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投資情報メールマガジン 2008/10/27
イ意 の 近 道
−プロが導く「億」資産への近道− 週4回発行
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【ご挨拶】
将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析や銘柄を参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!
★当メルマガは等長フォントでの閲覧を前提にしております★
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−本日の目次−
(本日の担当:炎のファンドマネージャ&投資野おーちゃん)
◆コラム「原点に返る」:炎
◆コラム「日本の黄金時代がやってくる!」:投資野おーちゃん
◆コラム「これ以上は下げようのない株を探してみよう!!」:炎
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◆コラム「原点に返る」
本日の日経平均終値:7162.90(▲486.18/▲6.4%)
TOPIX:746.6(▲59.65/▲7.4%)
日本の株式相場は米国発の金融危機の前に26年ぶりの安値水準にまで一気
に下落してしまいました。複雑化した金融市場の行き着く先が、こうした状況
につながるとは誰にも想定ができずに、今回リスクを改めて知ることになりま
した。
企業業績が良いはずの国際優良企業の株価も歴史的な凋落を見せて、相次ぐ
下方修正の中で下値目途を見出せないまま、不安感が強まっています。巷では
ヘッジファンドの解約売りで世界にばら撒かれたお金が回帰して円を買う動き
が強くなって一気に円が90円台にまで急騰する一方で株式の投げが見られる
との一般的な解説が冷静に語られています。
これに個人投資家の信用の投げや機関投資家のヘッジ売り、更なるヘッジフ
ァンドの売り仕掛けなどなど諸説が語られていますが、複合した要因による株
価下落だと考えられます。下支えだった企業業績もソニーの大幅下方修正によ
って割安感が一気に薄れてしまった銘柄も続出しては買い手も慎重になってし
まいます。
多くの投資家は買った株をどうしようかと悩んでいるのかも知れませんが、
売った株をいつ買い戻すかと贅沢な悩みを抱えた少数の目ざとい投資家もいる
のでしょうが、現状は前者の皆さんが圧倒的だと思われます。
そうした冷静な見方をすると多くの投資家が辛抱できずに投げてしまうと底
を打つという残念ながらの結果が待っているとも思われます。ヘッジファンド
の解約売りが終われば下落は止まるものと思われても、どこまで下落するのか
なかなか読み取れない状況が続きますので、市場心理は最悪の状態にあると考
えられますが、個人投資家の皆さんは過去の歴史を考え、株式投資の原点に返
って冷静に判断する必要があります。
【今後の株式投資への心構え】
1)なりふり構わぬヘッジファンドのダイナミックな売りがどこまで続くか見
極めること。1日に相場全体が5%以上下落する状態は異常です。まとまった
売りが価格に構わず市場で出されていることが下げにつながっていますので個
人投資家の皆さんは今しばらく冷静な行動が求められます。
2)先週末にかけての売りが日本固有の事情による下落であればここまで下落
すると一旦は大きく戻る局面もありましょうが、買いのタイミングを逸して戻
ってきた中途半端な水準で投資するとまた厳しい結果が待っています。
3)比較的傷の浅い日本経済を背景にした日本株がリードして世界の株価にプ
ラスの影響をもたらすことがベストのシナリオです。政府(日銀)によって銀
行が保有する株式の買い取りが緊急で取られるようになりますが、様々な施策
で株価の反転上昇を世界に示すことで市場にもっと安堵感をもたらすことが求
められます。
4)株式投資の原点に返って個別企業の投資価値を見直してみることです。ま
た、収益だけを価値の源泉とはせずに企業の社会的意義もあわせて考えてみる
ことも必要です。世界に通用する企業は世界が混乱をきたせば当然のごとく影
響を受けますので、こうした局面での投資にはかなりの変動を覚悟しておかな
