新連載 テクニカル分析も学ぼう!(1)

■テクニカル分析の意義

 今週から連載で、テクニカル分析について取り上げます。1〜2回はテクニカル分析の定義及び歴史について、3回目以降は個別のテクニカル分析の手法について解説していきたいと思います。
 この連載では、小手先のテクニカル分析を語るのではなく、ファンダメンタルズ分析との相互補完の立場から語れればいいなと考えています。

 では早速始めましょう。


 さて、相場格言に『相場は相場に聞け』というのがありますが、市場の価格の変動を分析するのがテクニカル分析です。言い換えれば過去の価格の動きから将来の価格を予測することです。
 価格はさまざまな要因で変動しますが、最終的には需給関係で決定され、需給関係により変動する価格、出来高を分析することが重要であるというのがテクニカル派の主張です。

 その前提になるのは、市場の動きには、すべての要素が織り込まれているというものです。ファンダメンタルズ、政治的要因、市場心理、需給関係のすべては価格に反映されるという考え方です。

 そしてテクニカル分析の対極にあるのは、ファンダメンタルズ分析です。ファンダメンタルズ分析は、マクロ分析とミクロ分析があります。
 マクロ分析では、その国の金利、GDP、経常収支、CPIなどさまざまな指標を分析することにより、通貨、国債、長期金利、短期金利などの分析に役立てます。また経済の強弱は、商品の需給予測などにも役立ちます。
 ミクロ分析では個別の会社の売上、利益、ビジネスモデルを分析することにより個別企業の株価が割安であるか割高であるかを分析します。

 言い換えれば、株価はその企業が将来得られるであろう利益を現在価値に引きなおしたものと言えます。代表的な株式評価モデルである割引配当モデルでは、株式価値は将来受け取る配当の割引現在価値に等しいという考え方です。


 1970年に発表されたユージン・ファマの『効率的市場理論』によれば、情報は瞬時に市場参加者に共有され株価は瞬時に情報を織り込むため、情報によって取引をしても儲けることはできないというものです。
 また1973年にプリンストン大学教授のバートン・マルキールは『ウォール街のランダム・ウォーカー』の中で、株価はランダムに変動するために規則性がないと主張しました。

 この二つの理論は、テクニカル分析もファンダメンタルズ分析も否定するものですが、ファンダメンタルズ派はウォーレン・バフェットの成功を挙げ反論しています。

 またテクニカル分析でも経験則として有効なものが存在しています。

 そうして、テクニカル分析とファンダメンタルズ分析は相反するものではなく、ファンダメンタルズ分析でピックアップした株式で売買する場合のタイミングを計るために、補完的に利用することは広く行われています。

生涯遊人

<筆者について>
 現役ベテラン為替ディーラー。ファンダメンタルズ分析もテクニカル分析も日々の実務の中で駆使している。

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。)

グローバル投資のポイント(49)

■ユーロ上昇を景気悪化に結びつけたがるエコノミストの思い込み■

 ユーロ圏の景気は好調が続いています。昨年10−12月期のユーロ圏の実質GDP成長率は3.3%と、7−9月期の伸び率(2.8%)を上回りました。今年に入っても、懸念されていたドイツの付加価値税率引き上げの影響は大きくなく、景気動向を示すドイツの鉱工業生産は、税率引き上げ後の今年1月、2月とも前月比プラスを続けています。

 しかし、こうした状況にもかかわらず、日本のエコノミストの中には、ユーロ景気の好調を疑問視している声が出ています。為替市場ではユーロ高が続いているからです。昨日(4月25日)のユーロドルは、一時ユーロ発足後の最高値である1.3666にほぼ並び、ユーロ円も162円台に迫る水準まで上昇しました。昨年4月のユーロドルは1.21から1.24くらい、ユーロ円は143円から144円台くらいでしたので、対ドル、対円でみたユーロは、わずか1年で10%以上も上昇したことになります。

 一般に、自国の通貨が急速に上昇すると、景気は悪化すると考えられてます。中国政府が、自身の景気拡大を目的に、人民元の上昇を抑制しているのは分かりやすい例に思えます。この考え方にのっとれば、ユーロが1年で10%以上も上昇しただけに、ユーロ圏の景気が悪化しても不思議ではないといえます。

 ただ、ユーロは対ドル、対円で上昇しているものの、対欧州通貨では上昇幅がさほど大きくないことを忘れてはいけません。たとえば、ユーロは、対スイス、対ノルウェークローネでは、昨年4月と比較すると5%の上昇に留まっています。また対ポンドや対スウェーデンクローナでみると、ユーロは昨年4月に比べ(じつは)下落しています。

 地理的な条件を想像すればわかるように、ユーロ圏は、米国や日本だけでなく、ユーロ圏以外の欧州国とも経済的に強く結ばれています。たとえばユーロ圏の輸出額を国別にみると、スイス向けやロシア向けの輸出額は、日本向けの輸出額よりも規模は大きくなっています。よって、たとえユーロが対ドルや対円で上昇しても、結びつきの強い欧州国の通貨で大きく上昇していなければ、ユーロ圏経済に与える影響は、対ドルや対円で考えるほど大きくないといえます。

