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投資情報メールマガジン 2005/03/29号
イ意 の 近 道
−プロが導く「億」資産への近道− 週4回発行
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【ご挨拶】
将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。火曜日版は証券・金融業界に身を置い
ている人間に加え、個人投資家も執筆に加わっています。各種分析や銘柄を参
考にして、「億」の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!
★当メルマガは等長フォントでの閲覧を前提にしております★
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−本日の目次−
(本日の担当:山本潤&深田萌絵&石川臨太郎&彼岸先生&菊川半蔵)
◆コラム「連載 ファンダメンタルズ分析(8)」:山本潤
◆コラム「深田萌絵の小額オプション投資入門(40)」:深田萌絵
◆コラム「連載 夢見るチカラ、未来を変える(34)」:石川 臨太郎
◆コラム「連載 技術のわかる個人投資家(11)日本の技術の強み」:彼岸
◆コラム「連載 マーケットを切る!(35)」:菊川半蔵
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◆コラム「連載 ファンダメンタルズ分析(8)」
■理想の高い女性が結婚できる確率と敵対的な買収が成功する確率■
5歳になる次男がピアノを習い始めて2ヶ月が経ちました。
先日、レッスンの直前になって、「あ、ピアノの練習をしなければ!」と誰に
いわれるでもなく、自分から勝手に練習を始めました。
それまでの2ヶ月間、親は一度も、「練習をしなさい」とは言いませんでした。
(というか親は情けないことに、自分のことだけで精一杯だった…)
その後、ちょくちょくと、次男はピアノを自主的に練習しています。
「練習しなさい」と強要しなくても、練習するのは、何よりも、ピアノが好き
になったからではないかと推測しています。
好きになれば、練習する。練習するから好きになる。どちらも真理だと思いま
す。
ただ、親が「練習をしなさい」と口うるさく言えば、親の方がかえって疲れて
しまいます。
命令することに疲れてしまったり、上手くひけないことに親がいらだったりし
てしまいます。
それでは、何のために音楽をしているのかがわからなくなってしまいます。
さて、今回のトピックは、敵対的な買収です。
この問題に取り組む前に、擬似的な課題に取り組みましょう。
その課題とは、「理想の高すぎる未婚女性が結婚」できる確率です。
随分と前になりますが、「3高」という言葉が流行ったときがありました。
3つの高。
1つは、高身長。
2つめは、高学歴。
3つめは、高収入。
この理想をすべて満たすためには、すべての条件をクリアしなければなりませ
ん。
各々が10%の確率であるとすれば、
まず、10%の高身長の適齢期の男性が対象として残ります。
そして、その10%の高身長の男性が高学歴(一流大学出身)である確率を1
0%とします。
すると10%の10%ですから、わずかに1%の男性が対象となります。
最初の2つの条件をクリアした男性陣が高収入(たとえば年収2000万円以
上)である確率を10%とします。
すると、適齢期の男性のわずか0.1%しかすべての条件をクリアできないこ
とになります。
2つ目、3つ目の確率は条件付の確率です。
明らかに高学歴と高収入は相関がありそうです。
それらを踏まえた上で、今回は、それぞれの条件を満たす確率を10%としま
した。
さて、0.1%の確率とは、1000人に会った、ようやく出会える頻度です。
そこから、実際に、相手に好かれる確率を50%としたとしても、
2000人に会ってようやく理想の人と結婚できるかもしれないということで
す。
理想の人は5人ぐらいほしい。5人から選びたいというようなことになれば、
10000人と会うことになる。
時間は過ぎ去ります。
適齢期をアウトしてしまいます。
わたしたちは、よく知っています。
厳しすぎる条件を1つでも持ち出すせば、成就の確率を著しく低下させるとい
うことを。
最低限の条件がなにもなければ、理想の人に出会う確率は100%です。
ただ、10億円の預金残高を有している人という条件をつければ、確率はほぼ
0%になってしまいます。
一般的に、
数々の条件をすべてクリアしなければ、成功しないという場合の確率は、以下
のように表すことができます。
Πp(i) [i from 1 to n] = p(1)p(2)p(3)p(4)p(5)....p(n-1)p(n)
ただし、p(i):(i-1)の条件をクリアした場合に、さらに i番目の条件が
クリアできる確率。
さきほどの「3高」出会い確率の例ですと、
