定年後は株で楽しく暮らしたい(30)




■第30回■

 サブプライム問題は、そう簡単にかたがつくような生易しいもんじゃないと思っていましたが、アメリカが揺れる以上に日本の株式市場が地盤沈下しちゃって、被害が多い状態が続いてます。

 お引越しの最中で携帯から注文する時間もあまり取れない状態で激震に襲われてしまいました^^;

 でも今年はバーゲンセールが3回もやってきたため、私も含めて多くの投資家さんは、ヒクヒクしながらも、なんとか致命的はダメージを受けずに、嵐をのりきれそうな感じです。

 自分のポートフォリオが財閥系総合商社や専業商社ばかりになって、製造業が少なくなってしまったので、ちゃんと皮算用どおり上昇してくれた三菱商事、三井物産などを利食して、その資金で新興市場や東証の中小型株をポートフォリオに取り入れました。

 残念ながら個人投資家さんに人気のあるような銘柄ではないので、買ってから更に下がってしまうものも多いですが、2月本決算で、8月中間決算の結果がすでに出ていたり、20%以上業績の上方修正があるために、事前に公告された銘柄を主体に買っているので、安心感は持てています。株価が下がるのはミスターマーケット(投資家の総意)によるものなんで、「ま、しょうがないよね〜」と考えることができるようになりました。

 2回目のバーゲンセールで買っており、わずかの損切り、または5%から10%程度の利益で利食いした、今年前半の高値から3割程度株価が下落した500円台の銘柄群は、大紀アルミニュウム工業、日本水産など、中間期の業績大幅下方修正の嵐のために、更に撃沈ってことになっており、株の先行指標としての眼力に、脱帽って感じです。殆んど売っといて良かった(爆笑)

 ただ、いま買いまくっている専門商社はPERやPBRなどの指標がともに割安なばかりでなく、財務内容にも問題なく、業績も増加基調にあるので、例え業績の可能修正があって、株価が下がっても、もっと割安になるだけで、余裕資金で買っているかぎりにおいては、何の心配もしなくてすむものばかりです。

 こんなに頻繁にバーゲンセールが来るならば、株価が回復した時に欲張らないで上手く利食いをしとくほうが賢明だよね、ミスターマーケットがトチくるっていても、それに付和雷同して煽られず、人からヒントをもたった銘柄でも、自分の頭でちゃんと考えて、売り買いしていれば、それほど酷い目にあうことはないでしょう。

 三菱商事、三井物産、住友商事の財閥系総合商社のうち、去年とっても元気だった住友商事が、三菱商事、三井物産に比べ株価的にずいぶん出遅れてしまいました。

 去年は三菱商事が同じような状況で、ヒーヒー言わされたので、今年は上場来高値をグーンと上に抜いた両銘柄を半分ほど利食いして、住友商事にシコシコシフトしてみました。3回目のバーゲンセールでも住友商事の下落率は一番酷い感じで、またもやヒーヒー言わされていますが、いわゆるプロのアナリストにとっても業種の守備範囲が広すぎて、複雑怪奇な総合商社の業績予想なんて、絶対出来るわけがないと、たかをくくって、住友商事の来年の飛躍を信じて主力銘柄として持ち続けようと思います^^;


経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。)




億の近道2007/10/30


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投資情報メールマガジン                   2007/10/30
              イ意 の 近 道

         −プロが導く「億」資産への近道−   週4回発行
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【ご挨拶】
 将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析や銘柄を参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!

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             −本日の目次−
          (本日の担当:石川臨太郎)

 ◆コラム「定年後は株で楽しく暮らしたい(30)」:石川 臨太郎

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◆コラム「連載:ぬくぬくホッコリ株日記 定年後は株で楽しく暮らしたい」

■第30回■

 サブプライム問題は、そう簡単にかたがつくような生易しいもんじゃないと
思っていましたが、アメリカが揺れる以上に日本の株式市場が地盤沈下しちゃ
って、被害が多い状態が続いてます。

 お引越しの最中で携帯から注文する時間もあまり取れない状態で激震に襲わ
れてしまいました^^;

 でも今年はバーゲンセールが3回もやってきたため、私も含めて多くの投資
家さんは、ヒクヒクしながらも、なんとか致命的はダメージを受けずに、嵐を
のりきれそうな感じです。

 自分のポートフォリオが財閥系総合商社や専業商社ばかりになって、製造業
が少なくなってしまったので、ちゃんと皮算用どおり上昇してくれた三菱商事、
三井物産などを利食して、その資金で新興市場や東証の中小型株をポートフォ
リオに取り入れました。

 残念ながら個人投資家さんに人気のあるような銘柄ではないので、買ってか
ら更に下がってしまうものも多いですが、2月本決算で、8月中間決算の結果
がすでに出ていたり、20%以上業績の上方修正があるために、事前に公告さ
れた銘柄を主体に買っているので、安心感は持てています。株価が下がるのは
ミスターマーケット(投資家の総意)によるものなんで、「ま、しょうがない
よね〜」と考えることができるようになりました。

 2回目のバーゲンセールで買っており、わずかの損切り、または5%から1
0%程度の利益で利食いした、今年前半の高値から3割程度株価が下落した5
00円台の銘柄群は、大紀アルミニュウム工業、日本水産など、中間期の業績
大幅下方修正の嵐のために、更に撃沈ってことになっており、株の先行指標と
しての眼力に、脱帽って感じです。殆んど売っといて良かった(爆笑)

 ただ、いま買いまくっている専門商社はPERやPBRなどの指標がともに
割安なばかりでなく、財務内容にも問題なく、業績も増加基調にあるので、例
え業績の可能修正があって、株価が下がっても、もっと割安になるだけで、余
裕資金で買っているかぎりにおいては、何の心配もしなくてすむものばかりで
す。

