ぬくぬくホッコリ株日記 定年後は株で楽しく暮らしたい

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JUGEMテーマ:株・投資


■第133回■

 2009年も、あと3日となりました。相場の世界だけではなく自分の家族環境の中でも、いろいろ大きな変化がありました。

 自分では他人事のように考えていた、子供のころにかかった水疱瘡のウイルスが生き抜いてきて、自分の免疫力の低下につけこむように暴れだす、帯状疱疹を患いました。実に痛くて苦しみました。
 その痛手が完治しない状況で、一人で暮らしている母を介護する必要が出来て、島根と東京を妻と交代で、すれ違いで往復しなければならないような状況が発生しました。

 来年からは妹が仕事を辞めて介護戦線に参戦してくれるので、介護部隊の戦力アップで、少しは自由な時間が増えてくれると思います。

 介護の問題は、いずれはやってくると覚悟をしていたことですが、9月に実家に帰ったときは、介護が必要になるとは考えないほどの元気な母でしたので、子供たちはみなビックリして悲しんだりしましたが、子供達に比べて母が精神的に一番元気なことで、子供たちが勇気付けられるような状況でした。

 そんな状態で東京に飛んで帰っているときにドバイショックからの暴落がおきて、株式投資に関しては何も出来ないうちに嵐が襲ってきて、去っていきました。10日ほどの期間は株式を動かすことが出来なかったので、12月の末になってみれば、「あらら」というほどポートフォリオの状況は回復をしてきました。

 株式投資だけでは去年受けたダメージを完全に回復することは出来ませんでしたが、他の投資資産の活躍で去年のダメージは何とか回復できた状況です。分散投資の必要性を再度強く認識させられた2009年となりました。

 しかし日経平均225の回復も順調で、去年被った被害が10だとするならば、そのうちの6以上は株式投資を続けてきたことで回復できたものなので、株式投資から逃出してしまわずに、踏みとどまって闘い抜いた甲斐があったな〜とも感じています。

 書店では円高が続いて1ドルが50円になるというような危機本もけっこう書棚に並ぶようになりました。しかし、中身を見てみれば「アメリカなどが駄目になるから円が買われて50円になり、アメリカより日本のほうがましだから円高になる。」というものもあれば、「日本が経済破綻して円が50円になる。」という内容が理解できないような危機を煽って、お金儲けだけを狙ったような質の悪い危機本もありました。

 2009年の株式投資で一番身にしみて感じたことは、出来高の薄いバリュー株は、業績も良く、資産背景が良好であっても、たった数人の投げ売り既存投資家さえいれば、あっという間に暴落して、なかなか株価が回復しないということでした。

 トシン・グループ(2761)などは、25円(←年間は50円)配当欲しさに1570円台で掴んだら、翌日くらいから大きく下落して、1401円まで投げ落とされました。たまたま、メルマガを書いている28日の寄り付きで前日比78円高の1643円まで回復し、出来高の薄い内需株からは撤退して、最近力を入れているグリーン・ニューディール関係の大型株にサクサクとシフトしておくことにしてしまいました。

 ただ、既存投資家の投げ売りで暴落した小型の株にも、少しずつ買いが戻りだし、ドバイショックで204円まで投げ売られた銘柄も、あっという間に250円程度までに戻してきました。たぶん、この企業の総売上高のうち20%を超えている主力の販売先の大企業が、大幅な業績上方修正をしてくれたからだと思います。

 最近は有料メルマガ「生涯パートナー銘柄の研究」のコラムの方で、自分の投機した大型株や、ウォッチ・リストにいれている低PERかつ低PBRで配当利回りが高い小型株などをご紹介するようになりました。研究銘柄よりも、コラムでご紹介した大型株の方が、株価上昇力が強いので、最近は大型株の研究にもより一層励むようになりました。

 先週このメルマガでご紹介した昭和シェル石油は、配信日の翌日の12月15日の終値725円から配当を16円いただいたうえに、28日の前場終値は770円となっています。22週間で1割程度の運用利回りですから、まずまずだったと感じます^^;

 配信日の翌日の12月15日の終値1918円から一時的に大きく下がった塩野義製薬は、18日の新聞などに『厚生労働省は18日、塩野義製薬が承認申請していたインフルエンザ治療薬「ラピアクタ(一般名ペラミビル)」について、来年1月中にも、承認の可否を審議する薬事分科会を開くことを明らかにした。承認されれば初の国産治療薬となる。』などという記事が出てから人気付き、2000円をうかがうところまで株価が上昇してきました。

 あとの3つの銘柄も1561円→1599円+配当8円、3710円→3840円、1281円→1341円などとなかなか好調です。

 しかし、トシン・グループばかりでなくほんの数単位の既存投資家の投げ売りで暴落してしまったバリュー小型株は、ほんの少しの新しい投資家の参入で10%も20%も一気に株価を戻します。

 先週の有料メルマガ「生涯パートナー銘柄の研究」でご紹介した下記のような小型株。

『12月18日時点の株価は829円です。一株純資産は1505.19円です。四季報の2010年10月期の一株利益予想は101.7円です。会社の予想は146.79円です。配当は年間28円の予定です。』

 今週のコラムでご紹介した下記のような小型株。

『四季報の情報では一株純資産887円。10年2月期一株利益予想73.1円。この原稿を書いている時点(12月25日)の株価は476円です。経常利益の上昇が実に堅調で将来楽しめそうな企業です。』

 このような企業に一旦投資家が戻り始めたら、大きく株価が成長してくれる可能性も高いと期待しています。

 私の来年当初の投資戦術は、大型株で稼いでおいて、ある程度投資環境が良くなってきたら、ちっとも上がらない小型株に資金を半分シフトする。そんなことを考えながら年末を過しています。

 読者の皆様、今年はお世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。

経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)

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”スピリチュアルな存在”からのメッセージ

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 先日、再びオールナイトで映画を観てきました。
 公開初日からずっと観たいと思っていた「2012」です。

 マヤ暦が2012年で終わることによる、旧人類の終焉と昇華を意味する「アセンション」をテーマにした映画です。
 私は5年ほど前から、アセンションについては、書籍を読んだり詳しい人の話を聞いたりして、興味を持っていました。

 また、CGが凄いとの評判もあり、その手の映像が大好きな私としては、いても立っても居られず、思わず観に行った次第です。

 果たして結果は……、期待を裏切らないCG映像でした。もう、CGで、どんなリアルな映像も可能になってきていると言っても過言では無いと思いました。

 太陽の表面における大爆発(フレア)がきっかけとなり、大量のニュートリノが地球に降り注ぐことによる天変地異という仮説も、なかなかイケていると感じました。
 アセンションのスピリチュアルな要素について、もう少し盛り込めていれば、娯楽映画の域を超えた深い映画になっていたのではないかと思います。

 さてスピリチュアルと言えば、先日久々にかなりインパクトのある、神秘体験?をしました。

 その日夜中に地震があった明け方です。大きなカマキリが首の後ろに噛みつく夢を見ました(笑)。
 そのあまりにリアルな痛さに、少し目を覚ましてしまったのですが、またうとうとしていると・・・。

 横向きに寝ている私の背中を、誰かが揺り動かすのです。この感覚は明らかに直前に起きた地震とは違うのが分かりました。
 しかし、私は一人で寝ているので、後ろに誰かが居るはずは無く、???と思いながらも、またうとうとと・・・。

 すると今度は、もっとはっきりと、誰かが背中から私の身体を揺らし始めました。さすがに私は目を見開き、後ろを振り返ったのですが、やはり誰も居るわけがなく…。

「おかしいな、いったい誰が揺らしたのだろう??? もしや背後霊か?」と不思議に思いながらも、またうとうとと・・・・。

 暫くして、突然ぱっと目が覚めました。時計を見たら、「6時58分」。
「ああーーーーーっ!!!」と思わず大声をあげている自分が居ました。

 そうです、やってしまったのです、大遅刻を。

 その朝は、私が毎週活動している吉祥寺の早朝異業種交流会の日だったのです。しかも、私は会の幹事役の一人です。
 更に、その日はビジターの方を6名もお誘いしており、6時40分に吉祥寺駅で待ち合わせをしている方も居られました。

考えられないような失態です。

 すぐに電話をして1時間以上遅刻する旨を伝え、待ち合わせの方には、何とか先に会場に行って頂くように御願いしました(大汗)。

 起きた時の私のあまりの大声に、妻と4歳の娘が、居間でびっくりしていました(苦笑)。

 1時間以上遅れて会場に到着した私は、皆さんに平謝りするしかなかったのですが、それでも笑いを交えてメンバーが迎えてくれて、本当に頭が下がる思いでした(大汗)。

 そして私は、遅ればせながら、やっと気付いたのです……そうです、私を何とか遅刻させまいとメッセージを送ってくれた存在があったことに!

 その「スピリチュアルな存在」からは、これまでも大事な時に、幾度かメッセージを受け取ったことがありました。例えばそれは、私が金融先物のトレーディングをしていた時にも、相場の方向性を示唆するメッセージとして送られてきたことが、ありました。でもそれは、自分の感性が開いている時以外は、なかなか気付けないようです。

 視野が狭くなったり、相場に囚われてしまったりすると、「スピリチュアルな存在」がせっかく利食いや損切りのメッセージを送ってきてもキャッチできず、勿体ないことになってしまいます。短期売買をされる方は勿論、中長期投資をされる方にとっても、銘柄選び等の感性を磨く方法として、瞑想をすることは大変効果的なはずです。

 今回の寝坊も、師走の忙しさに、いろんな要因が重なり、感性が鈍ってしまっていたのが反省点です。

 来年の抱負として、最近さぼり気味だった瞑想を、また習慣化させようと誓いました。

あなたは、どう思いますか・・・?

