻れば、株価が資産価値から考えて適正なレベルまで回復する可能性は高いことを信じているので、ポジションを維持できています。

 自分に求められている課題は、市場の混乱からついてしまった株価に引きずられて、投売りに付き合わないという、自制心だけです。しかし自分の経済的実力を超えた株式投資を行っていて、今回レベルの投資環境の悪化に巻き込まれると、さすがにこんなことはできなくなります。

 株式投資を行ってきて、過去に大きく利益を上げることができた投資家は、「企業を見る目」はあったのだと思います。ところがそんな投資家が大きな損を出して市場から退場する原因は、「自分を管理する能力が無かった」ことにあることが、ほとんどのような気がします。

 もちろん「企業を見る目が無い」上に「自分を管理する能力が無い」投資家は、今回は生き残れても、いずれは市場から退場させられる羽目に陥る可能性が高いです。

 私も最初に株式投資をスタートして10年くらいたっても、「企業を見る目も無かった」し「自分を管理する能力」も非常に低かったです。しかし臆病だったので常に速度を落とした安全運転で、「休むも相場」を実行してきたことが生き残れた秘訣だったように思えます。

 考えようによっては、株価の大きな下落は、より光り輝く有望な企業に資金をシフトするチャンスのときでもあるのだと考えて、この苦境を乗り切ろうと考えて行動しています。

経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎

★有料メルマガはこのほかにも特定銘柄を挙げて詳細研究する「銘柄研究」がありますので、ご興味がある方はぜひ一度ご購読下さい。
 本日配信の有料メルマガでは、年末年始合併号として、銘柄研究を2つ掲載しています。一つは得意分野の技術を極め、世界的にも評価される製品群を開発し続ける企業と、特色ある分野で高い評価を持ち、再上場を果たした企業の2つです。
 また、コラムでは最近動意づいている企業や、自社株買いを積極的に行っている銘柄などに関して言及しています。
 是非この機会にご購読下さい。

有料メルマガは週1回・火曜日配信です。新年1号は1/10配信予定です。
詳細は http://www.iforum.jp/magazine.htm をご参照下さい。

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)

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億の近道2011/12/27


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投資情報メールマガジン                   2011/12/27

             イ意 の 近 道

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 将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析やコラムを参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!

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             −本日の目次−
          (本日の担当:石川臨太郎)

  ◆コラム「有料メルマガライブラリから(8)」:石川 臨太郎

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 億の近道の年末年始スケジュールは以下の通りとなります。

年内最終号 :12/28(水)配信号が年内最後
年末年始休刊:12/29〜1/3
新年配信号 :1/4(水)配信号が新年最初

以上、よろしくお願い申し上げます。

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◆コラム「有料メルマガライブラリから(8)」

 有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライ
ブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を再編集して毎週掲載い
たします。自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致し
ないことを予めご了承下さい。

=投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか=
 (有料メルマガ第76回・2010/06/08配信号)

 過去のコラムでは、株式投資をいろいろなものに例えて説明をしてきました。
 株式投資をドライブに例えて、株式投資は、舗装されていない山道のような
悪路を車で走って宝の山に向かうのに似ているとも書きました。

 株式投資をしていると、今回程度のことには時々めぐり合います。古くは私
が株式投資を始めて2〜3年目にブラックマンデーに遭遇しました。ちょっと
株式投資に自信が出始めたときに起こったのが9.11世界同時テロ。そして
リーマンショックや今回のユーロ崩壊危機。このような思いがけないような事
態(=リスク)にめぐり合います。

 私たち株式投資家は、このようにアップダウンが激しく、がけ崩れや、落石
もときどき起こす株式市場という、舗装されていない変化に富んだ悪路を宝の
山を目指してドライブしているわけです。

 この悪路は厳しいけれど、目的地にたどり着けば、大きなお宝の山が待って
いるという、素晴らしい黄金道路でもあるのだと考えているから、何度もエン
ストを起こしながらも走り続けているわけです。

 この危険な黄金悪路を、なるべく安全にドライブし、完走するための技術を
身につけることは大事なことだと思います。

 絶対やってはいけない無茶なドライブを強行して、大きな石が崩落してきて
「崖から落ちるか、それとも落石に潰されるか」どちらかしか方法がない。こ
んな不毛な二者択一の選択を迫られるような最悪の事態に追い込まれないこと
が大事です。

 株式投資というのは、基本的に、緊急事態にいかに対処するかで決着がつく
(=成果が決まる)ものだと考えています。自分が想定しなかった相場環境と
か、ミスター・マーケット(=市場=他の投資家の行動)の動きとか、今回の
ような緊急事態にいかに対処するかで勝負の決着(=一時的な短期の投資の成
果、利益)がつくものだと考えています。

 しかし、自分の経済的実力を超えた株式投資をしていると、突発事故が起こ
ったときに、選択肢が不毛なものしか残っていないようなところに追い込まれ
る可能性が高くなります。

 落石があっても、きちんと安全な場所で急停止できるような注意力を養って、
危険なときは最初からスピードを落としておくことが重要なことだと考えてい
ます。

 普段から、このような不毛な選択に直面しなくても済むように、リスクの管
理を行っていくこと(→自分の投資ルールを決めて、きちんと守っていくこと
など)で、このような不毛な決断を迫られるような最悪な事態に追い込まれる
ことを避けることが可能になります。

