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投資情報メールマガジン 2008/04/28
イ意 の 近 道
−プロが導く「億」資産への近道− 週4回発行
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【ご挨拶】
将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析や銘柄を参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!
★当メルマガは等長フォントでの閲覧を前提にしております★
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−本日の目次−
(本日の担当:炎のファンドマネージャ&投資野おーちゃん)
◆コラム「日米欧から中印の時代へ」:炎
◆コラム「投資の王道(その102)」:投資野おーちゃん
◆コラム「世界で活躍する大企業がリードする株式相場」:炎
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◆コラム「日米欧から中印の時代へ」
=世界をリードする新2大経済国家=
日本が置かれている状況が少子高齢化で閉塞的な状況にあるのに対して世界
の国々は躍動的な状況が見られます。とりわけ、これまでの先進国であった米
国、欧州、日本に代わり、世界の人口の半分近くが生活している中国、インド
の動向が関心の的となっています。サブプライムローン問題から米国の景気が
おかしくなり、欧州、日本の景気にも悪影響をもたらしていますが、景気の先
行きをそう悲観視ばかりしてはいられません。次の景気拡大局面をにらんで、
対応を考えておく必要があるからです。
米国が主導する経済に対してアジアの2大人口大国が牽引する経済の構図の
中で私たち日本も少子高齢化、資源価格の高騰といったリスクに怯えてばかり
ではいけません。
日本の企業の多くは決算短信の前口上でサブプライムローン問題に端を発し
た世界経済の不透明感を背景に・・・といった言い訳をしながら業績ダウンの
説明をしていますが、中には成長を牽引してきた中国経済がどうだとか中国で
の製造企業なら人件費等の高騰で製造コストがアップしたといった理由での業
績ダウンを説明する企業も増加してきました。
中国の発展はオリンピックイヤーである今年、まざまざと見せつけられるこ
とになるでしょうが、開かれた国家となるにはチベット問題や少数民族問題等
をクリアしていかないとなりません。
カントリーリスクを気にする企業はポスト中国としてベトナムやインドなど
を睨み出したと考えられます。
ところが、インドは日本から距離的に遠く、なかなかまだ進出している企業
は少ないのが実態です。「中国には日本から約4万社が進出しているのにイン
ドにはまだ300社しか進出していない。5年以内に1万社の日本企業がイン
ドに進出する。」とある日本での駐在経験の豊富なインド人のIT企業経営者
は語っていましたが、そのためにこれからインドで日本企業向けの人材教育・
研修事業を行うと熱く語っておられたのが印象的でした。
中国・インド更には中近東といった世界市場に挑戦する日本の新成長企業に
これからも大いに関心を寄せていきたいと思います。
(炎)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。)
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◆コラム「投資の王道(その102)」
■5年先・10年先に刈り取る日本株■
私の投資手法は、
1、会社四季報掲載の約4000社を自分自身で分析し、経営基盤が安定しこ
れからの成長が見込まれる400社から500社程度に絞り込む。
2、さらに、その中から、割安圏にある会社を100社程度に絞込む。
3、最終的100社程度の中から投資を行うのは、ベストタイミングで購入す
るチャンスのあった10社から20社程度である。
というものです。
今回も、前述の400〜500社の中から100社を中心とした興味深い企
業について解説していきます。
<9785>大新東
自家用自動車管理等を行う。市場シェアは50%。売り上げ構成は、自家用
自動車管理72%、社会サービス27%、不動産1%。
<9787>イオンディライト
商業・オフィスビルなどの管理のトップ企業。イオンが56.1%の株式を
保有する。売り上げ構成は、施設管理55%、警備保安20%、清掃24%、
その他2%。
<9795>ステップ
中学生向け主体の集団指導塾。地盤は、神奈川県中西部。売り上げ構成は、
小学生5%、中学生77%、高校生18%。
<9836>リーバイス・ストラウス。ジャパン
世界最大のアパレル会社の日本法人。売り上げ構成は、ボトムス・男性用5
7%、同女性用23%、トップス・男性用14%、リーバイスストラウスシグ
ネチャー2%。
<9843>ニトリ
大衆向け家具・インテリア販売チェーン。売り上げ構成は、リビング13%、
収納6%、ダイニング10%、ベッド11%、その他家具5%、インテリア用
品53%、その他2%。
<9892>卑弥呼
婦人靴の製造小売業(SPA)。売り上げ構成は、靴製品等卸小売業99%、
不動産賃貸1%。
<9935>あずみ
中部圏で最大手の宝石・貴金属量販チェーン。売り上げ構成は、指輪38%、
ネックレス・ブレスレット13%、ペンダント35%、イヤリング・ピアス9
%、その他5%。
<9944>インパクト21
ポロ・ラルフローレンのブランドを展開する。売り上げ構成は、婦人服47
%、紳士服37%、ジーンズ10%、その他6%。
<9945>プレナス
「ほっかほっか亭」を九州・山口・東日本で、直営・FC展開する。売り上
げ構成は、ほっかっほっか亭関連87%、めしや丼関連11%、その他2%。
<9962>ミスミグループ本社