 こんなに頻繁にバーゲンセールが来るならば、株価が回復した時に欲張らな
いで上手く利食いをしとくほうが賢明だよね、ミスターマーケットがトチくる
っていても、それに付和雷同して煽られず、人からヒントをもたった銘柄でも、
自分の頭でちゃんと考えて、売り買いしていれば、それほど酷い目にあうこと
はないでしょう。

 三菱商事、三井物産、住友商事の財閥系総合商社のうち、去年とっても元気
だった住友商事が、三菱商事、三井物産に比べ株価的にずいぶん出遅れてしま
いました。

 去年は三菱商事が同じような状況で、ヒーヒー言わされたので、今年は上場
来高値をグーンと上に抜いた両銘柄を半分ほど利食いして、住友商事にシコシ
コシフトしてみました。3回目のバーゲンセールでも住友商事の下落率は一番
酷い感じで、またもやヒーヒー言わされていますが、いわゆるプロのアナリス
トにとっても業種の守備範囲が広すぎて、複雑怪奇な総合商社の業績予想なん
て、絶対出来るわけがないと、たかをくくって、住友商事の来年の飛躍を信じ
て主力銘柄として持ち続けようと思います^^;

経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎

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炎の反省記

〜業績の下方修正が相次ぐことへの反省〜

 先週、たまたま店舗見学しましたヒラキ(3059)が業績を下方修正してしまいました。その結果、株価が急落してしまいせっかくの私の見学記に汚点を残してしまったのではないかと反省しています。店舗を見に行ったのは私の好奇心の問題ですが業績のこれほどの下方修正の発表がこの時期になってあるとは思いもよりませんでした。同社の株価がこうした業績の下方修正を先取りして下げていたことは明白ですが、これまでどこにも公表されてこなかったので、先取りは考えにくいところです。恐らくどこかの月次段階では投資家にある種の情報が伝わっていたものと推察されます。
 こうした下方修正はそれぞれに理由はありますが、ヒラキに限ったことではなくコクヨ(7984)、A&D(7745)、パル(2726)などあちこちに見られます。投資家にとってこうした下方修正は株価にどこまで織り込まれてきたのかを見分ける必要もありますが、多くは下方修正がその会社の価値を更に下げてしまうことになりますので当分の間、「もう顔を見る(名前を聞く)のも嫌だ」状態となってせっかくファンになってもらったのに裏切ることになってしまい、もう誰も寄り付かなくなってしまいます。評価が成長からバリューに変わってしまう可能性もありますので株価は低迷し続ける可能性も出
てきます。
 一般論として株式市場には4000もの企業が上場していますので何も下方修正を発表するような体質の企業に投資する必要はないのです。私のような企業内容をお知らせする立場としてはこうした状況はとても残念に思います。

 四半期決算を眺めていて、もっとシビアに見ていればよかったのにと思うこともたくさんありますが、多くは時間的な制約もあって会社側の資料や意見に従うことになります。こうした状況の一方で業績を上方修正するケースもたくさんありますが、下方修正する可能性のある企業への細かいチェックと配慮、投資家への警告をもっとすべきだったと私自身反省しています。

 期初計画に対して下方修正した多くの会社にも投資してくれた方々を裏切ったのですから大いに反省してもらわないとなりません。多くは下方修正のリリースを出されてそれでおしまいということが多く、最近の流行ではないですが、投資家への謝罪がもっとあって当然です。それでも少しでもその会社のファンになってくれるよう努めて頂き株価を安定に導くのがせめてもの経営陣の役割だと思います。

 IRをサポートする会社は株価が上昇させることばかりを考えて、経営陣の考えにないような勝手な業績計画を作成して投資家の期待を結果として裏切ってしまうことが多いのかも知れません。つまり、現実の投資家のマインドを読んでいないケースが圧倒的です。IRのサポート会社は下方修正が起きそうな企業にどう対応すべきかも指導(できないかも知れません)すべきだと思います。
 対処療法ではなく根本的なIR活動の目標に組み込んでおくべきだと思いますが、そうしたソリューションを提供できるサービスがあればすばらしいことだと思います。

 ヒラキ(3059)に関してはこれを機会に危機意識が芽生え、事業モデルが更に進化することを大いに期待しています。個人投資家=消費者がこの会社を支えてくれていることを考えると、株価が下落した時こそ本当に消費者を味方につける必要がありますのでむしろここでの対応が問われることになります。
(炎)

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。)

投資の王道(その82)

■5年先・10年先に刈り取る日本株■

 私の投資手法は、

1、会社四季報掲載の約4000社を自分自身で分析し、経営基盤が安定しこれからの成長が見込まれる400社から500社程度に絞り込む。
2、さらに、その中から、割安圏にある会社を100社程度に絞込む。
3、最終的100社程度の中から投資を行うのは、ベストタイミングで購入するチャンスのあった10社から20社程度である。

というものです。
 今回も、前述の400〜500社の中から100社を中心とした興味深い企業について解説していきます。

<7261>マツダ
 1920年、東洋コルク工業株式会社として創立。1929年、工作機械の製作開始。1930年、三輪トラックの生産開始。1949年、インド向けに三輪トラックの輸出を開始。1979年、フォードと資本提携。1962年、韓国で現地組立開始。1992年、天然ガスエンジン搭載乗用車を開発。2004年、長安フォード、南京への投資に調印、マツダ、フォード、長安汽車の3社協力を開始。フォード・マツダ・長安汽車集団合弁による南京車両生産工場、中国政府の承認取得。2005年、マツダと第一汽車集団、合弁販売統括会社設立の中国政府承認を取得。米国フォードが29%の株式を保有する。海外売り上げ比率70%。