いとなりませんが短期的な株式相場の変動に惑わされないで3年後の世界を思
い描き現状のリスクを十分に認識した上で投資するように心がけましょう。
5)豊かになった日本や欧米の社会がまた再び暗いムードに戻ることは許され
ないことですが、当分の間は生活水準が落ちても止むを得ない状況が考えられ
ます。
投資に際してはそうしたリスクを覚悟して十分な余裕資金で望む必要がある
ということだけは確かです。こうした事態を想定してこれまで株式投資を躊躇
されてこられた皆さんは長期的な視点で種をまく好機がやってきたと熱心に市
場動向を研究し、銘柄の研究と買いタイミングの研究に余念がないでしょうが、
まさに実践的な活動を行うチャンスが到来していると考えられます。と同時に、
滅多に経験することのない株式相場の大波乱の中で原点に返ってご自身の資産
形成を見つめなおす好機なのかも知れません。
【日経平均とTOPIXの相場の原点】
株式相場の動向を示す2つの指数(日経平均とTOPIX)は過去10年の
期間においてそれぞれ2003年において底値を形成しました。今回はそれを
下回る動きとなり実に26年ぶりの株価水準となってしまいました。
日経平均とTOPIXの変動には多少の違いが生じていますが、こうした動
きの違いは日経平均がソニーなどの値嵩ハイテク株の株価下落の影響を受けや
すいためです。本来は上昇相場の原点に戻ったのですから日経平均、TOPI
Xとも2003年安値で踏み留まっていれば良かったのですが、本日はあっさ
りと割り込み、下値目途は見えにくい状況になってしまいました。
個々の銘柄もそうした動きに翻弄されていますが、個々の銘柄の下値目途か
ら日経平均の下値目途を見出すことしか方法がないのかも知れません。
【上昇相場の起点に戻りつつある主力自動車・家電銘柄のチェック】
1)トヨタ(7203)
10月27日終値:2940円
時価総額:10.1兆円
本日の安値:2900円
下値目途:2455円
外国人持株比率:26%
過去10年の期間の中で上昇相場の起点となった2003年4月の安値24
55円が下値目途ですが、日本の株式市場を象徴する同社がこのような下落を
示せば、日経平均は7000円を大きく下回ると考えられます。
円高の進展と欧米景気の悪化によって税前利益の1兆円割れを想定し時価総
額10兆円割れから8兆円程度が想定可能ですが、その前に自己株買いや日銀
による銀行所有株の買取の可能性もあり、3000円割れは既に当面の下値目
途水準となっていると思われます。毎年3兆円もの営業キャッシュフローを稼
ぎ出す世界の自動車メーカーの中では最も有力な企業と目されますが12兆円
にも積み上がった有利子負債が世界景気の後退の中で気になるところです。
2)ホンダ(7267)
10月27日終値:1812円
時価総額:3.3兆円
本日の安値:1775円
下値目途:1545円
外国人持株比率:35%
2分割を実施する前の安値は2001年9月の3090円がありましたので、
2000円割れ後の下値目途を1545円としますが、この場合の時価総額は
2.8兆円となり、税前利益3000億円程度までを覚悟した水準となります。
現状の株価は2000円を割れたばかりの水準ですが、1ドル80円台となる
ような更なる円高と欧米の不況が深刻になった場合は業績に影響が出てきます
ので不安感からこうした水準に売られる恐れもありますが、逆に円高が円安と
なれば一気に反転上昇相場が期待されます。株価的にはトヨタよりも多少売買
しやすいので100株投資の入門編の方にはお奨めしやすい銘柄です。時価な
ら約18万円で100株が投資可能です。
3)パナソニック(6752)
10月27日:終値1254円
時価総額:3.1兆円
本日の安値:1250円
下値目途:1000円
外国人持株比率:28.7%
地デジへの移行を前に業績の向上を期待する声があり株価は比較的穏健な下
落に留まっています。中間期までは業績堅調との記事が出ているようですが、
まだ下期以降は今回の円高や欧米経済の混乱の影響が業績にどう現れるかは見
えてきません。28日に明らかになるでしょうが、影響が出るとの観測は捨て
切れません。2003年4月の安値は860円ですが、他の銘柄と比べての下
落率が大きいのでここから20%余りの下落率を想定し下値目途を1000円
程度と想定しておくことにします。1000円だと時価総額2.5兆円で税前
