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投資情報メールマガジン 2007/08/27
イ意 の 近 道
−プロが導く「億」資産への近道− 週4回発行
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【ご挨拶】
将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析や銘柄を参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!
★当メルマガは等長フォントでの閲覧を前提にしております★
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−本日の目次−
(本日の担当:炎のファンドマネージャー&投資野おーちゃん)
◆コラム「これからの資産運用」:炎
◆コラム「投資の王道(その77)」:投資野おーちゃん
◆コラム「拡大する環境ビジネス投資」:炎
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◆コラム「これからの資産運用」
〜資産をこれから作りたい方にリスクとのつきあい方を考える〜
人生の立ち位置で異なるお金への考え方。一般的に言うと生まれてから大人
になる間は親の庇護の下で育ち、余り意識されることはありませんが、大人と
なって社会人となるといきなり生活の中でお金は重要な要素になってきます。
若い間は健康で病気にもなりにくいのでお金は体で稼ぐといった程度の意識し
かありませんが多くの方々は将来に備えていくらかの蓄えをしながら生活する
ことになります。
そうした方々が一般的とは言え、最近は消費先行で様々な生活コストのアッ
プに見舞われ預金をする余裕がなくなってきています。米国のサブプライムロ
ーン問題は日本人の生活にも共通していて現在の社会現象をあらわしています。
大企業は様々な消費を促そうとしていて金融ビジネスと一緒になって消費を先
取りするプロモーションを行いますので、それが経済の流れに影響をもたらし
ているということになります。
お金のある人からお金のない人に流れが向かいますが、その陰に隠れたモノ
の価値や金融商品の価値が逆方向に向かうととんでもない事態をもたらすこと
もあるのですから、私たちは常にリスクを感じて生きていかないとなりません。
今回はこれからの資産運用について私の考え方をまとめてみましたのでご参
照賜れば幸いです。
【社会人になったら】
多くの若い方々は大学を22歳になると卒業し、社会人となります。中には
中学や高校を卒業して早くも社会人として活動されることになりますが、大人
になると早速に日本では年金の支払いが始まります。
就職すれば会社が厚生年金を払ってくれますから、余り意識はないのですが
大学生も20歳から国に対して払う必要があるというのは私にとってもいささ
か驚きです。学校の教育ではそうしたことをほとんど教えてきませんでした。
また、教育の中に経済のことやビジネス、株式取引、金融商品、為替取引、リ
スクとリターンのことなどを中高生の頃から学ぶ機会がなく多くを社会人にな
ってから知る(今は様々な情報が多くの方々に提供されているとは思いますが…
)という点も問題です。
社会人になって様々な消費を自らが得たサラリーをベースに行います。多く
の企業が初任給としておおよそ20万円から25万円を毎月払っているものと
推察されますが、そこから生活費を引いて残ったお金を貯金します。ボーナス
として支払われるサラリーを貯蓄に充当される方も多いでしょうが、大体は2
万円前後を貯蓄しておられるのではないでしょうか?
仮に5年間このペースで貯蓄を続けてきますと約120万円余りがたまりま
す。景気が良くなってボーナスが多くなるとこの貯蓄はもっと増加することに
なります。
10万円前後のお金ではなく100万円まで貯蓄額が増加すれば多少金利の
高い世界に関心が向くことになります。
【ハッピーリタイヤメントしたら】
子育ても終わり、あれほどかかった生活費が自分と奥さんのためだけでよく
なった途端に余裕が生まれますがそこからは本格的な資金運用のプランを実践
していく必要が出てきます。
保険にも入っているし、年金ももう少しでもらえるし、退職金はもらってあ
るし、30年払いの家のローンは払い終わっているしなどと60歳ともなれば
余裕が生じてきます。そんな方も資産運用を再度見直してみる必要があります。
この方々には1000万円以上のまとまった資金がたまっていて、有利に運
用することで生活に一層のゆとりが生まれますが、リスクへの挑戦は過度にな
り過ぎないことです。
高いリターンを得ようとすればリスクもあります。団塊の世代と呼ばれる方々
が直面する問題となります。
【100万円が貯蓄できたら・・・】
若い世代は勉強の意味で多少リスクに挑戦してほしいと思いますが、ハッピ
ーリタイヤメント世代は全体の資産構成を考えてリスクに積極的に挑戦してみ
る必要があります。
【どのようにリスクを取るのか?】
高いリターンを得るためにリスクに挑戦する皆さんが社会にどの程度おられ
るのかがその国が裕福かどうかを見分けるポイントになります。
日本では金融教育がそれほどできてこなかったこともあって、リスクのある
資産運用には不慣れなのが一般的です。銀行や郵便局に預けておけば良かった
時代は昔の話。今や様々な金融商品が皆様のお越しをお待ちしています。リス
クとリターン。ここからは皆さんが許容できる程度までの金融商品を例にお話
を続けます。
せっかくのお金ですから2倍、3倍に増加してほしい。さりとて減ったり、
なくなっては困る・・。
リスクに挑戦する方はある意味、ムシのいい要求をされる方もいますが、本
当に減ったら困るような資金で大きなリスクを取るべきではありません。まし
てや最初から価格の変動が予想される商品だとなおさらです。予期せぬリスク
を踏まえてしっかりとしたポートフォリオの構築に努めることが求められてい
ます。時間分散、銘柄分散といったリスクの分散を経て得られるリターンの醍
醐味を味わうべきなのです。
【100万円が3年後にどうなっているか】
1)100万円を3年間定期預金に預ければ3年後にはどのぐらいになってい
ますか?
