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投資情報メールマガジン 2008/05/26
イ意 の 近 道
−プロが導く「億」資産への近道− 週4回発行
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【ご挨拶】
将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析や銘柄を参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!
★当メルマガは等長フォントでの閲覧を前提にしております★
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−本日の目次−
(本日の担当:炎のファンドマネージャ&投資野おーちゃん)
◆コラム「一体会社は誰のもの」:炎
◆コラム「新版・投資の王道(その3)」:投資野おーちゃん
◆コラム「原油価格1バーレル=200ドル時代の到来を前に」:炎
◆コラム「10万円からの株式投資」:炎
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◆コラム「一体会社は誰のもの」
〜投資家は会社と共生していることを認識しよう〜
意識のある経営者は会社が誰のものであるのかを十分に認識して企業経営を
行っています。意識のあるなしに関わらず会社の経営者はお金をつかって従業
員(人)や設備(もの)を上手にコントロールしながら売上と利益を安定的に
上げて資金の出し手である投資家にリターンをもたらしています。
本来、会社というのは仲間が集まって社会に役立つことをする結果、対価と
しての利益を得て、株式会社の場合はその得た利益のいくらかを株主に返して
いく仕組みです。
企業の価値はどれだけ株主にリターンを上げられる能力があるかによって決
まります。株主=投資家であり、最初に投資したお金がどれだけ戻ってくるか
は分かりませんが、リスクを覚悟して投資家はお金を出して株主となり、一緒
に社会の一員として参画する仕組みなのです。
短期的な売買を目的で資金を出す投資家にも長期的視点で資金を出す投資家
にも期末には事業の成果に対して一定の配当金が支払われます。
利益を生み出す源泉が会社なので短期的な視点で配当を要求して長期的に収
益を生まない企業体質となれば株主(投資家)は損をします。
経営者は投資家から預かっているお金を基本的には長期にリターンが上がる
ように仕向けていかないとなりませんが、なかなか長期的な展望をするのは難
しいものですから、最近は思い切って株主に還元する比率(配当性向)を上げ
ていこうとしています。それで単純の配当利回りがアップして株価を下支えす
ることになるのですが、一方では長期的な成長のための資金投入がおろそかに
なるケースも出てきます。
皆さんも投資家(株主)となった以上はできるだけ長期のスタンスで考えな
がらその企業がリターンを上げてくれるようなビジネスに挑戦しているかどう
かを吟味しながら評価していくようにしてはどうでしょうか。
そのためにもできるだけ経営者の方々のお話をしっかり聞いてみることです。
会社は一体誰のものかという問いに単純に経営者や一握りの大株主のものと
だけ言い難い情勢があります。従業員、株主、社会のインフラとして機能して
いる存在となっているということを改めて認識して頂き、今日買って明日売る
といった単なるマネーゲームの対象物としてではなく、株価が低迷している時
こそ会社と共生するという意識で取り組んで頂ければ幸いです。
(炎)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。)
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◆コラム「新版・投資の王道(その3)」
■中・長期投資のための銘柄徹底研究■
本連載では<企業価値・成長力の高い>中・長期投資適格銘柄をピックアッ
プする。あくまでそれぞれの会社の<企業価値・成長力の高さ>に着目して選
んだので、どのタイミングで購入するかの判断は、PERなどの指標を参考に
して判断しなければならない。また、各社の売上高、利益は「会社四季報」や
各社ホームページ上のIRコーナーで最新のものを確認いただきたい。
<1847>イチケン
マルハンが32,6%の株式を保有する建設会社。元々ダイエー系。売り上
げ構成は、建設98%、不動産2%。
<1878>大東建託
建物賃貸事業を地主に提案し、仲介・管理・家賃保障までを提供するビジネ
スモデル。売り上げ構成は、建設78%、不動産17%、その他5%。
<1880>スルガコーポレーション
首都圏を中心に活動する建設会社。売り上げ構成は、建設13%、不動産8
7%。
<1925>大和ハウス工業
鉄骨プレハブを主体とする住宅メーカー。売り上げ構成は、住宅59%、商
業建築29%、リゾート・スポーツ施設4%、ホームセンター4%、その他4
%。
<1928>積水ハウス
鉄骨を主力とした住宅メーカー。売り上げ構成は、工業化住宅請負45%、
不動産販売26%、不動産賃貸19%、その他9%。
<1963>日揮