 ユーロ圏が欧州地域に近いことは、エコノミストでなくても常識として知られていることです。ユーロが対欧州通貨で大きく上昇していないことに気づけば、たとえユーロドルやユーロ円が上昇しても、ユーロ圏景気が好調を続けても不思議と思わないはずです。ユーロドルやユーロ円の上昇を根拠に、ユーロ景気の悪化を見込むエコノミストは、(無意識かもしれませんが)ユーロ圏が欧州国ではなく日本や米国との経済的な結びつきが強いと思い込んでいるのかもしれません。

村田雅志(むらた・まさし)
(GCIキャピタル・チーフエコノミスト)

<筆者について>
三和総合研究所、三和銀行にて産業機械アナリスト、
UFJ総合研究所にてエコノミストとして活動後、
2004年にGCIアセットマネジメント入社。05年9月より現職。

現在、コンテンツ事業の立ち上げに奮闘中。
GCIグループ初の投資情報サイト【Klugクルーク】にて、投資に関する
コラムを執筆中。

【村田がピンチ?! ポッドキャスト番組のランキングが低下】

村田が配信しているポッドキャスト番組のランキングが、
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<主な著書>
景気予測から始める株式投資入門」(パンローリング)
絶対リターンを目指すオルタナティブ投資」(すばる舎)

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。)

億の近道2007/04/27

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投資情報メールマガジン                   2007/04/27
              イ意 の 近 道

         −プロが導く「億」資産への近道−   週4回発行
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【ご挨拶】
 将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析や銘柄を参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!

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             −本日の目次−
        (本日の担当:村田雅志&生涯遊人)

  ◆コラム「グローバル投資のポイント(49)」:村田 雅志
  ◆コラム「新連載 テクニカル分析も学ぼう!(1)」:生涯遊人

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◆コラム「グローバル投資のポイント(49)」

■ユーロ上昇を景気悪化に結びつけたがるエコノミストの思い込み■

 ユーロ圏の景気は好調が続いています。昨年10−12月期のユーロ圏の実
質GDP成長率は3.3%と、7−9月期の伸び率(2.8%)を上回りまし
た。今年に入っても、懸念されていたドイツの付加価値税率引き上げの影響は
大きくなく、景気動向を示すドイツの鉱工業生産は、税率引き上げ後の今年1
月、2月とも前月比プラスを続けています。

 しかし、こうした状況にもかかわらず、日本のエコノミストの中には、ユー
ロ景気の好調を疑問視している声が出ています。為替市場ではユーロ高が続い
ているからです。昨日(4月25日)のユーロドルは、一時ユーロ発足後の最
高値である1.3666にほぼ並び、ユーロ円も162円台に迫る水準まで上
昇しました。昨年4月のユーロドルは1.21から1.24くらい、ユーロ円
は143円から144円台くらいでしたので、対ドル、対円でみたユーロは、
わずか1年で10%以上も上昇したことになります。

 一般に、自国の通貨が急速に上昇すると、景気は悪化すると考えられてます。
中国政府が、自身の景気拡大を目的に、人民元の上昇を抑制しているのは分か
りやすい例に思えます。この考え方にのっとれば、ユーロが1年で10%以上
も上昇しただけに、ユーロ圏の景気が悪化しても不思議ではないといえます。

 ただ、ユーロは対ドル、対円で上昇しているものの、対欧州通貨では上昇幅
がさほど大きくないことを忘れてはいけません。たとえば、ユーロは、対スイ
ス、対ノルウェークローネでは、昨年4月と比較すると5%の上昇に留まって
います。また対ポンドや対スウェーデンクローナでみると、ユーロは昨年4月
に比べ(じつは)下落しています。

 地理的な条件を想像すればわかるように、ユーロ圏は、米国や日本だけでな
く、ユーロ圏以外の欧州国とも経済的に強く結ばれています。たとえばユーロ
圏の輸出額を国別にみると、スイス向けやロシア向けの輸出額は、日本向けの
輸出額よりも規模は大きくなっています。よって、たとえユーロが対ドルや対
円で上昇しても、結びつきの強い欧州国の通貨で大きく上昇していなければ、
ユーロ圏経済に与える影響は、対ドルや対円で考えるほど大きくないといえま
す。

 ユーロ圏が欧州地域に近いことは、エコノミストでなくても常識として知ら
れていることです。ユーロが対欧州通貨で大きく上昇していないことに気づけ
ば、たとえユーロドルやユーロ円が上昇しても、ユーロ圏景気が好調を続けて
も不思議と思わないはずです。ユーロドルやユーロ円の上昇を根拠に、ユーロ
景気の悪化を見込むエコノミストは、(無意識かもしれませんが)ユーロ圏が
欧州国ではなく日本や米国との経済的な結びつきが強いと思い込んでいるのか
もしれません。

村田雅志(むらた・まさし)
(GCIキャピタル・チーフエコノミスト)

<筆者について>
三和総合研究所、三和銀行にて産業機械アナリスト、
UFJ総合研究所にてエコノミストとして活動後、
2004年にGCIアセットマネジメント入社。05年9月より現職。