Πp(i) [i from 1 to n] =p(1)p(2)p(3)=0.1x0.1x0.1 = 0.001
ということになります。
さて、敵対的な買収が成功する確率も同様です。
成功裏に買収するために必要なすべての条件をクリアしなければならないから
です。
例えば、「買収先の株価が希望価格よりも上昇しない」という条件があるでし
ょう。
また、「買収に必要な資金が調達できる」という条件があるでしょう。
「焦土作戦など、相手側の数ある防衛策が、すべて、ことごとく失敗する」と
いう条件もあるでしょう。
それらの条件をひとつひとつ考えてみると、細かいものも含めれば30以上の
前提条件が浮かび上がってくるでしょう。
たとえば、すべての条件が99%の確率でクリアできるとしても、成功確率は
73%まで低下します。
ひとつひとつの条件が9割の確率であっても、30の条件を同時にクリアする
確率は4%程度しかありません。
たとえ友好的な合併であっても、途中でご破算になるケースも多々あります。
敵対的な買収の成功確率はかなり低いということがいえるでしょう。
ただし、敵対的な買収に見せかけて、それを交渉のカードとして使用する場合
は事情が違ってきます。
その場合は、目的は、あくまでも交渉の成否であって、敵対的買収の成否では
ないからです。
山本 潤
ゆったり考えゆっくり投資
スロー・インベストメント
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。)
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◆コラム「深田萌絵の小額オプション投資入門(39)」
みなさん、こんにちは☆萌絵です。
花粉がますます厳しい季節になってまいりました。
私も花粉症に悩まされています(;_;)目は痒いし、くしゃみも止まらないし大
変です。
先日、知人が突然鼻血を出して、「そんなに私に色気があったのかしら?」と
思ったら、そうではありませんでした!
今年の花粉は例年の何十倍もあって、今まで花粉症でなかった人たちも、突然
発症してしまうくらいキツイ年だそうです。
しかも、花粉症持ちの人は粘膜へのダメージが大きいらしく鼻血がでることも
あるそうです。
☆★宿題がありました★☆
さてさて、余談はその辺にしておいて、肝心の本題に入らないといけません。
なんと言っても先週の宿題は、「ボラが15%以下で1ヶ月以上続いたことが
過去何回あったでしょうか。
低ボラティリティが続いた後、急に上昇するようなことが、期待できるのでし
ょうか?
ヒストリカル・ボラティリティでいいので調べてください」というちょっと難
しいものでした。
「過去のヒストリカル・ボラティリティ(HV)のデータなんて取れたかしら
??」とちょっと悩んでしまいましたが、よく考えたらボラティリティなんて
イコール標準偏差だから日経平均のリターンから標準偏差を求めたらいいんだ!
と思いついて、一安心。
「あれ、でもヒストリカル・ボラティリティのデータって一般的には期間をど
れくらいにとればいいのかしら?」と思って、ネットサーフで調べたところ最
も一般的なHVは、月次HVを年換算に直したものです。
月次HV出すには、一日の騰落率(ROR)の20日分の標準偏差を出します。
(一ヵ月の営業日を20日と考えます)それを年換算するためには√256倍
します。(256という数字は、一年間の営業日は240日くらいですが、計
算しやすくするためにこの数字を用います。計算方法の詳しくは、『DVD
ネイテンバーグのオプションボラティリティ戦略シェルダン・ネイテンバーグ』
(パンローリング刊)参照)
このようにエクセルでこれらの数字を出すと、「手に入るかな?」と疑問に思
ったHVのデータが揃いました!
さて、HVが15%を下回った回数は何回あるのでしょうか?まずは基本統計
量から見てみましょう。
=============
日経平均HVの基本統計量
平均 16.1%
標準誤差 0.001149432
中央値 (メジアン) 14%
標準偏差 0.100165628
分散 0.010033153
尖度 3.391802317
歪度 1.484626905
範囲 72.0%
最小 2.4%
最大 74.5%
合計 122469.5%
標本数 7594
==============
このように見てみると、以外にもHVの過去最小値は2.4%と低く、最大値
は74.5%と非常に大きいです。
でも、平均が16.1%でメジアンが14%ですので、大きい数値の74.5
%という数値は本当にまれにしか表れない大きな数字のようですね!
さて、それではHVが15%以下の日が20日以上続いたことが過去何回あっ
たのかを数えてみました。
この際の数え方は、HV15%が連続21日目で「1回」22日目で「2回」
と数えます。
ちょっと変な感じがしますが、実務上はこういう風に数えるのだそうです。
このように数えていくと、なんと「3,338回」もありました!