利益2000億円程度を織り込んだ水準となります。キャッシュリッチなため、
自社株買いの原資は豊富で株価の下支え要因ともなります。1000株単位で
すので個人投資家にとっては投資しにくいかと思われますが、2011年の地
デジ移行に伴うアナログテレビの買い替え需要を想定して投資のタイミングを
図るところかと思われます。
4)ソニー(6758)
10月27日終値:1821円
時価総額:1.8兆円
下値目途:1500円
外国人持株比率:50.5%
世界のソニーが業績を下方修正してソニーショックを演出してしまいました。
円高と欧米景気の先行き不安はグローバル経営を続ける同社の業績に悪影響す
ることは確かですが、既に今期の税前利益2000億円の水準をかなり織り込
んできたとも評価されます。但し円高が更に進展し、世界の景気動向が一段と
悪化してくれば業績の更なる低迷につながります。来期の業績にも不安感が出
てきますのでまだ株価に強気になりにくいと思われます。それでも技術力の高
さなど評価すべき点は多いと考えられますので、投資の入門編として100株
の投資を試みる方にとっては格好のチャンスがやってきたと考えましょう。
時価なら約18万円での投資が可能となります。
5)シャープ(6753)
10月27日終値:614円
時価総額:0.68兆円
本日の安値:610円
下値目途:550円
外国人持株比率:29.2%
先週末はストップ安となるなどややオーバーシュート気味の動き。今期の業
績を10月6日に下方修正してからの株価下落が顕著で既にここ10年来の安
値を下回ってきた格好となっています。国内トップの携帯電話市場の縮小が業
績にマイナスとなっていますが、その後の円高と欧米の景気ダウンは一段と業
績に暗い影を落としています。10年来で最低の株価水準を下回り下値目途は
立ちにくい状況ですが、ここから10%余り下の550円をひとつの目安にし
ておきたいと思います。
今期の予想EPSは55円ですので、市場平均並みのPER10倍程度がこ
の水準となります。但し円高の進展等で更に売り込まれることも想定すれば最
悪500円程度も想定しておく必要があるのかも知れません。中長期的にはソ
ーラー発電関連の有力企業であり、時価総額の低下は海外企業にとってはM&
Aの対象として狙われる存在となるのかも知れません。
こうした自動車や家電産業は為替の円高が業績に響くことが明らかなために
株価は現状の局面では最もマイナスの方向に響くセクターであります。このほ
か、キャノンやリコー、富士フィルム、コニカミノルタといった精密機器関係
も同様です。
円高に加速がついてきたことが株価の下落を大きくしている面も否めません。
どちらかと言うと買い手不在の中でシャープやリコー、コニカミノルタなどの
やや2番手グループの銘柄の下落率が大きくなっているのも先週の特徴だった
かと思われます。
業績不透明な中、相場全体は大荒れとなってきましたが、原点に返って個別
銘柄の動向を皆さんもチェックされてみてはいかがでしょうか。
(炎)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。)
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◆コラム「投資の王道特別版・日本の黄金時代がやってくる!」
9月25日木曜日に、東京広尾ロータリークラブで卓話を行いました。
ちょうど新しい本が出版されるタイミングでしたので、テーマは本のタイト
ルそのもの、<韓国企業はなぜ中国から夜逃げするのか>でしたが、サブタイ
トルは<日本の黄金時代がやってくる>としました。
本の中では、中国・韓国、ベトナムを始めとするアジア新興国、欧州、それ
に本では触れていませんが、米国・インド・ロシアなど世界中の殆どの国々の
今後の経済に対して悲観的な見方をしています。
しかし、唯一の例外は『日本』です。私の現在の投資は殆ど100%日本株
に向けられています。短期的な波乱はあるにしても、2003年ごろからお話
してきたように、日経平均は2014年に4万円、2020年に10万円くら
いのペースで上昇を続けると考えています(もちろん、ハイパーインフレーシ
ョンなど見込まずに、現在の貨幣価値で)。
世界経済は20年の時間差で発展しています(世界経済20年時間差発展説)