<7309>シマノ
 1921年、島野庄三郎が「島野鉄工所」を創業し、フリーホイールの生産に着手。1940年、株式会社に改組、商号を「株式会社 島野鉄工所」に変更。1962年、ニューヨークに駐在員を派遣、本格的セールスを開始。海外売り上げ比率85%、海外生産比率は39%。売り上げ構成は、自転車部品74%、釣具24%、その他2%。

<7445>ライトオン
 東京都杉並区高円寺にて、1980年設立の大手ジーンズカジュアルチェーン。1985年、茨城県つくば市の将来性に着目し、茨城県第1号店をつくば市に出店(つくば吾妻店)。同店の成功により、出店目標を首都圏から地方都市圏へ変更する。2005年5月に、店舗数が300店舗を超える。同社の営業コンセプトは、年齢・性別を超えた幅広い客層に、ジーンズを中核アイテムとしたカジュアルウェアを販売する専門店。ショッピングセンター、パワーセンター、駅ビル等のインショップ、都市型路面店及びロードサイド型店舗と様々な出店形態により全国チェーン展開を行っている。主要仕入先は、エドウイン、リーバイ・ストラウス ジャパン、リー・ジャパン、アウトバーン、美濃屋、日本サラ・リー、エスケル・ジャパン、クリムゾン、豊島、兼松繊維など。売り上げ構成は、ボトムス37%、カットソー・ニット31%、シャツ・アウター14%、その他18%。

<7447>ナガイレーベン
 衛生白衣の大手メーカー。昭和25年設立。各種白衣類の販売並びに輪出入および、病院用靴・靴下の販売を行う。グループは、販売を担当するナガイレーベンと製造を担当するナガイ白衣工業に分かれる。国内8地区をそれぞれ管轄する直営事業所、さらに全国に800以上の取扱い店を通じてユーザーに密着した販売活動を進め、450種、3,500アイテム、年間480万着を扱う。制電・抗菌加工で差別化しシェアは5割を超える。売り上げ構成は、メディカルウェア95%、シューズ3%、その他2%。

(OH)

(以下、次週に続く)

*ブログ「大原浩の金融・経済地動説」http://www.actiblog.com/ohara/

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。)

■大原よりお知らせ■

 私の友人の甘粕正が本を出版しました。投資家・ビジネスマン向けに、東洋のユダヤ人といわれる客家(はっか)の成功哲学を易しく説明しています。

『客家(はっか)18の金言』 甘粕正(あまかす・ただし)著 講談社
http://www.tradersshop.com/bin/showprod?a=2596&c=9784062142632

東洋のユダヤ人=客家たちは、なぜゼロから大成功したのか?
 孫文、トウ小平、李登輝、陳水扁、リー・クアンユー、コラソン・アキノ、李嘉誠(香港NO.1財閥首領)、林紹良(インドネシアNO.1財閥首領)

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。)

日本の年金制度を支えるビッグカンパニー

 年金問題を先々週の勉強会では某中堅証券会社の企業年金担当者からレクチャーされて、改めてこの問題の複雑さを知ることになった。高齢化社会で年金問題は避けて通れない国民すべての関心事となり、支給される年金がある一定の期待利回りに基づいて算出されていることを知ると株式の運用の世界とも密接につながっていることがわかります。
 先日、公的年金の運用に中小型株も1000億円組み入れることが報道されましたが、一体このことは何を意味しているのでしょうか?このことを考えるに際しては運用とはそもそも何かということから考えていかないとなりません。

 国民はすべて老後を豊かなものとするために若い時代から少しずつ余ったお金を蓄えながら老後に備えることになりますが、現状の公的年金制度はそれを国が強制的に集めて(悪い言葉で言うとまきあげてとなるが…)うまく運用して65歳以上のお年寄りとなった受給者に配分していく仕組みということになります。
 国民年金と厚生年金、それに企業年金、加えて個人年金と様々な言葉が飛び交うのだが、要は本当に年金制度がうまく機能するためには、運用が上手でないとならないのです。年金の運用の多くは安定した投資対象(主に国債など)が中心になりますが、かつてのように金利が高い時代はこの金利収入が大きく、これをベースに給付金を考えておけば良かったのですが、現在のような低金利ではリスクが低い運用対象からはリターンが得られないためにリターンの高い運用商品に対して目を向けないとなりません。

 株式の場合ではまずは国家を代表するような信用力のある時価総額の大きな企業の株式が対象となります。それらの株価が上昇し、時価総額を高めていくためには、それらの企業がそれぞれにビジネスを発展させ収益を伸ばしてくれないとなりません。
 現在最大の時価総額を誇るトヨタ(7203・時価総額23兆円)に続く企業群がもっと出てこないとなりません。米国などのように各産業でベンチャー企業が勃興しては巨大企業となって株式市場に登場して時価総額を高めるようなバイタリティが日本でも求められているのですが、なかなかトヨタを超える企業は現れず、このところ唯一、任天堂(7974・同9.6兆円)が世界市場を相手に強大なパワーをもって登場しているのが注目されています。任天堂は既に時価総額が三菱UFJFGに次ぐ第3位となっています。マイクロソフトに変わるグーグルの登場やiPodをひっさげて復活したアップルなど巨大企業が世界中で活躍する米国産業界に伍して戦える日本企業の登場が待望されますが、任天堂は新型ゲーム機の投入でその片鱗を見せています。

