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投資情報メールマガジン 2009/05/25
イ意 の 近 道
−プロが導く「億」資産への近道− 週5回発行
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【ご挨拶】
将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析やコラムを参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!
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−本日の目次−
(本日の担当:松尾範久&グルメ投資家おーちゃん)
◆コラム「株式相場雑感」:松尾範久
◆コラム「新版・投資の王道(その42)」:グルメ投資家おーちゃん
◆コラム「新型インフルエンザ関連銘柄人気の後に来るもの」:松尾範久
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◆コラム「株式相場雑感」
3月の安値7021円から5月11日の高値9503円まで35%の短期上
昇相場を経て日経平均は9000円から9300円の水準での推移を続けてい
ます。こうした中で銘柄ごとの動きだけでなく、トヨタとホンダの株価推移に
も表れていますように同業種の銘柄の間でも多少明暗が分かれてきたようです。
ここからの株式相場は短期上昇後の中でもみ合い商状を余儀なくされること
になりますが、テクニカル上の環境好転と海外経済の好転の兆しの中だけに今
後は短期的な押目形成を経て、どのタイミングで高値を取りにいくかに関心が
移りそうです。
国内要因では決算発表後の企業業績動向が改めて気になりますが、個別銘柄
の上下変動は企業業績の実体を反映することになります。政治の世界は総選挙
がいつ行われても良い状況ですが、勝者が自民党であろうとなかろうと株式市
場の流れに変化はないと思われます。個人的な考えながら景気浮揚策を打ち出
しそれなりに成果を上げてきた自民党が優位にあるのではないかと思われます
が、変化を求める機運も高まりつつありますので選挙のタイミングが重要です。
それにしても最近は新型インフルエンザの話題でもちきりとなっています。
大阪などではすでに沈静化に向かいつつありますが、目に見えないウイルスだ
けに今後の動向に関心が集まっています。
円高の再燃とこうした新型インフルエンザが経済活動に影響を及ぼしはじめ
ているとの兆候が株式相場にとっては気になるところですが、海外の経済動向
に明るさが見出されることで日本経済も基本的な景気回復の流れが見い出せる
ようになるというのが今後の株式相場を占う重要なカギとなりそうです。
1ドル=90円を突破するような円高が再燃しないのであれば輸出関連のコ
ア銘柄の押し目買い基調が継続するでしょうし、円高トレンドが懸念される中
では新型インフルエンザの流行もあり外向きから内向きに、つまり物色の方向
も外需から内需にシフトしていく可能性が考えられます。
当面の想定相場レンジ:
日経平均8500円〜9500円(やや下振れリスクが増している状況です)
株式会社アイリス・ジャパン
代表取締役 松尾範久
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。)
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【お知らせ】
昨年末をもって募集を一時中止しておりました株式会社アイリス・ジャパン
の有料メルマガを4月1日より再開することとしました。ついては皆様の購読
申し込みを今週より受け付けさせて頂きますので宜しくお願い申しげます。
すでに弊社では有料メルマガ「株知道」として2月よりリニューアルしてお
届けしており、株式相場低迷の中、個別銘柄の情報をユニークなタッチでまと
めたコンテンツを提供し好評を博しております。
新既購読料は年間2.4万円を予定しておりますが、今月中にお申し込みの
方は特別料金(手順等をメールにて個別にお知らせ申し上げます。)にて配信
させて頂きます。
購読お申し込みは下記のアドレスまでお願い申し上げます。直近の見本メル
マガをお送りしますので宜しくお願いします。
(株)アイリスジャパン 有料コンテンツ係
mag@irisjapan.co.jp
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◆コラム「新版・投資の王道(その42)」
■中・長期投資のための銘柄徹底研究■
本連載では<企業価値・成長力の高い>中・長期投資適格銘柄をピックアッ
プする。あくまでそれぞれの会社の<企業価値・成長力の高さ>に着目して選
んだので、どのタイミングで購入するかの判断は、PERなどの指標を参考に
して判断しなければならない。また、各社の売上高、利益は「会社四季報」や
各社ホームページ上のIRコーナーで最新のものを確認いただきたい。
<4282>イーピーエス
1991年、臨床試験関連ソフトウェアの開発を行うことを目的に(株)エプ
ス東京として設立された。1993年の奨励登録センターの設置を皮切りにC
RO(新薬開発に必要なクリニカルトライアルをアウトソーシングによって行
う)業務に本格参入。その後も製薬会社からの人材を受け入れるなどして同業
務を拡大。1999年には、中国北京に現地子会社を設立。事業の内訳は、C
RO68%、SMO18%、非臨床7%、ソフトウェア開発7%。
<4283>松下電工インフォメーションシステム
松下電工の情報システム部門が分離独立。売り上げの松下電工依存度は5割
弱。売上構成は、サービスソリューション78%、システム機器・通信関連2