標本数が7,594個なので、HVが15%以下の日が20日以上続く日はほ
ぼ半分くらいのようです。
次は、HVが20日以上連続して15%以下の後に、日経が急上昇するか否か
を調べてみました。
急上昇するかどうかを調べるために、HV15%以下連続20日後のリターン
の平均を求めてみると、0.8%とそんなに大きいわけではありませんでした。
比較の為にそうでなかった場合を調べましたが、その場合は0.1%でした。
結論から入ると、低ボラティリティの後に、日経平均の急上昇は望めないよう
です(;_;)
言えることは、低ボラティリティが続いた後には、ボラティリティ自身の上昇
が期待できるだけで、日経平均が上昇と下降のどちらに走るかということはわ
からないということでした。
■講師役より
よく一週間でここまで調べていただけました。
お疲れ様です。
ヒストリカルとインプライドのボラティリティは同一とはいえ、今回の結果は、
参考になりました。
次回は、この標本からさらにわかることを書き出してください。
たとえば、ボラティリティ(HV)の分布状況、25%以上の日の割合、20−
25%の割合、15−20%の割合、10−15%、10%以下の割合という
感じです。
(山本)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。)
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◆コラム「連載:夢見るチカラ、未来を変える(34)」
=短期投資三昧の一泊旅行顛末記=
今日は私の3月4日のブログからちょっとご紹介^^;
共立メンテナンスの株主優待券と、株主に送られてくる月次報告書に時々付
いてくる割引優待券を利用してドーミーヴィラ箱根に一泊してきました^^;
雪が降ることが分かっていたので、雪見の露天風呂を経験できるとワクワク
して出かけましたが、期待にたがわず、今日の朝は、素晴らしい景色を眺めな
がら露天風呂を満喫しました。
せっかくの休みなので携帯電話をつかったスイングトレードに挑戦し、利益
を上げたのはいのですが、奥さんに帰りの電車で大目玉を食ってしまい、ちょ
っとまずったと反省しています(TT)。
とりあえず取引としてはFLさんに教えていただいた東京カソードを166
0円台でミニ株も交えて買っていたのですが、勢いよく上がってしまったので
390株までで買い増しができなくなりました。相変わらず買い増しは苦手で
す。
そこで必ず一時的におきるであろう初押しを狙う作戦を立てていました。ま
ず2月25日に1875円で100株売却。上昇の勢いはとまらず3月1日に
1939円で寄り付きに100株売りました。私の場合、買い増し(買い乗せ)
するためには、いったん利食い売りをしておくほうが精神的に楽なので利食い
売りをよく入れます。売った値より高く買い戻すにしても、とにかく売りを入
れるほうがスムーズに買い増しに動けます。一種の癖でしょうか。
この日初めて反落したので1861円で100株、1867円で100株、
1875円で200株買い増しました。しかし下げ止まらす、3月2日も下げ
ましたが、この日は3日から休むために仕事が忙しくて作戦立てられず、買い
増し断念。
そして3月3日旅行に出かけたら連続して3日目も下げているので、サイク
ル的には3日で下げが終わると勝手に(経験的に3日サイクルで株価が変動す
ることが多いような気がしています。ただし不動産流動化銘柄はもっと上げ下
げのサイクルが短いように感じています。一日でドーンと1万円から2万くら
い上げると、2日目にはもう下がっています。よって不動産流動化銘柄のバリ
ュー株投機はもっとこまめに売り指値と買い指値を這わせておきます^^;)
思い込みました。
東京カソードが1815円まで下がっていたので、100株買い増し。更に
下がったので小田原でお昼を食べたときに1805円で200株買い指値。
小田原ではベルギーで修行したというシェフのお店レカイエ(小田原駅西口
歩いて2分くらい)のランチが最高でした。すごくツイていました。2100
円と3150円のランチがともにすごく豪華で、女性客がたくさん入っていま
した。一押しです^^;奥さんもここまではご機嫌。
あと売り指値をして出たアーバンが100株3290円でできていて、その
後3200円に戻していました。そして豊田自動車織機が久々に下がっていま
した。新立川航空機と立飛企業を買い増すためにだいぶ売った直後に暴騰され
ていたので、よし3月2日に4980円で買った立飛企業を5030円で10
0株売り、1720円で買いました新立川航空機を1846円で300株を売
って豊田自動織機と東京カソードとダビンチ・アドバーイザー、レーサム・リ
サーチなどを買うことにしました。そうそう、あとは5000円からずるずる
下がり、4000円以下になりやっと4000円台に戻した有沢製作所100