現在、コンテンツ事業の立ち上げに奮闘中。
GCIグループ初の投資情報サイト【Klugクルーク】にて、投資に関する
コラムを執筆中。

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◆コラム「新連載 テクニカル分析も学ぼう!(1)」

■テクニカル分析の意義

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カル分析の定義及び歴史について、3回目以降は個別のテクニカル分析の手法
について解説していきたいと思います。
 この連載では、小手先のテクニカル分析を語るのではなく、ファンダメンタ
ルズ分析との相互補完の立場から語れればいいなと考えています。

 では早速始めましょう。


 さて、相場格言に『相場は相場に聞け』というのがありますが、市場の価格
の変動を分析するのがテクニカル分析です。言い換えれば過去の価格の動きか
ら将来の価格を予測することです。
 価格はさまざまな要因で変動しますが、最終的には需給関係で決定され、需
給関係により変動する価格、出来高を分析することが重要であるというのがテ
クニカル派の主張です。

 その前提になるのは、市場の動きには、すべての要素が織り込まれていると
いうものです。ファンダメンタルズ、政治的要因、市場心理、需給関係のすべ
ては価格に反映されるという考え方です。

 そしてテクニカル分析の対極にあるのは、ファンダメンタルズ分析です。フ
ァンダメンタルズ分析は、マクロ分析とミクロ分析があります。
 マクロ分析では、その国の金利、GDP、経常収支、CPIなどさまざまな
指標を分析することにより、通貨、国債、長期金利、短期金利などの分析に役
立てます。また経済の強弱は、商品の需給予測などにも役立ちます。
 ミクロ分析では個別の会社の売上、利益、ビジネスモデルを分析することに
より個別企業の株価が割安であるか割高であるかを分析します。

 言い換えれば、株価はその企業が将来得られるであろう利益を現在価値に引
きなおしたものと言えます。代表的な株式評価モデルである割引配当モデルで
は、株式価値は将来受け取る配当の割引現在価値に等しいという考え方です。


 1970年に発表されたユージン・ファマの『効率的市場理論』によれば、
情報は瞬時に市場参加者に共有され株価は瞬時に情報を織り込むため、情報に
よって取引をしても儲けることはできないというものです。
 また1973年にプリンストン大学教授のバートン・マルキールは『ウォー
ル街のランダム・ウォーカー
』の中で、株価はランダムに変動するために規則
性がないと主張しました。

 この二つの理論は、テクニカル分析もファンダメンタルズ分析も否定するも
のですが、ファンダメンタルズ派はウォーレン・バフェットの成功を挙げ反論
しています。

 またテクニカル分析でも経験則として有効なものが存在しています。

 そうして、テクニカル分析とファンダメンタルズ分析は相反するものではな
く、ファンダメンタルズ分析でピックアップした株式で売買する場合のタイミ
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編集者:億の近道発行プロジェクト
発行者:NPO法人イノベーターズ・フォーラム
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デジタルカメラ市場

 06年は年初の予想に反して、デジタルカメラ市場は20%以上の台数成長を遂げました。高成長が続いている新興市場向けやデジタル一眼に加え、先進国でのリプレイス需要が想定以上だったことが挙げられると思います。

 そんな良い市場環境だった06年に対し、07年の各証券会社、調査機関のデジカメ市場成長は大体10%程度を予想しているところが多いように感じます。新興市場、デジタル一眼は高成長が続くが、リプレイス需要はひと段落という前提だと思います。

 さて、足元のデジタルカメラ市場の動向はどうなっているのでしょうか。

−キヤノンの決算から−

 キヤノンの1Qの決算は非常に強い決算でした。為替の効果もありましたが、部門別でも大方好調だったといえます。もちろん、デジタルカメラも。台数成長は19%と絶好調ですが、これが市場の伸びと同じかどうかが問題です。
 これだけ強い伸びにもかかわらず、キヤノンの市場前提は+9%から変更ありません。つまり、シェアが上がっているという理解をするのが自然です。高成長の背景には新製品の投入効果もあるのでしょう。

 ここからのインプリケーションとしては、
「キヤノンは非常にデジカメが好調ではあったが、それは市場全体がすばらしく良かったと理解するよりも、キヤノンがシェアを伸ばしたと理解する方が自然だろう。そしてデジカメ市場の伸び(台数成長)は、今のところやはり10%前後で推移しているようだ。各証券会社、調査機関の大方の見通しどおりの推移。」
という感じになります。

 そこからもう一段突っ込んで考えますと、
「昨年、市場が良かったことでデジカメメーカーの多くが潤ったが、今年は儲かるところとそうでないところが出てくるかもしれない。具体的には、伸びている新興市場、デジタル一眼へのプレゼンスが高い企業が良いなぁ。そうでない企業は、少し業績減速への注意が必要かも。」
という感じになりますでしょうか。
 もちろん、デジカメ各社の決算はこれからどんどん出てきますし、そこでここでの結論が覆される可能性もあるかもしれません。

 ただ、キヤノンというデジカメトップメーカーが示している市場のガイダンスは、決して大はずれしているわけではないのではないでしょうか。シェアが高い企業は、そうでない企業よりも市場が良く見えているはずですから。

