ドバイはやばくない その3

 過去2回に渡って、ドバイやアブダビについて執筆してきましたが、本日はドバイのビジネスに焦点を当てたいと思います。 

 皆さんはドバイの主力産業と言えば、どの産業を思い浮かべるでしょうか。不動産と答える方が多いでしょうか。確かに、ドバイの不動産業は活発です。私が投資を行っている政府系のデベロッパーEmaar(エマール)も、ドバイのみならず、サウジアラビアやエジプト、モロッコ、トルコなど、今後、経済の急成長が予測されるMENA(Middle East and North Africa:中東/北アフリカ地域)で広く事業展開をしていることが魅力です。

 Emaarが手掛けている中でも、サウジアラビアのプロジェクトは巨大です。サウジアラビアは世界最大の原油埋蔵量を誇っていますが、人口が2,500万人と他の湾岸諸国と比較して多く、出生率が約3.8と非常に高いため、今後急激な人口増加が想定されます。

 職業機会を創出する緊急性から、政府主導の巨大プロジェクトがいくつも企画されていますが、Emaarが手掛ける、King Abdullah Economic Cityは、何もない砂漠に金融特区や工場、世界最高レベルの大学院大学を設立し、2020年の完成時には人口200万人の都市を作り上げるという野心的なプロジェクトです。

 投じられる予算は約8兆円と、人類史上最大クラスのプロジェクトですが、その統括デベロッパーにEmaarが選ばれていることは、ドバイの巨大プロジェクトで培った、マネジメント力が高く評価されている証左だと考えています。

 但し、前回のドバイの成り立ちでも書きましたが、ドバイが興隆する一番の要因になったのは、港を整備し、ビジネス特区を作ることで、ヒト/モノ/カネを集める場所づくりをしたことにあります。それは今も変わらず、ドバイにおいて交通や貿易は非常に重要な産業になります。

 皆さんは、Emirates(エミレーツ)航空という名前をお聞きになったことはありますでしょうか?ドバイ政府が100%株式を所有する航空会社で、1985年の設立から僅か25年で、海外便の総営業距離(海外便の顧客数×顧客1人あたりの平均移動距離)で、世界最大の航空会社になりました。

 エミレーツは最近、成田空港に就航しまして、東京からドバイまで直行便で行けるようになりました。エミレーツは会社の規模だけでなく、そのサービスのクオリティでも高い評価を受けています。現在、世界最大の飛行機エアバス380のエミレーツのファーストクラスには、商業航空便として史上初のシャワーが装着されています。余裕がある方は是非試されることをお勧めします。

 ドバイショック以降、超巨大な不動産開発にはさすがに少しブレーキを掛けなければならない分、ドバイ政府はその本来の魅力であるヒト/モノ/カネを集めるハブ都市としての機能を高めることに注力していくようです。

 ドバイには既に、利用客数で世界15位、取り扱い貨物量で世界7位のドバイ国際空港が存在します。しかし、ドバイは現在、エアバス380も離発着可能な4,500メートルの滑走路を5つ備えた、Al Maktoum International
Airport(アル・マクトゥーム国際空港)の整備を進めています。
 アル・マクトゥーム国際空港は完成すれば、利用者数が1億6,000万人(現在の世界最大はアトランタ国際空港の約9,000万人)、取り扱い貨物量で1,200万トン(現在の世界最大はテネシー州にあるメンフィス国際空港の370万トン)と、現行の世界最大をはるかに上回る規模になる予定です。

 この空港を起点に、その頃は国内便を含めても世界最大の航空会社になっているであろうエミレーツ空港が、世界中の全ての主要都市と直行便で行き来できるようになったときに、ドバイはヒト/モノ/カネをグローバルに集める、世界で最高のハブ都市となるに違いないと期待しています。

 アル・マクトゥーム空港は昨日から一部で開港していますが、全体が完成するのは2020年になります。空港名は”マクトゥーム家の空港”という意味で、ドバイ首長の一族名が冠されていますが、世界最高層Burj Dubaiが直前に、Burj Khalifaとアブダビ首長の名前に変わってしまったような失態を繰り返さず、無事、ドバイのみの力で完成までこぎつけることを願っています。

 次回は、ドバイを取り巻く、ペルシャ湾岸諸国について書きたいと思います。

S&S investments
岡村 聡

【プロフィール】
東京大学工学部卒、東京大学大学院学際情報学府卒。
卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、
バイアウトファンドのアドバンテッジパートナーズに勤務。
2010年6月より、投資アドバイス会社S&S investments起業。

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。)
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億の近道2010/06/29

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投資情報メールマガジン                   2010/06/29

             イ意 の 近 道

         −プロが導く「億」資産への近道−   週5回発行
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【ご挨拶】
 将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析やコラムを参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!

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             −本日の目次−
           (本日の担当:岡村聡)

    ◆コラム「ドバイはやばくない その3」:岡村聡

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◆コラム「ドバイはやばくない その3」

 過去2回に渡って、ドバイやアブダビについて執筆してきましたが、本日は
ドバイのビジネスに焦点を当てたいと思います。 

 皆さんはドバイの主力産業と言えば、どの産業を思い浮かべるでしょうか。
不動産と答える方が多いでしょうか。確かに、ドバイの不動産業は活発です。
私が投資を行っている政府系のデベロッパーEmaar(エマール)も、ドバ
イのみならず、サウジアラビアやエジプト、モロッコ、トルコなど、今後、経
済の急成長が予測されるMENA(Middle East and North Africa:中東/北
アフリカ地域)で広く事業展開をしていることが魅力です。

 Emaarが手掛けている中でも、サウジアラビアのプロジェクトは巨大で
す。サウジアラビアは世界最大の原油埋蔵量を誇っていますが、人口が2,5
00万人と他の湾岸諸国と比較して多く、出生率が約3.8と非常に高いため、
今後急激な人口増加が想定されます。

 職業機会を創出する緊急性から、政府主導の巨大プロジェクトがいくつも企
画されていますが、Emaarが手掛ける、King Abdullah Economic Cityは、
何もない砂漠に金融特区や工場、世界最高レベルの大学院大学を設立し、20
20年の完成時には人口200万人の都市を作り上げるという野心的なプロジ
ェクトです。

 投じられる予算は約8兆円と、人類史上最大クラスのプロジェクトですが、
その統括デベロッパーにEmaarが選ばれていることは、ドバイの巨大プロ
ジェクトで培った、マネジメント力が高く評価されている証左だと考えていま
す。

 但し、前回のドバイの成り立ちでも書きましたが、ドバイが興隆する一番の
要因になったのは、港を整備し、ビジネス特区を作ることで、ヒト/モノ/カ
ネを集める場所づくりをしたことにあります。それは今も変わらず、ドバイに
おいて交通や貿易は非常に重要な産業になります。

 皆さんは、Emirates(エミレーツ)航空という名前をお聞きになっ
たことはありますでしょうか?ドバイ政府が100%株式を所有する航空会社
で、1985年の設立から僅か25年で、海外便の総営業距離(海外便の顧客
数×顧客1人あたりの平均移動距離)で、世界最大の航空会社になりました。

 エミレーツは最近、成田空港に就航しまして、東京からドバイまで直行便で
行けるようになりました。エミレーツは会社の規模だけでなく、そのサービス
のクオリティでも高い評価を受けています。現在、世界最大の飛行機エアバス
380のエミレーツのファーストクラスには、商業航空便として史上初のシャ
ワーが装着されています。余裕がある方は是非試されることをお勧めします。

 ドバイショック以降、超巨大な不動産開発にはさすがに少しブレーキを掛け
なければならない分、ドバイ政府はその本来の魅力であるヒト/モノ/カネを
集めるハブ都市としての機能を高めることに注力していくようです。

