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投資情報メールマガジン 2018/07/12号
イ意 の 近 道
−プロが導く「億」資産への近道− 週5回発行
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【ご挨拶】
将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析やコラムを参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!
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−本日の目次−
(本日の担当:街のコンサルタント)
◆コラム「保身」:街のコンサルタント
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◆コラム「保身」
まず西日本の豪雨被害。たかが雨と侮れない、集中するときには本当にすさ
まじい脅威となります。被害に逢われた皆様の早急な回復をお祈り申し上げま
す。
これからの日本では今までのような非効率で、つぎはぎ的な対処法(公共工
事の奪い合いなど)では無く、安全性を高めた、より計画的な住宅・都市整備
が必要と感じます。
が・・・、おらが村(地元後援会)への予算誘導や自治体内での(既得権に
よる)予算配分の硬直化が、自治体行政の自由度を奪うことで効率化が阻害さ
れています。
民間でも経営トップが新事業や効率性を追求できず、リスクも取れず、工夫
も無いままに旧態依然の組織態勢を維持してしまうようでは企業の成長はあり
ません。
何故変化できないのか?
万が一にも経営に悪影響が出るようなことをして責任を追及されたら困る。
加えて企業内でも既得権の障害があります。つまり保身のため。
無難な程度の設備投資や株主還元に留まり、変化の見られない経営を続けて
いるようでは非常時には一層厳しい状況に追い込まれます。
先週も書きましたが、月末の集中する時期に総会を開催し、20分〜30分
で事業概況を読み上げ、決議を取ろうとするだけの総会(経営)では投資価値
はありません。
さて、米中の貿易摩擦を材料に売り込まれていた株式市場ですが、先週末か
ら急速に回復しています。と言いますか、買い戻されています。
識者からは様々なコメントが出されていますが、考えてみると世界的な景気
後退にでもならない限り、この貿易摩擦は日本企業にはメリットとなる側面が
多々あります。機械設備や半導体製造装置などについては好機と感じます。
何だかんだと株式市場の活況はまだ続くと考えています。
不安材料が出る度にファンドが乱高下を演出しますので落ち着きませんが、
暫くは先週までのように機械的に売られた場面は仕込み時ではないかと思いま
す。
余談ですが、読者の方から「ゴールドマン・サックス(GS)社債(元本確
保型)」についてコメントを頂戴しました。
億近読者の皆様には釈迦に説法かもしれませんが、詳しくない方もいらっし
ゃるでしょうから、この機会に記述します。
この商品は文字通り「元本保証」では無く「元本確保型」と言われる商品で
す。商品説明のリスク部分をご覧いただくと分かりますが、平たく言えば、途
中に色々あってもGS社が償還時の元本を保証します・・・と言う意味です。
つまりGS社の信用力(安全性)に依存する債券であり、簡単に言えば、G
S社が当該社債を発行して、その金利部分などを使いファンド形式で様々な運
用をして収益化を目指します。但し途中解約などの際には元本割れもあるし、
償還時までにGS社の信用が失われれば(倒産など)元本はどうなるか分かり
ません・・・と言う債券です。
金融商品として正式には元本保証と書けないため「償還時に元本確保を目指
します」と言う記述になります。
厳密に言いますと、日本国内において元本保証商品は日本国債、またはペイ
オフが適用される(1,000万円までの政府保証がある)銀行預金しかあり
ません。
監督官庁から見ると、幾ら安全性が高くとも東京都債だって三井住友銀行債
だって元本保証ではありませんから。
確かにGS社の信用力は高いため償還時には元本以上で返ってくる可能性が
高いと思われますが、パフォーマンスには余り期待せず、あくまでも「償還時
の元本だけ」はGS社が保証してくれるんだ、と言う風に認識すれば良いので
は無いかと。
この手の商品のメリットは、GS社を信用して10年後の元本の安全性を確
保しつつ運用してもらう事であり、デメリットは10年間資金が固定化してし
まう事、加えて運用が上手くいかなければ10年後に元本が返ってくるだけ…
と言う商品です。
もちろん運用が上手くいっていれば、途中解約でも(信託財産留保額を引か
れて)元本以上の額を手にすることは出来ますが、GS社やアセットマネジメ
ントOne、大和証券など、名立たる金融機関の手間賃が引かれた後ですから、
まあ、個人的には余り興味がありません(^^;)
余り書き続けると営業妨害になりそうですので、ここらで(^^)
(街のコンサルタント)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。また、当該情報は執筆時点での取材及び
調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)
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関税合戦になるという不安が世界中の投資家マインドを委縮させ、7月5日に
は日本株は大きく下落しました。しかし相場はこのダメ押しの下落で、陰の極
で底打ちし、当面はリバウンド相場になると期待しています。まだ私も含めて、
多くの投資家は懐疑の中にいますが、ここから株価の上昇が継続していく可能
性が十分考えられます。」と題し、直近の下落を、有力銘柄を挙げながら検証
し、今後の相場展望に加えて、投資行動の考え方を、自身が現在取っている取
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さらに、カーボン関連銘柄の追加情報と、自身が行っている投資行動を参考
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