 ここ数年で登場しかかった新興企業が成長の望みをたたれ、苦難の道を歩むのは真の実力がなかったとあきらめざるを得ませんが、これからも未来の私たちの生活に役立つ本物の企業が登場して株式市場をリードしてくれることが将来の年金問題を解決してくれる可能性の一つともなることを認識しないとなりません。

 思い起こせば任天堂もかつては京都の小さな花札やトランプ会社だったのです。株式市場では発行済み株式も少なく仕手系株として個人投資家にも人気がありました。
 任天堂のような大成功を収めそうな企業を現在の株式市場から見出すことは至難の技かも知れませんが、現在も必ずどこかに存在しているだろうと思われます。基本的にはここからしばらく日本を代表する実績豊富なビッグカンパニーに成長をゆだねる必要がありそうですが、今は中小型株の範疇にあるような企業もいずれは大きく花開く時も来るのでしょうから、年金の運用者にも日本の年金生活者のためにもしっかりと運用責任を全うしてほしいものです。
(炎)

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。)

億の近道2007/10/29


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投資情報メールマガジン                   2007/10/29
             イ意 の 近 道

         −プロが導く「億」資産への近道−   週4回発行
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             −本日の目次−
   (本日の担当:炎のファンドマネージャー&投資野おーちゃん)

     ◆コラム「日本の年金制度を支えるビッグカンパニー」:炎
     ◆コラム「投資の王道(その82)」:投資野おーちゃん
     ◆コラム「炎の反省記」:炎

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◆コラム「日本の年金制度を支えるビッグカンパニー」

 年金問題を先々週の勉強会では某中堅証券会社の企業年金担当者からレクチ
ャーされて、改めてこの問題の複雑さを知ることになった。高齢化社会で年金
問題は避けて通れない国民すべての関心事となり、支給される年金がある一定
の期待利回りに基づいて算出されていることを知ると株式の運用の世界とも密
接につながっていることがわかります。
 先日、公的年金の運用に中小型株も1000億円組み入れることが報道され
ましたが、一体このことは何を意味しているのでしょうか?このことを考える
に際しては運用とはそもそも何かということから考えていかないとなりません。

 国民はすべて老後を豊かなものとするために若い時代から少しずつ余ったお
金を蓄えながら老後に備えることになりますが、現状の公的年金制度はそれを
国が強制的に集めて(悪い言葉で言うとまきあげてとなるが…)うまく運用し
て65歳以上のお年寄りとなった受給者に配分していく仕組みということにな
ります。
 国民年金と厚生年金、それに企業年金、加えて個人年金と様々な言葉が飛び
交うのだが、要は本当に年金制度がうまく機能するためには、運用が上手でな
いとならないのです。年金の運用の多くは安定した投資対象(主に国債など)
が中心になりますが、かつてのように金利が高い時代はこの金利収入が大きく、
これをベースに給付金を考えておけば良かったのですが、現在のような低金利
ではリスクが低い運用対象からはリターンが得られないためにリターンの高い
運用商品に対して目を向けないとなりません。

 株式の場合ではまずは国家を代表するような信用力のある時価総額の大きな
企業の株式が対象となります。それらの株価が上昇し、時価総額を高めていく
ためには、それらの企業がそれぞれにビジネスを発展させ収益を伸ばしてくれ
ないとなりません。
 現在最大の時価総額を誇るトヨタ(7203・時価総額23兆円)に続く企
業群がもっと出てこないとなりません。米国などのように各産業でベンチャー
企業が勃興しては巨大企業となって株式市場に登場して時価総額を高めるよう
なバイタリティが日本でも求められているのですが、なかなかトヨタを超える
企業は現れず、このところ唯一、任天堂(7974・同9.6兆円)が世界市
場を相手に強大なパワーをもって登場しているのが注目されています。任天堂
は既に時価総額が三菱UFJFGに次ぐ第3位となっています。マイクロソフ
トに変わるグーグルの登場やiPodをひっさげて復活したアップルなど巨大
企業が世界中で活躍する米国産業界に伍して戦える日本企業の登場が待望され
ますが、任天堂は新型ゲーム機の投入でその片鱗を見せています。

 ここ数年で登場しかかった新興企業が成長の望みをたたれ、苦難の道を歩む
のは真の実力がなかったとあきらめざるを得ませんが、これからも未来の私た
ちの生活に役立つ本物の企業が登場して株式市場をリードしてくれることが将
来の年金問題を解決してくれる可能性の一つともなることを認識しないとなり
ません。

 思い起こせば任天堂もかつては京都の小さな花札やトランプ会社だったので
す。株式市場では発行済み株式も少なく仕手系株として個人投資家にも人気が
ありました。
 任天堂のような大成功を収めそうな企業を現在の株式市場から見出すことは
至難の技かも知れませんが、現在も必ずどこかに存在しているだろうと思われ
ます。基本的にはここからしばらく日本を代表する実績豊富なビッグカンパニ
ーに成長をゆだねる必要がありそうですが、今は中小型株の範疇にあるような
企業もいずれは大きく花開く時も来るのでしょうから、年金の運用者にも日本
の年金生活者のためにもしっかりと運用責任を全うしてほしいものです。
(炎)

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
 ては御自身の責任と判断で願います。)

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◆コラム「投資の王道(その82)」

■5年先・10年先に刈り取る日本株■

 私の投資手法は、

1、会社四季報掲載の約4000社を自分自身で分析し、経営基盤が安定しこ
 れからの成長が見込まれる400社から500社程度に絞り込む。
2、さらに、その中から、割安圏にある会社を100社程度に絞込む。
3、最終的100社程度の中から投資を行うのは、ベストタイミングで購入す
 るチャンスのあった10社から20社程度である。

