グローバル投資のポイント(1)

JUGEMテーマ:株・投資


■金利引き上げで中国の設備投資は抑制されるか■

 国の中央銀行にあたる人民銀行は、27日に市中銀行が企業などに融資する際の目安となる基準金利(1年物)を1年半ぶりに引き上げ、0.27%高い5.85%としました。また人民銀行は、四大国有商業銀行や中堅銀行、政策金融機関である国家開発銀行などを集め、貸出増加のテンポが速すぎないよう注意するとともに、鉄鋼、アルミ、セメント、自動車など投資過剰の業種への融資を厳しく抑えるように要請する、いわゆる「窓口指導」の会議も開催しました。

人民銀行が基準金利を引き上げ、窓口指導まで実施した狙いは、不動産や生産設備向けの過剰投資を抑制する点にあると言われています。中国の1−3月期の実質GDP成長率(前年同期比)は10.2%と高水準でしたが、内訳をみると、固定資産投資(いわゆる設備投資)が27.7%増となっており、いわゆる設備投資主導の経済成長となっています。設備投資が行き過ぎると、いずれ生産過剰となって物価が下落するデフレ状態に陥るリスクが高まるといわれています。また設備投資に関する政府目標は、増加率18%であり、現状の増加率は政府目標を上回っているため、現在の設備投資ペースは中国経済にとって好ましくない、と中国政府は判断していると思われます。

一般的な経済学をベースにした場合、設備投資を抑制する政策の1つが金利の引き上げです。金利が上がりますと、借り入れコストが増加し、設備投資の採算性が悪化します。すると企業は、借り入れコストをカバーできる可能性が低い採算性の低い投資を手控えるようになりますので、結果として設備投資全体は抑制されます。

ただ、現在の中国経済を考えると、金利を若干引き上げた程度では、設備投資が大きく抑制される可能性は低いと思われます。

近年、中国経済が急速に拡大した大きな理由は輸出の拡大です。中国は、他先進国に比べ圧倒的に安い労働コストを活用して価格競争力の高い製品を輸出してきました。

通常、輸出が拡大すると企業収益が拡大し、いずれ従業員の給与も増加します。歴史を振り返りますと、安い労働力を武器に輸出を拡大させた国は、時間が経つにつれて、労働コストが上昇し、いずれ労働コスト以外の部分で競争力を確保する必要が出てきます。

こうした歴史を学んだためか、中国政府は従業員の給料など労働コストの上昇に慎重な姿勢を示しています。また都市部と農村部の所得格差が社会問題化していることもあり、特に都市部での人件費上昇には注意を払っているようです。このため、中国の労働コストは、現時点でも世界的にみても優位を保っており、価格競争力を武器に輸出拡大を続けることができています。

こうした状況ですと、金利を若干引き上げることで、設備投資のコストを若干上昇させたとしても、労働コストは低位に抑えられたままですから、企業全体の採算性は、さほど大きく低下しないことになります。むしろ企業としては、人件費が上昇しないうちに設備投資を拡大し、より多くの製品を輸出できるよう体制を整えようとするかもしれません。

中国政府が設備投資の抑制を本格化させたいのであれば、金利の引き上げよりも貸出規制の強化を徹底させることでしょう。金利の引き上げは、借り入れコストを増加させるものの、採算の高い投資を抑制する効果はあまりありません。ところが貸出規制の場合、借り入れをしようとしても、規制で借り入れ自体が不可能となりますので、金利の引き上げよりも、よりダイレクトに設備投資を抑制する効果が高まります。今回、人民銀行が金利の引き上げとともに「窓口指導」により投資過剰の業種への融資を厳しく抑えるように要請したのも、金利引き上げだけでは十分な設備投資の抑制効果が得られない、と判断したためと思われます。

ただ、人民銀行は今回の措置について、「経済の速い発展を保つため」とコメントしており、設備投資の抑制は経済全体の成長を損なわない程度、を意図しているようです。そうであれば、現在の中国経済は設備投資主導で成長しているので、中国政府はそもそも、設備投資をそれほど大きく抑制しようと考えていないのかもしれません。

もし中国政府が本気で設備投資を抑制したいのであれば、その有効策は、もしかしたら従業員の給与の引き上げ、つまり企業から家計への富の分配を強化することかもしれません。企業は労働コストが上昇し、採算性が低下することを懸念するかもしれません。しかし、従業員の給与が高くなり、家計全体の所得が上昇すれば、いずれ個人消費が拡大し、設備投資に頼らなくても、ある程度の経済成長を維持することが可能になります。

この議論は、1980年代に米国が日本に要求した「投資から消費へ」議論と同じものです。歴史は繰り返す、というフレーズをよく耳にしますが、中国経済を考えるたびに、歴史は繰り返す、というフレーズの真実味を感じてしまいます。

村田雅志(むらた・まさし)
(GCIキャピタル・チーフエコノミスト)

<筆者について>
三和総合研究所、三和銀行にて産業機械アナリスト、
UFJ総合研究所にてエコノミストとして活動後、
2004年にGCIアセットマネジメント入社。05年9月より現職。

現在、コンテンツ事業の立ち上げに奮闘中。
GCIグループ初の投資情報サイト【Klugクルーク】にて、投資に関する
コラムを執筆中。http://www.gci-klug.jp/klugview/

<主な著書>
「景気予測から始める株式投資入門」(パンローリング)
 http://www.tradersshop.com/bin/showprod?a=2596&c=9784775990070
「絶対リターンを目指すオルタナティブ投資」(すばる舎)
 http://www.tradersshop.com/bin/showprod?a=2596&c=9784883994298

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。)

億の近道2006/04/28

JUGEMテーマ:株・投資



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投資情報メールマガジン                   2006/04/28
              イ意 の 近 道

         −プロが導く「億」資産への近道−   週4回発行
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
【ご挨拶】
 将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析や銘柄を参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!

   ★当メルマガは等長フォントでの閲覧を前提にしております★

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             −本日の目次−
           (本日の担当:元吉和雄)

    ◆コラム「連載 知って得する先物取引(8)」:平山 順
    ◆コラム「グローバル投資のポイント(1)」:村田 雅志

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【お知らせ】
 あの執筆者が億近に帰ってきました!
 本日より毎週金曜日の掲載予定で、村田雅志氏のコラムが開始いたします。
なんと1年10ヶ月ぶりの登場です。お楽しみ下さい。
 また、好評連載中の先物取引コラムは、本日より美人主任研究員の平山氏が
執筆いたします。こちらもお楽しみに。

 GW中の億近配信スケジュールはカレンダー通りとなります。

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◆コラム「知って得する先物取引(8)」

■コーン(とうもろこし)■

 初めまして。今回より担当させて頂く事になりました、平山と申します。
どうぞよろしくお願い致します。

 さて、今回は東京穀物取引所で取引されている商品の中でも花形のコーン
(とうもろこし)を取り上げてみましょう。
 「コーン」というと何が思い浮かびますか? 実はこのコーン、汎用性がか
なり広いのです。コーンの用途は、食用としてはもちろんのこと、飼料、バイ
オ燃料(エタノール)、果てはスーパーで使用される容器やレジ袋、パソコン
の外枠となる生分解性プラスチックまで(最近、外枠が生分解性プラスチック
で出来た携帯電話が発売されたことをご存知の方も多いと思います)。

 なかでも最も注目を浴びているのは、何といってもバイオ燃料=エタノール
です。このエタノール、原油価格が20ドルで推移していた3年ほど前には関
心も低かったようですが、今年に入ってからは様々なメディアで取り上げられ
るようになりました。それだけ石油の代替エネルギーとしてのエタノールへの
関心が高まっているのでしょう。