PS.さて今年も、もう終わりですね。億近の執筆陣に加えて頂いてから、早くも一年半になりますが、沢山の方から感想を頂き、本当に感謝しています。

少しでも、皆さんの気づきや励み、癒しや元気になるように心がけて執筆してきましたが、逆に私がそうしたものを沢山頂く形となりました。本当にありがとうございました。

それでは億近読者の皆さま、良い年をお迎えください!

渡辺直行

*渡辺直行のプロフィール
トウキョウ・フォレックス株式会社、ソシエテ・ジェネラル証券国内法人先物・オプション部長を経てインターネットベンチャー2社の立ち上げに参加。
その後米系ヘッドハンティング会社を経て起業、2005年1月、エグゼクティブ・サーチ・ジャパン株式会社代表取締役就任。

*異業種交流会メンバー兼運営側としても活動しています。
http://www.bni-japan.com/

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。)

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億の近道2009/12/29

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投資情報メールマガジン                   2009/12/29
              イ意 の 近 道

         −プロが導く「億」資産への近道−   週5回発行
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
【ご挨拶】
 将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析やコラムを参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!

   ★当メルマガは等長フォントでの閲覧を前提にしております★

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             −本日の目次−
       (本日の担当:石川臨太郎&渡辺直行)

  ◆コラム「定年後は株で楽しく暮らしたい(133)」:石川 臨太郎
  ◆コラム「”スピリチュアルな存在”からのメッセージ」:渡辺直行

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■お知らせ■

いつもご愛読ありがとうございます。
億の近道は、本号が年内最終号となります。
また、年末年始のスケジュールを以下の通りです。

年末年始休刊:12月30日(水)〜1月4日(月)
年始発行開始:1月5日(火)

本年もご愛読、ありがとうございました。
来年も変わらぬご支援とご愛読をお願いいたします。

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◆コラム「連載:ぬくぬくホッコリ株日記 定年後は株で楽しく暮らしたい」

■第133回■

 2009年も、あと3日となりました。相場の世界だけではなく自分の家族
環境の中でも、いろいろ大きな変化がありました。

 自分では他人事のように考えていた、子供のころにかかった水疱瘡のウイル
スが生き抜いてきて、自分の免疫力の低下につけこむように暴れだす、帯状疱
疹を患いました。実に痛くて苦しみました。
 その痛手が完治しない状況で、一人で暮らしている母を介護する必要が出来
て、島根と東京を妻と交代で、すれ違いで往復しなければならないような状況
が発生しました。

 来年からは妹が仕事を辞めて介護戦線に参戦してくれるので、介護部隊の戦
力アップで、少しは自由な時間が増えてくれると思います。

 介護の問題は、いずれはやってくると覚悟をしていたことですが、9月に実
家に帰ったときは、介護が必要になるとは考えないほどの元気な母でしたので、
子供たちはみなビックリして悲しんだりしましたが、子供達に比べて母が精神
的に一番元気なことで、子供たちが勇気付けられるような状況でした。

 そんな状態で東京に飛んで帰っているときにドバイショックからの暴落がお
きて、株式投資に関しては何も出来ないうちに嵐が襲ってきて、去っていきま
した。10日ほどの期間は株式を動かすことが出来なかったので、12月の末
になってみれば、「あらら」というほどポートフォリオの状況は回復をしてき
ました。

 株式投資だけでは去年受けたダメージを完全に回復することは出来ませんで
したが、他の投資資産の活躍で去年のダメージは何とか回復できた状況です。
分散投資の必要性を再度強く認識させられた2009年となりました。

 しかし日経平均225の回復も順調で、去年被った被害が10だとするなら
ば、そのうちの6以上は株式投資を続けてきたことで回復できたものなので、
株式投資から逃出してしまわずに、踏みとどまって闘い抜いた甲斐があったな
〜とも感じています。

 書店では円高が続いて1ドルが50円になるというような危機本もけっこう
書棚に並ぶようになりました。しかし、中身を見てみれば「アメリカなどが駄
目になるから円が買われて50円になり、アメリカより日本のほうがましだか
ら円高になる。」というものもあれば、「日本が経済破綻して円が50円にな
る。」という内容が理解できないような危機を煽って、お金儲けだけを狙った
ような質の悪い危機本もありました。

 2009年の株式投資で一番身にしみて感じたことは、出来高の薄いバリュ
ー株は、業績も良く、資産背景が良好であっても、たった数人の投げ売り既存
投資家さえいれば、あっという間に暴落して、なかなか株価が回復しないとい
うことでした。

 トシン・グループ(2761)などは、25円(←年間は50円)配当欲し
さに1570円台で掴んだら、翌日くらいから大きく下落して、1401円ま
で投げ落とされました。たまたま、メルマガを書いている28日の寄り付きで
前日比78円高の1643円まで回復し、出来高の薄い内需株からは撤退して、
最近力を入れているグリーン・ニューディール関係の大型株にサクサクとシフ
トしておくことにしてしまいました。

 ただ、既存投資家の投げ売りで暴落した小型の株にも、少しずつ買いが戻り
だし、ドバイショックで204円まで投げ売られた銘柄も、あっという間に2
50円程度までに戻してきました。たぶん、この企業の総売上高のうち20%
を超えている主力の販売先の大企業が、大幅な業績上方修正をしてくれたから
だと思います。

 最近は有料メルマガ「生涯パートナー銘柄の研究」のコラムの方で、自分の
投機した大型株や、ウォッチ・リストにいれている低PERかつ低PBRで配
当利回りが高い小型株などをご紹介するようになりました。研究銘柄よりも、
コラムでご紹介した大型株の方が、株価上昇力が強いので、最近は大型株の研
究にもより一層励むようになりました。

 先週このメルマガでご紹介した昭和シェル石油は、配信日の翌日の12月1
5日の終値725円から配当を16円いただいたうえに、28日の前場終値は
770円となっています。22週間で1割程度の運用利回りですから、まずま
ずだったと感じます^^;

 配信日の翌日の12月15日の終値1918円から一時的に大きく下がった
塩野義製薬は、18日の新聞などに『厚生労働省は18日、塩野義製薬が承認
申請していたインフルエンザ治療薬「ラピアクタ(一般名ペラミビル)」につ
いて、来年1月中にも、承認の可否を審議する薬事分科会を開くことを明らか
にした。承認されれば初の国産治療薬となる。』などという記事が出てから人
気付き、2000円をうかがうところまで株価が上昇してきました。

 あとの3つの銘柄も1561円→1599円+配当8円、3710円→38
40円、1281円→1341円などとなかなか好調です。

 しかし、トシン・グループばかりでなくほんの数単位の既存投資家の投げ売
りで暴落してしまったバリュー小型株は、ほんの少しの新しい投資家の参入で
10%も20%も一気に株価を戻します。

 先週の有料メルマガ「生涯パートナー銘柄の研究」でご紹介した下記のよう
な小型株。

『12月18日時点の株価は829円です。一株純資産は1505.19円で
す。四季報の2010年10月期の一株利益予想は101.7円です。会社の
予想は146.79円です。配当は年間28円の予定です。』

 今週のコラムでご紹介した下記のような小型株。

『四季報の情報では一株純資産887円。10年2月期一株利益予想73.1
円。この原稿を書いている時点(12月25日)の株価は476円です。経常
利益の上昇が実に堅調で将来楽しめそうな企業です。』

 このような企業に一旦投資家が戻り始めたら、大きく株価が成長してくれる
可能性も高いと期待しています。

 私の来年当初の投資戦術は、大型株で稼いでおいて、ある程度投資環境が良
くなってきたら、ちっとも上がらない小型株に資金を半分シフトする。そんな
ことを考えながら年末を過しています。

 読者の皆様、今年はお世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。

経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者
の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)

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されます。皆様のお申し込みをお待ちしております。

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◆コラム「”スピリチュアルな存在”からのメッセージ」

 先日、再びオールナイトで映画を観てきました。
 公開初日からずっと観たいと思っていた「2012」です。

 マヤ暦が2012年で終わることによる、旧人類の終焉と昇華を意味する
「アセンション」をテーマにした映画です。
 私は5年ほど前から、アセンションについては、書籍を読んだり詳しい人の
話を聞いたりして、興味を持っていました。

 また、CGが凄いとの評判もあり、その手の映像が大好きな私としては、い
ても立っても居られず、思わず観に行った次第です。

 果たして結果は……、期待を裏切らないCG映像でした。もう、CGで、ど
んなリアルな映像も可能になってきていると言っても過言では無いと思いまし
た。

 太陽の表面における大爆発(フレア)がきっかけとなり、大量のニュートリ
ノが地球に降り注ぐことによる天変地異という仮説も、なかなかイケていると
感じました。
 アセンションのスピリチュアルな要素について、もう少し盛り込めていれば、
娯楽映画の域を超えた深い映画になっていたのではないかと思います。

 さてスピリチュアルと言えば、先日久々にかなりインパクトのある、神秘体
験?をしました。

 その日夜中に地震があった明け方です。大きなカマキリが首の後ろに噛みつ
く夢を見ました(笑)。
 そのあまりにリアルな痛さに、少し目を覚ましてしまったのですが、またう
とうとしていると・・・。

