■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
投資情報メールマガジン 2009/01/28号
イ意 の 近 道
−プロが導く「億」資産への近道− 週5回発行
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
【ご挨拶】
将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析やコラムを参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!
★当メルマガは等長フォントでの閲覧を前提にしております★
===================================
−本日の目次−
(本日の担当:山本潤)
◆コラム「前回コラムへのフィードバック」:山本潤
◆コラム「個人の力量が向上すれば、同時にチームも強くなる」:山本潤
===================================
◆コラム「前回コラムへのフィードバック」
たくさんのフィードバックありがとうございました。
紹介しきれませんが、いくつかを。
K1さんより
「少子化対策に予算を配分するのは不景気とは関係なく永続的にすべき内容で、
応急処置的な意味合いの第2次補正予算の代替えとはなり得ない政策です。
重症患者にはまず応急処置が必要なのではないでしょうか?
しっかり止血しなくては、ちゃんとした治療をする前に失血死してしまいます。
(※ここ重要なポイントです by 筆者)
少子化対策に予算を厚くせよという山本氏の意見には賛同しますが、
それは補正予算とは別の国家戦略として取り組むべき問題で、
今我々に必要なことは、この緊急事態に政策に対してあれこれ文句を付けるこ
とではなく、
どんな政策であれ効果がゼロではないわけですから、
その効果を最大化するよう心がけることです。
今更政策批判をすることはかえって傷口を広げるだけで、
本来取り組むべき国家戦略の遂行を遅らせるのではないかと危惧します。」
まったくK1さんのおっしゃる通りです。
前々回のコラムで「他人を批判すれば自己矛盾に陥る」と書いておきながらの
政策批判・・・
反省です。
国民の一人として、即効性のある経済対策が一日一時間でも早く施行されるこ
とを願っております。
K2さんより
「素晴らしいご意見だと感激しました。
私自身は、4人の子供を持つ53歳の自営業者です。
結婚から現在までの生活を振り返ってみるとあなた様のご意見、
実感としておっしゃる通りで、次世代を担うわが子の将来そして、
自分達の老後を想えば、今やるべき長期展望を明確に示しておられると感じま
した。」
Sさんより
「子供を増やすことがどれほど将来にわたって国を豊かにするかを国会議員は
真剣に考えるべきです。
私も2人子供がいてもう一人欲しいと思いますが、生活レベルや子供への今後
の教育費を考えると作る気がしません。
結婚をし、子供を産み育てることがこんなにすばらしいかを、子供をもってつ
くづく思います。
独身やこどもを持たない人に、そういう経験してもらいたいし、こんな経験を
せずに人生を終えないでもらいたいです。
是非この提言を実行してくれる政治をしてくれることを願ってやみません。」
K3さんより
「〜前略〜
今回、『メルマガで2年前に募集した無料・手弁当アナリスト養成講座は、6
回程度の勉強会を経て、無事終了いたしました。』との記述をみて、
ちょっとびっくりいたしました。
その勉強会ですが、2007年秋に募集されていたものでしょうか。
実は私も申し込みさせていただき、合格の通知をいただいておりましたが、
その後ご連絡をいただけませんでした。
〜中略〜
是非、次の機会をつくっていだき、その折には是非参加させていただければ、
と思います。」
今回、事務局とわたしのミスにより、K3さんが勉強会に参加できなかったこ
とを深くお詫び申し上げます。他意なく、単純ミスです。
実は、わたくしはメールを送付したつもりになっていたのですが、
確認作業を怠ってしまい、手違いとなりました。
本当に申し訳ございません。
次回の予定は未定ですが、参加者からは、再開の希望も多いため、
K3さんには、再開時には、必ず、ご連絡いたします。
(事務局からもお詫びのメールを送りました)
山本 潤
===================================
◆コラム「個人の力量が向上すれば、同時にチームも強くなる」
いきなりローカルな話になって、すみませんでした。
前回のコラムに対して「政治家よ、ビジョンを持て!」というフィードバック
が多数寄せられたことに驚きました。
政治家は、様々な見方や意見を集約する、ということに真剣です。
いろいろな人の意見を聞けば、どうしても、八方美人的な方向で話がまとまっ
てしまいます。
そこで、どうしても、みんなの顔を立てることになるのでしょう。
さて、
今年のコラムでは、金融危機、証券化、オフショア、格差社会、少子化と様々
な問題を取り上げました。
すべての問題の根はグローバルに同時に生じているやっかいな問題であり、
すべての問題は相互につながっていることを示唆してきたつもりです。
(格差社会で将来不安で子どもを産まない。景気をよくするために借金を重ね
て金融危機になる etc.)