 これを象徴するように、2005年度は世界的に豊作だったにもかかわらず、
石油価格高騰の影響でコーンの先物価格が上昇する、という事態が生じていま
す。

− 最近のコーンの値動き −

 先に、「石油価格高騰の影響を受けてコーン先物価格が上昇する」、と書き
ました。具体的には、今年1月23日には1万5,980円だったコーン期先
(受渡し期限が最も先のもの)の終値は、4月24日(終値)には2万520
円まで上昇しています。僅か3ヶ月の間に28%の値上がりです。これはコー
ンに並ぶ大型商品とされる大豆には見受けられない現象です。
(仮にこの間、コーンを一枚買っていたならば、*6万円の委託証拠金で22
万7,000円の利益を得ることが出来ました)この理由は先ほどから述べて
いるように、「エタノール」への関心の高まり、にあります。

 そもそも、米国では土壌汚染防止のため、汚染の原因物質であるガソリンに
使用される添加物MTBE(メチル・ターシャリー・ブチル・エーテル)を廃
止し、代わりにエタノールを添加する計画が進められていました。数年前から
コネチカット、カリフォルニアなどの一部の州ではすでに使用が禁止されてい
ましたが、ついに、今年5月6日には全米での使用が禁止されることとなり、
これに伴いエタノール需要が急増することが見込まれているのです(注:20
06年4月27日時点)。
 これに加え、原油価格が高騰したことで、エタノールは石油に代わるエネル
ギー源としての脚光も浴びることとなり、これがコーン価格を押し上げる要因
になったのです。

つまり、
原油価格の高騰や米国でのMTBE使用禁止

バイオ燃料としてのエタノール需要の拡大見通しが高まる

エタノールの原料の一つであるコーンの消費量拡大が見込まれ、価格が上昇し


ということになのです。私は2003年8月にはエタノール需要の拡大がコー
ンの消費量拡大を促す、との記事を紹介しその後もこのことに関して何度も取
り上げてきましたが、いよいよそれが現実になったわけです。
 ただ、これからの時期は石油だけがコーンの値動きの理由にはなりません。
というのも、世界最大の生産国、米国がコーンの生育時期を迎えているからで
す。

− 天候相場期について −

 「天候相場期」という言葉をご存知でしょうか?
 言葉の通り、「天候次第で価格が大きく高下する時期」という意味です。こ
の天候相場期はコーン、大豆などの農産物特有の現象で、上手く波を捉えるこ
とが出来れば、大きく利益を上げることができる、コーンや大豆先物市場の醍
醐味とも言える時期です。ただ、リターンが高ければ高いほど、同時にリスク
も高まっていることを忘れてはいけません。
 だからといって、市場はいたずらに動いているのではなく、価格の高下には
ちゃんとした理由があるのです。予め知識をインプットし、最新の情報を手に
入れて次の波に備える。そうすることでリスクに備えてリターンを得ることが
出来るのは、先物市場も株式市場と同様です。
 この時期だからこそ、手に入れることの出来る豊富な情報の紹介も兼ねて、
この天候相場期については、次回(5月12日)お話したいと思います。

*商品先物取引は、実際価格の5〜10%の委託証拠金を担保として行う信用
取引です。現在、コーンを一枚取引するための委託証拠金は6万円です。なお、
商品先物取引における利益計算の方法は弊社ウェブサイトでも詳しく説明して
います。

平山 順

<筆者について> 
(株)日本先物情報ネットワークの研究員。東京穀物取引所で上場されている
穀物市場を専門としている。1999年にシリーズ3(米国先物オプション外
務員資格)を取得。

株式会社日本先物情報ネットワーク
http://com.nsnnet.jp/

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
 ては御自身の責任と判断で願います。)

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◆コラム「グローバル投資のポイント(1)」

■金利引き上げで中国の設備投資は抑制されるか■

 国の中央銀行にあたる人民銀行は、27日に市中銀行が企業などに融資する
際の目安となる基準金利(1年物)を1年半ぶりに引き上げ、0.27%高い
5.85%としました。また人民銀行は、四大国有商業銀行や中堅銀行、政策
金融機関である国家開発銀行などを集め、貸出増加のテンポが速すぎないよう
注意するとともに、鉄鋼、アルミ、セメント、自動車など投資過剰の業種への
融資を厳しく抑えるように要請する、いわゆる「窓口指導」の会議も開催しま
した。

人民銀行が基準金利を引き上げ、窓口指導まで実施した狙いは、不動産や生産
設備向けの過剰投資を抑制する点にあると言われています。中国の1−3月期
の実質GDP成長率(前年同期比)は10.2%と高水準でしたが、内訳をみ
ると、固定資産投資(いわゆる設備投資)が27.7%増となっており、いわ
ゆる設備投資主導の経済成長となっています。設備投資が行き過ぎると、いず
れ生産過剰となって物価が下落するデフレ状態に陥るリスクが高まるといわれ
ています。また設備投資に関する政府目標は、増加率18%であり、現状の増
加率は政府目標を上回っているため、現在の設備投資ペースは中国経済にとっ
て好ましくない、と中国政府は判断していると思われます。

一般的な経済学をベースにした場合、設備投資を抑制する政策の1つが金利の
引き上げです。金利が上がりますと、借り入れコストが増加し、設備投資の採
算性が悪化します。すると企業は、借り入れコストをカバーできる可能性が低
い採算性の低い投資を手控えるようになりますので、結果として設備投資全体
は抑制されます。

ただ、現在の中国経済を考えると、金利を若干引き上げた程度では、設備投資
が大きく抑制される可能性は低いと思われます。

近年、中国経済が急速に拡大した大きな理由は輸出の拡大です。中国は、他先
進国に比べ圧倒的に安い労働コストを活用して価格競争力の高い製品を輸出し
てきました。

通常、輸出が拡大すると企業収益が拡大し、いずれ従業員の給与も増加します。
歴史を振り返りますと、安い労働力を武器に輸出を拡大させた国は、時間が経
つにつれて、労働コストが上昇し、いずれ労働コスト以外の部分で競争力を確
保する必要が出てきます。

こうした歴史を学んだためか、中国政府は従業員の給料など労働コストの上昇
に慎重な姿勢を示しています。また都市部と農村部の所得格差が社会問題化し
ていることもあり、特に都市部での人件費上昇には注意を払っているようです。
このため、中国の労働コストは、現時点でも世界的にみても優位を保っており、
価格競争力を武器に輸出拡大を続けることができています。

こうした状況ですと、金利を若干引き上げることで、設備投資のコストを若干
上昇させたとしても、労働コストは低位に抑えられたままですから、企業全体
の採算性は、さほど大きく低下しないことになります。むしろ企業としては、
人件費が上昇しないうちに設備投資を拡大し、より多くの製品を輸出できるよ
う体制を整えようとするかもしれません。

中国政府が設備投資の抑制を本格化させたいのであれば、金利の引き上げより
も貸出規制の強化を徹底させることでしょう。金利の引き上げは、借り入れコ
ストを増加させるものの、採算の高い投資を抑制する効果はあまりありません。
ところが貸出規制の場合、借り入れをしようとしても、規制で借り入れ自体が
不可能となりますので、金利の引き上げよりも、よりダイレクトに設備投資を
抑制する効果が高まります。今回、人民銀行が金利の引き上げとともに「窓口
指導」により投資過剰の業種への融資を厳しく抑えるように要請したのも、金
利引き上げだけでは十分な設備投資の抑制効果が得られない、と判断したため
と思われます。

ただ、人民銀行は今回の措置について、「経済の速い発展を保つため」とコメ
ントしており、設備投資の抑制は経済全体の成長を損なわない程度、を意図し
ているようです。そうであれば、現在の中国経済は設備投資主導で成長してい
るので、中国政府はそもそも、設備投資をそれほど大きく抑制しようと考えて
いないのかもしれません。