というものです。
 今回も、前述の400〜500社の中から100社を中心とした興味深い企
業について解説していきます。

<7261>マツダ
 1920年、東洋コルク工業株式会社として創立。1929年、工作機械の
製作開始。1930年、三輪トラックの生産開始。1949年、インド向けに
三輪トラックの輸出を開始。1979年、フォードと資本提携。1962年、
韓国で現地組立開始。1992年、天然ガスエンジン搭載乗用車を開発。20
04年、長安フォード、南京への投資に調印、マツダ、フォード、長安汽車の
3社協力を開始。フォード・マツダ・長安汽車集団合弁による南京車両生産工
場、中国政府の承認取得。2005年、マツダと第一汽車集団、合弁販売統括
会社設立の中国政府承認を取得。米国フォードが29%の株式を保有する。海
外売り上げ比率70%。

<7309>シマノ
 1921年、島野庄三郎が「島野鉄工所」を創業し、フリーホイールの生産
に着手。1940年、株式会社に改組、商号を「株式会社 島野鉄工所」に変
更。1962年、ニューヨークに駐在員を派遣、本格的セールスを開始。海外
売り上げ比率85%、海外生産比率は39%。売り上げ構成は、自転車部品7
4%、釣具24%、その他2%。

<7445>ライトオン
 東京都杉並区高円寺にて、1980年設立の大手ジーンズカジュアルチェー
ン。1985年、茨城県つくば市の将来性に着目し、茨城県第1号店をつくば
市に出店(つくば吾妻店)。同店の成功により、出店目標を首都圏から地方都
市圏へ変更する。2005年5月に、店舗数が300店舗を超える。同社の営
業コンセプトは、年齢・性別を超えた幅広い客層に、ジーンズを中核アイテム
としたカジュアルウェアを販売する専門店。ショッピングセンター、パワーセ
ンター、駅ビル等のインショップ、都市型路面店及びロードサイド型店舗と様々
な出店形態により全国チェーン展開を行っている。主要仕入先は、エドウイン、
リーバイ・ストラウス ジャパン、リー・ジャパン、アウトバーン、美濃屋、
日本サラ・リー、エスケル・ジャパン、クリムゾン、豊島、兼松繊維など。
売り上げ構成は、ボトムス37%、カットソー・ニット31%、シャツ・アウ
ター14%、その他18%。

<7447>ナガイレーベン
 衛生白衣の大手メーカー。昭和25年設立。各種白衣類の販売並びに輪出入
および、病院用靴・靴下の販売を行う。グループは、販売を担当するナガイレ
ーベンと製造を担当するナガイ白衣工業に分かれる。国内8地区をそれぞれ管
轄する直営事業所、さらに全国に800以上の取扱い店を通じてユーザーに密
着した販売活動を進め、450種、3,500アイテム、年間480万着を扱
う。制電・抗菌加工で差別化しシェアは5割を超える。売り上げ構成は、メデ
ィカルウェア95%、シューズ3%、その他2%。

(OH)

(以下、次週に続く)

*ブログ「大原浩の金融・経済地動説」http://www.actiblog.com/ohara/

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
 ては御自身の責任と判断で願います。)

■大原よりお知らせ■

 私の友人の甘粕正が本を出版しました。投資家・ビジネスマン向けに、東洋
のユダヤ人といわれる客家(はっか)の成功哲学を易しく説明しています。

『客家(はっか)18の金言』 甘粕正(あまかす・ただし)著 講談社
http://www.tradersshop.com/bin/showprod?a=2596&c=9784062142632

東洋のユダヤ人=客家たちは、なぜゼロから大成功したのか?
 孫文、トウ小平、李登輝、陳水扁、リー・クアンユー、コラソン・アキノ、
李嘉誠(香港NO.1財閥首領)、林紹良(インドネシアNO.1財閥首領)

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
 ては御自身の責任と判断で願います。)

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◆コラム「炎の反省記」
〜業績の下方修正が相次ぐことへの反省〜

 先週、たまたま店舗見学しましたヒラキ(3059)が業績を下方修正して
しまいました。その結果、株価が急落してしまいせっかくの私の見学記に汚点
を残してしまったのではないかと反省しています。店舗を見に行ったのは私の
好奇心の問題ですが業績のこれほどの下方修正の発表がこの時期になってある
とは思いもよりませんでした。同社の株価がこうした業績の下方修正を先取り
して下げていたことは明白ですが、これまでどこにも公表されてこなかったの
で、先取りは考えにくいところです。恐らくどこかの月次段階では投資家にあ
る種の情報が伝わっていたものと推察されます。
 こうした下方修正はそれぞれに理由はありますが、ヒラキに限ったことでは
なくコクヨ(7984)、A&D(7745)、パル(2726)などあちこ
ちに見られます。投資家にとってこうした下方修正は株価にどこまで織り込ま
れてきたのかを見分ける必要もありますが、多くは下方修正がその会社の価値
を更に下げてしまうことになりますので当分の間、「もう顔を見る(名前を聞
く)のも嫌だ」状態となってせっかくファンになってもらったのに裏切ること
になってしまい、もう誰も寄り付かなくなってしまいます。評価が成長からバ
リューに変わってしまう可能性もありますので株価は低迷し続ける可能性も出
てきます。
 一般論として株式市場には4000もの企業が上場していますので何も下方
修正を発表するような体質の企業に投資する必要はないのです。私のような企
業内容をお知らせする立場としてはこうした状況はとても残念に思います。

 四半期決算を眺めていて、もっとシビアに見ていればよかったのにと思うこ
ともたくさんありますが、多くは時間的な制約もあって会社側の資料や意見に
従うことになります。こうした状況の一方で業績を上方修正するケースもたく
さんありますが、下方修正する可能性のある企業への細かいチェックと配慮、
投資家への警告をもっとすべきだったと私自身反省しています。