株を売りました。
結局買えたのが3月3日は東京カソード1815円で100株、1805円
で200株。レーサム・リサーチが162000円と163000円で1株ず
つ。そして豊田自動織機が2880円で100株。ダビンチ・アドバーザーズ
177000円で1株。
3月4日にはレーサム・リサーチ159000円で1株。立飛企業4970
円で100株買い戻し^^;豊田自動織機2830円で100株。売り指値し
たのは反発した東京カソード1867円で100株、1877円で100株、
1897円で100株。ダビンチ・アドバーザーズ180000円で2株、1
82000円で2株。
携帯の電池が切れかけていたので、注文だけ出して結果を見るのは後回し
^^;ついに注文の途中で電池切れ。
ここら辺でやめておけばよかったのに、更に調子に乗って売り指値の結果を
見るため、「電池切れは、もうやめなさいということよ」という奥さんの注意
を聞き流してキオスクで電池を買ったところで奥さんが切れました(汗)とり
あえず買った電池を使い携帯で売り指値した東京カソードなどの結果を確認し
ました。^^;
あとデイトレードで新立川航空機を1861円で200株売り1834円と
1832円で100株ずつ買戻し^^;これは山勘。
確かに旅費以上稼ぎましたが奥さんが怒りまくっているので、何のための旅
行か分からなくなりました。これは素直に反省しています。どうやって許して
もらおうかな〜、ご機嫌をとろうかな〜。
経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。)
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◆コラム「連載:技術を評価できる個人投資家の養成講座(11)」
(11)ちょっと一休み (日本の技術の強み)
日本の技術は、米国、ヨーロッパ、中国、韓国、台湾には負けないのです。
と唐突に話しに入ってしましましたが、今回はちょっと一休みして、日本の技
術の強みの一つを考えてみたいと思います。
日本の技術の強みは、長い労働時間、人間の気質、安全な国土など、色々言
われています。確かに、それもあるでしょうが、欧米、中国、韓国との最大の
違いは、一般消費者の質の高さだと考えています。
携帯電話機のことについて、皆さんはどれ位話を続けられるでしょうか?
音楽ダウンロード、写メール、iモード、ゲーム、着メロ、携帯の色、カタチ、
デザイン、使い勝手、通話料金、通話サービス・・・。その他、話題はたくさ
んあると思います。
海外も以前よりはだいぶ変わってきましたが、洋服を選んだり、車に乗った
りする時の様な、いわゆる一種のこだわりというものがない様に見受けられま
す。
日本市場には、他の市場と違い大きなフィードバックシステムがあるというこ
となのです。
洋服、車、デジカメ、液晶テレビ、その他、顧客とメーカーが存在するところ
には巨大なフィードバックシステムがあり、そのシステムが日本の技術を支え
ているのです。
どんな、フィードバックシステムでしょうか。
例えば、デザインが悪い、色が良くないから始まって、この機能は使いにくい、
料金が高い、電波が届かないなど、顧客の声は、販売店からサービス、品質部
門、製造部門、技術、研究部門をめぐって行き、製品の品質向上、品質改善、
デザイン向上、機能向上へとつながっていきます。もちろん、生産的でない意
見もたくさんあるでしょうが、それは、それだけ携帯電話に興味のある人の裾
野が広い、層が厚いと考えるべきでしょう。
膨大な質の高い顧客の意見がある限り、日本製の製品、そして、日本の技術は
進みつづけるのです。高い関心が常に顧客側にあることが、日本の技術の強み
なのです。
これだけ、一般の人のモノに対する関心が高いというのは、日本人としての才
能、特性、オリジナル性だと考えてよいと思います。本当は、プライドとして、
日本人が意識しなくてはいけないものかもしれません。
彼岸
技術のわかる個人投資家への道
Road to Investor with Technology Sense
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。)
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■コラム「連載 マーケットを切る!(35)」
■要点:
今週のキーワード“In the course of evolution and a higher civilization
we might be able to get along comfortably without Congress, but without
Wall Street, never” by Henry Clews (1900).
