転職して成功している人たちの特徴について

JUGEMテーマ:株・投資


 前回のコラム「人は誰でも成功できる!」に対して大変ポジティブな感想を頂けたので、今回もその延長線上で私が感じている転職して成功している人たちの特徴を三つ以下の通りお伝えします。現在の厳しい転職市場においても、こうした特徴をもつ人材は、しっかりとオファーを得ています。

1.自分にプライドを持っている

 私が今までに会ってきた「転職して成功している人達」の特徴は、自分にプライドを持っているということです。自分がその仕事でプロフェッショナルであることに、とてもプライドを持っているのです。そのプライドや自信から醸し出されるオーラが身を包んでいて、大抵の場合、会った瞬間にそれが分かります。

 その仕事のプロとして、この先ずっとやっていこうと決めているので、いかにして自分のプロフェッショナリティーを極められるかということを常に考えています。なので、自分がプロとして、より力を発揮できる環境があり、キャリアアップできるオファーがあれば、躊躇せずに転職する人が少なくないのです。逆に言えば、それまでの職場では既に数年以上仕事をしていて達成感があったということなのです。職場に少しでも不満があるとすぐに転職し、それを繰り返す「ジョブ・ホッパー」になってしまうこととは、根本的に違います。むしろ、「ジョブ・ホッパー」になってしまうことは彼らのプライドが許さな
いのです。

2.コミュニケーション・スキルが高い

 転職して成功している人達は、総じてコミュニケーション・スキルが高い人達ばかりです。その理由は主に3つあると思います。

 1つ目が、転職においてはそもそも面接で合否の8割以上が決まると言っても過言ではないからです。例え完璧なCV(職歴書)を用意したとしても、コミュニケーション・スキルが低ければ、面接を先に進むのは難しいでしょう。それほど力作のCVを準備しなくても、しっかりと自分をプレゼンできる人であれば、オファーまでいける可能性は高いと言えるのです。

 2つ目が、高年俸を得ている多くの人がセールス担当の人達だからです。勿論セールス以外でも、例えばトレーダー等の仕事でも高年俸を得ている人もいますが、全体的に見れば、セールスの人達が圧倒的に多いでしょう。優秀なセールス担当者でコミュニケーション・スキルが低い人は、まずいないことは言うまでもありません。

 3つ目の理由は、高年俸を得ている人達には、当然のことながら部門ヘッドやディレクター以上の管理職の人が多いからです。管理職として部下をマネージするには、高いコミュニケーション・スキルが必要です。又、外資系の管理職は社内の共通語である英語での高いコミュニケーション・スキルも求められます。管理職なのに、いちいち通訳を介して社内のコミュニケーションをしなくてはならないようでは、迅速な意思の疎通が難しく、本人が辛くなってしまうでしょう。

 こうした3つの理由から、コミュニケーション・スキルが高い人達が必然的に転職で成功していくのです。

3.自分がエンジョイできる業務を仕事にしている

 あなたは今、自分の仕事を楽しんでやれていますか?

 この質問に対しては、おそらく世の中の8割以上の人達が「NO」と答えるのではないでしょうか? 世の中の殆どの人達は、生活のためにあまり好きではない仕事をやっています。そして、その仕事に対して自分の時間と労力を切り売りしているので、それは極めて「時給労働」的な要素が強いものになってしまいます。そのため、残業代で給料を上げようとしたりするのです。

 転職して成功するためには、まず自分の仕事をエンジョイできることが、大きな一歩になります。エンジョイできるということは、その仕事が好きだということです。「好きこそ物の上手なれ」で、好きな仕事であればあるほど、苦労を感じずにスキルアップすることができます。スキルアップすると成果も自然と伴ってくるようになるので、更に仕事が面白くなり又スキルアップする、というように早く好循環に入ることができるのです。

 このことを考えると、お金のためにあまりエンジョイできない仕事をすることに比べスキルアップ面と精神衛生面の両面ではるかに良く、更に経済的にも成功が早く訪れ、しかも長続きすると言えるでしょう。

 以上、転職して成功している人たちの特徴を三つお伝えしました。すべて当てはまっているようでしたら、是非自信を持って頂いて良いと思います。最近は、会社側の都合でこうした条件を満たしている人材までもがリストラされてしまう未曽有の状況になってきていますが、転職先が見つかるのも早いので、やはりこうした人材はバリューが高いと再認識しています。
(渡辺直行)

*渡辺直行のプロフィール
トウキョウ・フォレックス株式会社、ソシエテ・ジェネラル証券国内法人先物・オプション部長を経てインターネットベンチャー2社の立ち上げに参加。その後米系ヘッドハンティング会社を経て起業、2005年1月、エグゼクティブ・サーチ・ジャパン株式会社代表取締役就任。

*本田健のライフワークスクール・ナビゲーターもしています。
http://www.lifeworkschool.com/navi/detail/25/

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。)

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ぬくぬくホッコリ株日記 定年後は株で楽しく暮らしたい

JUGEMテーマ:株・投資


■第89回■

 先週金曜日のメルマガの村田さんの情報でかつての手痛い失敗が、失敗ではなくなったことに気がつきました。
 12年ぶりの大逆転というよりも、過去(の出来事)の評価は未来の出来事によって、変わってしまうということの見本として、大変貴重で面白い出来事だと思いました。

 私はサラリーマン初年兵のころ、金の価格が1g6000円になったことがありました。円高と金価格の下落により、金の価格が3000円になった20数年前から金の定額購入をスタートして、その後プラチナの希少性に着目し、金の定額購入をプラチナの定額購入に変更したりして、断続的に金とプラチナの定額購入をしていました。
 12年ほど前の金とプラチナの価格がほぼ同じになったときに、これからは金の時代が来ると、購入していたプラチナを金に変えました。大バカ野郎でした。いままではですが(爆笑)

 その後プラチナの価格はグングン戻して、金の価格も少しは戻しましたが、金とプラチナの価格差は2倍以上に開いたと思います。金もプラチナもまさかの恐慌時代が来たときの売るつもりのない命をつなぐための救急資金として所有しているので、値段の変動に乱高下に関わらず、持ち続けています。だから価格の変動など、特に価格差などはまったく気にもしておらず、見ていないので12年ぶりの、よもやの逆転に、村田さんがメルマガで取り上げてくださるまで、気がつきませんでした。

 私は株式投資でも、けっこう銘柄間の資金シフトはしていますが、そのシフトの評価は、シフトした後の価格の動きで、直ぐ出るわけではありません。確かに資産残高の増減で短期的な評価はすぐ出ます。しかし人生の友として、資産運用としての株式投資を続けていくつもりなら、余り短絡的な資産の増減は、評価基準としては適切なものだとは考えていません。私の金とプラチナのシフト結果から分かるように、金とプラチナのシフトを実行した時から12年もたった未来の出来事により、ひっくり返ってしまうことさえあるのです^^;。

