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投資情報メールマガジン 2020/09/07
イ意 の 近 道
−プロが導く「億」資産への近道− 週5回発行
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【ご挨拶】
将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析やコラムを参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!
★当メルマガは等長フォントでの閲覧を前提にしております★
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−本日の目次−
(本日の担当:炎のファンドマネージャ)
◆コラム「今こそ東京一極集中から地方分散に」
◆コラム「大胆な本社移転に取り組むパソナグループ(2168)」
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■四季報セミナー ガチャ氏×山本潤氏 四季報の裏側、全部お話しします!
その3
「記者一人あたり何社担当?」「社長に取材しているの?」
「業績予想の表現の違いは?」「企業から圧力はあるの?」
「新人記者が担当する企業は?」など四季報の疑問が解消します!
四季報執筆&調査に5年間携わっていたガチャ氏が、その裏側と興味深い
トピックを全部開示。
実際に携わってきた人間だけが分かる深い話が聞けます!
また、事前にご質問を募集いたしますので、普段から疑問に思っていること、
ぜひ聞いてみたいことなどをお寄せ下さい。当日セミナー内で回答致します。
※時間の都合上、全ての質問にお答え出来ないことをご了承下さい。
また第2部では、ダイヤモンドフィナンシャルリサーチ運用者の山本潤氏を
加え、企業情報誌のポイントや活用法を含む裏側を語り合ってもらいます。
※山本氏は以前、ダイヤモンド株データブック(ダイヤモンド版四季報)を
立ち上げ、世に出したことがあります。
■日時:9月19日(土) 14:00〜16:30(開場13:45)
(最大15分ほどの延長あり)
リアル参加もオンライン参加も可能です。
詳しくはこちら ⇒
http://okuchika.net/?eid=9393
主催:NPO法人イノベーターズ・フォーラム
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◆コラム「今こそ東京一極集中から地方分散に」
道州制が話題となってきた。安倍首相の辞任により先週から新首相に誰がな
るかということで話題を集めているが、3名の候補のいずれもが地方創生を目
指しており、その中で道州制もテーマとなっている。3名の中でも本命視され
る現官房長官の菅氏が掲げる地銀の再編を受けてこれまで低迷してきた地銀株
が先週末は軒並み人気化した。
日本には90行近い大手都市銀行と地方銀行、その持株会社などが上場。
これまでじり貧傾向を辿ってきた地銀株(特に再編の対象となる関東の第2
地銀など)が先週は久々に息を吹き返していた。地方創生がいつの間にかテ
ーマとなりつつある中で人気化し始めたのは、地方創生関連銘柄。
とりわけ、筆者が長期に追いかけてきた地方創生をテーマに掲げる自治体は
発行する暮らしの便利帳を地域の企業を広告主として発行するサイネックス
(2376)の株価がこのところようやく上向いてきた。
同社株は先週末は一時770円まで上昇したが、週明けの本日も796円の
高値をつけるなど長期低迷傾向を脱し新たな展開を見せている。
日本の人口は1億2000万人を超えてピークを打ち、今後は人口減が予想
されている。ただ、廃藩置県後の現在の47都道府県制度が始まったころの人
口は4000万にしか過ぎず、その47都道府県の中で最も人口が多かったの
は新潟県だったとのこと。
その後、戦前戦後を経て東京及びその周辺の関東圏に人が集まって一極集中
となってきたことで様々な弊害が出てきたとの指摘もなされる。
こうした人口動態がコロナ禍で変化しつつあるという。つまり東京を含めた
関東圏の人口減がコロナ禍の中で見出されたとされ、地方に人口移動が始まっ
たとの印象が持たれるようになったのだ。
コロナ対応でテレワーク、ステイホームが推進される中でこの潮流は定着し
ようとしている。何も人の多い東京で仕事しなくても地方でゆったりのんびり
とできるのだからこの潮流は継続することになりそう。
地方に人が移動すれば自然に人口減は止まる。子育てに良い地方に人が流れ
家族の強固な絆が保たれることが地方を豊かにすることになる。台風シーズン
入りで地方での災害を目にしがちだが、国土強靭化を更に推進して東京中心の
防災対応を地方都市での防災を重視すればますます地方は安心と安全の基盤を
得て子育てがしやすくなるだろう。
こうした地方重視の視点で新たな投資対象を見出すことにしたい。
(炎)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者
の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)
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◆コラム「大胆な本社移転に取り組むパソナグループ(2168)」
神戸出身の南部オーナー率いる人材派遣業界3位のパソナグループ(216
8)が本社機能を東京から兵庫県の淡路島に移転させるとして話題を呼んでい
る。
1800名の本社従業員のうち1200名が淡路島に移住し業務を推進する
との驚きの計画だが、こうした地方への流れが始まると日本は東京一極集中が
収まり新たな潮流が生まれることとなる。
パソナグループは地方創生に熱心な企業。もともと関西が活動拠点だった同
社なので淡路島と言ってもさほどサプライズはないのかも知れませんが、いわ
ば故郷帰りとも言うべき大胆な施策に関心が集まっている。
これは余談だが、淡路島に関心が高まったせいか先般から淡路島に工場等の
拠点を置く住宅用タイルメーカーのダントーホールディングス(5337)が
先般来、人気化。本日も一時ストップ高を演じた。
首都圏に拠点を置く企業の地方移転で考えられるのはコストの低減。人件費
や賃料の削減が抑制されることになるが、この移転には地域を活性化する効果
も考えられる。グループ全体で8000名近い人材を雇用するパソナグループ
の場合は淡路島での人材誘致による地方創生に挑戦。様々な観光施設やイベン
ト開催などで国内外から多くの方が訪れる魅力的な島をつくってきたと言う経
緯がある。
今回はこうした事業基盤に本業の従業員を移住させての大がかりなビジネス
となる。
まあ、いわば旅行ビジネスを展開するHISの本社社員が佐世保のハウステ
ンボスに移り住むようなもの。
家賃の高い東京を脱して地方でのネットワーク、DX業務を推進し観光ビジ
ネスも盛り上げていこうとする流れと言える。
既にこうした地方発のビジネスは他の多くの企業でも見出せる。
和歌山県海南市に本拠を置くガーデニング関連資材・用品メーカーのタカシ
ョー(7590)の株価がガーデニングブームの到来で最近になって人気化。
また、熊本県山鹿市に本社を置くユニークな住宅メーカーLibWork
(1431)が、市場人気を高めたことも記憶に新しい。
更には岡山市に本社を置く自然災害関連の建設コンサルタント会社、ウエス
コHD(6091)もこのところ人気化。
こうした地方を拠点にした地道な活動を続ける企業の活躍が永続するかどう
かは何とも言えないが、市場の潮流として関心を寄せておきたい。
東京ではなく地方に拠点を置いていても企業はDX(デジタルトランスフォ
メ―ション)の力で成長を享受する時代の到来。通勤の地獄を味わう必要のな
い新しい従業員の幸福度追求の姿がそこにはあるように感じられる。
それこそが停滞してきた日本経済の復活に向けた取り組みにつながるのかも
知れません。
東京一極集中がコロナ禍で変わりつつある。パソナグループの大胆な取り組
みに引き続き注目しておきたい。
(炎)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
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