もし中国政府が本気で設備投資を抑制したいのであれば、その有効策は、もし
かしたら従業員の給与の引き上げ、つまり企業から家計への富の分配を強化す
ることかもしれません。企業は労働コストが上昇し、採算性が低下することを
懸念するかもしれません。しかし、従業員の給与が高くなり、家計全体の所得
が上昇すれば、いずれ個人消費が拡大し、設備投資に頼らなくても、ある程度
の経済成長を維持することが可能になります。

この議論は、1980年代に米国が日本に要求した「投資から消費へ」議論と
同じものです。歴史は繰り返す、というフレーズをよく耳にしますが、中国経
済を考えるたびに、歴史は繰り返す、というフレーズの真実味を感じてしまい
ます。

村田雅志(むらた・まさし)
(GCIキャピタル・チーフエコノミスト)

<筆者について>
三和総合研究所、三和銀行にて産業機械アナリスト、
UFJ総合研究所にてエコノミストとして活動後、
2004年にGCIアセットマネジメント入社。05年9月より現職。

現在、コンテンツ事業の立ち上げに奮闘中。
GCIグループ初の投資情報サイト【Klugクルーク】にて、投資に関する
コラムを執筆中。http://www.gci-klug.jp/klugview/

<主な著書>
「景気予測から始める株式投資入門」(パンローリング)
 http://www.tradersshop.com/bin/showprod?a=2596&c=9784775990070
「絶対リターンを目指すオルタナティブ投資」(すばる舎)
 http://www.tradersshop.com/bin/showprod?a=2596&c=9784883994298

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
 ては御自身の責任と判断で願います。)

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■「個人投資家のための景気観養成セミナーDVD」発売中!■
 2003年11月に行われた村田雅志氏の景気観養成セミナーを全て収録し
た2枚組DVDです。

◆受講したいけど行けなかった…という方には最適
 当日行われたセミナーの全てを漏らさず収録。もちろん、セミナー当日配布
された資料も収録しております。これで開催地に縛られることなく、自分のペ
ースで学習することが可能です。

◆マスターへの早道は反復
 頭で理解しているつもりでも、いざ実践してみると様々な疑問点が新たに湧
いてくるもの。DVDで何度も復習することにより、マスターへの早道となり
ます。今回のセミナーをより自分のものにするためのツールとしてお役立て下
さい。

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■「山本潤氏のファンダメンタルズ分析日本株アナリスト養成講座DVD」
 発売!!■

「NPOイノベーターズ・フォーラム 公認日本株アナリスト 認定講座」
共催:エンジュク 協力:ダイヤモンド経営分析チーム

 2005年4月に行われた山本潤氏のセミナー映像に加え、ファンダメンタ
ルズ分析に必要な内容を新たに撮り下ろした映像を全て収録した4枚組DVD
です。

◆ファンダメンタルズ分析の決定版。
 いままで体系的に語られることの少なかった実践的なファンダメンタルズ
分析を網羅。最終的には個別株のレポートが作成出来るレベルを目的として
います。受講出来なかった方や反復学習したい方には最適な内容です。

◆日本株アナリスト認定
 このDVDには課題があります。今月までに課題提出された方はNPO法人
イノベーターズ・フォーラムがその内容をチェックし、水準以上であれば日本
株アナリストの認定を致します。

◆充実したボリューム
 価格は48,000円とやや高額ですが、4月のセミナー(受講料38,0
00円)で使用した資料添付はもとより、全部でDVD4枚組、約450分の
充実した内容となっています。

詳細はエンジュクのホームページまで。
http://www.enjyuku.com/v_kabu_10.htm

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買うタイミング・売るタイミングを考える

JUGEMテーマ:株・投資


 株価は日々変動しています。
中小型で日々の出来高が小さい企業については買った翌日に数%下落なんてことは結構あるものです。
私もよくあります。
その時は
”後一日待ってればなぁ”
”タイミングが悪かったなぁ”
なんて感じるものです。
そして連続安となれば、毎日のようにその気持ちが蓄積されてしまいます。

 そこでまず、買うタイミングについて考えましょう。
失敗しない方法として私は3点の有効な方法を活用しています。

1.分割買い
2.チャート
3.安いときに買う


1.分割買い
 分割買いをしようとはよく言われることですね。
株価は日々変動するものです。
一日の株価はその日のみの短期的な要因によって決まります。
企業の業績への影響の評価が定まらないニュースに対する売り、または買い。
市場全体の上昇、または下落にあわせた売り、または買い。
分割して買うことで短期的な要因を排除することになります。

うまく、下落時に買えれば良いですが、逆の場合はリターンが大きく落ちる可能性がある。

 私は分割買いのタイミングについて、
買いと買いの間は、2週間から1ヶ月の期間をあける
急激な下げがあれば、下落後に株価が落ち着くのを待って買いを入れる。
という程度で決めています。
あとはその場に応じて応用する。
それだけです。

ポイントは
”あせらずゆっくりじっくり仕込む”
”仕込んでいる間にさらに企業の分析を進める”
ということでしょうか


2.チャートと出来高
 情報が織り込まれているかどうか。
多くの場合、その情報を見聞きした時点で織り込まれていると言われます。
しかし、一概にそうとも言えない。
織り込むのは
”たくさんの人が評価していること”
が前提となります。
出来高が大きければ大きいほど、その情報を評価している人は多いということ。
出来高の推移からある程度判断することは可能です。
多くの人の評価を元に投資をしたいということであれば出来高の大きい企業を選ぶ。
反対に自分の調査分析の成果のリターンを最大化したければ出来高の小さい企業を選ぶ。
そういった判断ができるのではないでしょうか。

●チャートについて
私はチャートを参考にします。
チャートはその企業の情報を評価した結果と捉えます。
しかし、前述の通り、出来高もあわせて見ることで違った見方もできます。
ファンダメンタルズに対する評価をした結果のチャートなのか。
需給など短期的な要因によるものか。

 注意が必要なのは、
”チャートのみで判断することはできない”
ということ。
チャートを裏切るのは常にファンダメンタルです。
”チャートの下落に引きずられて企業の業績が悪化する”
なんてことはありえません。
とても簡単なことです。
市場にはチャートのみを参考にして売買をしている人が多いからこそ典型的なチャートの型を形成することはありますが、いずれも結果論のことが多い。
チャートをどれだけ参考にできるかは経験から来る部分も大きい。
”参考程度”
と割り切ってみるということです。


3.安いときに買う
 最後になりましたが、最後が一番重要。
そして難しい。
分割で買っても、チャートで”底を確認した”と思って買っても高いときに買った場合にはさらに”底割れ”が待ち受けています。

高いとか安いとかの表現をしましたが、比較する対象があってこそですね。

何と比較しているのでしょうか?

企業価値と株価を比較しています。

DCF(ディスカウントキャッシュフロー)法の考え方です。
その企業が将来生み出すであろう価値を現在に割り引いて算出された価値(現在価値)と現在の価格を比較し、

現在の価値>現在の価格

が安いということです。

算出方法の詳細は割愛しますが、長期的に保有したいと企業を選別しようと考えるときにはこの考え方が理解できないことは時として致命傷になりかねません。
考え方自体は難しくありません。
株式運用を長期的に行おうと考えている方は一度、時間をかけても学ぶ価値はあると思います。
意味を理解できれば、応用も可能なものです。

*ちなみにデイトレーダーには不要な作業です。
また、数週間〜数ヶ月程度で乗り換えるようなスウィングトレーダーにも意味が無い。そんな短期では企業の価値は変わりません。

 他に割安、割高を考える基準として同業他社の来期予想PERとの比較から”割安”という表現もよく使われるものです。
しかし、短期的には説明できるかもしれませんが、長期的には難しい。

 例えば、総合家電メーカーなどであればプロのアナリストの手で、すべての企業について長期的に変わらないであろう、ファンダメンタルズを元にして企業の価値が算出されて比較されています。
その場合にはPERは表面的な数字でしかなく、単純比較には意味が無い。
数字の乖離が将来的に収束する期待はしにくいと考えるべきです。