答えは今の金利(3年定期で0.5%)だとせいぜい101.5万円にしか
なりません。それでも預金ですから減ることはありません。超保守的な方はこ
れで良いかも知れませんがリスクに挑戦する方には物足りません。
2)グローバルソブリン(通称グロソブ)では3年後にどうなっていますか?
投資信託ですから基準価額が変動しますので3年後のリターンを読み取るの
は難しいのですが、毎月分配されるグロソブでは1万口あたり40円が支払わ
れますので年間480円となります。
海外の一流国の国債で構成されたポートフォリオを構築して運用されていま
すが為替変動の影響も受けますので基準価額が債券価格と為替レートで変動し
ます。
現在は約7800円が基準価額ですので100万円分を購入すると128万
口購入できます。分配金が3年間で128万口×480円×3=18.4万円
基準価額が変わらない前提なら約118万円になってきます。但し基準価額は
変動が予想されますし分配金も引き下げられる可能性もあります。
3)REIT(不動産投資信託)にすると3年後にどうなっていますか?
REITは不動産投資信託のことですが、実際に41銘柄が上場して取引さ
れています。他の上場株と同様に株価がついていて変動しています。
株価は今年の5月まで堅調でしたが、このところ値下がりしています。収益
の分配金をベースに信用度などに応じて格付けされそれが株価を下支えしてい
ます。
現在は利回りが2.5%から6.2%となっていますので最も格付けの高い
REITを3年持つと単純に株価が変わらないならば107.5万円となりま
す。格付けの低い銘柄だと単純に株価が変わらないなら118.6万円となり
ます。
間接的にオフィスビルや商業施設、ホテル建物に投資することになります。
要するに利回りである程度の理屈づけできる金融商品は3年後の結果につい
ておよそ見当がつきます。それでもその時々の経済・金利情勢、為替の情勢な
どでリターンが変化します。
株式の場合はリターンについて皆目見当がつきません。企業の収益等が予測
しにくいですし株価も需給によって大きく変動してきます。それでも通常はリ
スクが大きい以上はリターンも大きいと考えられます。
仮に過去長期間株価が下落し収益が今後改善するという期待が高まる銘柄を
組み込んだ投資信託を設定した場合を考えてみましょう。
【3年ネタロウ100万円ポートフォリオ】
株価の下落でかつての高値から10分の1以下に下落して10万円以下でも
買える銘柄が増加してきましたので3年間寝かせておいてリターンを上げるよ
うにすればリスクは確かにまだ高いかも知れませんがリターンも意外と高いの
ではないかと思われます。
このようなコンセプトのポートフォリオはまさに手作りのもの。大きな運用
機関ではできない手間隙のかかる作業です。
100万円では株なんて買えないよとお考えの方も多いでしょうが、一回の
取引で10万円程度で買える銘柄が増えてきました。しかもポートフォリオ構
築の対象となるような割安な銘柄も多くなってきましたのでこれからぜひ挑戦
してみてはいかがでしょうか?