 株式投資でいうところのリスク管理というのは、「不毛な決断を迫られるよ
うな状況に追い込まれる可能性を普段から検討していて、そのリスクを事前に
回避する」ということです。最初に書いたように「休むも相場」ということで
ドライブを休止する。嵐の襲ってきたときはドライブをしない。ドライブをす
るにしてもスピードを落として走る。このような決断をすることが大事です。

 しかし、基本的に中長期投資で株式投資に投資すると決めている。株式投資
をすると決めている資金は、常に株式市場に留めたいと考えている、私のよう
な投資家は、どのようなことがスピードを落とした状態になるのでしょうか。

 普段から、そんなことをよく考えます。私が考えついたのは投資家から忘れ
去られているような状態で、安値に放置されている低PERかつ低PBRかつ
高自己資本比率かつ高配当という4つの黄金条件。この4つの条件に、なるべ
く多く当てはまる企業で、経常利益が前期比増益になる企業に対する投資を増
やしておく。そんなことがスピードを落とすということになるのではないかと
考えるようになりました。割安すぎる銘柄は、株価が上がりにくいわけですか
ら、資産の増加スピードは落ちることになるでしょう。こんな銘柄でも株価が
下がってしまうかもしれません。このような銘柄でも、投資環境の悪化で耐え
られなくなって、投げてくる投資家はいます。でもPBRが0.25倍程度に
なって、経常増益を過去4期も5期も続けているような企業には、いずれ目を
つけて投資してくる投資家が必ず現れてきます。

 「不毛な決断」を迫られるというのは、それ以前の「普通レベルの決定」に
おいて繰り返し間違いを犯し続けたために、最後にその清算を迫られているに
すぎない状態です。そんなはめに陥らない為に「普通レベルの決定」=自分に
とってドライブを中止したり、スピードを落とすということはどのような行動
をとることなのかを、普段から決めておくことが、リスク管理をきちんと行な
うことになるのだと考えています。

 もちろん低PER、低PBR、高自己資本比率、高配当という4つの条件を
2つも、3つも、4つも兼ね備えて持っているような企業で、前期比二桁増益
を発表した企業に投資していても、愚かな質の悪い一部の投資家の合理的でな
い投資行動によって、株価は大きく下がったりしてしまいます。今回の株価下
落でも、ポートフォリオの多くの銘柄が大きく下落して、たった1週間で年初
来のプラスを失うような落ち込みになったものもありました。

 しかし企業自体に価値があるので、投資環境が普通に戻れば、株価が資産価
値から考えて適正なレベルまで回復する可能性は高いことを信じているので、
ポジションを維持できています。

 自分に求められている課題は、市場の混乱からついてしまった株価に引きず
られて、投売りに付き合わないという、自制心だけです。しかし自分の経済的
実力を超えた株式投資を行っていて、今回レベルの投資環境の悪化に巻き込ま
れると、さすがにこんなことはできなくなります。

 株式投資を行ってきて、過去に大きく利益を上げることができた投資家は、
「企業を見る目」はあったのだと思います。ところがそんな投資家が大きな損
を出して市場から退場する原因は、「自分を管理する能力が無かった」ことに
あることが、ほとんどのような気がします。

 もちろん「企業を見る目が無い」上に「自分を管理する能力が無い」投資家
は、今回は生き残れても、いずれは市場から退場させられる羽目に陥る可能性
が高いです。

 私も最初に株式投資をスタートして10年くらいたっても、「企業を見る目
も無かった」し「自分を管理する能力」も非常に低かったです。しかし臆病だ
ったので常に速度を落とした安全運転で、「休むも相場」を実行してきたこと
が生き残れた秘訣だったように思えます。

 考えようによっては、株価の大きな下落は、より光り輝く有望な企業に資金
をシフトするチャンスのときでもあるのだと考えて、この苦境を乗り切ろうと
考えて行動しています。

経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎

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しています。一つは得意分野の技術を極め、世界的にも評価される製品群を開
発し続ける企業と、特色ある分野で高い評価を持ち、再上場を果たした企業の
2つです。
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いる銘柄などに関して言及しています。
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2011年を振り返って

 2011年の私の億の近道コラムも本日で最後です。皆さんにとって2011年はどのような年になりましたか?
 3月11日までは例年通り、期待感の高い状況だったかと思いますが、3月11日14時46分の大震災発生で相場展開が変わってしまいました。それでも滅多に起きない大自然の驚異を株式市場は冷静に受け止めたと見て良いかと思います。

 日経平均やTOPIXなど全体相場は昨年末(日経平均で10228.92円)に対して18%ほど下の水準に留まっています。
 残りの相場で指数が上がったとしても2011年は陰線で終わることになると考えられます。このように全体相場が調整を続けており、それに連動して主力銘柄は低迷してしまいましたが、個別には活躍した銘柄もあります。
 上場銘柄3600のうちの9割が低迷か横ばい傾向を辿っている一方でおよそ10%の個別銘柄は何らかの活躍を見せました。

 かつては資産株だった東京電力株が大きく値下がりし、大震災による生産停滞と円高の進展で業績が悪化したトヨタやソニー、パナソニックといった輸出関連企業も大きく値を下げてしまいました。海運株や証券、銀行株、商社株、自動車、機械、鉄鋼などのセクター銘柄が調整色を強めてしまいました。

 一方で好業績の国内型銘柄は比較的底堅い展開となりました。震災復興に絡んで五洋建設(1893)、ハザマ(1719)などの海洋ゼネコン、中型ゼネコンの株価が堅調となりました。また、大東建託(1878)、桧家HD(1413)などの好業績住宅関連銘柄の株価が年を通じて上昇傾向を辿りました。
 介護、調剤薬局など高齢化関連企業やグリー(3632)に代表されますソーシャルゲーム企業も人気化しました。
 これらの多くは業績の裏づけがあってのものですので業績向上が株価の上昇になっている点では市場は健全であることが理解されます。

