株の玉手箱 着眼大局着手小局No.11




〜相場の観測〜


【週足参照】 =上げ基調継続へ=



※チャートを用いた説明は、こちらにて掲載しております。
https://1376partners.com/content_page/11831

 前回「上昇後の保ち合い局面が進行(記:2020/8/7)では以下のように述べた。

「現在は、高値(S)23,178円以降の調整局面の進行で、安値(R)16,552円を基点とする上げ基調が維持された経過となっており、引き続き、高値(S)23,178円と安値(T)21,530円のいずれをブレイクするかが焦点となっている。また、高値(S)更新は、前高値(Q)24,083円をうかがう動きにつながる。一方、安値(T)を割り込むと下値を探る経過となる。」

とした。

 実際には、7月31日安値21,710円(T)から切り返し上値が抑えられるなか、高値(S)23,178円を上回り23,296円(8/25)と上値に進んだ。


 よって、現在は安値(R)16,552円を基点とする上げ基調の継続となり、今年1月高値(Q)24,083円をうかがう経過となっている。


【日足参照】 =今年1月高値更新が焦点に=


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 日足では前回「レンジ相場の終焉が間近」(記:2020/8/7)では、以下のように述べた。

「現在は、安値(P)21,710円が前安値(N)21,530円を下回らずに推移していることから、安値(D)16,552円から高値(M)23,178円までの上げに対する調整局面(日柄調整:ボックス)が進展しており、引き続き高値(M)23,178円と安値(N)21,530円の何れをブレイクするかが焦点となる。
 ただ、高値(M)を上回るとボックス放れから上値を試す動きが生じやすく、今年1月高値(A)24,083円など24,000円の壁にトライする経過となる。一方、高値(M)23,178円を上回ることができずに反落し、安値(N)21,530円を下回ると下げ幅の拡大(値幅調整)につながりやすくなる」

とした。

 実際には、6月高値(M)23,178円を上回り23,289円(8/14)と上値に進んだあと一進一退(500程度の値幅)となるなか8月25日には23,296円わずかに水準を切り上げた。また、8月末の一時600円安も値を戻し、終値22,882円は安値22,880円(8/20)を維持した。

 よって、現在は膠着状態も上値をうかがう経過となっており、今年1月高値(A)24,083円の更新が焦点(24,000円の壁突破できるか)となっている。

 その場合、上値は以下の水準が挙げられる。
(1)23,510円=D+6,958円(14年4月安値〜15年6月高値)
(2)23,884円=D+7,332円(12年6安値〜13年5月高値)
(3)23,987円=D+7,435円(08年6高値〜09年3月安値)
(※)24,083円=高値(A):今年1月20日
(※)24,270円=18年10月の高値
(4)24,548円=D+7,996円(12年6月安値〜13年12月高値)
(5)24,826円=M+(M−N)

 一方、直近の安値(P)21,710円以降の小さな波動から、安値22,880円(8/20)を下回ると下値を探る動きにつながりやい。

 その場合、反動安値幅として1,235円、1,468円、1,648円、1,728円などが挙げられる。また、水準は現在高値が未確定のため、今後示現される高値からこれらの値幅を当てはめて求めることになる。


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【脳活チャート参照】 =両者譲らず!=


※チャートを用いた説明は、こちらにて掲載しております。
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 前回の記述から多少の水準を上げた。だが、依然として一定の値幅の範囲内で推移している。直近は23,000円の攻防で、売り方買い方一歩も譲らない格好となっている。これもまた相場なり、注意深く今後の推移を見守りたい・・・。

 レンジ相場、長引くほどに結果は急騰、急落する可能性が高くなる傾向が過去において否定できない事実があるのだが・・・。

 結局のところ、いろいろ論じるより「相場のことは相場に聞く!」=『「相場の決定を待つ?』のが良いのだろう・・・。


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【フォーカス】 ※TOPIX日足チャート参照


※チャートを用いた説明は、こちらにて掲載しております。
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〜6月高値更新が焦点〜

 前回の“踏ん張るtopix!ねばるtopix!”では以下のように述べた。

「安値(F)が1,496pと前安値(B)1,530pを割り込んだ。ただ、高値(A)1,630pから安値1,496pまでの下げ幅が134pと前下げ幅(3/23〜4/3まで)と同値幅で踏みとどまる格好となった。この粘りが今後の動きに影響するか否かが注目点となる。」