 いま私がメルマガや自分のブログで、シコシコ銘柄シフトをしたことを書いていますが、この銘柄シフトは短絡的に明日や明後日や一ヶ月や二ヶ月さきの資産残高の増加を目指して行なっているのではありません。
 中長期にわたる私の老後をきちんと支えてもらうために、この経済大混乱をつぶれずに生き残り、経済環境が正常化し上向いて行くときに、高い技術力でごっそり稼いで株価も上がってくれそうな、そんな資産リッチで高技術力をもっている資産価値(←資産リッチであること)と事業価値(←未来の利益を作り出せる高い技術力など)を兼ね備えている企業の株に、しっかり分散して資金を投入していくことを目的としています。
 もちろん、超超短期的にも資産が増えればうれしいことはうれしいです。当たり前ですね^^;でも一発花火のように資産残高が増えても、直ぐに萎んでしまっては意味がありません。それよりも中長期的に資産が増えていってくれるほうがもっとずっとうれしいです。そんな株式投資を目指しています。

 自分のブログで書いている中には、一部短期バクチにつぎ込むために作った小額資金で、憂さ晴らしのドンパチ、いそがしい売買もしています。そのことを話題にすることも多いです。しかし、投資資金の本体はしっかりと中長期投資をしているので、日々のブログのエントリーで勘違いされないように、来訪者の方にお願いしたりしています。

 今日のメルマガで一番主張したいことは、過去の投資行動の評価なんて、未来の出来事で毎日のように変わりつづけてしまいます。過去の行動や出来事を悔やんでグチグチと、つまらない暗い人生を送ってしまうのは愚かなことなので、けしてやらないようにしたいですね、ということです。

 今年は厳しい年でした。しかし今年の厳しい環境の中で行なった投資行動が未来に大きく花開くことを信じて、希望を持って新年を迎えたいと思います。

 みなさん今年はお世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。
 良いお年をお迎えください。

経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。)

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億の近道2008/12/30

JUGEMテーマ:株・投資



■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
投資情報メールマガジン                   2008/12/30
              イ意 の 近 道

         −プロが導く「億」資産への近道−   週4回発行
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
【ご挨拶】
 将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析や銘柄を参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!

   ★当メルマガは等長フォントでの閲覧を前提にしております★

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             −本日の目次−
       (本日の担当:石川臨太郎&渡辺直行)

 ◆コラム「定年後は株で楽しく暮らしたい(89)」:石川 臨太郎
 ◆コラム「転職して成功している人たちの特徴について」:渡辺 直行

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【お知らせ】

 いつもご愛読ありがとうございます。お知らせしましたとおり、本日が億の
近道の年内最終号です。
 本年1年間、ありがとうございました。おかげさまで満9年を迎えることが
出来ました。これも読者の方々の応援のおかげです。
 新執筆陣も続々加わり、ますますパワーアップする億の近道にご期待下さい。
来年もよろしくお願いいたします。よいお年をお迎えください。
 ●新年開始号:1月5日
 ●休刊:12月31日〜1月4日

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◆コラム「連載:ぬくぬくホッコリ株日記 定年後は株で楽しく暮らしたい」

■第89回■

 先週金曜日のメルマガの村田さんの情報でかつての手痛い失敗が、失敗では
なくなったことに気がつきました。
 12年ぶりの大逆転というよりも、過去(の出来事)の評価は未来の出来事
によって、変わってしまうということの見本として、大変貴重で面白い出来事
だと思いました。

 私はサラリーマン初年兵のころ、金の価格が1g6000円になったことが
ありました。円高と金価格の下落により、金の価格が3000円になった20
数年前から金の定額購入をスタートして、その後プラチナの希少性に着目し、
金の定額購入をプラチナの定額購入に変更したりして、断続的に金とプラチナ
の定額購入をしていました。
 12年ほど前の金とプラチナの価格がほぼ同じになったときに、これからは
金の時代が来ると、購入していたプラチナを金に変えました。大バカ野郎でし
た。いままではですが(爆笑)

 その後プラチナの価格はグングン戻して、金の価格も少しは戻しましたが、
金とプラチナの価格差は2倍以上に開いたと思います。金もプラチナもまさか
の恐慌時代が来たときの売るつもりのない命をつなぐための救急資金として所
有しているので、値段の変動に乱高下に関わらず、持ち続けています。だから
価格の変動など、特に価格差などはまったく気にもしておらず、見ていないの
で12年ぶりの、よもやの逆転に、村田さんがメルマガで取り上げてくださる
まで、気がつきませんでした。

 私は株式投資でも、けっこう銘柄間の資金シフトはしていますが、そのシフ
トの評価は、シフトした後の価格の動きで、直ぐ出るわけではありません。確
かに資産残高の増減で短期的な評価はすぐ出ます。しかし人生の友として、資
産運用としての株式投資を続けていくつもりなら、余り短絡的な資産の増減は、
評価基準としては適切なものだとは考えていません。私の金とプラチナのシフ
ト結果から分かるように、金とプラチナのシフトを実行した時から12年もた
った未来の出来事により、ひっくり返ってしまうことさえあるのです^^;。

 いま私がメルマガや自分のブログで、シコシコ銘柄シフトをしたことを書い
ていますが、この銘柄シフトは短絡的に明日や明後日や一ヶ月や二ヶ月さきの
資産残高の増加を目指して行なっているのではありません。
 中長期にわたる私の老後をきちんと支えてもらうために、この経済大混乱を
つぶれずに生き残り、経済環境が正常化し上向いて行くときに、高い技術力で
ごっそり稼いで株価も上がってくれそうな、そんな資産リッチで高技術力をも
っている資産価値(←資産リッチであること)と事業価値(←未来の利益を作
り出せる高い技術力など)を兼ね備えている企業の株に、しっかり分散して資
金を投入していくことを目的としています。
 もちろん、超超短期的にも資産が増えればうれしいことはうれしいです。当
たり前ですね^^;でも一発花火のように資産残高が増えても、直ぐに萎んで
しまっては意味がありません。それよりも中長期的に資産が増えていってくれ
るほうがもっとずっとうれしいです。そんな株式投資を目指しています。

 自分のブログで書いている中には、一部短期バクチにつぎ込むために作った
小額資金で、憂さ晴らしのドンパチ、いそがしい売買もしています。そのこと
を話題にすることも多いです。しかし、投資資金の本体はしっかりと中長期投
資をしているので、日々のブログのエントリーで勘違いされないように、来訪
者の方にお願いしたりしています。

 今日のメルマガで一番主張したいことは、過去の投資行動の評価なんて、未
来の出来事で毎日のように変わりつづけてしまいます。過去の行動や出来事を
悔やんでグチグチと、つまらない暗い人生を送ってしまうのは愚かなことなの
で、けしてやらないようにしたいですね、ということです。

 今年は厳しい年でした。しかし今年の厳しい環境の中で行なった投資行動が
未来に大きく花開くことを信じて、希望を持って新年を迎えたいと思います。

 みなさん今年はお世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。
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経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎

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 億の近道(NPO法人イノベーターズ・フォーラム)では、有料メールマガジ
ンをスタートいたします。第1弾は火曜日執筆者の石川臨太郎氏です。
1月下旬まで無料配信。詳細は以下のページを参照下さい。
 http://www.iforum.jp/magazine.htm

なお、この有料メールマガジンの売り上げの一部は億の近道の発行運営に活用
されます。皆様のお申し込みをお待ちしております。

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◆コラム「転職して成功している人たちの特徴について」

 前回のコラム「人は誰でも成功できる!」に対して大変ポジティブな感想を
頂けたので、今回もその延長線上で私が感じている転職して成功している人た
ちの特徴を三つ以下の通りお伝えします。現在の厳しい転職市場においても、
こうした特徴をもつ人材は、しっかりとオファーを得ています。