世界の資本家、錬金術師にとって「資産デフレ脱却」をほぼ果した日本に関心
を示す。
20年ぶりに来日したBillionaireも珍しくない。民間及び公共機関の保有する
遊休資産(人、物、資金)の有効活用を巡る争奪戦は、これからが本番だ。
■劇場化する東京マーケット/不夜城:
連日のように内外でフジテレビ、ニッポン放送株を巡る話題が駆け巡る。ロン
ドンのシティ、NYのウォールストリート他、東京と主要金融都市を結んだテレ
フォンコンファレンスが深夜から明け方まで続く。同分野に野心を燃やす投資
銀行関係者は、24時間臨戦体制。深夜に提案書が何度となく書きかえられるそ
うだ。同メディア争奪戦とは別に大手企業の資産整理、売却、証券化、M&Aな
ど数多くの案件が浮上中。今週はどんな「金融劇場」が展開されるか楽しみだ。
今年1月4日に各企業のトップが念頭の挨拶の内容を読みなおすと今後の動きが
読めそうだ。「漁夫の利」を得たソフトバンクの孫社長は、念頭の挨拶で「今
年は総合通信事業者として大きく成長する重要な年になる」と明言していた。
BBテレビの加入者が数万人にとどまる同社にとって今回の「ホワイトナイト?」
としての参戦ぶりは、彼にとって「想定通り」だったのかも知れない。先週は、
ソフトバンクインベストメント(8473)の北尾氏が久々に登場。今週は、どん
な「役者」が登場するか楽しみだ。
全ての上場企業にとって緊張感が高まるのはこれからである。ニッポン放送に
気を取られている間に新規大株主の登場もあり得る。TBS(9401)やNTV(9404)
ともに遊休不動産を抱えと高コスト体質になっているだけに、M&Aのターゲッ
トになりやすい。経営陣が変わりCashフローモデルを少し変更(コストの見直
しとコンテンツの再版ルートを整備)でNet Present Valueは大きく変化する。
東京マーケットもにわかに活気付き不夜城として復帰。
■再び成長路線に戻った日本の「知価産業」−規制緩和−生み出される将来の
夢産業
日本が本来あるべき「知価産業」。
法律、会計、資産運用・助言などアジア勢力と競合しない成長産業に弾みがつ
いてきた。一連の「ニッポン放送株特集」で脚光を浴びたのは、弁護士の存在。
法科大学院の学生にとって将来の大きな糧となる企業M&A分野。企業が相次い
で法務部を設立。
企業内弁護士を常駐させるところもある。特許紛争が今後も社運を大きく左右
されるだけに弁護士の人材不足解消は、大きな課題となる。今年の春から会計
専門職大学院の開口や社会保険庁の国民年金保険関連業務を一部民間に開放す
る規制改革案もあり付加価値の高い産業が生み出されよう。今後、東京リーガ
ルマインド(LEC)が公開企業となる日もそれほど遠くないかもしれない。
■1.Technology Insight/ 争奪戦はこれから”「ハイテク技術の覇権争い」
Part2
ウィンテル連合の反撃を探る−Intel(INTC)が23日にWiMAXに関するコンファ
レンスを開催。250社のVendorが集い、同社のJulie Coppernollが同技術の概
要について語った。プロトタイプの製品は2005年夏に登場予定。ブロードバン
ドと現在の無線LAN(802.XXシリーズ)の拡張版に近いイメージ。チップセット
の値段は、数百ドルは下らない模様。日本メーカーでは富士通の名前が挙がっ
ているが、Wirelessテクノロジーのコスト対効果をデモンストレーションする
のはもう少し先になりそうだ。2週間前にIntelはサンフランシスコで同社のベ
ンダーを集め今後のロードマップについての説明があったそうだ。参加者の60
%強が日本企業で、インテルサポーターとして日本企業の存在感は健在。開発
初期段階での柔軟な対応は日本企業の優位性は認知されている。今年Dualコア
を立上げ、2007年半ばには、Multi-core4つのコアが1つのMPUに搭載される
そうだ。Microsoft (MSFT) は、2007年にはLonghornの投入を目指す。現在の
ウィンドウズをよりAV機能化(デジタルテレビに近いものに)する製品と聞く
が既にWindows95の発売から10年が経過。筆者の目にはマイナーチェンジの繰
り返しに終始しているようにしか映らない。相変わらず立上げに数分、アプリ
ケーションの終了も個別処理、時々フリーズする。2007年頃にウィンテルが
WiMAXとLonghorn(Home Entertainment対応が目玉?)で世の中を驚かせてく