 ドバイには既に、利用客数で世界15位、取り扱い貨物量で世界7位のドバ
イ国際空港が存在します。しかし、ドバイは現在、エアバス380も離発着可
能な4,500メートルの滑走路を5つ備えた、Al Maktoum International
Airport(アル・マクトゥーム国際空港)の整備を進めています。

 アル・マクトゥーム国際空港は完成すれば、利用者数が1億6,000万人
(現在の世界最大はアトランタ国際空港の約9,000万人)、取り扱い貨物
量で1,200万トン(現在の世界最大はテネシー州にあるメンフィス国際空
港の370万トン)と、現行の世界最大をはるかに上回る規模になる予定です。

 この空港を起点に、その頃は国内便を含めても世界最大の航空会社になって
いるであろうエミレーツ空港が、世界中の全ての主要都市と直行便で行き来で
きるようになったときに、ドバイはヒト/モノ/カネをグローバルに集める、
世界で最高のハブ都市となるに違いないと期待しています。

 アル・マクトゥーム空港は昨日から一部で開港していますが、全体が完成す
るのは2020年になります。空港名は”マクトゥーム家の空港”という意味
で、ドバイ首長の一族名が冠されていますが、世界最高層Burj Dubaiが直前に、
Burj Khalifaとアブダビ首長の名前に変わってしまったような失態を繰り返さ
ず、無事、ドバイのみの力で完成までこぎつけることを願っています。

 次回は、ドバイを取り巻く、ペルシャ湾岸諸国について書きたいと思います。

S&S investments
岡村 聡

【プロフィール】
東京大学工学部卒、東京大学大学院学際情報学府卒。
卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、
バイアウトファンドのアドバンテッジパートナーズに勤務。
2010年6月より、投資アドバイス会社S&S investments起業。

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
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【お知らせ】

■火曜日執筆者の岡村氏S&S investments主催セミナー■

 火曜日執筆担当の岡村氏が、主に投資初心者に向けたセミナーを開催いたし
ます。日程は以下の通りですが、詳細はリンク先をご参照下さい。

【ご案内】

◆レベル2セミナー:さぁ、投資を始めよう
「10万円から始められる、ETFによる国内/海外投資(基礎から実践まで)」

7月10日(土)有楽町(15時〜)(定員15人)−通常価格3000円
7月25日(日)有楽町(15時〜)(定員12人)−通常価格3000円
https://ssinvestments25.com/seminar/level02.html

※全て東京都内での開催となります。
皆様のお申し込みをお待ちしております。
おかげ様で、S&Sのセミナーの延べ受講者数が200人を超えました。
(岡村)

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 「億の近道」のwebはバックナンバー閲覧を重点に置いた、ブログ風の作
りになっております。現在、最新〜2005年1月分まで掲載しておりますが、
順次過去分を追加していく予定です。コメントなどはつけられませんが、まと
め読みなどに是非ご利用下さい。
 http://okuchika.net/

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 「億の近道」は特定非営利活動法人イノベーターズ・フォーラムの登録商標
です。この名称での有償のサービス等は「石川臨太郎の有料メールマガジン」
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ゴーンさんの年収でまるごと買える株

 〜ゴーンさん年収ファンドのモデルポートフォリオ〜

 日産自動車がゴーンさんに支払う年間報酬が8億9000万円と発表されました。それが安いのか高いのかはともかくそうした事実が公表される時代となってきました。
 そこでその8億9000万円を使って上場企業をまるごと買うとどうなるでしょうか?
 まるまる買わなくてもゴーンさんに出資してもらうだけでも影響力があるでしょう。

 そこで、ゴーンさんにお奨めしたい企業を今回は7社ピックしてみました。それらでポートフォリオを組んでみましたのでご参照下さい。
 題して、「ゴーンさん年収ファンド。」
 1年という期間で、このポートフォリオがどうなっていますか・・・。
(時価は6月25日現在。)


1.日本産業ホールディングス(4352) アンビシャス
 時価総額5.2億円
 時価:2000円
 実体がよくわからない企業だが、唯一明確なのは日産の創業者である鮎川家の流れを汲む鮎川純太氏が会長を務めていること。鮎川+ゴーン体制が理解できればわずか15000株、3000万円の投資で市場の評価は一変するか?コンサル業務はゴーン氏の存在だけで価値が上がるのではないかと思います。
 投資額:0.3億円

2.キャリアデザインセンター(2410) 東証2部
 時価総額7.2億円
 時価:10400円
 同社はエンジニア向けに強い転職情報サイト企業。人材紹介も展開。同社の顔にふさわしいのはフランス・ルノーから転身し年収8.9億円に至ったゴーンさん。ゴーンさんがかつて人員整理したエンジニアを人材紹介するだけでも価値はあります。1万株、1億円出資で大株主として名を連ね存在感をアピールすれば時価総額は一気に3倍にもなりうる話。
 投資額:1億円

3.不二精機(6400) JASDAQ
 時価総額8.5億円
 時価:114円
 精密金型から自動車部品などの成形品の受託に展開。日産向けに発注につながれば株価は好反応するか?業績は好転しつつあり、有利子負債は大きくても100円前後の株価はおいしい投資になるはず。その前にゴーン氏が130万株、1億5000万円投資して筆頭株主になって経営すれば連結従業員885名(海外従業員が多い)の運命が変わる可能性もありそうです。
 投資額:1.5億円

4.テクニカル電子(6716) JASDAQ
 時価総額8.8億円
 時価:110円
 旧中央無線。放送・産業用モニターの老舗。自動車関連電子機器部品など物づくり企業ながら駐車場関連も売上の過半を占めています。日産と組んだビジネス展開もありうる話。有利子負債が50億円もあり株価の動きは鈍いが、収益は安定しつつあります。ゴーンさんに過半数も買ってもらわず100万株1億1000万円分ぐらいの株を持ってもらえば評価は変わるか?
 投資額:1.1億円

5.中央製作所(6846) 名証2部
 時価総額5.5億円
 時価:70円
 誰にも知られることなく黙々と仕事をしている企業イメージがある同社ですが、自動車向けの電源機器・表面処理装置・溶接機メーカーです。前期の赤字転落の後遺症から株価は冴えないのですが、こんな株もゴーンさんに100万株・7000万円の投資をしてもらい筆頭株主になるだけでたちどころに評価が変わるかと思います。
 投資額:0.7億円

6.イーター電機(6891) JASDAQ
 時価総額8億円
 時価:97円
 スイッチング電源の専業メーカー。3期連続営業赤字から黒字に転換見込むが、まだ不安定。有利子負債も多いので株価はなかなか浮上してきませんがこれも第三者割当増資で200万株(1.8億円)発行してゴーンさんがすべて引き受けますとインパクトがあります。
 投資額:1.8億円

7.ウイルソンラーニング(9610) JASDAQ
 時価総額6.4億円
 時価134円
 業績不振で長期に株価下落中。世界中で研修ビジネスをやっていますのでゴーンさんが森社長に代わって20%強(1.3億円)の株式を保有する筆頭株主になればインパクト大。その代わりトヨタなどの大口顧客が逃げるかも知れませんが、ゴーンさんの講演DVD配布だけでもビジネス価値が増すのではと思われます。このままだと消えてなくなりそうな企業を救済するきっかけにもなるかと思います。
 投資額:1.3億円

******

【ゴ―ン年収ファンド】
1.日本産業ホールディングス(4352) アンビシャス
 2000円×15000株=3000万円 
2.キャリアデザインセンター(2410) 東証2部
 10000円×10000株=1億円  
3.不二精機(6400) JASDAQ
 116円×130万株=1億5000万円
4.テクニカル電子(6716) JASDAQ
 110円×100万株=1億1000万円
5.中央製作所(6846) 名証2部
 70円×100万株=7000万円
6.イーター電機(6891) JASDAQ
 90円×200万株=1億8000万円
7.ウイルソンラーニング(9610) JASDAQ
 130円×100万株=1億3000万円

総投資額:7億7000万円(+現預金1.2億円)

【因みに100万円でポートフォリオを組むと・・】

1.日本産業ホールディングス(4352) アンビシャス
 2000円×45株=9万円 
2.キャリアデザインセンター(2410) 東証2部
 10400円×18株=18.7万円  
3.不二精機(6400) JASDAQ
 114円×1400株=16.0万円
4.テクニカル電子(6716) JASDAQ
 110円×1400株=15.4万円
5.中央製作所(6846) 名証2部
 70円×2000株=14万円
6.イーター電機(6891) JASDAQ
 90円×1500株=13.5万円
7.ウイルソンラーニング(9610) JASDAQ
 130円×1000株=13万円

総投資金額 99.6万円
TOPIX 867.30

株式会社アイリス・ジャパン
代表取締役 松尾範久

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
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億の近道2010/06/28


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投資情報メールマガジン                   2010/06/28

             イ意 の 近 道

         −プロが導く「億」資産への近道−   週5回発行
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【ご挨拶】
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したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析やコラムを参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!

