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投資情報メールマガジン 2007/09/25
イ意 の 近 道
−プロが導く「億」資産への近道− 週4回発行
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【ご挨拶】
将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析や銘柄を参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!
★当メルマガは等長フォントでの閲覧を前提にしております★
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−本日の目次−
(本日の担当:炎のファンドマネジャー&石川臨太郎)
◆コラム「薄っぺらになった投資家像、でもこれが現実」:炎
◆コラム「連載 定年後は株で楽しく暮らしたい(25)」:石川 臨太郎
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◆コラム「薄っぺらになった投資家像、でもこれが現実」
〜やっている事業は千差万別、でも出てくる結果は数字のみ〜
今日買って明日売る、買ったとたんに売りたくなる、こんな薄っぺらい投資
スタンスを続ける投資家が市場に数多く参画した結果、日本の株式相場はおか
しくなった・・・。一人の市場関係者がこうぼやいても仕方がない。
大局的にはこうしたスタンスで取り組まざるを得ない投資家を誘導した市場
関係者にも問題はあります。でもこれが現実なのだと思うとやるせない。
浮動株をめぐる攻防が大型株と中小型株の株価に二極化をもたらし、相変わ
らずの小型株不利な相場展開をもたらしてしまっています。
今となっては貴重な存在の長期投資家も本格出動するタイミングを推し量り
かねてしまっているように私には思えます。
NYが大幅高となって好影響を受けた日本株、指数は大幅高でもわが株は上
がることなく、まだこの先耐えないとならないのか、いらいらは募るばかり。
リーダー不在のこの国のどこが問題なのか・・・。
出る杭は打たれ、決して暴走は許されない常識ある国家に成り下がったこと
が吉と出るのか凶と出るのかは誰にもわからないが、日本には明るい活力のあ
る明日があるとは思えません。強制ではなくいかに国民の活力を引き出す政策
が採れるかがリーダーの役割。新総裁も結論はすでに決まっているとも言われ
る。
出来レース、猿芝居のような総裁選を国民はワイドショー的な感覚で見てい
ます。ワイドショーではすばらしい熱意とアイデアにあふれた政策は二の次。
ある意味幸せな国なのかも知れないが、株式相場はそうした政治を横目に徐々
に足場固めの動きに入ってきつつあります。
株価は企業の業績を反映して決まりますが、現在の株式相場はある限られた
国家的なセクター企業の未曾有の好業績によって支えられていると言っても過
言ではありません。国の屋台骨や株式相場はこうした企業群で支えられていて
消費税を上げてもいささかも動じないという自負心を備えたリーダー企業が主
導していると言っても良いだろう。
その対極にある新興ベンチャー企業はその多くが眠れる獅子ならぬミミズの
ような存在になってしまっています。ベンチャーとして生まれた以上はもっと
積極的に挑戦すべきですが彼らを支える市場の構造もライブドア事件以降の会
計不信でまったくネガティブなものとなってしまいました。
上場企業が行っている事業はまったく様々。千差万別と言っても良いでしょ
う。ただ、出てくる結果は売上高、経常利益、当期利益、EPS、配当金とい
った数字で表わされてしまいます。投資家は出てくる数字を重視するのか事業
の中身を重視するのかを問われています。
数字だけを重視する場合は何を重視するのか?成長性、収益性、安定性、規
模、効率性など投資家の判断基準は様々です。分析するアナリストもどれにア
クセントを置くかで投資家へのアピールの仕方が異なります。株式市場では基
本的には株式投資のリターンの大小は成長性がコアの判断基準となっています。
ただ、その成長性が不確実なものとなっていて時に安定性を重視したり収益性
を重視したりすることもあるのです。企業の業績は決して永遠に向上すること
はありません。
資本に厚みを増せば増すほど一株当たりの価値は希薄化され株価のボラティ
リティは小さくなると考えられますが、昨今の株式相場は国家を代表する大型
企業のボラティリティ(変動率)がアップして中小型企業ほどボラティリティ
が小さくなってしまっています。それでも下落傾向を続けてきました中小型株
の中には徐々にボラティリティを高めそうなタイミングが接近しつつある銘柄
も散見されます。
多くの賢明な投資家の売買作戦が大型銘柄一本やりから徐々に中小型株へシ
フトするというのが私の秋相場の淡い期待でもあります。今のところは局所的
な動きにとどまっていますが、もう間もなくちょっとしたお祭り騒ぎが起きる
のではないかと期待している銘柄もあります。そうした場合は一気に1日で何
割も上昇するような動きも出てくることになります。その予兆を皆さんもまる
で犬のような嗅覚でかぎ分け銘柄選定されますか、正攻法で銘柄を選定されま
すは自由ですが、大いに成功されますようお祈り申し上げます。
時価総額が信じられないような勢いで消えています。選ばれた経営者の皆さ
んたちも、もう後がなくなってきました。ポストサブプライムローン問題がく
すぶり続ける中で投資家の皆さんの負託に応えて新たな事業展開の方向を示し
成長への一歩を踏み出した中小型企業への評価の高まりに期待したいところで
す。
(炎)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。)
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◆コラム「連載:ぬくぬくホッコリ株日記 定年後は株で楽しく暮らしたい」
■第25回■
相変わらず、アメリカ市場に振り回される日本の株式市場です。3連休の間、
のんびり旅行の計画を立てながら、優待銘柄をもうすこし増やそうかなんてこ
とを考えて、いろいろ検討していました。
そこで選んだのがカッシーナ・イクスシーでした。まあ、一単位から買い始
め、更に下がればもう一単位だけ分割の買いを入れるだけの投資ですが、森精
機やヒラノテクシード、マルカキカイなど、機械株がボロクソに売り叩かれて
いるので、買いたい病が発生しそうで、それを予防するための苦肉の発散方法
です。でも、私にはとってもよく効いて効果的^^;
あと、配当利回りが良いということでユニデンを20日、21日に買って見
ましたが、非常に弱い感じなので、配当を勘案してもマイナスにならなければ、
逃げちゃおうと売り指値したものが、できたらもう1銘柄、優待銘柄のフルサ
ト工業を買うことに決めていました。ユニデンがなかなか売れなくて、フルサ
ト工業も昨日の終値より3円ほど高くなっていましたが勢いで買うことにしま
した。3月からずっと買いたくて3月には買い損ね、指をくわえてみていた銘
柄なので、まあ、いいかなってところです。PER7.71倍、PBR0.8
8倍というのは、最近ではまったく割安感がない状況ですが、これは企業のせ
いではなく投資家都合なので、よしとしました^^;
大本命の財閥系総合商社、三菱商事と三井物産はともに配当権利落ち後の2
5日にも順調に上げてくれました。三菱商事がもし、上場来高値を再度更新し
てきたら強気で買い増すと決めていましたが、たった2単位買い増せただけ。
なんたるへっぴり腰。そのための資金を作っておいたのに(苦笑)
いま一番買い安心感があるのが、三井物産と三菱商事だと思っています。も
う一方の旗頭だった自動車関連は、お気に入りのハムと苺グラッセが3月と9
月にもらえる食べ物優待がついている日信工業と、これまた食べ物優待つきの
スズキを残して、トヨタもデンソーもアイシン精機もホンダもみんな売り切っ
てしまいました(苦笑)
やはり北米が収益源であるホンダの株価は重いですし、円高やアメリカの景
気減速が意識されると、自動車関連は厳しいと感じます。
当面は優待銘柄でトレード心をごまかしつつ、本命の商社ならびに建機のコ
マツを、手放さないように握り締めていこうと思っています^^;
経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。)
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編集者:億の近道発行プロジェクト
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