値下がりリスクを銘柄分散、時間分散でカバーし、配当利回り+キャピタル
ゲイン+最終元本確保で2倍以上のリターンを目指すのが基本です。3年間ま
ったく使うお金のないリスクの取れる資金を用意してもらって取り組む必要が
あります。一寸した戦いとなりますが、株式投資の市場環境が劣悪な今だから
こその取り組み方だと言えます。
個別株の業績変動リスクを企業経営者に委ね3年間でどの程度のリターンを
どのように上げていくのかを皆さんで確認しながら投資対象を決定していかれ
ることです。
これから株式投資をしようという約10万人の投資家の皆さんにこの発想を
持ってもらい一人100万円でポートフォリオを構築してもらうだけで資金規
模は1000億円となります。
この投資基準にマッチしそうな有望銘柄約100社をピックアップして、そ
の中から各自が厳選して頂き、これらの浮動株の20%程度に分散投資して3
年後の資産増強を図って頂くというのが私の考え方です。
なお、皆さんの中でこの銘柄がその候補になるのではないかと発見された方
はお知らせ頂ければ幸いです。
(炎)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。)
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◆コラム「投資の王道(その77)」
■5年先・10年先に刈り取る日本株■
私の投資手法は、
1、会社四季報掲載の約4000社を自分自身で分析し、経営基盤が安定しこ
れからの成長が見込まれる400社から500社程度に絞り込む。
2、さらに、その中から、割安圏にある会社を100社程度に絞込む。
3、最終的100社程度の中から投資を行うのは、ベストタイミングで購入す
るチャンスのあった10社から20社程度である。
というものです。
今回も、前述の400〜500社の中から100社を中心とした興味深い企
業について解説していきます。
<6908>イリソ電子工業
電子機器用多極コネクターを主力とするメーカー。本社は、神奈川県川崎市
高津区。1966年、神奈川県川崎市下沼部にイリソ電子工業株式会社を設立。
1973年、プリント基板上で電線を巻き付けて接続するラッピングピンを開
発し、製造、販売を開始。1978年、シンガポール共和国に各種ピン及び多
極コネクタの製造販売を目的としてIRS(S)PTE.Ltd.を設立。海
外売り上げ比率65%。
<6914>オプテックス
防犯・自動ドア・産業用の各種センサーや装置・システムのメーカー。19
79年設立。1980年、世界初の遠赤外線利用の自動ドア用センサを開発。
1985年、OPTEX(USA),INCを米国カリフォルニアに設立。1
995年、中国で委託生産を開始。海外売り上げ比率62%。
<6920>レーザーテック
1960年、エックス線テレビの開発を行う(有)東京ITV研究所を設立
・創業。1962年、日本自動制御(株)に組織を変更。エックス線テレビの
みならず、幅広く技術を発展させる。1975年、フォトマスク・ピンホール
検査装置を開発。顕微鏡の自動焦点装置で日本発明振興協会と日刊工業新聞社
から”発明大賞”を受賞。1986年、走査型カラーレーザー顕微鏡を世界で
初めて開発し発売。本社所在地は、神奈川県横浜市港北区綱島東。現在は、半
導体関連装置、FPD関連装置、レーザー顕微鏡関連製品等の開発・販売・サ
ービスを行う。海外売り上げ比率は74%。
<6925>ウシオ電機
1964年設立。光応用製品の事業がメイン。ところで、光とは不思議な性
質を持つ。宇宙空間を浮遊している宇宙飛行士やピサの斜塔から地面に落ちる
物をみれば、地球上の重力の存在は明らかだが、その重力がどのように伝わる
のかはいまだもってよくわからない。光も、誰でも簡単にその存在を確認でき
るし、光なしでは人間が物を見ることはできない。しかし、光が波長なのか電
磁波なのかはいまだに議論されることだし、重力同様空間をどのように伝わっ
ていくのかは、実は良くわかっておらず天才科学者「アインシュタイン」を死
ぬまで悩ませた問題である(相対性理論では、どのような環境でも光の速度が
常に一定であるのが大前提だが、どうも理論的矛盾があるようである)。ちな
みに、同社が唱える光の特性とは次の四つである。
1、クリーン=非接触でさまざまな反応を引き起こすことができる「光」は電
気や熱、化学薬品と異なり、処理工程で不純物の発生や二次汚染の心配が無い。
2、高効率なエネルギー=「光」は電気に比べて、はるかに効率のよいエネル
ギーを出し、また波長によってエネルギーが異なることから、必要とするエネ
ルギーを選択的に取り出すことができる。
3、シンプルなメカニズム=直進性と平行性という性質をもつ「光」は、レン
ズやミラーなどの光学系だけで、簡単に誘導することができ、設備もシンプル