 また、PEGレシオやPSRなどの指標も利用されます。
新興市場が好調なときにはPEGレシオやPSRを同業他社と比較し”割安”と判断することもありますね。
それはあくまでも”新興市場が好調”という前提がつきます。
調整局面では誰もそんなものは見ていません。

そうするといつの場面でも有効な判断基準は
”企業の価値”
その企業が将来的に生み出す”キャッシュフロー”
を算出し、現在価値に割り引いたものと現在の株価を比較することこそ、不変の比較基準になるのだと思います。

自分がどういう投資をしたいか?
も重要ですね。

長期的に投資したい考える時、PEGレシオで判断するのは判断基準が間違っています。

投資スタンスと判断基準がずれているということです。

そんな継続的に参考にできない指標はその程度と見切りをつけることが重要であり、参考にするとしても、それとは別に絶対的な指標を持つべきです。


買った時点で投資の結果はほぼ決まります。

企業をしっかり評価し、
自信を持って
”安い”
といえる判断基準を持って買うことこそ投資における必勝法と言えるでしょう。


○売るタイミングを考える
 買ったときに投資の結果はほぼ決まるのですから売るタイミングはあまり難しく考えません。
私は次の3つがあると考えます。

1.シナリオが崩れたとき
 シナリオとはその企業の成長戦略に限った話ではありません。
買いの理由が崩れたときといえばよいでしょうか?
自分の投資戦略についても同様に考える必要があります。
例えば、新興市場が好調なときPEGレシオを参考にPEGレシオが1倍以下だから買ったという場合を考えます。

投資の際のシナリオは
”PEGレシオが1倍以下だから”
に他なりません。
市場が好調なときにはPERで見ると50倍、100倍となる場合があります。
PERやPBRなど今までの指標で説明できないときに新たな指標が生まれます。
そんな指標ですから、調整局面においてはその指標を参考にした投資をする人は減り、長く使っていたPBRやPERなどで正当化できないものは叩き売られます。

調整局面に入り
”PEGレシオが機能しなくなった”
時点で売りなのです。

市場は勝手です。
それまでPER40倍、50倍を正当化していたのに市場全体が調整する局面では突然30倍でも高いといって売り叩く。

この点では私も失敗しました。
調整局面で、大幅に下落していた成長企業をPER30倍を超える水準で買いました。企業の価値算定はしませんでした。
下落が続きました。
タイミングとしては若干早かった。

2.他に安いと思われる企業が見つかったとき
 安いかどうかの判断は
 ”買いのタイミングを考える”の時に書いたとおりです。
 しかし、その企業を”安い”と判断する為の評価方法が確立できていない方にとっては選択肢とはなりませんね。

3.自分が感じる価値以上に株価が上昇したとき
 これもまた、企業の価値を評価できることが前提です。

 企業の価値が評価できることこそが投資において最も強い味方となるのでしょう。


知の利

<スローガン>
仲間と共に理想社会への投資をはじめよう!
−投資活動によって理想社会を実現する−


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。)

億の近道2006/04/26

JUGEMテーマ:株・投資



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投資情報メールマガジン                  2006/04/26号
             イ意 の 近 道

         −プロが導く「億」資産への近道−   週4回発行
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【ご挨拶】
 将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。執筆陣は証券・金融業界に身を置いて
いる人間ばかりです。プロの目から見た各種分析や銘柄を参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!
 水曜版は、学習を重ねた一般の個人投資家も執筆に加わっています。いつも
の億近同様、応援をよろしくお願い致します。

   ★当メルマガは等長フォントでの閲覧を前提にしております★

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      −本日の目次−(本日の担当:億近産業調査部)

     ◆コラム「買うタイミング・売るタイミングを考える」
         :億近産業調査部 知の利

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◆コラム「買うタイミング・売るタイミングを考える」

 株価は日々変動しています。
中小型で日々の出来高が小さい企業については買った翌日に数%下落なんてこ
とは結構あるものです。
私もよくあります。
その時は
”後一日待ってればなぁ”
”タイミングが悪かったなぁ”
なんて感じるものです。
そして連続安となれば、毎日のようにその気持ちが蓄積されてしまいます。

 そこでまず、買うタイミングについて考えましょう。
失敗しない方法として私は3点の有効な方法を活用しています。

1.分割買い
2.チャート
3.安いときに買う


1.分割買い
 分割買いをしようとはよく言われることですね。
株価は日々変動するものです。
一日の株価はその日のみの短期的な要因によって決まります。
企業の業績への影響の評価が定まらないニュースに対する売り、または買い。
市場全体の上昇、または下落にあわせた売り、または買い。
分割して買うことで短期的な要因を排除することになります。

うまく、下落時に買えれば良いですが、逆の場合はリターンが大きく落ちる可
能性がある。

 私は分割買いのタイミングについて、
買いと買いの間は、2週間から1ヶ月の期間をあける
急激な下げがあれば、下落後に株価が落ち着くのを待って買いを入れる。
という程度で決めています。
あとはその場に応じて応用する。
それだけです。

ポイントは
”あせらずゆっくりじっくり仕込む”
”仕込んでいる間にさらに企業の分析を進める”
ということでしょうか


2.チャートと出来高
 情報が織り込まれているかどうか。
多くの場合、その情報を見聞きした時点で織り込まれていると言われます。
しかし、一概にそうとも言えない。
織り込むのは
”たくさんの人が評価していること”
が前提となります。
出来高が大きければ大きいほど、その情報を評価している人は多いということ。
出来高の推移からある程度判断することは可能です。
多くの人の評価を元に投資をしたいということであれば出来高の大きい企業を
選ぶ。
反対に自分の調査分析の成果のリターンを最大化したければ出来高の小さい企
業を選ぶ。
そういった判断ができるのではないでしょうか。

●チャートについて
私はチャートを参考にします。
チャートはその企業の情報を評価した結果と捉えます。
しかし、前述の通り、出来高もあわせて見ることで違った見方もできます。
ファンダメンタルズに対する評価をした結果のチャートなのか。
需給など短期的な要因によるものか。

 注意が必要なのは、
”チャートのみで判断することはできない”
ということ。
チャートを裏切るのは常にファンダメンタルです。
”チャートの下落に引きずられて企業の業績が悪化する”
なんてことはありえません。
とても簡単なことです。
市場にはチャートのみを参考にして売買をしている人が多いからこそ典型的な
チャートの型を形成することはありますが、いずれも結果論のことが多い。
チャートをどれだけ参考にできるかは経験から来る部分も大きい。
”参考程度”
と割り切ってみるということです。


3.安いときに買う
 最後になりましたが、最後が一番重要。
そして難しい。
分割で買っても、チャートで”底を確認した”と思って買っても高いときに買
った場合にはさらに”底割れ”が待ち受けています。

高いとか安いとかの表現をしましたが、比較する対象があってこそですね。

何と比較しているのでしょうか?