1.自分にプライドを持っている

 私が今までに会ってきた「転職して成功している人達」の特徴は、自分にプ
ライドを持っているということです。自分がその仕事でプロフェッショナルで
あることに、とてもプライドを持っているのです。そのプライドや自信から醸
し出されるオーラが身を包んでいて、大抵の場合、会った瞬間にそれが分かり
ます。

 その仕事のプロとして、この先ずっとやっていこうと決めているので、いか
にして自分のプロフェッショナリティーを極められるかということを常に考え
ています。なので、自分がプロとして、より力を発揮できる環境があり、キャ
リアアップできるオファーがあれば、躊躇せずに転職する人が少なくないので
す。逆に言えば、それまでの職場では既に数年以上仕事をしていて達成感があ
ったということなのです。職場に少しでも不満があるとすぐに転職し、それを
繰り返す「ジョブ・ホッパー」になってしまうこととは、根本的に違います。
むしろ、「ジョブ・ホッパー」になってしまうことは彼らのプライドが許さな
いのです。

2.コミュニケーション・スキルが高い

 転職して成功している人達は、総じてコミュニケーション・スキルが高い人
達ばかりです。その理由は主に3つあると思います。

 1つ目が、転職においてはそもそも面接で合否の8割以上が決まると言って
も過言ではないからです。例え完璧なCV(職歴書)を用意したとしても、コ
ミュニケーション・スキルが低ければ、面接を先に進むのは難しいでしょう。
それほど力作のCVを準備しなくても、しっかりと自分をプレゼンできる人で
あれば、オファーまでいける可能性は高いと言えるのです。

 2つ目が、高年俸を得ている多くの人がセールス担当の人達だからです。勿
論セールス以外でも、例えばトレーダー等の仕事でも高年俸を得ている人もい
ますが、全体的に見れば、セールスの人達が圧倒的に多いでしょう。優秀なセ
ールス担当者でコミュニケーション・スキルが低い人は、まずいないことは言
うまでもありません。

 3つ目の理由は、高年俸を得ている人達には、当然のことながら部門ヘッド
やディレクター以上の管理職の人が多いからです。管理職として部下をマネー
ジするには、高いコミュニケーション・スキルが必要です。又、外資系の管理
職は社内の共通語である英語での高いコミュニケーション・スキルも求められ
ます。管理職なのに、いちいち通訳を介して社内のコミュニケーションをしな
くてはならないようでは、迅速な意思の疎通が難しく、本人が辛くなってしま
うでしょう。

 こうした3つの理由から、コミュニケーション・スキルが高い人達が必然的
に転職で成功していくのです。

3.自分がエンジョイできる業務を仕事にしている

 あなたは今、自分の仕事を楽しんでやれていますか?

 この質問に対しては、おそらく世の中の8割以上の人達が「NO」と答える
のではないでしょうか? 世の中の殆どの人達は、生活のためにあまり好きで
はない仕事をやっています。そして、その仕事に対して自分の時間と労力を切
り売りしているので、それは極めて「時給労働」的な要素が強いものになって
しまいます。そのため、残業代で給料を上げようとしたりするのです。

 転職して成功するためには、まず自分の仕事をエンジョイできることが、大
きな一歩になります。エンジョイできるということは、その仕事が好きだとい
うことです。「好きこそ物の上手なれ」で、好きな仕事であればあるほど、苦
労を感じずにスキルアップすることができます。スキルアップすると成果も自
然と伴ってくるようになるので、更に仕事が面白くなり又スキルアップする、
というように早く好循環に入ることができるのです。

 このことを考えると、お金のためにあまりエンジョイできない仕事をするこ
とに比べスキルアップ面と精神衛生面の両面ではるかに良く、更に経済的にも
成功が早く訪れ、しかも長続きすると言えるでしょう。

 以上、転職して成功している人たちの特徴を三つお伝えしました。すべて当
てはまっているようでしたら、是非自信を持って頂いて良いと思います。最近
は、会社側の都合でこうした条件を満たしている人材までもがリストラされて
しまう未曽有の状況になってきていますが、転職先が見つかるのも早いので、
やはりこうした人材はバリューが高いと再認識しています。
(渡辺直行)

*渡辺直行のプロフィール
トウキョウ・フォレックス株式会社、ソシエテ・ジェネラル証券国内法人先物
・オプション部長を経てインターネットベンチャー2社の立ち上げに参加。
その後米系ヘッドハンティング会社を経て起業、2005年1月、エグゼクテ
ィブ・サーチ・ジャパン株式会社代表取締役就任。

*本田健のライフワークスクール・ナビゲーターもしています。
http://www.lifeworkschool.com/navi/detail/25/

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
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【お知らせ】

金曜日担当の生涯遊人(YEN蔵)のネットラジオ、好評配信中です。
題して、「YEN蔵のマーケット天気予報!」
今回は年内最終回。10分程度の番組なので、気軽に聞けます。

今回の内容は、先週の為替マーケット総括、今週の展望、そして今週の話題と
して、「ゼネラルモータース」について語っています。
ぜひお聞き下さい! 毎週月曜日(火曜日の場合もあり)に更新予定。

最新版:http://www.iforum.jp/podcast/yz20081229.mp3

第1回:http://www.iforum.jp/podcast/yz20081209.mp3
第2回:http://www.iforum.jp/podcast/yz20081216.mp3
第3回:http://www.iforum.jp/podcast/yz20081222.mp3
※億近のWebでも視聴できます。http://okuchika.net/

この番組では、皆さんのご質問をお待ちしております。番組の中でYEN蔵が
回答しますよ。お気軽にどうぞ!
宛先は: yenzopodcast@gmail.com

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 「億の近道」のwebはバックナンバー閲覧を重点に置いた、ブログ風の作
りになっております。現在、最新〜2005年1月分まで掲載しておりますが、
順次過去分を追加していく予定です。コメントなどはつけられませんが、まと
め読みなどに是非ご利用下さい。
 http://okuchika.net/

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 「億の近道」は特定非営利活動法人イノベーターズ・フォーラムの登録商標
です。この名称での有償のサービス等は行っておりません。紛らわしい名称の
サービスは弊社と一切関係ありませんのでご注意下さい。

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億近オフィシャルクラブ掲示板(無料)は、執筆陣を含めた様々な方がコミュ
ニケートしております。是非ご参加ください。MSNのサービスを利用してお
ります。
http://groups.msn.com/okuchika

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当メルマガは以下のシステムを利用して発行しております。
 ◆まぐまぐ ID:0000020640
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 ◆E-Magazine ID:okuchika
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 ◆melma!  ID:m00010868
       購読解除:http://www.melma.com/

編集者:億の近道発行プロジェクト
発行者:NPO法人イノベーターズ・フォーラム
 email:okuchika.mail@gmail.com
 http://www.iforum.jp/
このメールマガジンの無断転載・引用を禁じます。
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YEN蔵のマーケット天気予報2008/12/29

JUGEMテーマ:株・投資



木曜日の執筆陣の一人、生涯遊人(YEN蔵)が、満を持してのpodcast参入!
題して、「YEN蔵のマーケット天気予報!」Webラジオです。
これは2008/12/29分です。10分程度の番組なので、気軽に聞けます。
ニコニコ動画やyoutubeで見られない方のために貼り付けてあります。