 株式市場に特有の仕手系材料株としては五洋建設や若築建設(1888)、東亜建設(1885)、東洋建設(1890)のような浚渫株のほか、新日本理化(4406)のようにボトムからピークまで14倍にもなった銘柄も登場しました。
 年前半はまったく見向きもされなかった銘柄が年後半になって見直されたきちり(3082)やファーマフーズ(2929)、テンポスバスターズ(2751)、ハブ(3030)といった外食、食品関連企業の株価も人気化しました。
 2011年のIPO銘柄の中では3月に東証1部に上場したカルビー(2229)がボトムから高値まで株価が約2倍になったほか、10月にJASDAQに上場した日本管理センター(3276)が1600円の公募価格から6100円まで3.8倍となるなど急騰銘柄と低迷銘柄に二極化。短期売買者に公募株が渡るので、短期で売ろうとする投資家の株式を長期スタンスの投資家が拾うという構図から上場直後の安値を買っておくと銘柄にもよるが、結構大きなリターンが得られる状況が見られます。

 2011年の投資環境は海外市場の先行き不透明感から投資家の慎重姿勢が見られますが、PERやPBR、配当利回りといった指標面からは下支えされており、決して悪い状況ではなかったように思われます。ただ、大半の銘柄は評価を下げ、右肩下がりのトレンドを余儀なくされてしまいました。
 2012年もまた同様の傾向が続くでしょうが、自助努力で業績を向上させられる企業を中心に投資家からの評価が高まっていくことになるでしょう。
 また、2011年に評価を下げ続けてきた主力銘柄の中にも復活銘柄が登場することも予想されます。

 投資家は長期的な成長株と成長株の仲間入りする銘柄と主力銘柄の中から復活する銘柄を見出してポートフォリオとして構築しないとなりません。

 2011年はもう間もなく大納会を迎えますが、2011年のご愛読に感謝申し上げますとともに来る2012年が皆様にとって良い年となりますよう祈願したいと思います。

皆様、良いお年をお迎え下さい。

(波野磯平)

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)

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2012年のポートフォリオを選定しよう!!


 そろそろ2012年を展望してポートフォリオを組む時期になりました。
 2011年は長期保有の主力銘柄を売って個別銘柄に的を絞りポートフォリオを組んできましたが、2012年は以下の選定条件の下でポートフォリオを構築してみようと考えていますが皆さんはどのようなポートフォリオを組まれますか?

選定条件
1)2011年にそれほど活躍しなかった銘柄から選定
2)低PER、低PBR銘柄、高配当利回り銘柄

コア銘柄候補
1.住友化学(4005)278円 12円配当
2.新日本製鉄(5401)187円 3円配当
3.三菱電機(6503)703円 13円配当
4.りそなHD(8308)340円 12円配当
5.商戦三井(9104)296円 5円配当
6.豊田通商(8015)1330円 39円配当

中小型銘柄
1.進和(7607)851円 33円配当
2.理研計器(7734)545円 17円配当
3.イマジカロボット(6879)389円 15円配当
4.ナカニシ(7716)7070円 100円配当
5.ヤマトインターナショナル(8127)358円 18円配当
6.東陽テクニカ(8151)810円 38円配当
7.モリタHD(6455)411円 10円配当
8.大日精化(4116)340円  12円配当
9.メディカルシステムNW(4350)783円 30円配当
10.ヤーマン(6630)1174円 36円配当

【1億円モデルポートフォリオ】
 安定したリターンを求める投資家向け

  銘柄/株価/株数/投資金額/年間配当金
1.住友化学(4005)/278円/5万株/1400万円/60万円
2.新日本製鉄(5401)/187円/10万株/1900万円/30万円
3.三菱電機(6503)/703円/1万株/700万円/13万円
4.りそなHD(8308)/340円/10万株/3400万円/120万円
5.商船三井(9104)/296円/3万株/900万円/15万円
6.豊田通商(8015)/1330円/5000株/660万円/19万円
7.理研計器(7734)/545円/3000株/160万円/5万円
8.ナカニシ(7716)/7070円/200株/140万円/2万円
9.東陽テクニカ(8151)/810円/2000株/160万円/7万円
10.モリタHD(6455)/411円/3000株/120万円/3万円
11.大日精化(4116)/340円/5000株/140万円/6万円
12.メディカルシステムNW(4350)/783円/2000株/160万円/6万円
13.ヤーマン(6630)/1174円/1000株/120万円/3.6万円

投資額合計 9960万円
年間配当金 290万円
配当利回り 2.9%

 キャピタルゲインは未知数だが、3%近いインカムゲインが見込めるポートフォリオ。同じ内容で1000万円ポートフォリオも構築可能

(波野磯平)

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)

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億の近道2011/12/26


■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
投資情報メールマガジン                   2011/12/26

             イ意 の 近 道

         −プロが導く「億」資産への近道−   週5回発行
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
【ご挨拶】
 将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析やコラムを参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!