企業価値と株価を比較しています。

DCF(ディスカウントキャッシュフロー)法の考え方です。
その企業が将来生み出すであろう価値を現在に割り引いて算出された価値(現
在価値)と現在の価格を比較し、

現在の価値>現在の価格

が安いということです。

算出方法の詳細は割愛しますが、長期的に保有したいと企業を選別しようと考
えるときにはこの考え方が理解できないことは時として致命傷になりかねませ
ん。
考え方自体は難しくありません。
株式運用を長期的に行おうと考えている方は一度、時間をかけても学ぶ価値は
あると思います。
意味を理解できれば、応用も可能なものです。

*ちなみにデイトレーダーには不要な作業です。
また、数週間〜数ヶ月程度で乗り換えるようなスウィングトレーダーにも意味
が無い。そんな短期では企業の価値は変わりません。

 他に割安、割高を考える基準として同業他社の来期予想PERとの比較から
”割安”という表現もよく使われるものです。
しかし、短期的には説明できるかもしれませんが、長期的には難しい。

 例えば、総合家電メーカーなどであればプロのアナリストの手で、すべての
企業について長期的に変わらないであろう、ファンダメンタルズを元にして企
業の価値が算出されて比較されています。
その場合にはPERは表面的な数字でしかなく、単純比較には意味が無い。
数字の乖離が将来的に収束する期待はしにくいと考えるべきです。


 また、PEGレシオやPSRなどの指標も利用されます。
新興市場が好調なときにはPEGレシオやPSRを同業他社と比較し”割安”
と判断することもありますね。
それはあくまでも”新興市場が好調”という前提がつきます。
調整局面では誰もそんなものは見ていません。

そうするといつの場面でも有効な判断基準は
”企業の価値”
その企業が将来的に生み出す”キャッシュフロー”
を算出し、現在価値に割り引いたものと現在の株価を比較することこそ、不変
の比較基準になるのだと思います。

自分がどういう投資をしたいか?
も重要ですね。

長期的に投資したい考える時、PEGレシオで判断するのは判断基準が間違っ
ています。

投資スタンスと判断基準がずれているということです。

そんな継続的に参考にできない指標はその程度と見切りをつけることが重要で
あり、参考にするとしても、それとは別に絶対的な指標を持つべきです。


買った時点で投資の結果はほぼ決まります。

企業をしっかり評価し、
自信を持って
”安い”
といえる判断基準を持って買うことこそ投資における必勝法と言えるでしょう。


○売るタイミングを考える
 買ったときに投資の結果はほぼ決まるのですから売るタイミングはあまり難
しく考えません。
私は次の3つがあると考えます。

1.シナリオが崩れたとき
 シナリオとはその企業の成長戦略に限った話ではありません。
買いの理由が崩れたときといえばよいでしょうか?
自分の投資戦略についても同様に考える必要があります。
例えば、新興市場が好調なときPEGレシオを参考にPEGレシオが1倍以下
だから買ったという場合を考えます。

投資の際のシナリオは
”PEGレシオが1倍以下だから”
に他なりません。
市場が好調なときにはPERで見ると50倍、100倍となる場合があります。
PERやPBRなど今までの指標で説明できないときに新たな指標が生まれま
す。
そんな指標ですから、調整局面においてはその指標を参考にした投資をする人
は減り、長く使っていたPBRやPERなどで正当化できないものは叩き売ら
れます。

調整局面に入り
”PEGレシオが機能しなくなった”
時点で売りなのです。

市場は勝手です。
それまでPER40倍、50倍を正当化していたのに市場全体が調整する局面
では突然30倍でも高いといって売り叩く。

この点では私も失敗しました。
調整局面で、大幅に下落していた成長企業をPER30倍を超える水準で買い
ました。企業の価値算定はしませんでした。
下落が続きました。
タイミングとしては若干早かった。

2.他に安いと思われる企業が見つかったとき
 安いかどうかの判断は
 ”買いのタイミングを考える”の時に書いたとおりです。
 しかし、その企業を”安い”と判断する為の評価方法が確立できていない方
にとっては選択肢とはなりませんね。

3.自分が感じる価値以上に株価が上昇したとき
 これもまた、企業の価値を評価できることが前提です。

 企業の価値が評価できることこそが投資において最も強い味方となるのでし
ょう。


知の利

<スローガン>
仲間と共に理想社会への投資をはじめよう!
−投資活動によって理想社会を実現する−


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
 ては御自身の責任と判断で願います。)

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技術を評価できる個人投資家の養成講座season3(7)

(7)携帯電話が出来るまで(1)

 PER、PBR、BPSなどの各指標、ファンダメンタル、テクニカル、会計、など企業、株価を評価する方法は色々あります。これに技術を評価する方法を付け加えられれば、またひとつリスクが減ると考えています。

そこで、今回は、携帯電話機の開発の流れをお話します。量産品の製品を作っているメーカを評価する際に、お役にたてればと思います。まずは、携帯電話の企画から仕様決定まで、次回は、量産立ち上げからフィールドでの対応までお話しします。

携帯電話の業界は、通信事業者とメーカとエンドユーザというとらえ方で、見ていただくと判りやすいと思います。ドコモ、KDDI、ボーダフォン(新ソフトバンク)などの通信事業者が、わたしたちエンドユーザに、街のショップや、量販店経由で携帯電話を販売しています。この販売されている携帯電話は、通信事業者が製造しているのではなく、メーカー(製造会社)が携帯電話を製造し、通信事業者に納入しています。

さて、メーカーは、エンドユーザに受け入れられるもの、そしてなによりも、売れる商品をつくらなくてはいけません。通信事業者の販売戦略にのっとり、他のメーカーとの差別化をはからなければなりません。ここから、企画がスタートします。

まずは通信事業者の中長期的な戦略が出され、メーカーの通信事業者担当の営業と商品企画とが一体となり、その中長期的な戦略スケジュールを分析、情報収集します。

この中長期戦略の背景は?
意図は?
通信事業者の目指す方向は?
ビジョンは?

などなど、色々な切り口で、解釈を行います。解釈する際に全神経を働かし、通信事業者の言っていること、欲していることをあらゆる手段で吸い上げなければなりません。そのメーカーの感度の良し悪しはここにかかっています。

次に、通信事業者からは、
今年度の携帯電話はどういう機能で、
どういうラインアップで、
価格帯はこのぐらいで、

という大くくりのものが出てきます。メーカーはこれを持ち帰り、企画、営業、デザイン、設計などを交え具体案を作成していきます。モノをつくる前のコンセプト固め、納入しようとする商品の全体像と仕様が細かく決められていきます。

ここがフラフラしていると、
例えば、色々な機能がありすぎてユーザーわかりにくく、商品の魅力につながらないもの(出来上がった商品の狙いがボケてしまう)、出来上がってみると、あまりに機能が特化しすぎて、市場の一部分しか取り込めない様なもの(商品の狙いの絞込みすぎ)など、割り切りが必要になってきたり、取捨選択を判断しなければなりません。

商品の根本にかかわってきますので、商品の構想段階であるこのプリプロダクションに時間や人をかけることは、もちろん費用対効果の関係ですが、もっとも重要で、商品の寿命や商品の競争力のもとになります。

次の段階が、事業者への提案となります。提案できるような商品の構想が出来上がるまでは、一回の提案では決まらず、提案しては事業者との意見交換をし、修正を加えていきます。この期間が短いもので3ヶ月、長いもので6ヶ月ぐらいですが中にはもっと長いものもあります。ここで商品の仕様が決定します。

通信事業者は、色々なメーカーから提案を受け、今年度のラインアップを決めていきますが、そのときには、ショップ、量販店の店頭に他の事業者がどの様な商品を置いてくるか、自分の処は、どうしたらエンドユーザが目にとめてくれるか、など全体のバランスを考えなくてはいけません。もちろん、どこのメーカーのものに力を置くか、どのメーカーのものをアイキャッチ(店頭でエンドユーザがアッと言って足をとめてくれること)とするか、デザイン、色の展開を決めていきます。エンドユーザをどの様に囲い込み、どの商品を売っていくかという、売上を左右する根本となる戦略が必要となってきます。

一方、メーカー側は、通信事業者のイチオシの商品を提供するために、営業、企画、デザイン、設計が一体となって提案を繰り返していきます。もちろん、売上、販売台数を至上命題ですので、事業者の意図をくみ提案するスピードと、事業者の戦略とのバランスが必要になってきます。

以上が商品仕様の決定までの流れです。次回は設計から量産立ち上げ、出荷、フィールドでの対応についてお話したいと思います。

彼岸
技術のわかる個人投資家への道
Road to Investor with Technology Sense

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。)

夢見るチカラ、未来を変える(86)

