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投資情報メールマガジン 2024/03/18
イ意 の 近 道
−プロが導く「億」資産への近道− 週5回発行
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【ご挨拶】
将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析やコラムを参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!
7 ★当メルマガは等長フォントでの閲覧を前提にしております★
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−本日の目次−
(本日の担当:炎のファンドマネージャー)
◆コラム「株は半導体のみにあらず」
◆コラム「3Dプリンター住宅のLibWorkに注目」
◆コラム「3銘柄のIRプレゼンテーション」
◆コラム「今週のNTGAFAM」
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【お知らせ】約4年ぶりの山本潤氏の新刊とセミナー開催
億の近道の長年の執筆者であり、NPOイノベーターズ・フォーラムの理事
でもある山本潤氏が新刊を著しました。
氏の真髄である長期投資を前提とした珠玉の内容です。
ぜひご覧ください。
■統計学を使って永続的に成長する優良企業を探す
クオリティ・グロース投資入門
──「良い企業」に長期で投資するための勝利の方程式
山本潤 著 パンローリング刊 2,420円(税込)
パンローリング(版元)リンク ⇒
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■山本潤氏による本書理解のためのセミナー4月20日に開催!
山本潤氏「クオリティ・グロース投資入門」出版記念
=自分専用NISAつくりセミナー=
講師:山本潤氏(なかのアセットマネジメント株式会社 運用部長 チーフポ
ートフォリオマネジャー)
【このセミナーの目的】
統計学を使って永続的に成長する優良企業を探す「クオリティ・グロース投
資入門」(パンローリング 2024年3月出版)を筆者がかみ砕いて解説し
ます。
セミナーの目的は、自分専用のNISA(クオリティ・グロース銘柄で構成
されるポートフォリオ)をつくること。そして、長期に渡り保有できる企業群
をしっかりと選ぶ手法について学びます。
高い確度で長期にわたって業績が成長する企業をクオリティ・グロース銘柄
と呼びます。
長期投資家にだけ利用できる投資技術というものがあります。短期投資家に
は真似ができない長期投資家ならではの技術や投資手法について共に学んでい
きましょう。
【このセミナーの内容】
セミナーは3部に分かれます。
第1部「クオリティ・グロース企業とは何か」
潜在的な社会の切実な需要を新商品として顕在化することのできる優良企業
について解説します。
また、独占企業や寡占企業の財務的特徴について解説します。
クオリティ・グロース企業はなぜ収益率を改善することができるかについて、
論理的に解説します。
第2部「実践 統計学を使った銘柄選びと長期業績の想定」
将来の増収が確度高く見込まれる企業の探し方について実践していきます。
セミナー参加者は、統計学の基礎である母平均推定と母標準偏差推定を株式
投資の道具として使えるようになります。
エクセルの操作については、講師が実演しながら、参加者をサポートしてい
きます。
また、どなたでもできる業績の想定方法について解説します。
第3部「自分だけのNISAをつくる」
セミナー参加者が自身でモデルNISAポートフォリオを作るお手伝いをい
たします。
具体的なクオリティ・グロース銘柄候補について解説していきます。
最後に質疑応答の時間を十分に取ります。
【日時】
4月20日(土)13:00〜16:30
【場所】
リアル:東京都渋谷区(お申込み後にご連絡いたします)
オンライン:ツイキャスを使用します
【参加費】
リアルセミナー 7,000円(税込)
オンラインセミナー 4,840円(税込)+ツイキャス手数料160円(税込)
■詳細はこちら ⇒
http://okuchika.net/?eid=11571
主催:NPO法人イノベーターズ・フォーラム(億の近道)
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◆コラム「株は半導体のみにあらず」
生成AI社会の到来でそのために必要となるデータセンター向けの先端半導
体に関心が高まり、このところの株高は成長期待の高い半導体銘柄を中核に繰
り広げられてきましたが、先週あたりから、やや警戒感が浮上し、4万円台乗