 各社の個別動向もさることながら、その属している市場がどうなっているのかということを理解することは、投資をする上で非常に重要なのではないかと思います。


<余談>

 同じ話ですと、携帯市場は意外と好スタートを切ったのではないかと思っています。モトローラは一人で自爆してますが、その他は堅調です。市場コンセンサスは台数ベースでおそらく10%程度だと思いますが、これに対する入り方としては今のところ上振れていると思っています。

(億近産業調査部)

<スローガン>
仲間と共に理想社会への投資をはじめよう!
−投資活動によって理想社会を実現する−

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。)

億の近道2007/04/25

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投資情報メールマガジン                  2007/04/25号
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      −本日の目次−(本日の担当:億近産業調査部)

     ◆コラム「デジタルカメラ市場」:億近産業調査部

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◆コラム「デジタルカメラ市場」

 06年は年初の予想に反して、デジタルカメラ市場は20%以上の台数成長
を遂げました。高成長が続いている新興市場向けやデジタル一眼に加え、先進
国でのリプレイス需要が想定以上だったことが挙げられると思います。

 そんな良い市場環境だった06年に対し、07年の各証券会社、調査機関の
デジカメ市場成長は大体10%程度を予想しているところが多いように感じま
す。新興市場、デジタル一眼は高成長が続くが、リプレイス需要はひと段落と
いう前提だと思います。

 さて、足元のデジタルカメラ市場の動向はどうなっているのでしょうか。

−キヤノンの決算から−

 キヤノンの1Qの決算は非常に強い決算でした。為替の効果もありましたが、
部門別でも大方好調だったといえます。もちろん、デジタルカメラも。台数成
長は19%と絶好調ですが、これが市場の伸びと同じかどうかが問題です。
 これだけ強い伸びにもかかわらず、キヤノンの市場前提は+9%から変更あ
りません。つまり、シェアが上がっているという理解をするのが自然です。高
成長の背景には新製品の投入効果もあるのでしょう。

 ここからのインプリケーションとしては、
「キヤノンは非常にデジカメが好調ではあったが、それは市場全体がすばらし
く良かったと理解するよりも、キヤノンがシェアを伸ばしたと理解する方が自
然だろう。そしてデジカメ市場の伸び(台数成長)は、今のところやはり10
%前後で推移しているようだ。各証券会社、調査機関の大方の見通しどおりの
推移。」
という感じになります。

 そこからもう一段突っ込んで考えますと、
「昨年、市場が良かったことでデジカメメーカーの多くが潤ったが、今年は儲
かるところとそうでないところが出てくるかもしれない。具体的には、伸びて
いる新興市場、デジタル一眼へのプレゼンスが高い企業が良いなぁ。そうでな
い企業は、少し業績減速への注意が必要かも。」
という感じになりますでしょうか。
 もちろん、デジカメ各社の決算はこれからどんどん出てきますし、そこでこ
こでの結論が覆される可能性もあるかもしれません。

 ただ、キヤノンというデジカメトップメーカーが示している市場のガイダン
スは、決して大はずれしているわけではないのではないでしょうか。シェアが
高い企業は、そうでない企業よりも市場が良く見えているはずですから。

 各社の個別動向もさることながら、その属している市場がどうなっているの
かということを理解することは、投資をする上で非常に重要なのではないかと
思います。


<余談>

 同じ話ですと、携帯市場は意外と好スタートを切ったのではないかと思って
います。モトローラは一人で自爆してますが、その他は堅調です。市場コンセ
ンサスは台数ベースでおそらく10%程度だと思いますが、これに対する入り
方としては今のところ上振れていると思っています。

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ぬくぬくホッコリ株日記 定年後は株で楽しく暮らしたい 第4回




■第4回■

 サラリーマンを卒業してから、なぜかサラリーマン時代のように、朝早く起きることができなくなりました。寝坊をすることが多くなったのです。

 サラリーマン時代は、朝早く目が覚めるのは、歳を取ったせいだ。爺さんになったから早起きになったと思い込んでいました。しかし、そうではないことに気がつきました。自分のことでも良くわからないことが多いです。

 どおも、自分は自分が考えているよりも、まじめで責任感が強いから、株式投資など資産運用にかまけて、寝坊して、会社に遅刻をしてはいけないと、朝早く目が覚めていたのだ。「なんて自分はまじめで、責任感が強い男だったんだろうと」と、自分を大いに見直したりしていました(爆笑)

 しかし、上海の株式市場の急落をトリガーとして始まった世界同時株安に遭遇し、真剣に株式相場と向かい合った時、日常に張りができ、とても精神的には緊張を強いられましたが、充実した日々をすごせている自分に、あらためて気がつきました。

 当面は、株式市場の方向性を確認しなければ、大切な老後資金を株式市場に放置して減るに任せるわけにはいきません。そこで一時的にキャッシュポジションを50%以上に高めました。しかし、これだけの資金を遊ばせておくのはもったいないので、去年株式市場に振り回されながらも、実践でいろいろ修練を積んでいたデイトレードで、毎日1万円から3万円くらいを稼ごうと思い立ちました^^;