JUGEMテーマ:株・投資


=割安株の伝道師 石川臨太郎とバリューな仲間たち(その46)=

第44話 リスクの取りすぎには注意しましょう

 株式投資は玉乗りと似ています。いい玉(=銘柄)を探して、その上に乗り、うまく転がしていくと雪だるまのようにどんどん膨らんでいきます。だからいい玉を探して選ぶことは、とても大切になります。銘柄選択の手法が玉探しの方法論です。2006年の1月に日本の株式市場を揺さぶったライブ・ドアのように、ひびが入っていたり、爆弾が仕掛けられているような玉(粉飾決算をして財務内容をごまかしているような企業)を選んでしまうと、乗り手が大けがをします。
 玉選びの他にも大切なことがあります。玉の乗り方、転がし方です。つまり売買の方針と技術です。どんないい玉を見つけても、転がし方を知らないと、乗り手がこけて玉はコロコロどこかに転がっていってしまいます。その結果、大けがをした投資家が残ることになるのです。とてもいい玉をみつけて乗ったのに、転がし方を知らなかったために大怪我をしてしまう場合もあります。
 最近は証券会社が信用取引を認める基準がゆるくなったので、株式投資の初心者が安易に利用するようになりました。信用取引を利用するということは、高下駄をはいて玉に乗るのに似ています。よほど技術がないと大怪我の確率が高まります。
 株式で儲けるためにはこの玉の乗り方(資金管理のルールや投資手法、精神面のコントロール)を学ぶ必要があります。
 そして玉から落ちても大怪我をしないセーフティーネット(アセット・アロケーション)を張っておくことも覚える必要があるのではないでしょうか。
欲と恐怖の錘を両端につけた長いさおでバランスを取りながら玉を転がしていく姿を想像してみてください。「どちらの錘が大きすぎてもバランスがとりにくい」ことは一目瞭然です。株価を動かす一番の要因は人間の欲と恐怖(=人間の心理)です。相場で失敗する大きな原因のひとつに投資家にかかる精神的なストレス、プレッシャーがあります。私は精神面のコントロールこそが最も大切な、すべての投資家に共通の投資技術の一つだと考えています。

 最近は砂利道が多くて、玉がおかしな方に転がっていってしまうことが多くなりました^^;。やっと株式投資の損益がプラスマイナスゼロになりそうだな〜と思ったら、千葉県の選挙の結果ウンヌンかどうか知りませんが、ドドーンと日本株が見事に下げてくれ、またまた株式投資だけで考えると今年度の運用益がマイナスになってしまいました。
 去年好調すぎたので、その反動が来ているのかも知れませんが、本当に難しい状況だと感じます。ただ抱え込んだ株達は、非常に割安だと思えるので、ひたすらアップダウンに耐えて持ち続けたいと思っていますが、ついつい住友金属鉱山と三菱商事を買い増ししたくなって、シェアの少ない新興市場の株をついに手放してしまいました。その途端に売った株も上がってしまい、住友金属鉱山と三菱商事も下げ渋って戻してしまい、結局現金が残ってしまいました。

 住友金属鉱山と三菱商事は自分としては力一杯買っているので、株価が戻すとうれしいし、下がって買い増しできてもうれしいし、どちらに転んでもラッキーと楽しんでいます。ちょっと集中投資が過ぎるでしょうか^^;

経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。)

ファンダメンタルズ分析入門第2部(11)

JUGEMテーマ:株・投資


 今回から、財務諸表(損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書)の分析手法を紹介します。

■■財務諸表入門 〜損益計算書(PL)の仕組み〜■■

〜実力に比して過少、あるいは過大に収益を申告している企業のPER〜
〜損益計算書の構成とPER〜

★財務諸表と損益計算書

損益計算書(PL、profit and loss statement)とは、財務諸表のひとつです。
企業の資産や負債を表す貸借対照表(BS、balance sheet)、
キャッシュフローの状況を示すキャッシュフロー計算書(CF、cash flow statement)、
そして、対象期間(四半期、半期、通期)の損益を表す損益計算書です。

財務諸表とは
1)損益計算書(=PL)
2)貸借対照表(=BS)
3)キャッシュフロー計算書(=CF)
の3つが主なものです。

損益計算書(=PL)の構成は以下のようになっています。

〜損益計算書(=PL)の構成〜
1)売上 
2)売上原価 〜売上商品の原価
3)粗利 〜売上から原価を控除したもの = 1)−2)
4)販売費及び一般管理費(販管費)〜販売活動に関わる費用、宣伝費や営業費用
5)営業利益 〜企業の事業活動からの収益 = 3)−4)
6)営業外収益 〜受け取り金利、持分法による収益など
7)営業外費用 〜支払い金利、持分法による損失など
8)経常利益  〜営業利益に営業外収益を加えて、営業外費用を減じたもの
  =5)+6)−7)
9)特別利益  〜資産の売却益など、毎年は期待できない利益
10)特別損失 〜資産の売却損など、毎年生じるわけではない損失
11)税引き前利益 〜税金を払う前の段階の利益
  =8)+9)−10)
12)税金   〜法人税
13)純利益 〜最終的に企業の手元に残る利益 =11)−12)

:::まとめ:::

PLの各項目とその意味を覚えよう。


★PLは短信のどこに記載されているの?

 次にあるように、岡本工作機械の05年3月期の本決算短信の9ページに連結損益計算書(PL)は記載されています。
http://www.okamoto.co.jp/ir/pdf/2005/brief_note03a.pdf

PLは短信(本決算なら20−30ページ)の中ごろに記載されています。
短信をペラペラめくると見つかります。

通常は、貸借対照表(=BS)が2ページ、損益計算書(=PL)が1ページ、
キャッシュフロー計算書(=CF)が1ページの構成です。
これらの3つの財務諸表はいずれも短信の中ごろに掲載されています。

:::まとめ:::

PLは短信の中ごろに記載されている。
PL、BS、CFは短信の中ごろに続けて記載されている。

(山本潤)

(この連載は2005年12月時点で執筆されたものです。情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。)

億の近道2006/04/25

JUGEMテーマ:株・投資



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投資情報メールマガジン                   2006/04/25
              イ意 の 近 道

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指していただきたいと考えております。火曜日版は証券・金融業界に身を置い
ている人間に加え、個人投資家も執筆に加わっています。各種分析や銘柄を参
考にして、「億」の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!

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             −本日の目次−
      (本日の担当:山本潤&石川臨太郎&彼岸先生)

 ◆コラム「連載 ファンダメンタルズ分析入門第2部(11)」:山本潤
 ◆コラム「連載 夢見るチカラ、未来を変える(86)」:石川 臨太郎
 ◆コラム「連載 技術のわかる個人投資家season3(7)」:彼岸

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◆コラム「連載 ファンダメンタルズ分析入門第2部(11)」:山本潤

 今回から、財務諸表(損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書)
の分析手法を紹介します。

■■財務諸表入門 〜損益計算書(PL)の仕組み〜■■

〜実力に比して過少、あるいは過大に収益を申告している企業のPER〜
〜損益計算書の構成とPER〜

★財務諸表と損益計算書

損益計算書(PL、profit and loss statement)とは、財務諸表のひとつで
す。
企業の資産や負債を表す貸借対照表(BS、balance sheet)、
キャッシュフローの状況を示すキャッシュフロー計算書(CF、cash flow
statement)、
そして、対象期間(四半期、半期、通期)の損益を表す損益計算書です。

財務諸表とは
1)損益計算書(=PL)
2)貸借対照表(=BS)
3)キャッシュフロー計算書(=CF)
の3つが主なものです。

損益計算書(=PL)の構成は以下のようになっています。

〜損益計算書(=PL)の構成〜
1)売上 
2)売上原価 〜売上商品の原価
3)粗利 〜売上から原価を控除したもの = 1)−2)
4)販売費及び一般管理費(販管費)〜販売活動に関わる費用、宣伝費や営業
  費用
5)営業利益 〜企業の事業活動からの収益 = 3)−4)
6)営業外収益 〜受け取り金利、持分法による収益など
7)営業外費用 〜支払い金利、持分法による損失など
8)経常利益  〜営業利益に営業外収益を加えて、営業外費用を減じたもの
  =5)+6)−7)
9)特別利益  〜資産の売却益など、毎年は期待できない利益
10)特別損失 〜資産の売却損など、毎年生じるわけではない損失
11)税引き前利益 〜税金を払う前の段階の利益
  =8)+9)−10)
12)税金   〜法人税
13)純利益 〜最終的に企業の手元に残る利益 =11)−12)

:::まとめ:::

PLの各項目とその意味を覚えよう。


★PLは短信のどこに記載されているの?