れるかどうか楽しみだ。
Cellチップ(ウィンテル陣営に対するチャレンジャー)の概要発表からほぼ
1ヶ月。漏れ聞える情報に聞き耳を立てている。パッケージは有機か無機か、
配線、封止材料、用途、アプリケーションの開発状況など時間はかかるが情報
を収集中。最終製品としては、IBMのサーバー、SED−TV、PS3が3つの目玉商
品となるが、車載型メディア機器の開発もどうやら同時進行中の模様。家庭用
ホームサーバー(コアが9個あるので情報処理は格段に早く信頼性も高いと考
えられる)。Wireless機能がどうなるか探ってみたい。
■日本企業へのインプリケーション:
WiMAXとCellとも日本企業にとって大きなチャンスとなる。世界に登場する新
しい応用技術の分野では日本勢は真価を発揮すると期待される。例えば、WiMAX
の通信機能をサポートするのは、村田製作所(6981)のセラミックフィルター、
高周波部品、磁気センサーなどの部品だと推測できる。Cellについては、パッ
ケージ材、有機であれば、イビデン(4062)、新光電気(6967)、無機であれ
ば京セラ(6971)、どちらにも対応できそうなのが、日本特殊陶業(5334)。
最近の聞き取り調査で判明したことは、Cellについては、有機と無機両方が出
てくると考えられる。ある製品に関し、第1世代の製品については、無機が使わ
れ、第2世代以降有機になるなど半導体パッケージの変遷が再び起こる可能性が
ある。WiMAXを利用してソフトバンクが携帯通信分野に参入してくる可能性あ
り得る。旧日本テレコムの固定網とWiMAXを使えばワイアレス通信が可能にな
る。
■2005年−デジタルゲーム機器の買い換えスタート:Xbox2が今年10月に登場
(Dualコアになる可能性もあるが)、年末か来年には、PS3が登場(こちらは
Cellが搭載されることはほぼ確実視されている)。前回2000年のPS2ブームは、
「安価なDVDプレーヤー」としてDVD普及の起爆剤になった。今回は、レコーダ
ー機能(TVの録画、デジタルミキサー機能、3Dサウンドシステムなど高度な
技術が搭載される可能性が秘められている)に着目である。
目先のデータポイント確認−米Best Buy(BBY), Circuit City(CC)の決算
が3月30日に発表になる。3月18日に業績の未達懸念を発表したRadioShack
(RSH)や原油高による先行きの家計部門の売上減速懸念などからこれらの企業
の株価は冴えない展開だが、BBYで1.55ドルのEPS予、CCで0.56ドル同予がコン
センサス。両社EPSはそれぞれ、前年比では+9%、+22%のEPSの伸びとなる
模様。見所は何が良く売れたか(FP-TV、デジタル家電、ゲーム機、ソフトな
ど、携帯端末−これは厳しいだろうが)、期末の在庫水準の低さ。雇用情勢と
賃金の上昇がなだらかながら上昇しており、今年の夏(Back-to School sale)
と年末商戦には多少期待できるかもしれない。
ハイテク企業投資へのアプローチ:目先の下方修正と2006年3月期に対する控
え目な見通しにどう対処するか。積極的な在庫圧縮と原材料価格の上昇により、
多くのハイテク完成品、部材、関連素材メーカーの2005年3月期の業績は若干
下振れで推移している模様だ。2006年3月期の見通しも各社各様に慎重な数字
を出してくると見られる。現在のボックス圏を個別では下振れるところもあろ
う。対処は2つ。先にウェイトを減らしておくか、夏から秋頃にかけて在庫積
み増し、「値ごろ感からの最終需要の回復」を信じて仕込みに行くかである。
昨年の4‐6月期との対比で行くと下期に統計上は回復感が出てくる。過去の更
新需要サイクルを見ても、初期段階は「話題性、高くても買うマニア層」の購
買で初期波動が生まれ、一巡後「マスマーケット」がたちあがり、市場の規模
拡大が起こる。やがて「スペックを落としたボリュームゾーンを狙った商品」
が相次ぎ市場の成熟期を迎える。今回もほぼ同様だが、価格低下のピッチが早
かったため再編含みでの第2ステージ(マスマーケットの成長期)を迎えるこ
とになる。既に中堅・中小企業にはこの夏以降に出てくる新商品試作品の部品
調達が大詰めの段階にきている。ある部品メーカー(複数)の生産ラインはフ
ル稼働中である。
■2.Consumer & Service/In search of Urban life/個性にあった街造り
欧米では住む所で自分のアイデンティティを明確に表す。米東海岸であれば、