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             −本日の目次−
          (本日の担当:松尾範久)

  ◆コラム「ゴーンさんの年収でまるごと買える株」:松尾範久

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◆コラム「ゴーンさんの年収でまるごと買える株」

 〜ゴーンさん年収ファンドのモデルポートフォリオ〜

 日産自動車がゴーンさんに支払う年間報酬が8億9000万円と発表されま
した。それが安いのか高いのかはともかくそうした事実が公表される時代とな
ってきました。
 そこでその8億9000万円を使って上場企業をまるごと買うとどうなるで
しょうか?
 まるまる買わなくてもゴーンさんに出資してもらうだけでも影響力があるで
しょう。

 そこで、ゴーンさんにお奨めしたい企業を今回は7社ピックしてみました。
それらでポートフォリオを組んでみましたのでご参照下さい。
 題して、「ゴーンさん年収ファンド。」
 1年という期間で、このポートフォリオがどうなっていますか・・・。
(時価は6月25日現在。)


1.日本産業ホールディングス(4352) アンビシャス
 時価総額5.2億円
 時価:2000円
 実体がよくわからない企業だが、唯一明確なのは日産の創業者である鮎川家
の流れを汲む鮎川純太氏が会長を務めていること。鮎川+ゴーン体制が理解で
きればわずか15000株、3000万円の投資で市場の評価は一変するか?
コンサル業務はゴーン氏の存在だけで価値が上がるのではないかと思います。
 投資額:0.3億円

2.キャリアデザインセンター(2410) 東証2部
 時価総額7.2億円
 時価:10400円
 同社はエンジニア向けに強い転職情報サイト企業。人材紹介も展開。同社の
顔にふさわしいのはフランス・ルノーから転身し年収8.9億円に至ったゴー
ンさん。ゴーンさんがかつて人員整理したエンジニアを人材紹介するだけでも
価値はあります。1万株、1億円出資で大株主として名を連ね存在感をアピー
ルすれば時価総額は一気に3倍にもなりうる話。
 投資額:1億円

3.不二精機(6400) JASDAQ
 時価総額8.5億円
 時価:114円
 精密金型から自動車部品などの成形品の受託に展開。日産向けに発注につな
がれば株価は好反応するか?業績は好転しつつあり、有利子負債は大きくても
100円前後の株価はおいしい投資になるはず。その前にゴーン氏が130万
株、1億5000万円投資して筆頭株主になって経営すれば連結従業員885
名(海外従業員が多い)の運命が変わる可能性もありそうです。
 投資額:1.5億円

4.テクニカル電子(6716) JASDAQ
 時価総額8.8億円
 時価:110円
 旧中央無線。放送・産業用モニターの老舗。自動車関連電子機器部品など物
づくり企業ながら駐車場関連も売上の過半を占めています。日産と組んだビジ
ネス展開もありうる話。有利子負債が50億円もあり株価の動きは鈍いが、収
益は安定しつつあります。ゴーンさんに過半数も買ってもらわず100万株1
億1000万円分ぐらいの株を持ってもらえば評価は変わるか?
 投資額:1.1億円

5.中央製作所(6846) 名証2部
 時価総額5.5億円
 時価:70円
 誰にも知られることなく黙々と仕事をしている企業イメージがある同社です
が、自動車向けの電源機器・表面処理装置・溶接機メーカーです。前期の赤字
転落の後遺症から株価は冴えないのですが、こんな株もゴーンさんに100万
株・7000万円の投資をしてもらい筆頭株主になるだけでたちどころに評価
が変わるかと思います。
 投資額:0.7億円

6.イーター電機(6891) JASDAQ
 時価総額8億円
 時価:97円
 スイッチング電源の専業メーカー。3期連続営業赤字から黒字に転換見込む
が、まだ不安定。有利子負債も多いので株価はなかなか浮上してきませんがこ
れも第三者割当増資で200万株(1.8億円)発行してゴーンさんがすべて
引き受けますとインパクトがあります。
 投資額:1.8億円

7.ウイルソンラーニング(9610) JASDAQ
 時価総額6.4億円
 時価134円
 業績不振で長期に株価下落中。世界中で研修ビジネスをやっていますのでゴ
ーンさんが森社長に代わって20%強(1.3億円)の株式を保有する筆頭株
主になればインパクト大。その代わりトヨタなどの大口顧客が逃げるかも知れ
ませんが、ゴーンさんの講演DVD配布だけでもビジネス価値が増すのではと
思われます。このままだと消えてなくなりそうな企業を救済するきっかけにも
なるかと思います。
 投資額:1.3億円

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【ゴ―ン年収ファンド】
1.日本産業ホールディングス(4352) アンビシャス
 2000円×15000株=3000万円 
2.キャリアデザインセンター(2410) 東証2部
 10000円×10000株=1億円  
3.不二精機(6400) JASDAQ
 116円×130万株=1億5000万円
4.テクニカル電子(6716) JASDAQ
 110円×100万株=1億1000万円
5.中央製作所(6846) 名証2部
 70円×100万株=7000万円
6.イーター電機(6891) JASDAQ
 90円×200万株=1億8000万円
7.ウイルソンラーニング(9610) JASDAQ
 130円×100万株=1億3000万円

総投資額:7億7000万円(+現預金1.2億円)

【因みに100万円でポートフォリオを組むと・・】

1.日本産業ホールディングス(4352) アンビシャス
 2000円×45株=9万円 
2.キャリアデザインセンター(2410) 東証2部
 10400円×18株=18.7万円  
3.不二精機(6400) JASDAQ
 114円×1400株=16.0万円
4.テクニカル電子(6716) JASDAQ
 110円×1400株=15.4万円
5.中央製作所(6846) 名証2部
 70円×2000株=14万円
6.イーター電機(6891) JASDAQ
 90円×1500株=13.5万円
7.ウイルソンラーニング(9610) JASDAQ
 130円×1000株=13万円

総投資金額 99.6万円
TOPIX 867.30

株式会社アイリス・ジャパン
代表取締役 松尾範久

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●株式・企業情報メルマガについて
 長寿社会の資産運用ライフスタイルは未来に成長する企業を見出し、長期ス
タンスで投資すること。株式相場の流れを理解し、ご自身のオリジナリティあ
るポートフォリオを構築するためのサポートができればと弊社は長年メールマ
ガジンを配信させて頂いております。タイトルは「株知道」。ついては皆様の
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【お知らせ】
■7月度 GINZAX・銀座セミナー <初心者向け講座第1弾!>■

 月曜日執筆担当の「グルメ投資家おーちゃん」こと大原浩氏と、水曜日執筆
担当の小屋洋一氏が、投資初心者向けにセミナーを行います。

●エレガントでおしゃれな投資の始め方
−あなたの人生と投資。そして、投資で大けがをしないための重要ポイント−

 7月は、皆様方からご要望の多かった、「これから投資を始める方」、ある
いは「はじめてはみたもののすぐにつまずいてしまった方」を対象にしたセミ
ナーです。

 第1部では、「あなたの人生設計と投資」というタイトルで、「なぜこれか
らの時代、投資について勉強することが、よりよい人生を過ごすために必要な
のか」ということについてお話しします。<担当:小屋氏>

