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生涯パートナー銘柄の研究2009/01/20

JUGEMテーマ:株・投資

この内容は、有料メールマガジンの過去配信されたサンプルです。
もしお気に入りでしたら、ぜひご購読をご検討ください。
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        石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」
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 億の近道火曜日の大人気執筆者、石川臨太郎が皆様へお贈りするメールマガ
ジンの第4回目です。週に1回(火曜日を予定)配信いたします。
 本号まで無料でお読みいただけますので、まずは内容を吟味いただき、納得
いただきましたら有料購読をお願いいたします。別途、ご購読のご案内は差し
上げます。
 なお、この有料メルマガの売り上げの一部は、億の近道の発行運営に活用さ
れます。
 どうぞよろしくお願い申し上げます。

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            ◆Contents◆

   ◇有料メルマガの方針について
   ◇銘柄研究「ナナオ(6737)」
   ◇コラム「株式投資をして精神的に苦痛を受けないためのヒント」

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◇有料メルマガの方針について

 このメルマガでは、
1.企業研究
2.コラム
・自分の決めたことを実行に移すために役立つ考え方を紹介
・調査に使うツールなどについて紹介

以上のコンテンツを週に1回配信いたします。

1.企業研究
A)「将来に向けて株価が大きく回復する可能性を秘めた、将来を託すのに
   不安の無い企業群」
 ・時価総額が数百億円規模と、それなりに大きくて日本を代表するような企業
 ・自己資本比率が主に50%以上の企業
 ・事業価値の高い企業
B)「いま現在の収益を上げるため、株価の上昇が期待できなくてもインカム
   ゲインという高い経済的効用を得られる企業群」
 ・配当と優待を合わせた総合利回りが高い企業(今の相場環境では6%以上)
 ・低PBRかつ低PERのバリュー株。
 ・過去に蓄えた資産(現・預金+投資有価証券+不動産)が時価総額の2倍
  を超えるような配当優待総合高利回り企業。

以上、二つのカテゴリーの企業を取り上げていきます。

2.コラム
 銘柄研究も大事ですが、自分が考えたとおりに投資を実行できなければ、成
果を得ることは出来ません。
 多くの投資家は、自分の買い値より安くなってしまった含み損のある株を売
って、新しい株に投資することに精神的に苦痛を感じて、ポートフォリオの組
み換えが出来ない方も多いです。また銘柄シフトを実行しても、損をしたこと
で精神的に病んでしまったり、自分を責めすぎて暗い人生を自分で作り出して
しまっている方も多いです。
 投資が自分の思惑通りにいかずに精神的に苦痛を受け続けるのは、あまり有
意義なことではありません。そんなとき、どう考えて、自分を納得させていく
のか。そのためのヒントになるようなことも取り上げていきます。

 株式投資を実践していくのは、舗装されていない悪路を車で走るのと同じよ
うなリスクが伴います。アップダウンが激しく、がけ崩れや、落石もときどき
起こす株式市場という舗装されていない変化に富んだ悪路、厳しいけれど、目
的地にたどり着けば、大きなお宝の山が待っているという、素晴らしい黄金道
路でもある道を、なるべく安全に運行し、完走するための技術を身につける。
そのための努力を、ごいっしょにさせていただくことが出来たら、とてもうれ
しいです。

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◇銘柄研究 ナナオ(6737)

 本日はパソコンやパチンコ(遊技機)用ディスプレー専業メーカーのナナオ
を研究対象として取り上げます。当社は日本国内で25兆円市場(ピークの3
1兆円からは多少縮小しました)といわれ、日本国内の50兆円というレジャ
ー産業の約半分を占める、巨大なパチンコ業界への製品供給で稼いでいます。
そして、その豊富な手元資金を活用して2007年2月にはアメリカの企業を
買収し航空管制市場に参入し、2007年10月にはドイツのシーメンス社か
ら医療用モニター事業を買収しました。さらに積極的にM&Aを推進し総合メ
ディカルモニターメーカーとして世界トップ企業になるという中期経営計画の
達成を目指して着実に地歩を固めています。

 詳しくは最近の新規買収案件のIRを見てください。当社の意気込みを垣
間見ることができます。


 まず資産価値から計算します。


 ほとんどは平成21年3月期の第2四半期の決算短信から調べましたが、固
定資産については、四半期の決算短信では、まとめ書きされているので20年
3月期の有価証券報告書を参考に推定しました。

 現・預金50.1億円
+短期有価証券68.9億円
+投資有価証券102.8億円
+売掛債権(売掛金+受取手形)153.7億円
+在庫175.8億円
+土地簿価31.3億円
−全部の負債(他人資本全部)199.4
=383.2億円。

