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投資情報メールマガジン 2017/09/20
イ意 の 近 道
−プロが導く「億」資産への近道− 週5回発行
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【ご挨拶】
将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析やコラムを参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!
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−本日の目次−
(本日の担当:式町みどり&梶原真由美)
◆コラム「為替市場動向〜恐るべしは心理?〜」:式町みどり
◆コラム「個人の市場価値を測れる時代の到来」:梶原真由美
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◆コラム「為替市場動向〜恐るべしは心理?〜」
暗雲たちこめて始まった9月。
何が起こるか恐れられた北朝鮮の建国記念日9.9に(幸いにも)ミサイル
は飛ばず、週開けて飛んだのはマーケット。
一つの心配が片付くと、次々に懸念事項は和らぎ(被害に合われた方々には
心苦しいですが)、米国の巨大ハリケーンは想定内で過ぎ去り、債務上限問題
は3か月延長となり、心配ごとをヘッジしたショート・ポジションは急速な手
仕舞いにより、「あらよあらよ」の間に一時107円台前半をつけたドル円相
場が111円台回復、一時200日移動平均線を割った日経平均も日本の衆院
解散選挙のネタも重なり19日には2万円台に。
※余談ですが、解散総選挙で、安倍政権の成長戦略の柱「働き方改革関連法案」
や話題多い「カジノ法案」審議先送りのようです。選挙=株高は定型反応で
しょうが、なんだかな〜と独り言が出てしまいます。
話を市場心理に戻します。いつもの事ではありますが、かくも簡単に変わり
身が速いのが心理かと思い知らされました。
15日早朝の北朝鮮ミサイル発射も、反応は限定的。
10月10日は朝鮮労働党建国記念日だそうで、気が抜けませんが、その時
の市場心理がどうあるかにより反応は違ってくるでしょう。
さて、為替市場は現在、リスクオン反応である「円安・ドル安」で動いてい
ます。地政学リスク慣れ状態かもしれません。
ただ、リスクが消えたというわけではありません。市場は特に反応しません
でしたが、国連でのトランプ米大統領演説はかなり強いトーンでした。
ショートを切って上値にジャンプしてきたマーケットですが、市場心理は常
に変わり身という危うさを秘めていることも頭の片隅に入れておく必要があり
ます。
そんな中、今週の注目材料は日米の金融政策決定会合です。
20日(日本時間21日未明)米FOMC、21日昼頃日銀の決定会合の結
果が発表されます。
今回のFOMCの注目は、量的緩和政策で買い取りFRBのバランスシート
にある資産の再投資停止(バランスシート縮小)に加えて、年内利上げがある
かどうかだと思います。
12月の利上げ確率は53%。9月FOMCでの利上げを想定する向きは殆
どありません。
今日のFOMCの結果に関しては、バランスシート縮小は市場には織り込み
済み、今後の金利操作へのヒントに注目が集まります。
今後のFRB金融政策変更のポイントになるのは物価動向とされています。
先週発表された米国の直近の物価指数は予想よりも高かったですが、利上げ
に直結するほどではありませんでした。物価上昇に逆流しているのは、自動車
と携帯料金です。特に携帯料金は、日本でもそうですが、下げ傾向に当分変わ
りはないように思います。
経済動向に関しては、大きなハリケーンの影響が注目されます。
ただ、過去の例からすると、災害要因の経済への影響はそれ程大きくはなか
ったと聞きます。
明けて21日に発表される日銀決定会合は変更無し予想が大半です。
バランスシート縮小が開始されるだろう米国と異次元緩和が長期化する日本
の差は、今後もドル円相場の下支え要因の一つとして働くものと考えます。
9月のイベント日程で注目されているのが9月24日のドイツの総選挙です。
メルケル首相率いるキリスト教民主同盟が現在4割近い支持率を得ているの
で、このまま何もなければ、現政権が勝利をおさめることが予想されます。
ドイツの現政権維持は、ユーロ相場にはプラスに働くものと思います。
地政学リスクへの関心が北朝鮮VS米国に集まる中で、中東ではクルド人の
イラクからの独立の賛否を問う住民投票が9月25日に予定されています。
これに関しては、イラク中央政府やトルコ、他にトルクメン人などが反対し、
ニュース報道によると抗議デモも起こっているとのこと。
クルド人が支配する地域には油田権益もからむことからゴタゴタも予想され
ます。更に、多民族間の闘争にも発展しかねないとの声もあります。
中東リスクも気にしておいた方が良いかもしれません。
最後に、9月に入ってからの対米ドル主要通貨のパフォーマンス比較です。
ベストパフォーマーは、英国ポンド。この背景には、英国の利上げ期待があ
ります。
8月の英国の消費者物価は2.9%と市場の予想を上回り、カーニー英中銀
総裁が数か月以内の利上げ示唆をしたこと(但し、この方はよく発言を変える
クセあり)から、長期金利上昇、為替でもポンド相場が上昇、BREXIT決
定直前の相場と後の安値の約半値戻し1.35水準まで戻してきました。
英国金利の上昇は、米欧の金利上昇にも影響しました。英国は、インフレ加
速の一方で成長率見通しは下方修正しています。物価上昇はBREXIT後の
ポンド安による輸入物価上昇に過ぎないとも思いますので、ポンド高には、や
や懐疑的ではあります。
英国関連では、22日にメイ首相がイタリアのフィレンツェでEU離脱につ
いて演説します。EU離脱後の英国とEUとの関係について、どのようにアピ
ールするのか注目されます。
最後までお読み頂きまして、ありがとうございます。
※9月20日東京時間15:00執筆
本号の情報は9月19日のニューヨーク市場終値ベースを参照しています。
なお、記載内容および筆者見解は参考情報として記しています。
式町 みどり拝
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。)
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◆コラム「個人の市場価値を測れる時代の到来」
マネーライフプランニングの梶原真由美です。
突然ですが、みなさんはSNSアカウントを持っていますか?