   ★当メルマガは等長フォントでの閲覧を前提にしております★

===================================

             −本日の目次−
          (本日の担当:波野磯平)

 ◆コラム「2011年を振り返って」:波野磯平
 ◆コラム「2012年のポートフォリオを選定しよう!!」:波野磯平

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【お知らせ】

 億の近道の年末年始スケジュールは以下の通りとなります。

年内最終号 :12/28(水)配信号が年内最後
年末年始休刊:12/29〜1/3
新年配信号 :1/4(水)配信号が新年最初

以上、よろしくお願い申し上げます。

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◆コラム「2011年を振り返って」

 2011年の私の億の近道コラムも本日で最後です。皆さんにとって2011
年はどのような年になりましたか?
 3月11日までは例年通り、期待感の高い状況だったかと思いますが、3月
11日14時46分の大震災発生で相場展開が変わってしまいました。それで
も滅多に起きない大自然の驚異を株式市場は冷静に受け止めたと見て良いかと
思います。

 日経平均やTOPIXなど全体相場は昨年末(日経平均で10228.92
円)に対して18%ほど下の水準に留まっています。
 残りの相場で指数が上がったとしても2011年は陰線で終わることになる
と考えられます。このように全体相場が調整を続けており、それに連動して主
力銘柄は低迷してしまいましたが、個別には活躍した銘柄もあります。
 上場銘柄3600のうちの9割が低迷か横ばい傾向を辿っている一方でおよ
そ10%の個別銘柄は何らかの活躍を見せました。

 かつては資産株だった東京電力株が大きく値下がりし、大震災による生産停
滞と円高の進展で業績が悪化したトヨタやソニー、パナソニックといった輸出
関連企業も大きく値を下げてしまいました。海運株や証券、銀行株、商社株、
自動車、機械、鉄鋼などのセクター銘柄が調整色を強めてしまいました。

 一方で好業績の国内型銘柄は比較的底堅い展開となりました。震災復興に絡
んで五洋建設(1893)、ハザマ(1719)などの海洋ゼネコン、中型ゼ
ネコンの株価が堅調となりました。また、大東建託(1878)、桧家HD
(1413)などの好業績住宅関連銘柄の株価が年を通じて上昇傾向を辿りま
した。
 介護、調剤薬局など高齢化関連企業やグリー(3632)に代表されますソ
ーシャルゲーム企業も人気化しました。
 これらの多くは業績の裏づけがあってのものですので業績向上が株価の上昇
になっている点では市場は健全であることが理解されます。

 株式市場に特有の仕手系材料株としては五洋建設や若築建設(1888)、
東亜建設(1885)、東洋建設(1890)のような浚渫株のほか、新日本
理化(4406)のようにボトムからピークまで14倍にもなった銘柄も登場
しました。
 年前半はまったく見向きもされなかった銘柄が年後半になって見直されたき
ちり(3082)やファーマフーズ(2929)、テンポスバスターズ(27
51)、ハブ(3030)といった外食、食品関連企業の株価も人気化しまし
た。
 2011年のIPO銘柄の中では3月に東証1部に上場したカルビー(22
29)がボトムから高値まで株価が約2倍になったほか、10月にJASDA
Qに上場した日本管理センター(3276)が1600円の公募価格から61
00円まで3.8倍となるなど急騰銘柄と低迷銘柄に二極化。短期売買者に公
募株が渡るので、短期で売ろうとする投資家の株式を長期スタンスの投資家が
拾うという構図から上場直後の安値を買っておくと銘柄にもよるが、結構大き
なリターンが得られる状況が見られます。

 2011年の投資環境は海外市場の先行き不透明感から投資家の慎重姿勢が
見られますが、PERやPBR、配当利回りといった指標面からは下支えされ
ており、決して悪い状況ではなかったように思われます。ただ、大半の銘柄は
評価を下げ、右肩下がりのトレンドを余儀なくされてしまいました。
 2012年もまた同様の傾向が続くでしょうが、自助努力で業績を向上させ
られる企業を中心に投資家からの評価が高まっていくことになるでしょう。
 また、2011年に評価を下げ続けてきた主力銘柄の中にも復活銘柄が登場
することも予想されます。

 投資家は長期的な成長株と成長株の仲間入りする銘柄と主力銘柄の中から復
活する銘柄を見出してポートフォリオとして構築しないとなりません。

 2011年はもう間もなく大納会を迎えますが、2011年のご愛読に感謝
申し上げますとともに来る2012年が皆様にとって良い年となりますよう祈
願したいと思います。

皆様、良いお年をお迎え下さい。

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 2011年は長期保有の主力銘柄を売って個別銘柄に的を絞りポートフォリ
オを組んできましたが、2012年は以下の選定条件の下でポートフォリオを
構築してみようと考えていますが皆さんはどのようなポートフォリオを組まれ
ますか?

選定条件
1)2011年にそれほど活躍しなかった銘柄から選定
2)低PER、低PBR銘柄、高配当利回り銘柄

コア銘柄候補
1.住友化学(4005)278円 12円配当
2.新日本製鉄(5401)187円 3円配当
3.三菱電機(6503)703円 13円配当
4.りそなHD(8308)340円 12円配当
5.商戦三井(9104)296円 5円配当
6.豊田通商(8015)1330円 39円配当

中小型銘柄
1.進和(7607)851円 33円配当
2.理研計器(7734)545円 17円配当
3.イマジカロボット(6879)389円 15円配当
4.ナカニシ(7716)7070円 100円配当
5.ヤマトインターナショナル(8127)358円 18円配当
6.東陽テクニカ(8151)810円 38円配当
7.モリタHD(6455)411円 10円配当
8.大日精化(4116)340円  12円配当
9.メディカルシステムNW(4350)783円 30円配当
10.ヤーマン(6630)1174円 36円配当