 次にあるように、岡本工作機械の05年3月期の本決算短信の9ページに連
結損益計算書(PL)は記載されています。
http://www.okamoto.co.jp/ir/pdf/2005/brief_note03a.pdf

PLは短信(本決算なら20−30ページ)の中ごろに記載されています。
短信をペラペラめくると見つかります。

通常は、貸借対照表(=BS)が2ページ、損益計算書(=PL)が1ページ、
キャッシュフロー計算書(=CF)が1ページの構成です。
これらの3つの財務諸表はいずれも短信の中ごろに掲載されています。

:::まとめ:::

PLは短信の中ごろに記載されている。
PL、BS、CFは短信の中ごろに続けて記載されている。

(山本潤)

(この連載は2005年12月時点で執筆されたものです。情報提供を目的に
 しており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任
 と判断で願います。)

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◆コラム「連載:夢見るチカラ、未来を変える(86)」

=割安株の伝道師 石川臨太郎とバリューな仲間たち(その46)=

第44話 リスクの取りすぎには注意しましょう

 株式投資は玉乗りと似ています。いい玉(=銘柄)を探して、その上に乗り、
うまく転がしていくと雪だるまのようにどんどん膨らんでいきます。だからい
い玉を探して選ぶことは、とても大切になります。銘柄選択の手法が玉探しの
方法論です。2006年の1月に日本の株式市場を揺さぶったライブ・ドアの
ように、ひびが入っていたり、爆弾が仕掛けられているような玉(粉飾決算を
して財務内容をごまかしているような企業)を選んでしまうと、乗り手が大け
がをします。
 玉選びの他にも大切なことがあります。玉の乗り方、転がし方です。つまり
売買の方針と技術です。どんないい玉を見つけても、転がし方を知らないと、
乗り手がこけて玉はコロコロどこかに転がっていってしまいます。その結果、
大けがをした投資家が残ることになるのです。とてもいい玉をみつけて乗った
のに、転がし方を知らなかったために大怪我をしてしまう場合もあります。
 最近は証券会社が信用取引を認める基準がゆるくなったので、株式投資の初
心者が安易に利用するようになりました。信用取引を利用するということは、
高下駄をはいて玉に乗るのに似ています。よほど技術がないと大怪我の確率が
高まります。
 株式で儲けるためにはこの玉の乗り方(資金管理のルールや投資手法、精神
面のコントロール)を学ぶ必要があります。
 そして玉から落ちても大怪我をしないセーフティーネット(アセット・アロ
ケーション)を張っておくことも覚える必要があるのではないでしょうか。
欲と恐怖の錘を両端につけた長いさおでバランスを取りながら玉を転がしてい
く姿を想像してみてください。「どちらの錘が大きすぎてもバランスがとりに
くい」ことは一目瞭然です。株価を動かす一番の要因は人間の欲と恐怖(=人
間の心理)です。相場で失敗する大きな原因のひとつに投資家にかかる精神的
なストレス、プレッシャーがあります。私は精神面のコントロールこそが最も
大切な、すべての投資家に共通の投資技術の一つだと考えています。

 最近は砂利道が多くて、玉がおかしな方に転がっていってしまうことが多く
なりました^^;。やっと株式投資の損益がプラスマイナスゼロになりそうだ
な〜と思ったら、千葉県の選挙の結果ウンヌンかどうか知りませんが、ドドー
ンと日本株が見事に下げてくれ、またまた株式投資だけで考えると今年度の運
用益がマイナスになってしまいました。
 去年好調すぎたので、その反動が来ているのかも知れませんが、本当に難し
い状況だと感じます。ただ抱え込んだ株達は、非常に割安だと思えるので、ひ
たすらアップダウンに耐えて持ち続けたいと思っていますが、ついつい住友金
属鉱山と三菱商事を買い増ししたくなって、シェアの少ない新興市場の株をつ
いに手放してしまいました。その途端に売った株も上がってしまい、住友金属
鉱山と三菱商事も下げ渋って戻してしまい、結局現金が残ってしまいました。

 住友金属鉱山と三菱商事は自分としては力一杯買っているので、株価が戻す
とうれしいし、下がって買い増しできてもうれしいし、どちらに転んでもラッ
キーと楽しんでいます。ちょっと集中投資が過ぎるでしょうか^^;

経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
 ては御自身の責任と判断で願います。)

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◆コラム「連載:技術を評価できる個人投資家の養成講座season3(7)」

(7)携帯電話が出来るまで(1)

 PER、PBR、BPSなどの各指標、ファンダメンタル、テクニカル、会
計、など企業、株価を評価する方法は色々あります。これに技術を評価する方
法を付け加えられれば、またひとつリスクが減ると考えています。

そこで、今回は、携帯電話機の開発の流れをお話します。量産品の製品を作っ
ているメーカを評価する際に、お役にたてればと思います。まずは、携帯電話
の企画から仕様決定まで、次回は、量産立ち上げからフィールドでの対応まで
お話しします。

携帯電話の業界は、通信事業者とメーカとエンドユーザというとらえ方で、見
ていただくと判りやすいと思います。ドコモ、KDDI、ボーダフォン(新ソ
フトバンク)などの通信事業者が、わたしたちエンドユーザに、街のショップ
や、量販店経由で携帯電話を販売しています。この販売されている携帯電話は、
通信事業者が製造しているのではなく、メーカー(製造会社)が携帯電話を製
造し、通信事業者に納入しています。

さて、メーカーは、エンドユーザに受け入れられるもの、そしてなによりも、
売れる商品をつくらなくてはいけません。通信事業者の販売戦略にのっとり、
他のメーカーとの差別化をはからなければなりません。ここから、企画がスタ
ートします。

まずは通信事業者の中長期的な戦略が出され、メーカーの通信事業者担当の営
業と商品企画とが一体となり、その中長期的な戦略スケジュールを分析、情報
収集します。

この中長期戦略の背景は?
意図は?
通信事業者の目指す方向は?
ビジョンは?

などなど、色々な切り口で、解釈を行います。解釈する際に全神経を働かし、
通信事業者の言っていること、欲していることをあらゆる手段で吸い上げなけ
ればなりません。そのメーカーの感度の良し悪しはここにかかっています。

次に、通信事業者からは、
今年度の携帯電話はどういう機能で、
どういうラインアップで、
価格帯はこのぐらいで、

という大くくりのものが出てきます。メーカーはこれを持ち帰り、企画、営業、
デザイン、設計などを交え具体案を作成していきます。モノをつくる前のコン
セプト固め、納入しようとする商品の全体像と仕様が細かく決められていきま
す。

ここがフラフラしていると、
例えば、色々な機能がありすぎてユーザーわかりにくく、商品の魅力につなが
らないもの(出来上がった商品の狙いがボケてしまう)、出来上がってみると、
あまりに機能が特化しすぎて、市場の一部分しか取り込めない様なもの(商品
の狙いの絞込みすぎ)など、割り切りが必要になってきたり、取捨選択を判断
しなければなりません。

商品の根本にかかわってきますので、商品の構想段階であるこのプリプロダク
ションに時間や人をかけることは、もちろん費用対効果の関係ですが、もっと
も重要で、商品の寿命や商品の競争力のもとになります。

