JUGEMテーマ:株・投資
株は値下がりのリスクがあるので素人はやってはいけない。
そう先生に教えられたのにまだ随分と頑張っておられる皆さんに蘇る株の崩壊記憶。
1年前に13000円やら18000円やら結構頑張っていたのに、
その後のリーマンショックやら何やらで100年に一度のものすごい崩壊の動きが記憶に残っているから
ついついせっかく買った株を売りたくなる。
もう2度とあの崩壊は起きないと信じていても
頭の片隅にはまた起きるのではとの不安感がよぎってしまうので
せっかく損を取り戻そうとして持ち続けてきた株式を手放す投資家も多い。
これからの景気回復の足取りがどうなるかの不安に加え、
日本の場合は政治の混乱もあり依然として混沌としている状況が見られます。
NYダウの高値更新がせめて
日経平均の10000円台乗せを実現させてくれる原動力になるのでは
と思われても市場の判断は至ってクール。
混沌とした株式市場の状況はいつになったら秩序を取り戻すのか、
それは唯一、あっと驚くような技術革新によって決まるに違いない。
それがいつやって来るのか待ち遠しいが
それまでに借金漬けとなった日本国が
太平洋という大海原に沈まないことを祈るばかり。
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「株式市場に投じたあのお金はどこに消えたんだ?
消えたお金は一体どこに行ってしまったんだ?」
「いや心配しないで下さい。あのお金はきっとどこかで誰かに大事に
使ってもらっていますよ。
そしてきっとあなたのところに戻ってきますからね・・・。」
と勇気づけてくれるアドバイザーが身近にいてくれた個人投資家は
3月のボトムを乗り越えてここまでの運用成果を楽しんでこられた筈。
でも多くの個人投資家は手数料の安いネット取引に身を委ね
一人もくもくとPCの画面に向かう日々。
昔は証券会社で損したら当たり散らすことのできた
心温かき良き証券マンがオンライン証券の普及でいなくなり
個人投資家は誰に文句をつけて良いのか、
はけ口がない。
選挙に投票して株が上がるなどと思ったのは
昔の自民党が敗北しないようにしようと盛り上がった時だけ。
労働者とお年寄りを味方にして逆転劇を演じようとたくらむ
民主党の勝利が確信的に語られる中で
株式投資に明日はないよと言い切る方はいないのが不思議ですが、
これも時代の変化と言うべきか・・。
株の崩壊は経済の崩壊に等しい。
儲かっている企業と儲からない企業。
格差社会は何も個人の世界だけではなく
企業社会にも押し寄せています。
労働者は企業経営に無関心ではいられない。
無能な経営者の下で働くなど
自分の手で自分の首をしめるのと同じじゃないか。
それじゃ頑張って自分で事業を起こすことにしようとしても
経営資源のない企業がやっていくのはむちゃくちゃ大変。
株でも売買している方が楽だと取り組むのであれば
混沌とした現状の株式市場は忍の一字。
耐え忍んで来るべき技術革新時代の到来を待つことにしよう。
それまでは勉強、勉強。研究、研究。
今なら情報はインターネットで取り放題。
創意工夫で混沌とした相場を乗り越えていこう。
株の崩壊はむしろチャンス。
混沌とした時代に前向きに考えた方こそ次のステージでの勝利者。
今年の東京はとっくの昔に梅雨明けしたけど
何となくじめじめとしていていつもの夏とはちょっと違っていますが
いよいよ暑さは本番を迎えようとしています。
暑い中ですが、投資家の皆さんもここは熱くならずに、
ガムでも噛みながらクールな目でミントいかん。
(花菖蒲)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。)
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