【1億円モデルポートフォリオ】
 安定したリターンを求める投資家向け

  銘柄/株価/株数/投資金額/年間配当金
1.住友化学(4005)/278円/5万株/1400万円/60万円
2.新日本製鉄(5401)/187円/10万株/1900万円/30万円
3.三菱電機(6503)/703円/1万株/700万円/13万円
4.りそなHD(8308)/340円/10万株/3400万円/120万円
5.商船三井(9104)/296円/3万株/900万円/15万円
6.豊田通商(8015)/1330円/5000株/660万円/19万円
7.理研計器(7734)/545円/3000株/160万円/5万円
8.ナカニシ(7716)/7070円/200株/140万円/2万円
9.東陽テクニカ(8151)/810円/2000株/160万円/7万円
10.モリタHD(6455)/411円/3000株/120万円/3万円
11.大日精化(4116)/340円/5000株/140万円/6万円
12.メディカルシステムNW(4350)/783円/2000株
   /160万円/6万円
13.ヤーマン(6630)/1174円/1000株/120万円
   /3.6万円

投資額合計 9960万円
年間配当金 290万円
配当利回り 2.9%

 キャピタルゲインは未知数だが、3%近いインカムゲインが見込めるポート
フォリオ。同じ内容で1000万円ポートフォリオも構築可能

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改革すべきとき

 厚生労働省というのは、どこまで腐った省庁なのかと思いました。しかもここは社会保障全体を管轄する、全省庁中で突出した予算を管理している省庁です。先日、とある医療関係部会の関係者からお話を伺って感じた次第です。詳しくは書けませんが。

 社会保険庁の杜撰な管理では、あれほど国民に損害を与えたにも関わらず歴代責任者の誰もが責任ある発言ひとつせず今日に至り、当時の権限者や利権に群がっていた政治家たちも責任から逃れたいためか?暗がりに身を潜めたままです。まさにゴキブリ!
 公的年金制度も、毎度毎度その場限りの屁理屈をつけては抜本策を回避し、自分たちに都合の悪いことには一切手を付けず放置し続け、しかもこの期に及んで「年金制度維持」や「弱者保護」などを盾に屁理屈(嘘)をこねまわして、またもや民間に負担を押し付け自分たちはノウノウと禄を食み続けようとしています。しかも総務省までもがマスメディアを利用してこれら省庁とグルになって国民の思想誘導を仕掛けてきます。狡賢く国民を騙し既得権を維持しようとする詐欺行為にはもうウンザリです。
 申し訳ありませんが、小宮山大臣クラスではこの巨大省庁の改革は無理と言わざるを得ません。能力不足を露呈しています。厚労行政に詳しい大臣を選任するとともに、外部専門家も含めたチームに強い権限を持たせて当たらせなければ改革は進みません。

 箱の中に腐ったリンゴがあれば、他のリンゴも腐らないよう急いで取り出さなくてはならないと言いますが、箱そのものが腐っている場合には、いくら新しいリンゴを入れても次から次へと腐っていきます。
 この省庁が国直属の機関(巨大省庁)として存在する意義は遥か昔に消滅しています。今や「腐ったリンゴはどれか?」などと逡巡している(国民の目を誤魔化している)場合ではなく、一刻も早くこの箱そのものを解体し、地方毎の一行政機関として分割することで無駄を削り、その権限を縮小させなければ日本の社会保障制度は必ずや行き詰ります。つまり日本の財政も行き詰るということです。視点を替えれば、国の税収総額全てを社会保障費の補てんに充てても足りない制度など持続可能なはずがありません。

 言わずもがなですが、ハローワークにしても何時になったら現実(地域)に即して機能する組織になるのか?文部科学省や農林水産省も同様に分割、縮小して地方行政機関レベルに落とさなければ日本の発展への大きな障害となります。老害としか言えない教育委員会を頂点とした硬直的なヒエラルキー、食の重要性を忘れた農政事務所のあり方などを見れば一目瞭然です。既に彼らは自浄能力だけでなく存在意義を失っています。

 もちろん、自民党議員を筆頭として、過去何十年にも渡りこれら省庁関連の利権によって面倒を見てもらってきた政治屋たちも責任を認め、辞めてもらわねばなりません。野党に転落したことで収入も減り、組織自壊の危機に瀕して慌てているようですが、反省ひとつせず揚げ足取りだけで政権党に返り咲けるほど世の中は甘くありません。

 一方の民主党は何時になったらマニュフェストにある政治制度改革と公務員改革を実行するのか?!安直な増税議論や役にも立たないバラマキばかりで国民の目を誤魔化すな!・・・と言いたい。
 国会議員に限らず地方議員も含めた議員定数の半減、行政予算決定および執行の完全透明化、地方を含めた公務員待遇の全面開示…etc。やることは幾らでもあります。大事な血税を使う訳ですから開示できない理由などありません。開示できないのは隠したいことがあるからに他なりませんね。これら開示をきっちりやること、即ちこれが規制緩和と財政健全化への最も早い道筋をつけることになります。

 オマケですが、自分たちが選んだ党首がTPP参加と言っているのに、それに反対するならサッサと離党してから反対すれば良いはずです。自身の選挙地盤維持のために、政治生命維持のために、いつまでもコソコソと反対しているような木端議員はこの日本には要りません。TPP参加か不参加かの議論は、見方によっては、将来の日本の運営方法(進む方向、命運)を決めるとても重要な議論となるはずです。党首の判断に反対しておきながら離党もせず、有効な代替策も示せず、自身の後援会の人気取りのために国民を犠牲にするようなハナ●ソ議員には、そんな核心的な議論をする能力も覚悟もありません。