内容は、先週の総括、今週の展望、今週の話題として「ゼネラルモータース」について語っています。

ぜひお聞き下さい! 毎週月曜日(火曜日の場合もあり)に更新予定。

今回、リスナーからのリクエストで役に立つ書籍を紹介しています。
紹介された書籍は、

「日本テクニカル分析大全」
日本テクニカルアナリスト協会
日本経済新聞出版社
A5判 688頁 2004年8月発売
6,825円 (税込)


この番組では、皆さんのご質問をお待ちしております。番組の中でYEN蔵が
回答しますよ。お気軽にどうぞ!
宛先は: yenzopodcast@gmail.com

前回分はこちら

逆行高銘柄を探せ

JUGEMテーマ:株・投資


 調整ムードの中から次の展開を模索する年末相場ですが、全体相場が調整し大部分の銘柄が業績の悪化を背景に下落傾向を見せる中で逆行高を演じてきた銘柄も中には見出せます。M&AやMBOで株価が上がったケースもありますが、停滞ムードの市場にも結構株価が堅調な銘柄も見つかります。

 そうした銘柄の中から20銘柄をピックアップしてみましたのでご参照下さい。これが2009年の株式投資のヒントになればと思います。
 押しなべて言えますのはきちんとした業績を上げていると株価も上がるということです。(時価は12月26日現在)

1.ホクト(1379):中国産食材回避で日本産きのこが人気に。
 1572円(1月)→2985円(8月) 時価:2500円

2.ショーボンドHD(1414):橋梁補修需要拡大
 871円(1月)→1935円(9月) 時価:1825円

3.日本電設工業(1950):鉄道電気受注好調
 588円(1月)→1091円(12月) 時価:1050円

4.協和エクシオ(1951):ドコモ向け工事堅調、auや鉄道向け伸びる
 652円(3月)→1107円(9月) 時価:962円

5.ユニチャームペットケア(2059):高単価のペットフードが伸びる
 2290円(10月)→3540円(11月) 時価:3320円

6.応用医学研究所(2123):シミック系医薬品品質安定試験会社
 701円(1月)→1310円(12月)時価:1310円

7.エス・エム・エス(2175):介護・医療分野の人材紹介、求人情報企業
 23.8万円(3月・3分割前)→147.8万円(9月・3分割前)
 時価:36.3万円(3分割逆算108.9万円)

8.山崎パン(2212):値上げ効果大、不二家を傘下に
 826円(2月)→1414円(11月) 時価:1361円

9.プリマハム(2281):値上げ寄与
 75円(1月)→210円(11月) 時価:177円

10.カカクコム(2371):価格比較サイトの利用が拡大
 39.2万円(1月・2分割前)→39.5万円(12月・2分割後)
 時価:34.7万円

11.ツクイ(2398):通所介護の稼働率上昇、老人ホームの黒字化も進展
 479円(1月)→1350円(12月)時価:1345円

12.ぐるなび(2440):有料サービス加盟店順調に増加
 12.4万円(10月)→28.6万円(12月) 時価:23.91万円

13.不二製油(2607):油脂最大手。欧州向けチョコ用の需要が拡大
 740円(1月)→1371円(12月) 時価:1276円

14.ローソン(2651):三菱商事傘下のコンビニ
 3650円(1月)→5750円(8月) 時価:5200円

15.ABCマート(2670):靴の小売専門店、業績好調
 1722円(3月)→3900円(12月) 時価:3270円

16.ポイント(2685):カジュアル衣料・雑貨店を展開
 2865円(7月)→5500円(11月) 時価:4890円

17.日本マクドナルド(2702):業績好調
 1291円(10月)→2170円(12月) 時価:1850円

18.大黒天物産(2791):岡山地盤の食品ディスカウント会社
 486円(3月)→1687円(12月) 時価:1687円

19.キューピー(2809):マヨネーズ、ドレッシング首位、野菜工場拡大
 920円(7月)→1228円(12月) 時価:1220円

20.東洋水産(2875):海外向け即席めん好調
 1427円(3月)→3110円(10月) 時価:2640円

 このほか、あさひ(3333)、ケーエフシー(3420)、
キッセイ(4547)、ファーストリテイリング(9983)、
ピジョン(7956)、セブン銀行(8410)
といった銘柄が堅調に推移しました。2009年もこうした高成果の上がる銘柄に投資したいものです。
 皆様におかれましては3900社の中からこれはという銘柄を選定して投資されてより高い成果を上げて頂きたいと思います。
(炎)

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。)

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クリックだけでも結構ですし、コメントをいただけるともっと嬉しいです!

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【炎よりお知らせ】

=お正月休みに読んでおきたいお奨めの本=

 私とかねてより親交があります、スガシタファイナンシャルサービスの菅下清廣さんが書かれた著書『恐慌突破』が発売されました。このお休みの最中にお読み頂ければ幸いです。アジアに目を向けた日本企業を高く評価しようというのが著者の主張するところかと思います。
 著者よりのメッセージが皆様に届いておりますので以下に披露しておきます。

  ******  *****  ********  *******

 いよいよ波乱の2008年、平成20年も終わろうとしています。きたる2009年は日本の政治・経済の大転換の年になるものと予測しております。
 そのようなあわただしい年末に、『恐慌突破』を青志社より発売致しました。
 100年に1度の金融危機の中で、世の中はどのように変わろうとしているのか?
 今の大不況、株価大暴落の後に欧米中心から、日本と中国などアジアの新興国が世界を引っ張る時代、“東方フロンティア経済の繁栄”がやってくるというのが、私の歴史観です。
 2008年12月中旬発売開始直後、1ヶ月を経たずして、増版も決まりました。全国書店で好評発売中です。

恐慌突破―世界大不況こそチャンスだ菅下 清廣
価格:¥ 1,575(定価:¥ 1,575)
菅下 清廣
価格:¥ 1,575(定価:¥ 1,575)
おすすめ度:



<目次>
プロローグ 恐慌突入
第一章 止まらぬ金融不全、激変する日本の姿
第二章 嵐の後、世界に変革の時が到来
第三章 日本が主役になるための戦略を模索
第四章 逆境を好機に変える恐慌突破投資術
第五章 恐慌時代、勝ち抜けるための指針
(炎)

2009年お言葉カレンダー

JUGEMテーマ:株・投資


 今年も残すところ、もうわずかです。
本年は、皆様方に大変お世話になりました。御礼申し上げます。
来年もよろしくお願いします。

 さて私の古い友人の修行憲一さんの会社(JーBRAIN)が毎年発行しているカレンダーが出来上がりました。 
 毎日一つの<お言葉>が1年分収録されている(つまり365のお言葉)、手帳タイプのカレンダーです。