せで先高感高まる中で日経平均は一服商状。この先の5月ぐらいまでは指数の
調整相場を予測する声も出てきました。
「株は半導体のみにあらず。」との市場の中で囁かれている内なる声に呼応
しての調整であるとすれば、これはむしろ投資家にとっては健全な対応と言え
そうです。
日経平均も主力半導体銘柄も未知の世界に突入しかかったが、その前にしっ
かりと足場固め。何しろ東京エレクトロンの225銘柄に占める比率が10月
からのキャップの上限10%の水準となり警戒感が高まってきた矢先だけにこ
の調整は自然の流れ。ファーストリテイリングが既に11%の水準に達し、2
25銘柄へのインパクトのある2銘柄に頼ってきた指数の上げが一服して新た
なリード役を模索し始めたとも言えそうです。
こうした相場展開の中で今後は業績が底堅い個別銘柄にシフトしていくとの
見通しが浮上。半導体&生成AIの一極集中からそれらも含めた好業績中小型
銘柄に関心が移っていく状況が先週木曜日あたりから見られ始めました。
本日は会社四季報春号の発売日でもあり、ここからしばらくは3月配当取り、
来期に向けた好業績銘柄、出遅れてきた低PBRバリュー銘柄が様々に活躍を
見せる時期となると予想していますが果たしてどうなりますか。
【参考:PBR1倍以下の主な225採用銘柄】(株価は3月14日現在)
銘柄/時価(円)/PER(倍)/PBR(倍)
1.東レ(3402)/714.8/19.8/0.68
2.日産自動車(7201)/563.6/5.4/0.38
3.住友電工(5802)/2243.5/14.6/0.87
4.日本碍子(5333)/1943/14.5/0.88
5.NXHD(9147)/7571/12.1/0.83
6.王子HD(3861)/602.1/10.4/0.58
7.ホンダ(7267)/1752/8.6/0.69
8.INPEX(1605)/2112/8.1/0.64
9.JFE(5411)/2449.5/8.2/0.65
10.パナソニック(6752)/1380.5/6.9/0.75
11.日本製鉄(5401)/3586/6.7/0.72
12.三菱自動車(7211)/460/4.7/0.76
(炎)
●有料メルマガ「炎の投資情報」
億の近道月曜日担当の人気執筆者、炎のファンドマネージャー(松尾範久氏)
が、中小型株情報を中心に、時事の投資テーマやIPO情報、取材やアナリ
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執筆者:炎のファンドマネージャー(松尾範久氏)
最新号(3/18)配信内容は、
■相場の視点
■昨年10月末にリリースしたポートフォリオのチェック
■特別報告:株は半導体のみにあらず
■特別報告:熊本に拠点!3Dプリンター住宅で注目浴びるLibWork
(1431)
■先週の米国NTGAFAM
■消費関連IPO銘柄トライアルHD(141A)の投資視点
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(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者
の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)
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◆コラム「3Dプリンター住宅のLibWorkに注目」
決して現状の指標面では割安とは言えないのですが、九州・熊本に本拠を置
くLibWork(リブワーク・1431)に久々に注目。先週開催された1
Q決算説明会で瀬口社長の説明に耳を傾けた筆者が受けた印象はポジティブな
ものでした。
それは
1.熊本という地域が台湾の半導体メーカーTSMCの工場進出(地元菊陽町
の第1工場の開所に続き第2工場も建設)とそれに繋がるソニーグループやデ
ンソー、東京エレクトロン九州なども半導体関連工場を周囲に新設しているた
めその建設関係者やTSMC駐在員、関連企業従業員による居住需要が急増し
ている他のエリアにはないホットな状況が見られること。同社には賃貸戸建て
やアパートの引き合いと受注が拡大している。地元の有力住宅メーカーとして
優位な立ち位置にある。
2.3Dプリンターハウス「Lib Earth House」のモデル住宅
が1月に完成。同社ではデータがあれば72時間程度(約3日間)で建設でき
るとしており、環境を意識した国内初の土(木材とのハイブリッドで形式上は
木造軸組工法)を主原料にした3Dプリンターモデルハウスで2月26日にフ
ジテレビの「めざましテレビ」で5分ほど取り上げられ、その結果、株価が急
騰するなど関心が高まっている。3Dプリンター住宅は従来の家のイメージを