 済みません。またもや前振りが長いですね(^^;)

 今年は想像以上にユーロ問題が市場に影響を与え続けています。昨年までは、まずはギリシャや重債務国の資金不安(信用不安)を抑え込み、その間に景気浮揚策、税財政改革をどのように進められるか?…などに注意しておりましたが、一部の小国の資金繰り問題に留まることはなかったようです。
 ユーロが発足して12年目にして、その財政面における制度的な問題が表面化してきました。これは発足前から問題視されていた部分ですが、通貨統合当時から数年間はユーフォリックな気分により、そしてその後の5年間は米国発の世界的なバブル発生により隠されてしまいました。ところがバブルが弾けたことで資金回転が鈍化するに至り、漸く本質が炙りだされた格好です。

 以前は、主要国が連携して流動性を確保するとともに、問題国の財政改革と景気刺激策を執れればそれほど混乱はしない、幾らなんでもそう簡単にイタリアまでは延焼しないと考えていたのですが、少々甘かったようです。主要国まで影響を受け始めたとなると、これはもともと制度自体の根本的な問題ですので解決は相当難しくなったと考えるべきです。抜本的な解決策としては、問題国をユーロから離脱させるか、または財政統合とまでは行かなくても、共同債を確実に発行するなど、財政面での共同運営をするかのどちらかを選択しなければ治まらないのでしょう。中途半端な資金注入策では解決しません。

 来年2月からはイタリア国債の大量償還(約1,300億ユーロ)がありますが、これについて不安はあるものの、イタリアは大半を国内で消化できる体力があると言われていますから、結果として金融市場に大きなダメージを与えるには至らないと考えています。それよりも春以降のギリシャ動向が問題と考えています。もし財政再建の進展がみられなければ、いよいよ支援する側がしり込みすると予想されるからです。いつまでも放漫財政を放置する国を支援するような政権では国民の支持を得られません。来年は主要国の選挙が続きます。それ故どこの国の政権も無理は出来ません。再建は難しいと読んでいるからこそ、もしくはギリシャをユーロから切り離すストーリーが出来ているからこそ、米国をはじめとして、それこそユーロ主要国すらも消極的な態度を取り続けているのでしょう。主要国の政治家たちは実は演技の真最中なのかもしれません。

 穿った見方をするなら、ユーロ圏が一体となって独自の市場経済や政治体制を形成し大きな発言権を持つことは、米国の視点(NATOなど?)から見れば、中国を中心としたアジア圏に対峙する際の資本主義体制(旧西側先進国)における力の分散を意味しますので、米国にとっては得策ではありません。中国はもとより米国にも対峙する(強い発言権を持つ)グループで、しかも重要な政策判断に時間を要するグループではイザと言うときに頼りになりませんから。足手まといになる国には外れてもらい、思想を共有し易い旧西側先進国(G7)レベルのグループの方が有り難いと言えるのかも知れません。
 この観点からは、主要国プラスアルファ程度の欧州連合もしくは、拡大欧州自由貿易圏と言った緩い同盟グループのどちらかになってくれた方が、西側の為政者にとっては使い勝手が良いとも考えられます。つまり、ギリシャ財政が既に破たんしていたことは為政者たちには分かっていたはずであり、リーマンショック以降、新興国など新勢力の台頭により力学の変化を懸念する西側エスタブリッシュメントが、これを機会に欧州連合のぜい肉をそぎ落とし、同時にリベラル派を名乗る政治家には自由な振る舞いを許さず、そして再度世界的なインフレを多少なりとも起こせる準備をしているのではないかとも…。西側金融市場の再強化と中国包囲網を並列で進めていると言えるのかも?…ちょっと考え過ぎ(広瀬隆みたい)ですかね(苦笑)。

 今年引き摺っている複数の重要問題は未だ何も解決していません。来年は世界の金融業界においては全く予断を許さない年になるのではないかと懸念しています。小職の懸念が杞憂に終われば良いのですが…。

 この年末年始はジックリと新しい1年の投資方針を検討していただき、無理をせず着実に、そのまた翌年以降に繋がる投資をしていただけるよう祈念して、本年最後のコラムのご挨拶とさせていただきます。

皆様、是非良いお年をお迎えください。

(街のコンサルタント)

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。)

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億の近道2011/12/22


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投資情報メールマガジン                   2011/12/22

             イ意 の 近 道

         −プロが導く「億」資産への近道−   週5回発行
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【ご挨拶】
 将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析やコラムを参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!

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             −本日の目次−
        (本日の担当:街のコンサルタント)

      ◆コラム「改革すべきとき」:街のコンサルタント

===================================

【お知らせ】

 億の近道の年末年始スケジュールは以下の通りとなります。

年内最終号 :12/28(水)配信号が年内最後
年末年始休刊:12/29〜1/3
新年配信号 :1/4(水)配信号が新年最初

以上、よろしくお願い申し上げます。

===================================

◆コラム「改革すべきとき」

 厚生労働省というのは、どこまで腐った省庁なのかと思いました。しかもこ
こは社会保障全体を管轄する、全省庁中で突出した予算を管理している省庁で
す。先日、とある医療関係部会の関係者からお話を伺って感じた次第です。詳
しくは書けませんが。