LINE、Facebook、Twitter、Instagram等が主
流ですね。
私も上記4つのアカウントは保有しています。
そして多くの方はSNSのアカウント1つくらいは持っているのではないか
と思います。
最近、こういったSNSアカウントを通じて「個人の市場価値」を可視化す
るサービスが登場しているのをご存知でしょうか?
■VALU(バリュー)が先行サービスとして有名に
VALU
https://valu.is/
2017年の5月31日にリリースされました。
名称の由来は「VAL(VALUE=価値) +U(YOU=あなた)」で、
個人が株式会社のようにVAとよばれる擬似株式を発行することができ、売り
に出されたVAは自由に売買することができます。
取引は全てビットコインを用いて行われます。
企業ではなく個人がVA(擬似株式)を発行し資金を集める事が出来るとい
う斬新なサービスで人気を集めましたが、直近ではYoutuberのヒカル
さんのVA価格操作疑惑で話題になりました。
円と交換可能なビットコインを使用するにも関わらず、
・個人の判断で上場を廃止したらVAは紙くずになる
・保有者がVAを大量発行することで価格を下げてしまう
・購入を促す発言などでインサイダー取引(のような行為)も可能
などのルール未整備を指摘されていますが、運営側も利用者保護を最優先に考
え、取引に関するルールづくりを進めている様子です。
■専門家の時間を切り売りするTimebank(タイムバンク)
Timebank
https://timebank.jp/
様々な専門家が「時間」を10秒単位でリアルタイムに売買できる時間取引
所です。
7月に自分の時間の発行(販売)を希望する「専門家」の事前募集を開始し
話題となっています。
2017年9月19日現在では、7名の各業界著名人が22.3/秒〜72.
3/秒で予約販売されています。
購入した「時間」はVALUと同じく自由に売却することも可能だそうです。
■「値決め」はどのようにされている?
VALUやTimebankの発行価格はどんな基準で決められているので
しょうか?
「Facebook、Twitter、Instagramのアカウントの
フォロワー数など」
によって決定されているようです。
またVALUは比較的「上場」が容易な印象ですが、Timebankは時
間を発行申請するには「偏差値57以上」という独自基準を設けており、なか
なか厳しい印象です。
ちなみに私、梶原は友達358人(笑)のFacebookで申請してみま
したが、偏差値31でお話になりません。
Facebookの友達2,000人の小屋でも偏差値54で惜しくも届か
ずでした。
小屋はVALUでは申請が通り上場しているので、Timebankの発行
基準が厳しいことがうかがえます。
■なぜSNSアカウントに市場価値があるのか?
フォロワーの多いSNSアカウントには市場に対して「発信力」や「影響力」
を持っているからです。
かつてそれはマスメディアの特権でしたが、インターネットの普及により、
個人の発信力・影響力が飛躍的に高まりました。
一方ではインターネットの普及により世の中には情報が溢れています。
溢れた情報の中から自分にとって正しく、有益な情報だけを掴む事が難しく
なっています。
その為に人々は影響力のある人の発信を灯台の灯火のように頼りにしている
のではないでしょうか。
モノやサービスを広めたい時に、その影響力は絶大な力を発揮します。
広告業界では「Twitterのフォロワー数×〇円」などといった計算が
おこなわれていると言われています。
アルファブロガーと呼ばれる人達は、自身のブログに広告を貼ることでアフ
ィリエイト収入が月に100万を超えるといった人も続出しています。
このように影響力をお金に変える手段は沢山存在します。
こういった影響力のある人をインフルエンサーと呼びますが、今まではイン
フルエンサー達の影響力を示す「指標」のようなものは存在しませんでした。
今回VALUやTimebankといったサービスの登場により、インフル
エンサー達の影響力が可視化されたということです。
いかがでしたでしょうか?
今後は例えば就職の面接などでSNSのフォロワー数で評価される時代が来
るのかもしれません。
フォロワー数の多寡で参加が制限されてしまう限定コミュニティーが流行す
るかもしれません。
「芸は身を助ける」ではないですが、目まぐるしく変化する時代の波に乗り
遅れないよう少しだけ意識を持ってSNSのフォロワー数を育んでおくのは賢
い方法なのかもしれません。
私も偏差値31をなんとかしなくてはいけません(笑)
次回は今回取り上げたTimebankを運営している株式会社メタップス
(6172)について、お話したいと思います。
(梶原)
プロフィール:梶原 真由美(かじはら まゆみ)
ファイナンシャルプランナー。株式会社マネーライフプランニング所属。
1976年千葉県生まれ。40歳で出産、12歳年下の夫と長女の3人家族。
26歳の時にスノーボード追突事故で両足骨折する。賠償金で大金を受け取
るも、当時お金に関する知識が皆無だった為、安易にFXなどに手を出し、
あっという間に使い果たす。
他の人には同じ失敗をしてほしくないとの想いで30歳の時にお金のアドバ
イザーであるFPへ転身。
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無かったほど好調な状況です。そこで今年の利益の3割を現金化して、そのか
なりの部分を証券会社の外に退避させました。もしこれから日本株の暴落が起
きた時に、割安になった企業の株を買うための資金を温存するためです。」と
題し、キャッシュ化した理由を含む現在筆者が取っている投資戦略と行動を具
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過去サンプル(コラム)
増益修正や増配発表企業の株価が下落するのはチャンス(2017/02/28)
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現代の錬金術である株式投資を使って、老後の生活を少しでも豊かにしようとするための心得(2012/11/06)
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編集者:億の近道発行プロジェクト
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