大きく変える可能性を秘めており、同社の中長期成長を支える商材でビジネス
モデルとしてはテスラをイメージ。プリンター自体はイタリア製で1台250
0万円から3000万円。これを工務店向けに外販することも含め来年からの
本格販売を予定している。
これらの好材料がある一方で現在同社は事業拡大を前に成長資金の調達を企
図。公募増資や第三者割当増資、自己株売り出しなどのファイナンス中(11
億円の資金調達予定)で株価は760円前後で推移。
既に値決めは発行株価753円で完了。払い込みは3月27日に完了。それ
までは動きづらいがその後の株価変動が注目される。
同社株はPER40倍の水準で単純な住宅メーカーとしては割高な印象があ
るが、今6月期の業績が中間期までの進捗から上方修正含みであることや、2
026年6月期の売上目標285億円(今期170億円)と急拡大見込みであ
り、営業利益も今期予想5.9億円(2Q3.6億円で進捗率は61%)がフ
ァイナンス費用はあるが、上方修正含みであること。2026年6月期の予想
営業利益30億円も努力目標から現実味が出てきたため、高い評価に妥当性が
出てきたとも言える。
この目標の達成が確実かどうかはまだ不透明ながら今回のプレゼンでは一歩
近づいたと感じられた。
(炎)
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【3月23日(土)ハイブリッド個人投資家勉強会開催!(無料)】
アイルさんの個人投資家勉強会
[網屋(4258)&プログリット(9560)&タナベコンサルティング
G(9644)]
億の近道も応援する、個人投資家アイルさん主催のハイブリッド勉強会です。
今回は網屋(4258)とプログリット(9560)とタナベコンサルティ
ングG(9644)の3社が登壇。
網屋(4258)は初登壇です。
たっぷりの質疑応答時間は勉強会の特徴です。
上場企業トップが登壇して質疑応答できるのはなかなかレアなイベントです。
ご自身が質問しなくても参加者の質問を聞いているだけで参考になります。
ぜひご参加下さい。
■日時:3月23日(土)12:00〜
■場所:東京都内+オンライン
■参加費用:無料
■内容
11時45分〜12時00分 雑談※
12時00分〜17時00分
各社90分(登壇順は調整中)
※この内容はアーカイブ配信なし
終了後、近隣の店舗で懇親会を予定しています(実費)
■詳細、お申込みはこちら
⇒
https://tokyo-study-20240323.peatix.com/
この勉強会は個人投資家アイル、株式会社リンクスリサーチ、メルマガ億の近
道の3者共同主催で開催しています。
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◆コラム「3銘柄のIRプレゼンテーション」
IR会社であるフィナンテック主催のオンラインセミナーが先週末開かれま
した。登壇された企業はソルクシーズ(4284)、サンマルク(3395)、
富士ダイス(6167)の3社ですが、皆さんももしかしたら参加されたのか
も知れません。
ここに来て知名度の無さを企業はカバーしようと懸命です。特に東証の指導
に従い各企業、とりわけ低PBR企業のIR活動が活発化してきたという印象
です。
その3社の最初に登場したソルクシーズ(4284)の秋山社長は社長に就
任して1年経過しようとしていますが、冒頭に普通のSI(システムインテグ
レーション)会社ではないとの話から入り、グループの11社を含めた成長指
向の企業である点を様々なDX支援活動内容を示しながら説明。
同社は5つの注力分野であるクラウド、Fintech、CASE、IoT、
AIに沿った事業に注力。本体での金融システム(クレジット、証券・銀行)
の事業拡大のほか、特に印象に残ったのはSaaS型クラウドサービスを展開
するFleekdrive社のビジネス展開と上場子会社のエクスモーション
(4394)が展開する2回目のコンサルを不要とする生成AI(Cobra
in)活用事業の話、更には組み込み系制御に特化したE.I.SOL、自動
車教習所のDX化に貢献するノイマンといった成長の芽をもった企業があって
グループ全体においても人材投資、M&A投資で成長を図る意欲を示していま
した。
知名度がない点が直近の株式市場の潮流に乗れていないのと今期の業績を先
行投資の実施という前提で減益を見込んでいる点に市場の評価がネガティブに
表れている点、これも秋山社長から語られていたが、さらっと小声に言い放っ
た何らかの準備があって(たぶんM&Aなどが予定されているのでは?)現状
の計画にはそれを盛り込んでいないため、もう少し上振れする、との一言が気
になったところです。
株価は330円台と売られているが、同社の場合は優待制度を採用せず、配
当金のみ年間12円を予定し配当利回りは3.5%台。外国人投資家には受け