 第2部では、もう一歩踏み込んで、「エレガントな投資を始めるための必要
最小限のポイント・心構え」、「投資で大きな失敗をしないためのチェックポ
イント」、「どのような商品に投資したら良いのか」についてお話しします。
<担当:大原>

【ご案内】

2010年7月◆GINZAX・銀座投資セミナー◆

日時:2010年7月24日(土)午後3時00分〜5時20分

第1部:午後3時00分〜午後3時30分
「あなたの人生と投資」:小屋洋一

第2部:午後3時40分〜午後4時40分
「エレガントな投資を始めるための重要ポイント」:大原浩

第3部:午後4時50分〜午後5時30分
 皆さんの疑問にお答えします!:大原浩・日下部愛美

場所:銀座ビジネスセンター 会議室
   東京都中央区銀座6−6−1銀座風月堂ビル5F

参加費:4,500円(税込)
テキスト:当日配布します。

■申込方法

 メールにて下記必要事項を記入の上、お申し込み下さい。
 折り返し、お振り込み先をご連絡いたします。
 メール宛先:oohara0724@gmail.com
 ご記入事項:氏名、ふりがな、質問

★講師ご紹介

◎大原浩 株式会社大原創研 代表取締役
 上田短資(上田ハーロー)、フランス国営クレディリヨネ銀行など国内外の
 金融機関で勤務し、1994年(株)大原創研を設立し独立。
 国内外のビジネス・投資に関わり、プライベート投資やファンドでも成功。
 元・日刊「証券タイムズ(証券新報)」顧問。GINZAXグローバル経済
 ・投資研究会代表。
 著書には、「100万円を確実に1億円にする中国株投資術」(講談社)、
 『韓国企業はなぜ中国から夜逃げするのか』(講談社)、「2012年に日
 経平均が2万円を超える15の理由」(講談社)など多数。

◎小屋洋一 株式会社マネーライフプランニング 代表取締役
 金融機関、不動産事業者を経て(株)マネーライフプランニングを設立。現
 在個人を中心にコンサルティング業務を行う。FPや個人投資家向けセミナ
 ーを多数開催。
 GINZAXグローバル経済・投資研究会主席研究員。日本証券アナリスト
 協会検定会員。

●GINZAXが2月に開催したセミナーの一部が下記URLより見られます。

その1:大原浩
 http://www.youtube.com/watch?v=Qsp6Hg39Bdc

その2:小屋洋一
 http://www.youtube.com/watch?v=8cu4B86dSOk

●第1部講師大原の昨年末の動画が下記URLより見られます。
 下記からアクセスください。(それぞれ数分程度)
 (億の近道10周年記念セミナーイベントより)

その1「私のスタンスと日本の見通し」
 http://www.youtube.com/watch?v=X9ihQ-kj_gY

その2「エコロジー・電気自動車」
 http://www.youtube.com/watch?v=lXpvEhY1Z7A

その3「投資したい企業」
 http://www.youtube.com/watch?v=mymLhTYbEIo
 
皆様のお申し込みをお待ちしております。
(OH)

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りになっております。現在、最新〜2005年1月分まで掲載しておりますが、
順次過去分を追加していく予定です。コメントなどはつけられませんが、まと
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です。この名称での有償のサービス等は「石川臨太郎の有料メールマガジン」
以外行っておりません。紛らわしい名称のサービスは弊社と一切関係ありませ
んのでご注意下さい。

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知財戦略?

 昨年行われた政府の事業仕分けの時に、科学技術関連費用の削減でスパコン等に対する予算が話題にあがり、ノーベル賞受賞者の野依氏や研究者グループがこぞって反対したニュースは皆さんの中でも記憶に新しいのではないだろうか。その半年後の6月にはやぶさが地球に帰還し、その際に菅首相はじめ首脳陣の称賛する姿があったが、あまりにも皮肉な内容ではないだろうか。
 科学技術費関連の予算を削るとは日本の政府は正気の沙汰ではない、どのような戦略で闘っていくのかが全く見えていないのでは、と多数の海外の知人にその時、言われたが全くその通りだと思う。

 お隣の韓国では世界中からノーベル賞受賞者、優秀な技術者を集結させ、アメリカのシリコンバレーに倣ってサムソンが中心となり、韓国版シリコンバレーといわれる大徳バレーを建設し、中国では千人計画というものが発表され、海外から1000人規模で有能な科学者、技術者等を高額報酬で招聘し、国家政策として産学における科学技術には莫大な投資を行っている。

 その中、日本は先述した状態である。6月18日(金)に新成長戦略が閣議決定されているが、「知的財産・標準化戦略とクール・ジャパンの海外展開」、「リーディング大学員構想等による国際競争力強化と人材育成」という項目があるが、具体性にかける。やはり国家の成長戦略においては人材がキーである事は間違いないが、既存の人材を成長させると言う事ももちろん重要であるが、どのようなスピード感をもってどのような方法で実施するかというのが大事である。他国では有能な人材を高額報酬で雇用し、技術、ノウハウ等を、簡単に言えば時間を買っている。

 知人の特許関係のスペシャリストによれば、特許を調査する事によって製品開発をしている企業ではどこの誰それが基幹になる技術、ノウハウを持っているかがピンポイントで分かるとの事である。日本はかつてより産業スパイ天国だと言われているが、韓国や中国の企業により基幹技術を持っている優秀な人材が相当数ヘッドハンティングされている。技術者はサラリーマンであり、大抵の方は技術評価以下でのサラリーで働いているというのが日本の現状である。日亜化学の中村氏の際にも、技術者に対するインセンティブをどのように扱うかというのは議論されたが、確かに、会社の諸先輩の積み上げてきた研究実績をもとに会社の施設を使って、決して一人で技術開発はできないと思うが、いくら会社への忠誠心が強い日本人でも、生活環境がこのような経済下で厳しさに晒されている日本では、家庭を守るという事であれば重い腰をあげてでも行動に出る人が増えても仕方がないと思うのは私だけだろうか。

(番頭さん)

【筆者プロフィール】
 大学卒業後、某都市銀行勤務、某外資銀行勤務を経て独立。専門は個人富裕層業務。
 幼少期に6年間ドイツで過ごし帰国、その時の経験が後の人生に大きく影響。
日本人の基本的なフィナンシャルリテラシーの向上を願いつつ日々奔走中。

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても当方は一切の責任を負いません。)

このコラムはいかがでしたか?面白かった・役に立ったと思った方は
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億の近道2010/06/25


■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
投資情報メールマガジン                   2010/06/25

              イ意 の 近 道

         −プロが導く「億」資産への近道−   週5回発行
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【ご挨拶】
 将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析やコラムを参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!