。先頭を走っているのが米国、その20年遅れが日本、日本の20年後れが韓
国(韓国もこれから日本の失われた10年以上に厳しい時代を迎えます。)、
そして韓国の20年遅れが中国です。
もし、入手することが可能であれば、ダウジョーンズの過去20年間のチャ
ートと、日経平均の過去20年間のチャートを比較してみてください。
ダウ・ジョーンズは3000ドルあたりからひたすら上昇し、2007年1
0月に14279ドルの最高値をつけた後、長期的な下降トレンドに入りまし
た。それに対して、日経平均はバブル期に4万円近い最高値をつけた後下落を
続け、2003年に7603円の最安値をつけた直後から長期的な上昇トレン
ドに入っています。
ダウ・ジョーンズが約5倍になったのに対して、日経平均は約5分の一にな
ったわけですが、これからの20年間でまったく正反対のことが起こるだろう
と予測しています。
その他にも、『ガラパゴス』と揶揄された日本の閉鎖性(私は独自性と解釈
していますが)が、拝金主義の別名である<グローバル・スタンダード>とい
う悪貨から身を守る事になりました。
また、日本のエネルギー効率の良さ(米国の2倍、中国の6〜7倍のエネル
ギー効率)など、<韓国企業はなぜ中国から夜逃げするのか>の中に、なぜ、
これから<日本の黄金時代がやってくるのか>という理由がたくさん書いてあ
ります。
ところで、その日の夕方には、昭平会(東京青年会議所経済委員会のOB会)
の討論会があり、再び<日本の黄金時代がやってくる>というお話をしました
が、会場は悲観論につつまれていて重苦しい雰囲気でした。しかし、天邪鬼と
いうわけではありませんが、もし、会場の大多数の方々が私の意見に賛同して
いれば、意見を変えたかもしれません。
投資の未来予測においては、<多数意見は常に間違っている。少数意見の中
に正しい答えがある。>というのが私の持論だからです。
ちなみに、今後の各国政府の対応にもよりますが、大恐慌が起る確率はかな
り低いと考えています。
たしかに、ITバブルの崩壊を不動産バブルで乗り切った米国は、2回分の
バブルが蓄積しているので、再度、発展の軌道に戻ってくるのに、最低でも1
0年、多分20年くらいかかるでしょう。
しかし、世界的に見れば、ブラックマンデー・アジア通貨危機・ニクソンシ
ョック級の激震はあるでしょうが、世界経済が破綻することはないと思われま
す(今秋の出来事は10年あるいは20年に一度の定期的に起っている出来事
だと思います)。むしろブラックマンデーの後、世界中の株価は急上昇したこ
とを思い起こすべきです。
金融機関の救済として巨額のお金が世界中にばらまかれているわけですから、
そのお金がどこに流れていくのかということを考えるのも重要です。
すべての出来事がドルを始めとする<通貨の価値の減少>につながるわけで
すから、心配すべきは<ハイパー・インフレーション>でしょう。
<ハイパー・インフレーション>あるいはインフレの時代には、預貯金や国
債などで資産を保有することは、大変リスクの高い危険な行為になります。
年率100%のハイパー・インフレーションであれば、1年で預貯金の(実
質)価値は半分になりますし、8%程度のインフレでも、現在の1%を切るよ
うな金利であれば、10年で資産の(実質)価値は半分になります。
株式は、ペーパー・マネーだと思われがちですが、一部の実態の無い企業は
別にして、多くの場合は、実際に経済活動を行い利潤を生み出す企業という実
物資産に対する<権利証>(私は、よくマンションの区分所有権に例えます)
なのです。
企業の価値を精査して購入すれば、これほど安心して保有できる資産はない
と思います。
不動産も同様に、インフレに強い実物資産ですが、株式が景気に先行して動
くのに対して、景気の遅行指標ですから、景気の底をしっかり確認してから出
動しても遅くないと思います。
■新刊を出しました!■
韓国企業はなぜ中国から夜逃げするのか『日本企業も今すぐ逃げろ』
大原浩著 講談社:1300円(税別)
http://www.tradersshop.com/bin/showprod?a=2596&c=9784062149501
韓国の企業が次々と中国から夜逃げしています。いったいどうしたことなの
でしょうか?これは、二桁成長を続けている中国で恐ろしいことが始まろうと
している前兆でしょうか?