 社会保険庁の杜撰な管理では、あれほど国民に損害を与えたにも関わらず歴
代責任者の誰もが責任ある発言ひとつせず今日に至り、当時の権限者や利権に
群がっていた政治家たちも責任から逃れたいためか?暗がりに身を潜めたまま
です。まさにゴキブリ!
 公的年金制度も、毎度毎度その場限りの屁理屈をつけては抜本策を回避し、
自分たちに都合の悪いことには一切手を付けず放置し続け、しかもこの期に及
んで「年金制度維持」や「弱者保護」などを盾に屁理屈(嘘)をこねまわして、
またもや民間に負担を押し付け自分たちはノウノウと禄を食み続けようとして
います。しかも総務省までもがマスメディアを利用してこれら省庁とグルにな
って国民の思想誘導を仕掛けてきます。狡賢く国民を騙し既得権を維持しよう
とする詐欺行為にはもうウンザリです。
 申し訳ありませんが、小宮山大臣クラスではこの巨大省庁の改革は無理と言
わざるを得ません。能力不足を露呈しています。厚労行政に詳しい大臣を選任
するとともに、外部専門家も含めたチームに強い権限を持たせて当たらせなけ
れば改革は進みません。

 箱の中に腐ったリンゴがあれば、他のリンゴも腐らないよう急いで取り出さ
なくてはならないと言いますが、箱そのものが腐っている場合には、いくら新
しいリンゴを入れても次から次へと腐っていきます。
 この省庁が国直属の機関(巨大省庁)として存在する意義は遥か昔に消滅し
ています。今や「腐ったリンゴはどれか?」などと逡巡している(国民の目を
誤魔化している)場合ではなく、一刻も早くこの箱そのものを解体し、地方毎
の一行政機関として分割することで無駄を削り、その権限を縮小させなければ
日本の社会保障制度は必ずや行き詰ります。つまり日本の財政も行き詰るとい
うことです。視点を替えれば、国の税収総額全てを社会保障費の補てんに充て
ても足りない制度など持続可能なはずがありません。

 言わずもがなですが、ハローワークにしても何時になったら現実(地域)に
即して機能する組織になるのか?文部科学省や農林水産省も同様に分割、縮小
して地方行政機関レベルに落とさなければ日本の発展への大きな障害となりま
す。老害としか言えない教育委員会を頂点とした硬直的なヒエラルキー、食の
重要性を忘れた農政事務所のあり方などを見れば一目瞭然です。既に彼らは自
浄能力だけでなく存在意義を失っています。

 もちろん、自民党議員を筆頭として、過去何十年にも渡りこれら省庁関連の
利権によって面倒を見てもらってきた政治屋たちも責任を認め、辞めてもらわ
ねばなりません。野党に転落したことで収入も減り、組織自壊の危機に瀕して
慌てているようですが、反省ひとつせず揚げ足取りだけで政権党に返り咲ける
ほど世の中は甘くありません。

 一方の民主党は何時になったらマニュフェストにある政治制度改革と公務員
改革を実行するのか?!安直な増税議論や役にも立たないバラマキばかりで国
民の目を誤魔化すな!・・・と言いたい。
 国会議員に限らず地方議員も含めた議員定数の半減、行政予算決定および執
行の完全透明化、地方を含めた公務員待遇の全面開示…etc。やることは幾
らでもあります。大事な血税を使う訳ですから開示できない理由などありませ
ん。開示できないのは隠したいことがあるからに他なりませんね。これら開示
をきっちりやること、即ちこれが規制緩和と財政健全化への最も早い道筋をつ
けることになります。

 オマケですが、自分たちが選んだ党首がTPP参加と言っているのに、それ
に反対するならサッサと離党してから反対すれば良いはずです。自身の選挙地
盤維持のために、政治生命維持のために、いつまでもコソコソと反対している
ような木端議員はこの日本には要りません。TPP参加か不参加かの議論は、
見方によっては、将来の日本の運営方法(進む方向、命運)を決めるとても重
要な議論となるはずです。党首の判断に反対しておきながら離党もせず、有効
な代替策も示せず、自身の後援会の人気取りのために国民を犠牲にするような
ハナ●ソ議員には、そんな核心的な議論をする能力も覚悟もありません。

 済みません。またもや前振りが長いですね(^^;)

 今年は想像以上にユーロ問題が市場に影響を与え続けています。昨年までは、
まずはギリシャや重債務国の資金不安(信用不安)を抑え込み、その間に景気
浮揚策、税財政改革をどのように進められるか?…などに注意しておりました
が、一部の小国の資金繰り問題に留まることはなかったようです。
 ユーロが発足して12年目にして、その財政面における制度的な問題が表面
化してきました。これは発足前から問題視されていた部分ですが、通貨統合当
時から数年間はユーフォリックな気分により、そしてその後の5年間は米国発
の世界的なバブル発生により隠されてしまいました。ところがバブルが弾けた
ことで資金回転が鈍化するに至り、漸く本質が炙りだされた格好です。

 以前は、主要国が連携して流動性を確保するとともに、問題国の財政改革と
景気刺激策を執れればそれほど混乱はしない、幾らなんでもそう簡単にイタリ
アまでは延焼しないと考えていたのですが、少々甘かったようです。主要国ま
で影響を受け始めたとなると、これはもともと制度自体の根本的な問題ですの
で解決は相当難しくなったと考えるべきです。抜本的な解決策としては、問題
国をユーロから離脱させるか、または財政統合とまでは行かなくても、共同債
を確実に発行するなど、財政面での共同運営をするかのどちらかを選択しなけ
れば治まらないのでしょう。中途半端な資金注入策では解決しません。

