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投資情報メールマガジン 2008/01/28
イ意 の 近 道
−プロが導く「億」資産への近道− 週4回発行
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【ご挨拶】
将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析や銘柄を参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!
★当メルマガは等長フォントでの閲覧を前提にしております★
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−本日の目次−
(本日の担当:炎のファンドマネージャー&投資野おーちゃん)
◆コラム「自律反発に転じた株式相場」:炎
◆コラム「投資の王道(その91)」:投資野おーちゃん
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◆コラム「自律反発に転じた株式相場、
ようやくセリングクライマックスが実現」
〜個別銘柄の戻りに差がつく展開〜
調整ムード一色だった株式相場がようやく上昇に転じてきました。まだ病み
上がりの状態とは言え、ひとまずの底は打った格好となっています。日経平均
は1月22日に12572円という安値まであって先週末は13629円で引
けて8.4%ボトムから上昇しましたが、これに連れて多くの個別銘柄が上昇
しています。
主力銘柄中心の動きなので流動性のない中小型、新興市場銘柄は逆に売られ
る銘柄もあって自律反発狙いの短期資金が主力銘柄に入ってきたと考えられま
す。
前回の億の近道月曜版ではセリングクライマックスがいつくるかと思いめぐ
らせましたが、案外早くやってきました。今回もまたマスコミが株式相場の下
落を取り上げたことでボトムを打ったようにも思えます。もちろん想定してい
たように13000円割れがあってのセリングクライマックスだったように思
われます。
いつものことながら、こんなタイミングで大量に投資できる方は幸せです。
でも多くの投資家は中途半端な投資タイミングで評価損を抱えたまま損切りの
タイミングを逸しており、セリングクライマックスでの買いなどできていない
と思われます。ここでは冷静さと勇気のある投資家の皆さんがめざとくトライ
されているのではないでしょうか?
ここからの相場は戻り待ちの売りと底打ちを感じた積極的なスタンスの投資
家の買いとが強弱感を対立させながら展開されていくことになります。まだ自
律反発の域を抜けておりませんので一気の上昇は難しいと思われますが、短期
下落の後だけにある程度の戻りも期待されます。NY株の動向にもよりますが
当面の目標としては14200円どころが射程圏に入ると考えられます。主力
銘柄中の動きが若干出遅れていた中小型銘柄にも波及すると考えられます。
いつものことですが、今回も結果として振り返ってみればあそこが底だった
ということになりそうです。暫定的なボトム12572円に対して2008年
の上値がどのあたりになるかをこれから皆さんとともに模索していきたいと思
います。加えて、ある程度の戻りがあった後の2番底形成にも関心を払う必要
があります。
全体相場の動向を読み取りながら個別銘柄の変動を予測していくのは指数に
連動する銘柄ほどやさしいと思われます。個別銘柄には全体相場に関係なく大
きな変動を示すものもあり、投資家の皆さんにとっては下げた時ほどチャンス
だと考えるべきです。
今回は指数に連動する主力銘柄と、こちらでポートフォリオ銘柄として昨年
12月に選定した銘柄の中で株価の反発力の比較的大きな3銘柄をピックアッ
プしてみましたのでご参照下さい。
銘柄(コード) ボトム 先週末終値 上昇率
新日鉄(5401)600円⇒692円 15.3%
三菱商事(8058)2245円⇒2705円 20.5%
東芝(6502)693円⇒747円 7.8%
ソニー(6758)4910円⇒5110円 4.0%
京セラ(6971)7760円⇒8400円 8.2%
キャノン(7751)4190円⇒4860円 16.0%
TDK(6762)6130円⇒6790円 10.8%
信越化学(4063)5460円⇒6050円 10.8%
任天堂(7974)49000円⇒51800円 5.7%
トヨタ(7203)4880円⇒5570円 14.1%
A&D(7745)1000円⇒1147円 14.7%
SPK(7466)1010円⇒1137円 12.6%
アイティフォー(4743)301円⇒372円 23.6%
日経平均12572円⇒13629円 8.4%
どちらかと言うと円高もあって電機など輸出関連企業は反発力が弱い印象で
す。これらが反応すると日経平均は一段高となる可能性があります。
(炎)
※来週の億の近道は中国・香港出張のため私のコラムは休載となります。
悪しからずご了承ください。帰国後に出張報告をする予定です。
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。)
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◆コラム「投資の王道(その91)」
■5年先・10年先に刈り取る日本株■
私の投資手法は、
1、会社四季報掲載の約4000社を自分自身で分析し、経営基盤が安定しこ
れからの成長が見込まれる400社から500社程度に絞り込む。
2、さらに、その中から、割安圏にある会社を100社程度に絞込む。
3、最終的100社程度の中から投資を行うのは、ベストタイミングで購入す
るチャンスのあった10社から20社程度である。
というものです。
今回も、前述の400〜500社の中から100社を中心とした興味深い企
業について解説していきます。
<7745>エー・アンド・デイ
計測・制御・血圧計などのメーカー。アナログとデジタルの変換技術をコア
として、計測、計量、医療機器、健康器具の分野に、「マザーツール」を提供。