国を挙げて、中国に進出していた韓国企業に降りかかっている災難は、他の
国々、もちろん日本にとっても他人事ではありません。
現在、韓国企業に降りかかっている問題が国際的な注目を集めていますが、
実のところ、中国に進出した韓国企業に起こっている問題は、他の外資系、も
ちろん日系企業にも共通の問題なのです。
本書では、現地の企業経営者の生の声も拾いながら、共産党一党独裁の中国
で、進行している驚くべき出来事を、韓国・日本・シンガポールを初めとする
中国に進出している外資系企業(あるいはその国々の国民)の視点も含めて、
特に経済の問題にスポットをあてて解き明かしていきます。
ご興味がある読者の方は、是非ご一読下さい。
(OH)
*ブログ「大原浩の金融・経済地動説」
http://www.actiblog.com/ohara/
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。)
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◆コラム「これ以上は下げようのない株を探してみよう!!」
世界に連動して株式市場が低迷している中で、個別銘柄を見ると無関係に下
げ止まっている銘柄や比較的堅調な銘柄も見出せるようになってきました。
国際優良株が円高や欧米の景気低迷で売り込まれる中で、企業価値や特殊要
因などから既に底打ち感が出てきた銘柄も出ているように感じられます。これ
らは流動性がないためにこれ以上売り込みにくい場合や、業績が内需型で比較
的良好だったりもします。コア銘柄とは別にこうしたもう下げようがない銘柄
にも注目しておきたいと思います。
皆さんもそれぞれに見出しておられるのかも知れませんが、今回は私が厳選
した5つの銘柄ご紹介したいと思います。
【無借金経営の中堅国内企業】
1.日本電技(1723・JASDAQ)
中間期の赤字幅縮小
時価:620円
直近安値:550円
時価総額:50.8億円
外国人持株比率:8.5%
浮動株:9.2%
今期予想EPS:103.7円
今期予想配当金:31円
PER:6.0倍
配当利回り:5.0%
自己資本比率:61.9%
自己資本:101.6億円
PBR:0.5倍
今期予想経常利益:15.3億円
事業内容:ビル空調計装大手、環境関連事業
前期末現預金:32.9億円
上場:2003年3月(公募価格:365円)
上場来高値:1300円(2007年7月)
上場来安値:315円(2003年)
2.エヌアイデイ(2349・JASDAQ)
財務内容的には割安感あるが携帯関連銘柄でなおも不安感残る
時価:1051円
直近安値:1024円
時価総額:46億円
外国人持株比率:9.4%
浮動株:7%
今期予想EPS:215円
今期予想配当金:45円
PER:4.9倍
配当利回り:4.28%
自己資本比率:54.3%
1株自己資本:1316円
PBR:0.8倍
今期予想経常利益:13.8億円
事業内容:通信システム開発、情報処理サービス
前期末現預金:36.3億円
上場:2003年1月(公募価格4200円)
上場後に3分割、2分割を実施(計6分割)
上場来高値:2750円(2006年1月・2分割逆算値)
上場来安値:395円(2003年3月・3分割・2分割逆算値)
3.三井情報(2665・東証2部)
プロダクト管理の徹底で中間期業績を上方修正
時価:18080円
直近安値:14800円
時価総額:214億円
外国人持株比率:3.5%
浮動株:11%
今期予想EPS:2704円
今期予想配当金:800円
PER:6.7倍
配当利回り:4.42%
自己資本比率:69.5%
1株自己資本:24298円
PBR:0.74倍
今期予想経常利益:60億円
事業プロフィール:三井物産系システム開発会社
前期末現金同等物:178億円
直近高値:20.8万円(2005年12月)
上場来安値:14800円(2008年10月)
4.ハードオフ(2674・東証1部)
第1四半期はやや停滞したが第2四半期は直営売上が順調に推移。不景気に
なればなるほどニーズは高まる可能性。
時価:338円
直近安値:323円
時価総額:47.2億円
外国人持株比率:5.6%
浮動株:21.2%
今期予想EPS:53.8円
今期予想配当金:20円
PER:6.3倍
配当利回り:5.91%
自己資本比率:90.7%
1株自己資本:594.8円
PBR:0.57倍
今期予想経常利益:13.5億円
事業内容:リサイクル可能な中古品の買い取り販売
608店舗を直営、FCで展開中
前期末現金同等物:27.8億円
上場来高値:1540円(2005年3月・2分割逆算値)
上場来安値:323円(2008年10月)
5.アイティフォー(4743・東証1部)
中間期は案件のずれ込みで下方修正。通期は百貨店からの受注好調で期初計
画を達成見込み。
時価:207円
直近安値:201円
時価総額:60.9億円
外国人持株比率:0.8%
浮動株:18.7%
今期予想EPS:32.4円
今期予想配当金:10円
PER:6.4倍
配当利回り:4.83%
自己資本比率:64.1%
1株自己資本:265.7円
PBR:0.78倍
今期予想経常利益:17.5億円
事業内容:独立系SIベンダー、業界トップクラスの粗利率を誇る
前期末現金同等物:34.9億円
上場来高値:3540円(2000年・5分割逆算値)
上場来安値:201円(2008年10月)
(炎)
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リーマン・ブラザーズが破綻して世界同時不況が株安の連鎖となりそうな昨
今ですがいつまでも上がる株がないのと同様に企業が存続する限りはいつまで
も下落することは考えにくいものです。長年にわたり株式相場を見てきた私も
滅多にない下げ相場の到来に心が痛む日々ですが、いつまでも眺めてばかりで
はいけません。こんな中で久々に株式投資をしてみようかとお考えの皆さんや
金融資産の配分を見直して株式市場での運用の比重を高めようとお考えの皆さ
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