とした。
 実際は、安値(F)1,496pからの反発では、上値が1,624p(8/13)、1,625p(8/25)と高値(A)1,630pを目前に伸び悩んだ。

 この現象が日経平均の上値の重さにつながっているようだ。高値更新が待ち遠しい。

※注:通常、チャートを見る上で『波動と値幅』は同時に考えておくことが大切である。


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【備考】〜NYダウ工業株30種&ナスダック〜


★参照 備考(1) NYダウ平均(日足)

※チャートを用いた説明は、こちらにて掲載しております。
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=今年2月高値トライへ=


 前回は「6月高値更新が焦点」として以下のように述べた。

「安値(P)25,015(下げ幅2,557ドル)と安値(N)を下回ったが、直後の切り返しで高値(O)26,289ドルを上回り高値(Q)27,005ドルへ進んだ。また、ボックス内で安値(R)26,313ドルと前安値(P)25,015ドルから切り上げる形で6日連騰(1,120ドル高)となり、直近値(S)27,433ドル(8/7)と6月高値(M)27,572ドルに接近していることから、同高値(M)更新が焦点となっている。同高値を上回ると、安値(F)18,591ドルを基点とする基調の継続となり、今年2月の高値(A)29,551ドルをうかがう経過となる。」

とした。

 実際には、安値(R)26,313からの切り返しで安値(P)以降は、高値と安値を共に切り上げる形で高値に進み前高値(M)27,572ドルを上回り28,653ドル(8/28)と上伸した。

 よって、現在は6月安値(P)25,015ドル以降の基調と、安値(F)18,591ドルを基点とする基調が継続し、今年2月の高値(A)29,551ドルをうかがう経過となっている。さらに、同高値更新は30,000ドルが視野に入ることになる。

 その場合、上値は以下の水準が挙げられる。

(1)28,898ドル=L+(I−F)
(2)29,289ドル=L+(K−F)
(3)29,340ドル=P+(M−L)
(4)29,547ドル=F+10,956ドル(安値16年2月〜高値18年1月)
(※)29,551ドル=高値(A):20/2/12
(5)30,129ドル=M+(M−P)

 一方、安値(P)以降の基調を維持するには反動安値幅が、1)692ドル程度に収まることが重要となる。子の値幅を超えると、2)1,274ドル、3)1,386ドルなどのほか、4)1,615ドルなどの拡大につながりやすくなる。


★参照 備考(2) ナスダック(日足)

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=凧の糸が切れたかのよう=

 今年3月安値(F)6,860ドル以降は、「高値と安値を共に切り上げる形」で上昇の一途を辿っている。この基調(最大調整値幅:528ドル)にも、何れ変化(乱れが生じる)が訪れることになるのだろう。

 天底のない相場はないのだから・・・

 よって、現在の基調だけは確り(注意深く)見守りたい。

 チャートの研究対象として、値幅を追うのもよし! 時間を追うのもよし!でもいいのではないだろうか・・・


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 新型コロナウィルスの感染症拡散事態が一日も早く終息し、平穏な生活を取り戻せるよう心から願っております。
 感染拡大に自身の身を守る細心の注意を払いましょう!

 プラス熱中症対策も十分に気遣いしましょう!
 オタガイニ(*^−^)/\(^−^*)ガンバロー!


(あすなろ産業調査部 長森伸行)


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株式会社あすなろ/関東財務局長(金商)第686号/加入協会 一般社団法人日本投資顧問業協会


(提供情報はあくまでも情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘及び、売買指示ではございません。株式投資には価格の変動等によって損失が生じるおそれがあることをご理解の上、投資にあたっての最終判断はご自身の判断にてお願い致します。信頼できると思われる各種情報、データに基づいて作成しておりますが、その正確性及び安全性を保証するものではありません。)


JUGEMテーマ:株・投資



JUGEMテーマ:社会の出来事




滞留資金




 安倍首相の突然の辞任表明には驚きました。体調不良のニュースは広がっていましたが直ぐに辞任する程とは予想出来ませんでした。

 このメルマガでも随分と安倍政権の悪口を書いてきましたが、各省庁トップの人事権も握り、歴代最強とまで言われた政権でも改革が進まないほど既得権の壁が厚いことを認識させてくれた政権でもありました。
 安倍首相には治療に専念していただくことで、療養中は客観的に政治を見ることが出来る良い機会となりそうです。