 時価総額は原稿執筆時(1月17日)の株価1435円で計算すると、32
0.3億円になります。資産価値だけで時価総額を超えています。土地は石川
県白山市にある本社工場等が主力で、あまり含みは見込めませんが、近隣公示
地の価格を時価とするならば10億円程度は含みがあるかもしれません。含み
を計算しなくても充分に割安です。

 土地を除いた固定資産など、上記の資産価値に計上しなかった、資産を見て
みます。

 設備等80.3億円
+無形固定資産48.7億円
+その他の資産34.8億円
=163.8億円
あります。

 配当は年80円。優待は3月分としては100株で図書カード3000円分。
9月分は当社のオンライン直販サイトでの10%割引販売です。

 配当利回りは5.57%。配当と金券だけで配当優待総合利回りを計算する
と7.66%になります。ナナオの優待についてはナナオの優待サイトを見て
ください。

http://www.eizo.co.jp/ir/treatment/index.html

 続いて事業価値を定性的に考えてみたいと思います。

 当社の業績は主力の遊戯用ディスプレー、具体的にはパチンコ新機種の人気
が高いかどうかで、かなりの変動を受けます。そこで医療用ディスプレーなど
産業用部門をより強化しようと、着実に行動しています。

 当社の取引先パチンコメーカーはSANYOです。

http://www.sanyobussan.co.jp/

 SANYOの新機種が好調かどうか。製品の端境期には業績が落ちるので、
新機種情報などである程度ナナオの業績も推理できます。自分でパチンコをす
る人のほうが、肌でSANYOの新機種の売行きを把握することも可能だと思
います。また以下のような情報サイトでパチンコ機種の状況を知ることも可能
です。

http://www.p-world.co.jp/info/rankp.htm

 パチンコの全国の設置台数を調べるサイト↑です。SANYO(三洋物産)
の機種がランキングにたくさん登場しています。新機種の状況により変動はあ
りますが、基本的には人気機種を設計する能力の高い同社と組んでいる限り、
アミューズメント・ディスプレイ分野は、安心できる部門です。

 しかしナナオは基本的にはトレードなどという短絡的な売買の対象ではない
です。配当優待利回りが非常に高い、株主還元を積極的に行なう成長力のある
企業です。当社の成長に相乗りする作戦で中長期に投資を続けることで、充分
報われる企業だと判断します。

 パチンコなど遊戯用機種関連事業は貴重なナナオのドル箱事業です。パチン
コ産業の市場規模が少し落ちたとはいえ、パチンコ人気は根強くて、不況にな
ればなったで、人気機種の投入意欲は高まります。

 しかしアミューズメント用ディスプレー(=パチンコ機種)の売上は、ナナ
オの自社努力が及ぶ部門ではないので、自社の販売努力が実を結ぶ産業用ディ
スプレーでの積極的投資を継続中です。特に医療用機器は景気の影響を受けに
くいディフェンシブで安定的な市場です。

 世界景気の低迷で、今期と来期は、ある程度の業績悪化することはやむを得
ないと判断します。しかし自動車産業ほどのダメージは無く、強い財務力と手
持ちキャッシュで、景気回復時の成長の種をまき続けるナナオは、老後を託す
ために中長期で投資できる企業だと判断します。

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者
の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)

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◇コラム:株式投資をして精神的に苦痛を受けないためのヒント

 投資家仲間との勉強会では、「早くガッポリ稼ぎたい」「楽(ラク)して早
く稼ぎたい」という強欲な意見の持ち主(けっこう女性が多いのにはビックリ
しますが)に出会います。

 私はそんなとき、こんなたとえ話をすることにしています。株式投資など資
産運用は、水泳の短距離競争じゃないんだから100メートルを早く全力で泳
いで一番速くゴールに着けばいいや、というもんじゃない。100メートル泳
いだらあとは休んでいいという、いわば一発勝負ではない。体調などあらゆる
コンディションを最終戦に備えて、そこで勝てばおしまい。良かったね。次の
レースは一からスタート。そんなゲームではない。管理されたコースでレース
の妨げになるようなものは管理者の手で排除されている。そんな恵まれた状態
で競うものとは、まったく違う。例えるなら遠泳する能力を競うようなゲーム
のようなものなんだ。そんなことを話します。