 今年は、11月15日に私のお言葉が掲載されていて、
<日本は買いだ!私はそうしている>(日本の黄金時代がやってくる)
というものです。

 このメルマガでも、お話していますが、40年(20年の発展期+20年の停滞期)の大きなサイクルで、日本は2003年ごろから、20年続く発展期に突入しています。

 米国や中国が、長いサイクルで停滞期に突入しているので、視界不良のように感じますが、日本の潜在的な力を信じれば、大丈夫です。

 ちなみに、日本以外では、ブラジルが、40年サイクルの発展期のピークにさしかかりつつあり、今回の世界的な混乱の中でも結構頑張っています。

 マスコミなどでは明日にでも<大恐慌>が来るような報道をしていますが、今回の不況を、私は『狼がくるぞ不況』とネーミングしています。
 みんなが『狼が来る』と思って、慌てふためいて行動しているため、世の中が混乱していますが、狼が来ないことが知れ渡れば、状況は激変します。
 世界の他の国々と違って、日本はこれから久しぶりの<黄金時代>を迎えるところですから、ウキウキしています。この黄金時代は2020年くらいにピークを迎えると思いますので、その準備を今どたばたとやっています。

 世の中の人々がチャンスだと言う、ITバブルや新興国バブルは本当はピンチで、逆に、世間の人々が、<大恐慌がやってくる>と騒ぐピンチが本当はチャンスです。

 ちなみに、私の隣の11月16日はダイヤル・サービス(株)代表取締役CEO今野由梨さんの 
<生き恥をさらせ> 
というかなりインパクトのあるお言葉です。 

 慎重であることはとても大事ですが、いくら石橋を叩いても、まったく失敗しないことなどありえません。かっこよくやろうなどと思わずに、我々がよく言う、『泥水を飲む覚悟』を持って向かえば、道は必ず開けるはずです。

 また、1月1日は、ファンケル名誉会長・池森賢二氏の
<会社の成長は、お客様にどれだけ喜んでいただいたかに比例する>

 1月2日は株式会社サイバーエージェント代表取締役CEO藤田晋氏の
<不景気のせいにしていると、永遠に次の時代は来ない> 
です。

★ちなみに、今回ご紹介したお言葉カレンダー、下記J−BRAINに連絡すれば、分けていただけるそうです。
株式会社ジェィブレイン
電話番号:03−5250−7180
Fax番号:03−5250−7181
担当 清水さん
 1冊、送料込み1000円。支払い方法は、請求書を発行してくれるので振込むか、受け渡しの際に現金で支払うかどちらかだそうです。

(OH)

■好評発売中!■
 韓国企業はなぜ中国から夜逃げするのか『日本企業も今すぐ逃げろ』
 大原浩著 講談社:1300円(税別)
 http://www.tradersshop.com/bin/showprod?a=2596&c=9784062149501
 
 韓国の企業が次々と中国から夜逃げしています。いったいどうしたことなのでしょうか?これは、二桁成長を続けている中国で恐ろしいことが始まろうとしている前兆でしょうか?
 国を挙げて、中国に進出していた韓国企業に降りかかっている災難は、他の国々、もちろん日本にとっても他人事ではありません。
 現在、韓国企業に降りかかっている問題が国際的な注目を集めていますが、実のところ、中国に進出した韓国企業に起こっている問題は、他の外資系、もちろん日系企業にも共通の問題なのです。
 本書では、現地の企業経営者の生の声も拾いながら、共産党一党独裁の中国で、進行している驚くべき出来事を、韓国・日本・シンガポールを初めとする中国に進出している外資系企業(あるいはその国々の国民)の視点も含めて、特に経済の問題にスポットをあてて解き明かしていきます。
ご興味がある読者の方は、是非ご一読下さい。

*ブログ「大原浩の金融・経済地動説」http://www.actiblog.com/ohara/

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。)

今号はいかがでしたか?面白かった・役に立ったと思った方は
是非ワンクリックをお願いいたします!
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クリックだけでも結構ですし、コメントをいただけるともっと嬉しいです!


年末のご挨拶

JUGEMテーマ:株・投資


 原油価格の急騰で始まりサブプライムローン問題に端を発した米国経済がよもやの恐慌的様相を呈し激変を演じた2008年の株式相場ももう間もなく終わります。
 世界経済にとって振り返るのも嫌な重苦しい1年となった2008年が皆様の生活や投資成果にマイナスに働いたことは言うまでもありませんが、こうした経済の激変によっていつまでも翻弄されていてはいけません。多少でも前向きな気持ちをもって2009年を迎えたいと思います。
 株式相場は山あり谷ありとは言いますが、今回は谷底が見えない恐怖を感じている皆さんも多いと思います。いつまでも上がり続ける株はないけど倒産しない限りはいつまでも下がり続ける株もない。過去の常識やモノサシが通用しなくなったと思われる方もお見えでしょうが、市場参加者は人なので心理が動けば相場は変動します。

 多くの投資家は誰かが後ろから押してくれるのを待っているのかも知れません。元気の良い市場参加者が登場するにはまだ市場環境が悪すぎるのかも知れませんが、今年の外国人投資家の売りを拾ったのは皆さんのような個人投資家でした。
 それぞれの投資基準や投資判断で株式投資に取り組み、リスクに挑戦する長期スタンスの投資家が徐々に増加してくることが株式相場復活につながるものと思われます。

 また、先行きが見えない中で唯一のよりどころは「変革」への動きだと思われます。米国の新大統領が打ちだす施策、とりわけ環境を重視した政策がますます経済の軸組みをこれまでとは違ったものにしていくのではないかと期待されます。
 スピード感や信頼感にやや欠ける日本の政治にも新たな枠組みが求められています。アジアでは巨額の外貨準備を所有する中国が景気の浮揚に向けた思い切った内需拡大策を打ち出そうとしています。日本と中国が連携し世界経済の牽引役を担うことになれば株式市場は底打ちから反転に向かうことにもつながるでしょう。
 そうした期待を胸に新たな2009年を迎えたいと思います。

 株式相場にご関心をお持ちの皆様におかれましては、全体相場の動向に留意されつつ個別銘柄への対応で高い成果が生まれますことを祈願申し上げます。月曜・億の近道の執筆陣は多少でも皆様の投資成果の向上にお役に立てばと頑張って参りました。本年のご愛読に深く感謝申し上げますとともにまた新たな年も皆様にご愛読頂けるように努めて参りますので引続き宜しくお願い申し上げます。
(炎)

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。)

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億の近道2008/12/29

JUGEMテーマ:株・投資



■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
投資情報メールマガジン                   2008/12/29

             イ意 の 近 道

         −プロが導く「億」資産への近道−   週4回発行
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
【ご挨拶】
 将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析や銘柄を参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!