 そして既に派閥間の人事抗争が始まっているようです。
 公職選挙法違反で逮捕・起訴された河井夫妻に選挙資金を提供した(実質的な主導者?)二階幹事長(土建王国和歌山のドン、81歳)が実権を握り続けるようですが、このような老害政治構造が国民(特に若年層)の将来を暗いものにしていると感じます。
 一方の野党は依然として心許ない(全く頼れない)レベルですので、暫くは蚊帳の外でしょうか(苦笑)。


 さて、世界中の政府が大量にばら撒き、滞留した資金の行方は・・・?
 預金金利は限りなくゼロになり、海外においても9年前には7%まで売られたイタリア国債でさえ1%を切るなど、主要国の債券利回りも失われています。景気の先行きが不透明故に投資も伸びません。つまり幾らかでも成長期待がある会社、配当が得られる株式市場に資金が流れるしかない現実が今の株高を演出しています。

 所謂、過剰流動性でしょうか。
 とは言え、80年台後半の過剰流動性レベルではありませんし、リーマンショック時のような単純な信用崩壊でもありません。異次元の過剰流動性と呼ぶべきかもしれません。主要国中央銀行が何年間もゼロ金利続けるようであれば、いよいよ世界中から利回りが消えてしまいそうです。


 将来の成長が望めるとして、リスクを取ってITやバイオ関連などのグロース銘柄を買うのか、配当重視で安定株(バリュー銘柄)を買うのかの選択を、様々な立場で、世界中の投資家が迷いつつ資金を振り分けています。

 つい半年前までは相当の確率で利回りを得られたはずの不動産は、景気悪化の懸念から価格の将来性に疑問が膨らんできたため、リートさえも(利回りが得られるものの)中々値を戻せずにいます。

 米国のIT大手は着実に周辺企業の収益を吸い上げつつ成長していますが、これが何処まで続くのかも気になるところです。簡単に言えば、アマゾンは小売市場の何%を占めれば成長が鈍化するのか?グーグルやフェイスブックは広告市場の何%までのシェアを見込めば良いのか?妥当なのか?

 小職ごときには市場予測など出来ませんが、マイナスの実質金利が続く前提なら、企業がそれなりの成長を続ける限り、そして配当を出していける限り株価は上がり続けることになります。
 とは言え、マイクロソフトですら配当利回りは1%しか無く、大半の主要IT企業は依然として無配です。

 アマゾンの直近の予想PERは100倍を超え、テスラは250倍。それ以外の大手IT企業のPERは30倍台以上ですが、それらをどう評価すれば良いのか悩みます(汗)。
 日本の株式市場もそれに引きずられて買われている面があるのでしょうから、これまた余計に悩みます(汗、汗、汗)。


 みんなの運用会議で取り上げられている、エランやエスプールなどにも以前から興味を持っていますので、そろそろ久しぶりに山本潤さんのセミナーに参加して、頭を整理しようかと考える今日この頃です(^^;)


(街のコンサルタント)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)




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億の近道2020/09/03


■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
投資情報メールマガジン                  2020/09/03号
              イ意 の 近 道

         −プロが導く「億」資産への近道−   週5回発行
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

【ご挨拶】
 将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析やコラムを参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!

   ★当メルマガは等長フォントでの閲覧を前提にしております★

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             −本日の目次−
  (本日の担当:街のコンサルタント&あすなろ産業調査部)


◆コラム「滞留資金」:街のコンサルタント
◆コラム「株の玉手箱 着眼大局着手小局No.11」:あすなろ産業調査部


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■四季報セミナー ガチャ氏×山本潤氏 四季報の裏側、全部お話しします!
 その3


「記者一人あたり何社担当?」「社長に取材しているの?」
「業績予想の表現の違いは?」「企業から圧力はあるの?」
「新人記者が担当する企業は?」など四季報の疑問が解消します!

 四季報執筆&調査に5年間携わっていたガチャ氏が、その裏側と興味深い
トピックを全部開示。
 実際に携わってきた人間だけが分かる深い話が聞けます!