 横向きに寝ている私の背中を、誰かが揺り動かすのです。この感覚は明らか
に直前に起きた地震とは違うのが分かりました。
 しかし、私は一人で寝ているので、後ろに誰かが居るはずは無く、???と
思いながらも、またうとうとと・・・。

 すると今度は、もっとはっきりと、誰かが背中から私の身体を揺らし始めま
した。さすがに私は目を見開き、後ろを振り返ったのですが、やはり誰も居る
わけがなく…。

「おかしいな、いったい誰が揺らしたのだろう??? もしや背後霊か?」と
不思議に思いながらも、またうとうとと・・・・。

 暫くして、突然ぱっと目が覚めました。時計を見たら、「6時58分」。
「ああーーーーーっ!!!」と思わず大声をあげている自分が居ました。

 そうです、やってしまったのです、大遅刻を。

 その朝は、私が毎週活動している吉祥寺の早朝異業種交流会の日だったので
す。しかも、私は会の幹事役の一人です。
 更に、その日はビジターの方を6名もお誘いしており、6時40分に吉祥寺
駅で待ち合わせをしている方も居られました。

考えられないような失態です。

 すぐに電話をして1時間以上遅刻する旨を伝え、待ち合わせの方には、何と
か先に会場に行って頂くように御願いしました(大汗)。

 起きた時の私のあまりの大声に、妻と4歳の娘が、居間でびっくりしていま
した(苦笑)。

 1時間以上遅れて会場に到着した私は、皆さんに平謝りするしかなかったの
ですが、それでも笑いを交えてメンバーが迎えてくれて、本当に頭が下がる思
いでした(大汗)。

 そして私は、遅ればせながら、やっと気付いたのです……そうです、私を何
とか遅刻させまいとメッセージを送ってくれた存在があったことに!

 その「スピリチュアルな存在」からは、これまでも大事な時に、幾度かメッ
セージを受け取ったことがありました。例えばそれは、私が金融先物のトレー
ディングをしていた時にも、相場の方向性を示唆するメッセージとして送られ
てきたことが、ありました。でもそれは、自分の感性が開いている時以外は、
なかなか気付けないようです。

 視野が狭くなったり、相場に囚われてしまったりすると、「スピリチュアル
な存在」がせっかく利食いや損切りのメッセージを送ってきてもキャッチでき
ず、勿体ないことになってしまいます。短期売買をされる方は勿論、中長期投
資をされる方にとっても、銘柄選び等の感性を磨く方法として、瞑想をするこ
とは大変効果的なはずです。

 今回の寝坊も、師走の忙しさに、いろんな要因が重なり、感性が鈍ってしま
っていたのが反省点です。

 来年の抱負として、最近さぼり気味だった瞑想を、また習慣化させようと誓
いました。

あなたは、どう思いますか・・・?

PS.さて今年も、もう終わりですね。億近の執筆陣に加えて頂いてから、早
くも一年半になりますが、沢山の方から感想を頂き、本当に感謝しています。

少しでも、皆さんの気づきや励み、癒しや元気になるように心がけて執筆して
きましたが、逆に私がそうしたものを沢山頂く形となりました。本当にありが
とうございました。

それでは億近読者の皆さま、良い年をお迎えください!

渡辺直行

*渡辺直行のプロフィール
トウキョウ・フォレックス株式会社、ソシエテ・ジェネラル証券国内法人先物
・オプション部長を経てインターネットベンチャー2社の立ち上げに参加。
その後米系ヘッドハンティング会社を経て起業、2005年1月、エグゼクテ
ィブ・サーチ・ジャパン株式会社代表取締役就任。

*異業種交流会メンバー兼運営側としても活動しています。
http://www.bni-japan.com/

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 ては御自身の責任と判断で願います。)

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■最新セミナーDVD予約受付中!■

 さる12月5日に東京で行われた、億の近道10周年記念セミナーイベント
のDVD販売が決定いたしました。
 内容は、山口揚平氏と山本潤氏のミニセミナーを収録。セミナーに参加でき
なかった方、再度復習したい方、必見です。価格は7,500円(予)。
 詳細は以下のページをご参照下さい。

http://dp00003180.shop-pro.jp/?pid=17821184

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 「億の近道」のwebはバックナンバー閲覧を重点に置いた、ブログ風の作
りになっております。現在、最新〜2005年1月分まで掲載しておりますが、
順次過去分を追加していく予定です。コメントなどはつけられませんが、まと
め読みなどに是非ご利用下さい。
 http://okuchika.net/

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■編集後記■

 今号が年内最終号となります。
 億の近道は今年も、合計215回ほど配信いたしました。300を超えるメ
ッセージが、執筆陣からもたらされた事になりますが、その中で少なくともい
くつかは、感銘を受け、あるいは気づきを受け、あるいは知らなかった情報に
触れたことと思います。
 11月に創刊10周年を迎え、12月に記念イベントが出来たことは、大変
に嬉しく思います。

 今年1年、また、この10年間ありがとうございました。
来年も変わらぬご支援とご愛読をいただきますよう、お願い申し上げます。

よいお年をお迎えください。(ぢんぢ部長)

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 「億の近道」は特定非営利活動法人イノベーターズ・フォーラムの登録商標
です。この名称での有償のサービス等は「石川臨太郎の有料メールマガジン」
以外行っておりません。紛らわしい名称のサービスは弊社と一切関係ありませ
んのでご注意下さい。

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編集者:億の近道発行プロジェクト
発行者:NPO法人イノベーターズ・フォーラム
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株1(カブワン)グランプリ部門賞企業発表!!

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 2009年に最も活躍した株式に贈られる第1回株1(カブワン)グランプリの各部門賞が厳正な審査を経て週末に発表されましたのでご報告申し上げます。
 審査したのは私、億の近道の創刊スタッフの一人であり株式会社アイリス・ジャパンの代表取締役でもある松尾が仲間の有力審査委員とともに行いましたのでご紹介申し上げます。

 なお、栄えある株1グランプリ大賞は、30日発行のアイリス有料メルマガ(配信を希望されます方には無料でお送りします。)にて発表しますので宜しくお願いします。


【超大物部門ノミネート企業】

 この部門には時価総額が1兆円を越える日本を代表する16の企業がノミネートされています。

  企業名 年初来安値  月 → 同高値   月  値上がり倍率

1.信越化学(4063)3880円 1月→6010円  9月 1.55倍
2.テルモ(4543) 2720円 2月→5520円 12月 2.03倍
3.旭硝子(5201)  413円 2月→ 866円 12月 2.10倍
4.コマツ(6301)  897円 1月→1897円 12月 2.11倍
5.クボタ(6326)  423円 2月→ 872円  7月 2.06倍
6.東芝(6502)   204円 2月→ 572円 10月 2.80倍
7.三菱電機(6503) 358円 2月→ 761円 10月 2.13倍
8.日本電産(6594)3510円 1月→8460円 12月 2.41倍
9.デンソー(6902)1505円 1月→3010円  8月 2.00倍
10.日産自(7201)  261円 2月→ 771円 12月 2.95倍
11.スズキ(7269) 1156円 1月→2485円  8月 2.15倍
12.東京エレ(8035)2865円 1月→5900円  9月 2.06倍
13.三菱商事(8058)1080円 3月→2310円 12月 2.14倍
14.野村HD(8604) 403円 3月→ 850円  8月 2.11倍
15.三井不動(8801) 867円 3月→1865円  9月 2.15倍
16.Fリテ(9983) 8870円 3月→18030円11月 2.03倍
17.ソフトB(9984)1103円 2月→2280円 11月 2.07倍

 以上の結果から、栄えある2009年株1大賞超大物部門賞は日産自動車に決まりました。日産自動車の関係各位の皆様おめでとうございます。これからもエコカーの開発に邁進され地球温暖化防止に大いに貢献して下さい。
 惜しくも2位でした東芝の関係者の皆様、ちょっと残念でしたが、本格的な業績の回復に向け全力で頑張って下さい。(審査委員長 松尾)


【大物部門ノミネート企業】

 この部門には時価総額が3000億円を越える日本の成長をリードする28の企業がノミネートされています。

  企業名 年初来安値  月 → 同高値   月  値上がり倍率

1.日揮(1963) 1027円 3月→1949円 10月 1.90倍
2.トヨタ紡(3116)688円 2月→2060円 12月 2.99倍
3.SUMCO(3436)1053円1月→2295円 9月 2.18倍
4.イビデン(4062)1646円1月→3500円 10月 2.13倍
5.大陽日酸(4091)531円 3月→1145円  9月 2.16倍
6.日立化成(4217)870円 1月→2050円 8月 2.36倍
7.日本電気硝子(5214)474円1月→1203円 12月 2.54倍
8.日本ガイシ(5333)1010円 1月→2340円 8月 2.32倍
9.日立金属(5486)415円 1月→1013円 10月 2.44倍
10.日立建機(6305)838円 1月→2400円 10月 2.86倍
11.栗田工業(6370)1615円2月→3320円  9月 2.06倍
12.日本精工(6471)282円 2月→ 688円 12月 2.44倍
13.ジェイテクト(6473)479円3月→1295円 8月 2.70倍
14.マキタ(6586)1580円1月 →3400円 12月 2.15倍
15.スタンレー(6923)820円1月→2015円 10月 2.46倍
16.エンプラス(6961)800円2月→1900円  8月 2.38倍
17.パナ電工(6991)555円 2月→1187円 10月 2.14倍
18.アイシン(7259)1143円1月→2655円  8月 2.33倍
19.豊田合成(7282)960円 2月→3170円  7月 3.3倍
20.ニコン(7731) 843円 2月→2010円  8月 2.38倍
21.オリンパス(7733)1210円2月→3020円12月 2.50倍
22.豊田通商(8015)731円 3月→1585円  8月 2.17倍
23.ユニチャーム(8113)5740円1月→9220円12月 1.6倍
24.しまむら(8227)4600円 3月→9200円 10月 2.0倍
25.みずほ証券(8606)142円 3月→374円  9月 2.63倍
26.住友不動(8830) 791円 3月→2165円 8月 2.74倍
27.イオンモール(8905)974円3月→2540円 8月 2.61倍
28.ニトリ(9843) 4750円 2月→7960円 9月 1.66倍