   ★当メルマガは等長フォントでの閲覧を前提にしております★

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             −本日の目次−
   (本日の担当:炎のファンドマネージャ&投資野おーちゃん)

   ◆コラム「年末のご挨拶」:炎
   ◆コラム「2009年お言葉カレンダー」:投資野おーちゃん
   ◆コラム「逆行高銘柄を探せ」:炎

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【お知らせ】

 いつもご愛読ありがとうございます。億の近道の年末年始発行スケジュール
は以下の通りです。
 ●年内最終号:12月30日
 ●新年開始号:1月5日
 ●休刊:12月31日〜1月4日
以上、よろしくお願いいたします。

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◆コラム「年末のご挨拶」

 原油価格の急騰で始まりサブプライムローン問題に端を発した米国経済がよ
もやの恐慌的様相を呈し激変を演じた2008年の株式相場ももう間もなく終
わります。
 世界経済にとって振り返るのも嫌な重苦しい1年となった2008年が皆様
の生活や投資成果にマイナスに働いたことは言うまでもありませんが、こうし
た経済の激変によっていつまでも翻弄されていてはいけません。多少でも前向
きな気持ちをもって2009年を迎えたいと思います。
 株式相場は山あり谷ありとは言いますが、今回は谷底が見えない恐怖を感じ
ている皆さんも多いと思います。いつまでも上がり続ける株はないけど倒産し
ない限りはいつまでも下がり続ける株もない。過去の常識やモノサシが通用し
なくなったと思われる方もお見えでしょうが、市場参加者は人なので心理が動
けば相場は変動します。

 多くの投資家は誰かが後ろから押してくれるのを待っているのかも知れませ
ん。元気の良い市場参加者が登場するにはまだ市場環境が悪すぎるのかも知れ
ませんが、今年の外国人投資家の売りを拾ったのは皆さんのような個人投資家
でした。
 それぞれの投資基準や投資判断で株式投資に取り組み、リスクに挑戦する長
期スタンスの投資家が徐々に増加してくることが株式相場復活につながるもの
と思われます。

 また、先行きが見えない中で唯一のよりどころは「変革」への動きだと思わ
れます。米国の新大統領が打ちだす施策、とりわけ環境を重視した政策がます
ます経済の軸組みをこれまでとは違ったものにしていくのではないかと期待さ
れます。
 スピード感や信頼感にやや欠ける日本の政治にも新たな枠組みが求められて
います。アジアでは巨額の外貨準備を所有する中国が景気の浮揚に向けた思い
切った内需拡大策を打ち出そうとしています。日本と中国が連携し世界経済の
牽引役を担うことになれば株式市場は底打ちから反転に向かうことにもつなが
るでしょう。
 そうした期待を胸に新たな2009年を迎えたいと思います。

 株式相場にご関心をお持ちの皆様におかれましては、全体相場の動向に留意
されつつ個別銘柄への対応で高い成果が生まれますことを祈願申し上げます。
月曜・億の近道の執筆陣は多少でも皆様の投資成果の向上にお役に立てばと頑
張って参りました。本年のご愛読に深く感謝申し上げますとともにまた新たな
年も皆様にご愛読頂けるように努めて参りますので引続き宜しくお願い申し上
げます。
(炎)

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
 ては御自身の責任と判断で願います。)

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【お知らせ】
【ネットラジオ本日更新!!】

金曜日担当の生涯遊人(YEN蔵)のネットラジオ本日更新です。
題して、「YEN蔵のマーケット天気予報!」
本日は年内最終回。10分程度の番組なので、気軽に聞けます。

今回の内容は、先週の為替マーケット総括、今週の展望、そして今週の話題と
して、「ゼネラルモータース」について語っています。
ぜひお聞き下さい! 毎週月曜日(火曜日の場合もあり)に更新予定。

最新版:http://www.iforum.jp/podcast/yz20081229.mp3

第1回:http://www.iforum.jp/podcast/yz20081209.mp3
第2回:http://www.iforum.jp/podcast/yz20081216.mp3
第3回:http://www.iforum.jp/podcast/yz20081222.mp3
※億近のWebでも視聴できます。http://okuchika.net/

この番組では、皆さんのご質問をお待ちしております。番組の中でYEN蔵が
回答しますよ。お気軽にどうぞ!
宛先は: yenzopodcast@gmail.com

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◆コラム「2009年お言葉カレンダー」

 今年も残すところ、もうわずかです。
本年は、皆様方に大変お世話になりました。御礼申し上げます。
来年もよろしくお願いします。

 さて私の古い友人の修行憲一さんの会社(JーBRAIN)が毎年発行して
いるカレンダーが出来上がりました。 
 毎日一つの<お言葉>が1年分収録されている(つまり365のお言葉)、
手帳タイプのカレンダーです。

 今年は、11月15日に私のお言葉が掲載されていて、
<日本は買いだ!私はそうしている>(日本の黄金時代がやってくる)
というものです。

 このメルマガでも、お話していますが、40年(20年の発展期+20年の
停滞期)の大きなサイクルで、日本は2003年ごろから、20年続く発展期
に突入しています。

 米国や中国が、長いサイクルで停滞期に突入しているので、視界不良のよう
に感じますが、日本の潜在的な力を信じれば、大丈夫です。

 ちなみに、日本以外では、ブラジルが、40年サイクルの発展期のピークに
さしかかりつつあり、今回の世界的な混乱の中でも結構頑張っています。

 マスコミなどでは明日にでも<大恐慌>が来るような報道をしていますが、
今回の不況を、私は『狼がくるぞ不況』とネーミングしています。
 みんなが『狼が来る』と思って、慌てふためいて行動しているため、世の中
が混乱していますが、狼が来ないことが知れ渡れば、状況は激変します。
 世界の他の国々と違って、日本はこれから久しぶりの<黄金時代>を迎える
ところですから、ウキウキしています。この黄金時代は2020年くらいにピ
ークを迎えると思いますので、その準備を今どたばたとやっています。

 世の中の人々がチャンスだと言う、ITバブルや新興国バブルは本当はピン
チで、逆に、世間の人々が、<大恐慌がやってくる>と騒ぐピンチが本当はチ
ャンスです。

 ちなみに、私の隣の11月16日はダイヤル・サービス(株)代表取締役C
EO今野由梨さんの 
<生き恥をさらせ> 
というかなりインパクトのあるお言葉です。 

 慎重であることはとても大事ですが、いくら石橋を叩いても、まったく失敗
しないことなどありえません。かっこよくやろうなどと思わずに、我々がよく
言う、『泥水を飲む覚悟』を持って向かえば、道は必ず開けるはずです。

 また、1月1日は、ファンケル名誉会長・池森賢二氏の
<会社の成長は、お客様にどれだけ喜んでいただいたかに比例する>

 1月2日は株式会社サイバーエージェント代表取締役CEO藤田晋氏の
<不景気のせいにしていると、永遠に次の時代は来ない> 
です。

★ちなみに、今回ご紹介したお言葉カレンダー、下記J−BRAINに連絡す
れば、分けていただけるそうです。
株式会社ジェィブレイン
電話番号:03−5250−7180
Fax番号:03−5250−7181
担当 清水さん
 1冊、送料込み1000円。支払い方法は、請求書を発行してくれるので振
込むか、受け渡しの際に現金で支払うかどちらかだそうです。

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 韓国企業はなぜ中国から夜逃げするのか『日本企業も今すぐ逃げろ』
 大原浩著 講談社:1300円(税別)
 http://www.tradersshop.com/bin/showprod?a=2596&c=9784062149501
 
 韓国の企業が次々と中国から夜逃げしています。いったいどうしたことなの
でしょうか?これは、二桁成長を続けている中国で恐ろしいことが始まろうと
している前兆でしょうか?
 国を挙げて、中国に進出していた韓国企業に降りかかっている災難は、他の
国々、もちろん日本にとっても他人事ではありません。
 現在、韓国企業に降りかかっている問題が国際的な注目を集めていますが、
実のところ、中国に進出した韓国企業に起こっている問題は、他の外資系、も
ちろん日系企業にも共通の問題なのです。
 本書では、現地の企業経営者の生の声も拾いながら、共産党一党独裁の中国
で、進行している驚くべき出来事を、韓国・日本・シンガポールを初めとする
中国に進出している外資系企業(あるいはその国々の国民)の視点も含めて、
特に経済の問題にスポットをあてて解き明かしていきます。
ご興味がある読者の方は、是非ご一読下さい。