次の段階が、事業者への提案となります。提案できるような商品の構想が出来
上がるまでは、一回の提案では決まらず、提案しては事業者との意見交換をし、
修正を加えていきます。この期間が短いもので3ヶ月、長いもので6ヶ月ぐら
いですが中にはもっと長いものもあります。ここで商品の仕様が決定します。

通信事業者は、色々なメーカーから提案を受け、今年度のラインアップを決め
ていきますが、そのときには、ショップ、量販店の店頭に他の事業者がどの様
な商品を置いてくるか、自分の処は、どうしたらエンドユーザが目にとめてく
れるか、など全体のバランスを考えなくてはいけません。もちろん、どこのメ
ーカーのものに力を置くか、どのメーカーのものをアイキャッチ(店頭でエン
ドユーザがアッと言って足をとめてくれること)とするか、デザイン、色の展
開を決めていきます。エンドユーザをどの様に囲い込み、どの商品を売ってい
くかという、売上を左右する根本となる戦略が必要となってきます。

一方、メーカー側は、通信事業者のイチオシの商品を提供するために、営業、
企画、デザイン、設計が一体となって提案を繰り返していきます。もちろん、
売上、販売台数を至上命題ですので、事業者の意図をくみ提案するスピードと、
事業者の戦略とのバランスが必要になってきます。

以上が商品仕様の決定までの流れです。次回は設計から量産立ち上げ、出荷、
フィールドでの対応についてお話したいと思います。

彼岸
技術のわかる個人投資家への道
Road to Investor with Technology Sense

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。)

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■「山本潤氏のファンダメンタルズ分析日本株アナリスト養成講座DVD」
 発売!!■

「NPOイノベーターズ・フォーラム 公認日本株アナリスト 認定講座」
共催:エンジュク 協力:ダイヤモンド経営分析チーム

 2005年4月に行われた山本潤氏のセミナー映像に加え、ファンダメンタ
ルズ分析に必要な内容を新たに撮り下ろした映像を全て収録した4枚組DVD
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 いままで体系的に語られることの少なかった実践的なファンダメンタルズ
分析を網羅。最終的には個別株のレポートが作成出来るレベルを目的として
います。受講出来なかった方や反復学習したい方には最適な内容です。

◆充実したボリューム
 価格は48,000円とやや高額ですが、4月のセミナー(受講料38,0
00円)で使用した資料添付はもとより、全部でDVD4枚組、約450分の
充実した内容となっています。

詳細はエンジュクのホームページまで。
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投資の王道(その19)

JUGEMテーマ:株・投資


■3年で2倍にする(下)

 つまり、<狙って実現できる><継続的に実現できる>運用パフォーマンスの上限は、歴史的に見る限り年率30%だと考えてよいということです。しかし、30%の運用成績というのは、複利で計算するととてつもない結果になるのです。
 これはエクセルの表でも簡単に計算できることなので、読者の方々もぜひ検証していただきたいのですが、100万円の資金を30%で運用すると1年目には130万円になります。さらにその資金をそのまま30%で運用すると2年目の残高は169万円になります(3年目で220万円、つまり3年で約2倍になります)。

 それを繰り返すと9年目の残高は1060万円(つまり9年で10倍です!)、18年目には1億1246万円(18年で100万円を1億円に出来ます!)そして、30年目の残高は26億2000万円、60年目の残高は6兆8643億7717万円です。
 ウォーレン・バフェット氏が15歳の時にアルバイトで貯めた資金が100万円として、60年後の今日にいたるまで、30%で複利運用すると約7兆円ですから、現在の同氏の個人資産とだいたい符合します。
 どうでしょうか?確実に年率30%の運用を続ければ世界で2番目の大金持ちになれるということなのです!

 ところで、多少、我田引水で恐縮なのですが、昨年9月にスタートした<大原アジア株ファンド>の運用成績は、半年経過した時点で 年率35%となりました。
 もちろん、今後この運用成績を維持できるかどうかの保証は無いのですが、私の投資に対する考えにおいては<年率30%の維持>が最大課題であり、実際の運用でもそれを心がけています。
 ちなみに、アジア株ファンドを構成する中心銘柄は、ペトロチャイナや中国海洋石油などの石油・エネルギー株と、太平洋(韓国最大の化粧品会社で国内の市場占有率は40%以上)のような、エネルギー高に影響を受けにくく、インフレにも対処しやすい(原材料価格や人件費などのコストが上昇してもブランド力があり市場占有率が高いため販売価格に転嫁しやすい)銘柄を中心に構成されているので、今後も安定的な運用成績を実現できそうです。また、このファンドは、複利運用の効果を発揮するために3年間完全クローズ(解約が出来ません)型になっています。本当は5年あるいは10年と言いたかったので
すが、とりあえず最低ラインということで3年にしました。
(念のため、このファンドの募集は現在行っていませんし、今後も募集する予定はありません。)

(OH)

(以下、次週に続く)

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。)

説明のつきにくい相場

JUGEMテーマ:株・投資


 駅の公衆トイレで用をたしている時に見知らぬ人に横で昨日の補選の結果を聞かれるほど昨日の選挙は関心が高かったのかは知らないが、昨日の自民党敗北は市場に大きく影響したのだろうか?

 本日の日経平均は終わってみると16914円で前日比489円安と久しぶりの急落場面。今年最大の下げとなった。好需給での中での急落は、納得がいかない状況です。

 このところの上昇相場をリードしてきたトヨタ、ホンダ、キャノンなどの王道銘柄すら安くなる本日の相場展開に驚きの方も多いに違いありませんが、そうした背景がわからないことへのいらだちが今後の相場展開にどのような影響をもたらすのか興味深いところであります。基本的な上昇相場基調が崩れていないかどうかは今後の展開にもよります。まだ上昇相場の中での一時的な調整だと割り切って考える方が良さそうではありますが、時に意味の不明な調整が入るというのが、ここからの株式相場の展開となると割り切って考えたいと思います。

 一部に信用規制が予定されていることを唱える大手証券のレポートが影響しているとの話もありますが、「原油高、円高、千葉補選での与党敗北」が実際に出てきている相場急落の原因と言えます。私としてはNYが堅調で高値圏にある日本株を敢えて外国人投資家が買う必要がなくなったなどとややうがった見方をしたりもしています。

 それでも今日の急落はこれまでの指数中心の相場からでは説明できない事態となっております。確かに、本日より東証の30分短縮が解消され正常な取引となり、このことも推測の域ではありますが本日、3ヶ月ぶりに30分の時間差を後場から機能解消する東証システムが正常に働くかどうか不安なためにヘッジで売っておこうという向きがあるとの見方もありますが、その程度で先物▲570円・現物▲489円の急落を演出すること事態に隠されたまた操作されてる裏の要因があるように感じられます。
 今夜の米国・今後の国内市場での隠された別の要因が発覚するのかは不明はありますが、日々相場の流れを見ている立場としては本日の相場展開が納得ができないというのが正直な所です。
 確かに、日経平均をここまで買い上げたのも指数そのものであれば、本日の下げの主役も指数となり、つじつまは一致しますが、相場の主役となっている米系投資家の出方に注目し、注意深く市場の動向を見守りたいところです。

 主力銘柄が調整の合間には様々な仕手系材料銘柄が活躍するものですが、まだアイフル、USEN、インデックス、アーティストハウスなどの悪役銘柄群の印象が払拭できず、相場をリードするような銘柄が登場するのは至っておりません。
 このところ活躍してきたメディカルシステムネットワーク(4350)などのヘラクレス市場の出来高急増銘柄も急におとなしくなってしまい、打つ手なしという感じです。
 ここから発表される2006年3月期決算でのサプライズは相場を上によりも下に押しやってしまうケースが多そうですから、自分の持っている銘柄で心当たりのある方は要注意ということになるでしょう。株価が下値圏にあるのならまだしも。比較的高値圏にある場合は特に気をつけておきたいと思います。
(炎)

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。)

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