 また、事前にご質問を募集いたしますので、普段から疑問に思っていること、
ぜひ聞いてみたいことなどをお寄せ下さい。当日セミナー内で回答致します。
※時間の都合上、全ての質問にお答え出来ないことをご了承下さい。


 また第2部では、ダイヤモンドフィナンシャルリサーチ運用者の山本潤氏を
加え、企業情報誌のポイントや活用法を含む裏側を語り合ってもらいます。
※山本氏は以前、ダイヤモンド株データブック(ダイヤモンド版四季報)を
 立ち上げ、世に出したことがあります。


■日時:9月19日(土) 14:00〜16:30(開場13:45)
            (最大15分ほどの延長あり)

リアル参加もオンライン参加も可能です。

詳しくはこちら ⇒ http://okuchika.net/?eid=9393


主催:NPO法人イノベーターズ・フォーラム


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◆コラム「滞留資金」


 安倍首相の突然の辞任表明には驚きました。体調不良のニュースは広がって
いましたが直ぐに辞任する程とは予想出来ませんでした。

 このメルマガでも随分と安倍政権の悪口を書いてきましたが、各省庁トップ
の人事権も握り、歴代最強とまで言われた政権でも改革が進まないほど既得権
の壁が厚いことを認識させてくれた政権でもありました。
 安倍首相には治療に専念していただくことで、療養中は客観的に政治を見る
ことが出来る良い機会となりそうです。

 そして既に派閥間の人事抗争が始まっているようです。
 公職選挙法違反で逮捕・起訴された河井夫妻に選挙資金を提供した(実質的
な主導者?)二階幹事長(土建王国和歌山のドン、81歳)が実権を握り続け
るようですが、このような老害政治構造が国民(特に若年層)の将来を暗いも
のにしていると感じます。
 一方の野党は依然として心許ない(全く頼れない)レベルですので、暫くは
蚊帳の外でしょうか(苦笑)。


 さて、世界中の政府が大量にばら撒き、滞留した資金の行方は・・・?
 預金金利は限りなくゼロになり、海外においても9年前には7%まで売られ
たイタリア国債でさえ1%を切るなど、主要国の債券利回りも失われています。
景気の先行きが不透明故に投資も伸びません。つまり幾らかでも成長期待があ
る会社、配当が得られる株式市場に資金が流れるしかない現実が今の株高を演
出しています。

 所謂、過剰流動性でしょうか。
 とは言え、80年台後半の過剰流動性レベルではありませんし、リーマンシ
ョック時のような単純な信用崩壊でもありません。異次元の過剰流動性と呼ぶ
べきかもしれません。主要国中央銀行が何年間もゼロ金利続けるようであれば、
いよいよ世界中から利回りが消えてしまいそうです。


 将来の成長が望めるとして、リスクを取ってITやバイオ関連などのグロー
ス銘柄を買うのか、配当重視で安定株(バリュー銘柄)を買うのかの選択を、
様々な立場で、世界中の投資家が迷いつつ資金を振り分けています。

 つい半年前までは相当の確率で利回りを得られたはずの不動産は、景気悪化
の懸念から価格の将来性に疑問が膨らんできたため、リートさえも(利回りが
得られるものの)中々値を戻せずにいます。

 米国のIT大手は着実に周辺企業の収益を吸い上げつつ成長していますが、
これが何処まで続くのかも気になるところです。簡単に言えば、アマゾンは小
売市場の何%を占めれば成長が鈍化するのか?グーグルやフェイスブックは広
告市場の何%までのシェアを見込めば良いのか?妥当なのか?

 小職ごときには市場予測など出来ませんが、マイナスの実質金利が続く前提
なら、企業がそれなりの成長を続ける限り、そして配当を出していける限り株
価は上がり続けることになります。
 とは言え、マイクロソフトですら配当利回りは1%しか無く、大半の主要I
T企業は依然として無配です。

 アマゾンの直近の予想PERは100倍を超え、テスラは250倍。それ以
外の大手IT企業のPERは30倍台以上ですが、それらをどう評価すれば良
いのか悩みます(汗)。
 日本の株式市場もそれに引きずられて買われている面があるのでしょうから、
これまた余計に悩みます(汗、汗、汗)。


 みんなの運用会議で取り上げられている、エランやエスプールなどにも以前
から興味を持っていますので、そろそろ久しぶりに山本潤さんのセミナーに参
加して、頭を整理しようかと考える今日この頃です(^^;)