*ブログ「大原浩の金融・経済地動説」http://www.actiblog.com/ohara/

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
 ては御自身の責任と判断で願います。)

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【お知らせ】

 億の近道(NPO法人イノベーターズ・フォーラム)では、有料メールマガジ
ンをスタートいたします。第1弾は火曜日執筆者の石川臨太郎氏です。
1月下旬まで無料配信。詳細は以下のページを参照下さい。
 http://www.iforum.jp/magazine.htm

なお、この有料メールマガジンの売り上げの一部は億の近道の発行運営に活用
されます。皆様のお申し込みをお待ちしております。

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◆コラム「逆行高銘柄を探せ」

 調整ムードの中から次の展開を模索する年末相場ですが、全体相場が調整し
大部分の銘柄が業績の悪化を背景に下落傾向を見せる中で逆行高を演じてきた
銘柄も中には見出せます。M&AやMBOで株価が上がったケースもあります
が、停滞ムードの市場にも結構株価が堅調な銘柄も見つかります。

 そうした銘柄の中から20銘柄をピックアップしてみましたのでご参照下さ
い。これが2009年の株式投資のヒントになればと思います。
 押しなべて言えますのはきちんとした業績を上げていると株価も上がるとい
うことです。(時価は12月26日現在)

1.ホクト(1379):中国産食材回避で日本産きのこが人気に。
 1572円(1月)→2985円(8月) 時価:2500円

2.ショーボンドHD(1414):橋梁補修需要拡大
 871円(1月)→1935円(9月) 時価:1825円

3.日本電設工業(1950):鉄道電気受注好調
 588円(1月)→1091円(12月) 時価:1050円

4.協和エクシオ(1951):ドコモ向け工事堅調、auや鉄道向け伸びる
 652円(3月)→1107円(9月) 時価:962円

5.ユニチャームペットケア(2059):高単価のペットフードが伸びる
 2290円(10月)→3540円(11月) 時価:3320円

6.応用医学研究所(2123):シミック系医薬品品質安定試験会社
 701円(1月)→1310円(12月)時価:1310円

7.エス・エム・エス(2175):介護・医療分野の人材紹介、求人情報企業
 23.8万円(3月・3分割前)→147.8万円(9月・3分割前)
 時価:36.3万円(3分割逆算108.9万円)

8.山崎パン(2212):値上げ効果大、不二家を傘下に
 826円(2月)→1414円(11月) 時価:1361円

9.プリマハム(2281):値上げ寄与
 75円(1月)→210円(11月) 時価:177円

10.カカクコム(2371):価格比較サイトの利用が拡大
 39.2万円(1月・2分割前)→39.5万円(12月・2分割後)
 時価:34.7万円

11.ツクイ(2398):通所介護の稼働率上昇、老人ホームの黒字化も進展
 479円(1月)→1350円(12月)時価:1345円

12.ぐるなび(2440):有料サービス加盟店順調に増加
 12.4万円(10月)→28.6万円(12月) 時価:23.91万円

13.不二製油(2607):油脂最大手。欧州向けチョコ用の需要が拡大
 740円(1月)→1371円(12月) 時価:1276円

14.ローソン(2651):三菱商事傘下のコンビニ
 3650円(1月)→5750円(8月) 時価:5200円

15.ABCマート(2670):靴の小売専門店、業績好調
 1722円(3月)→3900円(12月) 時価:3270円

16.ポイント(2685):カジュアル衣料・雑貨店を展開
 2865円(7月)→5500円(11月) 時価:4890円

17.日本マクドナルド(2702):業績好調
 1291円(10月)→2170円(12月) 時価:1850円

18.大黒天物産(2791):岡山地盤の食品ディスカウント会社
 486円(3月)→1687円(12月) 時価:1687円

19.キューピー(2809):マヨネーズ、ドレッシング首位、野菜工場拡大
 920円(7月)→1228円(12月) 時価:1220円

20.東洋水産(2875):海外向け即席めん好調
 1427円(3月)→3110円(10月) 時価:2640円

 このほか、あさひ(3333)、ケーエフシー(3420)、
キッセイ(4547)、ファーストリテイリング(9983)、
ピジョン(7956)、セブン銀行(8410)
といった銘柄が堅調に推移しました。2009年もこうした高成果の上がる銘
柄に投資したいものです。
 皆様におかれましては3900社の中からこれはという銘柄を選定して投資
されてより高い成果を上げて頂きたいと思います。
(炎)

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
 ては御自身の責任と判断で願います。)

今号はいかがでしたか?面白かった・役に立ったと思った方は
是非ワンクリックをお願いいたします!
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【炎よりお知らせ】

=お正月休みに読んでおきたいお奨めの本=

 私とかねてより親交があります、スガシタファイナンシャルサービスの菅下
清廣さんが書かれた著書『恐慌突破』が発売されました。このお休みの最中に
お読み頂ければ幸いです。アジアに目を向けた日本企業を高く評価しようとい
うのが著者の主張するところかと思います。
 著者よりのメッセージが皆様に届いておりますので以下に披露しておきます。

  ******  *****  ********  *******

 いよいよ波乱の2008年、平成20年も終わろうとしています。きたる
2009年は日本の政治・経済の大転換の年になるものと予測しております。
 そのようなあわただしい年末に、『恐慌突破』を青志社より発売致しました。
 100年に1度の金融危機の中で、世の中はどのように変わろうとしている
のか?
 今の大不況、株価大暴落の後に欧米中心から、日本と中国などアジアの新興
国が世界を引っ張る時代、“東方フロンティア経済の繁栄”がやってくるとい
うのが、私の歴史観です。
 2008年12月中旬発売開始直後、1ヶ月を経たずして、増版も決まりま
した。全国書店で好評発売中です。

恐慌突破―世界大不況こそチャンスだ菅下 清廣
価格:¥ 1,575(定価:¥ 1,575)
http://www.amazon.co.jp/dp/4903853462/ref=nosim/?tag=iforum-22

<目次>
プロローグ 恐慌突入
第一章 止まらぬ金融不全、激変する日本の姿
第二章 嵐の後、世界に変革の時が到来
第三章 日本が主役になるための戦略を模索
第四章 逆境を好機に変える恐慌突破投資術
第五章 恐慌時代、勝ち抜けるための指針
(炎)

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 「億の近道」のwebはバックナンバー閲覧を重点に置いた、ブログ風の作
りになっております。現在、最新〜2005年1月分まで掲載しておりますが、
順次過去分を追加していく予定です。コメントなどはつけられませんが、まと
め読みなどに是非ご利用下さい。
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プライベートバンクとは

JUGEMテーマ:株・投資


 第1回目の記事という事でこれからの記事の内容をどのように展開していくか非常に悩んだのだが、皆様が億の単位のお金を手にした時の後に目にする金融機関、金融商品、海外投資情報を提供するのが私の役目だと思い筆をとった。