 期初計画に対して下方修正した多くの会社にも投資してくれた方々を裏切っ
たのですから大いに反省してもらわないとなりません。多くは下方修正のリリ
ースを出されてそれでおしまいということが多く、最近の流行ではないですが、
投資家への謝罪がもっとあって当然です。それでも少しでもその会社のファン
になってくれるよう努めて頂き株価を安定に導くのがせめてもの経営陣の役割
だと思います。

 IRをサポートする会社は株価が上昇させることばかりを考えて、経営陣の
考えにないような勝手な業績計画を作成して投資家の期待を結果として裏切っ
てしまうことが多いのかも知れません。つまり、現実の投資家のマインドを読
んでいないケースが圧倒的です。IRのサポート会社は下方修正が起きそうな
企業にどう対応すべきかも指導(できないかも知れません)すべきだと思いま
す。
 対処療法ではなく根本的なIR活動の目標に組み込んでおくべきだと思いま
すが、そうしたソリューションを提供できるサービスがあればすばらしいこと
だと思います。

 ヒラキ(3059)に関してはこれを機会に危機意識が芽生え、事業モデル
が更に進化することを大いに期待しています。個人投資家=消費者がこの会社
を支えてくれていることを考えると、株価が下落した時こそ本当に消費者を味
方につける必要がありますのでむしろここでの対応が問われることになります。
(炎)

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
 ては御自身の責任と判断で願います。)

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【炎氏よりPR】

 天高く馬肥ゆる秋。食欲の秋さながらに株で儲けるには良い季節が到来して
います。主力株を中心にした全体相場の反転上昇から徐々に皆様の投資マイン
ドが明るくなり、前向きに銘柄研究をされている姿が思い浮かばれますが、皆
様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか?
 反転後の相場の流れは中小型株に向かいつつあるのではという有力なファン
ド運用者の意見もあり暑い夏を何とか乗り越えられた皆さんの関心は徐々に値
下がりを続けてきた中小型個別銘柄に移行していると推察されますがいかがで
しょうか?
 既に季節は秋。そして冬に向かいます。私も皆さんと同様に1年1年と確実
に年代を重ねてまいります。方向性を見失いがちなこの大切な秋の季節を今ま
で以上にしっかりと見据えて活動を行って参りたいと存じますので宜しくお願
いします。
 これからお届けする予定の有料メルマガではリサーチ活動のエッセンスを盛
り込み、年末に向けての小型株ポートフォリオをお届けしたいと思います。
中小型株が不振の相場が続き長らく我慢を強いられてきた皆さんにもようやく
明るい兆しが見えてきたと感じるのは私だけでしょうか?
 とは言え株式相場に変動リスクはつきものです。リスクあってのリターンで
すのでこのことを十分に認識された皆さんに対して提供します私のメルマガを
これからもお楽しみ下さい。

 変動あるからこそ株式相場は面白い。どのような相場環境でも耐えられるよ
うな事業モデルと成長性を兼ね備えた企業に対して皆さんが信念を持って投資
し、大きなリターンを上げていただけますよう願っております。

 メルマガの購読料は創刊以来最大年間2万円とリーズナブル。この際、ご購
読のお申し込み宜しくお願いします。(炎)

有料メルマガの詳細は炎氏のサイトまで。
http://www.irisjapan.co.jp/join.htm

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りになっております。現在、2006年7月分まで掲載しておりますが、順次
過去分を追加していく予定です。コメントなどはつけられませんが、まとめ読
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です。この名称での有償のサービス等は行っておりません。紛らわしい名称の
サービスは弊社と一切関係ありませんのでご注意下さい。

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グローバル投資のポイント(73)

■非合理に思える香港株上昇の合理性■

 10月23日の香港株式市場では、代表的な株価指数であるハンセン指数が大きく上昇し、終値は前日より1003.23ポイント高い2万9376.86となりました。上げ幅が1000ポイントを超えたのは約3週間ぶりのことです。

 世界の株価指数を見渡すと、ハンセン指数の上昇ペースが目立っています。ハンセン指数は、8月17日に記録した直近安値と比べて4割以上も上昇しており、過去1ヶ月間だけでも10%を超える上昇を記録しています。特に、香港株式市場に上場する中国本土企業の株価は上昇幅が大きく、ハンセン指数のうち中国本土企業だけで構成されるハンセン中国企業株指数は、過去1ヶ月間で20%近く上昇しています。この伸び率は、世界の株価指数の中でもトップクラスです。

 香港株上昇の背景には、中国本土の個人投資家に対する香港株売買解禁の思惑があります。中国個人投資家の香港株売買が認められると、中国本土からの投機資金が香港株式市場に流入し、香港株が押し上げられると期待されています。このため、世界の機関投資家は、中国本土の個人投資家が好むと思われる中国本土企業を中心に、香港市場での株式購入を進めている状況です。

 市場関係者の中には、香港株の上昇は、「中国本土からの資金流入」期待だけで支えられているバブルだと指摘する声もあります。たしかに中国個人投資家の香港株売買は、現時点では解禁されていないため、解禁の延期や中止が決まれば、香港株は大きく下落する可能性はあります。

 ただ、中国本土でカネ余りが続いている以上、中国政府は余ったカネをどこかに振り向ける政策を続けざるを得ません。余ったカネは、すでに中国本土の株・土地や一般財に流れ込んでおり、資産価格、一般財価格の高騰につながっています。カネ余りの元凶である為替政策の変更といった抜本的な対策が実施されない以上、中国政府は余ったカネを香港市場に誘導することは、そう遠くない将来に実施される気がします。