入れやすい施策と言える。
Q&Aでは現在取り組んでいるeスポーツの話も飛び出し、多少時間はかか
っているが、将来的にはオリンピックの種目にも採用される方向にあり、地方
創生とのパッケージ化を図り徐々にマネタライズしていく計画とのこと。
全体的な事業は中長期的に右肩上がりの展開が継続するため、低迷状態の株
価には注目しておきたい。
この後に登場したのがサンマルクHD(3395)で登場したのは驚くほど
若手の藤川社長。はつらつとした説明が好印象。かつて同社を創業したであっ
た片山社長はカリスマ経営者として注目を浴びたが、残念ながら他界し、経営
はその番頭さん的存在であった綱嶋さんにバトンタッチされたが、その後はこ
の若い藤川社長に委ねられました。
そのあたりの話までは今回は表に出ませんでしたが、まじめに現状のサンマ
ルクについてお話していた社長の誠実さが感じられたプレゼンでした。コロナ
禍で飲食業界は悪影響を受け、苦難の道を歩みましたが、このところはインバ
ウンド需要もあり、ほぼコロナ前の状態に戻ってきたとの状況下で各店舗は、
一旦不採算店の閉店を推進してピーク時930店舗まで増加した店舗数の現状
は768店舗。3月末には740店舗まで縮小予定。
その中で業績自体は改善され今期は年間売上630億円、営業利益20億円
を見込んでいますが、来期からは再び店舗数は増加する見通しで、来期以降の
増益トレンドを見込んでいます。
同社の事業モデルの特徴は通常の飲食店とは異なり成熟化された他社の参入
のない市場で店舗展開をすることです。このあたりはベーカリーサンマルクレ
ストランを創業した片山氏のDNAが生かされています。
また、同社は配当性向35%から3%台のDOEを基本的スタンスとして株
主優待制度も充実し投資家の負託に応える意向です。
2016年3月期の営業利益7745百万円でピークを打った同社がこの若
い社長の下で成長の流れを復活できるかを見守っていきたいと思います。
3社目は超硬工具メーカーの富士ダイス(6167)。5000億円の工具
市場のうち10%を占める耐摩耗工具(切削工具に比べ競合が少ない)でシェ
ア30%を占める同社については残念ながら知識がなく初めて説明をお聞きし
ました。
業績が安定していてきっと株価も1000円以上はしているものと思ってい
ましたが残念ながら知名度の無さなのか現在の株価は668円。創業75周年
のモノづくり企業には不可欠な企業ですし、2015年6月のIPO後の業績
は安定して推移はしますが、ピークとなった18.3期の営業利益14.65
億円からコロナ禍で21.3期は9600万円にダウンしました。その後は2
2.3期11.13億円、23.3期11.5億円と回復。しかしながらまた
今24.3期は8.3億円(期初計画は14.9億円、最高利益を予想)にダ
ウンしてしまいましたので、株価は低迷した状態となっています。
こうした状態で説明会が行われた訳ですから開催後の株価が気になるところ
ですが、現在の株価はPBRが0.65倍、配当利回りが3.29%。今期業
績の下方修正でPERは20倍の水準となり、この面ではそれなりの評価がな
されていますが、問題は来期の業績見通しです。
春田常務は中国のEV市場への期待を語っていましたが、このあたりがリス
クになるところです。東莞に営業拠点を置いて拡大しようとしていますが、そ
のあたりが若干気になったところです。
以上3銘柄はサンマルクを除くとやや知名度がなく、株価の位置も低水準で
評価不足の印象がありますが皆さんは、どの企業に関心を寄せられましたでし
ょうか。編集部にお便りをお待ち申し上げます。 ⇒ magazine@iforum.jp
(炎)
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●「バリュー&グロース銘柄発掘情報」
中長期投資を前提に、注目銘柄を毎週配信。比較的大型株を中心に、バリュー
またはグロースの切り口で分析。高値銘柄多数発掘。
執筆者:水島観月
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●グロース銘柄発掘隊
2019年3月〜2021年2月まで有料配信されていた珠玉の企業深堀り
レポート。全99銘柄。
執筆者:グロース銘柄発掘隊客員アナリスト
監修:山本潤氏
各2,000円(税込)
無料閲覧可能レポートあり
バックナンバーはこちら⇒
https://note.com/okuchika/m/m647eb0613650
●石川臨太郎の生涯パートナー銘柄の研究
2008年12月から10年間毎週配信されていた有料メルマガです。
登場企業は全270銘柄にも及びます。順次追加中!
各号1銘柄深堀りレポートとコラムの構成です。
執筆者:石川臨太郎
各290円(税込)
コラム部分は億の近道で無料配信中!