株式投資の視点からは、
グローバル企業への投資を通して、
1)オフショア税制のメリットを株主の立場から享受できる
2)リストラ、派遣止めなどは企業の固定費の低減につながる
3)人口の大きな中国・インドなどの経済成長を享受できる
ので、
勝ち組に乗るという意味で、グローバル投資をしておく必要があると感じてい
ます。
ただし、グローバル企業が目先の金儲けを優先すれば、ローカルな人々の経済
的苦境と引き換えになります。
グローバルな株主にとっては、日本の構造問題も、単なるローカル問題のひと
つです。
投資家は、
「日本が独力で国力を向上させれば、日本への投資を検討する」という受け身
の姿勢です。
株主の立場とは、「企業は、インドでも中国でもロシアでも場所を問わず、
儲けてくれればよい」とする立場です。
個人(日本)にとっては生死にかかわる問題も、他人(外国)にとっては単な
る経済問題です。
今回は、日本という国を野球チームに例えてみたいと思います。
◆補欠は試合に出るべきか?
野球チームですから、先発メンバーは9人です。
しかし、チームには、選手が30人いるとします。
補欠がたくさんいます。(格差社会)
選手には親がいて、親が選手のコーチをしています。
コーチは30人です。
監督は野球をよく知る1人の長老がコーチの意見を参考にしながら、チーム運
営をします。
試合は国際試合で、アジア予選があり、世界大会があります。
チーム・ジャパンの目標は、当然、世界大会での優勝です。
以前、日本チームには、選手が60人いて、熾烈なレギュラー争いがありまし
た。
しかし、少子化の影響で、いまでは、人口が減り、30人になってしまいまし
た。(少子化問題)
かつて、世界大会出場の常連だったチームが、
いまでは、力をつけてきたアジア諸国に大差で負けることが多くなりました。
(日本企業の国際競争力の低下)
補欠の選手をたくさん試合に出せば、試合に勝てない可能性が高くなる。
ベストメンバーを組めば、いつも、うまい選手だけに固定される。
(格差社会)
レギュラーは試合で経験を積むため、益々、技量が上達します。
しかし、補欠は、試合にでないため、経験が積めません。
みんなで楽しくやろうとすれば、すべての選手を試合に出すこともできます。
(=ワークシェアリング)
その場合は、アジア予選も「参加した」だけの状態になります。
大会を勝ち抜くことは難しくなります。
しかし、監督は「勝利しか目指さない」。
監督は勝つことが課せられている仕事です。
みんなを出し、勝利にはこだわらないのであれば、日本はアジア予選で負けて
しまいます。
レベルが低いと国際社会からみなされた日本のプレイヤーは世界で活躍するこ
とができません。
一方で、勝利にこだわりレギュラーを固定すれば、補欠という負け組が発生し
ます。
レギュラーを固定すれば、ひとつのポジションしか守れない人材になります。
また、レギュラー固定になれば、レギュラーが満足してしまい、レギュラー陣
の技量向上のスピードが鈍化するかもしれません。
一方で、コーチの要望は、選手全員を試合に出してあげたい。
監督は板挟みです。
この状態で、監督、コーチ、選手、誰もが納得できる解決策は、どのようなも
のでしょうか。
ひとつだけそれらしい答えがあります。
「すべての選手の技量を例外なく非連続的に大きく向上させる」ことです。
個々人が大変な努力して、技量を「格段に」向上させるのです。
監督の立場からすれば、
コーチは、「自分の子どもを試合に出せ」という代わりに、
「この選手は、これだけ技量が上達した。ちょっと見てあげてほしい」という
べきです。
どの子を使う、使わないで、コーチと監督が議論すれば、キリがありません。
そんな議論は不毛です。
みんなにいい顔をしようとすれば、試合は負ける、出せなかった子が不平等だ
と訴える・・・
収拾もつきません。
誰を出す、どんな試合をする、これは監督に一任するしかありません。
コーチは意見は進言しても、監督が聞き入れないときに、文句や批判をしては
いけません。
コーチの本来の仕事は、選手にやる気を持たせる手伝いをし、
選手の技量を確実に向上させることです。