 以上の結果から、栄えある2009年株1大賞大物部門賞は豊田合成に決まりました。豊田合成の関係各位の皆様おめでとうございます。これからもエコに貢献するLEDの開発と供給に邁進され地球温暖化防止に大いに貢献して下さい。
 惜しくも次点になりました同じグループ内のトヨタ紡織の関係者の皆様は残念でしたが、自動車のエコ対応に邁進されるとともにこれまた業績の本格回復に向けてこれからも大いに頑張って下さい。


【ハイパフォーマンス部門ノミネート企業】

 この部門には時価総額10億円以上3000億円以下の企業で年初来安値から高値まで8倍以上の値上がりを示し、タイミングによっては個人投資家の運用成果向上に大いに貢献した企業がノミネートされています。

銘柄(コード)安値から高値までの値上がり倍率/12月22日現在時価総額

1.ウエストHD(1407)22.6倍/97億円
2.ジーエヌアイ(2160)10.3倍/25億円
3.テラ(2191)8.5倍/142億円
4.ジェイアイエヌ(3046)10.8倍/68億円
5.グローバル住販(3259)12.0倍/14億円
6.セラーテムT(4330)13.1倍/111億円
7.カイノス(4556)8.3倍/15億円
8.そーせいG(4565)8.3倍/119億円
9.LTTバイオ(4566)8.4倍/44億円
10.ニューフレアT(6256)8.5倍/78億円
11.TOWA(6315)10.7倍/206億円
12.PSS(7707)8.5倍/51億円
13.ラオックス(8202)45.4倍/265億円
14.Jトラスト(8508)8.6倍/68億円
15.大京(8840)8.1倍/701億円
16.東栄住宅(8875)10.8倍/217億円
17.飯田産業(8880)8.0倍/496億円
18.アーネストワン(8895)15.1倍/625億円
19.エリアリンク(8914)11.7倍/55億円
20.明豊エンター(8927)8.2倍/19億円

 以上の結果を踏まえて、現状の株価の位置や時価総額水準等を勘案して栄えある2009年ハイパフォーマンス部門大賞はアーネストワンに決定しました。住宅不況の中で戸建て住宅の復調で業績が大きく黒字に転換しそれまでの売られ過ぎ状態が一転してポジティブな評価に変化したことが株価の大幅な上昇に貢献したと考えられます。
 株価の値上がり倍率がダントツの大きさだったラオックスは中国資本の出資によるものでその後の株価変動の激しさを踏まえて選定から漏れてしまいました。
 また、審査委員全体で悩んだのはソーラー関連のウエストHDの評価です。これも22倍という株価上昇を記録し大賞に値するとの意見が多く私も推したのですが、残念ながら部門大賞からは、漏れてしまいました。ただ、グランプリ候補として残っていますので最終決定が楽しみです。


【審査員特別賞受賞企業】

 以下は審査委員が独断と偏見で選定した特別賞企業です。30日に決定されますグランプリ候補企業にも自動的にノミネートされることになっています。

1.針先賞・・・ラオックス(8202)

 短期急騰後の急落でチャートの形が針の先のような格好となってしまいましたのでそれを理由に特別賞とします。

2.勢いあるで賞・・・日本写真印刷(7915)

 タッチパネル需要の好調を背景に業績が安定。年初のボトムから一気に株価は2008年の高値水準に接近するなど勢いが感じられます。

3.子育て支援賞・ピジョン(7956)、JPホールディングス(2749)

 子育て支援がテーマとなる今、業績の伸びを背景に株価が上昇していることに対しての評価をしています。

4.新人賞・・・大幸薬品(4574)

 2009年3月に上場してその後の安値から8月の高値4830円まで6.8倍にまで上昇。新型インフルエンザ流行を背景に除菌剤であるクレベリンが想定以上に好調で業績が急拡大するなど上場していきなり大活躍でした。上場2年目の来年も遼君のように頑張って下さい。

5.復活したで賞・・・T&Gニーズ(4331)

 業績が赤字に転落するなど成長企業のイメージが強かった同社の株価は低迷してきたのですが、今年は復活してきました。2月のボトムから8月高値まで7.8倍となり完全に復調してきたようです。

6.2年続けて上がったで賞・・・大黒天物産(2791)

 業績の好調を背景に株価は2年連続して大きな押し目もなく右肩上がりで上昇。2008年の安値486円から本年10月の高値2785円まで既に5.7倍となっています。

7.おいしかったで賞・・・寿スピリッツ(2222)

 おいしいと評判のルタオなどのおみやげ品のお菓子の販売が堅調で業績が拡大基調。1月安値790円から12月高値1433円まで順調に株価上昇。どこで買ってもおいしかった株価です。


受賞企業の関係各位の皆様へ

 栄えある「2009年株1グランプリ審査員特別賞」受賞おめでとうございます。受賞企業は各部門賞受賞企業ともに30日の発表を待つこととなりますので宜しくお願いします。(審査委員長 松尾)

株式会社アイリス・ジャパン
代表取締役 松尾範久


※編集部注:上記審査等は、億の近道の他の執筆者は関係しておりませんのであらかじめご了承下さい。

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。)

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新版・投資の王道(その58)

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■中・長期投資のための銘柄徹底研究■

 本連載では<企業価値・成長力の高い>中・長期投資適格銘柄をピックアップする。あくまでそれぞれの会社の<企業価値・成長力の高さ>に着目して選んだので、どのタイミングで購入するかの判断は、PERなどの指標を参考にして判断しなければならない。また、各社の売上高、利益は「会社四季報」や各社ホームページ上のIRコーナーで最新のものを確認いただきたい。

<6302>住友重機械工業
 売り上げ構成は、標準・量産機械35%、建設機械25%、環境・プラント他14%、船舶鉄構・機器13%、機械13%。海外売り上げ比率51%。

<6305>日立建機
 国内2位、世界3位の建機メーカー。油圧シャベルが軸。日立製作所が50%の株式を保有する。売り上げ構成は、建設機械89%、産業車両11%。海外売り上げ比率71%。

<6324>ハーモニック・ドライブ・システムズ
 精密制御減速機を主力とする。売り上げ構成は、減速装置79%、メカトロニクス製品21%。海外売り上げ比率24%。

<6326>クボタ
 農業機械メーカー。売り上げ構成は、内燃機器68%、産業インフラ19%、環境エンジニアリング7%、その他6%。海外売り上げ比率50%。

<6344>キャノンマシナリー
 電子部品製造装置のメーカー。キャノンが64.2%の株式を保有する。売り上げ構成は、FAシステム79%、セミコンシステム21%。

<6345>アイチコーポレーション
 高所作業車・電設工事用特装車でトップ。東京電力、中部電力向けのビジネスが中心。売り上げ構成は、高所作業車70%、部品・修理15%、穴掘建柱車4%、その他特装車5%、中古車2%、その他4%。海外売り上げ比率21%。

<6367>ダイキン工業
 エアコンのシェアは世界第2位。業務用では国内のトップ企業。フッ素化学でも世界有数の企業。売り上げ構成は、空調・冷凍機事業88%、化学事業8%、その他3%。海外売り上げ比率63%。

<6370>栗田工業
 総合水処理に関わる企業。売り上げ構成は、水処理装置事業71%、水処理薬品事業29%。海外売り上げ比率13%。

<6379>新興プランテック
 石油・石油化学プラントを主体としたメンテナンス企業。売り上げ構成は、エンジニアリング100%。

<6381>アネスト岩田
 塗装機器の総合メーカー。国内シェアは6割を誇る。売り上げ構成は、圧縮機47%、塗装機器35%、塗装設備11%。海外売り上げ比率35%。

<6383>ダイフク
 立体自動倉庫で首位の、搬送システム専業大手企業。売り上げ構成は、物流システム92%、電子機器3%、その他5%。海外売り上げ比率52%。

<6409>キトー
 チェーンブロックやホイストのメーカー。売り上げ構成は、標準製品71%、特殊製品23%、その他6%。

<6417>SANKYO
 パチンコ機製造メーカー。売り上げ構成は、パチンコ機関連71%、パチスロ関連18%、補給機器関連10%、その他1%。

<6418>日本金銭機械
 貨幣処理・金銭登録機のメーカー。売り上げ構成は、貨幣処理機81%、遊戯向け機器69%、その他3%。海外売り上げ比率73%。

<6419>マースエンジニアリング
 ホール周辺機器メーカー。売り上げ構成は、アミューズメント関連事業部門98%、他事業部門2%。

(OH)