で、コンパクトになる。
4、簡単な制御=「光」は、シャッターや電源のオン・オフだけで、簡単に制
御することができ、放射エネルギーであることから、立ち上がり・立ち下がり
がよく、他の方法に比べ、急熱急冷などが大変容易。
また「光の応用」としては次のものをあげている。
1、光の波動性=屈折、回折、干渉、反射特性などの利用
2、光の情報伝達=文字、画像、色彩などの情報伝達
3、光の視覚支援=認識性の向上、感性の訴求などを図る
4、光の視覚作用=昇温、加熱作用の応用
5、光の電子作用=電子伝導体への励起作用の応用
6、光の化学作用=光吸収分子の励起、電離、解離などの化学的作用の応用
(OH)
(以下、次週に続く)
*ブログ「大原浩の金融・経済地動説」http://www.actiblog.com/ohara/
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。)
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◆コラム「拡大する環境ビジネス投資」
〜米VCの投資本格化〜
今年の夏は10数年ぶりの猛暑で40度を超える暑さとなったことで地球温
暖化の問題が毎日のように取り上げられています。猛暑に加えて新潟の地震発
生で原発が止まり東電は大口ユーザーに節電協力を要請するなど大変な状況と
なっています。地球環境への意識の高まりが私たちの生活に不可欠な時代とな
ってきましたので、産業分野でもこれを踏まえての取り組みが盛んになってき
ました。
こうした中、地球の環境にやさしいクリーンテクノロジーが脚光を浴びてい
ます。クリーンテクノロジーというのは天然資源の有効活用や環境負荷軽減な
ど地球環境保護につながる技術全般の総称を指しています。グリーンテクノロ
ジーと呼ぶこともあります。
太陽光、風力、地熱発電やバイオ燃料、電気・天然ガス・メタノールなどの
クリーン自動車、燃料電池、省エネ、廃棄物利用など多岐にわたっています。
世界の大国、米国でもクリーンテクノロジー開発企業へのVC投資額は20
05年の16億ドルから2006年は29億ドルを突破し、更に2010年に
は190億ドルに膨らむと米クリーンテックベンチャーネットワークでは試算
しています。2006年の業種別VC投資額ではソフトウェア、バイオに次ぐ
3位の分野となっています。
その背景になっているのはバイオ燃料、太陽光発電、風力発電、燃料電池な
どのクリーンエネルギーの世界市場の規模が399億ドルから10年後には1
672億ドルへと今後10年で4.2倍にも成長する(日経産業新聞より)と
予測されているからにほかなりません。
こうしたビジネスの成長を当て込み、IT業界を牽引してきた著名キャピタ
リストであるジョン・ドーア氏は「環境ビジネスはこれまでのどの市場よりも
有望」と宣言。環境系ベンチャーへ積極投資を開始したとされます。
米国以上に急激な変化が生じている欧州では2006年においてエコファン
ドに流入した資金は前年の5倍31億7000万ユーロにも達したとされてい
ます。また、米国の運用会社ブラックロックのエコファンド投信は07年1月
末で残高が25億ユーロと1年間で3倍にもなっています。またドイツのRA
Mが06年5月に運用を開始したエコファンドは運用規模が1年を経たずに9
億ユーロになっています。
更に北米のクリーンエネルギー企業向け投資は04年の7億ドル(34件)
から06年103億ドル(115件)に増加しているとされます。いささかエ
コバブルの様相を感じさせますが、対象が環境という大義名分があるだけにい
くら増加しても結果として地球環境を守ることになるなら、こうした動きを否
定する訳にはいきません。
VCの活動がエコロジーに向かっているためクリーンテクノロジーの企業は
かつてのバイオベンチャーのように活発な資金調達を行い本格的な事業展開が
始まろうとしています。
北米では特にナノ素材や太陽光発電パネル、とうもろこしによるエタノール
製造に関わる企業などが大規模な調達に成功しています。
これに対して日本もロハス・環境ビジネスが成長するとの予測が出されてい
ます。環境ビジネス(環境省の定義では水・空気・土壌などの環境に与える悪
影響と廃棄物、騒音、エコシステムに関連する問題を計測し、予防し、削減し、
最小化し、改善する製品やサービスを提供する活動)の市場規模は2000年
の29兆円(雇用者数77万人)から2010年は47兆円(同112万人)、
さらには2020年には58兆円(124万人)が見込まれています。また、
これに加えて健康・バイオテクノジーなどのロハス関連ビジネスも2004年
の8兆円から2010年は25兆円、2020年には47.5兆円といった予
測データが公的機関や民間などから示されています。