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             −本日の目次−
           (本日の担当:番頭さん)

         ◆コラム「知財戦略?」:番頭さん

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◆コラム「知財戦略?」

 昨年行われた政府の事業仕分けの時に、科学技術関連費用の削減でスパコン
等に対する予算が話題にあがり、ノーベル賞受賞者の野依氏や研究者グループ
がこぞって反対したニュースは皆さんの中でも記憶に新しいのではないだろう
か。その半年後の6月にはやぶさが地球に帰還し、その際に菅首相はじめ首脳
陣の称賛する姿があったが、あまりにも皮肉な内容ではないだろうか。
 科学技術費関連の予算を削るとは日本の政府は正気の沙汰ではない、どのよ
うな戦略で闘っていくのかが全く見えていないのでは、と多数の海外の知人に
その時、言われたが全くその通りだと思う。

 お隣の韓国では世界中からノーベル賞受賞者、優秀な技術者を集結させ、ア
メリカのシリコンバレーに倣ってサムソンが中心となり、韓国版シリコンバレ
ーといわれる大徳バレーを建設し、中国では千人計画というものが発表され、
海外から1000人規模で有能な科学者、技術者等を高額報酬で招聘し、国家
政策として産学における科学技術には莫大な投資を行っている。

 その中、日本は先述した状態である。6月18日(金)に新成長戦略が閣議
決定(http://www.meti.go.jp/topic/data/growth_strategy/pdf/sinseichou01.pdf
されているが、「知的財産・標準化戦略とクール・ジャパンの海外展開」、
「リーディング大学員構想等による国際競争力強化と人材育成」という項目が
あるが、具体性にかける。やはり国家の成長戦略においては人材がキーである
事は間違いないが、既存の人材を成長させると言う事ももちろん重要であるが、
どのようなスピード感をもってどのような方法で実施するかというのが大事で
ある。他国では有能な人材を高額報酬で雇用し、技術、ノウハウ等を、簡単に
言えば時間を買っている。

 知人の特許関係のスペシャリストによれば、特許を調査する事によって製品
開発をしている企業ではどこの誰それが基幹になる技術、ノウハウを持ってい
るかがピンポイントで分かるとの事である。日本はかつてより産業スパイ天国
だと言われているが、韓国や中国の企業により基幹技術を持っている優秀な人
材が相当数ヘッドハンティングされている。技術者はサラリーマンであり、大
抵の方は技術評価以下でのサラリーで働いているというのが日本の現状である。
日亜化学の中村氏の際にも、技術者に対するインセンティブをどのように扱う
かというのは議論されたが、確かに、会社の諸先輩の積み上げてきた研究実績
をもとに会社の施設を使って、決して一人で技術開発はできないと思うが、い
くら会社への忠誠心が強い日本人でも、生活環境がこのような経済下で厳しさ
に晒されている日本では、家庭を守るという事であれば重い腰をあげてでも行
動に出る人が増えても仕方がないと思うのは私だけだろうか。

(番頭さん)

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層業務。
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■最新セミナーDVD好評販売中!■

 昨年12月5日に東京で行われた、億の近道10周年記念セミナーイベント
のうち、山口揚平氏と山本潤氏のミニセミナー部分がDVDになりました。
 セミナーに参加できなかった方、再度復習したい方、必見です。

【山口揚平氏よりコメント】

 テーマは、「不況期に投資をして億を創る」方法です。

シェアーズ代表の私、山口揚平と、プロの機関投資家であり、
4年連続で投資成績上位1%にも入る山本潤氏が登場します。

山本氏は、めったに表に顔を出しません。2005年に開催した
セミナーは、48,000円という高価な値段で販売されています。

そんな山本氏とシェアーズ山口の最新の手法を公開した12月の
セミナーDVD(2時間)を、今回は特別に7,875円でご提供します。

絶対、後悔はさせないよう、「内容>価格」を保証します。

ぜひご覧下さい。(山口)

(*)数量限定ですので早めにこちらからどうぞ

http://bit.ly/d41M1t

山口氏は1年ぶり、山本氏は4年ぶりの講演です。
この貴重な映像を是非ご覧下さい。
(セミナー主催:億の近道、DVD制作:シェアーズ)

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日本の【新成長戦略】について〜その1

 先週18日(金)に【新成長戦略】が閣議決定されました。私も一通り目を通しましたので、その中身について検討してみたいと思います。

1.「固定価格買取制度」の導入等による再生可能エネルギー・急拡大

再生可能エネルギーの利用が進まないのには、その再生エネルギーの生産コストが従来の化石燃料型のエネルギーよりも高い事が主原因です。

「固定価格買取制度」とは、そのコスト差を誰かが負担して普及させようとする考えです。

では、誰がコストを負担するのでしょうか?
政府発表では、ここの部分が不明瞭です。

2.「環境未来都市」構想

環境系の技術を結集させたモデル都市を造るという構想。
これは、都市モデルとしては面白いと思います。
後は、省庁ごとの縦割り意識が発揮されなければ面白いかと思います。

3.森林・林業再生プラン

林業にスケールメリットを生かせる仕組みを作るとの事。
また、一方では伐採面積の上限規制や伐採後の森林更新の規制を設けるとの話。

現在、日本の林業がダメなのは、やはり生産コストの問題だと思いますので、その林業の大規模化でどこまでカバーできるのか。

かなり疑問です。

4.医療の実用化促進のための医療機関の測定制度等

専門的医療機関を育成しようという制度。
また保険外併用なども進める予定。

これは、基本的には何の問題も無いと思います。
早く動けばそれだけ機能するでしょう。

5.国際医療交流(外国人患者の受入れ)

日本の医療技術は世界でも優れていると思いますが、外国人患者の受け入れについては疑問符が付きます。

そもそも、外国人患者に対する受け入れ病院のコミニュケーションの問題、また海外でも外国人患者受け入れで上手くいっているケースが少ない事が気になります。

6.パッケージ型インフラ海外展開

「国家戦略プロジェクト委員会」を組織し、アジアのインフラ需要に取り組む民間企業を支援しようとする試み。

これは、アジアでインフラ需要がある事は間違いないので、そこそこ機能すると思います。

後は、インフラプロジェクトの採算性をきちんと分析できる人材がいるのか?
と言う事になると思います。

例えば、今回日本が力を入れていたベトナム新幹線プロジェクトは、ベトナム国内の議会で「プロジェクト採算性の低さ」を理由に否決されています。

7.法人実効税率引下げとアジア拠点化の推進等

これは、大事な作業です。
正直現段階で、グローバル企業が東京にアジア拠点を置くメリットが急速に薄れています。

税率だけではなく、インセンティブ制度などと併用してアジア本社を誘致する活動は雇用の創出にもつながると考えます。

8.グローバル人材の育成と高度人材等の受入れ拡大

国内でのグローバル化に対応する人材を生み出す教育制度の改革。
日本人の留学促進と海外からの留学生受け入れ等が挙げられています。

しかし、根本的には小学校からの教育システムを見直さない限り、留学制度の支援だけでは厳しいと感じます。

9.知的財産・標準化戦略とクール・ジャパンの海外展開

知的財産と文化的財産(ソフトパワー)を活かそうとする戦略。
戦略自体がざっくりしすぎていて明快ではありません。

おそらくこれから内容を考えるレベルではないかと。

10.アジア太平洋自由貿易圏の構築を通じた経済連携戦略

アジアにおける「ヒト・モノ・カネの流れ倍増」を謳ってはいるものの、具体的には看護師・介護福祉士の受入れ等に言及する程度。

非常に良い政策だとは思うが、具体性はまだこれから。

11.「総合特区制度」の創設と徹底したオープンスカイの推進等

大都市などの特定地域を対象として「総合特区」を創設し、産業や外資の集積を目指す。税制・財政・金融上の支援措置を総合的に盛り込む。

これも非常に構想としては優れているが、果たして日本の縦割り行政の中で総合的な政策が実現するのかどうか?