(街のコンサルタント)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。また、当該情報は執筆時点での取材及び
調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)


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 第119回「2020年9〜10月IPOスケジュール」がアップされました。


第119回「2020年9〜10月IPOスケジュール」 9月2日収録
 【ニコニコ動画】https://www.nicovideo.jp/watch/so37461603
 【YouTube】https://youtu.be/cb4X5LvlPjc

【今回登場企業】
 9月〜10月IPOの12銘柄 アドソル日進 Libwork アクセル
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 ぜひご視聴下さい。

 相場のサマリーや個別銘柄動向などを5〜6分にまとめておりますので、
 ご登録頂ければ幸いです。


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◆コラム「株の玉手箱 着眼大局着手小局No.11」


〜相場の観測〜


【週足参照】 =上げ基調継続へ=


※チャートを用いた説明は、こちらにて掲載しております。
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 前回「上昇後の保ち合い局面が進行(記:2020/8/7)では以下のよ
うに述べた。

「現在は、高値(S)23,178円以降の調整局面の進行で、安値(R)1
6,552円を基点とする上げ基調が維持された経過となっており、引き続き、
高値(S)23,178円と安値(T)21,530円のいずれをブレイクす
るかが焦点となっている。また、高値(S)更新は、前高値(Q)24,08
3円をうかがう動きにつながる。一方、安値(T)を割り込むと下値を探る経
過となる。」
とした。

 実際には、7月31日安値21,710円(T)から切り返し上値が抑えら
れるなか、高値(S)23,178円を上回り23,296円(8/25)と
上値に進んだ。


 よって、現在は安値(R)16,552円を基点とする上げ基調の継続とな
り、今年1月高値(Q)24,083円をうかがう経過となっている。


【日足参照】 =今年1月高値更新が焦点に=


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 日足では前回「レンジ相場の終焉が間近」(記:2020/8/7)では、
以下のように述べた。

「現在は、安値(P)21,710円が前安値(N)21,530円を下回ら
ずに推移していることから、安値(D)16,552円から高値(M)23,
178円までの上げに対する調整局面(日柄調整:ボックス)が進展しており、
引き続き高値(M)23,178円と安値(N)21,530円の何れをブレ
イクするかが焦点となる。
 ただ、高値(M)を上回るとボックス放れから上値を試す動きが生じやすく、
今年1月高値(A)24,083円など24,000円の壁にトライする経過
となる。一方、高値(M)23,178円を上回ることができずに反落し、安
値(N)21,530円を下回ると下げ幅の拡大(値幅調整)につながりやす
くなる」
とした。

 実際には、6月高値(M)23,178円を上回り23,289円(8/1
4)と上値に進んだあと一進一退(500程度の値幅)となるなか8月25日
には23,296円わずかに水準を切り上げた。また、8月末の一時600円
安も値を戻し、終値22,882円は安値22,880円(8/20)を維持
した。

 よって、現在は膠着状態も上値をうかがう経過となっており、今年1月高値
(A)24,083円の更新が焦点(24,000円の壁突破できるか)とな
っている。

 その場合、上値は以下の水準が挙げられる。
(1)23,510円=D+6,958円(14年4月安値〜15年6月高値)
(2)23,884円=D+7,332円(12年6安値〜13年5月高値)
(3)23,987円=D+7,435円(08年6高値〜09年3月安値)
(※)24,083円=高値(A):今年1月20日
(※)24,270円=18年10月の高値
(4)24,548円=D+7,996円(12年6月安値〜13年12月高値)
(5)24,826円=M+(M−N)

 一方、直近の安値(P)21,710円以降の小さな波動から、安値22,
880円(8/20)を下回ると下値を探る動きにつながりやい。

 その場合、反動安値幅として1,235円、1,468円、1,648円、
1,728円などが挙げられる。また、水準は現在高値が未確定のため、今後
示現される高値からこれらの値幅を当てはめて求めることになる。


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 前回の記述から多少の水準を上げた。だが、依然として一定の値幅の範囲内
で推移している。直近は23,000円の攻防で、売り方買い方一歩も譲らな
い格好となっている。これもまた相場なり、注意深く今後の推移を見守りたい
・・・。