DSP搭載計測・制御・シミュレーションシステム、各種試験機、電子計測器、
電子天秤、秤、水分計、ロードセル、オシロスコープ、タイマー、温度計、血
圧計(SpO2/ECG計測)、吸入器、体重計など多彩な商品を製造。昭和
52年、電子計測器の製造・販売を目的として(株)エー・アンド・デイ設立
(資本金42,040千円)。本社を東京都練馬区に、工場を埼玉県北本市に
置く。昭和57年、研精工業(株)(現・連結子会社)の株式取得により子会社
化、電子天びん事業に進出。また、米国にA&D ENGINEERING,
INC.(現・連結子会社)を設立、北米、中南米の販売拠点とする。昭和6
0年、リトラ(株)(現・連結子会社)を設立、ロードセル・電子はかりの製造
工場とする。昭和62年、(株)タケダメディカルと一手販売契約を締結、デジ
タル血圧計の販売を開始。平成元年、(株)タケダメディカルを合併。平成2年、
韓国にA&D KOREA Limited(現・連結子会社)を設立。平成
3年、英国にA&D INSTRUMENTS LTD.(現・連結子会社)
を設立、欧州拠点とする。平成14年、中国に愛安徳電子(深セン)有限公司
を設立、健康機器の製造工場とする。平成18年、ロシアにA&D RUS
CO.,LTD.(現・連結子会社)を設立、ロシアにおける医療・健康機器
及び計測・計量機器の販売拠点とする。売り上げ構成は、計測・計量機器63
%、医療健康機器37%。海外売り上げ比率47%。
<7747>朝日インテック
1972年、大阪府堺市において朝日ミニロープ工業を創業し、極細ステン
レスワイヤーロープの製造を開始。1976年、朝日ミニロープ(株)の販売
部門として、名古屋市に朝日ミニロープ販売(現、朝日インテック(株))を設
立し、同時に大阪営業所を開設。極細ステンレスワイヤロープならびに端末加
工品等の製造・販売、医療器具の製造販売を行う。同社は四つのコア・テクノ
ロジー、伸線技術、ワイヤーフォーミング技術、トルク技術、コーティング技
術のトータルな高機能マイクロ技術をコアテクノロジーとして自社で保有。こ
れらを複合的に組み合わせて高性能製品を生み出してる。また、同社では、コ
アテクノロジーをベースに、素材から最終製品までの自社一貫生産体制を構築。
医療用デバイスに用いる素材には大変精度の高い仕様・品質が要求されるが、
これらの高い水準を満たした素材を安定的に供給することが可能な素材メーカ
ーは世界的にみても限られている。そのため、自らの要求に合致した素材を追
求するため、できる限り上流に近い母材を購入。その後の加工を全て自社で行
い、より理想に近い素材を生み出すよう努力している。また、包装、滅菌に至
るその後の工程も全て自社内で行い、製品の品質を総合的に管理することで、
高品質な商品の供給を可能にしている。研究開発した商品を量産する拠点はタ
イにある。アサヒインテックタイランドはISOに基づき、確立された品質管
理体制と最新設備を導入したメディカル専用工場で、約300名のスタッフが
生産に従事している。再生医療の分野では、独自の経皮的冠動脈形成術(PT
CA)デバイス開発技術を活かし、培養細胞や遺伝子を利用した治療のための
画期的な再生医療システムの開発に取り組む。再生医療分野に対する開発体制
をさらに強化するため、2002年11月、神戸ポートアイランド内に「神戸
リサーチセンター」を設置。さまざまな研究機関や大学が集中した、先端医療
の技術開発にはまたとない好環境の中で研究開発活動を行ってる。売り上げは、
メディカル56%、インダストリアルデバイス27%、メディカルデバイス1
6%。産業機器分野31.7%で構成される。海外売り上げ比率は37%。
(OH)
*ブログ「大原浩の金融・経済地動説」http://www.actiblog.com/ohara/
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。)
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2008年新春に活躍する企業は一体どこ?
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厳しいスタートとなった2008年の株式相場ですが、よく見ると案外堅調
な銘柄も見出せる状況です。全体相場が大きく下げても個別では下値が堅いと
感じられる銘柄もありますのでここは頑張って個別の有望企業に活路を見出し
たいところです。
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されました1億円のモデルポートフォリオでは10の銘柄を年末の調整相場の
中でピックアップして1−3月の相場展開に備えています。先行きの読みづら
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2008年もエコロジーを基本的な投資テーマに据えてユニークな事業モデ
ルを確立した新興ベンチャー企業や成長企業を中心に取り上げていく方針です。
ぜひとも1度ご購読賜りますようお願い申し上げます。
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「億の近道」のwebはバックナンバー閲覧を重点に置いた、ブログ風の作
りになっております。現在、2006年7月分まで掲載しておりますが、順次
過去分を追加していく予定です。コメントなどはつけられませんが、まとめ読
みなどに是非ご利用下さい。
http://okuchika.net/
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です。この名称での有償のサービス等は行っておりません。紛らわしい名称の
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編集者:億の近道発行プロジェクト
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