できるものなら、今すぐ東京でやれば良いだけだと思う。

12.「訪日外国人3,000万人プログラム」と「休暇取得の分散化」

効果的プロモーションの実施や通訳案内士以外の有償ガイドを認めるなどで、外国人旅行客の受入れを大幅に増やす計画。

そもそも、「通訳案内士」なんて規制が有った事にびっくりしました。

2009年の訪日外国人が679万人である事を考えると、施策に対する目標の実現性が困難なのではないかと思います。


以上、前半をみてみました。

戦略自体に無理があるものも少なくないですが、もちろん意味のあるものも少なからずあります。

一番望ましいのは、意味のない事をやらずに意味のある事だけやってもらうのが良いのではありますが。

参院選の結果にもよりますが、我々国民は、民主党がスピード感を持ってこの戦略を法制度化できるのかどうかを見ていく必要があります。

(小屋)

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W杯でユーロのポジション調整!?その後の為替相場の動向

 世界的なスポーツ・イベントが続いています。世界中で多くの人々が注目するサッカーのW杯南アフリカ大会、波乱の展開になった全米オープン・ゴルフ、そしてテニスでは全英オープンがウィンブルドンで行われ、世界レベルの試合中継に寝不足になりがちな生活をしているのは私だけではないと思いますが、皆さまは如何でしょうか?
 個人的にはゴルフの全米オープンが行われたぺブルビーチのコースの難しさが最近の相場を連想させ、興味深く観戦していました。フェアウェイをとらえられないと、私が知る限りでの「ラフ」エリアはなく、いきなり「ハザード」という展開で苦しむ選手が多く見られ、ゴルフのコースマネージメントの大切さを痛感しました。

 さて為替相場です。ユーロを取り巻く悪材料もハンガリーの財政危機懸念を材料に最安値をつけた後はサッカーW杯の開始に合わせるかのように大量のポジション調整が入り、1ユーロ=1.1877ドルの安値から買い戻され、更に人民元相場の弾力化が伝えられた今週初21日には1.2487ドル高値まで戻す場面がありました。過去最高額のシカゴ先物市場でのユーロ売りポジションも6月8日付の111,945枚から15日には62,360枚と約50,000枚弱が減少し、投機筋が大きくポジション調整を行ったことが伺えます。この間、14日にギリシャ国債の格下げ、スペインの金融への不安材料など悪材料はあったものの市場の反応は限られ、むしろ下げたところはショート筋の絶好の買い戻しの機会になりました。サッカーW杯により市場参加者が薄くなることを懸念したショートカバーとも言われる位でした。
 一方方向の売りが一服してポジション的にも調整もかなり進み身軽になったユーロ相場ですが、21日には格付け会社による仏大手金融機関BNPパリバの格下げが相場を押さえました。そしてフランスにも導入とされる銀行税を懸念して仏銀行の社債保証(CDS)コストが上昇していること、また仏大手銀行クレディ・アグリコルがギリシャの銀行の事業持ち分評価の引き下げ償却費用を今四半期に計上するとの情報に見られるように欧州懸念は金融機関に関する懸念も意識され、ギリシャ、スペインなどの国債の保証コストの高止まりと共にユーロの頭を押さえています。ユーロ対ドルの22日終値ベースは30日移動平均1.2267水準に位置しています。
 一方、対豪ドルでは約1カ月ぶりに1.40ドル割れ、財政赤字削減策が格付け会社にも評価された英国のポンドに対して再び1ユーロ=0.83ポンド割れとなり安値圏での動きが続いています。しばらくは対ドルで一方的なユーロ安更新というイメージよりは1.20−1.25の安値圏でのもち合い相場、また対豪ドル、対ポンドではユーロ安は進むと見て私自身はトレードしています。

 次に、週明けの市場の注目は何と言っても中国人民銀行が週末に発表した人民元の弾力化でした。21日の相場は「人民元高→円高」という反応のパターンを予想した向きには早朝にしかチャンスはなく、その後はリスク選好の動きになり「株高、円安、ユーロ、アジア通貨高、そして米国債相場は中国によるドル買い、米国債が減るとの観測から下落」という意外な展開になりました。人民元高が中国国内のインフレ抑制、内需拡大、外国から中国への輸出拡大、世界経済への好影響というシナリオが背景にあるとされました。
 一方、元相場は?というと、21日に中国人民銀行発表の基準値は18日と変わらず1ドル=6.8275元でしたが、市場はその後元高ドル安の6.7976元で終了。22日の基準値は6.7980でしたが市場は元安ドル高の6.8136元で終了。国有銀行による元売りドル買い介入の情報も聞こえています。また注目された23日の基準値は6.8102と発表され、今週末カナダで開催されるG20を前にした元相場の動向が市場では注目されています。世界経済への影響大となった中国は急激な人民元高による影響を緩和するために相場をやや元安にコントロールしていく可能性を指摘する声もあります。中国と米国の力関係、各首脳発言に注目しています。

 その米国経済ですが、欧州危機の影響は限定的との見方もあったくらい4月までの経済指標は改善したものが多くありました。住宅購入補助金での駆け込み需要で住宅関連指標も改善していましたが、さすがに5月以降の米国の経済指標には鈍化を示すものも増えていました。5月の小売売上高や住宅関連の数字も予想よりも悪くなっています。世界的な財政規律重視が米国にとっても今後の財政政策を難しくしている中、22日と23日に連邦準備政策委員会FOMCが開かれています。金利据置が市場予想ですがサプライズがあるかどうか?前回の景気判断と現状認識との変化についても注目しておきたいところです。

 最後に日本の「中期財政フレーム」についてです。菅内閣が22日に2011年度から3年国債費をのぞく歳出の大枠を毎年71兆円以下に抑え、2020年度までにプライマリーバランスの黒字化を目指すという閣議決定を行いました。具体性に欠けるとの格付け会社のコメントもありましたが、財政再建に軸足を置くことで財政懸念での円売り要因を弱めるとも考えられますが、一方で長期金利の低下による円売り要因の可能性もあるかもしれません。どちらにしても中長期的での影響ではありますが、潜在的な要因として今後注視していきたいと思います。ドル円相場は目先はもみ合いが続きそうですが、円高バイヤスがかかりやすいと考えています。

 難しい展開が続く相場ですが、冒頭でふれたゴルフのコースマネージメントに例えれば、「ミスショットを少なくして、パーセーブに努めること」を基本にするように、守りを基本に今は攻めるタイミングを見極める時期ではないかと思っています。

(式町 みどり)

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億の近道2010/06/23


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投資情報メールマガジン                  2010/06/23号
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             −本日の目次−
        (本日の担当:小屋洋一&式町みどり)

◆コラム「日本の【新成長戦略】について〜その1」:小屋洋一
◆コラム「W杯でユーロのポジション調整!?その後の為替相場の動向」
     :式町みどり

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◆コラム「日本の【新成長戦略】について〜その1」

 先週18日(金)に【新成長戦略】が閣議決定されました。私も一通り目を
通しましたので、その中身について検討してみたいと思います。

1.「固定価格買取制度」の導入等による再生可能エネルギー・急拡大

再生可能エネルギーの利用が進まないのには、その再生エネルギーの生産コス
トが従来の化石燃料型のエネルギーよりも高い事が主原因です。

「固定価格買取制度」とは、そのコスト差を誰かが負担して普及させようとす
る考えです。

では、誰がコストを負担するのでしょうか?
政府発表では、ここの部分が不明瞭です。

2.「環境未来都市」構想

環境系の技術を結集させたモデル都市を造るという構想。
これは、都市モデルとしては面白いと思います。
後は、省庁ごとの縦割り意識が発揮されなければ面白いかと思います。

3.森林・林業再生プラン

林業にスケールメリットを生かせる仕組みを作るとの事。
また、一方では伐採面積の上限規制や伐採後の森林更新の規制を設けるとの話。

現在、日本の林業がダメなのは、やはり生産コストの問題だと思いますので、
その林業の大規模化でどこまでカバーできるのか。

かなり疑問です。

4.医療の実用化促進のための医療機関の測定制度等

専門的医療機関を育成しようという制度。
また保険外併用なども進める予定。

これは、基本的には何の問題も無いと思います。
早く動けばそれだけ機能するでしょう。

5.国際医療交流(外国人患者の受入れ)