ならば、そのことだけ(各自の技量アップ)にコーチも選手も集中しなければ
なりません。
◆信頼関係の構築 −話し合い、コミュニケーション、工夫、観察
監督と選手の間、コーチと選手との間、コーチ間、コーチと監督との間、
選手間、すべて、人と人との関係は信頼がベースになっています。
練習の在り方、練習試合の考え方、リーグ戦の戦い方、トーナメントの戦い方、
選手の起用法、すべてにおいて、関係者全員で、一定以上のコンセンサスを形
作ることが大切です。
信頼関係は構築していくものです。
お互いの努力がなければ信頼は相互に得られません。
関係者間におけるコミュニケーションの頻度を高めること、
監督の一貫した、ぶれない考えにコーチや選手が共感・共鳴・納得すること、
などにより、信頼は築かれます。
試合に全員を出すことは可能です。
練習で紅白戦を定期的に行う、
強化試合(練習試合)を数多く行う、
などで選手全員にチャンスを与えることができます。
コーチの仕事のルーティンは、選手の技量を正確に測ること、よく選手のこと
を知ること、
よく選手の動きを見てあげること、話し合いをすること、などです。
しかし、大事なことは、各コーチのこのようなルーティンを仕組みとして、組
織の制度に公正に組み入れることです。
「○○選手の走力が前回報告よりも10%向上しました。一塁駆け抜けタイム
が4秒台になりました」というコーチの報告を、
しっかりと監督に伝えるシステムをつくり、
「どの選手であっても技量が向上した場合、監督はしっかり見ている」という
安心感を組織に植え付けることが大切です。
どんな難問であっても、工夫すれば、全員が納得できる解決策が必ずあるはず
です。
民主主義とは「多数決」ではなく「話し合い」のプロセスなのです。
◆工夫ある、意味ある反復練習を継続する
技量を格段に向上させるためには、反復練習が必要です。
惰性の練習(=意味の薄い練習)ではダメです。
いつも、練習に意味を持たせ、絶えず、実戦を意識した練習をすることです。
意味のある反復練習に、様々な工夫を添えることです。
そして、意味を持たせた、工夫を凝らした反復練習を長く継続し、確実にステ
ップアップしていく。
その連続が、大きな技量の向上になるのです。
選手には、自分の欠点やチェックポイントを自分で客観的に分析することがで
きません。
コーチは、選手の意欲を引き出し、「なぜ、世界一を目指すのか」を動機づけ
をしていきます。
目標を持ち、意味のある努力を継続することで、チーム・ジャパンは強くなり
ます。
どんなにお金をかけても、それだけでは強くなりません。
どんなに練習をしても、意味のない練習では強くなりません。
◆周到な計画と具体的なアクション
国家運営も企業経営も草野球運営もすべてやり方は同じです。
国民すべて、従業員すべて、選手すべての技量とモーチベーションを向上させ
ることで、突破口が開けるのです。
みんなでたくさん努力し、努力しようとしても努力ができない人(故障者、障
害者、寝たきりの方々など)はみんなでカバーする。
突破口を開くには、日々の生活、日々の就業、日々の練習で、いままで出せな
かった「よい結果」を出すことです。
たとえば、草野球で、どうしても、打球を怖がり、顔が背く癖のある選手がい
たとします。
これは癖ですから、構造問題です。(自然には治らない)
構造問題に対しては、ひとつひとつの原因を調べ、周到な計画の下で、「計画
的に」確実に克服しなければなりません。
この癖には、メンタルの強化、物理的な補習などが有効です。
たとえば、どんな強打者のバットスイングも草野球レベルでは、最高で時速1
20km程度。
これは秒速で33m。
打球はバットの初速(=物理的限界)で来るとしても、ミートから守備範囲に
打球が届くまで、0.5秒程度のタイムラグがあります。
そうであれば、0.5秒という時間でどれだけ沢山の動きができるかを体感さ
せる。
3mの距離から、スポンジボールをたくさん投げる。
何度も何度も体からスポンジボールに向かっていく。
実戦でもボールをスポンジだと思いこむ。
実戦でもボールに向かっていく習性を身に着ける。
こうした、いろいろな工夫や解決策をコーチが選手と一緒に考える。