大手エンジニアリング会社。石油・化学・天然ガスが中心。売り上げ構成は、
総合エンジニアリング事業94%、触媒・化学品事業6%。海外売り上げ比率
74%。
<1966>高田工業所
鉄鋼・化学関連のプラント工事会社。売り上げ構成は、プラント100%。
<1976>明星工業
建設工事会社。熱絶縁工事に強み。売り上げ構成は、建設工事業84%、建
設器具製造業16%。海外LNG出荷基地工事に実績。海外売り上げ比率10
%。
<2059>ユニ・チャーム・ペットケア
犬や猫用のペットフードやトイレタリー用品の製造・販売を行う。売り上げ
構成は、ペットフード63%、ペットトイレタリー37%。ユニチャームが3
6.9%の株式を保有する。
<2107>東洋精糖
丸紅が39.2%の株式を保有する。業務用を中心とした製糖会社。売り上
げ構成は、砂糖89%、機能食品食材8%、不動産賃貸3%。
<2120>ネクスト
不動産情報検索サイト<HOME’S>を運営する。楽天が16.5%の株
式を保有。1997年、神奈川県横浜市にて、不動産物件情報を無料閲覧でき
るサービス業務を目的として資本金10百万円で株式会社ネクストを設立。ま
た、住宅・不動産情報ポータルサイト『HOME’S』の不動産業界向けAS
Pサービスの提供を開始。2002年、楽天株式会社との資本提携等により、
資本金157百万円に増資。2003年、新築分譲マンションに特化したポー
タルサイト『HOME’S新築分譲マンション』をオープン。また、『HOM
E’S』の掲載物件数が100万件を突破。2005年、の加盟店が5,00
0店を突破。また、・新築分譲戸建住宅に特化したポータルサイト『HOME’
S新築一戸建て』およびリフォームに特化したポータルサイト『リフォームH
OME’S』をオープン。2007年、伊藤忠商事との注文住宅・リフォーム
事業における『HOME’S』加盟店数7786店、掲載物件数約104万件、
総ページビュー12億ページビュー(月)(2007年4月)。売り上げ構成
は、不動産ポータル95%、広告代理3%、その他1%。
(OH)
*ブログ「大原浩の金融・経済地動説」http://www.actiblog.com/ohara/
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。)
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◆コラム「原油価格1バーレル=200ドル時代の到来を前に」
ついに原油価格が1バーレル=130ドル台に乗ってきました。このままで
は1バーレル=200ドル時代の到来も近いのではないかといった声も出てき
ます。
こんな未曾有の原油高騰なのになぜか社会的にはおとなしい。かつてオイル
ショックの時代はトイレットペーパーや何やらと盛んに価格が上がって品不足
となりそれを買いだめしようという消費者の行動が話題になったが、今はそう
した報道は余りなされない。唯一先日、引き下げられたガソリン税が元に戻る
際のガソリンスタンドに並ぶ車の列が報道されただけです。
ガソリン価格がアップすれば消費者はクルマに乗るのをできるだけ避けよう
としますので、ガソリンはますます売れなくなります。クルマも新車販売が落
ちてきます。軽自動車や燃費の良いクルマだけは世界的にも生き残っていきま
す。クルマメーカーにとってはガソリン車からいかに燃費が良くて環境に良い
車を製造していくかが至上命令となります。
原油価格の上昇で石炭など代替燃料の価格上昇も顕著で三井鉱山や三井松島
といった石炭会社の業績は急速に向上しています。あの夕張がまた脚光を浴び
ることすら感じられる昨今です。
原油価格の急騰による影響はこれからじわじわと私たちの生活に影響をもた
らすに違いありませんが、石油に代わるエネルギー源、CO2を出さないエネ
ルギー源がますます必要となってくる時代となることだけは間違いないようで
す。
その大きな社会変化を前に企業も様々な取り組みに挑戦しようとしているに
違いありません。
照明はより電力を食わないLEDにますます置き換わるでしょうし、今話題
のソーラー発電、風力発電もますます脚光を浴びることになるでしょう。それ
らを支える蓄電池についても私は現在、興味をもって見ており、この世界では
権威とされる元東北大学の小沢博士とのインタビューからはこれからの自動車
産業がこう進むという驚愕の方向が示されました。
これはまた私の有料メルマガにてご報告申し上げたいと考えています。
(炎)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。)
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◆コラム「10万円からの株式投資」
〜ファッション関連のパル(2726)調査報告〜
株価の低迷で資産の目減りが著しい昨今ですが株価が下落したということは、
これから投資される方にとっては朗報と言えます。日本には多くの株式投資未
経験者がいます。
株式投資に関する情報は氾濫しており、多くのプチ資産家が内々で株式投資
を楽しんでいる状況とともにまだ経験のない若年層や何らかの格好で資産をも
たれた方々にはチャンスが到来していると考えられます。