日本の医療技術は世界でも優れていると思いますが、外国人患者の受け入れに
ついては疑問符が付きます。

そもそも、外国人患者に対する受け入れ病院のコミニュケーションの問題、ま
た海外でも外国人患者受け入れで上手くいっているケースが少ない事が気にな
ります。

6.パッケージ型インフラ海外展開

「国家戦略プロジェクト委員会」を組織し、アジアのインフラ需要に取り組む
民間企業を支援しようとする試み。

これは、アジアでインフラ需要がある事は間違いないので、そこそこ機能する
と思います。

後は、インフラプロジェクトの採算性をきちんと分析できる人材がいるのか?
と言う事になると思います。

例えば、今回日本が力を入れていたベトナム新幹線プロジェクトは、ベトナム
国内の議会で「プロジェクト採算性の低さ」を理由に否決されています。

7.法人実効税率引下げとアジア拠点化の推進等

これは、大事な作業です。
正直現段階で、グローバル企業が東京にアジア拠点を置くメリットが急速に薄
れています。

税率だけではなく、インセンティブ制度などと併用してアジア本社を誘致する
活動は雇用の創出にもつながると考えます。

8.グローバル人材の育成と高度人材等の受入れ拡大

国内でのグローバル化に対応する人材を生み出す教育制度の改革。
日本人の留学促進と海外からの留学生受け入れ等が挙げられています。

しかし、根本的には小学校からの教育システムを見直さない限り、留学制度の
支援だけでは厳しいと感じます。

9.知的財産・標準化戦略とクール・ジャパンの海外展開

知的財産と文化的財産(ソフトパワー)を活かそうとする戦略。
戦略自体がざっくりしすぎていて明快ではありません。

おそらくこれから内容を考えるレベルではないかと。

10.アジア太平洋自由貿易圏の構築を通じた経済連携戦略

アジアにおける「ヒト・モノ・カネの流れ倍増」を謳ってはいるものの、具体
的には看護師・介護福祉士の受入れ等に言及する程度。

非常に良い政策だとは思うが、具体性はまだこれから。

11.「総合特区制度」の創設と徹底したオープンスカイの推進等

大都市などの特定地域を対象として「総合特区」を創設し、産業や外資の集積
を目指す。税制・財政・金融上の支援措置を総合的に盛り込む。

これも非常に構想としては優れているが、果たして日本の縦割り行政の中で総
合的な政策が実現するのかどうか?

できるものなら、今すぐ東京でやれば良いだけだと思う。

12.「訪日外国人3,000万人プログラム」と「休暇取得の分散化」

効果的プロモーションの実施や通訳案内士以外の有償ガイドを認めるなどで、
外国人旅行客の受入れを大幅に増やす計画。

そもそも、「通訳案内士」なんて規制が有った事にびっくりしました。

2009年の訪日外国人が679万人である事を考えると、施策に対する目標
の実現性が困難なのではないかと思います。


以上、前半をみてみました。

戦略自体に無理があるものも少なくないですが、もちろん意味のあるものも少
なからずあります。

一番望ましいのは、意味のない事をやらずに意味のある事だけやってもらうの
が良いのではありますが。

参院選の結果にもよりますが、我々国民は、民主党がスピード感を持ってこの
戦略を法制度化できるのかどうかを見ていく必要があります。

(小屋)

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者
の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)

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◆コラム「W杯でユーロのポジション調整!?その後の為替相場の動向」

 世界的なスポーツ・イベントが続いています。世界中で多くの人々が注目す
るサッカーのW杯南アフリカ大会、波乱の展開になった全米オープン・ゴルフ、
そしてテニスでは全英オープンがウィンブルドンで行われ、世界レベルの試合
中継に寝不足になりがちな生活をしているのは私だけではないと思いますが、
皆さまは如何でしょうか?
 個人的にはゴルフの全米オープンが行われたぺブルビーチのコースの難しさ
が最近の相場を連想させ、興味深く観戦していました。フェアウェイをとらえ
られないと、私が知る限りでの「ラフ」エリアはなく、いきなり「ハザード」
という展開で苦しむ選手が多く見られ、ゴルフのコースマネージメントの大切
さを痛感しました。

 さて為替相場です。ユーロを取り巻く悪材料もハンガリーの財政危機懸念を
材料に最安値をつけた後はサッカーW杯の開始に合わせるかのように大量のポ
ジション調整が入り、1ユーロ=1.1877ドルの安値から買い戻され、更
に人民元相場の弾力化が伝えられた今週初21日には1.2487ドル高値ま
で戻す場面がありました。過去最高額のシカゴ先物市場でのユーロ売りポジシ
ョンも6月8日付の111,945枚から15日には62,360枚と約50,
000枚弱が減少し、投機筋が大きくポジション調整を行ったことが伺えます。
この間、14日にギリシャ国債の格下げ、スペインの金融への不安材料など悪
材料はあったものの市場の反応は限られ、むしろ下げたところはショート筋の
絶好の買い戻しの機会になりました。サッカーW杯により市場参加者が薄くな
ることを懸念したショートカバーとも言われる位でした。
 一方方向の売りが一服してポジション的にも調整もかなり進み身軽になった
ユーロ相場ですが、21日には格付け会社による仏大手金融機関BNPパリバ
の格下げが相場を押さえました。そしてフランスにも導入とされる銀行税を懸
念して仏銀行の社債保証(CDS)コストが上昇していること、また仏大手銀
行クレディ・アグリコルがギリシャの銀行の事業持ち分評価の引き下げ償却費
用を今四半期に計上するとの情報に見られるように欧州懸念は金融機関に関す
る懸念も意識され、ギリシャ、スペインなどの国債の保証コストの高止まりと
共にユーロの頭を押さえています。ユーロ対ドルの22日終値ベースは30日
移動平均1.2267水準に位置しています。
 一方、対豪ドルでは約1カ月ぶりに1.40ドル割れ、財政赤字削減策が格
付け会社にも評価された英国のポンドに対して再び1ユーロ=0.83ポンド
割れとなり安値圏での動きが続いています。しばらくは対ドルで一方的なユー
ロ安更新というイメージよりは1.20−1.25の安値圏でのもち合い相場、
また対豪ドル、対ポンドではユーロ安は進むと見て私自身はトレードしていま
す。

 次に、週明けの市場の注目は何と言っても中国人民銀行が週末に発表した人
民元の弾力化でした。21日の相場は「人民元高→円高」という反応のパター
ンを予想した向きには早朝にしかチャンスはなく、その後はリスク選好の動き
になり「株高、円安、ユーロ、アジア通貨高、そして米国債相場は中国による
ドル買い、米国債が減るとの観測から下落」という意外な展開になりました。
人民元高が中国国内のインフレ抑制、内需拡大、外国から中国への輸出拡大、
世界経済への好影響というシナリオが背景にあるとされました。
 一方、元相場は?というと、21日に中国人民銀行発表の基準値は18日と
変わらず1ドル=6.8275元でしたが、市場はその後元高ドル安の6.7
976元で終了。22日の基準値は6.7980でしたが市場は元安ドル高の
6.8136元で終了。国有銀行による元売りドル買い介入の情報も聞こえて
います。また注目された23日の基準値は6.8102と発表され、今週末カ
ナダで開催されるG20を前にした元相場の動向が市場では注目されています。
世界経済への影響大となった中国は急激な人民元高による影響を緩和するため
に相場をやや元安にコントロールしていく可能性を指摘する声もあります。中
国と米国の力関係、各首脳発言に注目しています。

 その米国経済ですが、欧州危機の影響は限定的との見方もあったくらい4月
までの経済指標は改善したものが多くありました。住宅購入補助金での駆け込
み需要で住宅関連指標も改善していましたが、さすがに5月以降の米国の経済
指標には鈍化を示すものも増えていました。5月の小売売上高や住宅関連の数
字も予想よりも悪くなっています。世界的な財政規律重視が米国にとっても今
後の財政政策を難しくしている中、22日と23日に連邦準備政策委員会FO
MCが開かれています。金利据置が市場予想ですがサプライズがあるかどうか?
前回の景気判断と現状認識との変化についても注目しておきたいところです。