バックナンバーはこちら⇒
https://note.com/okuchika/m/meed4d63888a2
●村田雅志の「石川臨太郎"生涯パートナー銘柄の研究"の研究」
2019年3月より全12回、投資家石川臨太郎の研究。銘柄選択方法から
有料メルマガの活用法まで多面的に分析。
執筆者:村田雅志氏
各400円(税込)
★全12回まとめて購読はおトク!2,980円
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https://bit.ly/rinmagazineall
詳細はこちら ⇒
http://okuchika.net/?eid=8742
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◆コラム「今週のNTGAFAM」
日経平均は34年ぶりに高値更新し、一時4万円台に乗せて小一服状態とな
っています。
34年ぶりの高値更新とは言ってもそこには様々な秘密が隠されていて、見
かけほど株価の上昇が一般投資家にとって恩恵がもたらされているのかは疑問
です。
指数に連動する主力銘柄が中心の相場展開で、とりわけ生成AIの登場で必
要となるデータセンター向けの先端半導体に絡む企業の株価が独り勝ちの状態
となっての高値更新。ただ、さすがに4万円台乗せ後は一極集中から投資対象
が横に広がってきたとの印象です。
多くの投資家が始めた新NISAの資金が米国に流れている点もあり、今回
の相場のリード役となったNVIDIAをはじめとしたテスラやグーグル、ア
ップル、フェイスブック、アマゾン、マイクロソフト、いわゆるGAFAMの
株価にも絶えず注目が怠れなくなってきました。
これらをNTGAFAMとしてフォローしておくことで、それらに影響され
る日本株にも参考にして頂きたいと思います。
これら7社の時価総額は1800兆円を超えており、日本全体の時価総額の
2倍近い水準になっています。
N:NVIDIA
先週末終値878.37ドル(22.10安値108.1ドル)
計算問題を解決するためにコンピューティングを高速化するフルスタックコ
ンピューティングインフラストラクチャー会社(ヤフーより)。グラフィック
スプロセッシングユニット(GPU)の最先端企業。
3月8日高値974ドルから3月11日安値841.7ドルまで13.6%
調整。過去1年半かけてボトムから8.1倍の上昇を見せた後のミニ調整局面。
時価総額は320兆円を超え、現在の世界の株式市場最大の注目銘柄となっ
ているが、今後の行方が絶えず気になる存在となる。
PER73倍、PBR50倍。
T:Tesla
先週末終値163.57ドル(21.11高値414.5ドル⇒23.1安
値101.8ドル⇒23.7高値299.3ドル⇒24.3安値160.51
ドル)
イーロンマスク氏率いるEVメーカー。2003年の設立から20年を経過
し現在従業員14万人を抱える大企業に成長。
21年高値414.5ドルから23年安値101.8ドルまで2年で4分の
1まで調整し、その後半年で約3倍になるなど株価は乱高下。現在の時価総額
は77兆円余りでトヨタを依然として上回っている。
今期予想PER35倍、PBR8.3倍。
G:Google=Alphabet(議決権なし)
先週末終値142.17ドル(22.11安値83.4ドル⇒24.1高値
155.2ドル⇒3月5日安値131.55ドル)
米国大手のインターネット関連会社。アンドロイド携帯なども展開。
22年11月安値83.4ドルから1月高値155.2ドルまで86%上昇
して3月5日安値まで15%調整。時価総額120兆円。
ChatGPTなど生成AIの登場で検索サイト最大手の同社の対応へ関心
向かう。
予想PER24.5倍、PBR6.2倍。無配。
A:Apple
先週末終値172.62ドル(22.12安値124.2ドル⇒23.12
高値199.6ドル⇒3月7日安値168.5ドル)
スマホ、PCメーカー。
長期上昇トレンドの中で株価推移。12月高値から7日安値まで15.6%
調整し出直りの機会を伺う。
従業員数16.1万人、時価総額397兆円、PER28倍、PBR43倍。
F:Facebook=Meta Platforms
先週末終値484.10ドル(21.9高値384.3ドル⇒22.11安
値88.1ドル⇒3月8日高値523.6ドル)
社名をFacebookからメタプラットフォームに変更しVR、MRなど
メタバース企業に変貌するとの意欲を示す。
株価は21年9月高値384.3ドルから22年11月安値88.1ドルま
で77%下落したが、その後は本年3月8日の高値523.6ドルまで5.9
倍まで跳ね上がった。
従業員数6.7万人、時価総額159兆円、PER31倍、PBR8倍。
A:Amazon
先週末終値174.42ドル(21.11高値188.1ドル⇒23.1安
値81.4ドル⇒3.4高値180.1ドル)
オンラインで小売り展開する世界最大のEコマース会社。
2007年1.8ドルだった株価は21年11月高値188ドルまで100
倍になったが、その後は安値81.4ドルまで57%調整。このところの株価
は急ピッチで戻り、高値更新まで8ドルの水準になってきた。
従業員数152.5万人、時価総額270兆円、PER59倍、PBR9倍
M:Microsoft
先週末終値416.42ドル(21.11高値349.7ドル⇒22.11
安値213.4ドル⇒3.14高値427.8ドル)
従業員数22.1万人の世界最大のソフトウェア会社。生成AIの本命企業
として株価上昇。
21年高値から22年安値まで39%の調整を経て3月14日高値427.
8ドルまで2倍化。時価総額461兆円でアップル株を上回る。
PER43倍、PBR15倍。
(炎)
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編集者:億の近道発行プロジェクト
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