*ブログ「大原浩の金融・経済地動説」http://www.actiblog.com/ohara/

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老子と投資の王道 その2

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 今回も、老子の第38章を題材に、投資の本質に迫ってみます。

38、上徳は徳とせず、

○徳の高い人は、ひたすらTAO(道)に従うばかりで、自分に身についた徳を徳として意識しない。だからこそ徳が身についているといえる。

○徳が充分でない人は、その徳を失わないようにする。だからかえって徳が身につかないのだ。

○正義の人は、わざとらしい正義の後を残し、礼儀に十分な人は、非礼な人を見つけると腕まくりをして、正しい礼を教えようとする。

○真実のTAO(道が)残念ながら失われた後に、徳が生まれ、徳が失われた後に、仁愛が生まれ、仁愛が失われた後に、正義が生まれ、正義が失われた後に、礼儀が生まれたのだ。だから礼儀(法律・ルール)が尊ばれるような世 の中は世紀末だ。

○礼儀が尊ばれるということは、人々の真心が薄くなった証拠だから、乱れた世の中になる。

○礼とは本来自分の真心を伝える手段。相手から非礼で返されても、相手を非難する理由は無い。

○真心の無い非礼な人間は、自然と社会から排除されるから、放っておけば良い。


「客家大富豪18の金言」(甘粕正著・講談社)の第7の金言は、
「小さい約束こそが重要なり」です。

 大事な約束を守ることも大事ですが、それは当り前のことです。むしろ、その人間の評価を決定づけるのは、小さな約束を守れるかどうかということです。

 社運をかけたような取引の相手方との商談に遅刻することはまずないでしょう。しかし、あまり商売にならないと思った相手先との打ち合わせにはしばしば遅刻する人物がいます。あるいは、平気でドタキャンしたりします。
 でも、目先のことだけを考えて、ぞんざいに扱った相手が重要な取引先とつながっていたりすることがしばしばあります。また、あなたのそのような行動は、意外に第三者から見られているものです。

 どのような相手にも、礼を尽くして接するというのが礼儀の基本ですが、それは相手に対する思いやりという面はもちろんのこと、自分自身の評価を高めるという面もあるのです。

 ですから、他人に礼儀を強制する必要はありません。自分自身のためになることだから、賢い人間は黙っていても礼儀正しいふるまいをします。

 また、あなたがいくら礼を尽くして接しても、あなたをぞんざいに扱う人間は、ほうっておけばよいのです。

 そのような人間は、結局誰からも相手にされずに自滅の道をたどるのが明らかだからです。

 ちなみに、<客家大富豪18の金言>の、第1の金言は
「運は親切をした相手の背中から来る」、
そして第2の金言は、
「許すことを知れば運命は変えられる」です。

(OH)

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今年を振り返って

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 いよいよ2009年の株式市場も明後日の3時で大納会を迎えます。

 今年は東証の大納会のセレモニーにあの18歳のプロゴルファー石川遼選手が招かれているとのことで、東証周辺は一段と賑やかになると思います。
 最年少賞金王となった石川選手は誰が見ても今年最も活躍した人物の一人と言えるでしょう。株式市場においても活躍選手ならぬ活躍銘柄はありました。

 今年を振り返ると昨年秋のリーマンショックからの景気の流れを反映して先行きへの不安が継続し1−3月は昨年10月に対する2番底形成の動きが見られましたが、その後は8月にかけて順調な上昇を示した結果となりました。
 自動車、機械、電機、商社、鉄鋼、化学、不動産といった主力セクターの日本を代表する主力銘柄が一斉に上昇傾向を辿ったほか、ソーラーやLED、リチウムイオン電池などのエコ関連銘柄やマスクや消毒剤など新型インフルエンザ関連銘柄などが循環的に物色されて運用成果の向上に貢献しました。
 倒産ラッシュで不安定な動きだった不動産セクターの銘柄も大きく上昇する銘柄があったほかバイオ関連の創薬ベンチャーや介護関連銘柄の株価上昇も目につきました。
 ただ、業績が苦境に陥ったJALの株価下落もあってか銀行や海運、電鉄などの公的なビジネスに近いセクターで、株価が安値を切るケースも見られるなど二極化が見られました。

 ファーストリテイリングや王将フード、あさひ、と言った成長企業が人気化し、ソフトバンクや楽天といった業績好調銘柄も3月以降順調な上昇トレンドを描きました。また今年は昨年上場したグリーや本年7月に上場したクックパッド、3年前に上場したミクシーが活躍し、11月からはディー・エヌ・エーがグリー人気に引っ張られる格好で短期上昇を演じました。

 前号でご報告しましたように全上場銘柄3740余りのうち年初来安値とその後の高値を比較して2倍以上になった銘柄は500ほどでしたのでこの安値水準から初めて投資された皆さんはかなりの成果を得たものと推察されますが、多くの皆さんは過去の途方もない損金を前に一寸戻った程度の水準なのかも知れません。

 株式相場はやっと足場が固まり未来に向けた新たな展開が始まる初年度となるのか、いやまだまだ日本経済の先行きが不透明で下値模索をするのか意見は分かれますが、相場つきを冷静に眺めると様々マイナス要因を消化しながらリスクを前向きに取ろうとしている投資家の姿勢も感じられます。
 ポジティブシンキングにいく投資家にとっては市場の不安を横目に個別銘柄ごとの前向きに投資しても良いタイミングがやってきていると個人的には感じています。

 2009年を振り返って投資家の皆さんはそれぞれに個別銘柄に対して思いがあるのではないでしょうか?
 既に思いは2010年の活躍銘柄に移っているのかと思いますが、ぜひとも皆さんが期待されている銘柄、上がってほしい銘柄をこちらにお寄せ願えれば幸いです。

株式会社アイリス・ジャパン
代表取締役 松尾範久

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億の近道2009/12/28

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■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
投資情報メールマガジン                   2009/12/28

             イ意 の 近 道

         −プロが導く「億」資産への近道−   週5回発行
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
【ご挨拶】
 将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析やコラムを参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!

   ★当メルマガは等長フォントでの閲覧を前提にしております★

===================================

             −本日の目次−
     (本日の担当:松尾範久&グルメ投資家おーちゃん)

  ◆コラム「株1(カブワン)グランプリ部門賞企業発表!!」:松尾範久
  ◆コラム「新版・投資の王道(その58)」:グルメ投資家おーちゃん
  ◆コラム「老子と投資の王道 その2」:グルメ投資家おーちゃん
  ◆コラム「今年を振り返って」:松尾範久

===================================

■お知らせ■

いつもご愛読ありがとうございます。
億の近道の年末年始のスケジュールを以下の通りと致します。

年内最終発行:12月29日(火)
年末年始休刊:12月30日(水)〜1月4日(月)
年始発行開始:1月5日(火)

以上、よろしくお願いいたします。

===================================

◆コラム「株1(カブワン)グランプリ部門賞企業発表!!」

 2009年に最も活躍した株式に贈られる第1回株1(カブワン)グランプ
リの各部門賞が厳正な審査を経て週末に発表されましたのでご報告申し上げま
す。
 審査したのは私、億の近道の創刊スタッフの一人であり株式会社アイリス・
ジャパンの代表取締役でもある松尾が仲間の有力審査委員とともに行いました
のでご紹介申し上げます。

 なお、栄えある株1グランプリ大賞は、30日発行のアイリス有料メルマガ
(配信を希望されます方には無料でお送りします。)にて発表しますので宜し
くお願いします。


【超大物部門ノミネート企業】

 この部門には時価総額が1兆円を越える日本を代表する16の企業がノミネ
ートされています。

  企業名 年初来安値  月 → 同高値   月  値上がり倍率

1.信越化学(4063)3880円 1月→6010円  9月 1.55倍
2.テルモ(4543) 2720円 2月→5520円 12月 2.03倍
3.旭硝子(5201)  413円 2月→ 866円 12月 2.10倍
4.コマツ(6301)  897円 1月→1897円 12月 2.11倍
5.クボタ(6326)  423円 2月→ 872円  7月 2.06倍
6.東芝(6502)   204円 2月→ 572円 10月 2.80倍
7.三菱電機(6503) 358円 2月→ 761円 10月 2.13倍
8.日本電産(6594)3510円 1月→8460円 12月 2.41倍
9.デンソー(6902)1505円 1月→3010円  8月 2.00倍
10.日産自(7201)  261円 2月→ 771円 12月 2.95倍
11.スズキ(7269) 1156円 1月→2485円  8月 2.15倍
12.東京エレ(8035)2865円 1月→5900円  9月 2.06倍
13.三菱商事(8058)1080円 3月→2310円 12月 2.14倍
14.野村HD(8604) 403円 3月→ 850円  8月 2.11倍
15.三井不動(8801) 867円 3月→1865円  9月 2.15倍
16.Fリテ(9983) 8870円 3月→18030円11月 2.03倍
17.ソフトB(9984)1103円 2月→2280円 11月 2.07倍

 以上の結果から、栄えある2009年株1大賞超大物部門賞は日産自動車に
決まりました。日産自動車の関係各位の皆様おめでとうございます。これから
もエコカーの開発に邁進され地球温暖化防止に大いに貢献して下さい。
 惜しくも2位でした東芝の関係者の皆様、ちょっと残念でしたが、本格的な
業績の回復に向け全力で頑張って下さい。(審査委員長 松尾)