 新卒の就職活動は売り手市場となって、バブル期以上の青田刈り状態とは聞いていますが、中年の親父の就職活動はとても厳しくて、サラリーもとても低いです。それならば、いままで鍛えてきたトレード能力を生かして、日々稼いだほうが、よほど収入は高くなります。特に世界同時株安においては海外、特にアメリカ市場の上げ下げに、相変わらず付和雷同する日本市場の現実があります。危なくってオーバーナイトで株式市場にお金を置いておくのは不安です。

 そこで、あまり欲張らず、サクッと毎日1万円程度を目標に、市場とコミュニケーションを図りながら、自分株式ファンドの今後のポートフォリオを再構築する作業を進めることにしたのです。

 厳しい妻からは、ノミの心臓だから、海外市場の動向が気になって、朝早く目が覚めるだけだという、かなり正確な指摘を受けもしましたが、サラリーマン時代のように朝早く、自然に目が覚めるようになりました。

 実際に日々の取りデイトレードで1万円から10万円程度コンスタントに利益を上げられるようになると、稼いでいる、働いているという実感と喜びも湧いてきます^^;

 デイトレードだと、市場が開いている間は株式市場と向き合っていないとまずいので、家事については奥さんに任せて、まじめで勤勉な投資家(投機家かも^^;)として一月を充実して過すことができました。

経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。)

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目指せ!テクノロジーインベスター(3)

(3) 技術を簡単に理解するには?(2)

 テクノロジー関連株に投資する際に、「ある程度技術を知っておこうと思うのですが、むずかしくて・・・」という声を聞きます。

 そこで、身近にある携帯電話を例にあげて、前回につづき、見た目から、感覚的にわかりやすく技術を説明していきます。簡単に説明しますので安心してくださいね。

では、つづけましょう。

 前回は、携帯電話を上側と下側にわけ、上側と下側を少し、お話しました。今回は、その続きです。

下側筐体の側面へいくと、ミニSDやマイクロSDカードがついていたりします。これは、カメラの画像データや音楽データを保存するのに使います。

ハイ、ここでストップです。
これから、テクノロジー株に投資する際に重要なことをお話します。

カメラの高画質化、音楽配信の高品質化が進むのにつれて、大容量化、小型化が進むことが予想されます。

これです。
カメラはどんどん性能があがっていき、ダウンロードする音楽もどんどん音質があがっていくことによって、データを保存するマイクロSDカードに沢山データを入れたくなる!ということです。

また、下側筐体の外側には、カメラがついています。最近では、画素数が300万画素はめずらしくありません。性能がどんどん上がっていっています。これは、デジカメのシェアの一部を侵食できる勢いとなっています。

ここで、またカット!次は株式投資で重要な、シェア拡大の話です。

いつも肌身離さずもっている携帯電話のカメラの性能が、デジカメの性能に近づき、デジカメの安価な価格帯と勝負できるのです。これは、携帯電話のシェアがデジカメのシェアを一部侵食していて、売り上げがその分伸びていることを意味しています。

売り上げが伸びている!または、売り上げが伸びそう!ここ重要です。
これを早くつかめれば、株価の上昇を先取りできるのです。

さらに、下側筐体の外側には、バッテリが配置されています。携帯電話機の高性能化、高機能化によってバッテリの容量はどんどん足りなくなっています。
各部品の低消費電流化、部品の削減でバッテリへの負担を軽くしようとしていますが、音楽再生時間の増加、ワンセグの視聴時間の増加のニーズによってバッテリの大容量化は必須だと思われます。

少し、長くなりましたので、切りますね。もうわかってしまいましたね。

株式投資で重要な、技術のトレンドです。

バッテリの大容量化です。ここで、覚えておいて欲しいのが、大容量化は、バッテリの大型化へとつながってしまいます。しかし、携帯電話は薄型化、小型化がトレンドですので、バッテリの大容量化と小型化、薄型化が技術トレンドとなるのです。

ここ重要です。
大容量化だけではダメなんです。小型化、薄型化が一緒に実現できなければ、携帯電話の製造メーカは、バッテリを採用しないんです。

長くなってきましたので、今回は、この辺で終わりにします。
次回は、携帯電話の全体像を、ハードウェアとソフトウェアという視点で、簡単に説明したいと思います。

彼岸
〜現役エンジニアがこっそり教える
テクノロジー関連株の投資ヒント〜

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。)

ファンダメンタルズ分析入門第3部(16)

■■業績予想 更新需要■■

◇◇◇更新需要 新しい代替品に注目 − ストックピックの真髄

ストックピックの真髄は、既存の製品やサービスを置き換えていく代替製品・サービスを見出すことです。アップルコンピュータが音楽配信をすることで、既存のCDの売れ行きが影響を受けます。CDを販売しないで、音楽配信だけを行っている企業を投資対象としてリサーチするのです。
また、MDプレイヤーやCDプレイヤーの生産はゼロでMP3プレイヤーだけをつくっているところがないか、という視点を身につけることです。

古い製品・サービス:パッケージによるコンテンツ販売(CD・DVD)
  ↓
新しい製品・サービス:ネットによるコンテンツ販売 (音楽配信など)