 経済学的に考えれば、香港株の上昇は非合理的なものかもしれませんが、中国政府が経済学とは違うロジックで動く以上、非合理的な現象に合理性が発生しても不思議ではないように思えます。

村田雅志(むらた・まさし)
(GCIキャピタル・チーフエコノミスト)

<筆者について>
三和総合研究所、三和銀行にて産業機械アナリスト、
UFJ総合研究所にてエコノミストとして活動後、
2004年にGCIアセットマネジメント入社。05年9月より現職。

現在、コンテンツ事業の立ち上げに奮闘中。
GCIグループ初の投資情報サイト【Klugクルーク】にて、投資に関する
コラムを執筆中。

☆★☆★FXに役立つ世界初の占いとは?☆★☆★

村田も執筆している情報サイトKlug クルークに新しいコンテンツ!!!
世界で初めて、「ラッキー通貨ペア」を告げる占いが登場しました。

【クルーク為替占い】
http://www.gci-klug.jp/horoscope/

土日も更新しています。
あのアップルのiTunesでも配信しているので
通勤中でもiPodで簡単に運勢を確認することもできます。

為替に興味がない方も、【クルーク為替占い】で
ぜひご自身の運勢を確認ください!!!!!

<主な著書>
景気予測から始める株式投資入門」(パンローリング)
絶対リターンを目指すオルタナティブ投資」(すばる舎)

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億の近道2007/10/26


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投資情報メールマガジン                   2007/10/26
              イ意 の 近 道

         −プロが導く「億」資産への近道−   週4回発行
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【ご挨拶】
 将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析や銘柄を参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!

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             −本日の目次−
           (本日の担当:村田雅志)

  ◆コラム「グローバル投資のポイント(73)」:村田 雅志

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◆コラム「グローバル投資のポイント(73)」

■非合理に思える香港株上昇の合理性■

 10月23日の香港株式市場では、代表的な株価指数であるハンセン指数が
大きく上昇し、終値は前日より1003.23ポイント高い2万9376.8
6となりました。上げ幅が1000ポイントを超えたのは約3週間ぶりのこと
です。

 世界の株価指数を見渡すと、ハンセン指数の上昇ペースが目立っています。
ハンセン指数は、8月17日に記録した直近安値と比べて4割以上も上昇して
おり、過去1ヶ月間だけでも10%を超える上昇を記録しています。特に、香
港株式市場に上場する中国本土企業の株価は上昇幅が大きく、ハンセン指数の
うち中国本土企業だけで構成されるハンセン中国企業株指数は、過去1ヶ月間
で20%近く上昇しています。この伸び率は、世界の株価指数の中でもトップ
クラスです。

 香港株上昇の背景には、中国本土の個人投資家に対する香港株売買解禁の思
惑があります。中国個人投資家の香港株売買が認められると、中国本土からの
投機資金が香港株式市場に流入し、香港株が押し上げられると期待されていま
す。このため、世界の機関投資家は、中国本土の個人投資家が好むと思われる
中国本土企業を中心に、香港市場での株式購入を進めている状況です。

 市場関係者の中には、香港株の上昇は、「中国本土からの資金流入」期待だ
けで支えられているバブルだと指摘する声もあります。たしかに中国個人投資
家の香港株売買は、現時点では解禁されていないため、解禁の延期や中止が決
まれば、香港株は大きく下落する可能性はあります。

 ただ、中国本土でカネ余りが続いている以上、中国政府は余ったカネをどこ
かに振り向ける政策を続けざるを得ません。余ったカネは、すでに中国本土の
株・土地や一般財に流れ込んでおり、資産価格、一般財価格の高騰につながっ
ています。カネ余りの元凶である為替政策の変更といった抜本的な対策が実施
されない以上、中国政府は余ったカネを香港市場に誘導することは、そう遠く
ない将来に実施される気がします。

 経済学的に考えれば、香港株の上昇は非合理的なものかもしれませんが、中
国政府が経済学とは違うロジックで動く以上、非合理的な現象に合理性が発生
しても不思議ではないように思えます。

村田雅志(むらた・まさし)
(GCIキャピタル・チーフエコノミスト)

<筆者について>
三和総合研究所、三和銀行にて産業機械アナリスト、
UFJ総合研究所にてエコノミストとして活動後、
2004年にGCIアセットマネジメント入社。05年9月より現職。

現在、コンテンツ事業の立ち上げに奮闘中。
GCIグループ初の投資情報サイト【Klugクルーク】にて、投資に関する
コラムを執筆中。http://www.gci-klug.jp/klugview/

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【クルーク為替占い】
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<主な著書>
「景気予測から始める株式投資入門」(パンローリング)
 http://www.tradersshop.com/bin/showprod?a=2596&c=9784775990070
「絶対リターンを目指すオルタナティブ投資」(すばる舎)
 http://www.tradersshop.com/bin/showprod?a=2596&c=9784883994298

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■「個人投資家のための景気観養成セミナーDVD」発売中!■
 2003年11月に行われた村田雅志氏の景気観養成セミナーを全て収録し
た2枚組DVDです。

◆受講したいけど行けなかった…という方には最適
 当日行われたセミナーの全てを漏らさず収録。もちろん、セミナー当日配布
された資料も収録しております。これで開催地に縛られることなく、自分のペ
ースで学習することが可能です。

◆マスターへの早道は反復
 頭で理解しているつもりでも、いざ実践してみると様々な疑問点が新たに湧
いてくるもの。DVDで何度も復習することにより、マスターへの早道となり
ます。今回のセミナーをより自分のものにするためのツールとしてお役立て下
さい。

詳細はイノベーターズ・フォーラムのホームページまで。
http://www.iforum.jp/dvd.htm

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ちゃんと理解する事が大切ですね

中小型株を得意にしていた皆さん、やっと出番ですよ!