2%。
<4287>ジャストプランニング
外食業界に特化したASP(業務ソフトレンタル)事業をおこなう。199
4年設立。売上構成は、システムソリューション43%、ASP55%,店舗
支援ファンド2%。
<4290>プレステージインターナショナル
損保・カード会社に特化し、外部委託でCRM(顧客関係管理)サービスな
どを提供する。1986年10月海外旅行者向けの日本語アシスタンスプロバ
イダの先駆けとして創業。売上構成は、BPO96%、IT他関連4%。海外
売上比率18%。
<4293>セプテーニ・ホールディングス
マーケティング支援、ネット広告代理を主力事業とする。売上構成は、イン
ターネット81%、DM10%、インターネット関連9%。
<4298>プロトコーポレーション
中古車雑誌の『GOO』を発行する。収入の8割がディーラーからの広告収
入。人件費の安い沖縄にデータセンター。売上構成は、自動車関連情報95%、
生活関連情報3%、不動産1%。
<4304>Eストアー
Webショップ運営のためのサーバーシステムを顧客に提供するビジネスを
行う。テレウェイブが30%を保有する筆頭株主。売上構成は、サービス事業
81%、人材派遣19%。
<4307>野村総合研究所
コンサルティング、システム開発・運用等を行う。売上構成は、ITソリュ
ーションサービス91%、コンサルティングサービス9%。
<4312>サイバネットシステム
1967年に、スーパーコンピュータの米国コントロール・データ社(CD
C)がコントロール・データ・ファーイースト(CDFE)の東京支社を開設
したのが同社の始まり。1971年、米国CDCが日本法人として日本シーデ
ィーシー(株)を設立。1985年、サイバーネットサービス事業が分離独立さ
れ、サイバネットシステム株式会社が東京都豊島区東池袋に設立される。19
89、神戸製鋼所がサイバネット発行済み全株式を取得し、資本金を4億円に
増やす。1999年に富士ソフトABC株式会社が同社発行済み全株式を取得。
富士ソフトABCの子会社になる。現在の同社は、<制御設計、構造解析、光
学設計、電子回路設計、熱流体解析、機構解析、音響解析、プリ・ポスト処理、
数式処理、シミュレーション言語、通信等多岐にわたるCAEソフトウエアな
らびにネットワーク・ソフトウエアの販売>および<各種セミナーをはじめと
するユーザー教育、技術サポートおよび受託解析・コンサルティング等のプロ
フェッショナルサービスの提供、ならびにインターフェース、モデルおよび解
析モジュール等の開発>を行っている。制御設計および光学設計のCAEにお
いては、市場の大半のシェアを占める。売上構成は、CAEソリューションサ
ービス86%、ネットワークソリューションサービス14%。
(OH)
*ブログ「大原浩の金融・経済地動説」http://www.actiblog.com/ohara/
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◆コラム「新型インフルエンザ関連銘柄人気の後に来るもの」
熱しやすく冷めやすい日本人の多くが今回の新型インフルエンザへの対応を
一気に進めていく中で急激に高まった今回の新型インフルエンザ関連株人気。
海の向こうでは怪しげな便乗商法がネット上で飛び交い、日本ではマスクがイ
ンターネット上でメーカー希望小売価格よりも高い値段で流通するに及んでは、
ちょっとしたバブルのごとき様相を呈しているとしか言いようがありません。
昨日の相撲の千秋楽をテレビで見ていてもほとんどマスクをしている人はい
なかったように東京では比較的落ち着いた動きが見られます。確かにマスクは
薬局の棚から消えていますが順次メーカーの増産が始まり6月にはたくさん出
回るものと予想されますので現在の新型インフルエンザ関連銘柄人気はある程
度は行き過ぎたことへの反省の動きに変わっていくものと考えらえます。各マ
スクメーカーは増産して在庫を積み増ししますが、これは今秋からの再流行に
備える意味が大きいと考えられます。
また、今回の目に見えないウイルスによる新型インフルエンザは企業活動を
停滞させることになると考えられますが、この結果ますます内向きなシステム
が普及をすることになりそうな感触です。Eコマース、オンラインゲーム、ガ
ーデニング、音楽や映画鑑賞など外に出ないで家の中で楽しめる小規模なレジ
ャーや消費行動が見られるような状況が考えられます。
除菌や抗菌などの消費財への対応やメンテナンス行為が増加したりする現象
が今後、中長期にわたって起きることになるものと考えられます。
この結果メリットを受ける産業、企業とデメリットとなる産業、企業との間
で多少業績に明暗が分かれる可能性があります。テーマとしてはエコ、食やく
らしの安心、安全が浸透していくことを想定しておく必要があります。
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代表取締役 松尾範久
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「億の近道」のwebはバックナンバー閲覧を重点に置いた、ブログ風の作
りになっております。現在、最新〜2005年1月分まで掲載しておりますが、
順次過去分を追加していく予定です。コメントなどはつけられませんが、まと
め読みなどに是非ご利用下さい。
http://okuchika.net/
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編集者:億の近道発行プロジェクト
発行者:NPO法人イノベーターズ・フォーラム
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