売り上げ構成は、自動化44%、金型部品30%、エレクトロニクス10%、
光関連4%、多角化12%。海外売り上げ比率14%。
<9983>ファーストリテイリング
ユニクロが主体。売り上げ構成は、キッズ6%、ウィメンズ30%、アウタ
ー4%、カットソー18%、シャツ5%、パンツ8%、小物19%、その他1
0%。
(OH)
*ブログ「大原浩の金融・経済地動説」http://www.actiblog.com/ohara/
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。)
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◆コラム「好材料探しの動きはじまる!!」
〜株高トレンドへの復活に期待〜
少子高齢化に伴い財政難で苦しむ国家(日本株式会社)から民間へのお金の
流れが止まってしまった日本ではグローバルマーケットに活路を見出し、国を
支えることのできるような利益をもたらす様々な分野の大企業が存在している
ことが救いとなっています。
株主だけではなくそこに関係する取引先や従業員、企業が立地する地域のお
役所なども含めたステークホルダーも世界市場から得た利益の恩恵を受けてい
ます。
その大企業の収益が若干伸び悩みを見せて株式市場は停滞を続けてきたよう
に思われますが、そうした停滞局面はむしろ投資のチャンスと前向きに考えて
おきたいところです。環境問題はありますが世界市場は中印二カ国のダイナミ
ックな成長に歩調をあわせて中期的な拡大が期待されるからです。
日本の苦難は格差社会の広がりとなって象徴的にあらわれています。日本を
飛び出して世界で活躍しようというバイタリティあふれる優秀な人材が乏しく
なったせいもあるでしょうが、国内だけを見ると萎縮した経済構造になってし
まっているようです。
過去数十年にわたりグローバルな活動を通じて存在感を高めてきた企業にま
ずは株式市場復活のリード役になってもらいたいところです。これらのトレン
ドが上向くと今度はこれらに関係する取引先や小型銘柄にも波及することが期
待され、本格的な株高への序章が始まるものと密かに期待しております。但し、
既に日経平均のボトムからの値上がり率は20%に近づきつつあり、全体相場
が一旦の戻り限界となり2番底形成の動きを見せる可能性もありますので注意
しておきましょう。
【参考:日経平均と主要銘柄の直近安値からの値上がり率】
◆日経平均
直近安値11691円(3/17)
先週末終値13863円
安値からの上昇率+18.6%
直近安値/先週末終値 安値からの値上がり率/主なビジネス
◆トヨタ(7203)
4800円/5290円 +10.2%(4月安値から)自動車
◆ホンダ(7267)
2610円/3330円 +27.6%(3月安値から)自動車
◆BS(5108)
1493円/1912円 +28.1%(1月安値から)タイヤ
◆キヤノン(7751)
4100円/5100円 +24.4%(3月安値から)精密機器
◆三菱商事(8058)
2245円/3510円 +56.3%(1月安値から)資源
◆三井物産(8031)
1681円/2590円 +54.1%(1月安値から)資源
◆コマツ(6301)
2175円/3030円 +39.3%(1月安値から)建機
◆旭硝子(5201)
1010円/1253円 +24.1%(3月安値から)ガラス
◆任天堂(7974)
45600円/56700円 +24.3%(2月安値から)ゲーム
1月のボトムを打った大手商社株の堅調ぶりが目につきます。
日経平均と連動して3月にボトムを打った上記の銘柄はいずれも20%台の
値上がりを示しています。
(炎)
【ぢんぢ部長へ贈る言葉】
億の近道のコアメンバーの一人でありますぢんぢ部長が5月1日からインド
での新たな活動に入るとのことです。新天地での活躍を大いに期待したいと思
います。体に気をつけて頑張って下さい。インドでは人材関係のお仕事をされ
るそうですがまさに発展途上のIT大国ですから、大いに忙しくなると思いま
す。きっとインド情報がこれから頻繁に届くことでしょう。毎日おいしいカレ
ーを食べて日本の閉塞感をはねのける自らの発展を期待しています。
なお、億の近道はこれまで通りの活動だそうです。さすがITの世の中です。
日本だろうとインドであろうと配信作業に変化はないからなのですね。時差は
ありますが、夜中に執筆することの多い私ですので彼の作業時間はむしろ丁度
良いことになるのかと思います。皆さんもこれからも大いに応援宜しくお願い
します。
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。)
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【炎氏よりPR】
株式相場が復活の兆しを見せています。値下がりリスクを感じてきた皆さん
も多いのかも知れませんが、いつまでも手をこまねいて見ていないで思い切っ
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メルマガを参考に読み下して頂きながら投資成果の向上に努めて頂きたいと
存じます。
只今、5月からの購読者を大募集していますので宜しくお願い申し上げます。
(炎)
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「億の近道」のwebはバックナンバー閲覧を重点に置いた、ブログ風の作
りになっております。現在、2006年7月分まで掲載しておりますが、順次
過去分を追加していく予定です。コメントなどはつけられませんが、まとめ読
みなどに是非ご利用下さい。
http://okuchika.net/
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編集者:億の近道発行プロジェクト
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