買っているのは個人投資家だけではないようですね。
これが継続すると面白い。

今は何だか意味もなく急騰してS高したりしてますので選択が重要です。
中小型が暴騰していた約1〜2年前とは企業を取り巻く環境にも変化が現れているところがありますし、過去に投資して儲かった企業でも改めてしっかり業績動向等注意して見直す必要があるでしょう。

しっかり選択すれば、中小型株には割安な銘柄がごろごろ。
不動産関連なんかは、PER10倍を大きく下回る企業や、PBR1倍割れも(笑)
しっかり選別できれば宝の山・・・。

頑張れ!!!

で、今日はそんな企業から・・・・は選ばず(笑)
中小型で単純に面白かった企業をご紹介。

予想PERは20倍程度で、この基準だけ見れば割安感はありません。
ヘラクレスの不動産関連企業。
経営陣が金融系出身。

不動産市場でニッチなところを狙って、手間のかかることをやりながらこつこつと。
面白いと思うのは手間のかかることを”こつこつと”ってところ(笑)
新興市場の企業で不動産関連でというと、”レバレッジかけてドカーンとでっかく儲ける”って印象ありますよね(笑)

この企業は経営上のオペレーションは金融出身の経営陣らしく、市場を意識したオペレーションであること。
まず、1つはファンドを自己勘定に取り込んだこと。
ファンドに対する市場の不信感に対して、早期に対応。
(これは他社でもありますね)

もう1つ、これが面白い(と勝手に思っている)
株価に応じた第3者割当増資。
合計1万株を上限として
株価条件なし:4000株
株価30万円以上になってから:3000株
株価35万円以上になってから:3000株
という条件をつけ、1000株単位の小口発行により希薄化や需給悪化に配慮している。発行時期、解約権などすべて同社に決定権がある。

事業自体が手間がかかってだれもやらないようなことですし、単純に儲かるビジネス(当然、ノウハウなど下地は必要ですが)競合がいない。
資金さえ集まれば・・・。

しかし、悲しいかな、あまり理解されていないみたい。
割当先が外国の銀行だからでしょうか?
発表後も株価は低迷を続けています。
とりあえず株価条件のない分は一部活用しているようです。
おかげで以降の資金調達ができない状態。

資金調達できないならできないなりに成長するでしょう。
そうなれば株価も後追いする。

結果的にエクイティコミットメントラインを活用した資金調達をする。
だったら、成長を先に買えばいい。

もしかして、買い時?

さぁて、どうでしょう?

知の利

<スローガン>
仲間と共に理想社会への投資をはじめよう!
−投資活動によって理想社会を実現する−

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億の近道2007/10/24


■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
投資情報メールマガジン                  2007/10/24号
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               −本日の目次−
           (本日の担当:億近産業調査部)

 ◆コラム「ちゃんと理解する事が大切ですね」:億近産業調査部 知の利

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◆コラム「ちゃんと理解する事が大切ですね」

中小型株が動き出しましたね。
中小型株を得意にしていた皆さん、やっと出番ですよ!

買っているのは個人投資家だけではないようですね。
これが継続すると面白い。

今は何だか意味もなく急騰してS高したりしてますので選択が重要です。
中小型が暴騰していた約1〜2年前とは企業を取り巻く環境にも変化が現れて
いるところがありますし、過去に投資して儲かった企業でも改めてしっかり業
績動向等注意して見直す必要があるでしょう。

しっかり選択すれば、中小型株には割安な銘柄がごろごろ。
不動産関連なんかは、PER10倍を大きく下回る企業や、PBR1倍割れも
(笑)
しっかり選別できれば宝の山・・・。

頑張れ!!!

で、今日はそんな企業から・・・・は選ばず(笑)
中小型で単純に面白かった企業をご紹介。

予想PERは20倍程度で、この基準だけ見れば割安感はありません。
ヘラクレスの不動産関連企業。
経営陣が金融系出身。

不動産市場でニッチなところを狙って、手間のかかることをやりながらこつこ
つと。
面白いと思うのは手間のかかることを”こつこつと”ってところ(笑)
新興市場の企業で不動産関連でというと、”レバレッジかけてドカーンとでっ
かく儲ける”って印象ありますよね(笑)

この企業は経営上のオペレーションは金融出身の経営陣らしく、市場を意識し
たオペレーションであること。
まず、1つはファンドを自己勘定に取り込んだこと。
ファンドに対する市場の不信感に対して、早期に対応。
(これは他社でもありますね)

もう1つ、これが面白い(と勝手に思っている)
株価に応じた第3者割当増資。
合計1万株を上限として
株価条件なし:4000株
株価30万円以上になってから:3000株
株価35万円以上になってから:3000株
という条件をつけ、1000株単位の小口発行により希薄化や需給悪化に配慮
している。発行時期、解約権などすべて同社に決定権がある。

事業自体が手間がかかってだれもやらないようなことですし、単純に儲かるビ
ジネス(当然、ノウハウなど下地は必要ですが)競合がいない。
資金さえ集まれば・・・。

しかし、悲しいかな、あまり理解されていないみたい。
割当先が外国の銀行だからでしょうか?
発表後も株価は低迷を続けています。
とりあえず株価条件のない分は一部活用しているようです。
おかげで以降の資金調達ができない状態。

資金調達できないならできないなりに成長するでしょう。
そうなれば株価も後追いする。

結果的にエクイティコミットメントラインを活用した資金調達をする。
だったら、成長を先に買えばいい。

もしかして、買い時?

さぁて、どうでしょう?

知の利

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