古い製品・サービス:銀塩フィルムによる画像の保存
  ↓
新しい製品・サービス:デジタルカメラ(フラッシュメモリ)による保存

古い製品・サービス:ブラウン管
  ↓
新しい製品・サービス:液晶


世の中をよく観察することで何かが何かをリプレイスしているものはまだまだ沢山あります。
リプレイスするもの、されるものという視点で世の中を絶えず観察することがよい投資家になるための眼力を養う訓練となります。

たとえばブラウン管には使われないが液晶には使われるような財やサービスがあります。
それらは、TFT露光装置をはじめとする製造装置、偏光フィルムや液晶ドライバやTABテープなどの部材などです。それらの製品をつぶさに見て、将来のポジティブなフィードバックが期待できそうな会社に投資をするのが鉄則です。

:::ガイドライン:::

最重要 将来主流となる代替品に着目すること。


ストックピックのカテゴリー:

勝利の方程式
業界の再編
需要供給のバランス
代替品の価格
更新需要の次のピーク
固定費の減少
稼働率の上昇


Enjoy Every Moment! 山本 潤

(この連載は2005年12月時点で執筆されたものです。情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。)

億の近道2007/04/24

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
投資情報メールマガジン                   2007/04/24
              イ意 の 近 道

         −プロが導く「億」資産への近道−   週4回発行
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
【ご挨拶】
 将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析や銘柄を参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!

   ★当メルマガは等長フォントでの閲覧を前提にしております★

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             −本日の目次−
      (本日の担当:山本潤&石川臨太郎&彼岸先生)

 ◆コラム「連載 ファンダメンタルズ分析入門第3部(16)」:山本潤
 ◆コラム「連載 目指せ!テクノロジーインベスター(3)」:彼岸
 ◆コラム「連載 定年後は株で楽しく暮らしたい(4)」:石川 臨太郎

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◆コラム「連載 ファンダメンタルズ分析入門第3部(16)」

■■業績予想 更新需要■■

◇◇◇更新需要 新しい代替品に注目 − ストックピックの真髄

ストックピックの真髄は、既存の製品やサービスを置き換えていく代替製品・
サービスを見出すことです。アップルコンピュータが音楽配信をすることで、
既存のCDの売れ行きが影響を受けます。CDを販売しないで、音楽配信だけ
を行っている企業を投資対象としてリサーチするのです。
また、MDプレイヤーやCDプレイヤーの生産はゼロでMP3プレイヤーだけ
をつくっているところがないか、という視点を身につけることです。

古い製品・サービス:パッケージによるコンテンツ販売(CD・DVD)
  ↓
新しい製品・サービス:ネットによるコンテンツ販売 (音楽配信など)

古い製品・サービス:銀塩フィルムによる画像の保存
  ↓
新しい製品・サービス:デジタルカメラ(フラッシュメモリ)による保存

古い製品・サービス:ブラウン管
  ↓
新しい製品・サービス:液晶


世の中をよく観察することで何かが何かをリプレイスしているものはまだまだ
沢山あります。
リプレイスするもの、されるものという視点で世の中を絶えず観察することが
よい投資家になるための眼力を養う訓練となります。

たとえばブラウン管には使われないが液晶には使われるような財やサービスが
あります。
それらは、TFT露光装置をはじめとする製造装置、偏光フィルムや液晶ドラ
イバやTABテープなどの部材などです。それらの製品をつぶさに見て、将来
のポジティブなフィードバックが期待できそうな会社に投資をするのが鉄則で
す。

:::ガイドライン:::

最重要 将来主流となる代替品に着目すること。


ストックピックのカテゴリー:

勝利の方程式
業界の再編
需要供給のバランス
代替品の価格
更新需要の次のピーク
固定費の減少
稼働率の上昇


Enjoy Every Moment! 山本 潤

(この連載は2005年12月時点で執筆されたものです。情報提供を目的に
 しており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任
 と判断で願います。)

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◆コラム「新連載 目指せ!テクノロジーインベスター(3)」

(3) 技術を簡単に理解するには?(2)

 テクノロジー関連株に投資する際に、「ある程度技術を知っておこうと思う
のですが、むずかしくて・・・」という声を聞きます。

 そこで、身近にある携帯電話を例にあげて、前回につづき、見た目から、感
覚的にわかりやすく技術を説明していきます。簡単に説明しますので安心して
くださいね。

では、つづけましょう。

 前回は、携帯電話を上側と下側にわけ、上側と下側を少し、お話しました。
今回は、その続きです。

下側筐体の側面へいくと、ミニSDやマイクロSDカードがついていたりしま
す。これは、カメラの画像データや音楽データを保存するのに使います。

ハイ、ここでストップです。
これから、テクノロジー株に投資する際に重要なことをお話します。

カメラの高画質化、音楽配信の高品質化が進むのにつれて、大容量化、小型化
が進むことが予想されます。

これです。
カメラはどんどん性能があがっていき、ダウンロードする音楽もどんどん音質
があがっていくことによって、データを保存するマイクロSDカードに沢山デ
ータを入れたくなる!ということです。

また、下側筐体の外側には、カメラがついています。最近では、画素数が30
0万画素はめずらしくありません。性能がどんどん上がっていっています。こ
れは、デジカメのシェアの一部を侵食できる勢いとなっています。