 最後に日本の「中期財政フレーム」についてです。菅内閣が22日に201
1年度から3年国債費をのぞく歳出の大枠を毎年71兆円以下に抑え、202
0年度までにプライマリーバランスの黒字化を目指すという閣議決定を行いま
した。具体性に欠けるとの格付け会社のコメントもありましたが、財政再建に
軸足を置くことで財政懸念での円売り要因を弱めるとも考えられますが、一方
で長期金利の低下による円売り要因の可能性もあるかもしれません。どちらに
しても中長期的での影響ではありますが、潜在的な要因として今後注視してい
きたいと思います。ドル円相場は目先はもみ合いが続きそうですが、円高バイ
ヤスがかかりやすいと考えています。

 難しい展開が続く相場ですが、冒頭でふれたゴルフのコースマネージメント
に例えれば、「ミスショットを少なくして、パーセーブに努めること」を基本
にするように、守りを基本に今は攻めるタイミングを見極める時期ではないか
と思っています。

(式町 みどり)

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【お知らせ】

■6月度 GINZAX・銀座セミナー 本日申込締め切り!■

 月曜日執筆担当の「グルメ投資家おーちゃん」こと大原浩氏と、水曜日執筆
担当の小屋洋一氏が、中国に関してセミナーを行います。それぞれ中国に対し
て立場を異にする両名が、どのような持論を展開するか、乞うご期待です。

【ご案内】

2010年6月◆GINZAX・銀座投資セミナー◆

日時:2010年6月26日(土)午後3時00分〜5時20分

第1部:午後3時00分〜午後4時30分
基調講演:「中国はどうなる?」
 午後3時00分〜午後3時25分 「まだまだ成長する中国」小屋洋一
 午後3時25分〜午後3時50分 「赤信号が点滅する中国」大原浩

第2部:午後4時00分〜午後5時20分
 「激論!中国の行方!」
 中国肯定派の小屋氏と懐疑派の大原氏が激論を戦わせます。
 テーマは、皆様から頂いたご質問を中心に設定します。
 経済成長や内需、不動産や資源など、気になるテーマやキーワードをお寄せ
 下さい。(なお、いただいた内容は必ずしも全て取り上げるとは限りません
 のであらかじめご了承下さい)

場所:銀座ビジネスセンター 会議室
   東京都中央区銀座6−6−1銀座風月堂ビル5F

参加費:4,500円(税込)
テキスト:当日配布します。

■申込方法

 メールにて下記必要事項を記入の上、お申し込み下さい。
 折り返し、お振り込み先をご連絡いたします。
 メール宛先:oohara0626@gmail.com
 ご記入事項:氏名、ふりがな、聞いてみたいテーマ、質問

★講師ご紹介

◎大原浩 株式会社大原創研 代表取締役
 上田短資(上田ハーロー)、フランス国営クレディリヨネ銀行など国内外の
 金融機関で勤務し、1994年(株)大原創研を設立し独立。
 国内外のビジネス・投資に関わり、プライベート投資やファンドでも成功。
 元・日刊「証券タイムズ(証券新報)」顧問。GINZAXグローバル経済
 ・投資研究会代表。
 著書には、「100万円を確実に1億円にする中国株投資術」(講談社)、
 『韓国企業はなぜ中国から夜逃げするのか』(講談社)、「2012年に日
 経平均が2万円を超える15の理由」(講談社)など多数。

◎小屋洋一 株式会社マネーライフプランニング 代表取締役
 金融機関、不動産事業者を経て(株)マネーライフプランニングを設立。現
 在個人を中心にコンサルティング業務を行う。FPや個人投資家向けセミナ
 ーを多数開催。
 GINZAXグローバル経済・投資研究会主席研究員。日本証券アナリスト
 協会検定会員。

●GINZAXが2月に開催したセミナーの一部が下記URLより見られます。

その1:大原浩
 http://www.youtube.com/watch?v=Qsp6Hg39Bdc

その2:小屋洋一
 http://www.youtube.com/watch?v=8cu4B86dSOk

●第1部講師大原の昨年末の動画が下記URLより見られます。
 下記からアクセスください。(それぞれ数分程度)
 (億の近道10周年記念セミナーイベントより)

その1「私のスタンスと日本の見通し」
 http://www.youtube.com/watch?v=X9ihQ-kj_gY

その2「エコロジー・電気自動車」
 http://www.youtube.com/watch?v=lXpvEhY1Z7A

その3「投資したい企業」
 http://www.youtube.com/watch?v=mymLhTYbEIo
 
皆様のお申し込みをお待ちしております。
(OH)

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アービトラージ(裁定取引)について

 本日は、アービトラージ(裁定取引)について説明します。
 アービトラージと言われる手法は、本来同じ価値を持つであろう商品の価格が違う場合、割安な商品買うと同時に、割高な商品を売るという取引を同時に行うことを言います。理論的にリスクフリーで、確実にリターンがあげられるので、アービトラージャーと呼ばれる参加者も多くいます。そして、さや取りは見つかるとすぐに修正されてしまうので、システムを使って自動売買をします。

 例えば、現物と呼ばれる日経225のバスケットと、日経225の先物を組み合わせて売買することや、同じ日経225の先物という商品が、大阪取引証券所とSGXと違う市場で取引されている場合に行うこともあります。

 沢山いるアービトラージャーの中で優位に立つためには、自動売買のアルゴリズムが優れていることが重要になります。また、アービトラージで稼ぐことのできるリターンは数BSP(ベーシスポイント:1%の100分の1)であり、非常に細かな儲けを数多く積み重ねる必要がある世界なので、豊富な資金力が必須で、他社のアービトラージ戦略の情報収集も、勝敗を左右する重要なポイントです。

 基本的には、市場にボラティリティがある時の方がさや取りの機会も多くあるので、株価が良く動いたライブドアショックやリーマンショックは稼ぎ時でした。ただ、2006年に発生したライブドアショックの時には、東証の売買システム機能不全による売買停止とい前代未聞の出来事があり、なかなか現物が思うように取引出来ませんでした。東証が、約定件数が400万件(午前立会終了時232万件)を超える場合、売買取引を全面的に停止するという通知をしたため、約定が出来ないことも想定したポジションを取らざるを得ず、高いリターンは望めませんでした。

 また、大阪証券取引所も同じ時期に、約定が返ってくるのに3〜5分かかり、最長では10分も20分も掛かっていたので、「オーダーを出したにも拘わらず、約定レポートが届かないのはどういうことなのか、うちの注文は果たして約定されたのだろうか」、と社内で叫び声があがっていたのを覚えています。

 システムトレードで一番気を付けなければいけないのは、誤発注です。先日、ドイツ証券のトレーダーが、日経225先物で誤発注を出しましたが、その金額が12兆円と巨額であり、価格を大きく動かす影響が甚大なミスであったため、日本法人のトップが記者会見を開き、謝罪をする事態となりました。

 他社で問題が起きた場合でも、誤発注の防止システムが強化されます。特に、みずほ証券によるJCOMの誤発注の際には、社内のコンプライアンス部によるシステム強化はもちろんのこと、金融庁からも10名位のチームが派遣され、どういう誤発注対策をしているのかについて、詳細にヒアリングされました。

 2010年の1月に、アローヘッドという超高速取引システムが東証に実装され、既存の100倍の1,000分の1秒という単位で取引を行えるようになり、同時に、売買の際の呼び値の刻みも細分化されました。ほとんどの機関投資家は、自社のシステムを超高速取引に対応させるため、革新的なスピードアップに取り組むとともに、より細かな値段のゆがみ(アービトラージ)を捉えるために、アルゴリズムも改良しています。

 1,000分の1秒というと、全く人の手では追いつくことのできないスピードであるため、個人投資家の方が、アービトラージの手法で稼ぐことは非常に困難になったと考えています。

(岡村知美)

■プロフィール
 早稲田大学理工学部卒、早稲田大学大学院理工学部経営システム工学科卒。
外資系証券会社の自己勘定部門&ヘッジファンドにおいて、5年半日本株の運用に携わる。計量的分析を用いて、マーケットに左右されない絶対的リターンを追求したトレードを行う。2009年10月に娘を出産。

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