NY郊外のGreenwichやNJのShort Hills, CAのBarclaysやBeverly Hills、ロン
ドンであればケンジントン、サウスケンジントン、Hampstead、Chelsea(チェ
ルシー地区)ロンドンでもNYでも有名な地名。日本では、東京都内の極一部
(田園調布と松涛はセレブ、秋葉原―オタクの街など)でアイデンティティが
形成されたが、バブル崩壊により頓挫、ようやく個性にあった街造りが再開。
「ヒルズ族」という言葉もすっかり定着。単にセレブという雰囲気ではなく
クリエイティブ、知的、アクティブというイメージがある。住人になるには、
購入するなら億単位、借りるなら月に70-100万円前後、+プレミア付きの生活
費用がかかる。赤坂・六本木周辺住民の関心は、防衛庁跡地の東京ミッドタウ
ンプロジェクト、全容が明らかになる前に住替えを考える人や既存賃料の低下
を恐れマンションのリニューアルを開始するオーナーなど様々。
買い換え/建替え/住み替えニーズが高い:
東京カンテイ市場調査を見ると興味深い築30年以上のマンションは都内で現在
32万戸、4年後には50万戸、10年後には100万戸に達する。住替え、建替え、住
み替えニーズは高い。
ライフステージに応じた生活圏を求める:
23区西・北エリア(北区、板橋、練馬、豊島、杉並、中野など)、東京カンテ
イのファミリータイプマンションの統計を見ると、2003年の分譲戸数:6,003
戸、平均価格:4,260万円、平均占有面積:70.79平方メートル、坪単価:198.9
万円、2004年では分譲戸数:7,170戸、平均価格:4,279万円、平均占有面積:
68.99平方メートル、坪単価:205.0万円。これらの地域は、文京地区、2007年
の地下鉄13号線開通、再開発地域(湯島周辺)など人気上昇地域。23区南(品
川、大田、目黒、世田谷)2003年分譲戸数:7,675戸、平均価格:4,982万円、
平均占有面積:71.0平方メートル、坪単価:231.8万円、2004年:分譲戸数:
7,221戸、平均価格5,109万円、平均占有面積:72.08メートル、坪単価:234.3
万円。いづれも単価はなだらかに反騰している。
活況相場が続く理由−
地権者の買い換え+周辺住民の期待:これまで新規物件の供給が少なかった広
尾、麻布、勝どき、月島、目白、プラチナ通り周辺、大崎など駅から10分以内
のところに個性豊かなマンションの建設ラッシュ(これからも建つ)。例えば、
住友不動産のシティタワー高輪、1億3,000万以上の物件が数戸残るのみ(総販
売戸数365戸)、白金タワーの完売、週末に野村不動産の手がける恵比寿の丘
(総販売戸数89戸)の価格提示があったが1割ほどの戸数を除いて全て1億円以
上の価格(抽選はするもののほぼ完売の見通し)。三菱地所が手がける南青山
テラス常磐松フォレスト(196戸、元旭ガラスの社宅があった)も殆どが1億円
ばかりの物件だが、間もなく完売の模様。デイアナガーデン広尾(モリモト不
動産が手がける108戸)も日当たりの悪い一部を除き引合い殺到の様子。一部の
弱気不動産アナリストや悲観主義の某経済新聞の観測記事を尻目に、活況相場
が続く。実際に足を運んで調べたところ地権者及び地元の住民で約半分強が埋
まってしまうことが分かった。これまで新規物件の供給が少なく現在住んでい
る住宅が老朽化しつつあり、まさに渡りに船。従って、経済評論家の指摘する
所得や雇用の伸びの話題と殆ど関係のない資金が高額物件を動かしている。そ
こに話題のセレブや冒頭で紹介した話題に関係するような弁護士、会計士、医
者(整形外科、矯正歯科などがよりリッチ)新富裕層が資産形成と住居を求め
て不動産市場の需要家として参入。オファーサイドの価格上昇とモデルルーム
で出会う「セレブ」に圧倒される(残念ながら、筆者のような年収の安定しな
い人には不動産会社は手間隙をかけなければならない状況ではなさそうだ。経
験則では、何度となく筆者のような者にラブコールがくるようになったら市況
は要注意である)。現在のところ物件が住む人を選んでいる状況。主要地方都
市でも同様のことが起こりはじめている模様。
■3:投資へのアイディア:2極化が避けられない/バーゲニングパワー/Pricing
Powerが決め手
建設、不動産、住宅メーカーはPricing Powerがあると思う。一括受注して工
期短縮、労働力を節約した工事方式、機械化、プレハブと似たような工法の積