 レンジ相場、長引くほどに結果は急騰、急落する可能性が高くなる傾向が過
去において否定できない事実があるのだが・・・。

 結局のところ、いろいろ論じるより「相場のことは相場に聞く!」=『「相
場の決定を待つ?』のが良いのだろう・・・。


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【フォーカス】 ※TOPIX日足チャート参照


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〜6月高値更新が焦点〜

 前回の“踏ん張るtopix!ねばるtopix!”では以下のように述べ
た。

「安値(F)が1,496pと前安値(B)1,530pを割り込んだ。ただ、
高値(A)1,630pから安値1,496pまでの下げ幅が134pと前下
げ幅(3/23〜4/3まで)と同値幅で踏みとどまる格好となった。この粘
りが今後の動きに影響するか否かが注目点となる。」
とした。

 実際は、安値(F)1,496pからの反発では、上値が1,624p(8
/13)、1,625p(8/25)と高値(A)1,630pを目前に伸び
悩んだ。

 この現象が日経平均の上値の重さにつながっているようだ。高値更新が待ち
遠しい。

※注:通常、チャートを見る上で『波動と値幅』は同時に考えておくことが大
 切である。


−−−−−−−−−


【備考】〜NYダウ工業株30種&ナスダック〜


★参照 備考(1) NYダウ平均(日足)

※チャートを用いた説明は、こちらにて掲載しております。
https://1376partners.com/content_page/11831


=今年2月高値トライへ=


 前回は「6月高値更新が焦点」として以下のように述べた。

「安値(P)25,015(下げ幅2,557ドル)と安値(N)を下回った
が、直後の切り返しで高値(O)26,289ドルを上回り高値(Q)27,
005ドルへ進んだ。また、ボックス内で安値(R)26,313ドルと前安
値(P)25,015ドルから切り上げる形で6日連騰(1,120ドル高)
となり、直近値(S)27,433ドル(8/7)と6月高値(M)27,5
72ドルに接近していることから、同高値(M)更新が焦点となっている。同
高値を上回ると、安値(F)18,591ドルを基点とする基調の継続となり、
今年2月の高値(A)29,551ドルをうかがう経過となる。」
とした。

 実際には、安値(R)26,313からの切り返しで安値(P)以降は、高
値と安値を共に切り上げる形で高値に進み前高値(M)27,572ドルを上
回り28,653ドル(8/28)と上伸した。

 よって、現在は6月安値(P)25,015ドル以降の基調と、安値(F)
18,591ドルを基点とする基調が継続し、今年2月の高値(A)29,5
51ドルをうかがう経過となっている。さらに、同高値更新は30,000ド
ルが視野に入ることになる。

 その場合、上値は以下の水準が挙げられる。

(1)28,898ドル=L+(I−F)
(2)29,289ドル=L+(K−F)
(3)29,340ドル=P+(M−L)
(4)29,547ドル=F+10,956ドル(安値16年2月〜高値18
   年1月)
(※)29,551ドル=高値(A):20/2/12
(5)30,129ドル=M+(M−P)

 一方、安値(P)以降の基調を維持するには反動安値幅が、1)692ドル
程度に収まることが重要となる。子の値幅を超えると、2)1,274ドル、
3)1,386ドルなどのほか、4)1,615ドルなどの拡大につながりや
すくなる。


★参照 備考(2) ナスダック(日足)

※チャートを用いた説明は、こちらにて掲載しております。
https://1376partners.com/content_page/11831


=凧の糸が切れたかのよう=

 今年3月安値(F)6,860ドル以降は、「高値と安値を共に切り上げる
形」で上昇の一途を辿っている。この基調(最大調整値幅:528ドル)にも、
何れ変化(乱れが生じる)が訪れることになるのだろう。

 天底のない相場はないのだから・・・

 よって、現在の基調だけは確り(注意深く)見守りたい。

 チャートの研究対象として、値幅を追うのもよし! 時間を追うのもよし!
でもいいのではないだろうか・・・


−−−−−−−−−−−−−


 新型コロナウィルスの感染症拡散事態が一日も早く終息し、平穏な生活を取
り戻せるよう心から願っております。
 感染拡大に自身の身を守る細心の注意を払いましょう!

 プラス熱中症対策も十分に気遣いしましょう!
 オタガイニ(*^−^)/\(^−^*)ガンバロー!


(あすなろ産業調査部 長森伸行)


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