 来年2月からはイタリア国債の大量償還(約1,300億ユーロ)がありま
すが、これについて不安はあるものの、イタリアは大半を国内で消化できる体
力があると言われていますから、結果として金融市場に大きなダメージを与え
るには至らないと考えています。それよりも春以降のギリシャ動向が問題と考
えています。もし財政再建の進展がみられなければ、いよいよ支援する側がし
り込みすると予想されるからです。いつまでも放漫財政を放置する国を支援す
るような政権では国民の支持を得られません。来年は主要国の選挙が続きます。
それ故どこの国の政権も無理は出来ません。再建は難しいと読んでいるからこ
そ、もしくはギリシャをユーロから切り離すストーリーが出来ているからこそ、
米国をはじめとして、それこそユーロ主要国すらも消極的な態度を取り続けて
いるのでしょう。主要国の政治家たちは実は演技の真最中なのかもしれません。

 穿った見方をするなら、ユーロ圏が一体となって独自の市場経済や政治体制
を形成し大きな発言権を持つことは、米国の視点(NATOなど?)から見れ
ば、中国を中心としたアジア圏に対峙する際の資本主義体制(旧西側先進国)
における力の分散を意味しますので、米国にとっては得策ではありません。中
国はもとより米国にも対峙する(強い発言権を持つ)グループで、しかも重要
な政策判断に時間を要するグループではイザと言うときに頼りになりませんか
ら。足手まといになる国には外れてもらい、思想を共有し易い旧西側先進国
(G7)レベルのグループの方が有り難いと言えるのかも知れません。
 この観点からは、主要国プラスアルファ程度の欧州連合もしくは、拡大欧州
自由貿易圏と言った緩い同盟グループのどちらかになってくれた方が、西側の
為政者にとっては使い勝手が良いとも考えられます。つまり、ギリシャ財政が
既に破たんしていたことは為政者たちには分かっていたはずであり、リーマン
ショック以降、新興国など新勢力の台頭により力学の変化を懸念する西側エス
タブリッシュメントが、これを機会に欧州連合のぜい肉をそぎ落とし、同時に
リベラル派を名乗る政治家には自由な振る舞いを許さず、そして再度世界的な
インフレを多少なりとも起こせる準備をしているのではないかとも…。西側金
融市場の再強化と中国包囲網を並列で進めていると言えるのかも?…ちょっと
考え過ぎ(広瀬隆みたい)ですかね(苦笑)。

 今年引き摺っている複数の重要問題は未だ何も解決していません。来年は世
界の金融業界においては全く予断を許さない年になるのではないかと懸念して
います。小職の懸念が杞憂に終われば良いのですが…。

 この年末年始はジックリと新しい1年の投資方針を検討していただき、無理
をせず着実に、そのまた翌年以降に繋がる投資をしていただけるよう祈念して、
本年最後のコラムのご挨拶とさせていただきます。

皆様、是非良いお年をお迎えください。

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今が投資のチャンス?

 2011年はギリシアの債務問題がイタリア・スペインなど欧州全体の国家債務問題リスクとして広がり、金融市場は大きなダメージを受けました。

 日本でも3月の東日本大震災を受けて、株式市場は1年間大きく低迷したまま2011年を終えそうです。

 果たしてこのような状況の中で、2012年はどのような投資行動を取っていったらよいかわからずに考え込んでいる投資家の方も多いのではないでしょうか。

 こんな時に参考にしてほしいのは米国市場の過去の大きな下落相場後の動きです。米国バンガード社がS&P500のデータを下記のようにまとめています。


荒れる下落相場と急激な上昇相場:S&P500指数の推移

    下落相場     (ピークからの)下落  その1年後
1961年12月12日〜1962年6月26日      ▲28.0%      +31.3%
                (1962年6月26日)   (1963年6月27日)
1966年2月8日〜1966年10月8日     ▲22.2%      +33.2%
                (1966年10月8日)   (1967年10月9日)
1968年11月29日〜1970年5月26日      ▲36.1%      +36.6%
                (1970年5月26日)   (1971年5月27日)
1973年1月11日〜1974年10月3日       ▲48.2%      +38.0%
                (1974年10月3日)    (1975年10月3日)
1980年11月28日〜1982年8月11日      ▲27.1%      +56.2%
                (1982年8月11日)   (1983年8月12日)
1987年8月25日〜1987年12月4日       ▲33.5%      +22.8%
                (1987年12月4日)   (1988年12月5日)
2000年3月24日〜2001年9月19日     ▲36.8%      ?12.5%
                (2001年9月19日)   (2002年9月20日)
2002年1月4日〜2002年10月9日       ▲33.8%      +22.8%
                (2002年10月9日)   (2003年10月10日)
2007年10月10日〜2009年3月9日       ▲56.7%      +69.3%
                (2009年3月9日)    (2010年3月10日)

出所:バンガード。株価変化のみによるリターン。配当は含まない。

 ここでの下落相場とは、最低2か月以上に渡りS&P500指数が20%以上下落することと定義しています。ご覧の通り過去9回の大きな下落相場の中で8回は大きく回復していることがわかります。

 つまり、株式相場が大きな下落をしている最中はまさに大きな投資チャンスとなることが多いのです。

 こうしたデータを参考にして、株式市場が大きく下げている所では自分の取れるリスク範囲内で大きく株式に投資していくことが、長期的な成功につながるものと考えています。

株式会社マネーライフプランニング
代表取締役 小屋 洋一

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)

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