ここで、またカット!次は株式投資で重要な、シェア拡大の話です。

いつも肌身離さずもっている携帯電話のカメラの性能が、デジカメの性能に近
づき、デジカメの安価な価格帯と勝負できるのです。これは、携帯電話のシェ
アがデジカメのシェアを一部侵食していて、売り上げがその分伸びていること
を意味しています。

売り上げが伸びている!または、売り上げが伸びそう!ここ重要です。
これを早くつかめれば、株価の上昇を先取りできるのです。

さらに、下側筐体の外側には、バッテリが配置されています。携帯電話機の高
性能化、高機能化によってバッテリの容量はどんどん足りなくなっています。
各部品の低消費電流化、部品の削減でバッテリへの負担を軽くしようとしてい
ますが、音楽再生時間の増加、ワンセグの視聴時間の増加のニーズによってバ
ッテリの大容量化は必須だと思われます。

少し、長くなりましたので、切りますね。もうわかってしまいましたね。

株式投資で重要な、技術のトレンドです。

バッテリの大容量化です。ここで、覚えておいて欲しいのが、大容量化は、バ
ッテリの大型化へとつながってしまいます。しかし、携帯電話は薄型化、小型
化がトレンドですので、バッテリの大容量化と小型化、薄型化が技術トレンド
となるのです。

ここ重要です。
大容量化だけではダメなんです。小型化、薄型化が一緒に実現できなければ、
携帯電話の製造メーカは、バッテリを採用しないんです。

長くなってきましたので、今回は、この辺で終わりにします。
次回は、携帯電話の全体像を、ハードウェアとソフトウェアという視点で、簡
単に説明したいと思います。

彼岸
〜現役エンジニアがこっそり教える
テクノロジー関連株の投資ヒント〜

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。)

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◆コラム「連載:ぬくぬくホッコリ株日記 定年後は株で楽しく暮らしたい」

■第4回■

 サラリーマンを卒業してから、なぜかサラリーマン時代のように、朝早く起
きることができなくなりました。寝坊をすることが多くなったのです。

 サラリーマン時代は、朝早く目が覚めるのは、歳を取ったせいだ。爺さんに
なったから早起きになったと思い込んでいました。しかし、そうではないこと
に気がつきました。自分のことでも良くわからないことが多いです。

 どおも、自分は自分が考えているよりも、まじめで責任感が強いから、株式
投資など資産運用にかまけて、寝坊して、会社に遅刻をしてはいけないと、朝
早く目が覚めていたのだ。「なんて自分はまじめで、責任感が強い男だったん
だろうと」と、自分を大いに見直したりしていました(爆笑)

 しかし、上海の株式市場の急落をトリガーとして始まった世界同時株安に遭
遇し、真剣に株式相場と向かい合った時、日常に張りができ、とても精神的に
は緊張を強いられましたが、充実した日々をすごせている自分に、あらためて
気がつきました。

 当面は、株式市場の方向性を確認しなければ、大切な老後資金を株式市場に
放置して減るに任せるわけにはいきません。そこで一時的にキャッシュポジシ
ョンを50%以上に高めました。しかし、これだけの資金を遊ばせておくのは
もったいないので、去年株式市場に振り回されながらも、実践でいろいろ修練
を積んでいたデイトレードで、毎日1万円から3万円くらいを稼ごうと思い立
ちました^^;

 新卒の就職活動は売り手市場となって、バブル期以上の青田刈り状態とは聞
いていますが、中年の親父の就職活動はとても厳しくて、サラリーもとても低
いです。それならば、いままで鍛えてきたトレード能力を生かして、日々稼い
だほうが、よほど収入は高くなります。特に世界同時株安においては海外、特
にアメリカ市場の上げ下げに、相変わらず付和雷同する日本市場の現実があり
ます。危なくってオーバーナイトで株式市場にお金を置いておくのは不安です。

 そこで、あまり欲張らず、サクッと毎日1万円程度を目標に、市場とコミュ
ニケーションを図りながら、自分株式ファンドの今後のポートフォリオを再構
築する作業を進めることにしたのです。

 厳しい妻からは、ノミの心臓だから、海外市場の動向が気になって、朝早く
目が覚めるだけだという、かなり正確な指摘を受けもしましたが、サラリーマ
ン時代のように朝早く、自然に目が覚めるようになりました。

 実際に日々の取りデイトレードで1万円から10万円程度コンスタントに利
益を上げられるようになると、稼いでいる、働いているという実感と喜びも湧
いてきます^^;

 デイトレードだと、市場が開いている間は株式市場と向き合っていないとま
ずいので、家事については奥さんに任せて、まじめで勤勉な投資家(投機家か
も^^;)として一月を充実して過すことができました。

経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
 ては御自身の責任と判断で願います。)

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 「億の近道」は特定非営利活動法人イノベーターズ・フォーラムの登録商標
です。この名称での有償のサービス等は行っておりません。紛らわしい名称の
サービスは弊社と一切関係ありませんのでご注意下さい。

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■「山本潤氏のファンダメンタルズ分析日本株アナリスト養成講座DVD」
 発売!!■