極的導入の他、インテリア(サンゲツ8130)や家具(大塚家具8186)など内装
業者への値引き要請により材料費の上昇を抑え、高い値段でも買いたい入居希
望者を抱え込みマージンの確保を狙う。3月末にかけて受注残を膨らませるこ
とで素材メーカーや下請け業者とも有利な交渉を狙っている様子。
参考までに米国の高級住宅デブロッパーの株価は、過去1年間で70%近くも上
昇した銘柄もある。例えば、Toll Brothers Inc (TOL)は、1年間で72%も上昇、
YTDでも12%、Brookfield Home Corp (BHS)も過去1年間で73%、YTDで24%上
昇、(米株、S&P500がYTDで−3%を考えるとExcessリターンは大きい)。原材
料価格上昇、人件費の高騰、プラス土地の上昇価格は日本とは比較にならない
米国市場で大幅な増益基調を維持しているデブロッパー(建設、住宅、不動産)
会社は、富裕層をターゲットに強気の営業攻勢をかけている企業。一方、比較
的手ごろな物件を手がけるデブロッパーは、苦戦、業績悪化、株価下落にみま
われている。例えば、Orleans Homebuilders Inc (OHB)は、1年間で株価‐17%
下落、YTDでも4%。
銘柄:三菱、三井、東京建物、住友不動産、旭化成の住宅(へーベルハウス)、
大和ハウス、積水ハウス、東急不動産などはPricing Powerが強い企業、大手
企業が手放す不動産(意外と不整形な土地が多い)を手ごろな値段で買い取り
開発・販売、既存居住者から安く買い取り、リフォームしていい値段で販売、
一部は証券化して販売するなど収益の多様化が可能。住替えで注目できるのは、
住友不動産販売(8870)、エイブル(8872)など仲介事業。
(菊川 半蔵)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。)
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┏━┓━┓
┃執┃筆┃
┏━┓━┓
┃後┃記┃
┗━┗━┛
小学校1年生に足し算を教えるとき、13+15=28というような、味気
ないことをどんどんやらせるよりも、よい方法があります。
わたしが近所の子どもや自分の息子たちに教えるときによく使っているのは、
25や36や49という数です。
数遊びの一種です。
たとえば、25は、5×5ですが、掛算は1年生では習いません。
しかし、掛算は足し算の延長ですから、足し算の考え方を発展されることで、
掛算は教えることができます。
(無論、無理に教え込む必要はありません。さらりと遊ばせるだけです)
25は、以下のように、5つの丸を5列に並べたものです。
●●●●●
●●●●●
●●●●●
●●●●●
●●●●●
これは、斜めにスライスをすると、
25=1+2+3+4+5+4+3+2+1
=(1+4)+(2+3)+5+(4+1)+(3+2)
=5+5+5+5+5
となります。
子どもは、このような対称性に興味が湧くものです。
また、たまねぎの皮をむくように、
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● ●
● ●
● ●
●●●●●
●●●
● ●
●●●
●
に分解すれば、25=16+8+1となります。
また、L字に切り取っていけば、
25=1+3+5+7+9
となり、奇数の数列になります。
25のブロックを、自分の好きなように分けて、足し算として表現させること
も、子どもにとっては、発見になります。
25という数のイメージを持つということは、大切な情操教育になると思いま
す。
また、36や49という数を耳にしたとき、その子どもが、その数をビジュア
ルに思考できることは、後々大きな財産になります。
ひとつひとつの数に色があり、それぞれの数に個性があるということがわかっ
たとき、その子どもは、何の心配もなく、いろいろな局面で大人があっと驚く
ような創意工夫を示せるようになります。
そして、それは、必ずしも、数である必要はありません。
図画工作であっても、鬼ごっこであっても、構わないのです。
ゆとり教育の目的が、こどもたちがその中で自ら発見した面白いことの場数を
積ませるということであれば、あのように「失敗」というレッテルを貼られる
ことはなかったのかもしれません。
山本 潤
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