私の初めての著書、『20代で知っておきたいお金のこと』が、6月1日に、中経出版より発売されます。3回に分けて、著書の内容を紹介しています。今回は第2回目です。
第1回:親世代とは5,000万円も違う!20代の大変な将来
第2回:夫婦で年収600万円を目指そう
第3回:投資の超必勝パターンは、「積立・分散・インデックス」
第2回:夫婦で年収600万円を目指そう
皆さんは自分のお給料が将来どのようになっていくか、イメージできますか?
昔ほどではないにしても、年を取ればそれなりにお給料が上がっていくと思っている人もいるかもしれません。
この10年で、年齢が上がった時の給与の伸び方が変わってきています。
女性についてはそれほど変化がないのですが、男性については、20代後半から30代前半、そして30代後半と、1997年では収入が100万円近く上昇していたのに対して、2007年では上昇幅が小さくなってきています。
また、給与のピークが、40代後半と早くなり、かつ、50代後半からの下落幅が大きくなっています。こうした傾向により、30代前半の男性でも年収が300万円台のセグメントが最も多いのです。
一般に、毎月いくらあれば暮らしていけるのでしょうか?総務省の「家計調査」によると、奥さんと子供1人の3人家族では、1ヶ月の平均支出は月約30万円です。税金や社会保険料を考えた上で、貯金、自己投資にもきちんとお金をまわす、理想のプロポーションを達成するには、年収が最低でも600万円は欲しいと思います。
男性の収入が年齢を経るごとに伸びていく時代であれば、女性が配偶者控除を受けられる年収103万円の範囲内で働いておけば良かったのですが、これからの時代、女性もフルタイムで働いて、夫婦2人で年収600万円を目指していく必要があると思います。
また、大企業のメリットとして、充実した企業年金が昔はあげられましたが、パナソニックやNTT、JAL、三菱重工業、イオン、日本生命といった企業ですら、企業年金の減額を最近発表しています。
その理由は、最も人数の多い団塊の世代が引退した後に、現役世代が支えようにも人数が少なすぎて支えきれないことが分かったからです。
昔の大企業は新入社員が最も多く、年齢が上がれば上がるほど人数が少ないという「台形」の年齢分布をしていました。それが、多くの大企業では、バブル崩壊後に新卒採用を減らし、中間層のリストラを行ったことで退職直前の中高年が圧倒的に多い、「ワイングラス」の形に変形してしまいましたことが理由です。
このように、これからの日本ではどんなに大きな企業に勤めていても、例え公務員であっても、職場環境が激変してしまう可能性があると考えられます。
この本では、これからのグローバル時代を生き抜くために必要な自己投資、賢い副業のやり方、起業するために必要な資質などについても説明しました。
第3回は、「投資の超必勝パターンは、『積立・分散・インデックス』」について書かせていただきます。
いよいよ明日から、『20代で知っておきたいお金のこと』が書店に並びます。首都圏は6月1日、大阪は6月3日、それ以外の地域については順次書店に並ぶと思いますので、お手に取っていただければ幸いです。
6月15日までに書籍をご予約/ご購入下さった皆様に、感謝の気持ちといたしまして、特典プレゼントを用意させていただきました。詳細はこちらよりご覧ください。(http://ssinvestments25.com/service/service.html)
特別セミナーの音声ファイル、音声ファイルに対応したPDF形式のセミナー資料、本書をご購入の方のみのオリジナル特典です。ぜひこの機会にふるってご応募いただけますと幸いです。
S&S investments
岡村 聡
【プロフィール】
東京大学工学部卒、東京大学大学院学際情報学府卒。
卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、
バイアウトファンドのアドバンテッジパートナーズに勤務。
2010年6月より、投資アドバイス会社S&S investments起業。
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。)
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第1回:親世代とは5,000万円も違う!20代の大変な将来
第2回:夫婦で年収600万円を目指そう
第3回:投資の超必勝パターンは、「積立・分散・インデックス」
第2回:夫婦で年収600万円を目指そう
皆さんは自分のお給料が将来どのようになっていくか、イメージできますか?
昔ほどではないにしても、年を取ればそれなりにお給料が上がっていくと思っている人もいるかもしれません。
この10年で、年齢が上がった時の給与の伸び方が変わってきています。
女性についてはそれほど変化がないのですが、男性については、20代後半から30代前半、そして30代後半と、1997年では収入が100万円近く上昇していたのに対して、2007年では上昇幅が小さくなってきています。
また、給与のピークが、40代後半と早くなり、かつ、50代後半からの下落幅が大きくなっています。こうした傾向により、30代前半の男性でも年収が300万円台のセグメントが最も多いのです。
一般に、毎月いくらあれば暮らしていけるのでしょうか?総務省の「家計調査」によると、奥さんと子供1人の3人家族では、1ヶ月の平均支出は月約30万円です。税金や社会保険料を考えた上で、貯金、自己投資にもきちんとお金をまわす、理想のプロポーションを達成するには、年収が最低でも600万円は欲しいと思います。
男性の収入が年齢を経るごとに伸びていく時代であれば、女性が配偶者控除を受けられる年収103万円の範囲内で働いておけば良かったのですが、これからの時代、女性もフルタイムで働いて、夫婦2人で年収600万円を目指していく必要があると思います。
また、大企業のメリットとして、充実した企業年金が昔はあげられましたが、パナソニックやNTT、JAL、三菱重工業、イオン、日本生命といった企業ですら、企業年金の減額を最近発表しています。
その理由は、最も人数の多い団塊の世代が引退した後に、現役世代が支えようにも人数が少なすぎて支えきれないことが分かったからです。
昔の大企業は新入社員が最も多く、年齢が上がれば上がるほど人数が少ないという「台形」の年齢分布をしていました。それが、多くの大企業では、バブル崩壊後に新卒採用を減らし、中間層のリストラを行ったことで退職直前の中高年が圧倒的に多い、「ワイングラス」の形に変形してしまいましたことが理由です。
このように、これからの日本ではどんなに大きな企業に勤めていても、例え公務員であっても、職場環境が激変してしまう可能性があると考えられます。
この本では、これからのグローバル時代を生き抜くために必要な自己投資、賢い副業のやり方、起業するために必要な資質などについても説明しました。
第3回は、「投資の超必勝パターンは、『積立・分散・インデックス』」について書かせていただきます。
いよいよ明日から、『20代で知っておきたいお金のこと』が書店に並びます。首都圏は6月1日、大阪は6月3日、それ以外の地域については順次書店に並ぶと思いますので、お手に取っていただければ幸いです。
6月15日までに書籍をご予約/ご購入下さった皆様に、感謝の気持ちといたしまして、特典プレゼントを用意させていただきました。詳細はこちらよりご覧ください。(http://ssinvestments25.com/service/service.html)
特別セミナーの音声ファイル、音声ファイルに対応したPDF形式のセミナー資料、本書をご購入の方のみのオリジナル特典です。ぜひこの機会にふるってご応募いただけますと幸いです。
S&S investments
岡村 聡
【プロフィール】
東京大学工学部卒、東京大学大学院学際情報学府卒。
卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、
バイアウトファンドのアドバンテッジパートナーズに勤務。
2010年6月より、投資アドバイス会社S&S investments起業。
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。)
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