このように環境ビジネスに健康サービスまでを加えたロハス関連産業の市場
規模は今後大きく拡大すると見られます。
米国ではロハス関連ビジネスの企業の株価にはプレミアムがついていてPE
Rが平均よりも高いという実態があります。
NASDAQに上場していますWhole Foods Market(自
然食品のスーパーマーケットを全米で展開)やGAIAM(LOHAS関連商
品のオンラインショップ)などが良い例です。
日本でも既にこうした動きを先取りしてエコ、グリーン、SRIに関連した
環境系のテーマファンドが設定されてリターンを上げ始めています。
地球環境F(野村)、尾瀬紀行(興銀第一ライフ)、Mrs.グリーン(大
和住銀)、エコファンド(興銀第一ライフ)、大和SIRファンド(大和)、
グッドカンパニー(住信)、ぶなの森(損保ジャパン)などがエコ関連ファン
ドの代表と考えられます。
大手の運用会社に続いてソフトバンク系のファンドもエコ関連企業へ投資し
ますし、ロハスベンチャーとして昨年設立されたばかりのハッピーオール(代
表取締役 伊藤雅仁/http://www.happyall.co.jp/)でもエコファンド30億
円の設定を私募形式で行うことになりました。
従来のベンチャーファンドと違ってエコファンドは参画される企業や個人が
社会的に高く評価されるという点にあります。投資委員会の体制構築などが明
らかになると大いに話題にもなってきます。
最近では米国でも環境活動家として著名な方々が名乗りをあげていますので
皆さんもご存知かとは思いますが、映画俳優のレオナルドディカプリオや元副
大統領のアル・ゴア氏などがその代表です。エコファンドへの投資はCSR効
果が高まることになるため、多くの企業経営者がこぞって参加することになる
と考えられます。こうした話を聞くと皆さんもファンドに出資してみたくなる
かも知れません。ただし、投資にはリスクがつきもの。リスクを理解して頂け
る方と環境に本当に関心のある方だけが参画して頂けるものです。
また、CSRだけではなくきちんとしたリターンも上がる可能性があるとい
うのがエコファンドの特徴でもあり、先進的だからこそ価値があるとも言える
のです。
ハッピーオールの伊藤社長はまだ30歳台という若手のホープ。大手銀行出
身の彼はファイナンスオールのIPOを実現し時価総額を68億円から170
0億円にまで高めた実績を持っています。そうした彼が今大いに関心を寄せて
いますロハスと環境をテーマにしたエコファンドがこれからの船出に向かって
準備中です。このことは先日の日経産業新聞にも取り上げられていましたが、
これからのハッピーオールにも大いに期待したいと思っております。
(炎)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。)
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【炎氏よりPR】
残暑お見舞い申し上げます。ようやく猛暑はひと段落となってきましたが残
暑はまだまだ厳しく油断は出来ません。
連日の株安もようやくひと段落して戻り相場の展開となってきましたが、こ
れからやってきます秋の季節に天高く馬肥ゆる秋といくかどうかは皆さんの努
力と体力にもかかっております。猛暑の夏が皆さんの体力にどれほど影響を及
ぼしたのかは分かりませんが、じっくりと株式相場の風情を楽しむ余裕をもっ
て頂きたいと思います。
暑い夏を何とか乗り越えて季節は秋。そして冬に向かいます。私も皆さんと
同様に1年1年と確実に年代を重ねてまいります。方向性を見失いがちなこの
大切な秋の季節を今まで以上にしっかりと見据えて活動を行って参りたいと存
じますので宜しくお願いします。
この夏は猛暑でやや活動が停滞気味でしたが、こんな私のアナリスト活動で
得られた情報をまとめたレポートをこの秋もお届けします。
年間2万円で購読が可能です。投資家の皆さんにとって大切な有望銘柄探し
を一緒に続けていきたいと願っております。
どんな株式相場環境でも耐えられるような事業モデルと成長性を兼ね備えた
企業に対して皆さんが信念を持って投資し、大きなリターンを上げていただけ
ますよう、できうる限りのサポートをしていきたいと思っております。
日本の株式相場に訪れた調整局面。値幅調整から日柄調整へと移行する局面
を迎え、そこからどのように抜け出してくるのか一緒に見守りながら次のテー
マや成長銘柄を探すことにしますので、この億の近道と同様に宜しくおつきあ
い下さい。
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編集者:億の近道発行プロジェクト
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