「NPOイノベーターズ・フォーラム 公認日本株アナリスト 認定講座」
共催:エンジュク 協力:ダイヤモンド経営分析チーム

 2005年4月に行われた山本潤氏のセミナー映像に加え、ファンダメンタ
ルズ分析に必要な内容を新たに撮り下ろした映像を全て収録した4枚組DVD
です。

◆ファンダメンタルズ分析の決定版。
 いままで体系的に語られることの少なかった実践的なファンダメンタルズ
分析を網羅。最終的には個別株のレポートが作成出来るレベルを目的として
います。受講出来なかった方や反復学習したい方には最適な内容です。

◆充実したボリューム
 価格は48,000円とやや高額ですが、4月のセミナー(受講料38,0
00円)で使用した資料添付はもとより、全部でDVD4枚組、約450分の
充実した内容となっています。

詳細はエンジュクのホームページまで。
http://www.enjyuku.com/v_kabu_10.htm

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投資家から「自立する」投資家へ
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者の皆さんの温かいお志もあってか徐々に認知度は高まりつつあるようです。
 企業訪問やトップとの面談を通じて皆様にとって有意義な新鮮な情報をわか
りやすく提供することが私の使命です。アナリスト経験とファンドマネジャー
経験を積んできた私のコンテンツで皆様の周りの方にも株式投資を楽しみなが
ら実践して頂くきっかけとなれば幸いです。
 人生が山あり谷ありであるように株式投資の世界も山あり谷あり。季節ごと
に咲く花が違うように、株式市場に咲く花も異なっています。きれいな花や景
色を探して旅する松尾芭蕉が皆さんに歌を詠むように私の発見の旅のエッセン
スをご賞味いただくように皆さんにお話下さいましたら幸いです。

 内容には自信あり、価格は年間2万円でリーズナブル。産直銘柄やポートフ
ォリオ、特別レポートなど週1,2本の配信ですが内容は「億の近道」に劣ら
ず充実しています。今週は東証マザーズに上場予定の中国企業、アジアメディ
アカンパニーリミテッドと先週の日経新聞で結構厳しく紹介されたのに株価が
下がらなかったバンクテックジャパンの投資ポイントを取り上げる予定にして
おりますので早速にご購読お申し込みください。
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有料メルマガの詳細は炎氏のサイトまで。


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ニケートしております。是非ご参加ください。MSNのサービスを利用してお
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出遅れ感がまだ多少残るコア銘柄候補

 先日、今期の経常利益が100億円以上のコア銘柄315をピックアップしてみましたが、本日は更に外国人にも好まれているやや出遅れ感のある20程度の銘柄に絞込みしてみたいと思います。
 それにしてもどの銘柄もずいぶんと買われてしまっています。異論はあるでしょうが、バブル現象の一端が垣間見れます。それでも世界から見るとまだ安いと思われている可能性があります。

1.住友林業(1911)
 日本有数の山林所有企業。時価総額2246億円、時価1266円

2.山崎製パン(2212)
 パン業界最大手。不二家支援。時価総額2403億円、時価1091円

3.キッコーマン(2801)
 醤油の最大手。北米が収益の柱に。時価総額3177億円、時価1611円

4.東洋水産(2875)
 即席めん2位だがメキシコでは最大手。時価総額2622億円、時価2365円

5.クラレ(3405)
 液晶用偏光フィルム材が成長。時価総額5149億円、時価1345円

6.ダイセル(4202)
 エンプラ成長、液晶偏光板保護フィルム向け素材も伸びる。時価総額3025億円

7.日本ゼオン(4205)
 世界最大の特殊合成ゴムメーカー。時価総額3043億円、時価1257円

8.小野薬品(4528)
 自社開発品比率高い医薬品メーカー。時価総額:8024億円、時価6640円

9.大日本インキ(4631)
 世界トップのインキメーカー。時価総額:3536億円、時価446円

10.太平洋セメント(5233)
 世界市場で事業展開。時価総額4960億円、時価522円

11.日本特殊陶業(5334)
 プラグ、センサーで世界トップ。時価総額4866億円、時価2120円

12.東京製鉄(5423)
 最大の独立系電炉会社。時価総額2670億円、時価1722円

13.DOWAホールディングス(5714)
 磁性粉でトップ級。時価総額3520億円、時価1159円

14.コマツ(6301)
 建機で世界2位。未曾有の収益拡大局面。時価総額2兆5867億円、時価2590円

15.セガサミー(6460)
 パチスロ最大手、アミューズメント最大手。時価総額7803億円、時価2755円

16.THK(6481)
 LMガイドの世界トップメーカー。時価総額3798億円、時価:2855円

17.安川電機(6506)
 産業用ロボット、サーボモーターの世界トップ。時価総額3300億円、時価1356円

18.NOK(7240)
 自動車用オイルシール首位。時価総額3870億円、時価2235円

19.コクヨ(7984)
 事務用品最大手。PBR1倍割れ。時価総額2011億円、時価1562円

20.長瀬産業(8012)
 化学品専門商社のトップ。時価総額2105億円、時価1521円
(炎)
(株価は4月20日現在)

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