そして、
工夫された、意味のある反復練習を創造し、練習が計画通りに長期的に、完全
に身になるまで反復されて、問題がひとつひとつ克服されていく。
このパターンは、すべてにおいて通じる、勝利への方程式です。
国家レベルだろうが、企業経営レベルだろうが、現場レベルだろうが、オフィ
スレベルだろうが、学校だろうが、スポーツだろうが、すべて同様です。
それを、野球の練習時に、「なぜボールから逃げるんだ!」「ボールを怖がる
な」と怒ってばかりいるコーチもいます。
1年たっても2年たっても、同じことを言われ続けている選手もいます。
こうした不毛の状況を放置して、時間だけが経過する、
そういうことがないように、本人も周りも、とにかく具体的な策を考えて実行
することです。
不毛の環境、不毛の議論、惰性、これらは、構造問題を放置します。
個々のプレイヤーの技術的な構造問題の放置は、プレイヤーの上達を拒み、結
果として、チームの力を落とします。
◆強い国をつくるのではなく、よいプレイヤーを育てる
日本という国家を強くしようとするのではなくて、
日本を背負って立つ、個人の技量を格段に向上させることが重要です。
企業を背負って立つ、企業人の技量を向上させ、
地域社会を背負って立つ、人材を育てることです。
チーム・ジャパンの一員として、世界を相手に戦うとき、
たとえ補欠であっても、確実な技量があれば、他国のチームでは、エースにな
れるかもしれません。
卓球の世界では、中国を代表する選手たちが、世界各国のエースとして活躍し
ています。
日本が世界一の分野があれば、世界中から日本で腕試しをしたいと思う若者が
来日します。
技量や理解力の高い、考えたプレーができる選手を多く育てることで、世界に
貢献できるのです。
成功に近道はありません。
「工夫し、反復練習に意味を持たせる。そのような反復練習を多数、創造する。
それらをメニューにし、毎日反復し、生活習慣とする。
長期にわたる、多くの反復練習により、技量が高まる。かつて、深く大きく、
解決不可能に思えた構造問題が克服される」。
これが、わたしが拠って立つこのコラムの哲学です。
コーチ(周りの人々)の教え方のうまい下手や置かれた環境ではなく、選手
(当事者)のやる気に物事の成否はかかっているのです。
当事者が自ら考え、反復し、工夫し、継続しなければ、真に学ぶということは
できないのです。
自らの考える、自分の足で稼ぐ、自分の手でつくる、自分の耳で聞き、自分の
目で見る、やるべきことを見出せば、
目標を定め、工夫し、反復し、練習し、自分のものにする。
トヨタのカイゼン活動にしろ、少年野球の練習にしろ、投資も、ピアノも、囲
碁も、すべて同様です。
チェックポイントをつくる、測り、修正し、正確に見る、筋肉と意識を合わせ
る、深く考える、先のことを予測し、備える。
いま、わたしたちが置かれている状況は、厳しく、世界恐慌の様相です。
同時に、各自に与えられた人生の時間も、何十年という「わずか」な期間です。
「意味のある反復」なしに、物事は極められない。
本当にやりたいことがあるのであれば、世界がどんな状況だろうが、やりたい
ことを、ただ、やるだけです。
わたしは、一人でも多くのgood playerを育てたいと思っています
し、
わたし自身も、よいプレイヤーになれるように、毎日、多数の工夫された反復
練習のメニューをこなすのみです。
ということで、ご迷惑をおかけしたK3さんをお招きして、次回の勉強会を開
催しなければ・・・
などと、再び、ローカルな話題でコラムを閉じようと思います。
P.S.息子が野球チームのレギュラーで、練習試合がありました。わたしに
は気になっている補欠選手が数人いたので、
彼らが試合に出たかどうかを息子に確認しました。すると、息子はいいました。
「え? パパなにいっているの? 補欠がでるわけないじゃん。だって0−2
で接戦だったんだよ」と。
このリプライを聞いて、わたしは、息子に野球をやめさせようかどうか迷いま
した。
そんな貧しい考えに洗脳されるために、野球をやらせているわけではありませ
ん。
親として、
試合で「ヒットを打ったか?」
「守備機会があったときに、しっかりアウトをとったか?」と聞きたいのを我