【大物部門ノミネート企業】

 この部門には時価総額が3000億円を越える日本の成長をリードする28
の企業がノミネートされています。

  企業名 年初来安値  月 → 同高値   月  値上がり倍率

1.日揮(1963) 1027円 3月→1949円 10月 1.90倍
2.トヨタ紡(3116)688円 2月→2060円 12月 2.99倍
3.SUMCO(3436)1053円1月→2295円 9月 2.18倍
4.イビデン(4062)1646円1月→3500円 10月 2.13倍
5.大陽日酸(4091)531円 3月→1145円  9月 2.16倍
6.日立化成(4217)870円 1月→2050円 8月 2.36倍
7.日本電気硝子(5214)474円1月→1203円 12月 2.54倍
8.日本ガイシ(5333)1010円 1月→2340円 8月 2.32倍
9.日立金属(5486)415円 1月→1013円 10月 2.44倍
10.日立建機(6305)838円 1月→2400円 10月 2.86倍
11.栗田工業(6370)1615円2月→3320円  9月 2.06倍
12.日本精工(6471)282円 2月→ 688円 12月 2.44倍
13.ジェイテクト(6473)479円3月→1295円 8月 2.70倍
14.マキタ(6586)1580円1月 →3400円 12月 2.15倍
15.スタンレー(6923)820円1月→2015円 10月 2.46倍
16.エンプラス(6961)800円2月→1900円  8月 2.38倍
17.パナ電工(6991)555円 2月→1187円 10月 2.14倍
18.アイシン(7259)1143円1月→2655円  8月 2.33倍
19.豊田合成(7282)960円 2月→3170円  7月 3.3倍
20.ニコン(7731) 843円 2月→2010円  8月 2.38倍
21.オリンパス(7733)1210円2月→3020円12月 2.50倍
22.豊田通商(8015)731円 3月→1585円  8月 2.17倍
23.ユニチャーム(8113)5740円1月→9220円12月 1.6倍
24.しまむら(8227)4600円 3月→9200円 10月 2.0倍
25.みずほ証券(8606)142円 3月→374円  9月 2.63倍
26.住友不動(8830) 791円 3月→2165円 8月 2.74倍
27.イオンモール(8905)974円3月→2540円 8月 2.61倍
28.ニトリ(9843) 4750円 2月→7960円 9月 1.66倍

 以上の結果から、栄えある2009年株1大賞大物部門賞は豊田合成に決ま
りました。豊田合成の関係各位の皆様おめでとうございます。これからもエコ
に貢献するLEDの開発と供給に邁進され地球温暖化防止に大いに貢献して下
さい。
 惜しくも次点になりました同じグループ内のトヨタ紡織の関係者の皆様は残
念でしたが、自動車のエコ対応に邁進されるとともにこれまた業績の本格回復
に向けてこれからも大いに頑張って下さい。


【ハイパフォーマンス部門ノミネート企業】

 この部門には時価総額10億円以上3000億円以下の企業で年初来安値か
ら高値まで8倍以上の値上がりを示し、タイミングによっては個人投資家の運
用成果向上に大いに貢献した企業がノミネートされています。

銘柄(コード)安値から高値までの値上がり倍率/12月22日現在時価総額

1.ウエストHD(1407)22.6倍/97億円
2.ジーエヌアイ(2160)10.3倍/25億円
3.テラ(2191)8.5倍/142億円
4.ジェイアイエヌ(3046)10.8倍/68億円
5.グローバル住販(3259)12.0倍/14億円
6.セラーテムT(4330)13.1倍/111億円
7.カイノス(4556)8.3倍/15億円
8.そーせいG(4565)8.3倍/119億円
9.LTTバイオ(4566)8.4倍/44億円
10.ニューフレアT(6256)8.5倍/78億円
11.TOWA(6315)10.7倍/206億円
12.PSS(7707)8.5倍/51億円
13.ラオックス(8202)45.4倍/265億円
14.Jトラスト(8508)8.6倍/68億円
15.大京(8840)8.1倍/701億円
16.東栄住宅(8875)10.8倍/217億円
17.飯田産業(8880)8.0倍/496億円
18.アーネストワン(8895)15.1倍/625億円
19.エリアリンク(8914)11.7倍/55億円
20.明豊エンター(8927)8.2倍/19億円

 以上の結果を踏まえて、現状の株価の位置や時価総額水準等を勘案して栄え
ある2009年ハイパフォーマンス部門大賞はアーネストワンに決定しました。
住宅不況の中で戸建て住宅の復調で業績が大きく黒字に転換しそれまでの売ら
れ過ぎ状態が一転してポジティブな評価に変化したことが株価の大幅な上昇に
貢献したと考えられます。
 株価の値上がり倍率がダントツの大きさだったラオックスは中国資本の出資
によるものでその後の株価変動の激しさを踏まえて選定から漏れてしまいまし
た。
 また、審査委員全体で悩んだのはソーラー関連のウエストHDの評価です。
これも22倍という株価上昇を記録し大賞に値するとの意見が多く私も推した
のですが、残念ながら部門大賞からは、漏れてしまいました。ただ、グランプ
リ候補として残っていますので最終決定が楽しみです。


【審査員特別賞受賞企業】

 以下は審査委員が独断と偏見で選定した特別賞企業です。30日に決定され
ますグランプリ候補企業にも自動的にノミネートされることになっています。

1.針先賞・・・ラオックス(8202)

 短期急騰後の急落でチャートの形が針の先のような格好となってしまいまし
たのでそれを理由に特別賞とします。

2.勢いあるで賞・・・日本写真印刷(7915)

 タッチパネル需要の好調を背景に業績が安定。年初のボトムから一気に株価
は2008年の高値水準に接近するなど勢いが感じられます。

3.子育て支援賞・ピジョン(7956)、JPホールディングス(2749)

 子育て支援がテーマとなる今、業績の伸びを背景に株価が上昇していること
に対しての評価をしています。

4.新人賞・・・大幸薬品(4574)

 2009年3月に上場してその後の安値から8月の高値4830円まで6.
8倍にまで上昇。新型インフルエンザ流行を背景に除菌剤であるクレベリンが
想定以上に好調で業績が急拡大するなど上場していきなり大活躍でした。上場
2年目の来年も遼君のように頑張って下さい。

5.復活したで賞・・・T&Gニーズ(4331)

 業績が赤字に転落するなど成長企業のイメージが強かった同社の株価は低迷
してきたのですが、今年は復活してきました。2月のボトムから8月高値まで
7.8倍となり完全に復調してきたようです。

6.2年続けて上がったで賞・・・大黒天物産(2791)

 業績の好調を背景に株価は2年連続して大きな押し目もなく右肩上がりで上
昇。2008年の安値486円から本年10月の高値2785円まで既に5.
7倍となっています。

7.おいしかったで賞・・・寿スピリッツ(2222)

 おいしいと評判のルタオなどのおみやげ品のお菓子の販売が堅調で業績が拡
大基調。1月安値790円から12月高値1433円まで順調に株価上昇。ど
こで買ってもおいしかった株価です。


受賞企業の関係各位の皆様へ

 栄えある「2009年株1グランプリ審査員特別賞」受賞おめでとうござい
ます。受賞企業は各部門賞受賞企業ともに30日の発表を待つこととなります
ので宜しくお願いします。(審査委員長 松尾)

株式会社アイリス・ジャパン
代表取締役 松尾範久


※編集部注:上記審査等は、億の近道の他の執筆者は関係しておりませんので
あらかじめご了承下さい。

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
 ては御自身の責任と判断で願います。)

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【お知らせ】

株式・企業情報メルマガについて
 長寿社会の資産運用ライフスタイルは未来に成長する企業を見出し、長期ス
タンスで投資すること。株式相場の流れを理解し、ご自身のオリジナリティあ
るポートフォリオを構築するためのサポートができればと弊社は長年メールマ
ガジンを配信させて頂いております。タイトルは「株知道」。ついては皆様の
購読申し込みを受け付けておりますので宜しくお願い申しげます。諸般の事情
から億の近道のように無料という訳にはいきませんが、年間2万円という購読
料を頂戴しております。
 ご購読のお申し込みは下記のアドレスまでお願い申し上げます。直近の見本
メルマガをお送りしますので宜しくお願いします。目標をもって取り組まれる
皆様にお届けする有料メルマガです。

 お申し込みは(株)アイリス・ジャパン有料コンテンツ係
mag@irisjapan.co.jpまで。
 なお、年内に限り、個人アドレス(fwge3589@mb.infoweb.ne.jp)でも受け付
けております。メルマガ希望とお送り下さい。ご返事を差し上げます。

 2010年はいよいよ私が得意とする中・小型株活躍の年となると想定して
います。ライブドア事件で打ち砕かれた中小型株での「億の近道」への夢を再
び復活させるタイミングがやってくると私は信じております。皆様におかれま
してもその夢を実現させるヒントをご提供したいと思っております。

(株)アイリスジャパン 有料コンテンツ係
mag@irisjapan.co.jp

株式会社アイリス・ジャパン
代表取締役 松尾範久

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◆コラム「新版・投資の王道(その58)」

■中・長期投資のための銘柄徹底研究■

 本連載では<企業価値・成長力の高い>中・長期投資適格銘柄をピックアッ
プする。あくまでそれぞれの会社の<企業価値・成長力の高さ>に着目して選
んだので、どのタイミングで購入するかの判断は、PERなどの指標を参考に
して判断しなければならない。また、各社の売上高、利益は「会社四季報」や
各社ホームページ上のIRコーナーで最新のものを確認いただきたい。