○プライベートバンクとは

 今までの仕事の中で国内外の富裕層(HNWI−High Net Worth Individuals)の方々とお付き合いをさせて頂く事が多かったのだが、それらの方々の多くはプライベートバンクを活用されている。
 ここで言うプライベートバンクとは、邦銀、外資がこぞって現在日本で展開しているようなものではもちろん無い。確かに本場のプライベートバンクのような見せ掛けの店舗を構えている所はあるが、それはあくまでも見せ掛けであり本質ではない。
 プライベートバンクはサブプライムローン問題のような大不況だけではなく、戦争、戦乱、通貨破綻、国家破綻しても、お客様の資産を永続的に保全していく金融機関の事を言う。

 またプライベートバンクという言葉は日本では間違って使われている。本来、プライベートバンクとはスイスプライベートバンカーズ協会(Swiss Private Bankers Association)に登録されている、単独のパートナー、または登録されたパートナーシップ、有限パートナーシップ、または持ち株式有限パートナーシップによる銀行に限るとしている。ただし、パートナーのうち、いずれか1名またはそれ以上が無限責任を負う形式でなければいけない。
 同協会に登録されているプライベートバンクは下記リストの14行の銀行のみであり、どの銀行も150年〜200年の歴史がある由緒ある銀行である。本来はこのスイスプライベートバンカー協会に属するプライベートバンクに勤務するバンカーに限ってプライベートバンカーと呼ぶ事ができる。これはスイスの銀行法で明確に規定されている。

【スイスプライベートバンカー協会に属するプライベートバンク】

Baumann & Cie www.baumann-banquiers.com
Bordier & Cie www.bordier.com
E. Gutzwiller & Cie Banquiers www.gutzwiller.ch
Gonet & Cie www.banquegonet.ch
Hottinger & Cie www.hottinger.com
Landolt & Cie www.landoltetcie.ch
La Roche & Co Banquiers www.larochebanquiers.ch
Lombard Odier Darier Hentsch & Cie www.lodh.com
Mirabaud & Cie www.mirabaud.com
Mourgue d'Algue & Cie www.mabank.ch
Pictet & Cie www.pictet.com
Rahn & Bodmer www.rahnbodmer.com
Reichmuth & Co www.reichmuthco.ch
Wegelin & Co.Gesellschafter Bruderer, Hummler, Tolle & Co www.wegelin.com
(出典:http://www.swissprivatebankers.com/en

 Pictet & Cie 、Lombard Odier Darier Hentsch & Cieの2行はプライベートバンクの中では大手であり日本の読者の方も耳にした事があるかもしれない。
 しかし、プライベートバンクは大々的な宣伝を行わない為、知る人ぞ知る銀行と言わざるをえない。

○プライベートバンクに口座を開設するには

 プライベートバンクは誰もが口座開設をする事ができるわけではなく、一定の事前審査が銀行によって行われ(口座保有者、会計事務所等の紹介であれば事前審査における問題はない事が多い。)問題がなければ、面談が行われ口座が開設できるという仕組みになっているのが一般的である。面談時には形式的な質問、資産形成の方法、事業内容等がヒヤリングされる。銀行によっては更に踏み込んだプライベートな質問をしてくるようである。これは後々に顧客との訴訟、損失補償などの問題を回避する為や、ひいては銀行自身の信用、ブランド、そして既存のお客様を守る為に行われている。
 また気になる最低入金金額も銀行によって程度の差があれ、ある程度纏まった資金が必要である。例えば、最低入金金額が1億円の銀行に1億円預け入れたとしても、それ程良いサービスは受ける事はできないであろう。本格的な資産保全対策を構築するにはやはり5億以上は最低限でも必要であろう。最近面談をした某プライベートバンカーの方は20億円以上ないとスイスのプライベートバンク口座を利用するのは難しいと話をされていた。

 次回はプライベートバンクでは預金は全額保護?を掲載予定。
(番頭さん)

【筆者プロフィール】
 大学卒業後、某都市銀行6年間勤務、某外資銀行2年間勤務を経て、現在はイギリスに母体のある会計士の団体の日本法人を設立中、(日本法人はコンサルティングファームとして設立中)専門は個人富裕層業務。
 幼少期に6年間ドイツで過ごし帰国、その時の経験が後の人生に大きく影響。日本人の基本的なフィナンシャルリテラシーの向上を願いつつ日々奔走中。

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても当方は一切の責任を負いません。)

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グローバル投資のポイント(125)

JUGEMテーマ:株・投資


■金・プラチナ投資の広告を見ながら資産形成のあり方について考える■

 12月17日のニューヨーク先物市場では、金の終値が1トロイオンス=867.5ドルであったのに対し、白金(プラチナ)が1トロイオンス=865.2ドルとなり、12年ぶりに金価格がプラチナ価格を上回りました。プラチナ価格は、今年の3月に2251ドルまで上昇し、金価格の2倍を越えていましたが、その後、急落し、とうとう金に逆転されるところまで下げてしまいました。

 プラチナ価格の下落の背景には、自動車販売の急減があります。プラチナは、自動車の排ガス処理の触媒として使われており、中国やインドでの自動車販売の拡大期待が、プラチナ価格を押し上げてきました。しかし世界的な景気後退で自動車販売が大きく落ち込み、結果として自動車の排外処理触媒の需要も低下したことから、プラチナ価格は急速に下落しています。

 一方、金については、ドルの先安感が強まっていることから、ドルに代わる資産として注目を集めています。米国が事実上のゼロ金利政策を採用したことで、金利がつかないという金のデメリットが相対的に低下したことも、金価格の押し上げ要因となっているようです。

 プラチナ価格が大きく下落する一方で、金価格が相対的に上昇していることもあって、最近では、金やプラチナへの投資が盛んに宣伝されています。ある貴金属会社は、テレビコマーシャルで、金でできたブタ(キントン?)とプラチナでできたブタ(プラトン?)をキャラクター化し、コツコツと金やプラチナを積み立てようと訴求しています。また、ある大手商社は、新聞広告などで、プラチナ価格が急低下しているものの、今後はプラチナ需要が高まると推察されると説明し、今こそプラチナ投資を始めるべきだと紹介しています。

 金やプラチナへの投資の是非については、投資家それぞれが慎重に検討した上で決めるべきことですが、小額の資金を長期にわたり投資することは、投資タイミングを分散化する点で有益かと思われます。いわゆる長期投資と聞くと、一度投資をしたら長期間、資産を保有する意味と考える方も多いようですが、本来は、長期にわたり投資を続けることで、投資のタイミングを分散し、平均投資額を低く抑えることを意味します。

 為替レートが円高方向で推移し、世界的に株価が下落したことで、他資産への投資を検討する方が増えているのは事実でしょう。繰り返しになりますが、何に投資をするかを決めるのは投資家自身ですが、世界的に先行きの不透明感が高まっている今こそ、金やプラチナに限らず、様々な投資について思いをめぐらすことは、将来の資産形成にとって悪いことではないように思われます。

村田雅志(むらた・まさし)
(GCIキャピタル・チーフエコノミスト)

<筆者について>
三和総合研究所、三和銀行にて産業機械アナリスト、
UFJ総合研究所にてエコノミストとして活動後、
2004年にGCIアセットマネジメント入社。05年9月より現職。

<主な著書>
「景気予測から始める株式投資入門」(パンローリング)
 http://www.tradersshop.com/bin/showprod?a=2596&c=9784775990070
「絶対リターンを目指すオルタナティブ投資」(すばる舎)
 http://www.tradersshop.com/bin/showprod?a=2596&c=9784883994298

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