慢して、
いつもこう聞くようにしています。
「バッターとして、一度でもフルスイングできるようなボールが来る幸運があ
ったか?」
「そのとき、フルスイングしたか?」
「自信を持ってボールを見逃すことができたか?」(たとえストライクとコー
ルされても・・・)
「内野ゴロを打ったときに、とにかく全力で走れたか?」
「ファールを含めて、バットの芯で捕らえた強い打球があったか?」(ヒット
かどうかは問題ではない・・・)
「状況を考えて、進塁打を心がけることができたか?」などなど。
ヒットを打つ、ホームランを打つ、というのは結果です。
親が子に結果を求めるのは違うと思うのです。
結果を求めては、親も子もつまらない。
親は子に技量の上達・精神の健全な発達をコーチヒングするものです。
(結局、子どもが主役であり、やるのは子どもなのです)
結果ではなく、過程です。
結果は我々にはコントロールできません。
自分は他人をコントロールできません。
自分は自分しかコントロールできないのです。
同様に、結果はコントロールできないが、過程はコントロールできるのです。
自らが取り組むべき事柄を知り、それににどう取り組んだか?
「セカンド・ゴロでアウト」という失敗(結果はアウト)において、
全力で一塁に駆け抜けたときに、いままでで一番速かったとすれば、
それは失敗の中に、成功を見出すことになるのでしょう。
全力で走ったというだけで、そのアウトは0点ではなく、20点、30点とい
う「部分点」はもらえるものです。
失敗に対しても、ひたむきさをもって取り組めば、
これを単に失敗と批判してはなりません。
一塁に駆け抜けた選手に、コーチが、「いままでで一番速かった!」といって
くれたら、
その選手はどう感じるでしょうか?
コーチなら、そこまで見てあげてほしい。
監督はそう思うはずです。
見てあげる、聞いてあげる、評価してあげる、育てる。
会社もかつては従業員を育てることに一生懸命でした。
いま、社員に結果だけを求める会社が多くなりました。
社員に結果を求めて会社が伸びるのであれば、簡単すぎます。
そんな世の中は成り立たないはずです。
「人を大切に育てることで、会社が伸びる」という信念がいまの経営者には足
りないのではと危惧します。
今回は、すべてを野球に例えてしまいました。
しかし、野球に限りません。
工夫をすれば、どんな悪い環境であっても、
すべての選手、すべての従業員、すべての国民にチャンスを与え、
全員がバッターボックスに立てるような環境が必ず整備できるはずです。
山本 潤
<筆者紹介>
日本株ロングショートのヘッジファンドマネージャー。
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。)
今号はいかがでしたか?面白かった・役に立ったと思った方は
是非ワンクリックをお願いいたします!
http://clap.mag2.com/tiatraebud
クリックだけでも結構ですし、コメントをいただけるともっと嬉しいです!
===================================
【お知らせ】
億の近道(NPO法人イノベーターズ・フォーラム)では、有料メールマガジ
ンをスタートいたします。第1弾は火曜日執筆者の石川臨太郎氏です。
現在第5号を配信中!! また、過去のサンプルを無料で読めます。
詳細は以下のページを参照下さい。
http://www.iforum.jp/magazine.htm
なお、この有料メールマガジンの売り上げの一部は億の近道の発行運営に活用
されます。皆様のお申し込みをお待ちしております。
===================================
【お知らせ】
【ネットラジオ好評配信中!!】
木曜日担当の生涯遊人(YEN蔵)のネットラジオ好評配信中です。
題して、「YEN蔵のマーケット天気予報!」
10分程度の番組なので、気軽に聞けます。
今回の内容は、先週の為替マーケット総括、今週の展望、そして今週の話題と
して、「オプションの満期」について語っています。
為替相場に影響を与えたオプション満期とは?