<6302>住友重機械工業
 売り上げ構成は、標準・量産機械35%、建設機械25%、環境・プラント
他14%、船舶鉄構・機器13%、機械13%。海外売り上げ比率51%。

<6305>日立建機
 国内2位、世界3位の建機メーカー。油圧シャベルが軸。日立製作所が50
%の株式を保有する。売り上げ構成は、建設機械89%、産業車両11%。海
外売り上げ比率71%。

<6324>ハーモニック・ドライブ・システムズ
 精密制御減速機を主力とする。売り上げ構成は、減速装置79%、メカトロ
ニクス製品21%。海外売り上げ比率24%。

<6326>クボタ
 農業機械メーカー。売り上げ構成は、内燃機器68%、産業インフラ19%、
環境エンジニアリング7%、その他6%。海外売り上げ比率50%。

<6344>キャノンマシナリー
 電子部品製造装置のメーカー。キャノンが64.2%の株式を保有する。売
り上げ構成は、FAシステム79%、セミコンシステム21%。

<6345>アイチコーポレーション
 高所作業車・電設工事用特装車でトップ。東京電力、中部電力向けのビジネ
スが中心。売り上げ構成は、高所作業車70%、部品・修理15%、穴掘建柱
車4%、その他特装車5%、中古車2%、その他4%。海外売り上げ比率21
%。

<6367>ダイキン工業
 エアコンのシェアは世界第2位。業務用では国内のトップ企業。フッ素化学
でも世界有数の企業。売り上げ構成は、空調・冷凍機事業88%、化学事業8
%、その他3%。海外売り上げ比率63%。

<6370>栗田工業
 総合水処理に関わる企業。売り上げ構成は、水処理装置事業71%、水処理
薬品事業29%。海外売り上げ比率13%。

<6379>新興プランテック
 石油・石油化学プラントを主体としたメンテナンス企業。売り上げ構成は、
エンジニアリング100%。

<6381>アネスト岩田
 塗装機器の総合メーカー。国内シェアは6割を誇る。売り上げ構成は、圧縮
機47%、塗装機器35%、塗装設備11%。海外売り上げ比率35%。

<6383>ダイフク
 立体自動倉庫で首位の、搬送システム専業大手企業。売り上げ構成は、物流
システム92%、電子機器3%、その他5%。海外売り上げ比率52%。

<6409>キトー
 チェーンブロックやホイストのメーカー。売り上げ構成は、標準製品71%、
特殊製品23%、その他6%。

<6417>SANKYO
 パチンコ機製造メーカー。売り上げ構成は、パチンコ機関連71%、パチス
ロ関連18%、補給機器関連10%、その他1%。

<6418>日本金銭機械
 貨幣処理・金銭登録機のメーカー。売り上げ構成は、貨幣処理機81%、遊
戯向け機器69%、その他3%。海外売り上げ比率73%。

<6419>マースエンジニアリング
 ホール周辺機器メーカー。売り上げ構成は、アミューズメント関連事業部門
98%、他事業部門2%。

(OH)

*ブログ「大原浩の金融・経済地動説」http://www.actiblog.com/ohara/

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◆コラム「老子と投資の王道 その2」

 今回も、老子の第38章を題材に、投資の本質に迫ってみます。

38、上徳は徳とせず、

○徳の高い人は、ひたすらTAO(道)に従うばかりで、自分に身についた徳
 を徳として意識しない。だからこそ徳が身についているといえる。

○徳が充分でない人は、その徳を失わないようにする。だからかえって徳が身
 につかないのだ。

○正義の人は、わざとらしい正義の後を残し、礼儀に十分な人は、非礼な人を
 見つけると腕まくりをして、正しい礼を教えようとする。

○真実のTAO(道が)残念ながら失われた後に、徳が生まれ、徳が失われた
 後に、仁愛が生まれ、仁愛が失われた後に、正義が生まれ、正義が失われた
 後に、礼儀が生まれたのだ。だから礼儀(法律・ルール)が尊ばれるような世
 の中は世紀末だ。

○礼儀が尊ばれるということは、人々の真心が薄くなった証拠だから、乱れた
 世の中になる。

○礼とは本来自分の真心を伝える手段。相手から非礼で返されても、相手を非
 難する理由は無い。

○真心の無い非礼な人間は、自然と社会から排除されるから、放っておけば良
 い。


「客家大富豪18の金言」(甘粕正著・講談社)の第7の金言は、
「小さい約束こそが重要なり」です。

 大事な約束を守ることも大事ですが、それは当り前のことです。むしろ、そ
の人間の評価を決定づけるのは、小さな約束を守れるかどうかということです。

 社運をかけたような取引の相手方との商談に遅刻することはまずないでしょ
う。しかし、あまり商売にならないと思った相手先との打ち合わせにはしばし
ば遅刻する人物がいます。あるいは、平気でドタキャンしたりします。

 でも、目先のことだけを考えて、ぞんざいに扱った相手が重要な取引先とつ
ながっていたりすることがしばしばあります。また、あなたのそのような行動
は、意外に第三者から見られているものです。

 どのような相手にも、礼を尽くして接するというのが礼儀の基本ですが、そ
れは相手に対する思いやりという面はもちろんのこと、自分自身の評価を高め
るという面もあるのです。

 ですから、他人に礼儀を強制する必要はありません。自分自身のためになる
ことだから、賢い人間は黙っていても礼儀正しいふるまいをします。

 また、あなたがいくら礼を尽くして接しても、あなたをぞんざいに扱う人間
は、ほうっておけばよいのです。

 そのような人間は、結局誰からも相手にされずに自滅の道をたどるのが明ら
かだからです。

 ちなみに、<客家大富豪18の金言>の、第1の金言は
「運は親切をした相手の背中から来る」、
そして第2の金言は、
「許すことを知れば運命は変えられる」です。

(OH)

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■最新セミナーDVD予約受付中!■

 さる12月5日に東京で行われた、億の近道10周年記念セミナーイベント
のDVD販売が決定いたしました。
 内容は、山口揚平氏と山本潤氏のミニセミナーを収録。セミナーに参加でき
なかった方、再度復習したい方、必見です。価格は7,500円(予)。
 詳細は以下のページをご参照下さい。

http://dp00003180.shop-pro.jp/?pid=17821184

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◆コラム「今年を振り返って」

 いよいよ2009年の株式市場も明後日の3時で大納会を迎えます。
 
 今年は東証の大納会のセレモニーにあの18歳のプロゴルファー石川遼選手
が招かれているとのことで、東証周辺は一段と賑やかになると思います。
 最年少賞金王となった石川選手は誰が見ても今年最も活躍した人物の一人と
言えるでしょう。株式市場においても活躍選手ならぬ活躍銘柄はありました。

 今年を振り返ると昨年秋のリーマンショックからの景気の流れを反映して先
行きへの不安が継続し1−3月は昨年10月に対する2番底形成の動きが見ら
れましたが、その後は8月にかけて順調な上昇を示した結果となりました。
 自動車、機械、電機、商社、鉄鋼、化学、不動産といった主力セクターの日
本を代表する主力銘柄が一斉に上昇傾向を辿ったほか、ソーラーやLED、リ
チウムイオン電池などのエコ関連銘柄やマスクや消毒剤など新型インフルエン
ザ関連銘柄などが循環的に物色されて運用成果の向上に貢献しました。
 倒産ラッシュで不安定な動きだった不動産セクターの銘柄も大きく上昇する
銘柄があったほかバイオ関連の創薬ベンチャーや介護関連銘柄の株価上昇も目
につきました。
 ただ、業績が苦境に陥ったJALの株価下落もあってか銀行や海運、電鉄な
どの公的なビジネスに近いセクターで、株価が安値を切るケースも見られるな
ど二極化が見られました。

 ファーストリテイリングや王将フード、あさひ、と言った成長企業が人気化
し、ソフトバンクや楽天といった業績好調銘柄も3月以降順調な上昇トレンド
を描きました。また今年は昨年上場したグリーや本年7月に上場したクックパ
ッド、3年前に上場したミクシーが活躍し、11月からはディー・エヌ・エー
がグリー人気に引っ張られる格好で短期上昇を演じました。

 前号でご報告しましたように全上場銘柄3740余りのうち年初来安値とそ
の後の高値を比較して2倍以上になった銘柄は500ほどでしたのでこの安値
水準から初めて投資された皆さんはかなりの成果を得たものと推察されますが、
多くの皆さんは過去の途方もない損金を前に一寸戻った程度の水準なのかも知
れません。

 株式相場はやっと足場が固まり未来に向けた新たな展開が始まる初年度とな
るのか、いやまだまだ日本経済の先行きが不透明で下値模索をするのか意見は
分かれますが、相場つきを冷静に眺めると様々マイナス要因を消化しながらリ
スクを前向きに取ろうとしている投資家の姿勢も感じられます。
 ポジティブシンキングにいく投資家にとっては市場の不安を横目に個別銘柄
ごとの前向きに投資しても良いタイミングがやってきていると個人的には感じ
ています。

 2009年を振り返って投資家の皆さんはそれぞれに個別銘柄に対して思い
があるのではないでしょうか?
 既に思いは2010年の活躍銘柄に移っているのかと思いますが、ぜひとも
皆さんが期待されている銘柄、上がってほしい銘柄をこちらにお寄せ願えれば
幸いです。