 潮流の変化。水温の変化。自分の体調。体力。あらゆる条件を勘案し、溺れ
ないように、長時間泳いで、溺れずに目的地に無事にたどり着けるような総合
力を養うゲームです。嵐の海では、泳ぐのを避ける判断力も求められるゲーム
です。自分の体力を過信したら、事故を起こします。心臓麻痺を起こしたら。
足がつったら。そんな場合のセーフティー・ネットも準備しておく細心さが必
要なもの。まさに株式投資と遠泳は同じようなものです。

 株式投資は「運だけでガッポリ稼げる」こともあるけれど、幸運が立て続け
に来るとは限らない。嵐が来ても、溺れないように、しっかりとした運用能力
を身につけていきたいと思います。

 新たに株式投資を始めようとする人は、こんな準備運動してみたらよいと考
えています。

 自分の性格を確認する手段です。株式投資における自分の性格。このデータ
を売っている所はどこにもありません。女性にアタックする時の度胸はあるけ
ど、難しい仕事を率先して引き受ける度胸はない。なんて人もいます。

 株式投資に対する自分の性格で、特に知っておかなければいけないのが、自
分の「お金を儲けることに対する欲の深さ」と「損をすることに対する恐怖感
の強さ=臆病さ」です。少なくとも本格的な株式投資を始める前に、これだけ
は、しっかり自覚しておくべきだと考えます。

 これは小額投資、もちろん、あまりにも小額では自分の欲深さも、臆病さも
わかりません。まずサラリーマンならボーナス1回分。または生活費の3か月
分。自営業者なら、やはり生活費の3ヶ月分くらいを、実際に一つの企業、一
銘柄の株に投資して、その株価の変動で、自分がどのようなストレス、プレッ
シャーを受けるかを、じっくり体験する。そして自分の欲の深さ、臆病さに気
づく。

 そして、自分が自分で決めたルールをきちんと守れる克己心を持っているか
どうかも確認する。そんなことからスタートしないといけないのではないかと
思っています。多くの投資家は、そんなことをしないで、初めからけっこうな
お金を株式投資につぎ込みます。

 そして自分の欲望と恐怖に振り回されながら、損をして、学んでいきます。
でも損しても、一向に学ばないで、損を繰り返してしまう人も多いです。そん
な人が10人のうち8人いるのが株式投資の世界だと思って間違いないと思い
ます。

 最初に遠泳の話をしました。遠泳で目的地まで泳ぎきるためには、先ず自分
の体力などを訓練に訓練をかさねて確認してから、本番に挑みます。長い人生、
一生使える株式投資のスタートですから、まずは自分の適性検査からスタート
するのが賢明だと思うのです。くどいようですが、短距離競争に一回だけ勝て
ばいいという勝負ではないのですから。無謀に泳ぎ始めて、致命的な事故を起
こしてはたまったものではありません。自分の性格を押さえた上で、投資戦略
を立てれば、致命的な傷を受けることを回避できる可能性が高くなります。

 もちろん今回のような100年に一度の相場の悪化に直面すれば、被害を受
けることはあるでしょう。一時的に資産の残高が少なくなってしまっても、資
産価値の高い、事業価値のある企業の株は、景気回復時には適正な評価を受け
る可能性が高いです。資産は伸びたり縮んだりするものであることを、パニッ
クの時に思い出せれば、溺れる心配は少なくなるのではないでしょうか。しか
しレバレッジという重石を背負って泳いでいては、大嵐にあったとき冷静さを
保つことは難しいです。したがってレバレッジをかけた投資は慎むべきだと、
強く考えています。


 自分の投資に対する性格を把握するために、どんな企業の投資から始めたら
よいかというご質問を受けたとき、1年以上前にはトヨタが良いと思うと回答
するようにしていました。しかし最近1年以上は島根県に篭って投資談議をし
ていなかったのでトヨタをすすめることがありませんでした。すごくラッキー
だったと思います。皆さんもご存知のように最近はトヨタでさえ急速に業績が
悪化して、株価も短期間に急落してしまいました。

 では今なら、どんな企業がテスト銘柄として良いと思うかと聞かれたら、な
んと答えようかと考えて資産リッチで時価総額が1兆円を少し下回る位置にい
る低PBR(0.5〜0.6倍程度をうろうろしています)企業で、太陽光発
電や原子力発電以上に相場テーマ性としてはインパクトがありそうなカタリス
ト(=株価上昇のための触媒)を持つ企業を思いつきました。来週は研究銘柄
の他にもう1銘柄。自分の欲と恐怖を把握するのに役立ちそうな企業もご紹介
しようと考えています。

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者
の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)

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発行者:NPO法人イノベーターズ・フォーラム
 email:magazine@iforum.jp
 http://www.iforum.jp/
このメールマガジンの無断転載・引用・再配布を禁じます。

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