ぜひお聞き下さい! 毎週月曜日(火曜日の場合もあり)に更新予定。
最新版:
http://www.iforum.jp/podcast/yz20090126.mp3
第1回:
http://www.iforum.jp/podcast/yz20081209.mp3
第2回:
http://www.iforum.jp/podcast/yz20081216.mp3
第3回:
http://www.iforum.jp/podcast/yz20081222.mp3
第4回:
http://www.iforum.jp/podcast/yz20081229.mp3
第5回:
http://www.iforum.jp/podcast/yz20090105.mp3
第6回:
http://www.iforum.jp/podcast/yz20090113.mp3
第7回:
http://www.iforum.jp/podcast/yz20090119.mp3
※億近のWebでも視聴できます。http://okuchika.net/
この番組では、皆さんのご質問をお待ちしております。番組の中でYEN蔵が
回答しますよ。お気軽にどうぞ!
宛先は: yenzopodcast@gmail.com
===================================
「億の近道」のwebはバックナンバー閲覧を重点に置いた、ブログ風の作
りになっております。現在、2005年1月分まで掲載しておりますが、順次
過去分を追加していく予定です。コメントなどはつけられませんが、まとめ読
みなどに是非ご利用下さい。
http://okuchika.net/
===================================
「億の近道」は特定非営利活動法人イノベーターズ・フォーラムの登録商標
です。この名称での有償のサービス等は行っておりません。紛らわしい名称の
サービスは弊社と一切関係ありませんのでご注意下さい。
===================================
■億近執筆陣の本 好評発売中!■
山本 潤
▲投資家から「自立する」投資家へ▲
パンローリング ISBN4-7759-9008 4800円+税 426ページ
http://www.tradersshop.com/bin/showprod?a=2596&c=9784775990087
▲電子書籍 マンガ ファンダメンタルズ分析入門の入門▲
パンローリング ダウンロード販売 KeyringPDF 176頁 23MB 1,890円
http://www.tradersshop.com/bin/showprod?a=2596&c=2011020100005
▲マンガ決算書でわかる株式投資入門「嘘を見抜け 本当の姿を読み取れ」▲
パンローリング 680円 192ページ
http://www.tradersshop.com/bin/showprod?a=2596&c=9784775930397
===================================
■「山本潤氏のファンダメンタルズ分析日本株アナリスト養成講座DVD」
発売中!!■
「NPOイノベーターズ・フォーラム 公認日本株アナリスト 認定講座」
共催:エンジュク 協力:ダイヤモンド経営分析チーム
2005年4月に行われた山本潤氏のセミナー映像に加え、ファンダメンタ
ルズ分析に必要な内容を新たに撮り下ろした映像を全て収録した4枚組DVD
です。
◆ファンダメンタルズ分析の決定版。
いままで体系的に語られることの少なかった実践的なファンダメンタルズ
分析を網羅。最終的には個別株のレポートが作成出来るレベルを目的として
います。受講出来なかった方や反復学習したい方には最適な内容です。
◆充実したボリューム
価格は48,000円とやや高額ですが、2005年4月のセミナー(受講
料38,000円)で使用した資料添付はもとより、全部でDVD4枚組、約
450分の充実した内容となっています。
詳細はエンジュクのホームページまで。
http://www.enjyuku.com/v_kabu_10.htm
===================================
億近オフィシャルクラブ掲示板(無料)は、執筆陣を含めた様々な方がコミュ
ニケートしております。是非ご参加ください。MSNのサービスを利用してお
ります。
http://groups.msn.com/okuchika
===================================
当メルマガは以下のシステムを利用して発行しております。
◆まぐまぐ ID:0000020640
購読解除:http://www.kaijo.com/
◆E-Magazine ID:okuchika
購読解除:http://www.emaga.com/info/okuchika.html
◆melma! ID:m00010868
購読解除:http://www.melma.com/
編集者:億の近道発行プロジェクト
発行者:NPO法人イノベーターズ・フォーラム
email:okuchika.mail@gmail.com
http://okuchika.net/
このメールマガジンの無断転載・引用を禁じます。
==================================