株式会社アイリス・ジャパン
代表取締役 松尾範久

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 ては御自身の責任と判断で願います。)

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◆執筆後記

【年末のご挨拶】

 光陰矢の如し・・・。2009年ももう残りわずかとなって参りましたが、
皆様いかがお過ごしでしょうか。
 億の近道の創刊から今年は10年という節目の年となりましたが、引き続き
大勢の皆様にご愛読を賜り、創刊スタッフの一人として心より御礼申し上げま
す。
 失われた10年を取り戻すべく株式投資に対して皆さんに関心をもって頂こ
うと開始した億の近道が2009年も多少でもお役にたったのであれば幸いで
す。
 今年は後半において政治の大変動があり、堅調な回復傾向を示した株式相場
も先行きの不安もあって8月のピークから11月にかけ調整を余儀なくされま
したが、その後は海外株高に支えられ再び上昇の動きになってきました。
 株式相場の変動を楽しみながら日夜ご活躍の皆様におかれましては希望と不
安を胸に新たな年を迎えられるものと思いますが、そうした皆様の2010年
の投資成果の向上を祈願して本年のご挨拶と変えさせて頂きます。
 皆様良いお年をお迎え下さい。
 新春は1月5日(火)からとなりますが、引き続きご愛読の程をお願い申し
上げます。

株式会社アイリス・ジャパン
代表取締役 松尾範久

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【お知らせ】

1.アクティブシニア向け情報誌「百歳万歳」について
 日本で唯一の元気なシニア層向け雑誌「百歳万歳」(月刊誌で購読料は1部
660円、年間6600円)の見本誌12月号を購読希望者の皆さんにお送り
します。アクティブシニアの皆さんに大好評の趣味と健康をテーマにした雑誌
です。ご希望の方は下記にお問い合わせ下さい。
 62歳の植松編集長が日本中を飛び回って頑張っています。11月28日に
放送されたアド街っく天国では堂々の9位にランクされ、愛川欽也さんにお褒
めの言葉を頂戴しました。http://www.tv-tokyo.co.jp/adomachi/091128/09.html
私はこの雑誌の発行会社を応援しています。皆さんもぜひ応援して下さい。
こうした雑誌は高齢化するこれからの日本の社会インフラの基盤となるメディ
アです。この雑誌、創刊以来実に31年の歴史を誇っています。
http://www.100sai.co.jp
info@100sai.co.jp

2.「億万長者との契約書」が発行。
 私の知人であります元プルデンシャル生命の辣腕トップセールス小林一光氏
が「億万長者との契約書」と言うタイトルの本を出されます。フォレスト出版
から発売中です。
 株式投資にしろビジネスにしろ目標をもって取り組むことが成功の源となり
ます。皆さんとご一緒にこの本を読んで明るい未来を目指して頑張りたいと思
います。
http://www.ikko-kobayashi.com/
執筆者「小林一光」より
 「タイトルの億万長者とは未来のあなたという意味で、未来の自分と契約す
れば、どんな目標も達成できるという内容です。ぜひとも皆さんに読んで頂け
れば幸いです。」

株式会社アイリス・ジャパン
代表取締役 松尾範久

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 「億の近道」のwebはバックナンバー閲覧を重点に置いた、ブログ風の作
りになっております。現在、最新〜2005年1月分まで掲載しておりますが、
順次過去分を追加していく予定です。コメントなどはつけられませんが、まと
め読みなどに是非ご利用下さい。
 http://okuchika.net/

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 「億の近道」は特定非営利活動法人イノベーターズ・フォーラムの登録商標
です。この名称での有償のサービス等は「石川臨太郎の有料メールマガジン」
以外行っておりません。紛らわしい名称のサービスは弊社と一切関係ありませ
んのでご注意下さい。

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当メルマガは以下のシステムを利用して発行しております。
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編集者:億の近道発行プロジェクト
発行者:NPO法人イノベーターズ・フォーラム
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プライベートバンク業界の2009年を振り返って

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 2009年はリーマンショックからの金融危機問題、商業銀行のUBS等の問題によってスタートし、法的措置によって終結方向に向かったわけだが、老舗のパートナー制のプライベートバンクに少なからず影響を与えた事は否めない。
 しかし、多くのプライベートバンクは200年近くも営業しており、その中でも今回のような金融危機に直面している。サブプライム、リーマンショック問題は100年に1度の金融危機と言われたわけだが、200年近くも営業をしているプライベートバンクは、単純計算しても2回の同様の危機に直面しているという計算になる。

 100年前の1929年の世界大恐慌に欧米は直面し、金融市場の崩壊。そしてその更に100年前の1815年には、ナポレオン戦争によるスイス市場の崩壊。その更に100年前の1720年には、南北アメリカ大陸でバブルがはじけ、英仏市場の崩壊。更に100年前の1637年には、チューリップバブルによる先物市場の崩壊と、綺麗に100年毎に大きな金融市場の崩壊が起きている。

 先日面談したプライベートバンカーは、自分達の銀行がどのようにこの危機を乗り切ったかを語ってくれた。100年前の1929年の世界大恐慌の時には、2年前の市場が熱狂する中から、株式市場の高騰に対し従業員に警笛を鳴らし、全く影響を受けなかったわけではないが打撃を小規模に抑えたとの事であった。その100年前も同じように対処していたようである。

 何故彼等がこのような事ができたかというと、無限責任による銀行経営を行っている為であり、パートナー陣が取れないリスクを顧客に対しては負わせない方針を取っていたからであるとの事である。その為に、銀行本体の勘定を使っての融資も極力実施しないという徹底ぶりであるとの事。
 実にシンプルであるが、顧客の資産が減少する事、または顧客が壊滅的な被害に遭う事が彼等にとっては死活問題である。
 200年の間に蓄積した経験により、危機を知らせるサインに対して敏感であるプロの集団こそが彼等である。収益目標に追われる商業銀行にはなせない技といっても過言ではない。

 更に彼等は、このような大きな危機の後に新しい解決策を編み出している。例えば、1930年の世界大恐慌後には国際分散投資ファンドを立ち上げ、1815年のナポレオン戦争後は海外進出を決めている。伝統を重んじながら、変化に対し順応してきた金融機関こそ、プライベートバンクなのであろう。

 老舗プライベートバンクもこれからも更に200年営業していく為の礎を固めるという意味では、来年は大事な年になる事は間違いない。日本では正確なプライベートバンクの情報が入ってくる事は少ないが、これらの銀行の動向については注視しておくと我々の投資の参考になる事は間違いない。

今年最後のコラムになりました。1年間有難うございました。
来年も皆さまのご多幸を心よりお祈り申し上げます。

番頭より

【筆者プロフィール】
 大学卒業後、某都市銀行勤務、某外資銀行勤務を経て独立。専門は個人富裕層業務。
 幼少期に6年間ドイツで過ごし帰国、その時の経験が後の人生に大きく影響。
日本人の基本的なフィナンシャルリテラシーの向上を願いつつ日々奔走中。

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グローバル投資のポイント(166)

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■ドル一極体制からの脱却準備を意味する外銀の元建て債券発行解禁■

 12月25日付の日本経済新聞は、中国政府が外資系銀行に中国本土で人民元建て金融債券の発行を解禁すると報じています。報道によると、三菱東京UFJ銀行の中国法人が、外資系銀行の第一号として元建て債券の発行認可を取得したそうです。また別の報道によると、三菱東京UFJ銀行は、2010年2月に債券を発行し、発行規模が最大10億元、期間は2年間を想定しているようです。

 これまで、中国での元建て債券の発行は、アジア開発銀行など国際金融機関や政府系金融機関に限られており、民間の外資系銀行が人民元を調達するには、預金や銀行間での賃借に頼るしかありませんでした。外資系銀行が、中国本土で元建て債券を発行できることで、外資系銀行は、2、3年の中期的な期間で資金を調達することができ、中国に進出している外資系企業に人民元を安定的に融資することが可能となります。

 中国政府が外資系銀行に元建て債券の発行を解禁することは、現在の中国経済の現状を考えると、それなりの決断の要る判断だったと思われます。中国の11月のマネーサプライ(M2)が、前年同月比29.7%増と、過去最高の伸び率を示したように、中国の金融緩和は、危険水域の水準にあるとの指摘もあります。
 こうしたなか、外資系銀行が債券発行によって人民元を調達できるようになると、預金金利の引き上げによる金融引き締め効果が弱くなり、インフレへの対応が後手に回る可能性がでてきます。

 それでも、中国政府が外資系銀行に元建て債券の発行を解禁した背景には、中国政府が人民元の国際化を進める意図があるからだといわれています。外資系銀行が債券を通じて人民元を調達できれば、より広範囲に人民元建ての融資をすることが可能となります。

 中国に進出した企業も、銀行の人民元の調達が楽になったことで、人民元の資金繰りが楽になる可能性が高まります。これにより、中国政府が進めようとしている人民元での貿易決済が、取り組みやすくなります。

 中国は、ドル一極体制からの脱却のために着々と準備を進めている、と考えたほうが良い気がします。

村田雅志(むらた・まさし)
(FXCMジャパン・チーフエコノミスト)

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<筆者について>
三和総合研究所、三和銀行にて産業機械アナリスト、
UFJ総合研究所にてエコノミストとして活動後、
2004年にGCIアセットマネジメント入社。
2005年9月にGCIキャピタル・チーフエコノミスト。
2009年4月より専修大学客員教授。
2009年6月より現職。

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