特に取引単位が小さくなって10万円以下の小額の資金で資産運用が楽しめ
る時代となってきたことは喜ばしいことです。生活にゆとりが生まれ、株式で
も購入してみようかという億の近道の読者の皆さんに今回は4月にリリースし
た私の有料メルマガで取り上げています10万円以下で買える消費関連銘柄に
ついてご報告申し上げたいと思います。
実は10万円からの株式投資の第2弾をまた近くリリースする予定です。
●パル(2726)時価:1712円 時価総額:198億円
単元株:50株
投資額:約8万5000円
「一流になろう」をキャッチフレーズに事業展開中のファッション企業。事
業改革の推進、M&Aの実行によって3,4年後に売上高1000億円の強力
な企業グループ形成を目指す。
SPA比率を70%へと高めるとともに在庫管理の徹底などで一段と収益性
の向上を図る計画。
売上高は前期の613億60百万円から今期は656億60百万円を目指し
ており、利益面でも前期の経常利益41億69百万円に対して今期は45億4
0百万円を計画するなど厳しい事業環境の中にあって着実な見通しを示してい
ます。東洋産業商会やアッカといった子会社の一部に業績不振の企業があった
が、既に在庫処分を完了し、立て直しを図っています。
株価は予想EPS170.7円に対してPER10倍の水準に低下しており、
直近安値3月17日の1166円から反転し直近の5月8日に2090円まで
戻って再度の調整傾向にあります。
創業社長の子息が新社長となりますが、帝人で修行を積んでの就任。2代目
にバトンタッチしてさてどうなるかですが、会った感じは悪くありませんでし
た。今回の決算説明会での堂々とした挨拶も印象的でした。会長に退く現井上
社長も当面CEOとして4,5年は行動をともにする予定で、カリスマ経営者
の存在はなおも維持される予定です。
あと2,3年は業界環境は厳しいと見られますが、同社は店舗のスクラップ
&ビルドを推進するなど改革を推進中で業界内でも生き残れる企業と目されて
います。
今期は事業再構築の費用や人件費アップを見込んでの9%前後の増益見込み
であり、株価の指標面でも割安感があることから中期スタンスでの投資タイミ
ングを図る局面と言えます。
2000円台で上値が重くなった結果として再度の調整場面を迎えつつあり
ますが、50株単位で時価なら10万円以下での投資が可能ですので皆さんも
チェックされてみてはどうでしょうか。
(炎)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。)
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【炎氏よりPR】
このところ決算説明会の出席に多忙な毎日ですが、その合間を縫って有料メ
ルマガを多くの読者の皆様にお届けしています。産直銘柄は約1,2ヶ月の期
間で皆様の期待に応えようという企画でお届けしていますが、このところ着実
な成果が得られていると読者からの反応が上がってきているようです。
個別銘柄の投資は短期か中・長期かを見極めるのが大変ですが、基本的には
中長期スタンスで臨むべきとは考えますが、成果が思った以上に上がった場合
は短期で利益を確定しても良いでしょう。
個別銘柄の思わぬ悪材料が皆さんの投資成果の妨げになることもありますが、
株式投資は山あり谷あり。人生と同様に紆余曲折あるものです。
投資スタンスを決めて自らの投資哲学を磨きながら一緒に株式市場をウォッ
チしてみませんか。
戻りの局面に入った株式相場が再び調整局面に入るとしても、個別銘柄には
新たな息吹が感じられます。中小型株への投資チャンスも企業の活動の方向が
見えてくると拡大するでしょう。
さあ、しばらく株式市場から遠ざかったままの皆さんも新たに挑戦しようと
いう皆さんもじっくりと株式相場に取り組むのなら一度炎の有料メルマガを今
すぐご購読下さい。購読料は年間最大2万円と原油価格や食糧価格が上がる現
在、企業努力で創刊以来据え置いたままです。(炎)
有料メルマガの詳細は炎氏のサイトまで。
http://www.irisjapan.co.jp/join.htm
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「億の近道」のwebはバックナンバー閲覧を重点に置いた、ブログ風の作
りになっております。現在、2006年5月分まで掲載しておりますが、順次
過去分を追加していく予定です。コメントなどはつけられませんが、まとめ読
みなどに是非ご利用下さい。
http://okuchika.net/
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「億の近道」は特定非営利活動法人イノベーターズ・フォーラムの登録商標
です。この名称での有償のサービス等は行っておりません。紛らわしい名称の
サービスは弊社と一切関係ありませんのでご注意下さい。
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編集者:億の近道発行プロジェクト
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